JP3917973B2 - 作業車両のライト - Google Patents
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また、夜間走行時において、機体旋回する方向にも前照灯により照射して安全走行ができるように、前照灯の照射方向が車両の転向方向に一致するように連動させるような構造を備えるものもある(例えば、特許文献1乃至3参照)。
また、機体の前部に直進用のライトと側方を照射する補助ライトを設けた技術も公知となっている(例えば特許文献4)。
また、安全フレーム仕様の機体のように作業灯を具備しない機体では走行中等前方を照射するのは機体に一体的に固定された前照灯のみであり、キャビン仕様の機体で該キャビンに作業灯が配設されている場合においても、該作業灯はキャビン上方から機体前方を照射するだけであるので、機体を旋回する場合、作業地と未作業地を見分けることが難しく、作業者の視野角度が限定され安全面や作業面での不具合が発生するおそれがあった。
また、上述のような車輪の操向操作に合わせてリンク等を介して前照灯を回動する技術の場合、方向転換しようとする方向の機体の前方は照射されるという利点はあるが、機体前方は照射されなくなり、作業者の視野角度を完全には確保できる状態ではなかった。
また、機体が旋回しようとする方向の補助ライトを点灯する技術は高速走行する場合には必要であるが、作業車両等路上走行において低速で走行するような車両ではあまり必要ではなく、作業時のみ必要することもある。また、農用トラクタによる耕耘作業等では、未耕地と既耕地との境界を見ながら作業する場合があり、この場合直進走行でも側方を照射したい場合がある。また、畝と畝の間を走行する場合には、両側方を照射しながら作業したい場合もある。
図1は本発明に係る作業車両の一構成例であるトラクタの全体側面図、図2はライト部の平面断面図、図3は前輪支持部の前面一部断面図、図4は第一構成例の制御回路図、図5は本発明に係るライトを具備したトラクタの前部斜視図、図6は第二構成例の制御回路図、図7は第三構成例の制御回路図、図8は第四構成例の制御回路図である。
トラクタ1は、車体の前端部に車体フレーム21を設け、該車体フレーム21の前下部にフロントアクスルケース10(図3に図示)を介して前輪3・3が支承され、該車体フレーム21後端に固設されたミッションケース9にリアアクスルケースを介して後輪4・4が支承されている。該車体フレーム21の前部には、エンジン5が載置され、該エンジン5の前方にはラジエータ6及びバッテリ7が配置されている。そして、エンジンルーム内に配置されるエンジン5やラジエータ6やバッテリ7等はボンネット16で被装され、該ボンネット16前部にはライト20が配置されている。
図1、図2、図5に示すように、ライト20は、前記ボンネット16前端のフロントグリル17上部の左右に配置され、該ライト20はフロントグリル17上部のボンネット16内に間に形成される空間に配置される。該ライト20の前外側に配置するレンズ25は透明な合成樹脂またはガラスを平面視略U字状に構成し、該レンズ25の内側の正面側には、左右一対の前照灯用反射板22L・22Rを配置し、レンズ25内側の側面側には作業灯用反射板50L・50Rが固定されている。該前照灯用反射板22L・22Rは略半球状に構成して、それぞれ略中央底部に前照灯用電球23L・23Rを配置して前方を照らすようにして前照灯18を形成し、前記作業灯用反射板50L・50Rの略中央に作業灯用電球24L・24Rを配置して側方を照らすようにして作業灯19L・19Rを形成している。つまり、正面に前記前照灯18を配置してその左右両側に作業灯19L・19Rを配置し、これらを左右一体型のレンズ25で覆う構成となっている。すなわち、図5に示すように、前記ボンネット16前方の中央部上方に前照灯18、該前照灯18の左右両側に作業灯19L・19Rが一体的に4灯配置される状態となる。
第一構成例の点灯回路は図4に示すように、バッテリ7に前照灯用スイッチ32が接続され、該前照灯用スイッチ32に作業スイッチ33と前照灯18が並列に接続され、前照灯用スイッチ32がONされると前照灯18が点灯され、更に、作業スイッチ33がONされると作業灯19L・19Rが点灯可能としている。該作業スイッチ33には検知手段となる左右のリミットスイッチ35L・35Rを介してそれぞれ作業灯19L・19Rが並列接続されている。こうして、作業灯19L・19Rは前照灯用スイッチ32と作業スイッチ33がONされ、かつ、リミットスイッチ35L・35RがONしたときのみ点灯するようにしている。
この構成例の場合、操向ハンドル13を設定角度以上回動すると、左右両側の作業灯19L・19Rを点灯するようにしている。つまり、前記カム37は伝動ケース28の左右一側に設け、或いは、操向ハンドル13を支持するハンドル軸に固設し、該カム37は円板の外周の一部を略半月状に切除し、該カムに対向してリミットスイッチ35を配置する。そして、該リミットスイッチ35は前記作業スイッチ33に直列接続して、更に作業灯19L・19Rと並列接続するのである。
この構成例の場合、前記第一構成例の構成と第二構成例の構成と手動操作を選択できるようにしたものであり、前記前照灯用スイッチ32に選択スイッチ39aが接続され、該選択スイッチ39aの選択される側の第一の端子には、前記リミットスイッチ35の代わりにセンサー52の接点52L・52Rを介してそれぞれ作業灯19L・19Rと接続される。該センサー52はポテンショメータ等で構成して、設定角度以上回動するとONするようにしている。こうして、操向ハンドル13を回動して、設定角度以上前輪3が回動されると、旋回側の作業灯19Lまたは19Rが点灯するようにしている。
この場合、夜間作業時に片側の作業灯を常時点灯させるようにするためのものであり、第一構成例の作業スイッチ33にリミットスイッチ35L・35Rとラッチングリレー(キープリレー)54を接続する。リミットスイッチ35L・35Rは前記の如くカム37によりONする構成とすることもできるが、左右のブレーキペダル53Lまたは53Rを踏むことによりONする構成例で説明する。なお、リミットスイッチの代わりにセンサーを用いることもできる。そして、リミットスイッチ35L・35Rとラッチングリレー54の接点54aが並列接続され、該接点54aの他側の二つの端子に作業灯19L・19Rがそれぞれ接続されている。
13 操向ハンドル
18 前照灯
19L・19R 作業灯
20 ライト
32 前照灯用スイッチ
33 作業スイッチ
35L・35R リミットスイッチ
43 副変速レバー
44 PTO変速レバー
52 センサー
Claims (1)
- 機体前部に前方を照らす前照灯(18)と、前輪(3・3)の近傍を照らす左右の作業灯(19L・19R)を設けた作業車両のライトにおいて、前記左右の作業灯(19L・19R)は、作業時以外においては点灯不能に構成し、更に夜間作業時に片側の作業灯を常時点灯させるべく、作業時にONする作業スイッチ(33)と、リミットスイッチ(35L・35R)と、ラッチングリレー(54)を配置し、該リミットスイッチ(35L・35R)とラッチングリレー(54)の接点(54a)を並列接続し、該ラッチングリレー(54)の接点(54a)の他側の二つの端子には、前記作業灯(19L・19R)をそれぞれ接続し、該リミットスイッチ(35L・35R)を、左右のブレーキペダル(53L・53R)を踏むことによりONすべく構成し、作業時においては、作業スイッチ(33)をONして、旋回するために左右一側のブレーキペダル(53)を踏むことにより、一方のリミットスイッチ(35)がONしてラッチングリレー(54)が作動し、一方の作業灯(19)を点灯し、該一方側の作業灯(19)を点灯したまま旋回し、該一方側の作業灯(19)を点灯したまま直進作業を行うべく構成したことを特徴とする作業車両のライト。
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