JP2009061868A - 作業車両 - Google Patents

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Akishi Kuroda
晃史 黒田
Toshiyuki Miwa
敏之 三輪
Hiroyuki Kitagawa
浩之 北川
Katsunori Kato
勝則 加藤
Akihiro Niikuma
章浩 新熊
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Abstract

【課題】夜間の作業時における操作パネルの視認性を良好にして作業性の向上を図る。
【解決手段】車両前方を照射する前照灯18と、該前照灯18を点灯または消灯させる前照灯用スイッチ31とを備える作業車両1において、走行状態や作業状態や警報などの情報を表示する操作パネル51と、該操作パネル51の表示状態を制御する制御回路52とを設けて、該制御回路52を前記前照灯用スイッチ31に接続し、該前照灯用スイッチ31がONして、前記前照灯18が点灯された場合、昼間での表示輝度よりも低い表示輝度で、前記操作パネル51を表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両前方を照射する前照灯や、車両の各種情報を点灯して表示する操作パネルを備えるトラクタ等の作業車両に関する。
従来、トラクタ等の作業車両は、車両前部に前照灯や作業灯などの照明部材を具備して、該前照灯により前方を照らし、作業灯により前側方を照らして、夜間においても作業を行えるように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。このような作業車両では、運転操作部に操作パネルが設けられ、該操作パネルに車両の各種情報が昼間だけでなく夜間も点灯して表示されるようになっていた。
特開2004−136865号公報
しかし、操作パネルの表示輝度が、表示が見にくい昼間にあわせて高い輝度に設定されているため、表示が見やすい夜間においては、表示が眩しく、そのままでは視認性が悪く、作業性が低下する傾向があった。さらに、夜間に前照灯を点灯させた後、操作パネルの表示輝度を低下させるためには、減光操作を行う必要があった。
また、作業車両は変速装置に備えられた副変速機構が低速側に変速された場合には、作業時として前照灯とともに作業灯を点灯させ、副変速機構が高速側に変速された場合には、非作業(路上走行)時として、作業灯を消灯させるように構成されていた。そのため、副変速機構を高速側に変速して作業を行う場合、例えばロールベーラやローダを用いた作業を行う場合には、作業灯を点灯させることができず、作業性が低下していた。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、車両前方を照射する前照灯と、該前照灯を点灯または消灯させる前照灯用スイッチとを備える作業車両において、走行状態や作業状態や警報などの情報を表示する操作パネルと、該操作パネルの表示状態を制御する表示制御部とを設けて、該表示制御部を前記前照灯用スイッチと接続し、該前照灯用スイッチがONして、前記前照灯が点灯された場合、昼間での表示輝度よりも低い表示輝度で、前記操作パネルを表示させるものである。
請求項2においては、車両前方または後方または側方を照射する作業灯と、該作業灯を点灯または消灯させる作業灯用スイッチと、変速装置の副変速機構の変速位置を検知する検知手段と、作業しているか否かを検知する作業検知手段とを備えて、これらの検知手段を作業灯と接続し、前記前照灯用スイッチがONして、前記作業灯用スイッチがONした状態において、副変速機構が高速側に変速された後、作業検知手段がONの場合、前照灯とともに作業灯を点灯可能とし、作業検知手段がOFFの場合、作業灯を消灯させるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、表示を見やすい夜間には、前照灯の点灯と連動させて、煩わしい減光操作などを行うことなく、昼間にあわせて良く見えるように高く設定された表示輝度を低下させることが可能となる。そのため、操作パネルの昼間での視認性を確保しつつ、夜間での視認性を良好にして作業性を向上させることができる。また、消費電力の低減を図ることができる。
請求項2においては、副変速機構を高速側に変速した場合でも、作業時には作業灯を点灯させることが可能となり、夜間における作業性を高めることができる。また、作業状態から非作業(路上走行)状態に移行する際に、作業灯の消し忘れを防止することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る作業車両の全体構成を示した側面図、図2は作業車両の前部の構成を示した斜視図、図3は照明部材および操作パネルの点灯制御に係る回路図、図4は作業灯の点灯または消灯制御を示したフローチャート図である。
まず、本発明の一実施例に係る作業機を装着可能とした作業車両をトラクタとして、該作業車両の構成について説明する。
図1、図2に示すように、作業車両1においては、車両フレーム2が前後方向に延設されており、その前部にフロントアクスルケース3が揺動自在に設けられ、該フロントアクスルケース3に前輪4が軸支されている。一方、車両フレーム2の後部に変速装置5が設けられ、該変速装置5の左右両側にリアアクスルケースが配設されて、該リアアクスルケースに後輪6が軸支されている。
車両フレーム2の前後中途部上にはエンジン7が載置され、該エンジン7の後方に主クラッチが設けられている。そして、主クラッチの後方に前記変速装置5が配設されて、エンジン7の駆動力が主クラッチを介して変速装置5で主変速機構や副変速機構を経て変速された後、後輪6に伝達可能とされるとともに、前輪4に伝達可能とされている。
前記変速装置5では、エンジン7の駆動力がPTO変速機構を経て変速された後、当該変速装置5後端から突出されたPTO軸8にも伝達可能とされている。このPTO軸8に伝達された駆動力は、該PTO軸8からユニバーサルジョイントや伝動軸などを介して車両後部の作業機装着装置に装着される作業機に伝達可能とされている。
また、前記エンジン7の前方にはラジエータ11やバッテリ12が配置され、後方には燃料タンクが配置されて、これらのエンジン7や、ラジエータ11や、バッテリ12や、燃料タンクがボンネット14により覆われている。このボンネット14の前部には車両前方を照射する前照灯18と、車両前方または側方を照射する左右一対の作業灯19L・19Rとが備えられ、その後方にはダッシュボード21が配設されている。
ダッシュボード21の後上方には操向ハンドル22が配設され、該ダッシュボード21に内装されたハンドルコラムにハンドル軸で支持されている。操向ハンドル22の後方には座席23が設けられ、該座席23とダッシュボート21との間の下方にステップ24が配設されている。
操向ハンドル22や座席23などは、キャビン29により覆われている。このキャビン29では、その上部の前後両側にそれぞれ車両前方を照射する左右一対の前作業灯41L・41Rと、車両後方を照射する後作業灯42L・42Rとが配設され、その下部の後側に左右一対の方向指示器43L・43Rが設けられている。
また、ダッシュボード21には車両の各種設定情報を表示する操作パネル51や、前照灯18、作業灯19L・19R、前作業灯41L・41R、後作業灯42L・42R、方向指示器43L・43R等の照明部材を点灯または消灯させる操作手段が設けられ、ステップには主クラッチを入切するクラッチペダルなどが配設されている。
そして、座席23の周囲に変速装置に備える主変速機構を変速させる主変速レバーや、副変速機構を変速させる副変速レバー26や、PTO変速機構を変速させるPTO変速レバー27などが配設されて、キャビン29内に運転操作部20が構成されている。
次に、前記照明部材および操作パネルの点灯制御について説明する。
図3に示すように、本実施の形態においては、前記バッテリ12に、前照灯18を点灯または消灯させる前照灯用スイッチ31と、左方向指示器43Lを点灯または消灯させる二連の方向指示器用スイッチ35Lの第一接点35Laと、右方向指示器43Rを点灯または消灯させる二連の方向指示器用スイッチ35Rの第一接点35Raとが並列に接続され、更に操作パネル51が制御回路52を介して接続されている。
方向指示器用スイッチ35Lの第一接点35Laには、点滅回路44Lを介して左方向指示器43Lが接続されている。一方、方向指示器用スイッチ35Rの第一接点35Raには、点滅回路44Rを介して右方向指示器43Rが接続されている。
前照灯用スイッチ31には、前照灯18と、左右の作業灯19L・19Rや前作業灯41L・41Rや後作業灯42L・42Rを点灯または消灯させる作業灯用スイッチ32と、変速装置5に備えられた副変速機構の副変速操作を検知する手段となる二連の副変速検知スイッチ33の第一接点33aとが並列に接続され、更に前記操作パネル51が制御回路52を介して接続されている。
作業灯用スイッチ32には、前記副変速検知スイッチ33の第二接点33bが接続されている。
副変速検知スイッチ33の第一接点33aには、方向指示器用スイッチ35Lの第二接点35Lbと、方向指示器用スイッチ35Rの第二接点35Rbと、変速装置5に備えられたPTO変速機構が変速されたときにON(接続)される、つまり、中立以外の変速位置に操作されるときにONされる作業検知手段となるPTO変速検知スイッチ34が並列に接続されている。
なお、副変速検知スイッチ33の第一接点33aには、作業検知手段として更に作業機を装着したか否かを検知する作業機装着検知スイッチをPTO変速検知スイッチ34と並列に接続することも可能である。この作業機装着検知スイッチは、車両フレーム2またはリアアクスルケースに取り付けるヒッチ部分に配置されて、PTO変速機構を操作しない牽引作業やフロントローダ作業時などにONされて、複数の作業灯を点灯可能とするように構成される。
方向指示器用スイッチ35Lの第二接点35Lbには、左作業灯19Lが接続されている。方向指示器用スイッチ35Rの第二接点35Rbには、右作業灯19Rが接続されている。
PTO変速検知スイッチ34には、左作業灯19Lを点灯または消灯可能とする左作業灯用スイッチ36Lと、右作業灯19Rを点灯または消灯可能とする右作業灯用スイッチ36Rと、左右の前作業灯41L・41Rを点灯または消灯可能とする前作業灯用スイッチ37と、左右の後作業灯42L・42Rを点灯または消灯可能とする後作業灯用スイッチ38とが並列に接続されている。
また、副変速検知スイッチ33の第二接点33bには、前記PTO変速検知スイッチ34と同様に、左作業灯用スイッチ36Lと、右作業灯用スイッチ36Rと、前作業灯用スイッチ37と、後作業灯用スイッチ38とが並列に接続されている。
左作業灯用スイッチ36Lには左作業灯19Lが接続され、右作業灯用スイッチ36Rには右作業灯19Rが接続されている。前作業灯用スイッチ37には左右の前作業灯41L・41Rが並列に接続され、後作業灯用スイッチ38には左右の後作業灯42L・42Rが接続されている。
これらのスイッチのうち、前照灯用スイッチ31と、作業灯用スイッチ32と、左作業灯用スイッチ36Lと、右作業灯用スイッチ36Rと、前作業灯用スイッチ37と、後作業灯用スイッチ38と、方向指示器用スイッチ35Lと、方向指示器用スイッチ35Rとは、各照明部材の操作手段として運転操作部20のダッシュボード21に備えられ、その操作によりON(接続)・OFF(接続)が切換可能とされている。
副変速検知スイッチ33は、運転操作部20に備えられた副変速レバー26の回動基部の高速位置、または、変速装置5に備えられた副変速機構の歯車の高速位置に配置されたスイッチまたはセンサ等からなり、該副変速機構が変速される際に、副変速レバー26の変速操作、または、変速の検出により、第一接点33aと第二接点33bとを連動させて、それぞれON・OFFを切り換えるように構成されている。具体的には、副変速機構が高速側に変速されると、第一接点33aがONに、第二接点33bがOFFに切り換えられ、逆に、低速側に変速されると、第一接点33aがOFFに、第二接点33bがONに切り換えられるようになっている。
PTO変速検知スイッチ34は、運転操作部20に備えられたPTO変速レバー27の回動基部の中立位置、または、変速装置5に備えられたPTO変速機構の歯車の中立位置に配置されたスイッチまたはセンサなどからなり、該PTO変速機構が変速される際に、PTO変速レバーの変速操作、または、変速の検出により、ON・OFFを切り換えるように構成されている。具体的には、PTO変速機構が中立位置とされると、OFFに切り換えられ、PTO変速機構が変速され中立位置ではなくなると、ONに切り換えられるようになっている。
このようにして、複数の作業灯からなる照明部材および操作パネル51の点灯制御に係る回路が構成されており、図4に示すように、前照灯用スイッチ31がONされる(ステップS1)と、前照灯18が点灯されると同時に、詳細は後述するように、操作パネル51の表示輝度(または明度)が減少される(ステップS2)。逆に、前照灯用スイッチ31がOFFされると、前照灯18が消灯され、操作パネル51が元の昼間時の表示輝度(または明度)に戻される。
前照灯用スイッチ31がONされた状態で、作業灯用スイッチ32がONされると、左右の作業灯19L・19Rと、前作業灯41L・41Rと、後作業灯42L・42Rとが点灯可能とされる。そして、副変速レバー26が変速操作される等して、副変速機構が低速側に変速された場合(ステップS3)、副変速検知スイッチ33の第二接点33bがONされ、第一接点33aがOFFされる。
ここで、左作業灯用スイッチ36LがONされると、左の作業灯19Lが点灯され(ステップS4)、左作業灯用スイッチ36LがOFFされると、左の作業灯19Lが消灯される。右作業灯用スイッチ36RがONされると、右の作業灯19Rが点灯され(ステップS4)、右作業灯用スイッチ36RがOFFされると、右の作業灯19Rが消灯される。
前作業灯用スイッチ37がONされると、左右の前作業灯41L・41Rが同時に点灯され(ステップS4)、前作業灯用スイッチ37がOFFされると、左右の前作業灯41L・41Rが消灯される。同様に、後作業灯用スイッチ38がONされると、左右の後作業灯42L・42Rが同時に点灯され(ステップS4)、後作業灯用スイッチ38がOFFされると、左右の後作業灯42L・42Rが消灯される。
こうして、副変速検知スイッチ33の第二接点33bがONされ、左右の作業灯用スイッチ36L・36Rと、前作業灯用スイッチ37と、後作用灯用スイッチ38とがそれぞれONされた状態であれば、作業灯用スイッチ32のON・OFFの切換を操作するだけで、これらの作業灯が一括して点灯または消灯可能とされている。
作業灯用スイッチ32がONの状態であっても、左右の作業灯用スイッチ36L・36Rと、前作業灯用スイッチ37と、後作用灯用スイッチ38とがそれぞれOFFされることで、各スイッチに対応して作業灯が個別に消灯可能とされている。
また、前照灯用スイッチ31がONされた状態で、副変速レバー26が変速操作される等して、副変速機構が高速側に変速された場合(ステップS3)、副変速検知スイッチ33の第一接点33aがONされ、第二接点33bがOFFされる。
このとき、左右の方向指示器用スイッチ35L・35Rの各第二接点35Lb・35RbがOFFされた状態では、PTO変速レバー27が変速操作される等して、PTO変速機構が中立位置に変速されれば(ステップS5)、PTO変速検知スイッチ34がOFFされ、左右の作業灯用スイッチ36L・36R、前作業灯用スイッチ37、後作業灯用スイッチ38がそれぞれONされた状態であっても、左右の作業灯19L・19R、前作業灯41L・41R、後作業灯42L・42Rは消灯される(ステップS6)。
一方、PTO変速レバー27が変速操作される等して、PTO変速機構が中立位置から所定の変速位置に変速されれば、PTO変速検知スイッチ34がONされ、左右の作業灯用スイッチ36L・36R、前作業灯用スイッチ37、後作業灯用スイッチ38がそれぞれONされた状態であると、左右の作業灯19L・19R、前作業灯41L・41R、後作業灯42L・42Rは点灯される(ステップS4)。
さらに、副変速検知スイッチ33の第一接点33aがONされた状態で、左右の方向指示器用スイッチ35L・35Rの各第一接点35La・35RaがONされると、これに連動して各第二接点35Lb・35RbもONされ、これに応じた左右の方向指示器43L・43Rがそれぞれ点滅回路44L・44Rにより点滅されるとともに、左右の作業灯19L・19Rが点灯される。
なお、副変速検知スイッチ33の第二接点35Lb・35Rbと作業灯19L・19Rとの間に点滅回路を介装して、作業灯19L・19Rを方向指示器43L・43Rと同期して点滅するように構成することも可能である。
前照灯用スイッチ31がOFFにされた場合には、左右の作業灯19L・19R、前作業灯41L・41R、後作業灯42L・42Rは、副変速機構およびPTO変速機構の変速位置に関わらず、点灯不能とされて消灯される。左右の方向指示器43L・43Rは、前照灯用スイッチ31のON・OFFに関わらず、方向指示器用スイッチ35L・35RがONされると、点滅回路44L・44Rにより点滅される。
このように構成される照明部材および操作パネル51の点灯制御に係る回路では、前照灯18が点灯された状態で、副変速機構が低速側に変速された場合には、作業車両1が作業時であると判定されて、副変速検知スイッチ33の第二接点33bがONされ、各作業灯が点灯可能とされる。
副変速機構が高速側に変速され、さらにPTO変速機構が中立位置に変速された場合には、作業車両1が非作業時(路上走行時)であると判定されて、副変速検知スイッチ33の第一接点33aがOFFされ、かつ、PTO変速検知スイッチ34がOFFされ、各作業灯が自動的に消灯される。
そしてここで、PTO変速機構が中立位置から変速されると、副変速機構が高速側に変速された状態であっても、作業車両1が作業時であると判定されて、PTO変速検知スイッチ34がONされ、各作業灯が点灯可能とされる。
また、前照灯用スイッチ31がOFFされた状態では、バッテリ12から制御回路52に電力が供給されて、該制御回路52によりLED(Light Emitting Diode)等を用いた操作パネル51が所定の表示輝度で表示される。
前照灯用スイッチ31がONに切り換えられると、更に該前照灯用スイッチ31を介してバッテリ12から制御回路52に電力が供給され、操作パネル51が前記前照灯用スイッチ31がOFFの場合における輝度よりも低い表示輝度で表示される。
つまり、制御回路52が操作パネル51の表示状態を制御する表示制御部として作用し、これにより、前照灯18が点灯されたときに、操作パネル51の減光制御が行われて、点灯時間幅が変調されて(PWM制御)、操作パネル51の明るさが暗く変えられる。この操作パネル51の明るさはバックライトの明るさ(輝度)を変更しても、表示LEDの明るさを変更してもよい。
こうして、操作パネル51の輝度が、昼前には見やすいように高く設定され、夜間にはその設定では眩しくなるため、前照灯18の点灯に連動して、昼間に比べて低く設定され、該操作パネル51が昼間だけでなく夜間でも見やすいように適切に減光される構成とされている。
以上のように、車両前方を照射する前照灯18と、該前照灯18を点灯または消灯させる前照灯用スイッチ31とを備える作業車両1において、走行状態(エンジン回転数や燃料の量や冷却水温度等)、作業状態(作業機の高さや作業機の作動等)、車両や作業機に異常がある場合の警報(警報モニタ)、設定情報(回転数や高さ等)などのエンジンや車両に関わる情報を表示する操作パネル51と、該操作パネル51の表示状態を制御する表示制御部としての制御回路52とを設けて、該制御回路52を前記前照灯用スイッチ31に接続し、該前照灯用スイッチ31がONして、前記前照灯18が点灯された場合には、表示輝度を昼間での表示輝度よりも低い表示輝度で、前記操作パネル51を表示させることから、該操作パネル51を備える運転操作部20で、表示を見やすい夜間には、前照灯18の点灯と連動させて、煩わしい減光操作などを行うことをなく、昼間にあわせて良く見えるように高く設定された表示輝度を低下させることが可能となる。そのため、操作パネル51の昼間での視認性を確保しつつ、夜間での視認性を良好にして作業性を向上させることができる。また、消費電力の低減を図ることができる。
また、前記作業車両1において、車両前方または後方または側方を照射する作業灯19L・19R(前作業灯41L・41R、後作業灯42L・42R)と、該作業灯19L・19Rを点灯または消灯させる作業灯用スイッチ32と、変速装置5の副変速機構の変速位置を検知する検知手段としての副変速検知スイッチ33と、作業しているか否かを検知する作業検知手段、すなわちPTO変速機構の変速位置を検知するPTO変速検知スイッチ34とを備え、これらの副変速検知スイッチ33・PTO変速検知スイッチ34を作業灯19L・19Rと接続し、前記前照灯用スイッチ31がONして、前記作業灯用スイッチ32がONした状態において、副変速機構が高速側に変速された後、PTO変速機構が中立位置以外に変速されて、PTO変速検知スイッチ34がONの場合、前照灯18とともに作業灯19L・19Rを点灯可能とし、PTO変速機構が中立位置に変速されて、PTO変速検知スイッチ34がOFFの場合、作業灯19L・19Rを消灯させることから、副変速機構を高速側に変速した場合でも、作業時には作業灯19L・19Rを点灯させることが可能となり、夜間における作業性を高めることができる。また、作業状態から非作業(路上走行)状態に移行する際に、作業灯19L・19Rの消し忘れを防止することができる。
本発明の一実施例に係る作業車両の全体構成を示した側面図。 作業車両の前部の構成を示した斜視図。 照明部材および操作パネルの点灯制御に係る回路図。 作業灯の点灯または消灯制御を示したフローチャート図。
符号の説明
1 作業車両
18 前照灯
19L 作業灯
19R 作業灯
31 前照灯用スイッチ
32 作業灯用スイッチ
33 副変速検知スイッチ(検知手段)
34 PTO変速検知スイッチ(作業検知手段)
41L 前作業灯
41R 前作業灯
42L 後作業灯
42R 後作業灯
51 操作パネル
52 制御回路(表示制御部)

Claims (2)

  1. 車両前方を照射する前照灯と、該前照灯を点灯または消灯させる前照灯用スイッチとを備える作業車両において、走行状態や作業状態や警報などの情報を表示する操作パネルと、該操作パネルの表示状態を制御する表示制御部とを設けて、該表示制御部を前記前照灯用スイッチと接続し、該前照灯用スイッチがONして、前記前照灯が点灯された場合、昼間での表示輝度よりも低い表示輝度で、前記操作パネルを表示させることを特徴とする作業車両。
  2. 車両前方または後方または側方を照射する作業灯と、該作業灯を点灯または消灯させる作業灯用スイッチと、変速装置の副変速機構の変速位置を検知する検知手段と、作業しているか否かを検知する作業検知手段とを備えて、これらの検知手段を作業灯と接続し、前記前照灯用スイッチがONして、前記作業灯用スイッチがONした状態において、副変速機構が高速側に変速された後、作業検知手段がONの場合、前照灯とともに作業灯を点灯可能とし、作業検知手段がOFFの場合、作業灯を消灯させることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014167878A1 (ja) * 2013-04-08 2014-10-16 株式会社クボタ 収穫機及び作業機
JP2015209061A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 スタンレー電気株式会社 車両用サイドミラー警告装置
JP2016078648A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 ヤンマー株式会社 作業車両

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