JP2006202663A - 動力車両 - Google Patents

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Naohiko Ishii
尚彦 石井
Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Shoji Komoda
祥二 菰田
Akihiro Shimizu
章弘 清水
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】ハンドル周りのレバー類の操作性を従来に比べて改善した動力車両を提供すること。
【解決手段】ハンドルコラム14から突設したステアリングハンドル15の周囲に、車両の前後進を切り替える前後進切替レバー18と車体後部に連結した作業機を昇降操作する作業機昇降レバー51と車体のウインカランプを点灯操作するウインカランプ操作レバー50を備え、ウインカランプ操作レバー50をハンドルコラム14から前後回動自在に突設させて構成し、作業機昇降レバー51をウインカランプ操作レバー50の先端部のスイッチ部材で構成した。
【選択図】図3

Description

この発明は、トラクタや乗用芝刈機等の動力車両に関し、特に、操作レバー構造に特徴がある動力車両に関する。
特開平7−253153号公報に示されるように、従来の農業用トラクタ等では、車体後部に作業機を昇降自在に連結し、この作業機をハンドル近傍のレバーにより上下方向に操作する構成が知られている。また前記ハンドル近傍には、トラクタのウインカランプを点灯/消灯するウインカレバーを備えた構成が知られている。
特開平7−253153号公報
前記従来のトラクタ等では、ハンドル周りに、前述の作業機を昇降操作するレバーやウインカレバーの他、アクセルレバーや前後進レバーが配置され、操作が煩雑となり誤操作を生じやすい上、オペレータの乗降時に衣類等が引っ掛かりやすく、車上の居住性が必ずしも満足できるものではなかった。
本発明の課題は、ハンドル周りのレバー類の操作性を従来に比べて改善した動力車両を提供することである。
上記課題は次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、機体上のハンドルコラム(14)にステアリングハンドル(15)を突設し、該ステアリングハンドル(15)の周囲に、少なくとも機体の前後進を切り替える前後進切替操作具(18)と車体後部に連結した作業機(23)を昇降操作する作業機昇降操作具(51)と車体のウインカランプ(29)を点灯操作するウインカランプ操作具(50)を備えた動力車両であって、前記ウインカランプ操作具(50)を、ハンドルコラム(14)から前後回動自在に突設するレバー部材で構成し、前記作業機昇降操作具(51)を、前記レバー部材の先端部に設けたスイッチ部材で構成した動力車両である。
請求項1記載の発明によれば、ウインカランプ操作具(50)と作業機昇降操作具(51)とを共通のレバー上に構成したので、車両の操舵時には路上走行中であっても作業中であっても、ステアリングハンドル(15)に対して常に同一箇所で操作することができるので、前記両操作具(50,51)の操作性が良い。
以下、図面に示す実施例に基づいて、この発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例のトラクタと作業機の側面図であり、図2に図1の動力伝達線図を示す。
トラクタ1は機体の前部にエンジン2を搭載し、このエンジン2の回転動力をミッションケース3内の前後進切換装置4と走行変速装置5に伝達し、走行変速装置5内で適宜減速された回転動力を後輪デフ装置6を介して後輪8に伝達する。また、後輪デフ装置6の前で分岐させた動力は前輪駆動軸9を介して前輪10に伝達される。
トラクタ1のエンジン2などを覆うボンネット26の後方にはメータパネル12とステアリングコラム14が設けられ、ステアリングコラム14に内装されるステアリングシャフト(図示せず)にステアリングハンドル15が回動自在に支持されている。ステアリングコラム14の横側部(進行方向左側)には前後方向に沿うガイド溝16が設けられ、このガイド溝16内に前後進レバー18のアームが挿通支持され、この前後進レバー18を前後方向に操作すると前後進切換装置4が切り換えられ、機体を前進あるいは後進させることができる。
また、後輪8の外周を覆うフェンダー20が操縦席19の両側方に設けられ、さらに、操縦席19の近傍には作業機昇降用ポジションレバー21、PTO入切レバー22なども設けられている。
また、エンジン2などを覆うボンネット26の前方部には前照灯27が設けられ、左右側方部にはウインカランプ29が設けられている。
前記作業機昇降用ポジションレバー21の前後方向への操作により、この操作角度に応じてシリンダケース30内の作業機昇降シリンダ31が作動し機体後部のリフトアーム24が昇降回動して、ロータリ耕耘装置などの作業機23を昇降させることができる。
また、PTO入切レバー22の回動操作により、PTOクラッチ25がON,OFFして機体後部のPTO軸28を回転若しくは停止させる。
本実施例では、図3(a)にステアリングハンドル部分の斜視図を示すようにステアリングハンドル15のシャフト(図示せず)を支持するハンドルコラム14からほぼ水平方向に伸びたウインカランプ操作レバー50に前照灯スイッチ52を設け、該ウインカランプ操作レバー50の先端部に作業機昇降用のスイッチ51を設ける。
また、ウインカランプ操作レバー50の基部は前後揺動自在に取り付けられており、ウインカランプ作動用のスイッチ50a,50bがハンドルコラム14内のレバー基部に設けられている。従ってハンドルコラム14の周りにウインカランプ操作レバー50を操作することで、該操作方向に応じて左右のウインカランプ29,29がそれぞれ点灯する構成である。
図3(a)に示すウインカランプ操作レバー50の先端部に設けた作業機昇降用のスイッチ51は上下に操作する摘み式レバーからなる構成であるので、該スイッチ51を上下方向に操作して作業機23の昇降制御を行うことができる。
また、前照灯スイッチ52は、操作レバー50の長手方向の軸芯周りに回転させることで前照灯を点灯又は消灯させる構成である。
なお、作業機昇降用スイッチ51は、作業位置から上げ位置まで作業機23を一気に上昇又は下降させる操作具であり、作業機昇降用ポジションレバー21は、作業機23を任意の高さに適宜操作できる操作具である。
図3(b)のステアリングハンドル部分の側面図に示す実施例は、ハンドルコラム14からほぼ水平方向に伸びたウインカランプ操作レバー50に前照灯スイッチ52を設け、該ウインカランプ操作レバー50の先端部の上下部にそれぞれ作業機昇降用の押し込み式スイッチ51(作業機上げスイッチ51aと下げスイッチ51b)を設けた構成である。
また、図3(c)には図3(b)の別実施例として単一のシーソー式スイッチ51で作業機の昇降制御を行う構成例を示す。
このように本実施例のトラクタ等の走行車両では、ウインカランプ操作レバー50と作業機昇降用レバー51を同一部材上で操作する構成とし、ステアリングハンドル15の近傍に数多くのレバーが突出していないので、ステアリングハンドル15の操舵時に邪魔にならず、部品点数の削減と操舵操作性が従来に比べて向上する。
また、作業時の操向時に頻繁に行う作業機昇降操作と路上走行時の操向時に行うウインカランプ操作とを略同一箇所で操作できるので誤操作が少なく操作性が良い。
次に図4に基づいて作業機昇降操作とウインカ操作の操作性を向上する別形態について説明する。
すなわち、機体上のハンドルコラム14にハンドル15を突設し、該ステアリングハンドル15の周囲に、少なくとも機体の前後進を切り替える前後進切替操作具18と車体後部に連結した作業機23を昇降操作する作業機昇降操作具51と車体のウインカランプ29を点灯操作するウインカランプ操作具50を備えた動力車両であって、前記ウインカランプ操作具50を、ハンドルコラム14内のハンドル軸芯15aに向かって支持され、かつ前後回動自在に突設するレバー部材で構成し、前記作業機昇降操作具51を、前記ハンドル軸芯15aよりも前方で支持され、かつ上下回動自在に突設するレバー部材で構成し、前記双方のレバー部材50,51の先端部を前記ハンドル15の把持部から略同一距離に配置されるように設け、かつ各レバー部材50,51の回動軸芯を互いにずらせて配置した構成である。
本形態によれば、ウインカランプ操作具50と作業機昇降操作具51のそれぞれのレバー部材の先端部を前記ハンドル15の把持部から略同一距離に配置されるように設け、かつ各レバー部材50,51の回動軸芯をずらせて配置したので、路上走行中及び作業中に拘わらず、車両の操舵時にはステアリングハンドル15に対して常に同じ距離で操作することができ、操作性が良い。また、双方の前記レバー部材は、回動軸芯をずらせて配置し、操作方向を異ならせて支持しているので、極力誤操作を防止することができる。
上記構成を図面で、さらに説明すると図4(a)の平面図と図4(b)の側面図に示すようにウインカランプ(兼前照灯)操作レバー50は、ハンドルコラム14からハンドル軸芯15aに向かって支持され、かつ前後回動自在に突設するレバー部材で構成される。また、作業機昇降用レバー51はハンドルコラム14から前記ハンドル軸芯15aよりも前方で支持され、かつ上下回動自在に突設するレバー部材で構成されている。そして、双方のレバー50、51の先端部をハンドル15の把持部から略同一距離に設け、且つ各レバー50,51の回動軸芯を互いにずらせて配置する。
さらに詳しくは図4(a)の平面図に示すように作業機昇降用レバー51の基部51cは、平面視、ハンドル15の軸芯15aを超えて反対側のプレート部材に支持された構成となっているので、作業機昇降用レバー51は操作ストロークを極力短くすることができる。また、ウインカランプ(兼前照灯)操作レバー50と作業機昇降用レバー51が、お互いが邪魔にならない位置に配置され、作業機昇降用レバー51を操縦席19の近くに配置することができ、頻繁に操作する作業機昇降用レバー51の操作性が良くなる。
また、図4(b)の側面図に示すように、前記ウインカランプ(兼前照灯)操作レバー50の先端と、作業機昇降用操作レバー51の先端がステアリングハンドル15のシャフト側面において、ハンドル15からほぼ同一の高さになるように配置した。
これにより、ステアリングハンドル15を持ったままこれらのレバー50,51を操作する場合、オペレータの指で操作することになるので、指の長さで届く範囲内の位置は限られており、両方のレバー50,51をほぼ同一高さにすることで、レバー操作性が向上する。
このとき、ウインカランプ(兼前照灯)操作レバー50の先端がステアリングハンドル15のほぼ円形部の内径の内側に配置し、作業機昇降用操作レバー51の先端がそれより外側のステアリングハンドル15のほぼ円形の把持部の下方位置にあるように配置すると、両方のレバー50,51を混同することなく、指で容易に操作することができる。
図5に示すように、前照灯27を点灯させて、ウインカランプ29を点灯させ、さらに作業機昇降用レバー51を操作しながらあわただしくステアリングハンドル15を操作してトラクタを旋回させる場合でも、ステアリングハンドル15の把持部の内側にウインカランプ(兼前照灯)操作レバー50の先端部と作業機昇降用レバー51の先端部があるので、ハンドル15の操作が容易になる。
この発明は、トラクタや乗用芝刈機等の動力車両の操作レバー構造に適用できる。
本発明の実施の形態のトラクタと作業機の側面図である。 図1のトラクタの動力伝達線図である。 図1のトラクタの一実施例のステアリングハンドル部分の斜視図(図3(a))と他の実施例のステアリングハンドル部分の側面図(図3(b))と図3(b)の実施例の変形例の側面図(図3(c))である。 本発明の他の実施例のトラクタのステアリングハンドルの平面図(図4(a))と側面図(図4(b))である。 図1のトラクタの旋回時の様子を示す図である。
符号の説明
1 トラクタ 2 エンジン
3 ミッションケース 4 前後進切換装置
5 走行変速装置 6 後輪デフ装置
8 後輪 9 前輪駆動軸
10 前輪 12 メータパネル
14 ステアリングコラム 15 ステアリングハンドル
15a ハンドル軸芯 16 ガイド溝
18 リバースレバー 19 操縦席
20 フェンダー 21 作業機昇降用ポジションレバー
22 PTO入切レバー 23 作業機
24 リフトアーム 25 PTOクラッチ
26 ボンネット 27 前照灯
28 PTO軸 29 ウインカランプ
30 シリンダケース 31 作業機昇降用シリンダ
50 ウインカランプ操作レバー 50a,50b スイッチ
51 作業機昇降用操作レバー(スイッチ)
51a,51b スイッチ 51c レバー基部
52 照明灯スイッチ

Claims (1)

  1. 機体上のハンドルコラム(14)にステアリングハンドル(15)を突設し、該ステアリングハンドル(15)の周囲に、少なくとも機体の前後進を切り替える前後進切替操作具(18)と車体後部に連結した作業機(23)を昇降操作する作業機昇降操作具(51)と車体のウインカランプ(29)を点灯操作するウインカランプ操作具(50)を備えた動力車両であって、
    前記ウインカランプ操作具(50)を、ハンドルコラム(14)から前後回動自在に突設するレバー部材で構成し、
    前記作業機昇降操作具(51)を、前記レバー部材の先端部に設けたスイッチ部材で構成したことを特徴とする動力車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008087645A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 乗用型農作業機の操作部構造
JP2016123337A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 井関農機株式会社 苗移植機

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