JP3917965B2 - 車体の前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両における車体の前部構造の改良技術に関する。なお、「車体の前部」とは、車体のうち、フロントピラーやダッシュボードよりも前の部分のことを言う。
自動車などの車両には、前面衝突時の衝突エネルギーを車体前部で吸収できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2516212号公報
特許文献1による従来の車体の前部構造の概要を図12で説明する。
図12(a),(b)は従来の車体の前部構造の概要図であり、上記特許文献1の第1図及び第3図の要部再掲図である。(a)は従来の車体の前部の斜視図、(b)は(a)のb−b線断面図である。但し符合は振り直した。
上記従来の車体300は、前部の左右両側で左右一対のフロントサイドフレーム301,301を車体前後に延ばし、これらのフロントサイドフレーム301,301の車幅方向外側で且つ上側で左右のフロントアッパメンバ302,302(右側のみを示す。以下同じ。)を車体前後に延ばし、これら左右のフロントサイドフレーム301,301と左右のフロントアッパメンバ302,302との間に左右のホイールハウス303,303を個別に掛け渡したというものである。
さらに従来の車体300は、右のホイールハウス303の前方で、右のフロントサイドフレーム301と右のフロントアッパメンバ302との前部同士を、前後の連結部材304,305で連結したものである。車体300の左側の構成も同様である。
なお、306はフロントフェンダ、307は前後の連結部材304,305の上に張ったパネル、308はフロントサイドフレーム301,301間に掛け渡したサブフレーム、309は前輪である。
車体300前部のうち、フロントサイドフレーム301よりも車幅方向外側の位置に、車体前方から衝突エネルギーEnが作用したとき、いわゆる、車体300前面へのオフセット衝突時に、衝突エネルギーEnはフロントアッパメンバ302に作用し、さらに連結部材304,305を介してフロントサイドフレーム301にも作用する。フロントサイドフレーム301やフロントアッパメンバ302が塑性変形することによって、車室側に作用する衝突エネルギーEnを緩和することができる。すなわち、フロントアッパメンバ302に作用した衝突エネルギーEnを、フロントアッパメンバ302だけではなく、フロントサイドフレーム301によっても、ある程度吸収することができる。
ところで、このような衝突エネルギーEnを、車体300前部で効率良く吸収させるには、フロントサイドフレーム301に伝わる衝突エネルギーEnを、より大きくすることが考えられる。そのためには、連結部材304,305の剛性や、連結部材304,305を接合した接合部分の剛性を高める必要がある。
これに対して、連結部材304,305の各両端は、フロントサイドフレーム301の車幅方向外面301aとフロントアッパメンバ302の車幅方向内面302aとに、突き合わせて接合した構成である。このような構成において、連結部材304,305の剛性を高めることは比較的容易である。しかし、このままの構成で、接合部分の剛性を高めることには限界がある。
本発明は、車体前面へのオフセット衝突時の衝突エネルギーを、簡単な構成によって、車体前部でより効率良く吸収できる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体前部の左右両側で左右のフロントサイドフレームを車体前後に延ばし、これらのフロントサイドフレームの車幅方向外側で且つ上側で左右のフロントアッパメンバを車体前後に延ばし、これら左右のフロントサイドフレームと左右のフロントアッパメンバとの間に左右のホイールハウスを個別に掛け渡した、車体の前部構造において、
左右のフロントアッパメンバは、先端が上下に延びる垂下部を備え、
左右のホイールハウスの前方に、車幅方向に延びるパイプにて形成した左右の連結部材を配置し、
左の連結部材の一端部を、左のフロントサイドフレームに対して車幅方向に貫通させるとともに貫通した両面に溶接にて接合し、左の連結部材の他端部を、左のフロントアッパメンバと垂下部に取付けたブラケットとで形成する車体後方に開放した角部固定し、
右の連結部材の一端部を、右のフロントサイドフレームに対して車幅方向に貫通させるとともに貫通した両面に溶接にて接合し、右の連結部材の他端部を、右のフロントアッパメンバと垂下部に取付けたブラケットとで形成する車体後方に開放した角部固定したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、左右のフロントサイドフレームを、それぞれ車幅中心側のフレーム内側半体と車幅外側のフレーム外側半体とからなる中空フレームとし、これらのフレーム内・外側半体に連結部材が貫通する貫通孔を有し、
左右の連結部材の一端部に、フレーム外側半体に車幅外側から当てて接合するための、接合フランジを接合したことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、左右のホイールハウスの前方で、左右の連結部材の各一端部を、フロントサイドフレームに対して車幅方向に各々貫通させるとともに、貫通した両面に溶接にて接合したので、フロントサイドフレームに連結部材の一端部を接合する、接合部分(すなわち、連結部材の基部)の剛性を簡単な構成で十分に高めることができる。
このため、車体前方からフロントアッパメンバに衝突エネルギーが作用したとき、この衝突エネルギーを、フロントアッパメンバから連結部材並びに高剛性の接合部分(連結部材の基部)を介して、フロントサイドフレームに十分に伝えることができる。従って、フロントサイドフレームやフロントアッパメンバが塑性変形することによって、車室側に作用する衝突エネルギーを十分に緩和することができる。すなわち、フロントアッパメンバに作用した衝突エネルギーを、フロントアッパメンバだけではなく、フロントサイドフレームによっても、十分に吸収することができる。
このように、簡単な構成により、車体前面へのオフセット衝突時の衝突エネルギーを、フロントサイドフレームとフロントアッパメンバとに十分に分散させることができるので、衝突エネルギーを車体前部で、より効率良く吸収できる。この結果、車室側に作用する衝突エネルギーを、より一層緩和することができる。
さらには、フロントサイドフレームの前部とフロントアッパメンバの前部とを、連結部材によって連結したので、車体前部の剛性を高めることができる。この結果、車室部分を含め、車体全体の剛性をより高めることができる。
さらにまた、連結部材の一端部を、フロントサイドフレームに車幅方向に貫通させて取付けるようにしたので、フロントサイドフレームに対する連結部材の取付け位置の精度を簡単に、より高めることができる。
請求項2に係る発明では、左右のフロントサイドフレームを、それぞれ車幅中心側のフレーム内側半体と車幅外側のフレーム外側半体とからなる中空フレームとし、これらのフレーム内・外側半体に連結部材が貫通する貫通孔を有し、左右の連結部材の一端部に、フレーム外側半体に車幅外側から当てて接合するための、接合フランジを接合したので、フロントサイドフレームに連結部材を接合する部分の溶接作業を、時間をずらして段階的に行うことができる。このため、溶接による熱歪みの発生を抑制することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側、CLは車幅中心(車体中心)を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車体前部の斜視図であり、車体20の前部構造を示す。
車両10は、車体20(すなわち、車体フレーム20)をダッシュボード21によって前部のエンジンルーム22と後部の車室23とに仕切り、ダッシュボード21の近傍で起立した左右のフロントピラー24,24を設けた自動車である。
モノコックボディからなる車体20の前部の構成について以下に説明する。ここで、「車体20の前部」とは、車体20のうち、ダッシュボード21やフロントピラー24,24よりも前の部分のことを言う。ダッシュボード21は仕切板であり、ダッシュパネルとも言う。フロントピラー24,24は、フロントガラスとサイドガラスとの間に配置した支柱である。
車体20の前部は、車体前部の左右両側で左右一対のフロントサイドフレーム31,31を車体前後に延ばし、これらのフロントサイドフレーム31,31の車幅方向外側で且つ上側で左右のフロントピラー24,24から前方へ左右のアッパメンバ32,32を延ばし、これらのアッパメンバ32,32の前端から左右のフロントサイドフレーム31,31よりも下方へ左右の垂下部33,33を延ばし、左右のフロントサイドフレーム31,31の前部並びに左右の垂下部33,33の前部にフロントバルクヘッド40を接合し、フロントサイドフレーム31,31とアッパメンバ32,32との間に左右のフロントダンパハウジング34,34並びに左右のホイールハウス35,35を個別に掛け渡した構成である。
アッパメンバ32と垂下部33とを一体的に組合わせた構造は、フロントアッパメンバ38をなす。
以上の説明から明らかなように、車体20は、左右のフロントサイドフレーム31,31の車幅方向外側で且つ上側で、左右のフロントアッパメンバ38,38を車体前後に延ばし、左右のフロントサイドフレーム31,31と左右のフロントアッパメンバ38,38との間に、左右のフロントダンパハウジング34,34並びに左右のホイールハウス35,35を個別に掛け渡したものである。
このような車両10は、フロントサイドフレーム31,31の車幅方向外側に左右の前輪51(図では左のみを示す。)を配置することになる。
フロントサイドフレーム31,31の後端は、左右のセンタサイドフレーム36,36に連なる。フロントダンパハウジング34は、前輪51用フロントサスペンション(図示せず)の上部を支える部材である。ホイールハウス35は、前輪51の上部を覆うように車体中心側へ膨出したカバーであって、フロントダンパハウジング34に接合した部材である。
フロントバルクヘッド40は、左右の垂下部33,33の上部間に掛け渡したフロントアッパクロスメンバ41と、左右の垂下部33,33の下部間に掛け渡したフロントロアクロスメンバ42と、フロントアッパ・ロアクロスメンバ41,42間に掛け渡した左右のサイドステイ43,43と、からなる。
フロントアッパクロスメンバ41は、左右のフロントサイドフレーム31,31よりも上位にあり、ラジエータ(図示せず)を支える役割を果たす。一方、フロントロアクロスメンバ42は、左右のフロントサイドフレーム31,31よりも下位にあり、ラジエータ(図示せず)を載せる役割を果たす。起立した左右のサイドステイ43,43を、左右のフロントサイドフレーム31,31にも接合したので、車体20の剛性を高めることができる。
さらに車体20は、左右のフロントサイドフレーム31,31の前端31a,31a間にフロントバンパビーム52を掛け渡したものである。図中、27はルーフ、37はサイドシルである。
図2は本発明に係る車体前部の左側面図であり、アッパメンバ32並びに垂下部33の構成を、より詳しく表したものである。
センタサイドフレーム36は、前端から前上方へ延長部39を延ばし、この延長部39の前端にフロントサイドフレーム31の後端を接合した部材である。フロントピラー24は、下半部のピラーロア25と上半部のピラーアッパ26とからなる。
アッパメンバ32は、前輪51の上方を超えるように、ピラーロア25の上端から前下方へ傾きつつ延びた部材である。垂下部33は、前輪51の前方に垂らすように、アッパメンバ32の前端から下方へ湾曲しつつ延び、さらに、下方へほぼ垂直に下がる部材である。
図3は本発明に係る車体前部の平面図であり、左右のフロントサイドフレーム31,31の前端31a,31aよりも前に、フロントロアクロスメンバ42を配置し、このフロントロアクロスメンバ42よりも後に、フロントアッパクロスメンバ41を配置したことを示す。
フロントアッパクロスメンバ41及びフロントロアクロスメンバ42は、車幅方向に長い、平面視略直線状の丸形パイプである。
フロントアッパクロスメンバ41は長手方向の両端41a,41aを、接合部材44,44にて左右の垂下部33,33の各内側の面33b,33bに、溶接等で接合したものである。接合部材44,44は、平面視略三角形状のガセットプレートである。
図4は本発明に係る車体前部の正面図であり、フロントアッパクロスメンバ41が正面視略ハット状を呈し、また、フロントロアクロスメンバ42が、正面視でも略直線状を呈することを示す。フロントロアクロスメンバ42は、その長手方向両端42a,42aを、縦板状の接合部材45,45により、左右の垂下部33,33の前端33a,33aにボルト止めや溶接等で接合したものである。
ここで、上記図1〜図3をも参照しつつ説明すると、車体20は、左右のホイールハウス35,35の前方に且つフロントアッパクロスメンバ41の後方に、車幅方向に延びる左右の連結部材60,60をそれぞれ配置したものである。
これらの連結部材60,60は、左右のフロントサイドフレーム31,31から車幅方向外側へ、ほぼ水平に延びて、フロントサイドフレーム31,31とフロントアッパメンバ38,38の垂下部33,33とを連結する、丸形パイプである。
以下、連結部材60,60の具体的な連結構造について説明する。なお、左右の連結部材60,60及びその連結構造は、車幅中心線CLに対して左右対称形なので、左側の構成のみを示し、右側の構成については省略する。
図5は本発明に係る左の連結部材並びにそれの連結構造の左側面図であり、図2に対応させて表した。図6は本発明に係る左の連結部材並びにそれの連結構造の平面図であり、図3に対応させて表した。図7は本発明に係る左の連結部材並びにそれの連結構造の正面図であり、一部を断面するとともに図4に対応させて表した。図8(a)〜(c)は本発明に係る左の連結部材の一端部の接合手順説明図であり、図7に対応させて表した。
図5〜図7に示すように、左の連結部材60は、長手方向に曲がった形状の丸形パイプ、いわゆる、曲がった丸形パイプである。ここで、「丸形パイプ」とは、概ね円形断面を呈するパイプであり、真円断面や楕円断面を含む。
より具体的には、図6に示すように連結部材60は、上から見たときに、車幅方向に直線状に延びる一端部61に対して、他端部62が前方へ角度θだけ湾曲しつつ曲がったパイプである。
図5〜図7に示すように、左の連結部材60の連結構造は、(1)連結部材60の一端部61を左のフロントサイドフレーム31に対して車幅方向に貫通させるとともに、貫通したフロントサイドフレーム31の両面、すなわちフレーム内側半体70及びフレーム外側半体80に一端部61を溶接にて接合し、また、(2)連結部材60の他端部62を左のフロントアッパメンバ38に接合したことを特徴とする。
図7に示すようにフロントサイドフレーム31は、車幅中心CL側のフレーム内側半体70と、車幅外側のフレーム外側半体80と、からなる中空フレームである。
フレーム内側半体70は、正面視略逆L字状の鋼板製プレス成形品であり、上端から上方へ延びる上フランジ71並びに下端から下方へ延びる下フランジ72を、一体に形成した部材である。一方、フレーム外側半体80は、正面視略L字状の鋼板製プレス成形品であり、上端から上方へ延びる上フランジ81並びに下端から下方へ延びる下フランジ82を、一体に形成した部材である。
フレーム内側半体70にフレーム外側半体80を重ね合わせて、上フランジ71,81同士並びに下フランジ72,82同士をスポット溶接によって接合することで、フロントサイドフレーム31を正面視略矩形状の閉断面構造体に形成することができる。
フレーム内・外側半体70,80は、連結部材60の一端部61が貫通する、互いに同心の貫通孔73,83を有する。
左の連結部材60は一端部61に、フレーム外側半体80に車幅外側(左側L)から当てて接合するための、接合フランジ90を接合したことを特徴とする。この接合フランジ90は、矩形状又は円形状のフランジ部91に筒状のネック(ハブ)92を一体的に形成した、いわゆる、ネックフランジと称する接合部材である。フランジ部91の厚みは、剛性を高めるために、フレーム内・外側半体70,80よりも厚肉に設定されたものである。ネック92は、連結部材60の一端部61を挿通させる挿通孔93を有する。
接合フランジ90に挿通した一端部61をネック92に溶接し、貫通孔73,83に一端部61を挿通し、フレーム外側半体80にフランジ部91を溶接し、フレーム内側半体70に一端部61の端を溶接することで、フロントサイドフレーム31に連結部材60の一端部61を接合することができる。これらの溶接は、例えば接合の信頼性を高めるためにミグ溶接による。
連結部材60の一端部61を、フロントサイドフレーム31に車幅方向に貫通させて取付けるようにしたので、フロントサイドフレーム31に対する連結部材60の取付け位置の精度を簡単に、より高めることができる。
次に、フロントサイドフレーム31に対する連結部材60の一端部61を接合する手順について、図8に基づき説明する。
先ず、図8(a)に示すように、連結部材60における一端部61の端61aから接合フランジ90を挿入して、端61aから予め設定された奥行き寸法Deの位置にセットし、ネック92の端に一端部61の外周面を断続溶接又は連続溶接する。溶接による熱歪みの発生を抑制するには、断続溶接の方が好ましい。
次に、フレーム外側半体80の貫通孔83に車幅外側(図右側)から一端部61を挿入して、フレーム外側半体80に車幅外側からフランジ部91を当てる。
次に、図8(b)に示すように、フレーム外側半体80にフランジ部91をスポット溶接する。
次に、フレーム内側半体70の貫通孔73に一端部61を挿入する。
次に、(c)に示すように、フレーム内側半体70とフレーム外側半体80とを重ね合わせる。
次に、上フランジ71,81同士並びに下フランジ72,82同士をスポット溶接する。
最後に、フレーム内側半体70に一端部61の端61aの外周面を、断続溶接又は連続溶接して、フロントサイドフレーム31に対する連結部材60の一端部61の接合作業を完了する。溶接による熱歪みの発生を抑制するには、断続溶接の方が好ましい。
なお、上フランジ71,81同士や下フランジ72,82同士の溶接作業と、フレーム内側半体70に対する一端部61の溶接作業との、順序は逆にしてもよい。
フロントサイドフレーム31に連結部材60を接合する部分の溶接作業を、時間をずらして段階的に行うことができる。このため、フロントサイドフレーム31や連結部材60に、溶接による熱歪みの発生を抑制することができる。
次に、連結部材60における他端部62の連結構造について、図5〜図7及び図9〜図10に基づき説明する。
図9は図6の9−9線断面図である。図10は本発明に係る左の連結部材の他端部において連結部分の分解図であり、図6に対応させて表した。
図6、図7、図9及び図10に示すように、連結部材60の他端部62については、ブラケット100並びにステー110を介して、フロントアッパメンバ38に接合した構成である。
ブラケット100は、フロントアッパメンバ38の垂下部33からフロントサイドフレーム31に向かって水平に延びる、鋼板製プレス成型品である。具体的には、ブラケット100は、垂下部33に溶接にて接合した基部101と、基部101からフロントサイドフレーム31に向かって延びる支持部102と、支持部102の上下端から上方並びに下方へ延びるフランジ部103,103と、からなる。支持部102は、他端部62と干渉しないように、他端部62とは反対側に凹んだ断面視略U字状を呈した部材である(図9参照)。フランジ部103,103は、連結部材60の一端部61に対して平行な部材である。
ステー110は、曲がった丸形パイプからなる連結部材60をブラケット100に取付けるためのパイプステーである。以下、連結部材60のことを適宜「丸形パイプ60」と言い換え、ステー110のことを適宜「パイプステー110」と言い換えて説明する。
詳しく説明すると、ステー110は、丸形パイプ60(すなわち、連結部材60)の外面63をスライド可能に挟み込む上下一対の平板状のフランジ111,111と、これらのフランジ111,111同士を繋ぐ連結部112と、からなるパイプステーであって、支持部102の開口側に向かって開放した断面視略U字状を呈する、鋼板製プレス成型品である。
一対のフランジ111,111は、対向し合う板面同士が互いに平行な平板である。これらのフランジ111,111は、丸形パイプ60に対してパイプ径方向にステー110を位置決め後に、丸形パイプ60の外面63に溶接可能な縁113a,113aを有する長孔113,113を、丸形パイプ60の長手中心線Lpにほぼ平行になるように形成したことを特徴とする。
図6及び図9に示すように、丸形パイプ60に対しパイプステー110をスライドさせて相対的な位置決めをした後に、丸形パイプ60の外面63に長孔113,113の縁113a,113aを溶接することによって、丸形パイプ60にステー110を一体的に接合することができる。
さらには、長孔113,113にしたので、必要な接合剛性に応じて、縁113a,113aにおける溶接長さを自由に設定することができる。
さらに一対のフランジ111,111は、ブラケット100のフランジ部103,103に重ね合わせて接合するための、接合フランジ部114,114を一体に形成したものである。図9に示すように、ブラケット100のフランジ部103,103にステー110の接合フランジ部114,114をスポット溶接等の溶接によって接合することができる。この結果、曲がった丸形パイプ60を、相手部材であるフロントアッパメンバ38にステー110によって容易に接合することができる。
次に、上記構成の車体の前部構造の作用について、図11に基づき説明する。
図11は車体の前部構造の作用図であり、左側のにおけるフロントサイドフレーム31とフロントアッパメンバ38と連結部材60との関係を、模式的な平面図として表したものである。
車体20の左の前部は、ホイールハウス35(図1参照)の前方で、連結部材60の一端部61を、フロントサイドフレーム31に対して車幅方向に各々貫通させるとともに、貫通した両面、すなわちフレーム内側・外側半体70,80に溶接にて接合したので、フロントサイドフレーム31に連結部材60の一端部61を接合する接合部分31bの剛性を、簡単な構成で十分に高めることができる。以下、詳しく説明する。
ここで、連結部材60のことを、一端部61が固定された片持ち梁であると考える。一端部61を接合する接合部分31bは、片持ち梁の基部である。他端部62に曲げ荷重が作用したときに、最大曲げモーメントは接合部分31b(基部31b)に作用する。
これに対して、フレーム内側半体70並びにフレーム外側半体80の両方に、連結部材60の一端部61を接合したので基部31bの剛性は極めて大きい。基部31bに作用した最大曲げモーメントを、閉断面構造体であるフロントサイドフレーム31の全体で受けることができる。
さらには、フレーム外側半体80には、高剛性であるネック付きフランジ90を介して、一端部61を接合したので、荷重をフレーム外側半体80に分散させて伝えることができる。このため、フレーム外側半体80に生じる集中応力を抑制することができる。この結果、フロントサイドフレーム31全体の剛性を十分に確保することができる。
車体20の前方からフロントアッパメンバ38に衝突エネルギーEnが作用したとき、この衝突エネルギーEnを、フロントアッパメンバ38から連結部材60並びに高剛性の基部31bを介して、フロントサイドフレーム31に十分に伝えることができる。従って、フロントサイドフレーム31やフロントアッパメンバ38が塑性変形することによって、車室23側(図1参照)に作用する衝突エネルギーEnを十分に緩和することができる。すなわち、フロントアッパメンバ38に作用した衝突エネルギーEnを、フロントアッパメンバ38だけではなく、フロントサイドフレーム31によっても、十分に吸収することができる。
このように、簡単な構成により、車体20の前面へのオフセット衝突時の衝突エネルギーEnを、フロントサイドフレーム31とフロントアッパメンバ38とに十分に分散させることができるので、衝突エネルギーEnを車体20前部で、より効率良く吸収できる。この結果、車室23(図1参照)側に作用する衝突エネルギーEnを、より一層緩和することができる。
さらには、フロントサイドフレーム31の前部とフロントアッパメンバ38の前部とを、連結部材60によって連結したので、車体20前部の剛性を高めることができる。この結果、車室23部分を含め、車体20全体の剛性をより高めることができる。
なお、右の連結部材60並びにその連結構造についても、左の連結部材60並びにその連結構造と同じであり、作用・効果も同じである。
すなわち、右の連結部材60は、一端部61を、右のフロントサイドフレーム31に対して車幅方向に貫通させるとともに貫通した両面、すなわちフレーム内側・外側半体70,80に溶接にて接合し、他端部62を、右のフロントアッパメンバ38に接合した構成である。
なお、本発明は実施の形態に示す連結部材60が、曲がった丸形パイプの構成に限定されるものではなく、例えば、真っ直ぐな丸断面や角断面からなる中空又は中実部材であってもよい。
本発明の車体の前部構造は、特に左右のフロントサイドフレーム31,31及び左右のフロントアッパメンバ38,38を有する自動車に好適である。
本発明に係る車体前部の斜視図である。 本発明に係る車体前部の左側面図である。 本発明に係る車体前部の平面図である。 本発明に係る車体前部の正面図である。 本発明に係る左の連結部材並びにそれの連結構造の左側面図である。 本発明に係る左の連結部材並びにそれの連結構造の平面図である。 本発明に係る左の連結部材並びにそれの連結構造の正面図である。 本発明に係る左の連結部材の一端部の接合手順説明図である。 図6の9−9線断面図である。 本発明に係る左の連結部材の他端部において連結部分の分解図である。 車体の前部構造の作用図である。 従来の車体の前部構造の概要図である。
符号の説明
10…車両、20…車体、31…フロントサイドフレーム、35…ホイールハウス、38…フロントアッパメンバ、60…連結部材、61…連結部材の一端部、62…連結部材の他端部、70…フレーム内側半体、73,83…貫通孔、80…フレーム外側半体、90…接合フランジ。

Claims (2)

  1. 車体前部の左右両側で左右のフロントサイドフレームを車体前後に延ばし、これらのフロントサイドフレームの車幅方向外側で且つ上側で左右のフロントアッパメンバを車体前後に延ばし、これら左右のフロントサイドフレームと左右のフロントアッパメンバとの間に左右のホイールハウスを個別に掛け渡した、車体の前部構造において、
    前記左右のフロントアッパメンバは、先端が上下に延びる垂下部を備え、
    前記左右のホイールハウスの前方に、車幅方向に延びるパイプにて形成した左右の連結部材を配置し、
    前記左の連結部材の一端部を、前記左のフロントサイドフレームに対して車幅方向に貫通させるとともに貫通した両面に溶接にて接合し、左の連結部材の他端部を、前記左のフロントアッパメンバと前記垂下部に取付けたブラケットとで形成する車体後方に開放した角部固定し、
    前記右の連結部材の一端部を、前記右のフロントサイドフレームに対して車幅方向に貫通させるとともに貫通した両面に溶接にて接合し、右の連結部材の他端部を、前記右のフロントアッパメンバと前記垂下部に取付けたブラケットとで形成する車体後方に開放した角部固定したことを特徴とする車体の前部構造。
  2. 前記左右のフロントサイドフレームは、それぞれ車幅中心側のフレーム内側半体と車幅外側のフレーム外側半体とからなる中空フレームであり、これらのフレーム内・外側半体に前記連結部材が貫通する貫通孔を有し、
    前記左右の連結部材の一端部は、前記フレーム内側半体に車幅外側から当てて接合するための、接合フランジを接合したことを特徴とする請求項1記載の車体の前部構造。
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