JP3916758B2 - 紙葉類供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、封筒や葉書等の多数枚の紙葉類を1枚ずつ区分けするための区分機のような紙葉類供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の紙葉類供給装置は、例えば実開昭55−7887号公報に開示されているように、紙葉類の長手方向を上下方向とし、水平軸の回りに回転する搬送ベルト上に多数枚を集積させ、搬送ベルトの終端でそこに上下方向に配置された水平軸の回りに回転する分離ベルトに1枚ずつ吸着して搬送する装置や、実開昭62−96032号公報に開示されているように、紙葉類の長手方向を上下方向とし、水平軸の回りに回転する搬送ベルト上に多数枚を集積させ、搬送中に紙葉類に振動を与えて姿勢を整えた後、搬送ベルトの終端でそこに上下方向に配置された水平軸の回りに回転する分離ベルトに1枚ずつ吸着して搬送する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の紙葉類供給装置は、紙葉類を確実に1枚ずつ分離して搬送できる性能が要求されており、上記実開昭55−7887号公報に記載の装置でも、分離ベルトに吸着する時に1枚ずつ確実に分離できるように、紙葉類の下端部に向けて搬送方向とは逆方向に空気を噴射する手段を設けており、実開昭62−96032号公報に記載の装置でも、分離ベルトに吸着する時に1枚ずつ確実に分離できるように、紙葉類の下端部を搬送方向とは逆方向に移動させる円錐ローラを設けている。しかしながら、これら従来の装置では、紙葉類が多数枚集積された場合に、吸着されようとする紙葉類に、その背後から集積された紙葉類の圧力が加わるので、1枚ずつ分離することが難しい場合があった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、集積された多数枚の紙葉類を確実に1枚ずつ分離搬送することのできる紙葉類供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、区分対象となる紙葉類を搬送する搬送手段を備えた紙葉類供給装置において、搬送手段は、紙葉類を寄り掛からせる姿勢保持機構と、紙葉類を乗せる搬送ベルトと、姿勢保持機構を駆動する第一の駆動手段と、搬送ベルトを駆動する第二の駆動手段とを備え、第一の駆動手段および第二の駆動手段は、姿勢保持機構の移動速度よりも搬送ベルトの移動速度を僅かに速くするようにしたものであり、紙葉類の搬送方向の前方に圧力がかかることを防止することができ、姿勢保持機構に寄り掛かった紙葉類が搬送方向の前方に倒れることなく、搬送方向に向けて集積することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の紙葉類供給装置は、紙葉類を搬送する搬送手段を備えた紙葉類供給装置において、前記搬送手段は、前記紙葉類を寄り掛からせる姿勢保持機構と、前記紙葉類を乗せる搬送ベルトと、前記姿勢保持機構を駆動する第一の駆動手段と、前記搬送ベルトを駆動する第二の駆動手段とを備え、前記第一の駆動手段および前記第二の駆動手段は、前記姿勢保持機構の移動速度よりも前記搬送ベルトの移動速度を僅かに速くすることを特徴としており、紙葉類の搬送方向の前方に圧力がかかることを防止することができ、姿勢保持機構に寄り掛かった紙葉類が搬送方向の前方に倒れることなく、搬送方向に向けて集積することができるので、集積された多数枚の紙葉類を確実に1枚ずつ分離して搬送できる。
【0007】
本発明の請求項2に記載の紙葉類供給装置は、請求項1記載の紙葉類供給装置について、前記姿勢保持機構は、水平軸の回りに回転駆動される一対の並行なチェーンと、前記チェーンの間に渡された保持プレートと、前記保持プレートに立設された一対の受棒とを備え、前記受棒は、前記紙葉類を寄り掛からせるために搬送方向に対しやや後方に傾けて立設されたことを特徴としており、姿勢保持機構により、紙葉類を搬送方向に対し後方に傾けた状態で搬送し、集積された紙葉類の荷重による搬送方向前方への圧力を防止できる。
【0008】
本発明の請求項3に記載の紙葉類供給装置は、請求項2記載の紙葉類供給装置について、前記搬送ベルトは、前記チェーンと並行に配置されて、水平軸の回りに回転駆動されることを特徴としており、姿勢保持機構により、紙葉類を搬送方向に対し後方に傾けた状態で搬送し、集積された紙葉類の荷重による搬送方向前方への圧力を防止できる。
【0009】
本発明の請求項4に記載の紙葉類供給装置は、請求項1乃至3いずれかに記載の紙葉類供給装置について、前記搬送手段は、長手方向に直交する方向を上下方向として搬送方向に向けて多数枚集積した紙葉類を、その搬送方向に対しやや後方に傾けた状態で搬送し、当該搬送手段の終端において、前記搬送方向とは直交する向きに前記搬送されてくる紙葉類を1枚ずつ吸着して搬送する第2の搬送手段を備えることを特徴としており、搬送手段上に集積された多数枚の紙葉類を第2の搬送手段により確実に1枚ずつ分離して搬送できる。
【0010】
本発明の請求項5に記載の紙葉類供給方法は、姿勢保持機構が紙葉類を寄り掛からせる工程と、搬送ベルトが前記紙葉類を乗せる工程と、第一の駆動手段が前記姿勢保持機構を駆動する工程と、第二の駆動手段が前記搬送ベルトを駆動する工程とを有し、前記第一の駆動手段および前記第二の駆動手段は、前記姿勢保持機構の移動速度よりも前記搬送ベルトの移動速度を僅かに速くすることを特徴としており、紙葉類の搬送方向の前方に圧力がかかることを防止することができ、姿勢保持機構に寄り掛かった紙葉類が搬送方向の前方に倒れることなく、搬送方向に向けて集積することができるので、集積された多数枚の紙葉類を確実に1枚ずつ分離して搬送できる。
【0026】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における紙葉類供給装置の全体構成を示す斜視図である。図1において、100はフレームの上に設けられたテーブルであり、下部に駆動手段200が配置され、上部には、集積された紙葉類を第1搬送方向Aに向けて搬送する第1搬送手段300と、密に集積された紙葉類を粗にほぐす整位手段400と、集積された紙葉類を1枚ずつ分離して、第1搬送方向Aとは水平方向に直交する第2搬送方向Bへ搬送する第2搬送手段500と、万一、重送された紙葉類を分離する重送防止手段600と、紙葉類を1枚ずつ確実に搬送する第3搬送手段700と、紙葉類の姿勢を適正に保持する第4搬送手段800とが配置されており、これらは駆動手段200により駆動される。
【0028】
次に、上記紙葉類供給装置の動作の概略について説明する。封書や葉書等の紙葉類は、その長手方向に直交する方向を上下方向として、第1搬送手段300の搬送ベルト上に、第1搬送方向Aに対してやや後方に傾けた状態で多数枚が集積される。次に、第1搬送手段300を駆動して、紙葉類全体を第1搬送方向Aに向けて搬送し、その終端において、整位手段400により紙葉類を密な状態から粗な状態にほぐした後、第2搬送手段500により1枚ずつ吸着して分離搬送する。分離された紙葉類は、途中、重送防止手段600により、分離できずに重送されてきた紙葉類を分離した後、第3搬送手段700に向けて搬送される。第3搬送手段700においては、第3搬送手段700に紙葉類が受け渡された時には、第2搬送手段500を停止するように第2搬送手段500を間欠駆動することにより、紙葉類を1枚ずつ確実に送るようにする。さらに第4搬送手段800により、紙葉類の下端をテーブル100に押し付けて案内させるように搬送することにより、紙葉類の姿勢を適正に保持する。
【0029】
次に、各部の詳細について説明する。第1搬送手段300は、水平軸の回りに回転する3本の搬送ベルト301、302、303を有し、それぞれ上部ベルトをベルト支持板304、305、306により支持されている。図2はこれら支持板を示した図である。奥側のベルト支持板306の縁に沿って、紙葉類の奥側の端部を揃えるためのガイド板307がテーブル100に固定されている。搬送ベルト301と302との間および搬送ベルト302と303との間には、紙葉類を後方に傾斜させた状態に保持する姿勢保持機構310における受棒311、312が通過する通路が形成されている。受棒311、312は、図3に示すように、並行に配置されたチェーン313、314の間に固定された保持プレート315の上面に、第1搬送方向Aに対しやや後方に傾くように固定されている。チェーン313、314は、それぞれ4個のスプロケットホイール316、317、318、319に掛け渡されており、これらスプロケットホイールは、モータ320により回転駆動される。一方、搬送ベルト301、302、303は、図1に示す駆動手段200の別のモータ201により伝達ベルト202を介して回転駆動される。搬送ベルト301、302、303の移動速度は、チェーン313、314の移動速度よりもほんの僅かに速い。これにより、受棒311、312に立て掛けられて第1搬送方向Aに向けて集積された紙葉類が、搬送方向の前方に倒れることがない。また、搬送ベルト301、302、303の速さを周期的に変えて、その上の紙葉類を揺さぶることにより、後述する整位手段400と同様に、重ねられて密な状態で搬送される紙葉類を粗な状態にほぐすことができる。
【0030】
図4、図5および図6に示すように、保持プレート315の受棒311、312が固定された部分には、一方に立ち上がり片315aが形成され、そこに上部案内ローラ321が回転可能に取り付けられ、またその下の立ち下がり片315bには、下部案内ローラ322が回転可能に取り付けられている。上部案内ローラ321は、上部ローラ案内板323の裏側に接触して転動し、下部案内ローラ322は、コの字形の下部ローラ案内板324の中の下面に接触して転動する。保持プレート315は、図7に示すように、軸325を介してチェーン313、314に回動可能に取り付けられ、立ち下がり片315bの軸325よりも下の位置とチェーン313の別の箇所に設けられて取付板326との間に引張コイルスプリング327が掛け渡されている。このため、保持プレート315は、常に反時計回り方向に回動付勢され、下部案内ローラ322が下部ローラ案内板324の下面に接触して転動することになる。この下部ローラ案内板324の第1搬送方向Aの先端部は、下方に湾曲する上部ローラ案内板323よりも手前側の位置で途切れている。このため、チェーンにより保持プレート315が第1搬送方向Aに向けて移動すると、その終端位置の手前で下部案内ローラ322が下部ローラ案内板324から外れるので、保持プレート315は、今度は上部案内ローラ321が上部ローラ案内板323に位置規制されるので、上部ローラ案内板323に沿って移動することになり、受棒311、312はその角度姿勢を保ったまま移動し、上部ローラ案内板323が途切れた位置で反転してチェーンの裏側に回って第1搬送方向Aとは反対の方向に移動する。このように、姿勢保持機構310は、受棒311、312の角度姿勢を第1搬送方向Aの終端まで維持することができる。
【0031】
次に、整位手段400は、図8に示すように、第1搬送手段300の終端部の中央の搬送ベルト302の両側にほぼ同一レベルに配置された振動板401、402を備え、図示されないモータの回転軸に取り付けられた板カムが、振動板401、402を振動させることにより、重ねられて密な状態で搬送されてきた紙葉類を粗な状態にほぐして、次の第2搬送手段500における紙葉類の分離を容易にする。
【0032】
第2搬送手段500は、図8に示すように、第1搬送手段300の終端において、第1搬送方向Aに対し水平方向に直交する第2搬送方向Bに沿って移動するメッシュ状または多数の小さな孔の開いた搬送ベルト501を有する。搬送ベルト501は、3本の垂直軸502、503、504の回りに回転駆動され、その内側にはバキューム装置505が配置されている。したがって、搬送ベルト501を介してバキューム装置505により、傾斜した受棒311、312に立て掛けられた紙葉類を引き起こすように、またはめくるようにして吸引し、搬送ベルト501に吸着させることにより、紙葉類を1枚ずつ分離し、第2搬送方向Bに向けて搬送することができる。
【0033】
重送防止手段600は、テーブル100に対し、フレーム601が垂直軸602の回りに回動可能の設けられるとともに、フレーム601の先端部には2本の水平軸603、604が摺動可能に設けられ、これら水平軸603、604の先端部には、紙葉類進入側が広くなるように湾曲した摩擦板605が垂直に固定されている。したがって、垂直軸602に対するフレーム601の水平角度および水平軸603、604の突出量を調節して、摩擦板605と第2搬送手段500の搬送ベルト501との間の間隔を適正に調節することにより、万一、第2搬送手段500から紙葉類Sが2枚送りされてきても、紙葉類S同士の摩擦力よりも摩擦板605の紙葉類Sに対する摩擦力の方が大きいので、紙葉類Sは確実に分離されることになる。
【0034】
第3搬送手段700は、第2搬送方向Bに沿って向かい合って設けられた一対の搬送ベルト701と702とを有する。一方の搬送ベルト701は、3本の垂直軸703、704、705の回りに回転駆動され、他方の搬送ベルト702も、3本の垂直軸706、707、708の回りに回転駆動される。垂直軸704はテンションローラになっており、搬送ベルト701を相手の搬送ベルト702に押圧する。したがって、第2搬送手段500から送られてきた紙葉類Sは、同じ姿勢を保ったまま、第3搬送手段700によりさらに第2搬送方向Bに向けて搬送される。
【0035】
ところで、第2搬送方向Bに沿っては、搬送手段500の搬送ベルト501の中央部付近にセンサS1が配置され、第2搬送手段500と第3搬送手段700との境界付近にセンサS2が配置され、第3搬送手段700の中に距離をおいてセンサS3とS4が配置されている。搬送ベルト501、701、702の上下方向高さは、搬送する紙葉類Sの上下方向の高さよりも低く、各搬送ベルトの上部から突出する紙葉類Sの部分を各センサが検出するようになっている。したがって、まずセンサS1が紙葉類Sの先端を検出してオンすると、紙葉類Sが存在することを示す信号を出力し、次にセンサS2が紙葉類Sの先端を検出してオンし、かつセンサS3も紙葉類Sの先端を検出してオンすると、第2搬送手段500の駆動を停止する信号を駆動手段200に送出する。そして、センサS4が紙葉類Sの先端を検出してオンし、センサS3が紙葉類Sの後端を検出してオフすると、第2搬送手段500を再起動する信号が駆動手段200から出力される。これにより、第3搬送手段700が紙葉類Sを搬送している間は、第2搬送手段500が停止しているので、第3搬送手段700における紙葉類Sの2重送りを確実に防止することができる。
【0036】
第4搬送手段800は、図9に示すように、第3搬送手段700の終端において、第2搬送方向Bに沿って移動する搬送ベルト801を有する。搬送ベルト801は、2本の垂直軸802、803の回りに回転駆動される。垂直軸802および803には、それぞれ搬送ベルト801を介して従動回転する送りローラ804および805が接触している。各送りローラ804、805は、紙葉類の搬送方向に傾けてテーブル100に固定された軸806および807に回転可能に取り付けられている。したがって、搬送ベルト801と送りローラ804との間に送り込まれた紙葉類は、傾いた軸806の回りに回転する送りローラ804によって、テーブル100に押し付けられるようにして送られる。そして、搬送ベルト801ともう一方の送りローラ805とに挟まれた後も、同様にテーブル100に押し付けられるようにして送られるので、紙葉類の姿勢を適正に保ったまま搬送することができ、第4搬送手段800以降の処理を安定して行うことができる。
【0037】
以上のように、本実施の形態によれば、第1搬送手段300が、搬送方向に対しやや後方に傾けて立設されて紙葉類を寄り掛からせるための一対の受棒311、312を有する姿勢保持機構310と、受棒311、312の両側に紙葉類を乗せて水平軸の回りに回転駆動される搬送ベルト301、302、303とを備えているので、また、受棒311、312が取り付けられたチェーン313、314を駆動するモータと搬送ベルト301、302、303を駆動するモータとを独立に設け、チェーンの移動速度よりも搬送ベルトの移動速度を僅かに速くしたので、搬送ベルト301、302、303上の紙葉類を受棒311、312に確実に寄り掛かからせることができ、集積された紙葉類の荷重による圧力が搬送方向Aにかかることを防ぐことができる。
【0038】
また、第1搬送手段300の終端に、その搬送方向とは直交する向きに配置されて、搬送されてきた紙葉類をバキューム装置505により搬送ベルト501に1枚ずつ吸着して搬送する第2搬送手段500を備えているので、第1搬送手段300上に集積された多数枚の紙葉類を第2搬送手段500により確実に1枚ずつ分離して搬送することができる。また。第1搬送手段300により重ねられて密な状態で搬送される紙葉類を粗な状態に整列させる整位手段400を備えているので、紙葉類の分離を一層確実に行うことができる。
【0039】
さらに、第2搬送手段500の終端に、向かい合って垂直軸の回りに回転駆動される一対の搬送ベルト701、702を有する第3搬送手段700を備え、第2搬送手段500から第3搬送手段700に紙葉類が受け渡された時に第2搬送手段500を停止させ、第3搬送手段700で紙葉類が後端が検出された時に第2搬送手段500を再起動させるセンサS1、S2、S3、S4を備えているので、紙葉類の重送を確実に防止することができる。
【0040】
さらに、第3搬送手段700に紙葉類が搬送される前の位置に、紙葉類の重送を防止する重送防止手段600を備えているので、紙葉類の重送をより一層確実に防止することができる。また、第3搬送手段700の終端に、垂直軸の回りに回転駆動される搬送ベルト801と、その両側に配置されて軸806、807を搬送方向前方にやや傾けて搬送ベルト801に従動させた一対の送りローラ804、805を有する第4搬送手段800を備え、紙葉類を一対の送りローラ804、805によりテーブル100に押圧しながら搬送するので、紙葉類の浮き上がりを防止して、紙葉類の姿勢を確実に保持することができる。
【0041】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。上記実施の形態1における整位手段400は、集積された紙葉類に対し単に上下方向または左右方向または上下左右方向に振動を与えて、紙葉類を蜜な状態から粗な状態にほぐすものであるが、本実施の形態2における整位手段400Aは、紙葉類に振動に加えるとともに、紙葉類を第2搬送手段500Aの搬送方向Bに向けて推進力を与えて、その推進方向先端部をガイド板307に当接させて、種々の大きさの紙葉類を整位するようにしたものである。以下、本実施の形態2では、この整位手段400Aについて説明する。
【0042】
図10は本実施の形態2における整位手段400Aを含む紙葉類供給装置を上方から見た斜視図、図11はそれを下方から見た斜視図であり、上記実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図10および図11において、100はテーブル、200は駆動手段、300は第1搬送手段であり、実施の形態1と同様なものであり、集積された紙葉類を搬送方向Aに対しやや後方に傾けた状態に保持する姿勢保持機構の図示が省略されている。307はガイド板、400Aは整位手段であり後述する。500Aは第2搬送手段であり、実施の形態1における第2搬送手段500とは形状が異なるが、同様に紙葉類を真空吸着して搬送するものである。
【0043】
整位手段400Aは、図10に示すように、第1搬送手段の搬送方向Aに平行な軸心の周りに第2搬送手段の搬送方向Bに向けて回転する1組のDカットローラ451および452を備えている。これらローラ451、452は、それぞれベルト453、454を介して、図11に示すように、テーブル100の下部に設けられた駆動モータ455により等速度で回転駆動される。Dカットローラ451、452は、円柱体の表面に断面がD形状になるように軸方向に沿って1つの平坦部を形成したものであるが、この平坦部は複数設けてもよい。
【0044】
実施の形態1と同様に、第1搬送手段300により、封書や葉書等の大きさの異なる紙葉類が、第1搬送方向Aに向けて整位手段400Aの位置まで搬送されると、その前方の紙葉類から順番にDカットローラ451、452による上下方向の振動と第2搬送方向Bに向けての推進力を受ける。第1搬送手段300のベルト上に集積される紙葉類は、原則的にはその後端部分をガイド板307に当てた状態で集積されるが、実際には後端部分を揃えることなく、無造作に束ねた状態で置かれることがある。このような場合に、上記実施の形態1では、単に振動を与えるだけなので、前方に位置する紙葉類が短いもので中央寄りにあり、その後方に位置する紙葉類が長いものでその後端部がガイド板307に当接している場合、後方の紙葉類も前方の紙葉類も同時に第2搬送手段500に吸着されて2重送りが発生することが懸念される。そこで本実施の形態2では、このような場合に、まず、第2搬送手段500Aに至る前に、整位手段400Aにより、集積された紙葉類をその前方から順番に第2搬送方向Bに向けて推進力を与えることにより、すべての紙葉類の後端部をガイド板307に当接して揃えてから、第2搬送手段500Aに引き渡すようにしたものである。その際、Dカットローラ451、452の表面には平坦部が形成されているため、紙葉類が上下に振動を受けて、密な状態から粗の状態にほぐされることになる。
【0045】
このような整位手段400Aにおける動作は、Dカットローラ451、452の長さの部分に相当する、すなわちDカットローラ451、452の上に乗っている紙葉類に対して行われることになる。このため、集積された紙葉類のうち、短い紙葉類がガイド板307から一番離れた手前側にあっとしても、第2搬送手段500Aに吸着される位置に到るまでには、その後端部がガイド板307に当接するようになる。また、すべての紙葉類が、その後端部をガイド板307に当接してから第2搬送手段500Aに吸着されるように、第2搬送手段500Aは、紙葉類の後端部側のDカットローラ452に対向する付近が始発位置となるように、その位置が設定されている。
【0046】
このように、本実施の形態2によれば、整位手段400Aが、第1搬送手段300により搬送されてきた紙葉類を、Dカットローラ451、452により上下に振動を与えながら、第2搬送手段500Aの搬送方向Bに向けて推進力を与えるので、密な状態から粗の状態にほぐされるとともに、無造作に集積された紙葉類の後端部をガイド板307に当接させて揃えてから第2搬送手段500Aに引き渡すので、重送を確実に防止することができる。
【0047】
なお、本実施の形態2において、回転体としてのローラは、Dカットローラに限られず、断面形状において軸心からの距離が異なる部分を有するものであれば、断面が三角形でも四角形でも、その他の多角形でも、さらには螺旋形状等の異形のものであってもよい。
【0048】
また、Dカットローラ451、452の回転軸心を第1搬送方向Aと平行にしたが、ガイド板307側のローラ452だけ、または両方のローラ451、452を第1搬送方向Aに対し、前方を少しだけ第2搬送方向Bに傾けて配置することにより、分離を一層確実にすることができる。また、回転体として無端ベルトを使用し、これを部分的に上下に振動させながら第2搬送方向へ回転させるようにしてもよい。
【0049】
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。上記実施の形態1における整位手段400は、集積された紙葉類に対し単に上下方向または左右方向または上下左右方向に振動を与えて、紙葉類を蜜な状態から粗な状態にほぐすものであるが、本実施の形態3における整位手段400Bは、紙葉類に振動に加えるとともに、紙葉類を第2搬送手段500Aの搬送方向Bに向けて推進力を与え、その紙葉類の推進方向先端部をガイド板307に当接させて、種々の大きさの紙葉類を整位するようにしたものである。以下、本実施の形態3では、この整位手段400Bについて説明する。
【0050】
図12は本実施の形態3における整位手段400Bを含む紙葉類供給装置を上方から見た斜視図、図13はこの紙葉類供給装置を下方から、すなわちテーブル100も含めて裏返して見た斜視図であり、上記実施の形態1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。また、図14は図13のように裏返した状態において整位手段400Bの駆動装置、およびこの駆動装置と整位手段400Bとの間に設けられた動力伝達機構を図13の右下から左上方向へ見た様子を示す正面図である。
【0051】
図12および図13において、100はテーブル、200は駆動手段、300は第1搬送手段であり、実施の形態1と同様なものであり、集積された紙葉類を搬送方向Aに対しやや後方に傾けた状態に保持する姿勢保持機構の図示が省略されている。307はガイド板、400Bは整位手段であり後述する。500Aは第2搬送手段であり、実施の形態1における第2搬送手段500とは形状が異なるが、同様に紙葉類を真空吸着して搬送するものである。
【0052】
整位手段400Bは、図12に示すように、第1搬送手段300の搬送方向Aに平行な軸心の周りに第2搬送手段500Aの搬送方向Bに向けて回転する3本のDカットローラ461、462および463を備えている。これらローラ461、462、463には、一本のベルト464が連続して掛けわたされるとともに、このベルト464は、図13に示すように、テーブル100の下部に設けられた駆動モータ465にも掛けわたされており、駆動モータ465を駆動することにより等速度で回転駆動される。
【0053】
Dカットローラ461、462、463は、第1搬送手段300の搬送方向Aに向けて所定の長さ(例えば5〜30センチメートル)だけ延びた棒状体から構成されている。そして、この実施の形態3においては、上記棒状体の表面に断面がD形状になるように軸方向に沿って1つの平坦部を形成したものであるが、この平坦部は複数設けてもよい。また、この実施の形態3においては、Dカットローラ461、462および463はいずれも同じ径寸法に設定され、そのうち内側に配列された回転体、すなわち真中のDカットローラ462は、その回転上面位置(ここでは、回転するDカットローラを軸方向からみた場合の最高レベル位置をいう。Dカット面を有するからDの面が上に来たときはその位置は低くな る。)が他の2本のDカットローラ461および463の回転上面位置よりも僅かに低い位置に設定されている。なお両側に配置された回転体、すなわちDカットローラ461と463Bは、回転上面位置が同じレベルに設定されている。そして、このような態様を実現するために、Dカットローラ462を両側のDカットローラ461および463よりも僅かに低い位置に配置している。
【0054】
なお、真中のDカットローラ462を両側のDカットローラ461および463よりも低い位置に配置する代わりに、Dカットローラ462の径を両側両側のDカットローラ461および463の径よりも小さい寸法にし、3本のDカットローラ461、462、463とも回転中心軸の取り付けレベルを同じにすることにより、Dカットローラ462の回転上面位置を両側のDカットローラ461および463の回転上面位置よりも低い位置に設定してもよい。また、Dカットローラの設置個数は上記のように3本に限定されるものではなく、3本以上であれば、テーブル100の大きさ、搬送される紙葉類の寸法に応じて増加して設置することもできる。
【0055】
以下、本実施の形態3の動作について説明する。実施の形態1と同様に、第1搬送手段300により、封書や葉書等の大きさの異なる紙葉類が、第1搬送方向Aに向けて整位手段400Bの位置まで搬送されると、その前方の紙葉類から順番に、回転するDカットローラ461、462、463による上下方向の振動と第2搬送方向Bに向けての推進力を受ける。第1搬送手段300のベルト上に集積される紙葉類は、原則的にはその後端部分をガイド板307に当てた状態で集積されるが、実際には後端部分を揃えることなく、しかも第2搬送方向Bへの長さ寸法が大きい(長寸法)ものも小さい(短寸法)ものも混合されて、無造作に束ねた状態で置かれることがある。このような場合に、上記実施の形態1では、単に振動を与えるだけなので、前方に位置する紙葉類が短いもので中央寄りにあり、その後方に位置する紙葉類が長いものでその後端部がガイド板307に当接している場合、後方の紙葉類も前方の紙葉類も同時に第2搬送手段500Aに吸着されて2重送りが発生することが懸念される。
【0056】
そこで本実施の形態3では、このような場合に、まず、第2搬送手段500Aに至る前に、整位手段400Bにより集積された紙葉類をその前方から順番に第2搬送方向Bに向けて推進力を与える。この推進力は、Dカットローラ461、462、463が棒状構造を有していることから、紙葉類が第1搬送方向Aへ移動している一定距離(ストローク)にわたり、すなわち充分な時間をかけて上記紙葉類は推進力を受け、整位作用を受けることができる。また、このときの推進力の与え方は、Dカットローラ461、462および463のうち真中のDカットローラ462は、その回転上面位置が他の2本のDカットローラ461および463の回転上面位置よりも僅かに低い位置に設定されているから、長寸法の紙葉類は主としてDカットローラ461および463によって推進力を受け、短寸法の紙葉類は主としてDカットローラ462および463によって推進力を受ける。これにより、紙葉類のうち長寸法のものも短寸法のものも一様に第2搬送方向Bに向けて推進力を受けることができ整位処理を完全に行なうことができる。そして、上記のようにして端部をガイド板307に当接して揃えてから、第2搬送手段500Aに引き渡すようにしたものである。その際、Dカットローラ461、462の表面には平坦部が形成されているため、紙葉類が上下に振動を受けて、密な状態から粗の状態にほぐされることになる。
【0057】
このような整位手段400Bにおける動作は、Dカットローラ461、462の長さの部分に相当する部分で、すなわちDカットローラ461、462、463の上に乗っている紙葉類に対して行われることになる。そして、上記推進力は、Dカットローラ461、462、463が棒状構造を有していることから、紙葉類が第1搬送方向Aへ移動している一定距離(ストローク)にわたって当該紙葉類は推進力を受け、整位作用を受けることができる。このため、集積された紙葉類のうち、短い紙葉類がガイド板307から一番離れた手前側にあっとしても、第2搬送手段500Aに吸着される位置に到るまでには充分なストロークがあり、その後端部がガイド板307に当接するようになる。また、すべての紙葉類が、その後端部をガイド板307に当接してから第2搬送手段500Aに吸着されるように、第2搬送手段500Aは、紙葉類の後端部側のDカットローラ462に対向する付近が始発位置となるように、その位置が設定されている。
【0058】
このように、本実施の形態3によれば、整位手段400Bが、第1搬送手段300により搬送されてきた紙葉類を、Dカットローラ461、462、463により上下に振動を与えながら、第2搬送手段500Aの搬送方向Bに向けて推進力を与えるので、密な状態から粗の状態にほぐされるとともに、無造作に集積された紙葉類の後端部をガイド板307に当接させて揃えてから第2搬送手段500Aに引き渡すので、重送を確実に防止することができる。
【0059】
なお、本実施の形態3において、回転体としてのローラは、Dカットローラに限られず、断面形状において軸心からの距離が異なる部分を有するものであれば、断面が三角形でも四角形でも、その他の多角形でも、さらには螺旋形状等の異形のものであってもよい。
【0060】
また、Dカットローラ461、462、463の回転軸心を第1搬送方向Aと平行にしたが、ガイド板307側のローラ463だけ、または任意のDカットローラ461、462、463を第1搬送方向Aに対し、前方を少しだけ第2搬送方向Bに傾けて配置することにより、分離を一層確実にすることができる。また、回転体として無端ベルトを使用し、これを部分的に上下に振動させながら第2搬送方向へ回転させるようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】
本発明は、上記実施の形態から明らかなように、区分対象となる紙葉類を、その長手方向に直交する方向を上下方向として、第1の搬送手段における搬送ベルト上に多数枚集積するとともに、その紙葉類全体を搬送方向に対しやや後方に傾けた状態に保持しながら搬送し、第1の搬送手段の終端において、その搬送方向とは直交する向きに配置された第2の搬送手段により1枚ずつ吸着して搬送するようにしたものであり、第1の搬送手段における搬送ベルト上に載置された紙葉類が搬送方向に対し後方に傾いているので、第2の搬送手段に吸着される際に1枚ずつ引き起こされるようにして分離されるため、集積された多数枚の紙葉類を確実に1枚ずつ分離搬送することができる。
【0062】
また本発明によれば、第2の搬送手段の前段に整位手段を設けることにより、集積された紙葉類を密な状態から粗な状態にほぐすことができ、第2の搬送手段における分離を一層容易にすることができる。また第2の搬送手段の後段に重送防止手段を設けることにより、万一、第2搬送手段で分離されなかった紙葉類も確実に分離することができる。さらに第3の搬送手段にセンサを設けて、第3の搬送手段が紙葉類を搬送している間は第2の搬送手段を停止させることにより、紙葉類の2重送りを確実に防止することができる。さらに軸を搬送方向前方に傾けた送りローラを搬送ベルトに従動させた第4の搬送手段を設けることにより、搬送中の紙葉類を一定の姿勢に保持することができ、後段の処理を安定的に行うことができる。
【0063】
また本発明によれば、整位手段として、第1の搬送手段により搬送されてきた紙葉類を、回転体により振動を与えながら、第2の搬送手段の搬送方向Bに向けて推進力を与えることにより、紙葉類を密な状態から粗の状態にほぐすとともに、無造作に集積された紙葉類の第2搬送方向側の端部をガイド板に当接させて揃えてから第の2搬送手段に引き渡すことができ、重送を確実に防止することができる。
【0064】
さらに本発明によれば、整位手段回転体を、3本以上の所定の長さ寸法を有する棒状構造とし、また、そのうち内側に配列された回転体は、その回転上面位置が両側のDカットローラの回転上面位置よりも僅かに低い位置に設定されているから、第1搬送方向Aへ移動する紙葉類に対して充分な時間第2搬送方向Bに向けて推進力を与えることができ、しかも長寸法の紙葉類も短寸法の紙葉類も一様に第2搬送方向Bに向けて推進力を受けることができるから、無造作に集積された紙葉類の第2搬送方向側の端部をガイド板に当接させて揃えてから第の2搬送手段に引き渡すことができ、重送を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における紙葉類供給装置の全体構成を示す斜視図
【図2】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の第1搬送手段のベルト支持板の斜視図
【図3】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の第1搬送手段のチェーン駆動部を示す斜視図
【図4】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の第1搬送手段の受棒部を示す斜視図
【図5】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の第1搬送手段のベルト支持板およびローラ案内板を示す斜視図
【図6】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の第1搬送手段の全体構成を示す斜視図
【図7】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の第1搬送手段の姿勢保持機構の概略部分断面図
【図8】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の整位手段、第2搬送手段、重送防止手段、第3搬送手段を示す斜視図
【図9】前記実施の形態1における紙葉類供給装置の第4搬送手段を示す斜視図
【図10】本発明の実施の形態2における紙葉類供給装置の主要部を上方から見た斜視図
【図11】前記実施の形態2における紙葉類供給装置を下方から見た斜視図
【図12】本発明の実施の形態3における紙葉類供給装置の主要部を上方から見た斜視図
【図13】前記実施の形態3における紙葉類供給装置を下方から(裏返して)見た斜視図
【図14】前記実施の形態3における紙葉類供給装置を図13のように裏返した状態において整位手段の駆動装置、およびこの駆動装置と整位手段との間に設けられた動力伝達機構を図13の右下から左上方向へ見た様子を示す正面図
【符号の説明】
100 テーブル
200 駆動手段
300 第1搬送手段
301、302、303 搬送ベルト
304、305、306 ベルト支持板
307 ガイド板
310 姿勢保持機構
311、312 受棒
313、314 チェーン
315 保持プレート
316、317、318、319 スプロケットホイール
400、400A、400B 整位手段
401、402 振動板
451、452、461、462、463 Dカットローラ(回転体)
453、464 ベルト
455 モータ
500、500A 第2搬送手段
501 搬送ベルト
502、503、504 垂直軸
505 バキューム装置
600 重送防止手段
601 フレーム
602 垂直軸
603、604 水平軸
605 摩擦板
700 第3搬送手段
701、702 搬送ベルト
703、704、705、706、707、708 垂直軸
800 第4搬送手段
801 搬送ベルト
802、803 垂直軸
804、805 送りローラ
806、807 軸
A 第1搬送方向
B 第2搬送方向
S 紙葉類
S1、S2、S3、S4 センサ

Claims (5)

  1. 紙葉類を搬送する搬送手段を備えた紙葉類供給装置において、
    前記搬送手段は、
    前記紙葉類を寄り掛からせる姿勢保持機構と、
    前記紙葉類を乗せる搬送ベルトと、
    前記姿勢保持機構を駆動する第一の駆動手段と、
    前記搬送ベルトを駆動する第二の駆動手段とを備え、
    前記第一の駆動手段および前記第二の駆動手段は、前記姿勢保持機構の移動速度よりも前記搬送ベルトの移動速度を僅かに速くすることを特徴とする紙葉類供給装置。
  2. 前記姿勢保持機構は、水平軸の回りに回転駆動される一対の並行なチェーンと、前記チェーンの間に渡された保持プレートと、前記保持プレートに立設された一対の受棒とを備え、前記受棒は、前記紙葉類を寄り掛からせるために搬送方向に対しやや後方に傾けて立設されたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類供給装置。
  3. 前記搬送ベルトは、前記チェーンと並行に配置されて、水平軸の回りに回転駆動されることを特徴とする請求項2記載の紙葉類供給装置。
  4. 前記搬送手段は、長手方向に直交する方向を上下方向として搬送方向に向けて多数枚集積した紙葉類を、その搬送方向に対しやや後方に傾けた状態で搬送し、
    当該搬送手段の終端において、前記搬送方向とは直交する向きに前記搬送されてくる紙葉類を1枚ずつ吸着して搬送する第2の搬送手段を備えることを特徴とする請求項1乃至いずれかに記載の紙葉類供給装置。
  5. 姿勢保持機構が紙葉類を寄り掛からせる工程と、
    搬送ベルトが前記紙葉類を乗せる工程と、
    第一の駆動手段が前記姿勢保持機構を駆動する工程と、
    第二の駆動手段が前記搬送ベルトを駆動する工程とを有し、
    前記第一の駆動手段および前記第二の駆動手段は、前記姿勢保持機構の移動速度よりも前記搬送ベルトの移動速度を僅かに速くすることを特徴とする紙葉類供給方法。
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