JPH0679942B2 - 丁合機などへの折帖供給装置 - Google Patents
丁合機などへの折帖供給装置Info
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- JPH0679942B2 JPH0679942B2 JP21129185A JP21129185A JPH0679942B2 JP H0679942 B2 JPH0679942 B2 JP H0679942B2 JP 21129185 A JP21129185 A JP 21129185A JP 21129185 A JP21129185 A JP 21129185A JP H0679942 B2 JPH0679942 B2 JP H0679942B2
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- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、折帖を丁合機などへ供給する装置の改善に関
する。
する。
［従来技術とその課題］ 従来一般に使用されているこの種折帖を丁合機などへ供
給する装置としては、例えば実開昭56−173546号公報や
実開昭56−173547号公報にみられるような、搬送体をも
つ折帖のストックラインが、下手側を下向きに傾斜させ
るとともに、先行端の折帖を真空吸引用のフィーダード
ラムによって強制的に略垂直上方に送出するよう構成さ
れている。
給する装置としては、例えば実開昭56−173546号公報や
実開昭56−173547号公報にみられるような、搬送体をも
つ折帖のストックラインが、下手側を下向きに傾斜させ
るとともに、先行端の折帖を真空吸引用のフィーダード
ラムによって強制的に略垂直上方に送出するよう構成さ
れている。
このように従来の装置では、ストックラインに、背側を
上向きとした垂直状態で、而も多数横積みされた折帖が
乗載されているのに加え、間歇的に駆動する搬送体の作
用で生ずる折帖圧力に抗して最先端の折帖が強制的に、
而も抜き取り的に略垂直方向に送り出されるため、折帖
の外側紙面がズレたり、あるいは、破損された状態で丁
合機に供給され、欠陥本を作り出す原因となっている
し、また、この種の欠損折帖を搬送途中でチェックし除
去する作業も要求されるなどの課題がある。
上向きとした垂直状態で、而も多数横積みされた折帖が
乗載されているのに加え、間歇的に駆動する搬送体の作
用で生ずる折帖圧力に抗して最先端の折帖が強制的に、
而も抜き取り的に略垂直方向に送り出されるため、折帖
の外側紙面がズレたり、あるいは、破損された状態で丁
合機に供給され、欠陥本を作り出す原因となっている
し、また、この種の欠損折帖を搬送途中でチェックし除
去する作業も要求されるなどの課題がある。
このような課題を解決する手段として、特公昭51−1990
5号公報及び特公昭53−23588号公報に示すような薄板状
態の供給装置が提案されている。この装置は薄板のスト
ックラインと傾斜供給搬送体を段差をもって接続し、垂
直姿勢で送られる薄板を段差部で傾斜姿勢とし、最下段
となる薄板に後続薄板の荷重がかからないようにするも
のであるが、段差の大きさを調整することができないこ
とから、薄板の厚さの変化に対応し、後続薄板の荷重を
任意に調整することができないという課題は依然として
解消されていない。
5号公報及び特公昭53−23588号公報に示すような薄板状
態の供給装置が提案されている。この装置は薄板のスト
ックラインと傾斜供給搬送体を段差をもって接続し、垂
直姿勢で送られる薄板を段差部で傾斜姿勢とし、最下段
となる薄板に後続薄板の荷重がかからないようにするも
のであるが、段差の大きさを調整することができないこ
とから、薄板の厚さの変化に対応し、後続薄板の荷重を
任意に調整することができないという課題は依然として
解消されていない。
本発明の目的は、このような実情に鑑みてなされたもの
で、簡単な而も合理的手段によって従来技術の問題点を
解消せしめ、折帖供給ラインに搬入された送出折帖に、
後続折帖群による大きな加圧作用を殆どなくし、欠損の
ない而も円滑な折帖供給がなしうる装置を提供するとと
もに、製本効率の向上を図らんとするものである。
で、簡単な而も合理的手段によって従来技術の問題点を
解消せしめ、折帖供給ラインに搬入された送出折帖に、
後続折帖群による大きな加圧作用を殆どなくし、欠損の
ない而も円滑な折帖供給がなしうる装置を提供するとと
もに、製本効率の向上を図らんとするものである。
［課題を解決するための手段］ 従来技術の課題を解決する本発明の構成は、横方向に長
い機枠１の略中央部より上手側に、間歇的に回転する水
平姿勢の搬送体２を設けるとともに、この搬送体２上
に、背側が上向きとなるように多数垂直姿勢に横積みさ
れる折帖のストックラインＡを設けるとともに、上記搬
送体２の下手側に、折帖を順次斜め上方に搬送する傾斜
搬送体７をもつ折帖の捌きラインＢを連設し、該捌きラ
インＢの下手側に、折帖をフィーダーに連なる折帖ホッ
パー18に順次供給する傾斜供給搬送体12をもつ折帖の供
給ラインＣを連設せしめ、一方、該折帖の供給ラインＣ
を構成する傾斜供給搬送体12の上手側を、上記捌きライ
ンＢを構成する傾斜搬送体７の下手側送出端より下位に
位置させ、両端間に、垂直姿勢の折帖を上記供給ライン
Ｃにそった傾斜姿勢に変えるとともに、最下段の折帖に
後続垂直姿勢の折帖荷重が印加されないようにした丁合
機などへの折帖供給装置において、上記捌きラインＢを
構成する傾斜搬送体７の上手側端を、ストックラインＡ
の搬送体２の下手側端に回転自在に連結するとともに、
傾斜搬送体７を、下手側に円弧状の案内面6aをもつ扇形
状の枠体６に架設し、上記傾斜搬送体７の傾斜角度を、
折帖の厚みに応じて大小に調節しうるようにしたもので
ある。
い機枠１の略中央部より上手側に、間歇的に回転する水
平姿勢の搬送体２を設けるとともに、この搬送体２上
に、背側が上向きとなるように多数垂直姿勢に横積みさ
れる折帖のストックラインＡを設けるとともに、上記搬
送体２の下手側に、折帖を順次斜め上方に搬送する傾斜
搬送体７をもつ折帖の捌きラインＢを連設し、該捌きラ
インＢの下手側に、折帖をフィーダーに連なる折帖ホッ
パー18に順次供給する傾斜供給搬送体12をもつ折帖の供
給ラインＣを連設せしめ、一方、該折帖の供給ラインＣ
を構成する傾斜供給搬送体12の上手側を、上記捌きライ
ンＢを構成する傾斜搬送体７の下手側送出端より下位に
位置させ、両端間に、垂直姿勢の折帖を上記供給ライン
Ｃにそった傾斜姿勢に変えるとともに、最下段の折帖に
後続垂直姿勢の折帖荷重が印加されないようにした丁合
機などへの折帖供給装置において、上記捌きラインＢを
構成する傾斜搬送体７の上手側端を、ストックラインＡ
の搬送体２の下手側端に回転自在に連結するとともに、
傾斜搬送体７を、下手側に円弧状の案内面6aをもつ扇形
状の枠体６に架設し、上記傾斜搬送体７の傾斜角度を、
折帖の厚みに応じて大小に調節しうるようにしたもので
ある。
［実施例］ 次に、図面について本発明実施例の詳細を説明する。
第１図は装置全体の斜視図，第２図は同上要部の概略側
面図，第３図は同上斜視図，第４図は折帖供給ラインの
搬送体構造を示す斜視図，第５図は本発明要部の一部切
欠正面図，第６図は同上における折帖を圧搾空気の吹き
つけにより分離を容易とする手段を示す要部の一部切欠
側面図，第７図は同上における折帖圧力を近接スイッチ
などのセンサーにより検知し、この検知信号により折帖
のストックラインの搬送体及び捌きラインの傾斜搬送体
の駆動を停止する機構の側面図を示している。
面図，第３図は同上斜視図，第４図は折帖供給ラインの
搬送体構造を示す斜視図，第５図は本発明要部の一部切
欠正面図，第６図は同上における折帖を圧搾空気の吹き
つけにより分離を容易とする手段を示す要部の一部切欠
側面図，第７図は同上における折帖圧力を近接スイッチ
などのセンサーにより検知し、この検知信号により折帖
のストックラインの搬送体及び捌きラインの傾斜搬送体
の駆動を停止する機構の側面図を示している。
１は横方向に長い機枠であって、該機枠１の略中央部よ
り後方、詳しくは、機枠１の上手側に、水平姿勢の無端
ベルト2aを懸架した搬送体２が軸架してある。この搬送
体２は、第2,3図などから明らかなように、背側を上向
きにした垂直姿勢の折帖３を多数横積み状に載置したも
のを下手側方向に搬送するため、上記無端ベルト2aは平
ベルト構造で而も複数平行して設けられ、また、この無
端ベルト2aは機枠１に張設された案内テーブル４上に配
設されている。更に、この無端ベルト2aからなる搬送体
２は、後述するように、折帖の過大圧力の検知信号など
により停止する構造をもっている。また、上記案内テー
ブル４上には、折帖３の巾に応じて間隔調整ができる２
枚の案内板５が、搬送体２の搬送方向と直交する方向に
移動可能に設けられている。上記構造により折帖のスト
ックラインＡが構成されている。
り後方、詳しくは、機枠１の上手側に、水平姿勢の無端
ベルト2aを懸架した搬送体２が軸架してある。この搬送
体２は、第2,3図などから明らかなように、背側を上向
きにした垂直姿勢の折帖３を多数横積み状に載置したも
のを下手側方向に搬送するため、上記無端ベルト2aは平
ベルト構造で而も複数平行して設けられ、また、この無
端ベルト2aは機枠１に張設された案内テーブル４上に配
設されている。更に、この無端ベルト2aからなる搬送体
２は、後述するように、折帖の過大圧力の検知信号など
により停止する構造をもっている。また、上記案内テー
ブル４上には、折帖３の巾に応じて間隔調整ができる２
枚の案内板５が、搬送体２の搬送方向と直交する方向に
移動可能に設けられている。上記構造により折帖のスト
ックラインＡが構成されている。
６は、上記搬送体２を構成する下手側のプーリー2bの軸
の両端に軸支し、かつ、下手側に円弧状の案内面6aを形
成した側面形状が扇形状の枠体であって、該枠体６の上
辺下手側には、上記プーリー2bと同径の溝プーリー7aを
軸着せしめ、該溝プーリー7aと上記プーリー2bとの間に
複数条の丸ベルト7bを懸架した傾斜搬送体７を設ける。
上記枠体６の側面形状が、下手側を末広がりとした扇形
状であり、この枠体６の底辺を略水平状に保持すること
により、枠体６の上辺は第2,5図のように、下手側が上
向き傾斜した状態となり、搬送される折帖３群も図のよ
うに略垂直状態でこの枠体６、詳しくは、傾斜搬送体７
で斜め上向きに順次搬送される。また、上述の構造から
明らかなように、傾斜搬送体７は搬送体２と駆動源が同
一であるため、両者は同一の駆動，停止作用をなすこと
は勿論である。
の両端に軸支し、かつ、下手側に円弧状の案内面6aを形
成した側面形状が扇形状の枠体であって、該枠体６の上
辺下手側には、上記プーリー2bと同径の溝プーリー7aを
軸着せしめ、該溝プーリー7aと上記プーリー2bとの間に
複数条の丸ベルト7bを懸架した傾斜搬送体７を設ける。
上記枠体６の側面形状が、下手側を末広がりとした扇形
状であり、この枠体６の底辺を略水平状に保持すること
により、枠体６の上辺は第2,5図のように、下手側が上
向き傾斜した状態となり、搬送される折帖３群も図のよ
うに略垂直状態でこの枠体６、詳しくは、傾斜搬送体７
で斜め上向きに順次搬送される。また、上述の構造から
明らかなように、傾斜搬送体７は搬送体２と駆動源が同
一であるため、両者は同一の駆動，停止作用をなすこと
は勿論である。
上記枠体６の上辺には、案内テーブル８が張設してあ
り、上記丸ベルト7bはこの案内テーブル８の上に乗載さ
れている。該案内テーブル８にはボルト廻しなどの治具
挿入用の孔8aが形成してあり、この孔8aの中心軸線方向
にそった調節ボルト９が上記案内テーブル８の下方に設
けてあり、該調節ボルト９は、上記枠体６に横架された
取付杆10に螺合してあり、また、調節ボルト９の下端は
上記機枠１に横架された受杆11上に係止されている。
り、上記丸ベルト7bはこの案内テーブル８の上に乗載さ
れている。該案内テーブル８にはボルト廻しなどの治具
挿入用の孔8aが形成してあり、この孔8aの中心軸線方向
にそった調節ボルト９が上記案内テーブル８の下方に設
けてあり、該調節ボルト９は、上記枠体６に横架された
取付杆10に螺合してあり、また、調節ボルト９の下端は
上記機枠１に横架された受杆11上に係止されている。
このように、上記傾斜搬送体７などの機構をもつ枠体６
は、搬送体２のプーリー2bを支点として、自重により常
に下方に回動習性をもつが、この回動習性は、上記受杆
11上に係止される調節ボルト９により阻止されており、
従って枠体６は、調節ベルト９の螺退，螺進作用によっ
てプーリー2bの軸を支点として上下方向（第５図の矢印
方向）に回動し、水平姿勢の搬送体２に対する傾斜搬送
体７の傾斜角度の大小が調節しうるようにしたものであ
る。この傾斜搬送体７の角度調節の目的は、折帖３の重
量に応じて角度を変えるようにしたもので、即ち折帖３
が厚い場合には角度を大きく、薄い場合には角度を小さ
く調節するものである。以上の構成により折帖の捌きラ
インＢが構成されている。
は、搬送体２のプーリー2bを支点として、自重により常
に下方に回動習性をもつが、この回動習性は、上記受杆
11上に係止される調節ボルト９により阻止されており、
従って枠体６は、調節ベルト９の螺退，螺進作用によっ
てプーリー2bの軸を支点として上下方向（第５図の矢印
方向）に回動し、水平姿勢の搬送体２に対する傾斜搬送
体７の傾斜角度の大小が調節しうるようにしたものであ
る。この傾斜搬送体７の角度調節の目的は、折帖３の重
量に応じて角度を変えるようにしたもので、即ち折帖３
が厚い場合には角度を大きく、薄い場合には角度を小さ
く調節するものである。以上の構成により折帖の捌きラ
インＢが構成されている。
12は、上記折帖の捌きラインＢを構成する枠体６の下手
側に対して上手側端が近接して設けられ、かつ、多数の
通気孔12aを穿設形成した供給ベルト12bからなる傾斜供
給搬送体で、該供給ベルト12bは第2,4図から明らかなよ
うに、多数の案内ロール13…により支持されるととも
に、少なくとも、２条のベルト構造によって構成されて
いる。この供給ベルト12bの上側流路は、上手側から上
向きに傾斜され、下手側が水平になるように形成してあ
る。また、この供給ベルト12bの上側流路の下面には全
域にわたり案内テーブル14が張設してある。15は、供給
ベルト12bの上側流路の上手側で、かつ、供給ベルト12b
の内側面に摺接するように設けた吸気箱で、この吸気箱
15の上面を供給ベルト12bが通過するときに、供給ベル
ト12bに設けた通気孔12aを介して折帖３を吸引せしめ、
折帖３を供給ベルト12bの搬送作用に追従走行するよう
にしたものである。16は、上記供給ベルト12bの上側流
路に適合させ、かつ、搬送供給される折帖３の上面に接
するようにした従動ベルトである。また、供給ベルト12
b,従動ベルト16の下手側には、これらの搬送速度より大
きな搬送速度をもつ供給ローラ17が配設してあり、第３
図のように、サシミ状に送られてくる折帖３を後続のも
のから強制的に分離し、折帖ホッパー18に整然と供給収
容しうるようにしたものである。以上の構成により折帖
の供給ラインＣが構成されている。
側に対して上手側端が近接して設けられ、かつ、多数の
通気孔12aを穿設形成した供給ベルト12bからなる傾斜供
給搬送体で、該供給ベルト12bは第2,4図から明らかなよ
うに、多数の案内ロール13…により支持されるととも
に、少なくとも、２条のベルト構造によって構成されて
いる。この供給ベルト12bの上側流路は、上手側から上
向きに傾斜され、下手側が水平になるように形成してあ
る。また、この供給ベルト12bの上側流路の下面には全
域にわたり案内テーブル14が張設してある。15は、供給
ベルト12bの上側流路の上手側で、かつ、供給ベルト12b
の内側面に摺接するように設けた吸気箱で、この吸気箱
15の上面を供給ベルト12bが通過するときに、供給ベル
ト12bに設けた通気孔12aを介して折帖３を吸引せしめ、
折帖３を供給ベルト12bの搬送作用に追従走行するよう
にしたものである。16は、上記供給ベルト12bの上側流
路に適合させ、かつ、搬送供給される折帖３の上面に接
するようにした従動ベルトである。また、供給ベルト12
b,従動ベルト16の下手側には、これらの搬送速度より大
きな搬送速度をもつ供給ローラ17が配設してあり、第３
図のように、サシミ状に送られてくる折帖３を後続のも
のから強制的に分離し、折帖ホッパー18に整然と供給収
容しうるようにしたものである。以上の構成により折帖
の供給ラインＣが構成されている。
第６図に示す19は、供給ベルト12bの上手側上に誘導さ
れた折帖３を捌きやすくするために、折帖３の背側に向
け高圧空気を吹きつける空気ノズルである。また、第７
図に示すように、供給ベルト12bの上手側上に誘導され
た折帖３の下層部に、これに接触する形の感圧部材20
を配設し、この感圧部材20の水平杆部端に、近接スイッ
チ21のオン，オフを行う鉄片22を設け、供給ベルト12b
上に積重される折帖３の量が多く、供給ベルト12bの搬
送作用によって折帖３が前方にせり出したときの圧力が
感圧部材20に伝達され、これの水平杆部が矢印方向に上
向き回動して鉄片22が近接スイッチ21から外れたとき
に、該近接スイッチ21をオンまたはオフとなし、上記搬
送体２の駆動源を停止させるようにした安全装置が構成
されている。
れた折帖３を捌きやすくするために、折帖３の背側に向
け高圧空気を吹きつける空気ノズルである。また、第７
図に示すように、供給ベルト12bの上手側上に誘導され
た折帖３の下層部に、これに接触する形の感圧部材20
を配設し、この感圧部材20の水平杆部端に、近接スイッ
チ21のオン，オフを行う鉄片22を設け、供給ベルト12b
上に積重される折帖３の量が多く、供給ベルト12bの搬
送作用によって折帖３が前方にせり出したときの圧力が
感圧部材20に伝達され、これの水平杆部が矢印方向に上
向き回動して鉄片22が近接スイッチ21から外れたとき
に、該近接スイッチ21をオンまたはオフとなし、上記搬
送体２の駆動源を停止させるようにした安全装置が構成
されている。
尚、本発明の装置においては、従来装置と同様に、フィ
ーダー部に連なる上記折帖のホッパー18に折帖が満載さ
れると、光電センサーによって収容された折帖レベルを
検知するように構成している。そして光電センサーが折
帖のレベルオーバーを検知すると、供給ベルト12b、即
ち、供給ラインＣの動きを停止する。このときストック
ラインＡおよび捌きラインＢはそのまま駆動を続けてい
る。捌きラインＢの下手側、、即ち、供給ライン基部に
あるセンサーが折帖圧力によって近接スイッチをオンま
たはオフにすると、ストックラインＡ及び捌きラインＢ
を停止させ、折帖ホッパー18の折帖がフィードされて量
が少なくなると再び供給ラインＣが動き、折帖圧力が解
除された時点でストックラインＡと捌きラインＢが再び
動き出すように構成されている。
ーダー部に連なる上記折帖のホッパー18に折帖が満載さ
れると、光電センサーによって収容された折帖レベルを
検知するように構成している。そして光電センサーが折
帖のレベルオーバーを検知すると、供給ベルト12b、即
ち、供給ラインＣの動きを停止する。このときストック
ラインＡおよび捌きラインＢはそのまま駆動を続けてい
る。捌きラインＢの下手側、、即ち、供給ライン基部に
あるセンサーが折帖圧力によって近接スイッチをオンま
たはオフにすると、ストックラインＡ及び捌きラインＢ
を停止させ、折帖ホッパー18の折帖がフィードされて量
が少なくなると再び供給ラインＣが動き、折帖圧力が解
除された時点でストックラインＡと捌きラインＢが再び
動き出すように構成されている。
［発明の効果］ 上述のように本発明の構成によれば、次のような効果が
得られる。
得られる。
（ａ）ストックラインＡ上に横積みされた折帖を先行側
から順次捌きラインＢにおいて捌くとともに、供給ライ
ンＣから順次ホッパーに導き、更には、フィーダーによ
り丁合機に順次連続的に供給することができ、而も、水
平状態で搬送される折帖群を、捌きラインＢにおいて垂
直姿勢を保たせながら斜め上向方向に搬送し、段差をも
って供給ラインＣの下手側に傾斜姿勢で供給せしめ、供
給ラインＣの上手側に供給される傾斜姿勢の折帖冊数を
わずかな量に抑制することができ、供給ラインＣ上にお
ける折帖圧力は無視しうる程度で、後続の折帖群圧力を
遮断することから供給ラインＣにおける折帖の捌きが円
滑に行われ、折帖のズレや破損が完全に解消しうること
は勿論のこと、 （ｂ）特に本発明においては、捌きラインＢを構成する
傾斜搬送体７の上手側端を、ストックラインＡの搬送体
２の下手側端に回転自在に連結するとともに、傾斜搬送
体７を、下手側に円弧状の案内面6aをもつ扇形状の枠体
６に架設したので、傾斜搬送体７の傾斜角度を折帖の厚
みに応じて調整する、即ち、折帖が厚くて重い場合には
角度を大きくし、また、折帖が薄くて軽い場合には角度
を小さくして重なり合う折帖圧力の均一化を図り、供給
ラインＣに常に一定した圧力をもつ折帖の捌き供給がな
しうる。また、円弧状の案内面6aにより、傾斜供給搬送
体12の上手側に移行した折帖が第6,7図に示すように、
傾斜搬送体７の下手側下面に介入するのを合理的に防止
しうる。
から順次捌きラインＢにおいて捌くとともに、供給ライ
ンＣから順次ホッパーに導き、更には、フィーダーによ
り丁合機に順次連続的に供給することができ、而も、水
平状態で搬送される折帖群を、捌きラインＢにおいて垂
直姿勢を保たせながら斜め上向方向に搬送し、段差をも
って供給ラインＣの下手側に傾斜姿勢で供給せしめ、供
給ラインＣの上手側に供給される傾斜姿勢の折帖冊数を
わずかな量に抑制することができ、供給ラインＣ上にお
ける折帖圧力は無視しうる程度で、後続の折帖群圧力を
遮断することから供給ラインＣにおける折帖の捌きが円
滑に行われ、折帖のズレや破損が完全に解消しうること
は勿論のこと、 （ｂ）特に本発明においては、捌きラインＢを構成する
傾斜搬送体７の上手側端を、ストックラインＡの搬送体
２の下手側端に回転自在に連結するとともに、傾斜搬送
体７を、下手側に円弧状の案内面6aをもつ扇形状の枠体
６に架設したので、傾斜搬送体７の傾斜角度を折帖の厚
みに応じて調整する、即ち、折帖が厚くて重い場合には
角度を大きくし、また、折帖が薄くて軽い場合には角度
を小さくして重なり合う折帖圧力の均一化を図り、供給
ラインＣに常に一定した圧力をもつ折帖の捌き供給がな
しうる。また、円弧状の案内面6aにより、傾斜供給搬送
体12の上手側に移行した折帖が第6,7図に示すように、
傾斜搬送体７の下手側下面に介入するのを合理的に防止
しうる。
第１図は斜視図，第２図は同上要部の概略を示す側面
図，第３図は同上斜視図，第４図は供給ラインＣの斜視
図，第５図は要部の一部切欠側面図，第６図は空気ノズ
ルの配置を示す要部の一部切欠側面図，第７図は感圧部
材の配置を示す要部の一部切欠側面図である。 Ａ……ストックライン,B……捌きライン、Ｃ……供給ラ
イン,1……機枠,2……搬送体,3……折帖,6……枠体,6a
……円弧状の案内面,7……傾斜搬送体,12……傾斜供給
搬送体,18……折帖ホッパー。
図，第３図は同上斜視図，第４図は供給ラインＣの斜視
図，第５図は要部の一部切欠側面図，第６図は空気ノズ
ルの配置を示す要部の一部切欠側面図，第７図は感圧部
材の配置を示す要部の一部切欠側面図である。 Ａ……ストックライン,B……捌きライン、Ｃ……供給ラ
イン,1……機枠,2……搬送体,3……折帖,6……枠体,6a
……円弧状の案内面,7……傾斜搬送体,12……傾斜供給
搬送体,18……折帖ホッパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｈ 1/14 ３２０ Ｂ 8712−3Ｆ
Claims (1)
- 【請求項１】横方向に長い機枠（１）の略中央部より上
手側に、間歇的に回転する水平姿勢の搬送体（２）を設
けるとともに、この搬送体（２）上に、背側が上向きと
なるように多数垂直姿勢に横積みされる折帖のストック
ライン（Ａ）を設けるとともに、上記搬送体（２）の下
手側に、折帖を順次斜め上方に搬送する傾斜搬送体
（７）をもつ折帖の捌きライン（Ｂ）を連設し、該捌き
ライン（Ｂ）の下手側に、折帖をフィーダーに連なる折
帖ホッパー（18）に順次供給する傾斜供給搬送体（12）
をもつ折帖の供給ライン（Ｃ）を連設せしめ、一方、該
折帖の供給ライン（Ｃ）を構成する傾斜供給搬送体（1
2）の上手側を、上記捌きライン（Ｂ）を構成する傾斜
搬送体（７）の下手側送出端より下位に位置させ、両端
間に、垂直姿勢の折帖を上記供給ライン（Ｃ）にそった
傾斜姿勢に変えるとともに、最下段の折帖に後続垂直姿
勢の折帖荷重が印加されないようにした丁合機などへの
折帖供給装置において、 上記捌きライン（Ｂ）を構成する傾斜搬送体（７）の上
手側端を、ストックライン（Ａ）の搬送体（２）の下手
側端に回動自在に連結するとともに、傾斜搬送体（７）
を、下手側に円弧状の案内面（6a）をもつ扇形状の枠体
（６）に架設し、上記傾斜搬送体（７）の傾斜角度を、
折帖の厚みに応じて大小に調節しうるようにしたことを
特徴とする丁合機などへの折帖供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21129185A JPH0679942B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 丁合機などへの折帖供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21129185A JPH0679942B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 丁合機などへの折帖供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6270124A JPS6270124A (ja) | 1987-03-31 |
| JPH0679942B2 true JPH0679942B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=16603498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21129185A Expired - Lifetime JPH0679942B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | 丁合機などへの折帖供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679942B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4973038A (en) * | 1989-09-06 | 1990-11-27 | Am International Incorporated | Signature handling apparatus |
| JP2007276939A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Tanaka Seiki Kk | 給紙装置 |
| JP4808180B2 (ja) * | 2007-04-19 | 2011-11-02 | 株式会社椿本チエイン | 書籍切り出し搬送装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5119905A (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-17 | Nippon Electric Co | Setsuzokukiseiseigyohoshiki |
| JPS5323588A (en) * | 1976-08-18 | 1978-03-04 | Matsushima Kogyo Kk | Quartz vibrator |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21129185A patent/JPH0679942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6270124A (ja) | 1987-03-31 |
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