JP3912918B2 - 商品販売登録処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、登録装置で顧客が買上げた各商品を登録し、精算装置で金銭の授受つまり精算を行う商品販売登録処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーマーケットなどの大型つまり大規模の店舗等においては、精算場所(会計場所)における顧客の流れを円滑にして精算業務の効率化を図るために、チェッカー(売上登録をする係員)とキャッシャー(精算をする係員)の二人の係員によって登録業務と精算業務を行う二人制チェックアウトシステム(以下単に二人制システムという)と呼ばれる商品販売システムが採用されている。
【0003】
このような二人制システムは、例えば、専ら顧客の買上げた商品の商品コードあるいは商品部門、販売金額、買上点数つまり販売点数等の商品情報を入力して登録する登録装置と、この登録装置で登録された販売商品の合計金額に対する金銭の授受をして会計をする精算業務を行う精算装置とから構成されている。
【0004】
また、この二人制システムでは、精算をする顧客が少ない時間帯などでは、一人の係員が登録業務と精算業務をなす(以下一人制システムという)ようにも使用できるようになっている。
【0005】
そして、前記従来の二人制システムにおける登録装置、精算装置等の配置構成は図6に示すように構成されている。
【0006】
つまり、図6に示すように長尺状に形成されたサッカー台200と、このサッカー台200の長手方向略中央部のチェッカーTが位置する側と対向する側の側縁部にレーザー光の走査によりバーコード化された商品の商品コード、商品部門等を読み取る読取手段211、バーコードが付されていない商品の商品コード、金額、販売点数等の商品情報を入力するキーボード212、表示器213等から構成された登録装置210と、前記サッカー台200に設けた登録装置210の下流側でかつチェッカーT側に配置され、キャッシャーKによって操作されるPOS端末装置等としての電子式キャッシュレジスター(以下電子レジスターという)等からなる精算装置220から構成されている。なお、前記登録装置210の表示器213と反対側つまり顧客側には客用表示器213aが設けられている。
【0007】
そして、前記サッカー台200の前記読取手段211の上流側(図6の登録装置210の右側)は、顧客が買上げた商品あるいは商品を入れた篭(不図示)を載置する登録未済商品載置領域214となっており、また、登録装置210の下流側はチェッカーTが、前記読取手段211あるいはキーボード212によって前記買上げたそれぞれの商品の商品コード、金額、販売点数等の商品情報を入力(以下この商品情報の入力を商品の登録ともいう)し、この登録済みの商品を再び入れる篭(不図示)が置かれる登録済商品載置領域215となっている。
【0008】
また、前記電子レジスター220は従来周知の構成であり、筐体221の前側(キャッシャーK側)上面には、締めキー等の機能キー222a、商品のコード等が割り付けられた商品キー222b、置数キー222c等が設けられたキーボード222、合計金額、釣り銭額等を表示するキャッシャー用の表示器223、顧客用の表示器224、レシートを発行するレシート発行口225、現金を収納するドロワ226等が設けられている。
【0009】
この電子レジスター220は、レジスター台230に載置されて前述したように、前記登録装置210の下流側にサッカー台200と並設して配置されている。
【0010】
そして、上記のように構成された従来の二人制システムにおいては、精算をする場合は、顧客Cは買上げた商品を入れた前記図示しない篭を前記登録未済商品載置領域214に置く。すると操作者であるチェッカーTは、前記篭に入れられた各商品を一つずつ取り出して、前記読取手段211でバーコードを読み取らせることにより、あるいはキーボード212でこの商品の登録をし、登録済みとなった商品を前記登録済商品載置領域215に置いた図示しない篭内に入れる。
【0011】
そして、チェッカーTがすべての商品の登録を終了し、合計キー( 不図示) を操作すると、この登録された商品情報は、前記電子レジスター220に設けられた販売データファイル(不図示)に送られて格納される。
【0012】
すべての商品の登録が済むと、顧客Cは支払つまり精算のために前記電子レジスター220の位置に移動する。顧客が電子レジスター220の所に移動してくると、操作者つまりキャッシャーKは、前記キーボード222の所定のキーつまり精算処理をするためのキーを操作する。この操作により前記販売データファイルに格納されている商品情報に基いて合計額、消費税等が算出され、キャッシャーKは顧客から預かった代金をキーボード222から入力し、締めキーを操作し釣り銭がある場合に釣り銭とともにレシートを渡し精算処理をするものである。
【0013】
そして、顧客Cは精算が済むつまり代金の支払いが済むと、前記登録済商品の入った篭を、袋詰めをするために前記サッカー台200とは別の場所に設けられている袋詰め台240のところに持って行き、顧客C自身で篭から商品を出して袋詰めをするものである。
【0014】
なお、上記二人制システムでは、登録および精算業務が混雑しない状態では、キャッシャーKが登録と精算を行う使い方つまり一人制とする場合は、前記電子レジスター220のみによって登録と精算を行うものであり、この場合は、顧客は買上げた商品を入れた篭を登録済商品載置領域215に置き、キャッシャーKは、この登録済商品載置領域225に別の空の篭(不図示)を置き、電子レジスター220のキーボード222を操作して商品の登録をし、登録済みの商品を前記別の篭に入れる。
【0015】
そして、同様に顧客Cは、精算が済むつまり代金の支払いが済むと前記登録済商品の入った篭を、袋詰めをするために前記袋詰め台240のところに持って行き、顧客自身で篭から商品を出して袋詰めをするものである。
【0016】
このように、従来は買上げた商品の登録および精算が済んだ商品の袋詰めを顧客Cに強いるものであることから顧客へのサービスの低下を招くことなり、また、前記袋詰め台240の設置スペースは、袋詰め台240をサッカー台200とは別の場所に独立して設置するものであり、この袋詰め台240の周囲にもスペースを要するため全体として広いスペースを必要とすることから店舗のスペースの有効利用が阻害されるものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の二人制システムまたは一人制システムとして使用する商品販売登録処理システムは、上記のように買上げた商品の袋詰め作業を顧客に強いることから顧客へのサービスの低下を招くという問題があり、また、前記袋詰め台240を設置するスペースを必要とすることから店舗のスペースの有効利用ができないという問題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明はこのような事情に鑑みなされたもので、請求項1記載の発明は、操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けた袋掛け領域を設けるとともに、前記サッカー台の下流側に登録済商品を包装する袋詰め台を配置した商品販売登録処理システムとしたものである。
【0019】
このように請求項1記載の発明は、操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納用袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けた袋掛け領域を設けるとともに、前記サッカー台の下流側に登録済商品を包装する袋詰め台を配置したことから、顧客の袋詰め作業をなくすことができるためサービスの向上が図れるとともに、収納袋は登録装置の下流側近傍に開口して配置されているため、登録を行う操作者の、登録処理動作と袋詰め動作を連続した一連の動作の中できることから登録操作と袋詰め操作を容易とするとともに、登録操作と袋詰め操作の能率を向上させるという作用を有するものである。また、袋詰め台はサッカー台の下流に接近して配置されていることから設置スペースを小さくできるという作用を有するものである。
【0020】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、袋掛け領域の少なくとも上部を覆う上面を平坦とした蓋体を設けた商品販売登録処理システムとしたものである。
【0021】
このように請求項2記載の発明は、請求項1 記載の発明において、袋掛け領域の少なくとも上部を覆う上面を平坦とした蓋体を設けたことから、請求項1記載の発明の作用に加えて、登録および精算処理をする操作者と商品の袋詰めをする作業者とで作業をする場合、前記袋掛け領域蓋体で覆うとともにこの蓋体の上面を商品の載置領域として機能することから、登録および精算処理した商品を置く領域を広くできる、登録処理作業および袋詰め作業を容易にできるという作用を有するものである。
【0022】
また、請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、袋掛け部材を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一とした商品販売登録処理システムとしたものである。
【0023】
このように請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、袋掛け部材を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたことから、請求項1または請求項2記載の発明の作用に加えて、商品を登録する際に読取窓の前面下方側を通過させ、その高さ位置から下方に開口している収納袋に商品を入れることができることから、商品の収納袋への収納操作を容易とするとともに操作者の腕などの疲労を低減させることができるという作用を有するものである。
【0024】
また、請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3記載の発明において、袋掛け領域の下流側に、袋詰め台方向に向かって下方に傾斜し、搬送面の上流側最上面を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたコンベアー装置を設けた商品販売登録処理システムとしたものである。
【0025】
このように請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3記載の発明において、袋掛け領域の下流側に、袋詰め台方向に向かって下方に傾斜し、搬送面の上流側最上面を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたローラコンベアー装置を設けたことから、請求項1ないし請求項3記載の発明の作用に加えて、登録および精算処理をする操作者と、商品の袋詰めをする作業者とで作業をする場合、操作者の登録商品のコンベアー装置の上流側搬送面への載置を容易とすることができるという作用を有するものである。
【0026】
また、請求項5記載の発明は、操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けた袋掛け領域を設けた商品販売登録処理システムとしたものである。
【0027】
このように請求項5記載の発明は、操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けたことから、顧客の袋詰め作業をなくすことができるためサービスの向上が図れるとともに、収納袋は登録装置の下流側近傍に開口して配置されているため、登録を行う操作者の、登録処理動作と袋詰め動作を連続した一連の動作の中できることから登録操作と袋詰め操作を容易とするとともに、登録操作と袋詰め操作の能率を向上させるという作用を有するものである。また、袋詰め台を必要としないことから設置スペースを小さくできるという作用を有するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態を図1ないし図5に基いて説明する。
【0029】
図1および図2は、この商品販売登録処理システム(以下単に登録システムという)1の全体を示す図で、図1は平面図であり図2は操作者側からみた側面図である。また、図3および図4はサッカー台10と袋詰め台60を配置した状態を示す斜視図であり、図3は袋掛け領域70を蓋体75で覆った状態を示す図であり、図4は袋掛け領域を開放した状態を示す図である。
【0030】
そして、この登録システムは図1、図2に示すように、登録装置20およびコンベアー装置としてのローラコンベアー装置30が設けられたサッカー台10、精算装置載置台であるレジスター台40に載置された精算装置である電子レジスター50および袋詰め台60などから構成されている。
【0031】
そして、前記サッカー台10は、長尺状とした机状に形成され第一の台11と同じく長尺状とした机状に形成された第二の台15とから構成されている。そして、前記第一の台11の操作者T側は図3、図4に示すように開放された備品などを収納する収納部12aないし12dが形成されている。
【0032】
また、前記第一の台11の登録する際の商品の移動方向下流側つまり図1ないし図4において左側端部には、操作者Tが位置する側と反対側つまり操作者Tが位置する側と対向する側(以下顧客C側ともいう)の側縁部に上方に突出させて支持体21が設けられており、また、第一の台11の登録する際の商品の移動方向上流側つまり図1ないし図4において右側は、顧客が買上げた商品つまり未登録商品あるいはこれら未登録商品を入れた篭80(図1参照)を載置する登録未済商品載置領域13となっている。
【0033】
また、前記第二の台15は、開閉扉16aないし16cが設けられた収納部が設けられており、また、上流側には奥行き方向(長手方向と直交する方向)中間から顧客C側の領域には、載置台17が形成されている。そして、この載置台17の上面は商品を一時的に載置する載置領域として機能させるものであり、そして、載置台17の上面の高さは、後述する光学的読取装置の読取窓25の前面を商品の商品コード(商品名等と対応)などの商品情報を読み取らせる際に、操作者Tが移動させる際の商品が通過する位置つまり前記第一の台11の上面からの高さと略同じ高さないしは低く設定されているものである。このことによって操作者Tが登録の際に、商品を前記読取窓25の前面を通過させて、この商品を前記載置台17に置くときに前記通過させる位置から上方に商品を持ち上げる必要がないことから、腕部などの疲労を低減できるものである。
【0034】
また、前記載置台17の操作者Tと対向する側壁17a(図4参照)の上部には、互いに離間するとともに、操作者側に向けて突出させて一対の袋掛け部材71aおよび71bが形成されており、この一対の袋掛け部材71aおよび71bは登録が済んだ商品(以下登録済商品という)を収納する収納袋81を図4に二点鎖線で示すように開口81aとした状態で掛けて置くものである。
【0035】
そして、前記収納袋81を配置される空間領域は袋掛け領域70を構成しているものである。
【0036】
また、前記一対の袋掛け部材71aおよび71bの高さ位置は、前記載置台17の上面の高さと同様に、後述する光学的読取装置の読取窓25の前面を商品の商品コード(商品名等と対応)などの商品情報を読み取らせる際に、操作者Tが移動させる際の商品が通過する位置つまり前記第一の台11の上面からの高さと略同じ高さないしは低く設定されており、操作者が登録の際に、商品を前記読取窓25の前面を通過させ、この商品を前記収納袋81の開口81aから入れる際に、その商品をそのまま下方に位置する開口81aを介して収納袋81に入れることができるため、収納つまり袋詰め操作を容易とするとともに操作者Tの腕などの疲労を低減させることができるものである。
【0037】
また、前記載置台17の側壁17aには前記袋掛け部材71aおよび71bの中間位置に前記折りたたまれた状態の収納袋81を掛けておくフック71cが設けられており、このフック71cに掛けられた収納袋81を一枚ずつ外して口を開けて前記袋掛け部材71aおよび71bに掛けるものである。
【0038】
また、前記第二の台15の下流側には、図3および図4に示すように後に詳述するローラコンベアー装置30が配置されており、このローラコンベアー装置30の筐体31の一方、つまり操作者T側の側板32の上流側端部には、前記袋掛け領域70を覆う蓋体75が取り付けられている。
【0039】
この蓋体75は図5に示すように前面板75a、上面板75bおよび側面板75cとから構成され、前面板75aと前記側板32とは一対のヒンジ76aによって矢印a方向に回転可能に結合され、また、前面板75aの上縁部と上面板75bの前側縁部とは一対のヒンジ76bによって矢印b方向に回転可能に結合され、また、前面板75aの側縁部と側面板75c前側縁部は一対のヒンジ76cによって矢印c方向に回転可能に結合されている。
【0040】
そして、前面板75a、上面板75bおよび側面板75cをそれぞれ開いた状態(以下この状態を使用状態という)では、図3に示すように前記袋掛け領域70の前面、上面および側面の三面つまり袋掛け領域70を覆い、その内部に前記袋掛け部材71aおよび71bは収納されるものである。また、前面板75aに対して上面板75bおよび側面板75cを折りたたみ、前面板75aを側板32に回動させて密着させたときは、前面板75a、上面板75bおよび側面板75cは、図4に示すように側板32と平行にして位置するようになっている(以下この状態を収納状態という)。なお、収納した状態では側面板75cは、前面板75aと上面板75bとの間に位置するようになっている。
【0041】
そして、前記蓋体75を使用状態とした場合における前記上面板75bの上面は、前記載置台17の上面と面一となるように設定され、この上面板75bは載置台17と同様登録済商品を載置する台として機能するものである。
【0042】
また、蓋体75の使用状態における前記上面板75bの上面の高さ位置は、前記載置台17の上面と同様に、後述する光学的読取装置の読取窓25の前面を商品の商品コードなどの商品情報を読み取らせる際に、操作者Tが移動させる際の商品が通過する位置、つまり前記第一の台11の上面からの高さと略同じ高さないしは低く設定されているものである。このことによって操作者が登録の際に、商品を前記読取窓25の前面を通過させてこの商品を前記上面板75bに置くときに、前記通過させる位置から上方に商品を持ち上げる必要がないことから、腕部などの疲労を低減できるものである。
【0043】
この蓋体75を使用状態とするのは、操作者が登録を済ませた後、この登録済商品を袋詰め作業者(以下作業者という)Wが袋詰めを行う、つまり登録および精算処理操作と袋詰め作業を、操作者Tと作業者Wの二人で分担してなす場合になされるものである。また、蓋体75を収納状態とするのは、登録および精算処理操作と袋詰め作業を操作者Tが一人で行う場合になされるものである。つまり、操作者Tは、商品の登録をした後この登録商品を袋掛け部材71aおよび71bに収納袋81を掛けてつまり吊下げ、商品を登録した後この登録済商品を入れることにより、登録および袋詰めを行うとともに、精算処理を行うものである。なお、登録、精算処理、袋詰めを行う操作を以降チェックアウト処理という。
【0044】
つぎに、前記ローラコンベアー装置30は、上記したように筐体31と搬送手段37とから構成されており、前記筐体31は、前記一方側(操作者T側)の側板32、他方側の側板33、下流側つまり後に詳述する前記袋詰め台60側に位置する前面板34、上流側つまり後に詳述する前記登録装置20側に位置する後面板35および下流側の一部に設けられた底板36とから構成されている。なお、前記底板36の上部は前記搬送手段37から搬送された商品を収納する収納部39となっているものである。
【0045】
そして、前記筐体31の前記側板32と側板33との間には、袋詰め台60方向に向かって下方に傾斜する多数のコロ状のローラ38から構成された前記搬送手段37が配置されており、この搬送手段部37の上面つまり搬送面の上流側の最上面は、前記載置台17の上面および蓋体75の上面板75bの上面と略同一の高さとなるように設定されいる。
【0046】
つまり、登録装置20の読取窓25の前面を通過させる商品の通過高さと略同一に設定されているものである。このことによって、載置台17および蓋体75の上面板75bの上に載せられた商品を前記搬送手段37に載置することが容易、つまり商品を持ち上げる必要なく載置できるものである。なお、載置された商品は搬送手段37によって下方に自動的に搬送され前記収納部39に収納される。
【0047】
つぎに、前記袋詰め台60について説明する。
【0048】
この袋詰め台60は図3、図4に示すように、上面を袋詰めをする作業台面61とし、内部には作業者側を開放した収納部62が形成されている。また、前記作業台面61の作業者と反対側の側縁部には一対の袋掛け部材63aおよび63bが離間して立設されており、この袋掛け部材63aおよび63bには、前記袋掛け部材71aおよび71bと同様に、収納袋(不図示)を開口して掛けて置くものである。また、前記袋詰め台60には前記ローラコンベアー装置30の前面板34側に突出さて形成されて作業台64が設けられている。この作業台64においても前記ローラコンベアー装置30の底板36に搬送された商品の袋詰めをするものである。
【0049】
また、前記袋詰め台60の下部にはキャスター65が設けられており、操作者が一人で登録、精算処理をする際等、袋詰め台60を使用しない場合は他の場所に移動して片づけることができるようになっている。
【0050】
つぎに、前記サッカー台11の第一の台に設けられた登録装置20に着いて説明する。
【0051】
この登録装置20は、従来この種の商品販売登録処理システムに使用されているものと同様に構成されているものである。つまり、図2ないし図4に示すように角筒状からなり内部を収納空間とした支持体21、この支持体21の前記収納空間に収納された、図示しない光学的バーコード読取装置(以下スキャナーという)、支持体21の上部に設けられたキーボード22、このキーボード22の側方に設けられた操作者T用の表示器23等から構成されている。また、この表示器23の背面側には、顧客用の表示器23a(図1参照)が設けられている。
【0052】
そして、前記支持体21の下方部を図示しない取付ボルト等によって前記第一の台11に取り付けられているものである。
【0053】
なお、前記光学的バーコード読取装置は、レーザー光を出射するレーザー発生装置(半導体レーザー発信器等)、ポリゴンミラー等からなり商品に付されたバーコードシンボル(以下バーコードという)を走査つまりスキャニングする走査手段、前記バーコードの走査の際に照射されたレーザー光の反射光を受光する受光素子、この受光素子で受光された光の強さ(光量)を電気信号に変換する光電変換手段、この光電変換手段で変換された電気信号により前記バーコード情報つまりこの実施の形態の場合は商品の種類(商品コード、商品部門)に変換する変換回路等から構成されているものである。
【0054】
また、前記支持体21には、操作者T側と対向する面に出射および反射するレーザー光を通過させる窓すなわち読取窓25が設けられており、この読取窓25から前記レーザー光が反射ミラーによって斜め下方に向けてつまり前記第一の台11の上方空間でかつ登録未済商品載置領域13と載置台17および袋掛け領域70との間の領域に向けて出射されるようになっている。
【0055】
また、前記キーボード22には、符号を付していないが各商品コード(あるいは商品部門)が割り付けられた多数の商品キー、販売点数あるいは商品コード等の数字情報を入力する置数キー、登録の終了情報を入力する合計キーおよび訂正キー等登録用の各種キーが配設されている。
【0056】
また、前記登録装置20には図示しないが、CPU(中央処理装置)、ROM(リード・オンリー・メモリー)、RAM(ランダム・アクセス・メモリー)および電子レジスター50と各種データの送受信をするI/Oポート等が設けられている。
【0057】
そして、前記RAMには、図示しない登録された商品情報(商品部門コード、商品コード、金額、販売点数等)を格納する登録データファイルが設けられており、顧客の購入した商品の商品情報が、前記登録装置20のスキャナーによってバーコードを読み取らせることにより、あるいはバーコードが付されていない商品の場合は前記商品コード・販売点数を置数キーから入力されることにより登録されると、これら登録された商品情報は前記登録データファイルに格納され、すべての商品の登録が終了し前記合計キーが操作されると、これら商品情報はつぎに詳述する電子レジスター50に送信されるようになっている。
【0058】
つぎに、前記精算装置としての前記電子レジスター50について説明する。
【0059】
この電子レジスター50は、従来周知のPOS端末装置として使用されているいわゆる端末装置と同様な構成となっているものである。
【0060】
つまり、この電子レジスター50は図1、図2に示すように、筐体51の前面には、商品コード(あるいは販売部門)が割り付けられた多数の商品キー(あるいは部門キー)52a、販売点数あるいは商品コード等数字情報を入力する置数キー52b、精算をする締めキー・訂正キー等の各種ファンクションキー52c等が配設されたキーボード52が設けられており、また、キーボード52の近傍には登録・点検等の各業務を設定する業務設定キー52dが設けられている。
【0061】
また、キーボード52の後部に位置してキャッシャー用の表示器53が、また、この表示器53の後方には、表示面の向きを可変とした顧客用の表示器54が設けられている。
【0062】
また、前記キーボード52の左側にはレシート発行口55が設けられており、また、筐体51の下部には前方に向けて引き出し可能な現金を収納する図示しないドロワが設けられている。
【0063】
そして、前記電子レジスター50には図示しないが内部に、各種制御・演算処理などを行うCPU、各種制御プログラムが格納されたROM、各種データを格納するRAM、前記業務設定キー52dからのキー信号を取り込むI/Oポート、前記キーボード52からのキー信号を取り込むキーボードコントローラー、レシートに販売情報を印字するプリンターを駆動する駆動回路に印字データを送出するI/Oポート、前記ドロワを開放させるドロワ開放装置に開放信号を送出するI/Oポート、時計回路、前記登録装置20との各種データーの送受信をするI/Oポート等から構成される制御回路、ホストコンピュータと各種データの送受信を行う通信インターフェース等が設けられている。
【0064】
また、前記RAMには、図示しないが前記登録装置20から送信されてきた前記商品情報を格納する商品情報ファイル、販売された各商品の部門別、商品別等に分類して販売データを格納する販売データファイル、商品コードとこの商品コードに対応して商品名、金額、部門などを格納したPLUファイル、合計キーの操作に伴って前記商品情報ファイルの内容(商品コード、金額、販売点数等)およびPLUファイルに基づいて算出された合計額、消費税額等、顧客からの預かり金額を入力され締めキーの操作に伴って算出された釣り銭額等を格納するバッファー等が設けられている。
【0065】
そして、このように構成された前記電子レジスター50は、図1、図2に示すようにキーボード52を操作者T側に向けた状態として前記レジスター台40に載置されるものである。
【0066】
そして、登録装置20が取付けられたサッカー台10、電子レジスター50が載置されたレジスター台40および袋詰め台60は、図1、図2に示すように関係付けられて配置されるものである。つまり、サッカー台10は、登録装置20が取付けられている側つまり操作者Tが位置する側と反対側を顧客の通路側として位置決めして配置し、また、前記電子レジスター50を載置したレジスター台40を、前記サッカー台10の未登録未済商品載置領域13の内側に近接させて並べて位置決めして配置し、また、袋詰め台60をサッカー台10つまりローラコンベアー装置30が載置された第二の台15の下流側端部に近接させて位置決めして配置されるものである。
【0067】
つぎに、上記のように構成された登録システム1における登録・精算および袋詰めを行う際の動作つまりチェックアウト処理の動作について説明する。
【0068】
まず、二人つまり登録および精算業務を行う操作者Tと、袋詰め作業をする作業者Wとでチェックアウト処理する場合の動作について説明する。
【0069】
この場合は、前記蓋体75は使用状態つまり袋掛け領域70を覆った状態とし、また、登録装置20の近傍位置に操作者Tが位置し、袋付け台60に対面した位置に作業者Wが位置しているものである。また、この場合は操作者Tは登録処理と精算処理を行うものであることから、登録処理をする場合は登録装置20と対面した位置に位置し、精算処理をする場合は電子レジスター50と対面した位置に位置するものである。
【0070】
操作者Tは上記登録装置20の近傍位置に位置して待機している状態で、顧客が購入した商品の代金の支払いつまり精算をするため、購入した商品を入れた篭80を前記登録未済商品載置領域13に置く。
【0071】
すると、操作者Tは前記篭80から、商品を右手で一つずつ取り出して前記スキャナーによってバーコードを読みとらせる。つまり、右手で持った商品をこの商品に付されたバーコードを前記読取窓25に向けながら読取窓25の下方側を通過させ、読み取られたことが読み取り完了音などによって確認されたときは、今度は商品を左手に持ち替えて左手をそのまま下流側に移動させ、その商品を前記載置台17の上面または蓋体75の上面板75bの上面に載置するかあるいは直接ローラコンベアー装置30の搬送手段37の上に載置する。
【0072】
そして、前記載置台17の上面、蓋体75の上面板75bの上面の高さおよび搬送手段37に上流側搬送面は、前記商品の登録処理の際に、右手および左手で商品を移動させる高さと略同じか、または低く設定されていることから、操作者Tの登録商品の載置台17または蓋体75の上面板75bの上面に載置することおよび直接ローラコンベアー装置30の搬送手段37の上流側搬送面に置く際に、商品を上下方向に移動させる必要がないため、載置が容易であるとともに上方に持ち上げることによる腕部などの疲労を低減できるものである。
【0073】
なお、商品にバーコードが付されていないかまたはバーコードが汚れるなどして読み取れないときは、前記キーボード22によって商品情報を入力するものである。
【0074】
また、前記登録装置20によって読み取られた商品情報は、前記電子レジスター50に送られる。そして、操作者Tは登処理が終わると電子レジスターと対向する位置に移動し(なお、この移動は登録装置20と電子レジスター50とがL字状に配置されていることと両者が近接していることから向きを変える程度である)前記キーボード52の所要のキーを操作して精算処理操作をする。この処理操作がされることにより電子レジスター50は、顧客の買上げた商品の合計額および消費税額を算出し、これらは表示器53、54に表示され、この表示に基いて操作者Tは顧客から代金を預かり、この金額を入力して締めキーを操作すると、釣銭が計算され同様に表示器53、54に表示される。そして、釣銭を商品名、価格、釣銭額等が印字されて発行されたレシートとともに顧客に渡すことにより精算業務は終了する。
【0075】
一方、作業者Wは操作者Tが精算処理をしている間に、前記袋詰め台60において前記登録処理された商品の袋詰めを行っており、前記精算処の終了と略同時に袋詰めは終了している。したがって、精算が終わると同時に顧客Cは前記袋詰めされた商品を受け取ることができるものである。
【0076】
このことによって顧客Cへのサービスの向上が図れるとともに、チェックアウト処理の効率化が図れるものである。また、上記したように操作者Tは登録処理操作が容易にできるとともに、この操作の際の疲労の低減が図れるものである。
【0077】
つぎに、操作者Tが一人でチェックアウト処理つまり登録処理、精算処理および袋詰めを行う場合について説明する。この場合は前記蓋体75を収納状態とし、袋掛け領域70を開放するとともに、袋掛け部材71aおよび71bに図4に示すように収納袋81をその開口81aを開けて掛けるつまり吊下げる。なお、この収納袋81を袋掛け部材71aおよび71bへの吊下げは、直前の顧客のチェックアウト処理が終わった後、あるいは、つぎの顧客の登録処理を開始するときに予めなしておくものである。
【0078】
また、操作者Tは、登録装置20の近傍に位置して待機するものである。
【0079】
そして、操作者Tは前記位置に位置して待機している状態で、顧客が購入した商品の代金の精算をするため、購入した商品を入れた篭80を前記登録未済商品載置領域13に置く。
【0080】
すると、操作者Tは前記篭80から、商品を右手で一つずつ取り出して前記スキャナーによってバーコードを読みとらせる。つまり上記した場合と同様、右手で持った商品をこの商品に付されたバーコードを前記読取窓25に向けながら読取窓25の下方側を通過させ、読み取られたことが読み取り完了音などによって確認されたときは、今度は商品を左手に持ち替えて左手をそのまま下流側に移動させ、その商品を前記袋掛け部材71a、71bの口を開けて掛けられた収納袋81に入れる。
【0081】
そして、前記袋掛け部材71a、71bの高さは、前記商品の登録処理の際に、右手および左手で商品を移動させる高さと略同じか、または低く設定されているため、収納袋81の開口81aはこれよりも更に下方に位置していることから、操作者Tは登録商品を収納袋81に容易に入れることができるものである。したがって、袋詰めの際に商品を上方に持ち上げる必要がなく腕部などの疲労を低減できるものである。
【0082】
また、登録処理操作と袋詰め作業とは一連の動作の中でなされることから、登録処理操作と袋詰め作業の効率を向上させることができ、惹いてはチェックアウト処理の効率を向上させることができるものである。
【0083】
そして、上記二人での処理の場合と同様に、前記登録装置20によって読み取られた商品情報は、前記電子レジスター50に送られる。そして、操作者Tは登録処理が終わると電子レジスターと対向する位置に移動し、前記キーボード52の所要のキーを操作をして精算処理操作をする。この処理操作がされることにより電子レジスター50は、顧客の買上げた商品の合計額および消費税額を算出し、これらは表示器53、54に表示され、この表示に基いて操作者Tは顧客から代金を預かりこの金額を入力さて締めキーを操作すると、釣銭が計算され同様に表示器53、54に表示され、そして、釣銭を商品名、価格、釣銭額等が印字されて発行されたレシートとともに顧客Cに渡すことにより精算業務は終了する。
【0084】
そして、精算処理が終わると、操作者Tは商品が収納された収納袋81を前記袋掛け部材71a、71bから外して顧客Cに渡すものである。したがって、顧客Cは商品袋詰めをする必要はなく、顧客へのサービスの向上が図れるとともに、チェックアウト処理の効率化が図れるものである。また、上記したように操作者は登録処理操作と袋詰め作業を容易になすことができるとともに、この操作の際に腕などの疲労の低減が図れるものである。
【0085】
このように、上記商品販売登録処理システムは、第一の台11つまりサッカー台10の操作者Tが位置する側と対向する側に上方に突設させ支持体21を設け、この支持体21に光学的読取手段の読取窓25、キーボード22および表示器23を設け、また、前記サッカー台10の前記支持体21の下流側近傍に収納袋81を開口して掛ける袋掛け部材71a、71bを設けた袋掛け領域70を設けるとともに、前記サッカー台10の下流側に登録済商品を包装する袋詰め台60を配置したことから、顧客Cの袋詰め作業をなくしサービスの向上が図れるとともに、収納袋81は登録装置20の下流側近傍に開口して配置されているため、操作者Tが一人で登録処理操作と袋詰め作業とを行う場合、操作者Tの登録処理動作と袋詰め動作を連続つまり一連の動作の中でできることから登録操作と袋詰め操作を容易とするとともに、チェックアウト処理の効率を向上させることができるものである。
【0086】
また、操作者Tと作業者Wの二人で、チェックアウト処理を分担して行う場合においても、顧客の袋詰め作業をなくしサービスの向上が図れるとともに、操作者Tは登録処理をした商品を袋詰め領域70を覆っている蓋体75の上面板75bによって広くなっている載置面に載置できるため登録処理操作が容易つまりし易くなり、また、作業者Wは前記蓋体75に載置された商品を、操作者Tが精算処理をしている間に袋詰め台60において袋詰ができることからチェックアウト処理の効率よくできるものである。また、蓋体75の上面板75bによって載置面が広くなるため商品の載置は容易となるものである。また、袋詰め台60は第二の台15つまりサッカー台10の下流に接近して配置されていることから設置スペースを小さくできるものである。
【0087】
また、前記袋掛け部材17a、17bは、登録装置20の読取窓25の前面を通過させる商品の通過高さと略同一になっていることから、商品を登録する際に読取窓25の前面下方側を通過させ、その高さ位置から下方に開口している収納袋81に商品を入れることができるため、商品の収納袋81への収納操作を容易とするとともに操作者Tの腕などの疲労を低減させることができるものである。
【0088】
また、袋掛け領域70の下流側に設けたローラコンベアー装置60の搬送手段37を袋詰め台60方向に向かって下方に傾斜するとともに、搬送手段37の搬送面の上流側最上面を登録装置20の読取窓25の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたことから、登録および精算処理をする操作者Tと、商品の袋詰めをする作業者Wとで作業をする場合、操作者Tが登録商品のローラコンベアー装置30の上流側搬送面に載置することが容易にできるものである。
【0089】
なお、上記実施の形態においては、サッカー台10を、分割した第一の台11と第二の台15とにより構成したが、これは一体として形成する構成としても良く、また、その長さ方向の寸法は任意に設定できるものである。
【0090】
また、上記実施の形態においては、登録装置20の下流側にローラコンベアー装置30を配置する構成としたがこれは省略してもよく、このように省略したときはローラコンベアー装置30を配置した第二の台15つまりサッカー台10の上面を袋詰め台とする構成としてもよいものである。
【0091】
また、上記実施の形態においては、支持体21の収納空間に光学的バーコード読取装置を収納する構成としたが、これは読取窓25を含むバーコードを読み取る光学的部分を除いて支持体21以外つまりサッカー台10内に配置するようにしてもよいものである。
【0092】
また、上記実施の形態においては、サッカー台10の下流側に袋詰め台60を設ける構成としたが、これは一人でチェックアウト処理をする形式とした場合は省略できるものであり、このように袋詰め台60を省略した場合においても、操作者は袋掛け領域70に設けた袋掛け部材71a、71bに掛けた収納袋81に登録済商品を入れることができることから、顧客自身の袋詰作業をなくすことができサービスの向上が図れるとともに、操作者の登録処理操作および袋詰め作業を容易とすることができチェックアウト処理の効率向上を図ることができるものである。また、袋詰め台60を必要としないことから設置スペースをさらに小さくでき店舗のスペースの有効活用を図ることができるものである。
【0093】
また、上記実施の形態においては、コンベアー装置としてローラコンベアー装置30を用いる構成としたが、これは例えばベルトコンベアーなど他のコンベアー装置を用いるようにしてもよいが、ローラコンベアー装置30の場合は商品の加わる重力を利用して移動させることができることから簡単な構成とすることができるという利点がある。
【0094】
【発明の効果】
上記のように請求項1記載の発明は、操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納用袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けた袋掛け領域を設けるとともに、前記サッカー台の下流側に登録済商品を包装する袋詰め台を配置したことから、顧客の袋詰め作業をなくすことができるためサービスの向上が図れとともに、収納袋は登録装置の下流側近傍に開口して配置されているため、登録を行う操作者の、登録処理動作と袋詰め動作を連続した一連の動作の中できることから登録操作と袋詰め操作を容易とするとともに、登録操作と袋詰め操作の能率を向上させるという効果を有するものである。また、袋詰め台はサッカー台の下流に接近して配置されていることから設置スペースを小さくできるという効果を有するものである。
【0095】
また、請求項2記載の発明は、請求項1 記載の発明において、袋掛け領域の少なくとも上部を覆う上面を平坦とした蓋体を設けたことから、請求項1記載の発明の効果に加えて、登録および精算処理をする操作者と商品の袋詰めをする作業者とで作業をする場合、前記袋掛け領域蓋体で覆うとともにこの蓋体の上面を商品の載置領域として機能することから、登録および精算処理した商品を置く領域を広くできる、登録処理作業および袋詰め作業を容易にできるという効果を有するものである。
【0096】
また、請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、袋掛け部材を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたことから、請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、商品を登録する際に読取窓の前面下方側を通過させ、その高さ位置から下方に開口している収納袋に商品を入れることができることから、商品の収納袋への収納操作を容易とするとともに操作者の腕などの疲労を低減させることができるという効果を有するものである。
【0097】
また、請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3記載の発明において、袋掛け領域の下流側に、袋詰め台方向に向かって下方に傾斜し、搬送面の上流側最上面を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたローラコンベアー装置を設けたことから、請求項1ないし請求項3記載の発明の効果に加えて、登録および精算処理をする操作者と、商品の袋詰めをする作業者とで作業をする場合、操作者の登録商品のローラコンベアー装置の上流側搬送面への載置を容易とすることができるという効果を有するものである。
【0098】
また、請求項5記載の発明は、操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けたことから、顧客の袋詰め作業をなくすことができるためサービスの向上が図れるとともに、収納袋は登録装置の下流側近傍に開口して配置されているため、登録を行う操作者の、登録処理動作と袋詰め動作を連続した一連の動作の中できることから登録操作と袋詰め操作を容易とするとともに、登録操作と袋詰め操作の能率を向上させるという効果を有するものである。また、袋詰め台を必要としないことから設置スペースを小さくできるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の商品販売登録処理システムの全体の平面図。
【図2】上記商品販売登録処理システムの全体の側面図(操作者側からみた図)。
【図3】上記商品販売登録処理システムのサッカー台と袋詰め台の配置状態を示した斜視図(袋掛け領域を蓋体で覆った状態)。
【図4】上記商品販売登録処理システムのサッカー台と袋詰め台の配置状態を示した斜視図(袋掛け領域を開放した状態)。
【図5】上記蓋体の構成を示す図。
【図6】従来の商品販売登録処理システムの配置状態す斜視図。
【符号の説明】
1 登録システム(商品販売登録処理システム)
10 サッカー台
13 登録未済商品載置領域
20 登録装置
21 支持体
22 キーボード
23 表示器
25 読取装置
30 ローラコンベアー装置(コンベアー装置)
40 電子レジスター(精算装置)
60 袋詰め台
70 袋掛け領域
71a 袋掛け部材
71b 袋掛け部材
81 収納袋
T 操作者

Claims (5)

  1. 操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けた袋掛け領域を設けるとともに、前記サッカー台の下流側に登録済商品を包装する袋詰め台を配置したことを特徴とする商品販売登録処理システム。
  2. 請求項1記載の発明において、袋掛け領域の少なくとも上部を覆う上面を平坦とした蓋体を設けたことを特徴とする商品販売登録処理システム。
  3. 請求項1または請求項2記載の発明において、袋掛け部材を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたことを特徴とする商品販売登録処理システム。
  4. 請求項1ないし請求項3記載の発明において、袋掛け領域の下流側に、袋詰め台方向に向かって下方に傾斜し、搬送面の上流側最上面を登録装置の読取窓の前面を通過させる商品の通過高さと略同一としたコンベアー装置を設けたことを特徴とする商品販売登録処理システム。
  5. 操作者が位置する側と対向する側に上方に突設して設けた支持体に光学的読取手段の少なくともその読取窓、キーボードおよび表示器を有する登録装置を設けるとともに、この登録装置の上流側に登録未済商品を載置する登録未済商品載置領域を設けたサッカー台と、前記サッカー台の前記未登録載置領域と並設して操作者側に配置して設けた精算装置とから構成され、顧客の買上げた商品の価格などの商品情報の登録および精算をする商品販売登録処理システムにおいて、前記サッカー台の前記登録装置の下流側近傍に収納袋を開口して掛ける袋掛け部材を設けた袋掛け領域を設けたことを特徴とする商品販売登録処理システム。
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