JP2949002B2 - 商品収納容器 - Google Patents
商品収納容器Info
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Description
売業の商店、例えばスーパーマーケット等の店舗内に備
え付けられて客が買い物をする時に使用する商品収納容
器、所謂買物籠に関する。
各側面及び底部が格子状に形成された合成樹脂製の本体
と、この本体の開口縁部にその両端部が相対向して軸支
され起伏自在な一対の金属製小径丸棒製の把手とから構
成されている。
明する。来店した客は、店舗の入口付近に店で備え付け
た買物籠を取り、これを携帯して所望の商品が陳列され
ている場所まで行く。そして、所望の商品を陳列棚等か
ら取り出して前記買物籠内に入れ、これらを会計が行わ
れるチェックアウトカウンターまで持って行く。チェッ
クアウトカウンターでは、客がカウンターテーブル上に
載置した買物籠内に収容されている商品を店員が電子式
キャッシュレジスタ等の商品販売データ登録処理装置に
登録し、この登録結果に基づいて会計を行った後、登録
済商品を買上商品として客に引き渡す。このようなチェ
ックアウト業務は、店の規模等によって様々な形態のも
のが採られている。
に伴った家事の効率化や車社会の成熟化などにより大量
の商品を一度に買う、所謂まとめ買いする客が増えてき
た。そのため、チェックアウトカウンター前に、商品登
録待ちの客が長蛇の列をなす場合が度々見られるように
なり、チェックアウト業務の円滑化が求められてきてい
る。そこで、商品登録の効率を向上させるため、従来の
キー入力方式に代えて商品に付されている符号を光学的
に読み取らせる所謂バーコード読取方式を採用するとこ
ろが増えてきた。
けるチェックアウト業務の形態としては、次のようなも
のが一般的である。このチェックアウト方式は、横長に
形成されたカウンターテーブルの略中央端縁部にバーコ
ード読取部を立設させ、このバーコード読取部の下流側
に前客が商品をチェックアウトカウンターまで持って来
るために使用され商品登録後に空となった買物籠を載置
すると共に、前記バーコード読取部の上流側に次客の未
登録商品が収容されている買物籠を載置し、店員が上流
側の買物籠から未登録の商品を一つずつ取り出し下流側
の買物籠へ移し替える過程で前記バーコード読取部に商
品のバーコードを読み取らせることで商品登録を行うも
ので、この読み取り作業が上流側の買物籠に収容されて
いる全ての商品を下流側の買物籠に移し替え終えるまで
繰り返される。店員は、一人の客の全ての商品の登録を
終えると、登録結果に基づいて会計を行い買上商品を下
流側の買物籠ごと客に引き渡し、空となった上流側の買
物籠を下流側に移し次客の商品登録に備える。一方、会
計終了後、買上商品を買物籠ごと受け取った客は、これ
をサッカーテーブルと呼ばれる袋詰作業台まで運び、こ
のテーブル上で店が別途用意した持ち帰り用収納容器で
ある合成樹脂製袋体を開袋し、これに買物籠内の買上商
品を詰め替えて持ち帰る。このとき、空となった買物籠
は、サッカーテーブルの周りに溜まることになるが、カ
ウンターテーブルの周りに溜まった場合と比べて他の客
の商品登録や会計終了客の通行などの妨げとはならない
ので、頻繁に片付ける必要が無い。なお、適宜回収され
た買物籠は、再度店舗の入口付近に置かれ、別の来店客
の買物に供される。
品登録にバーコード読取方式を採用することによって客
捌きの効率を向上させると共に、カウンターテーブルで
不要となる買物籠を登録済の買上商品と共に客に引き渡
してサッカーテーブルまで運んでもらい、そこで買上商
品の袋詰めを行ってもらうことにより、空の買物籠や会
計終了客などがカウンターテーブル周りに滞ることがな
くなり、客流れの円滑化を図れる。しかしながら、この
方式においては、折角店員が登録のために商品を買物籠
から取り出しているにも関わらず、登録が済んだ商品を
再び店備付けの買物籠に収納し直しているので、客は買
上商品を持ち帰るために持ち帰り用収納容器へ別途詰め
替えなければならず、店員が登録の済んだ商品を直接持
ち帰り用収納容器へ詰める場合に比べて商品を詰め替え
る回数が増える上に、面倒な袋詰作業を客に強いること
となり、そのためのセルフサッカースペースが必要とな
る。
は、一般的には柔軟シート材で形成された把手付袋体
で、開袋状態を自己のみでは維持しないので、これに商
品を詰める際には、袋詰作業者が片手で開袋状態を保ち
ながら他方の手で商品を一つずつ掴んで袋体に入れなけ
ればならず、面倒で時間が掛かる。そのため、この絶え
ず片手が塞がった状態で時間が掛かる袋詰作業と、商品
登録の効率向上のため通常両手を使って行うバーコード
読取作業とは両立させ難く、店員が登録を済ませた商品
を順次直接袋詰めすることは、バーコード読取方式の採
用に伴って近年ほとんど行われなくなり、面倒な袋詰作
業を客に強いると共にセルフサッカースペースを必要と
するといった問題を抱えながらも上述したチェックアウ
ト方式が広く採用されている。
化、客へのサービス向上及び売り場面積の有効活用を目
指し、チェックアウトカウンタで店員がバーコード読取
りによって登録を済ませた商品を順次その場で容易に素
早く袋詰めすることのできるシステムが開発された。こ
のシステムは、持ち帰り用収納容器である袋体の提供、
開袋、商品投入口内での開袋状態保持などを機械的に行
う、自動袋詰装置の商品投入口近傍にバーコード読取部
を設けたもので、店員は、買物籠から取り出した未登録
商品を商品投入口に投入するまでの過程において商品の
バーコードを読み取らせて登録することにより、バーコ
ード読み取り作業と袋詰め作業とを一連の動作の中で続
けて素早く容易に行うことができる。しかしながら、こ
のシステムでは、チェックアウトカウンターの側に自動
袋詰装置を設置するスペースを必要とする上に高価であ
るために設備投資額が増大するという問題があり、簡易
かつ安価な設備で同様の作用効果が実現することが望ま
れている。
軟シート材で形成された袋体を開袋状態で保持可能な商
品収納容器を提供することにより、高価且つ設置スペー
スを要する自動袋詰装置などを使用しなくとも、登録し
終わった商品を順次素早く容易に直接袋に収納できるよ
うにし、チェックアウト業務の効率化、客へのサービス
向上及び売り場面積の有効活用を簡易かつ安価な設備で
実現しようとするものである。
成されその上面が開口し、この開口縁にその両端が枢支
され前記開口上でそれぞれ起伏自在な一対の把手を備え
た商品収納容器において、前記一対の把手に、柔軟シー
ト材で形成された袋体の開口縁に設けた一対の把手部が
それぞれ係止される係止部を設けたことを特徴とする。
把手部それぞれを係止させる際には、商品収納容器の開
口内に柔軟シート材で形成された袋体をその開口が上と
なる状態で入れて、商品収納容器の開口上でそれぞれに
起伏自在な把手を袋体の開口の大きさや把手部の位置に
応じて商品収納容器の開口上の任意位置に各々起こすこ
とにより、袋詰め作業者は袋体の開口縁に形成されたそ
れぞれの把手部をそれぞれの把手に設けられた係止部に
それぞれ容易に係止させることができる。さらに、それ
ぞれの係止部に袋体の把手部をそれぞれ係止した把手そ
れぞれを商品収納容器の開口縁上で互いに離間する方向
へ伏するだけで、袋体の開口が容易に開かれて袋体の開
袋状態が保持されるので、袋詰作業者は袋体の開袋状態
を手で維持する必要がなくなり、商品を順次両手を使っ
て素早く容易に直接袋体内に収納することができる。
る。図1は、本発明の一実施例を示す斜視図である。こ
の買物籠(商品収納容器)1は、基本的には従来の一般
的なものと同様に、合成樹脂製の本体2と金属製の一対
の把手3とから構成されている。前記本体2は、上面が
開口し各側面が格子状をなす箱体状に形成されており、
略平坦な載置面上に載置される底部を有している。この
本体2の開口縁部には、前記把手3を起伏自在に枢支す
る枢支部4が設けられている。前記把手3は、金属製小
径丸棒を略コの字形状に折り曲げたもので、その両端に
は、前記枢支部4に枢支される被枢支部5を備えてい
る。また、この把手3の略中央には、買物籠1を持ち運
び際に掴む把持部6が形成されている。この把持部6
は、前記把手3が前記本体2の開口面と略平行な状態に
外側に向けて伏した時に、対になっている他の把手3の
把持部6と本体2の開口を挟んで互いに対向し合い、本
体2の開口縁部から外方に突出する。この把持部6の両
側は、図2に示す様に、コの字形に囲まれた空間の略中
心に向かって内側に折り曲げられ略Z形状に形成されて
いる。この把持部6の両側の括れ部7は、柔軟シート材
で形成された袋体である把手付袋8の開口縁に形成され
た一対の把手(把手部)9の片方を係止する係止部とな
り、前記把持部6と同様に、前記把手3が前記本体2の
開口面と略平行な状態に外側に向けて伏した時に、対に
なっている他の把手3の括れ部7と本体2の開口を挟ん
で互いに対向し合い、本体2の開口縁部から外方に突出
する。
を開袋状態に保持させる動作を説明する。先ず、商品の
入っていない空の買物籠1の一対の把手3が本体2の開
口面と略平行に外側に向けて伏した状態のままで、把手
付袋8の把手9がそれぞれ買物籠1の把持部6と対向し
合う様に、把手付袋8を開口が上となる状態で買物籠1
の開口内に入れる。次に、買物籠1の一対の把手3をそ
れぞれ本体2の開口面と略垂直な状態に起こし、把手付
袋8の把手9を把持部6の括れ部7にそれぞれ係止す
る。そして、この係止状態を保ったまま、買物籠1の一
対の把手3をそれぞれ本体2の開口面と略平行な状態に
再び伏す。すると、把手付袋8の一対の把手9は、それ
ぞれ買物籠1の把手3が伏された方向(外側)、すなわ
ち買物籠1の開口方向に引っ張られて互いに離間し、把
手付袋8は開袋状態となる。そして、この開袋された把
手付袋8に登録された商品を入れることができる。その
際、一方の手で把手付袋8を開口する様に保持する必要
はない。
口内で把手付袋8を開袋状態に保持することができるの
で、高価且つ設置スペースを要する自動袋詰装置などを
使用しなくとも、この買物籠1を店に備え付け客に使用
してもらうだけで、登録操作を行った店員が登録し終わ
った商品を買物籠1の開口内で開袋状態に保持されてい
る把手付袋8に順次素早く容易に直接収納でき、チェッ
クアウト業務の効率化、客へのサービス向上及び売り場
面積の有効活用が実現する。また、この買物籠1では、
把手付袋8の開口縁に設けられた把手9を係止する係止
部を、起伏自在な把手3の把持部6の括れ部7としたの
で、把手付袋8の把手9を係止する際に括れ部7を把手
9が係止し易い位置に移動させることができて開袋し易
い上に、商品が詰められた把手付袋8の把手9を括れ部
7から取り外し易くなる。さらに、把手3の自重と把手
付袋8の開口の大きさにより開袋状態保持時の把手3の
外側への倒れ具合、すなわち本体2の開口面と把手3と
の角度が適当に定まるので、例え買物籠1の開口よりも
小さな開口を有する把手付袋を用いても、把手付袋の開
口の大きさよりも広く開口させる様な無理な開袋状態を
強いることがなく、袋を破いてしまう恐れが少ない。
篭1に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施可能であることは勿論である。
は、その開口縁にその両端が枢支され開口上で起伏自在
な一対の把手に、柔軟シート材で形成された袋体の開口
縁に設けた一対の把手部がそれぞれ係止される係止部を
設けたことにより、商品収納容器の把手それぞれを商品
収納容器の開口上の任意位置に起こして当該把手それぞ
れの係止部に袋体の把手部をそれぞれ係止させ、この係
止部に袋体の把手部がそれぞれ係止された商品収納容器
のそれぞれの把手を商品収納容器の開口縁上で互いに離
間する方向へ伏すことで袋体の開口が開かれてその開袋
状態が保持されるので、袋詰作業者は、袋体の開袋状態
を手で維持する必要がなくなり、両手を使って商品を順
次素早く容易に直接袋体内に収納することができる。こ
れによって、登録を行なう店員に登録が済んだ商品を順
次袋体へ袋詰めさせる作業をチェックアウトカウンタで
行なわせても、登録作業と袋詰作業とを一連の流れ作業
として素早く行なえる。したがって、高価且つ設置スペ
ースを要する自動袋詰装置等を店に設置しなくとも、チ
ェックアウト業務の効率を低下させることなく、客への
サービス充実を図れ、売り場面積の有効活用を実現する
ことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 箱体状に形成されその上面が開口し、こ
の開口縁にその両端が枢支され前記開口上でそれぞれ起
伏自在な一対の把手を備えた商品収納容器において、前記一対の把手に、柔軟シート材で形成された袋体の開
口縁に設けた一対の把手部がそれぞれ係止される係止部
を設けた ことを特徴とする商品収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5935593A JP2949002B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 商品収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5935593A JP2949002B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 商品収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255637A JPH06255637A (ja) | 1994-09-13 |
JP2949002B2 true JP2949002B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=13110887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5935593A Expired - Fee Related JP2949002B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 商品収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2949002B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5219870B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2013-06-26 | 天馬株式会社 | バスケット |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP5935593A patent/JP2949002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06255637A (ja) | 1994-09-13 |
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