JP2568395B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2568395B2
JP2568395B2 JP7328500A JP32850095A JP2568395B2 JP 2568395 B2 JP2568395 B2 JP 2568395B2 JP 7328500 A JP7328500 A JP 7328500A JP 32850095 A JP32850095 A JP 32850095A JP 2568395 B2 JP2568395 B2 JP 2568395B2
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bag
product
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shopping
shopping bag
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義郎 山本
英雄 鶴岡
育子 川上
世津子 橋本
篤 茂村
清志 斉藤
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Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品に付されたバ
ーコードをバーコード読取部で読取り商品販売データの
入力処理を行い、その入力処理されたデータをもとに精
算を行うとともにそのデータを記憶部に累計処理する商
品販売データ処理装置に関わり、特に商品販売データの
入力処理を行った商品の自動袋詰め機能を有する商品販
売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動袋詰め機能を有する商品販売
データ処理装置としては、例えば特開昭49−1287
97号公報記載のものが知られている。この公報記載の
装置は、商品に付された値札を読取るコード読取り装置
と、このコード読取り装置にて値札が読取られた商品を
投入する商品投入口及び袋詰めされた商品を取出すため
の商品取出口を設けた自動袋詰め装置とで構成したもの
である。自動袋詰め装置は、上面開口した袋を形成する
製袋部と、この袋の開口部を前記商品投入口に開口させ
る設置部と、商品が投入された袋の開口部を封口する封
口部と、封口された袋を商品取出口まで搬送する移動部
とで構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の商
品販売データ処理装置においては、袋の容積が小さいと
1つの袋に収容できる商品の量が少ないので、1人の客
に対して複数枚の袋が必要となる。そうすると、袋の交
換に無駄な時間を要する上、持ち運びが不便となる。こ
のため、袋としては、丈の深い大容量の袋が適してい
る。
【0004】しかしながら、袋として丈の深い大容量の
袋を用いた場合には、始めのうちは手を投入口から下方
側に深く差し込んで商品を袋に入れないと、商品どうし
の衝撃等によって商品が傷付くことがある。手を投入口
から下方側に深く差し込むのは、作業性が大変に悪い。
同様に、商品取出し口から袋詰めされた商品を取出す際
にも、床に近いところから屈んで取出すのは非常に作業
性が悪いものである。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、商品を袋に入れる作
業の作業性を高めつつ1つの袋に入れられる商品の量を
増加できる商品販売データ処理装置を提供しようとする
ものである。
【0006】また本発明は、上記目的に加えて、袋詰め
された商品を取出す作業の作業性を高め得る商品販売デ
ータ処理装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品に付され
たバーコードをバーコード読取部で読取り商品販売デー
タの入力処理を行い、その入力処理されたデータをもと
に精算を行うとともにそのデータを記憶部に累計処理す
る商品販売データ処理装置において、装置本体のバーコ
ード読取部近傍に設けられ、このバーコード読取部でバ
ーコードを読取り商品販売データの入力処理を行った商
品を入れるための袋の上縁部を袋の開口を拡げた状態で
支持する袋支持部と、この袋支持部にて支持された袋の
底面を下から支持する上下動自在の袋載置部と、袋支持
部と袋載置部とによりそれぞれ支持された袋に詰められ
た商品が一定の高さに達したことを検知するセンサー
と、このセンサーが商品を検知したことに応じて袋載置
部を少なくともセンサーによって商品が検知されなくな
るまで下降させる第1の下降手段と、装置本体の先端側
に設けられ、商品が詰められた袋を取出すための袋取出
し口と、登録の終了スイッチと、この終了スイッチの操
作に応動して袋支持部による袋支持状態を解除する支持
解除手段と、終了スイッチの操作に応動して袋載置部を
最下位位置まで下降させる第2の下降手段と、この第2
の下降手段によって最下位位置まで下降した袋載置部に
より支持されていた袋を袋取出し口まで搬送する搬送手
段と、袋載置部を最上位位置まで上昇させる上昇手段と
を備えたものである。搬送手段は、袋を斜め上方に袋取
出し口まで搬送するようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1(a),(b)に示すよ
うに、装置本体1の末端側(図において右側)側面には
商品を入れた買物カゴを載せるための台2が設けられ、
装置本体1の末端側上面手前には商品の通過を確認する
ためのマーカ3、商品を投入するための投入口4が設け
られ、かつ末端側上面後方には登録部表示器5、レーザ
ースキャナー6、スタートスイッチ7、登録部終了スイ
ッチ8などが設けられている。前記マーカ3は赤色の発
光ダイオードと緑色の発光ダイオードで構成されてい
る。また、前記装置本体1の先端側(図において左側)
上面にはカード挿入口9、暗号番号入力用のキーボード
10、精算部表示器11、精算終了スイッチ12、レシ
ート発行口13などが設けられ、装置本体1の先端側側
面には買物袋取出し口14が開閉自在に設けられてい
る。
【0009】前記装置本体1の内部には計量及び袋詰め
機構15、この機構15から送り出される買物袋25を
前記取出し口14まで搬送する搬送手段としての搬送コ
ンベア16が収納されている。搬送コンベア16は、図
1に示すように、装置本体1の底面部に、その末端側か
ら先端側に向けて斜め上方に傾けた状態で取付けられて
いる。
【0010】前記計量及び袋詰め機構15は、図2及び
図3に示すように、秤部上下モータ23によりベルト2
4を介して上下動自在に設けられ、底部に秤17が設置
され、その秤17の上に秤部コンベア18が載置されて
いる。前記秤部コンベア18は、その上に前記商品投入
口4側から買物袋25の底面が載置されるようになって
おり、この買物袋25の底面を下から指示する上下動自
在の袋載置部を構成する。
【0011】前記買物袋25は、丈の深い大容量のもの
を適用し、図4に示すように、袋掛けフック機構19
に、その上縁部に設けられた孔26を係止するようにな
っている。前記袋掛けフック機構19は、図5に示すよ
うに、買物袋25の孔26を係止するフック部27と、
このフック部27を図示のように水平状態に保持させる
ソレノイド28と、前記買物袋25に対してシールする
シール部29とで構成されている。ここに、前記袋掛け
フック機構19は前記商品投入口4の下方側にて前記買
物袋25の上縁部を袋の開口を拡げた状態で吊下げ支持
する袋支持部を構成する。
【0012】前記袋掛けフック機構19の近傍には図4
に示すように買物袋25がセットされたか否かを検出す
る袋セットセンサー30が設けられ、また少し上方には
図2に示すように買物袋25内に投入された商品が溢れ
る状態になったか否か、すなわち前記袋掛けフック機構
19と秤部コンベア18とによってそれぞれ指示された
買物袋25に詰めされた商品が一定の高さに達したこと
を検知する袋上下センサー20が設けられている。ま
た、前記秤17が買物袋に対してシール可能な最大限ま
で商品が収納されたときの投入限界位置まで下降したと
きそれを検出する秤センサー33が設けられている。
【0013】前記商品投入口4はモータ31によって開
閉制御される扉4aを有し、未使用時にはその扉4aを
閉塞し、前記スタートスイッチ7が操作されるとその扉
4aを開口するようにしている。前記買物カゴの載せ台
2は未使用時には装置本体1の側面に形成された凹部2
1に収納され、使用時にその凹部21から引出されて図
示のように水平状態に保持される。
【0014】前記買物袋取出し口14は登録時には開閉
ロック機構22によってロックされて開放を阻止され、
精算終了時にロックが解かれて開放が可能となる。ま
た、前記買物袋取出し口14にはその取出し口内に買物
袋が入っている否かを検出する袋取出し口センサー32
が設けられている。
【0015】前記レーザースキャナー6は若干内側に傾
いた状態で塔状に立設され、その上方先端部にレーザー
光の発光部及び受光部を設けたバーコード読取部6aが
設けられ、その読取部6aにおける読取面が装置本体1
の手前に対して斜め下方に向けられている。
【0016】図6は登録部の回路構成を示すブロック図
で41はCPU(中央処理装置)である。このCPU4
1にはバスライン42を介してROM(リード・オンリ
・メモリ)43、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)44、表示インターフェース45、伝送制御回路4
6及び複数のI/Oポート47、48、49、50、5
1、52、53が接続されている。前記ROM43には
前記CPU41が各部を制御するためのプログラムデー
タなどが格納されている。
【0017】前記RAM44には、図8に示すように、
前記レーザースキャナー6で読込んだバーコードデータ
を格納する入力バッファ441、1客の買物袋の数をカ
ウントするカウンタ442、前記登録部表示器5に表示
させる情報を格納する表示バッファ443、前記伝送制
御回路46を介して精算部へ伝送するデータを格納する
出力バッファ444、商品の重量データを処理するため
に使用するAレジスタ445及びBレジスタ446、バ
ーコード入力された商品のアイテム名、単価を格納する
エリア447及びその合計金額を格納するエリア44
8、各商品の重量データをコードに対応して格納したエ
リア449、前客の登録操作終了を確認するためのEN
DF(エンドフラグ)450などが形成されている。
【0018】前記表示インターフェース45には前記登
録部表示器5が接続され、前記I/Oポート47には前
記スタートスイッチ7と登録部終了スイッチ8が接続さ
れ、前記I/Oポート48には前記秤17が接続され、
前記I/Oポート49には前記マーカ3が接続されてい
る。また、前記I/Oポート50には前記レーザスキャ
ナー6が接続され、前記I/Oポート51には前記秤部
上下モータ23及び秤部コンベア18が接続され、前記
I/Oポート52には前記袋セットセンサー30、袋上
下センサ20及び秤センサー33が接続され、前記I/
Oポート53には前記ソレノイド28及び扉開閉モータ
31が接続されている。
【0019】前記CPU41は前記ROM43に格納さ
れているプログラムデータに基づいて各部を制御する
が、その制御は図10、図11に示す流れ図の内容で行
われる。すなわち、先ずスタートスイッチ7の入力に待
機し、この状態でそのスイッチ入力があるとENDF=
1をチェックする。そしてENDF≠1であればまだ前
客の登録が終了していないと判断してエラーにし、また
ENDF=1であれば扉開閉モニタ31を駆動して投入
口の扉4aを開放する。続いてENDFをリセットし、
マーカ3の赤色及び緑色の両方の発光ダイオードを点灯
する。また、秤17及び秤部コンベア18は、初期位置
である最上位に位置しているので、登録部表示器5に例
えば「袋をセットして下さい。」というメッセージを表
示する。この状態で前記袋セットセンサー30からの信
号入力に待機する。そしてこの袋セットセンサー30か
ら袋セットの検出信号が入力されると登録部表示器5に
例えば「バーコードを上にしてマーカ上を通して下さ
い。」というメッセージを表示する。
【0020】次にレーザスキャナー6からバーコードの
読取り入力があるかを入力バッファ441の内容を見て
チェックし、有れば次に商品が投入口4から買物袋25
内に投入されて秤17による計量が行われたかをBレジ
スタ446の内容を見てチェックし、計量が有ればさら
にその計量された商品の重量が正しいかをチェックす
る。このときの重量チェックは秤17からの重量データ
を格納しているBレジスタ446の内容から前回までの
重量データが格納されているAレジスタ445の内容を
差し引く。すなわち、Bレジスタ−Aレジスタの処理を
行う。
【0021】一方、入力バッファ441に格納されてい
るバーコードにより重量データ格納エリア449から該
当する商品のすでに決められている重量データを読み出
す。そして減算処理によって求められた重量データとメ
モリから読み出された重量データとが一致しているかを
チェックし、両者が一致していればバーコードを読み取
った商品と買物袋に投入された商品が同一であると判断
する。もし、このとき一致していなければマーカ3の緑
色の発光ダイオードを消し、マーカ3を赤色にしてエラ
ーであることを知らせ、かつ登録部表示器5に例えば
「もう一度バーコートを上にしてマーカの上を通して下
さい。」というメッセージを表示する。商品が同一であ
ると判断したときにはBレジスタ446の重量データを
Aレジスタ445に移す。そしてマーカ3の赤色の発光
ダイオードを消しマーカ3を緑色にして「OK」である
ことを知らせ、バーコードに基づいて入力された商品の
アイテム名、単価をエリア447に格納するとともに合
計金額を合計金額格納エリア448に格納する。また、
登録部表示器5にアイテム名、単価、合計金額をそれぞ
れ表示する。
【0022】次に登録部終了スイッチ8の操作があった
か否かをチェックし、なければ袋上下センサー20によ
って買物袋内の商品の検出が行われていないか否かをチ
ェックし、もし検出が行われていれば秤部上下モータ2
3を駆動して秤17及び秤部コンベア18を袋上下セン
サー20によって買物袋内の商品が検出されなくなる位
置まで下げる(第1の下降手段)。
【0023】また、検出が行なわれていなければ次に秤
17及び秤部コンベア18が買物袋に対して商品を入れ
ることができる限界の投入限界位置まで下降しているか
を秤センサー33によってチェックする。そして投入限
界位置まで下降していなければ処理ルーチンを前述した
バーコードの読取り確認処理へ戻す。
【0024】また、投入限界位置まで下降していれば前
記登録部表示器5に「袋が満杯になりました。しばらく
お待ちください。」というメッセージを表示し、扉開閉
モータ31を駆動して投入口4の扉4aを閉塞する。続
いてカウンタ442の内容を+1する。この状態で、秤
部上下モータ23を駆動して秤17及び秤部コンベア1
8を最下位位置まで下降させるとともに買物袋25の上
端部をシール部29によってシールする。そしてシール
が終了するとソレノイド28を解除制御してフック部2
7と買物袋25の孔26との係止状態を解除した後、秤
部コンベア18を駆動して買物袋25を搬送コンベア1
6の上に移し、続いて秤部上下モータ23を駆動して秤
17及び秤部コンベア18を初期位置である最上位位置
まで上げる。そして処理ルーチンを投入口4の扉4aの
開放制御に戻す。このとき、ソレノイド28を再度通電
してフック部27を水平状態に保持する。
【0025】また、前記において登録部終了スイッチ8
の入力があると、精算部において前客の精算が終了して
いるか否かをチェックする。終了していなければ終了す
るまで待つ。前客の精算が終了していると登録部表示器
5に改めて合計金額を表示する。続いて投入口4の扉4
aが開放しているか否かをチェックし、開放していれば
その扉4aを閉塞してカウンタ442の内容を+1す
る。またすでに閉塞されていればこのカウントアップ処
理をパスする。
【0026】続いて秤部上下モータ23を駆動して秤1
7及び秤部コンベア18を最下位位置まで下降させると
ともに(第2の下降手段)、買物袋25の上端部をシー
ル部29によってシールする。そしてシールが終了する
とソレノイド28を解除制御してフック部27と買物袋
25の孔26との係止状態を解除する。(支持解除手
段)。またアイテム名、単価格納エリア447、合計金
額格納エリア448及びカウンタ442の各データを出
力バッファ444にセットしてから伝送制御回路46を
介して精算部へ出力する。さらにENDFをセットして
「1」とし、かつ各格納エリア447、448及びカウ
ンタ442、Aレジスタ445、Bレジスタ446のデ
ータをクリアする。さらに秤部コンベア18を駆動して
買物袋25を搬送コンベア16の上に移す。続いて秤部
上下モータ23を駆動して秤17及び秤部コンベア18
を初期位置である最上位位置まで上げる(上昇手段)。
【0027】図7は精算部の回路構成を示すブロック図
で61はCPU(中央処理装置)である。このCPU6
1にはバスライン62を介してROM(リード・オンリ
・メモリ)63、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)64、表示インターフェース65、キーボードイン
ターフェース66、プリンタインターフェース67、伝
送制御回路68及び複数のI/Oポート69、70、7
1、72が接続されている。前記ROM63には前記C
PU61が各部を制御するためのプログラムデータなど
が格納されている。
【0028】前記RAM64には、図9に示すように、
カードデータや暗証番号等を格納する入力バッファ64
1、前記精算部表示器11に表示させる情報を格納する
表示バッファ642、レシートにプリントアウトすべき
データを格納するプリントバッファ643、1客に対す
る取出し口14からの買物袋の取出し数をカウントする
カウンタ644、前記登録部から前記伝送制御回路68
を介して入力される商品のアイテム名、単価を格納する
エリア645、その合計金額を格納するエリア646及
び前記登録部から入力された商品の売上を単品別、部門
別、取引別などに分けて累計する登録用メモリ647な
どが形成されている。
【0029】前記表示インターフェース65には前記精
算部表示器11が接続され、前記キーボードインターフ
ェース66には前記キーボード10及び精算終了スイッ
チ12などが接続され、前記プリンタインターフェース
67にはレシート発行を行うプリンタ73が接続されて
いる。また、前記I/Oポート69には前記袋取出し口
センサー32が接続され、前記I/Oポート70には前
記搬送コンベア16が接続され、前記I/Oポート71
には前記袋取出し口開閉ロック用ソレノイド22が接続
され、前記I/Oポート72には前記カード挿入口9か
ら挿入されるカードのデータを読込み入力するカードリ
ーダ74が接続されている。
【0030】前記CPU61は前記ROM63に格納さ
れているプログラムデータに基づいて各部を制御する
が、その制御は図12に示す流れ図の内容で行われる。
すなわち、先ず前記登録部から伝送制御回路68を介し
て入力されたデータのうち合計金額を表示バッファ64
2を介して精算部表示器11に表示する。なお、前記登
録部から入力されるデータのうちアイテム名、単価につ
いては格納エリア646に格納し、合計金額については
格納エリア647に格納し、かつカウント内容Nについ
てはカウンタ644に格納している。また、同時に「カ
ードを入れてください。」というメッセージも表示す
る。この状態でカード挿入口9に対するカード入力待ち
となる。カード挿入口9にクレジットカードの挿入が行
われるとそのカードのデータをカードリーダ74で読取
り、カードが正しいカードか否かをチェックする。カー
ドに異常があればエラーとし、また正常であれば精算部
表示器11に続いて「暗証番号を入力してください。」
という表示を行い、キーボード10からの暗証番号入力
に待機する。この状態でキーボード10から暗証番号の
入力があるとその暗証番号がカードとの関係で正しいか
否かをチェックし、誤っていればエラーにする。また暗
証番号が正しければ精算部表示器11に例えば「合計金
額を確認して下さい。精算終了スイッチを押して下さ
い。」というメッセージを表示する。
【0031】この状態で精算終了スイッチ12の入力に
待機する。このスイッチ12の入力があると先ずアイテ
ム名、単価格納エリア646及び合計金額格納エリア6
47のデータを登録用メモリ648に累計登録するとと
もに、順次プリントバッファ643に出力してプリンタ
73によりレシート用紙にプリントアウトしてレシート
発行口13からレシートを発行する。そして、前記精算
部表示器11に「カードをお取り下さい。」というメッ
セージを表示する。次に袋取出し口センサー32からの
入力をチェックして買物袋取出し口14に買物袋が来て
いるかを判断する。そしてすでに来ていれば袋取出し口
開閉ロック用ソレノイド22を解除制御して取出し口1
4のロックを解除する。また、来ていなければ搬送コン
ベア16を駆動して買物袋取出し口14まで移動させて
から取出し口14のロック解除制御を行う。続いて、精
算部表示器11に「商品をお取り下さい。」というメッ
セージを表示する。以降、袋取出し口センサー32から
の信号をチェックして取出し口14から買物袋が取出さ
れるかをチェックし、買物袋が取出される毎にカウンタ
644の内容Nを1つずつ減算し、その内容Nがゼロに
なったときその客についての買物袋は全て取出されたも
のと判断する。そして精算部表示器11に「買物袋取出
し口14を閉じて下さい。」というメッセージを表示し
て所定の時間待ちを行う。その後表示器11に表示され
ている合計金額を消し、「毎度有難うございました。」
というメッセージを表示する。
【0032】このように構成された本実施の形態の商品
販売データ処理装置においては、先ず客は商品を入れた
買物カゴを台2に載せ、スタートスイッチ7を操作す
る。これにより投入口4が開放される。このとき、秤1
7及び秤部コンベア18は最上位位置に位置している。
そこで丈の深い大容量の買物袋25の上縁部を商品投入
口4の下方側に設けられた袋掛けフック機構19にセッ
トする。そうすると、買物袋25はその開口を拡げかつ
投入口4に対向させた状態で吊下げ支持される。また、
買物袋25の底面は、秤コンベア18によって下から持
上げられ支持される。
【0033】この状態で買物カゴから商品を取出してマ
ーカ3上を通過させ、さらに商品に付されたバーコード
をレーザースキャナー6のバーコード読取り面に向けて
通過させる。そしてバーコードの読取りが終了した商品
を投入口4から投入する。そうすると商品は買物袋内に
収容される。このとき買物袋内に商品が収容されてその
重量が変わるが、その重量の変化分がレーザースキャナ
ー6で読取ったバーコードに対応する商品の予め設定さ
れている重量と一致するか否かを秤17からのデータで
チェックしてバーコードの読取られた商品と実際に買物
袋に投入された商品との一致が図られ、不正が防止され
る。
【0034】こうしてレーザースキャナー6でバーコー
ドが読取られた商品が確実に投入口4内の秤17に載っ
ている買物袋内に投入される。このような作業を買物カ
ゴ内の商品全てに対して行う。このとき、途中で袋上下
センサー20によって買物袋25内の商品が検出される
と、買物袋25内の商品が溢れそうになっているので、
秤部上下モータ23が駆動して秤17及び秤部コンベア
18が下降する。そして、袋上下センサー20によって
買物袋25内の商品が検出されなくなると、秤部上下モ
ータ23が停止する。この動作を袋上下センサー20に
よって買物袋25内の商品が検出される毎に繰り返す。
そして、秤センサー33によって秤17及び秤部コンベ
ア18が投入限界位置まで下降している状態で、袋上下
センサー20によって買物袋25内の商品が検出される
駆動で検出されると、買物袋25は商品で満杯なので、
一旦扉4aが閉じられ買物袋がシールされて搬送コンベ
ア16に送られる。その後再度投入口4の扉4aが開放
される。こうして客は再度買物袋をセットして買物カゴ
の商品をマーカ3及びレーザースキャナー6のところを
通過させて買物袋に投入する操作を行う。
【0035】こうして買物カゴの商品全てについて買物
袋への投入が終了すると、次に登録部終了スイッチ8の
操作を行う。これにより登録部表示器5に合計金額が表
示されるとともに投入口4が閉じられる。また、内部で
は秤17及び秤部コンベア18が下降しつつ買物袋の上
端が自動的にシールされる。そして秤17及び秤部コン
ベア18が最下位位置まで下降すると袋掛けフック機構
19による買物袋25の吊下げ支持状態が解除され、か
つ秤部コンベア18が動作してこのコンベア18上の買
物袋25が搬送コンベア16へ移される。
【0036】従って、1客の買物商品が複数の買物袋に
分けられて入れられたときにその複数の買物袋が搬送コ
ンベア16の上に置かれることになる。また、登録部か
ら精算部へ各商品のアイテム名、単価及び合計金額並び
に買物袋数を示すカウント数Nのデータが送られる。精
算部では登録部から送られた合計金額が精算部表示器1
1に表示される。しかして客は精算部へ行き、カード挿
入口9にクレジットカードを挿入し、暗証番号をキーボ
ード10から入力する。こうしてカード番号や暗証番号
などの問合わせが行われ、それが正しければ入力された
データを印字したレシートがレシート発行口13が発行
される。またそのデータが登録用メモリ648に累計登
録される。さらに、搬送コンベア16が動作してこのコ
ンベア25上の買物袋25が斜め上方の買物袋取出し口
14まで搬送されるとともに、開閉ロック機構22が解
除されて、買物袋取出し口14の開放が可能となる。そ
こで、客は最後に買物袋取出し口14を開けて買物袋を
取出す。このとき取出される買物袋の数はカウンタ64
4によってカウントされ、客に対応する数の買物袋が取
出されると、カウンタ644がゼロになって取出し口1
4が閉じられ次第ロックがかかる。
【0037】このように登録部においては客が自ら自分
の買上げた商品をレーザースキャナー6でその商品に付
されたバーコードを読取らせ、投入口4内にセットされ
た買物袋25に投入することによって、商品販売データ
の入力と買物袋25への商品の詰込みが従業員無しで行
うことができる。この場合において、登録当初は秤部コ
ンベア18によって支持される買物袋25の底面が投入
口4より浅い深さの所に位置しているので、商品を買物
袋25内に入れやすい。そして、買物袋25内の商品が
溢れそうになると、秤部コンベア18が下降して買物袋
25の容積が広がり、さらに商品を詰め込めるようにな
る。この場合も買物袋25内に詰められた商品の上面は
投入口4より浅い深さの所に位置しているので、やはり
商品を買物袋25内に入れやすく、商品どうしが衝撃に
よって傷付くこともない。
【0038】また、客は自分が買上げた商品の登録を完
了し、精算部にて支払いを終了した後、買物袋取出し口
14から自分が買上げた商品が入った買物袋25を受け
とることになる。ここで、搬送コンベア16は、秤部コ
ンベア18の最下位位置まで下げられた商品が入った買
物袋25を斜め上方に買物袋取出し口14まで搬送する
ようにしている。したがって、買物袋取出し口14は、
装置本体1の先端側側面の中央部近傍に形成することが
できるので、買物客は商品が入った買物袋25を買物袋
取出し口14から屈まずに取出すことができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
商品を袋に入れる作業の作業性を高めつつ1つの袋に入
れられる商品の量を増加できる商品販売データ処理装置
を提供できる。また、袋詰めされた商品を取出す作業の
作業性を高め得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の外観及び内部構成を
概略的に示す斜視図。
【図2】 同実施の形態の内部構成を示す横断面図。
【図3】 同実施の形態の内部構成を示す縦断面図。
【図4】 同実施の形態の袋掛けフック機構に対する買
物袋のセット状態を示す部分拡大図。
【図5】 同実施の形態の袋掛けフック機構の構成を示
す図。
【図6】 同実施の形態の登録部の回路構成を示すブロ
ック図。
【図7】 同実施の形態の精算部の回路構成を示すブロ
ック図。
【図8】 図6におけるRAMの主なメモリ構成を示す
図。
【図9】 図7におけるRAMの主なメモリ構成を示す
図。
【図10】図6におけるCPUの処理を示す流れ図。
【図11】図6におけるCPUの処理を示す流れ図。
【図12】図7におけるCPUの処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…装置本体 4…商品投入口 6…レーザースキャナー 6a…バーコード読取部 7…スタートスイッチ 8…登録部終了スイッチ 14…買物袋取出し口 15…計量及び袋詰め機構 16…搬送コンベア 17…秤 18…秤部コンベア 19…袋掛けフック機構 20…袋上下センサー 23…秤部上下モータ 28…ソレノイド 41、61…CPU(中央処理装置) 43,63…ROM(リード・オンリ・メモリ) 44、64…RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 育子 東京都千代田区内神田1丁目14番10号 東京電気株式会社本社事務所内 (72)発明者 橋本 世津子 東京都千代田区内神田1丁目14番10号 東京電気株式会社本社事務所内 (72)発明者 茂村 篤 東京都千代田区内神田1丁目14番10号 東京電気株式会社本社事務所内 (72)発明者 斉藤 清志 東京都千代田区内神田1丁目14番10号 東京電気株式会社本社事務所内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に付されたバーコードをバーコード
    読取部で読取り商品販売データの入力処理を行い、その
    入力処理されたデータをもとに精算を行うとともにその
    データを記憶部に累計処理する商品販売データ処理装置
    において、 装置本体の前記バーコード読取部近傍に設けられ、この
    バーコード読取部でバーコードを読取り商品販売データ
    の入力処理を行った商品を入れるための袋の上縁部を袋
    の開口を拡げた状態で支持する袋支持部と、この袋支持
    部にて支持された袋の底面を下から支持する上下動自在
    の袋載置部と、前記袋支持部と袋載置部とによりそれぞ
    れ支持された袋に詰められた商品が一定の高さに達した
    ことを検知するセンサーと、このセンサーが前記商品を
    検知したことに応じて前記袋載置部を少なくとも前記セ
    ンサーによって商品が検知されなくなるまで下降させる
    第1の下降手段と、前記装置本体の先端側に設けられ、
    前記商品が詰められた袋を取出すための袋取出し口と、
    登録の終了スイッチと、この終了スイッチの操作に応動
    して前記袋支持部による袋支持状態を解除する支持解除
    手段と、前記終了スイッチの操作に応動して前記袋載置
    部を最下位位置まで下降させる第2の下降手段と、この
    第2の下降手段によって最下位位置まで下降した前記袋
    載置部により支持されていた袋を前記袋取出し口まで搬
    送する搬送手段と、前記袋載置部を最上位位置まで上昇
    させる上昇手段とを具備したことを特徴とする商品販売
    データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は、前記袋を斜め上方に前
    記袋取出し口まで搬送することを特徴とする請求項1記
    載の商品販売データ処理装置。
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