JP3891718B2 - 複合フレキシブルホース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は複合フレキシブルホース、とくに冷媒輸送用などに適する複合フレキシブルホースに関する。
【0002】
【従来の技術】
カーエアコン用の冷媒ガスやコンタクトフリーザー用の冷媒ガスの輸送などに用いられる複合フレキシブルホースは柔軟であることはもちろん、外圧および輸送ガスの内圧に耐えるものでなければならない。さらに、ホース内に負圧がかかっても層間剥離を生じないことが要求される。
【0003】
そのようなものとして、たとえば、特開平1−110143号公報に、図4に示すように、内側から順に最内層2、接着剤層6、中間ゴム層3、繊維補強層4および外面ゴム層5を積層して形成されている複合フレキシブルホースが開示されている。このホースでは、最内層2の材料はポリアミドまたは変性ポリアミドが主として使用され、中間ゴム層3としては柔軟性、耐寒性、耐透湿性の点からブチルゴム系のゴム組成物が使用されているが、ポリアミドとブチルゴム系ゴムとは接着が一般に困難であり、そのため接着剤層6を介して接合している。この接着剤層に用いる接着剤としては、主として溶剤タイプのフェノール樹脂またはフェノール樹脂とエラストマーとの混合溶剤あるいはエポキシ樹脂系接着剤、その他塩化ゴム系接着剤などが使用されている。
【0004】
しかし、溶剤タイプの接着剤を使用するときは、溶剤の蒸発に時間を要するほか作業環境を悪化させる。また、溶剤のタイプの如何を問わず、接着剤層の形成自体、工程の増加とコストのアップを伴う。
【0005】
そこで接着剤層を形成しない複合フレキシブルホースが特開平7−117178号公報に提案されている。かかる提案は最内層と中間ゴム層と繊維補強層と最外層との4層から構成し、最内層としてポリアミドとカルボキシル基含有変性ポリオレフィンとをブレンドしてなる変性ポリアミドを用い、また中間ゴム層の原料ゴムとしてブチルゴムとハロゲン化ブチルゴムとを50/50〜0/100(重量比、以下同様)でブレンドしてなるゴム組成物を用い、該中間ゴム層の原料ゴム100重量部(以下、「部」という)に対してケイ酸またはその塩10〜50部および臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂5〜15部配合することにより、接着剤層を形成しなくても強固な層間接着を得ようとするものであ
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特開平7−117178号公報記載の複合フレキシブルホースは全般的にかなりの接着力を発揮し得るものであるが、折曲げ時の剥離強度(180度剥離試験)および老化後の接着力に改善の余地がある。特に最内層を構成するポリアミドとカルボキシル基含有変性ポリオレフィンとをブレンドして得られる変性ポリアミドに対しては接着力にバラツキが生ずることがある。さらに中間ゴム層の押出し成形時に表面が肌荒れすることもある。
【0007】
本発明の目的は、接着剤層がなくても層間接着力にすぐれ、しかも折曲げ時の剥離強度、老化後の接着力が向上し、変性ポリアミドとの接着性が信頼でき、さらに肌荒れのない良好な成形加工表面を有する複合フレキシブルホースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の複合フレキシブルホースは、前記特開平7−117178号公報記載の複合フレキシブルホースにおいて、中間ゴム層の原料ゴムとしてハロゲン化ブチルゴムを用い、該中間ゴム層の原料ゴム100部に対してケイ酸またはその塩10〜50部、臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂5〜15部、フェノール樹脂0.5〜10部およびメチロールメラミン0.5〜10部配合することにより、前記課題を解決し得たものである。
【0009】
により製造することができる。
【0010】
すなわち、図1に示すように、本発明の複合フレキシブルホース1は最内層2と中間ゴム層3の間に接着剤層をもたないものであり、中間ゴム層3の上に順に繊維補強層4および外面ゴム層5を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明において、接着剤層を設けなくてもより一層強固で信頼性の高い接着力が最内層と中間ゴム層との間に得られるかは明確ではないが、最内層を構成する変性ポリアミド中の官能基、たとえばカルボキシル基、アミド基、アミノ基などと、中間ゴム層を構成するハロゲン化ブチルゴムのハロゲンや含有されているケイ酸中のシラノール基、臭素化アルキルフェノールアルデヒド樹脂のメチロール基、さらにはフェノール樹脂のフェノール基およびメチロールメラミンのアミノ基などにより、接着剤界面の濡れ性が向上し、官能基同士が複雑な反応を生起し、種々の結合を生じているためであると推定される。
【0012】
本発明において最内層にはポリアミドとカルボキシル基含有変性ポリオレフィンとをブレンドしてなる変性ポリアミドを用いるが、ポリアミドとしては、たとえばポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド4−6、ポリアミド6−6、ポリアミド6−10、ポリアミド6−12もしくはポリアミドMXD−66またはこれらの2種以上のコポリマーなどがあげられる。カルボキシル基含有変性ポリオレフィンとしては、たとえばエチレン、プロピレン、ブタジエンなどのオレフィンやジエンモノマーを単独重合または共重合したポリオレフィンに無水マレイン酸などの酸無水物をグラフト重合することにより官能基を約0.1〜10モル%導入した変性ポリオレフィンが好ましく用いられる。
【0013】
ポリアミドと変性ポリオレフィンとのブレンド比は90/10〜50/50、特に65/35〜55/45が好ましい。変性ポリオレフィンの割合が大きくなるとホースの柔軟性はよくなるが耐冷媒透過性が劣り、また小さくなると耐冷媒透過性はよくなるが中間ゴム層との接着性および柔軟性が劣る傾向にある。
【0014】
変性ポリアミドとしては、たとえばポリアミド6と無水マレイン酸変性ポリオレフィンとをアロイ化したものと考えられるデュポン社製のザイテルST801、ザイテルST811、ザイテルST811HSなどのザイテルSTシリーズなどがあげられる。
【0015】
最内層は前記変性ポリアミドを管状に押出し成形することにより作製されるが、管厚は成形作業性と耐冷媒透過性の点から0.05mm以上が好ましく、また可撓性の点から0.5mm以下が好ましい。
【0016】
本発明においては最内層上に直接、中間ゴム層が形成される。したがって、接着剤層を形成する工程が省略できるので溶剤の蒸発に要する時間が不要となり、全体の工程を短くすることができる。中間ゴム層の形成は最内層の外面に直接、中間ゴム層用のゴム組成物を押出し成形することにより行なうことができる。
【0017】
中間ゴム層用のゴム組成物は、ハロゲン化ブチルゴムを原料ゴムとし、この原料ゴムにケイ酸またはその塩および臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂、さらに接着力向上成分としてフェノール樹脂およびメチロールメラミンを配合してなるものである。
【0018】
原料ゴムであるハロゲン化ブチルゴムとしては、たとえば塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴムなどの1種または2種以上があげられ、特に反応性の点から臭素化ブチルゴム単独使用が好ましい。
【0019】
本発明においてはこの原料ゴム100部に対しケイ酸またはその塩を10〜50部、好ましくは15〜30部、特に好ましくは20〜30部、および臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂を5〜15部、好ましくは7〜13部、特に好ましくは8〜10部配合すると共に、接着力向上成分としてフェノール樹脂を0.5〜10部、好ましくは1〜5部、特に好ましくは2〜5部およびメチロールメラミンを0.5〜10部、好ましくは1〜5部配合する。
【0020】
ケイ酸またはその塩としては、たとえば無水ケイ酸、含水ケイ酸、含水ケイ酸カルシウム、含水ケイ酸アルミニウムなどがあげられ、特にハロゲン化ブチルゴムとの接着性がよい点からシラノール基を多くもつ含水ケイ酸が好ましい。その量が10部よりも少ないと接着性が劣り、50部よりも多いと粘度が高く、押出し後の肌荒れの原因となる。
【0021】
臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂としては、たとえば田岡化学(株)製のタッキロール250−1、タッキロール250−3などとして市販されているものがあげられ、特に触媒が不要な点からタッキロール250−1が好ましい。臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂は接着成分としての役割に加えて原料ゴムであるハロゲン化ブチルゴムの架橋剤ともなる。その量が5部よりも少ないと加硫時に原料ゴムとの架橋反応速度が遅くなり物性が低下し、15部よりも多いと混練時および押出し成形時のロールへの粘着、早期加硫など作業性がわるくなる。
【0022】
中間ゴム層のゴム組成物に接着力向上成分として配合するフェノール樹脂としては、たとえば2,6−ジメチロールーp−クレゾール、レゾール型フェノール樹脂、ノボラック型フェノール樹脂などがあげられるが、接着量の向上作用に優れかつメチロールメラミンとの反応性が良好な点からスミカノール620(住友化学工業(株)製の修飾レゾール型フェノールホルムアルデヒド樹脂)が好ましい。その量が0.5部より少ないと接着力向上効果が不充分となり、10部を超えるとゴム組成物の物性(柔軟性や圧縮永久歪み)が低下する。
【0023】
もう1つの接着力向上成分であるメチロールメラミンとしては、たとえば住友化学工業(株)製のスミカノール508、スミカノール507Aなどがあげられるが、フェノール樹脂との反応性が良好な点からスミカノール507Aが好ましい。その量が0.5部より少ないと接着力向上効果が不充分となり、10部を超えるとゴム組成物の物性(柔軟性や圧縮永久歪み)が低下する。
【0024】
本発明においてフェノール樹脂およびメチロールメラミンを特定量配合することにより変性ポリアミドとの接着力が向上する理由は明確ではないが、これらの成分を配合することにより最内層の変性ポリアミドとの接着界面での濡れ性が向上し、さらにフェノール樹脂とメチロールメラミンとが加硫温度以上の温度で反応してメチロールフェノールとして接着力の向上に寄与しているものと推定される。
【0025】
中間ゴム層用のゴム組成物には、そのほかカーボンブラック、酸化亜鉛、ステアリン酸、可塑剤、老化防止剤、加工助剤などを適当量添加してもよい。
【0026】
中間ゴム層は通常0.8〜2.2mm、好ましくは1.0〜1.5mmの厚さになるように押出されて形成される。本発明で用いる中間ゴム層用のゴム組成物では、押出された中間ゴム層の表面が肌荒れせず、以降の加工および最終製品の強度を向上させることができる。
【0027】
中間ゴム層を押出し成形したのち、編組またはスパイラル巻などにより繊維補強層、ついで外面ゴム層を積層する。これらの繊維補強層および外面ゴム層としては従来のものがそのまま使用できる。たとえば繊維補強層としては天然繊維、ポリビニルアルコール系やポリアミド系、ポリエステル系、アラミド系などの合成繊維の単独またはRFL(レゾルシン・ホルムアルデヒド・ラテックス接着剤)処理したものなどが使用され、外面ゴム層としては、EPDM、CR、CSM、IIR、XIIRなどの耐オゾン性に優れた合成ゴムがあげられ、厚さは通常1.0〜2.0mm程度とする。
【0028】
本発明の複合フレキシブルホースは最内層上に中間ゴム層、繊維補強層および外面ゴム層を積層したのち、全体を加硫することによってえられる。加硫条件は約150〜180℃で蒸気圧をかけ加硫を行なうのが好ましい。
【0029】
加硫後えられる本発明の複合フレキシブルホースは充分な可撓性を有すると同時に負圧が生じても層間剥離を生じない。特に、大きな曲げや老化に対しても変性ポリアミドとの強い接着力を維持できる。
【0030】
【実施例】
つぎに本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0031】
なお、各実施例における特性は、つぎの方法で測定した。
【0032】
中間ゴム層の材料試験
(常態引張試験)
JIS K 6251に従って硬度、引張強度、破断伸びを測定する(160℃×40分間プレス加硫、3号ダンベル)。
【0033】
(圧縮永久歪試験)
JIS K 6262に従って測定する(160℃×40分間プレス加硫、25%圧縮、140±2℃×72時間)。
【0034】
(中間ゴム層の表面状態)
外径11.9mmの最内層チューブ上に12m/分の速度で押出し(75mmφのコールドフィードタイプ押出機:口金温度130℃、ダイス温度100℃、シリンダー温度80℃、スクリュー温度60℃、スクリュー回転30rpm)、その表面状態(肌)を肉眼で観察する。
【0035】
A:表面平滑
B:表面にややスジあり
C:表面にスジあり
D:表面に鳥肌あり
最内層と中間ゴム層の接着力
(180度剥離試験:JIS K 6330−6)
最内層用樹脂を厚さ0.15mm、幅約30mm、長さ約100mmに切り取り、これに中間ゴム用未加硫生地(厚さ2.0mmで200mm角)を置き、160℃40分間プレス加硫したのち1日室温で放置後、幅約10mm、長さ約100mmの試料片を切り出す。この試料片を引張試験機(JIS B 7721)に取りつけ、中間ゴム層3側を固定し最内層2側を図2に示すように毎分50mmの速さで引張り、接着界面での剥離状態を肉眼で観察する。評価は、ゴム凝集破壊したものを○、最内層樹脂とゴム層とが界面剥離したもの(樹脂にゴムが付着していない状態)を×、それら以外を△とする。
【0036】
(老化後の接着力)
180度剥離試験で作製したサンプルを150℃で168時間加熱したのち、同様に180度剥離試験で接着力を調べる。
【0037】
ホース性能
(接着力)
作製した複合フレキシブルホースから幅25mm、長さ100mmほど切り出し、外面ゴム層および繊維補強層を除去して作製した試料について、180度剥離試験を行ない、接着力(N/cm)測定する。
【0038】
(柔軟性試験)
図3に示すように、ホース1の一端を固定し、直径190mmのドラム7に180度U字形に巻きつけ、その状態を維持するのに必要な力Fを測定する。
【0039】
(冷媒透過性試験)
SAE J 51 MAY85(AUTOMOTIVE AIR CONDITIONING HOSE)に従い測定する(冷媒R134a、90℃)。
【0040】
実施例1〜5
つぎに示す組成の基本ゴム組成物に表1に示す量のフェノール樹脂およびメチロールメラミンを配合混練し、中間ゴム層用のゴム組成物(ゴム生地)を調製した。
【0041】
えられたゴム生地の常態物性(硬度、引張強度、破断伸び)および圧縮永久歪を調べた。結果を表1に示す。
【0042】
また、最内層用樹脂としてザイテルST811HSを使用し、中間ゴム層と最内層の接着力を調べた。結果を表1に示す。
【0043】
比較例1
中間ゴム層用の前記基本ゴム組成物(フェノール樹脂およびメチロールメラミンを配合しない)を用いて実施例1と同様にしてゴム生地を調製し、実施例1と同様にして各種物性を調べた。結果を表1に併せて示す。
【0044】
【表1】
【0045】
実施例6
実施例1〜5および比較例1でそれぞれ調製した中間ゴム層用ゴム組成物を用い、つぎの要領で複合フレキシブルホースを作製し、そのホース性能を調べた。結果を表2に示す。
【0046】
(複合フレキシブルホースの作製)
最内層用変性ポリアミドを樹脂製のマンドレル(外径11.75mm)に厚さ0.15mmとなるよう12m/分の速度で押出し最内層を作製し、その上に約30秒後に中間層用ゴム組成物を12m/分の速度で厚さ1.3mmとなるように押出し、ついでRFL処理したポリエチレンテレフタレート糸でブレード(編組)して繊維補強層とし、最後にEPDMを厚さ1.5mmとなるように押出して外面ゴム層を形成した。この未加硫ホースを160℃40分間加熱して加硫し、複合フレキシブルホースを作製した。
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、接着剤層を介在させなくとも最内層と中間ゴム層をより一層強力かつバラツキなしに接着することができ、また接着剤層形成工程を省略することができる。本発明の複合フレキシブルホースは特に大きな曲げ(180度)に対しても強固な接着力を示し、さらに熱老化後でも接着力を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合フレキシブルホースの一実施態様の一部切欠斜視図である。
【図2】中間ゴム層の接着性試験(180度剥離試験)の概略説明図である。
【図3】複合フレキシブルホースの柔軟性試験の概略説明図である。
【図4】従来の接着剤層を有する複合フレキシブルホースの一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 複合フレキシブルホース
2 最内層
3 中間ゴム層
4 繊維補強層
5 外面ゴム層
Claims (2)
- 内側から最内層、中間ゴム層、繊維補強層および外面ゴム層の順で積層されてなり、
最内層がポリアミドとカルボキシル基含有変性ポリオレフィンとをブレンドしてえられる変性ポリアミドからなり、
中間ゴム層がハロゲン化ブチルゴムからなる原料ゴム100重量部に対してケイ酸またはその塩を10〜50重量部、臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂を5〜15重量部、フェノール樹脂0.5〜10重量部およびメチロールメラミン0.5〜10重量部配合してなるゴム組成物からなり、前記各層を積層後に加硫してえられる最内層と中間ゴム層間に接着剤層を有しない複合フレキシブルホース。 - 前記変性ポリアミド中のポリアミドが、ポリアミド6、ポリアミド11、ポリアミド12、ポリアミド4−6、ポリアミド6−6、ポリアミド6−10、ポリアミド6−12もしくはポリアミドMXD−66またはこれらの2種以上のコポリマーである請求項1記載の複合フレキシブルホース。
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