JP3372475B2 - 複合フレキシブルホース - Google Patents
複合フレキシブルホースInfo
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Description
ホースに関する。さらに詳しくは、ガス、特に1,1,
1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)を
主成分とする冷媒ガスに対するガス不透過性に優れた冷
媒輸送用ホースなどに好適な複合フレキシブルホースに
関する。
クトフリーザー用冷媒ガスの輸送などに用いられる複合
フレキシブルホースとしては、たとえば特開平1−11
0143号公報などに記載されており、図2にその模式
図を示してある。
ス、2aは最内層、3は繊維補強層、4は外面ゴム層、
5は中間ゴム層、6は接着剤層をいずれも示している。
としては、たとえば柔軟性、可撓性があること、冷媒ガ
スに対してガスバリヤー性のあることなどがあげられ、
たとえば前記図2に示されているような4層構造(接着
剤層を含めれば5層構造)の複合フレキシブルホースと
することにより、これらの性質をもたせようとしてい
る。
になることがあるので、前記のような4層構造では各層
間、そのうちでも最内層と中間ゴム層との層間における
層間接着力をとくに強固にし、冷媒ガスが洩れないよう
にすることも要求される。
冷媒ガスに対してガスバリヤー性に優れているという点
からポリアミド6、ポリアミド66、ポリアミド612
などのポリアミドまたは酸変性ポリアミドなどの変性ポ
リアミドが主に用いられている。
は、たとえば柔軟性、ガスバリヤー性に優れているとい
う点からブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴムなどのブチ
ル系ゴムが用いられている。
からなる最内層とブチル系ゴムからなる中間ゴム層とは
接着が一般に困難であり、接着力を大きくしようとする
と接着剤塗布工程を加える必要があるので、製造工程が
複雑になる。
テム使用時に発生する振動が加えられたり屈曲されるた
め、前記のような4層構造(積層体)であるとクラッキ
ングすなわち該ホースのとくに最内層にヒビ割れが生
じ、冷媒ガスが漏れることになる。
1層にしようとしても、ポリアミド樹脂とブチル系ゴム
は相容性に乏しく、ブレンドしても相分離してしまうな
どの問題があった。
ガスバリヤー性を有し、とくにクラッキングを起こさ
ず、複雑な製造工程をへることなくうることを目的とし
た3層構造の複合フレキシブルホースが特開平9−53
767号公報に記載されている。
は、内層、繊維補強層および外面ゴム層が積層されてい
る3層構造を有し、積層されたのち加硫してえられる複
合フレキシブルホースであって、該内層がブチル系ゴム
と高分子量ポリアミドと相容化剤とからなるポリマーア
ロイにより形成されていることを特徴とする複合フレキ
シブルホースである。
ホースは柔軟性、可撓性の点では改善されているが、押
出し成形性に劣り、量産性の面から改良が必要である。
ースとして、特開平10−47552号公報に、ゴムホ
ースの内層にブチル系ゴム材料を用い、さらにアスペク
ト比が2〜100で平均直径が0.5〜700μmの鱗
片状の充填材をゴム材料100重量部に対し15〜60
重量部添加した、HFC−134aガスの透過量を低減
した冷媒輸送用ゴムホースが開示されている。この公報
記載の発明は鱗片状の充填材をゴムホースの押出し方向
に平行に配向させることにより、HFC−134aガス
の透過を妨害することを要旨としているが、単に鱗片状
充填材をブチル系ゴムに添加しようとしてもゴム材料中
に充填材が均一に分散せず、かえってガス透過性を増加
させてしまうことがある。
性、可撓性が改善され、ガス、特にHFC−134aガ
スのガスバリヤー性を有する量産性(押出し成形性)に
優れた3層構造の複合フレキシブルホースを提供するこ
とを目的とする。
繊維補強層および外面ゴム層が積層されている3層構造
の複合フレキシブルホースであって、該内面ゴム層が、
アルコキシシラン化合物で表面処理されたアスペクト比
5〜40の層状無機物質を内面ゴム層のゴム成分100
部(重量部。以下同様)に対して5〜30部含むことを
特徴とする複合フレキシブルホースに関する。
セリサイト、タルク、カオリンクレーまたはこれらの2
種以上の混合物が好ましい。アルコキシシラン化合物と
しては、たとえばγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、N−
β−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ランまたはγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、特にγ−アミノプロピルトリエトキシシランが好ま
しく、その量は層状無機物質100部に対して0.5〜
20部であるのが好ましい。また、この表面処理層状無
機物質は内面ゴム層中にホースの長手方向に平行に配向
しているのが好ましい。
および/またはハロゲン化ブチルゴムが好ましく、他の
ゴムと併用するばあいでも、ブチルゴムおよび/または
ハロゲン化ブチルゴムを30%(重量%。以下同様)以
上含むゴム組成物が好ましい。
m2以上であることが好ましい。
特にHFC−134aなどの代替フロンガス冷媒の輸送
用ホースとして好適である。
層、繊維補強層および外面ゴム層の3層構造からなり、
その内面ゴム層にアルコキシシラン化合物で表面処理さ
れた層状無機物質を配合する点にある。
位結晶層が互いに平行に積み重なっており、積み重なっ
た面がファンデルワールス力などの弱い力によって結合
されている無機物質をいい、金属単体は除かれる。かか
る層状無機物質としては、たとえばマイカ、セリサイ
ト、タルク、カオリンクレー、ハロサイト、パイロフィ
ライト、モンモリロナイト、バーミキュライト、ディッ
カイト、ナクライトなどがあげられ、これらの1種また
は2種以上が混合されて用いられる。特に価格、入手の
容易性の点からマイカ、セリサイト、タルク、カオリン
クレーまたはこれらの2種以上の混合物が好ましい。
ペクト比が5〜40である必要がある。アスペクト比が
5よりも小さくなると層状無機物質の配向性が小さくな
りガスバリヤー性が低下し、40を超えると加工時に破
壊されてしまい、結局同じくガスバリヤー性が低下す
る。好ましいアスペクト比は20〜40である。また、
長径としては0.01〜60μm、特に0.5〜10μ
mであるのが配合のしやすさ、分散性、加硫ゴム物性
(特に強度)などの点から好ましい。
シラン化合物で表面処理されていることが重要である。
アルコキシシラン化合物で表面処理しないばあい、層状
無機物質はゴム成分との親和性に劣り、分散が不均一と
なると共に内面ゴム層の押出し成形時に押出し方向に平
行に配向させることが困難となる。アルコキシシラン化
合物としては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、N−
β−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランな
どがあげられる。これらの中でもゴムの加硫系とのバラ
ンスと充填剤の分散性がよい点からγ−アミノプロピル
トリエトキシシランが好ましい。
ランを触媒(塩酸、酢酸など)を含むアルコールなどの
有機溶媒と水に溶解した溶液に層状無機物質を浸漬する
方法などで行なうことができる。アルコキシシランの量
は、0.5〜2.0phf(層状無機物質100部に対
する部数。以下同様)、好ましくは0.5〜1.0ph
fが好ましい。0.5phfより少ないと表面処理の効
果が不充分となり、2.0phfを超えるとコストの増
加に見合う表面処理の効果がえられない。
のゴム成分100部に対し5〜30部配合する。5部よ
りも少ないとガスバリヤー性が充分でなく、30部を超
えると機械的強度、特に引張強度が不足する。好ましく
は10〜25部である。また、表面処理された層状無機
物質であれば少量でも充分にガス透過量を低減でき、ゴ
ム物性の面を考えると、15部未満、たとえば5〜12
部とすることもできる。
優れたゴムたとえばブチルゴム(IIR)ハロゲン化ブ
チルゴム(X−IIR)またはこれらの混合物(以下、
総称して「ブチル系ゴム」ということもある)であるの
が好ましい。また、他のゴムまたは樹脂を配合するばあ
いでも、ブチルゴムおよび/またはハロゲン化ブチルゴ
ムはゴム成分中の30%以上、好ましくは40%以上と
する。ハロゲン化ブチルゴムとしては、たとえば塩素化
ブチルゴム(Cl−IIR)、臭素化ブチルゴム(Br
−IIR)などがあげられる。好ましい内面ゴム層のゴ
ム成分は、耐熱性、加工性の点から塩素化ブチルゴムで
ある。配合可能な他のゴムとしては、たとえばレギュラ
ーブチルゴム、エチレンプロピレンゴムなどがあげら
れ、特にレギュラーブチルゴムが好ましい。また、配合
可能な他の樹脂としては、たとえば前記特開平9−53
767号公報に記載されている高分子量ポリアミドなど
があげられ、高分子量ポリアミドのばあいは相溶化剤に
よりゴム成分と相溶化したポリマーアロイの形とするの
が好ましい。
ヤー性を損わない限り、カーボンブラック、酸化亜鉛、
ステアリン酸、老化防止剤、加工助剤、可塑剤、軟化剤
などの添加剤を添加することができる。
ては使用するゴム成分の加硫に適するものを用いればよ
いが、たとえば、ブチルゴムおよびハロゲン化ブチルゴ
ムではイオウ、テトラメチルチウラムジスルフィド、ジ
ベンゾチアジルジスルフィド、エチレンチオウレア、臭
素化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂、メチロ
ール化フェノールホルムアルデヒド樹脂などをゴム成分
100部に対して約0.1〜10部添加する。
繊維としては、たとえば綿、麻、絹、羊毛などの天然繊
維、ビスコースレーヨンなどの再生繊維、ジアセテート
レーヨン、トリアセテートレーヨンなどの半合成繊維、
ポリビニルアルコール系、ポリアミド系、アラミド系、
ポリエステル系、アクリル系などの合成繊維またはこれ
らのうちの少なくとも2種からなる繊維などがあげられ
るが、内面ゴム層、外面ゴム層への接着性がよい、加工
性がよい、強度が大きいなどの点からポリアミド系やポ
リエステル系の繊維が好ましい。
ムアルデヒドラテックス接着剤(RFL)により処理さ
れているものも用いることができる。
ゴムとしては、たとえばエチレン−プロピレン−ジエン
ターポリマー(EPDM)、クロロプレンゴム(C
R)、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、
ブチル(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−II
R)などの耐候性に優れた合成ゴムなどがあげられる
が、これらのうちでもさらに耐候性がよい、押出加工性
がよい、耐熱性がよいなどの点からエチレン−プロピレ
ン−ジエンターポリマー(EPDM)が好ましい。
一例を示す模式図である。
ス、2は内面ゴム層、3は繊維補強層、4は外面ゴム層
を示す。
には、たとえばつぎのような方法があげられる。
質と加硫剤などを混練したゴム組成物を通常の押出成形
機に供給し、通常のゴムの押出と同様の条件により、厚
さ1.0〜3.0mm、好ましくは2.0〜2.5mm
に押し出して、これを内面ゴム層とする。
面ゴム層をうるためには、この押出時に層状無機物質を
押出方向、すなわちホースの長手方向に平行に配向させ
ることが重要である。このような配向は表面処理を層状
無機物質に施すことにより、押出し物を長手方向にわず
かに引張り気味にすることによってうることができる。
を用いて編組またはスパイラル巻などにより繊維補強層
(厚さはおおよそ1.0〜2.0mm)を形成する。
性に優れた合成ゴムを通常の押出成形機により押出して
外面ゴム層(厚さはおおよそ1.0〜2.0mm)を形
成し、3層からなる積層体をうる。
硫缶内において150〜160℃、4〜5、5kgf/
cm2の蒸気圧下で30〜60分間かけて加硫を行い、
本発明の複合フレキシブルホースをうる。
ホースは、柔軟性、可撓性、冷媒ガスに対してのガスバ
リヤー性に優れ、クラッキングを起さず、複雑な製造工
程をへることなくえられ、たとえば冷媒ガスの輸送用な
どに好適に用いられうる。
構成の複合フレキシブルホースが好ましくあげられる。
柔軟性とガスバリヤー性と加工性とのバランスがよいの
点で有利である。
柔軟性とガスバリヤー性と加工性とのバランスがよい点
で優れている。
柔軟性と可撓性とガスバリヤー性とのバランスがよい点
で有利である。
柔軟性と可撓性とガスバリヤー性バランスがよい点で優
れている。
体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるも
のではない。
た。 (処方) (重量部) 塩素化ブチルゴム(Cl−IIR) 100 カーボンブラック 70 酸化亜鉛 5 ステアリン酸 1 二酸化マグネシウム 0.3 ACC TT 1.5 ACC DM 1 層状無機物質(1.0phfのγ−アミノ 10 プロピルトリエトキシシランで表面処理) 計 188.8 層状無機物質としては、表1に示すアスペクト比と長径
を有するマイカを用いた。なお比較のために層状無機物
質を添加しないゴム組成物(実験番号1−1)および表
面処理を施さないマイカを使用したゴム組成物(実験番
号1−2)も調製した。
0分間混練りしたのち押出成形機により押出速度12〜
15m/分の条件で層状無機物質が配向するように若干
引張気味に押し出し、厚さ2mmのチューブ状の内面ゴ
ム層とした。
ぎの方法により調べた。結果を表1に示す。
を縦割りして開き、160℃10MPaで60分間加熱
加圧して厚さ2mmの加硫ゴムシートを作製した。
の開口面程26cm2の円筒容器に7分目まで液状のH
FC−134aを入れ、直ちに前記加硫ゴムシートで開
口部を完全に覆い、ついで60メッシュの金網さらに厚
さ6mmの多孔蓋(S45C材)を載せてボルトで固定
して密封した。この状態で100℃の恒温槽中に保持
し、24時間後と96時間後に重量(容器込みの全重
量)を量り、この72時間における重量の減少量に基づ
いて24時間当りの重量減少量をガス(HFC−134
a)の透過量とした。
シシランで表面処理されており、かつアスペクト比が5
〜40、特に20〜40の範囲にあるばあい、ガスバリ
ヤー性に優れていることがわかる。
て、表面処理マイカの配合量を表2に示すように変え
て、実施例1と同様にしてガスバリヤー性を調べた。ま
た、加硫ゴムシートの硬さ、引張強度および伸びをJI
S K 6301に従って調べた。結果を表2に示す。
がゴム成分100部に対して5〜30部の範囲内でガス
バリヤー性とゴム物性に優れ、40部配合すると引張強
度が不充分となることがわかる。
80℃で10分間混練したのち、押出成形機により押出
速度15m/分の条件で押出し、厚さ2.5mmの内面
ゴム層とした。
テル繊維を用いて編成機により編組して繊維補強層(厚
さ1.0mm)を形成した。
り、押し出して外面ゴム層(厚さ1.5mm)を形成
し、3層からなる積層体をえた。
硫缶内において160℃で40分間かけて加硫を行な
い、本発明の複合フレキシブルホースをえ、えられたホ
ースの性能(柔軟性、冷媒ガスに対してのガスバリヤー
性)を調べるために、つぎの試験を行なった。
MAY85(AUTOMOTIVEAIR CONDI
TIONING HOSE)に準じてHFC−134a
ガスの透過量を測定した。
100mmのドラムに180度U字形に巻きつけて、そ
の状態を維持するのに必要な力をプッシュープルゲージ
(AE−30、アルコーエンジニアリング(株)製)を
用いて測定し、バネ計りが示す引張り力(曲げ力)を測
定した。
レキシブルホース(内面ゴム層として塩素化ブチルゴム
と高分子量ポリアミドとのポリマーアロイを用いたも
の)を作製し、実施例1と同じく押出速度15m/分で
押し出そうとしたが、押し出せなかった。そこで押出速
度を3m/分とすることにより、ようやくホースを押出
し成形できた。また実施例3と同様にしてガスバリヤー
性および柔軟性を調べた。結果を表3に示す。
ック50部、ステアリン酸1部および樹脂架橋剤として
のタッキロール250−I 7部を混練機を用いて60
〜80℃で10分間かけて混練したのち、押出成形機に
より、厚さ2.5mmに押し出して内層とし、実施例3
と同様の方法により、繊維補強層、外面ゴム層を被覆
し、3層からなる積層体とし、これを蒸気加硫缶内にお
いて160℃で40分間かけて加硫を行ない総ゴムホー
スとし、実施例3と同様の試験を行なった。結果を表3
に示す。
スは、柔軟性、加工性を損うことなく、ガスバリヤー性
に優れたものであることがわかる。
をγ−アミノプロピルトリエトキシシランに代えて表4
に示すアルコキシシラン化合物を使用したほかは実施例
1と同様にしてゴム組成物を作製し、ガスバリヤー性を
調べた。結果を表4に示す。
の複合フレキシブルホースは、柔軟性、可撓性に優れ、
冷媒ガス、特にHFC−134aに対しての高いガスバ
リヤー性を有しており、冷媒輸送用ホースとして最適で
ある。
一例を示す模式図である。
す模式図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 内面ゴム層、繊維補強層および外面ゴム
層が積層されている3層構造の複合フレキシブルホース
であって、該内面ゴム層がアルコキシシラン化合物で表
面処理されたアスペクト比5〜40の層状無機物質を内
面ゴム層のゴム成分100重量部に対して5〜30重量
部含むことを特徴とする複合フレキシブルホース。 - 【請求項2】 前記層状無機物質が、マイカ、セリサイ
ト、タルク、カオリンクレーまたはこれらの2種以上の
混合物である請求項1記載の複合フレキシブルホース。 - 【請求項3】 前記層状無機物質が、該無機物質100
重量部に対して0.5〜20重量部のアルコキシシラン
化合物で表面処理されている請求項1または2記載の複
合フレキシブルホース。 - 【請求項4】 前記アルコキシシラン化合物が、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシラン、N−β−アミノエチル−γ−
アミノプロピルトリメトキシシランまたはγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシランである請求項1〜3の
いずれかに記載の複合フレキシブルホース。 - 【請求項5】 前記アルコキシシラン化合物が、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシランである請求項1〜3の
いずれかに記載の複合フレキシブルホース。 - 【請求項6】 前記内面ゴム層のゴム成分が、ブチルゴ
ムおよび/もしくはハロゲン化ブチルゴムまたはブチル
ゴムおよび/もしくはハロゲン化ブチルゴムを30重量
%以上含むゴム組成物である請求項1〜5のいずれかに
記載の複合フレキシブルホース。 - 【請求項7】 前記内面ゴム層の引張強度が100kg
f/cm2以上である請求項1〜6のいずれかに記載の
複合フレキシブルホース。 - 【請求項8】 前記内面ゴム層中の層状無機物質がホー
スの長手方向に平行に配向している請求項1〜7のいず
れかに記載の複合フレキシブルホース。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の複合フ
レキシブルホースからなる冷媒輸送用ホース。
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JPH11257551A JPH11257551A (ja) | 1999-09-21 |
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ID=13288314
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JP06548098A Expired - Lifetime JP3372475B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 複合フレキシブルホース |
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Cited By (3)
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- 1998-03-16 JP JP06548098A patent/JP3372475B2/ja not_active Expired - Lifetime
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