JP3891007B2 - 自動車の車体前部構造及び車体前部の組付方法 - Google Patents

自動車の車体前部構造及び車体前部の組付方法 Download PDF

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    • B60Q1/0408Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body
    • B60Q1/0475Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body with provisions for pre-mounting, for temporary holding the headlamp before or during final mounting

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車の車体前部構造及び車体前部の組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車体の組立工程の簡略化と組付作業の自動化等を狙って、ラジエータコアサポートパネルにヘッドランプユニットやフロントバンパー等をサブアッセンブリして所謂フロントエンドモジュールを構成し、車体の組立ラインで該フロントエンドモジュールを車体前部に組付けることが行われている(特開平11−20543号公報,特開平11−48856号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ラジエータコアサポートパネルとフロントサイドメンバおよびフロントフェンダとの組付精度公差や、ラジエータコアサポートパネルとヘッドランプユニットとの組付精度公差の集積によって、ヘッドランプユニットとフロントフェンダ前端とのパーティング部分の隙間や段差が不均一となって外観を損なってしまう可能性がある。
【0004】
そこで、本発明はヘッドランプユニットとフロントフェンダ前端とのパーティング部分の隙間や段差が不均一となることがなく、外観を一段と向上することができる自動車の車体前部構造及び車体前部の組付方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリし、該ラジエータコアサポートパネルをフロントフェンダおよびフロントサイドメンバに結合する構造であって、前記ラジエータコアサポートパネルを、車幅方向両側部にヘッドランプユニットを装着し、フロントフェンダに結合されるアッパメンバと、
フロントサイドメンバの前端に結合されるロアメンバとに分割し、
これらアッパメンバとロアメンバとを前後方向に回動自在に連結して、前記ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整可能に可動構造としたことを特徴としている。
【0007】
請求項の発明にあっては、請求項に記載のアッパメンバにフロントバンパーを組付けてサブアッセンブリしたことを特徴としている。
【0008】
請求項の発明にあっては、ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリし、該ラジエータコアサポートパネルをフロントフェンダおよびフロントサイドメンバに結合する構造であって、前記ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部のヘッドランプユニットを装着した部分をサイド部としてメイン部から分割して構成し、該サイド部をメイン部に対して車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結して、前記ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整可能に可動構造としたことを特徴としている。
【0009】
請求項の発明にあっては、ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリし、該ラジエータコアサポートパネルをフロントフェンダおよびフロントサイドメンバに結合する構造であって、前記ヘッドランプユニットの車幅方向内側の側部をラジエータコアサポートパネルに対して車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結すると共に、ヘッドランプユニットの車幅方向外側の側部にフロントフェンダに対する連結部を設定して、前記ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整可能に可動構造としたことを特徴としている。
【0010】
請求項の発明にあっては、請求項に記載のヘッドランプユニットの車幅方向内側の側部のラジエータコアサポートパネルに対する連結部に、フロントバンパーのバンパーフェイシャの取付点を設定したことを特徴としている。
【0011】
請求項の発明にあっては、請求項4または5に記載のラジエータコアサポートパネルのフロントフェンダに対する連結点が上下に設定され、そのうち、上側の連結点をヘッドランプユニットの車幅方向外側の側部に設定したことを特徴としている。
【0012】
請求項7の発明の方法にあっては、ロアメンバとアッパメンバとを前後方向に回動自在に連結して構成したラジエータコアサポートパネルの前記ロアメンバをフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
ヘッドランプユニットをサブアッセンブリしたアッパメンバをロアメンバに対して前後方向に回動調整して、ヘッドランプユニットをフロントフェンダと整合調整する工程と、
前記アッパメンバをフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴としている。
請求項8の発明の方法にあっては、ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリした部分をサイド部としてメイン部から分割して構成し、該サイド部をメイン部に対して車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結し、このメイン部をフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
ヘッドランプユニットをサブアッセンブリしたサイド部を前記メイン部に対して連結した部分を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、ヘッドランプユニットを該フロントフェンダと整合調整する工程と、
前記サイド部をフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴としている。
請求項9の発明の方法にあっては、ラジエータコアサポートパネルをフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に対して車幅方向内側の連結点を中心に車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結したヘッドランプユニットを、前記連結点を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、該フロントフェンダと整合調整する工程と、
前記ヘッドランプユニットの車幅方向外側の側部をフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴としている。
【0013】
請求項10の発明の方法にあっては、ジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に対して、車幅方向内側の連結点を中心に車幅方向内側へ回動自在に装着されると共に、該ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に設けた台座部材上に仮固定してサブアッセンブリされたヘッドランプを、その仮固定を解除して移動可能にする工程と、
ラジエータコアサポートパネルをフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
ヘッドランプユニットを前記連結点を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、該フロントフェンダと整合調整する工程と、
ラジエータコアサポートパネルをヘッドランプユニットと共にフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴としている。
【0014】
請求項11の発明の方法にあっては、ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に装着してサブアッセンブリされたヘッドランプユニットを、その車幅方向内側の連結点を中心に車幅方向内側へ回動する工程と、
ラジエータコアサポートパネルを車両前方よりフロントサイドメンバの前端に突き合わせて結合して、ヘッドランプユニットをフロントフェンダの内側に配置する工程と、
ヘッドランプユニットを前記連結点を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、該フロントフェンダと整合調整する工程と、
ラジエータコアサポートパネルをヘッドランプユニットと共にフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴としている。
【0015】
【発明の効果】
請求項1,に記載の発明によれば、ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整して、該フロントフェンダを基準として取付けることができるため、ヘッドランプユニットとフロントフェンダ前端とのパーティング部分の隙間や段差等を均一にすることができて、外観を一段と向上することができる。
【0016】
また、プラットフォームを流用して車体デザインを変える場合に、造形に関わるラジエータコアサポートパネルのアッパメンバを変更することで対応でき、コストの低減および開発の効率化等を図ることができる。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、請求項の発明の効果に加えて、ヘッドランプユニットとフロントバンパーとが一体で可動な構造とすることができるから、ヘッドランプユニットとフロントバンパーとの間の隙間調整等が不要となって取付作業性を向上することができる。
【0018】
請求項3,8に記載の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果が得られる他、ラジエータコアサポートパネルのサイド部を移動調整することによって、左右のヘッドランプユニットをそれぞれ左右のフロントフェンダの前端に対応して独立して位置調整することができて、フロントフェンダに対するヘッドランプユニットの整合性を高めることができる。
【0019】
請求項4,9の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果が得られる他、左右のヘッドランプユニット自体をそれぞれ左右のフロントフェンダの前端に対応して独立して位置調整することができて、フロントフェンダに対する整合性を高めることができる。
【0020】
請求項に記載の発明によれば、請求項の発明の効果に加えて、フロントバンパーのバンパーフェイシャとヘッドランプユニットとの間の隙間調整等が不要となって取付作業性を向上することができる。
【0021】
請求項に記載の発明によれば、請求項4または5の発明の効果に加えて、ラジエータコアサポートパネルの上側のフロントフェンダへの結合手段をヘッドランプユニットが兼ねるため、ラジエータコアサポートパネルの構造を簡略化することができる。
【0022】
また、ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部の造形がヘッドランプユニットの造形に規制されることがなく、従って、ヘッドランプユニットの造形違いによる対応が容易で、ラジエータコアサポートパネルの標準化,共用化を図ることができる。
【0023】
請求項10に記載の発明の方法によれば、ラジエータコアサポートパネルに設けた台座部材上にヘッドランプユニットを仮固定しておくことにより、ヘッドランプユニットの遊動を抑えることができる一方、台座部材に対する仮固定を解除することにより、ヘッドランプユニットのその連結点を支点とするフロントフェンダに対する整合調整が可能となる。
【0024】
従って、ラジエータコアサポートパネルにヘッドランプユニットをサブアッセンブリした状態で車体の組立ラインまで搬送する際、ヘッドランプユニットを確実に固定して不安定な状態を無くすことができるとともに、組立ラインではヘッドランプユニットの仮固定を解除することにより、ヘッドランプユニットの本来の可動構造によってフロントフェンダに対する精度良い組付けが可能となる。
【0025】
請求項11に記載の発明の方法によれば、ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整して、該フロントフェンダを基準として取付けることができるため、ヘッドランプユニットとフロントフェンダ前端とのパーティング部分の隙間や段差等を均一にすることができる。
【0026】
また、ラジエータコアサポートパネルを車両前方よりフロントサイドメンバの前端に突き合わせる際に、ヘッドランプユニットがフロントフェンダに干渉するのを回避できるため、組付作業をより一層容易にすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【0028】
図1において、1は車体の最前部(車体前端)を構成する合成樹脂材からなるラジエータコアサポートパネルを示し、上,下に配置されてそれぞれ車幅方向に延在するアッパレール2とファーストクロスメンバ3と、車幅方向両側部でこれらアッパレール2とファーストクロスメンバ3とを連設するピラー部4と、ピラー部4の車幅方向両側部に張り出して設けられてヘッドランプユニット6を装着するサイド部5と、を備えている。
【0029】
サイド部5はアッパレール2の延長部として一体に形成されたアッパフレーム5aと、ピラー部4から側方へ張り出して一体に設けたロアフレーム5bと、これらアッパフレーム5aとロアフレーム5bとを連設するサイドフレーム5cとを備え、該サイド部5は前記アッパレール2とピラー部4から車体後方へ向けて曲折して成形してある。
【0030】
ファーストクロスメンバ3とピラー部4との連設部の車幅方向外側の隅部には締結座部7を一体に形成してある。
【0031】
このラジエータコアサポートパネル1は、前記締結座部7をフードリッジパネルの下側部に接合配置した前後方向骨格部材であるフロントサイドメンバ(フードリッジパネル,フロントサイドメンバは何れも図示省略)の前端に突き合わせてボルト締結すると共に、サイド部5の前記アッパレール2の延長部であるアッパフレーム5aの後端部を、前記フードリッジパネルの上縁に接合固定したフロントフェンダ8の上側のフランジ8aの前端部にボルト17により締結し、かつ、ロアフレーム5bをその後部外側に一体成形した座部9を介してフロントフェンダ8の下側フランジ8bの前端部にボルト18により締結して、車体前端部を構成するようにしている。
【0032】
そして、前記ヘッドランプユニット6をこのフロントフェンダ8の前端に対して位置調整可能に可動構造としてある。
【0033】
本実施形態では前記ラジエータコアサポートパネル1を、ピラー部4の上下方向中間部でアッパメンバ1Uとロアメンバ1Lとに上下に分割すると共に、これらアッパメンバ1Uとロアメンバ1Lとを前後方向に回動自在に連結し、ロアメンバ1Lを前記フロントサイドメンバを基準にして取付ける一方、アッパメンバ1Uを前記フロントフェンダ8を基準にして取付けるようにすることによって、ヘッドランプユニット6をフロントフェンダ8の前端に対して位置調整可能なように可動構造としてある。
【0034】
具体的には、アッパメンバ1Uは前記アッパレール2と、ピラー部4のアッパ部4aと、サイド部5とを射出成形等により一体成形する一方、ロアメンバ1Lはファーストクロスメンバ3と、ピラー部4のロア部4bと、締結座部7とを射出成形等により一体成形してある。
【0035】
ピラー部4のアッパ部4aの少くとも下端部は後側を開放したコ字形断面としてあって、該アッパ部4aの下端部をロア部4bの上端部に外嵌して、車幅方向からピン10により連結することによって、前記アッパメンバ1Uとロアメンバ1Lとを前後方向に回動自在としてある。
【0036】
本実施形態では前述のヘッドランプユニット6は、上下のブラケット片11(下側ブラケット片は図示省略)を介してアッパフレーム5aとロアフレーム5bとにしっかりとボルト16により締結してあり、該アッパフレーム5aの前記フロントフェンダ8の前端部に締結する後端部のボルト挿通孔12はボルト17の外径よりも大径の所謂バカ孔として、取付調整時のずれを吸収できるようにしてある。
【0037】
また、本実施形態にあっては、左右のピラー部4のアッパ部4a間に跨って、サイド部5のロアフレーム5bに廻り込んでフロントバンパー13のアーマチュア部13aを一体に形成してあると共に、アッパレール2とアーマチュア部13aの車幅方向中央部間に跨ってフードロックステイ14を一体に形成してある。
【0038】
このような構成からなるラジエータコアサポートパネル1は、予めアッパメンバ1Uのサイド部5にヘッドランプユニット6を前述のようにブラケット片11を介して締結固定して車体組立ラインに搬入され、該車体組立ラインにおいて車体前方から車体前部に突き合わせて結合される。
【0039】
具体的には、前記ロアメンバ1Lの締結座部7をフロントサイドメンバの前端に突き当てて、該フロントサイドメンバを基準にしてボルト締結する。
【0040】
そして、アッパメンバ1Uをピン10を中心に前後方向に回動し、ヘッドランプユニット6をフロントフェンダ8の前端に対して位置調整して該ヘッドランプユニット6の周縁をフロントフェンダ8の前端周縁に整合させ、サイド部5のロアフレーム5b外側の座部9をフロントフェンダ8の下側フランジ8bの前端部下面に重合してボルト18により締結すると共に、アッパフレーム5aの後端部をフロントフェンダ8の上側フランジ8aの前端部上に重合してボルト17により締結し、該アッパメンバ1Uをフロントフェンダ8の前端部を基準にして取付ける。
【0041】
この時、前記ヘッドランプユニット6の位置調整に伴うアッパフレーム5aの後端部の前記フロントフェンダ8の上側フランジ8aに対するずれは、ボルト挿通孔12のバカ孔で吸収される。
【0042】
以上のように本実施形態の構造によれば、ヘッドランプユニット6をフロントフェンダ8に対して位置調整して、該フロントフェンダ8を基準として取付けることができるため、ヘッドランプユニット6とフロントフェンダ8の前端とのパーティング部分の隙間や段差等を均一にすることができて、外観を一段と向上することができる。
【0043】
特に本実施形態にあっては、ヘッドランプユニット6のフロントフェンダ8に対する可動構造として、ラジエータコアサポートパネル1をそのサイド部5にヘッドランプユニット6を装着したアッパメンバ1Uと、ロアメンバ1Lとに上下に2分割して、これらアッパメンバ1Uとロアメンバ1Lとを前後方向に回動自在に連結して、前記ヘッドランプユニット6をフロントフェンダ8の前端に対して位置調整できるようにしてあるため、プラットフォームを流用して車体デザインを変える場合に、造形に関わるラジエータコアサポートパネル1のアッパメンバ1Uを変更することで対応でき、コストの低減および開発の効率化等を図ることができる。
【0044】
また、前記アッパメンバ1Uには、フロントバンパー13のバンパーアーマチュア部13aを一体成形して、該バンパーアーマチュア部13aに図外のバンパーフェイシャを取付けるようにしてあるため、ヘッドランプユニット6とフロントバンパー13とが一体で可動構造とすることができることから、ヘッドランプユニット6とフロントバンパー13とをサブアッセンブリ段階で取付調整しておけば、車体組立ラインで前記ラジエータコアサポートパネル1の組付後に、これらヘッドランプユニット6とフロントバンパー13との間の隙間調整等が不要となって、取付作業性を向上することができる。
【0045】
図2は本発明の第2実施形態を示すもので、本実施形態にあってはラジエータコアサポートパネル1を、アッパレール2,ファーストクロスメンバ3,ピラー部4,締結座部7,およびフードロックステイ14を射出成形等により一体成形したメイン部1Mと、射出成形等により一体成形したサイド部5とに分割してあり、該サイド部5をメイン部1Mに対して車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結してある。
【0046】
本実施形態では前記フードロックステイ14は、アッパレール2とファーストクロスメンバ3の車幅方向中央部間に跨って一体成形してある。
【0047】
メイン部1Mは、そのピラー部4の上部側面に上下一対のブラケット支持座21を一体に形成してある一方、サイド部5の車幅方向内側の連結基部5dに上下一対のブラケット22を設けてあり、これらブラケット22を前記ブラケット支持座21にピン23を介して連結して、サイド部5を車幅方向に回動自在に組付けてある。
【0048】
前記ブラケット22のピン挿通孔24は前後方向の長孔として形成してあり、この長孔によりサイド部5をメイン部1Mに対して前後方向に摺動自在としてある。
【0049】
ヘッドランプユニット6は前記第1実施形態と同様に、予めブラケット片11を介してサイド部5のアッパフレーム5aとロアフレーム5bとにボルト16により締結してある。
【0050】
この第2実施形態にあっては、ラジエータコアサポートパネル1のメイン部1Mを、その締結座部7をフロントサイドメンバの前端に突き当てて、該フロントサイドメンバを基準にしてボルト締結する。
【0051】
そして、サイド部5をピン23を中心に車幅方向に回動すると共に、ブラケット22のピン挿通孔24の長孔範囲で前後方向に摺動し、ヘッドランプユニット6をフロントフェンダ8の前端に対して位置調整して該ヘッドランプユニット6の周縁とフロントフェンダ8の前端周縁とを整合させる。
【0052】
このヘッドランプユニット6の周縁とフロントフェンダ8の前端周縁との整合は、取りも直さずアッパフレーム5aの後端部のボルト挿通孔12とフロントフェンダ8の上側フランジ8a前端部のボルト挿通孔12a、およびロアフレーム5bの座部9のボルト挿通孔15とフロントフェンダ8の下側フランジ8b前端部のボルト挿通孔15aとの整合に他ならず、従って、これらボルト挿通孔にボルト17,18を挿通してサイド部5を該フロントフェンダ8の前端部を基準にしてボルト締結して取付けて、ヘッドランプユニット6とフロントフェンダ8の前端とのパーティング部分の隙間や段差等を均一にすることができる。
【0053】
このため、本実施形態では前記アッパフレーム5aの後端部のボルト挿通孔12はバカ孔ではなく、ボルト17の外径に適合した孔径に形成される。
【0054】
このように第2実施形態の構造によれば、ラジエータコアサポートパネル1のサイド部5を可動構造として、該サイド部5を移動調整することによって、左右のヘッドランプユニット6をそれぞれ左右のフロントフェンダ8の前端に対応して独立して位置調整することができるため、フロントフェンダ8の前端に対するヘッドランプユニット6の整合性を高めることができる。
【0055】
図3は本発明の第3実施形態を示すもので、本実施形態にあっては、ラジエータコアサポートパネル1を射出成形等によって、アッパレール2,ファーストクロスメンバ3,ピラー部4,サイド部5,締結座部7,およびフードロックステイ14を一体にして成形して、ヘッドランプユニット6を前記サイド部5に対して可動的に組付けてある。
【0056】
本実施形態にあっても前記フードロックステイ14を、アッパレール2とファーストクロスメンバ3の車幅方向中央部間に跨って一体成形してある。
【0057】
サイド部5のアッパフレーム5aとロアフレーム5bの各車幅方向内側の成形基部にはブラケット支持座25を一体に形成してある一方、ヘッドランプユニット26の車幅方向内側の側部には上下一対のブラケット26を突設してあり、これらブラケット26を前記ブラケット支持座25にピン27を介して連結して、ヘッドランプユニット6をサイド部5に車幅方向に回動自在に組付けてある。
【0058】
前記ブラケット26のピン挿通孔28は前後方向の長孔として形成してあり、この長孔によりヘッドランプユニット6をサイド部5に対して前後方向に摺動自在としてある。
【0059】
また、ヘッドランプユニット6の車幅方向外側の側部の上縁部には、フロントフェンダ8に対する連結部としてのブラケット片11Aを設けてある一方、フロントフェンダ8の上側フランジ8aの前端部にはボルト挿通孔12aの他に、その前側に近接してボルト挿通孔29aを形成してあり、前記ブラケット片11Aをそのボルト挿通孔29と該上側フランジ8aのボルト挿通孔29aとを整合してボルト16を挿通し、該上側フランジ8aに直接ボルト締結するようにしてある。
【0060】
また、本実施形態では前記ヘッドランプユニット6の車幅方向内側の側部に設けた上下一対のブラケット26,26のうち、下側のブラケット26に図外のフロントバンパーのバンパーフェイシャの取付点としての止着孔31を形成して、該止着孔31を介してバンパーフェイシャを取付けるようにしてある。
【0061】
この第3実施形態にあっては、ラジエータコアサポートパネル1を、その締結座部7をフロントサイドメンバの前端に突き合わせてボルト締結すると共に、サイド部5のアッパフレーム5aの後端部をフロントフェンダ8の上側フランジ部8a上に重合し、かつ、ロアフレーム5bの座部9を該フロントフェンダ8の下側フランジ8bの下面に重合してそれぞれボルト17,18により締結して、該ラジエータコアサポートパネル1をフロントサイドメンバおよびフロントフェンダ8を基準にして取付ける。
【0062】
そして、ヘッドランプユニット6をピン27を中心に車幅方向に回動すると共に、ブラケット26のピン挿通孔28の長孔範囲で前後方向に摺動し、ヘッドランプユニット6をフロントフェンダ8の前端に対して位置調整して該ヘッドランプユニット6の周縁とフロントフェンダ8の前端周縁とを整合させる。
【0063】
このヘッドランプユニット6の周縁とフロントフェンダ8の前端周縁との整合は、該ヘッドランプユニット6の前記車幅方向外側の側部上縁に設けたブラケット片11Aのボルト挿通孔29と、フロントフェンダ8の上側フランジ8aのボルト挿通孔29aとの整合に他ならず、従って、これらボルト挿通孔29,29aにボルト16を挿通してヘッドランプユニット6をフロントフェンダ8の前端部を基準にしてボルト締結して取付けることができて、前記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0064】
また、本実施形態ではヘッドランプユニット6のブラケット26の取付点31にフロントバンパーのバンパーフェイシャが予め取付けられるため、該バンパーフェイシャとヘッドランプユニット6との間の隙間調整等が不要となって取付作業性を向上することができる。
【0065】
図4は本発明の第4実施形態を示すもので、本実施形態は前記第3実施形態におけるサイド部5のアッパフレーム5aと、サイドフレーム5cとを省略して、ラジエータコアサポートパネル1の車幅方向側部の、前記フロントフェンダ8に対する上下2つの連結点を、ロアフレーム5bの座部9と、ヘッドランプユニット6の車幅方向外側の側部に設けたブラケット片11Aとで構成して、該ラジエータコアサポートパネル1の上側のフロントフェンダ8への結合手段を該ヘッドランプユニット6が兼ねるようにしたものである。
【0066】
また、本実施形態では前記第3実施形態とは仕様の異なるバンパーフェイシャ取付けのため、ヘッドランプユニット6の上側のブラケット26にバンパーフェイシャ取付けのための止着孔31を設けて、該止着孔31を介してバンパーフェイシャを取付けるようにしてある。
【0067】
従って、この第4実施形態の構造によれば、前記第3実施形態と同様の効果が得られる他、前述のようにラジエータコアサポートパネル1の上側のフロントフェンダ8への結合手段をヘッドランプユニット6が兼ねるため、サイド部5のアッパフレーム5aおよびサイドフレーム5cを省略できてラジエータコアサポートパネル1の構造を簡略化することができる。
【0068】
また、このようにサイド部5のアッパフレーム5aおよびサイドフレーム5cを省略できるため、該サイド部5の造形がヘッドランプユニット6の造形に規制されることがなく、従って、ヘッドランプユニット6の造形違いによる対応が容易で、ラジエータコアサポートパネル1の標準化,共用化を図ることができる。
【0069】
図5は本発明の第5実施形態を示すもので、本実施形態にあっては前記図4に示した第4実施形態におけるサイド部5のロアフレーム5bをヘッドランプユニット6を支持する台座部材として有効利用して、この台座部材5b上にヘッドランプユニット6を仮固定するようにしたものである。
【0070】
台座部材5bの車幅方向外側の端部の座部9寄りにボルト挿通孔32を形成してある一方、ヘッドランプユニット6の下面側には該ボルト挿通孔32に対応する位置に仮保持ブラケット33を突設してある。
【0071】
そして、ヘッドランプユニット6は前述のようにブラケット片26をブラケット支持座25にピン27を介して連結して、ヘッドランプユニット6をサイド部5に車幅方向に回動自在に組付けた上で、台座部材5bのボルト挿通孔32を通してボルト34を仮保持ブラケット33に締結して、ヘッドランプユニット6を該台座部材5b上に仮固定してある。
【0072】
この第5実施形態にあっては、ラジエータコアサポートパネル1をフロントサイドメンバの前端に突き合わせてボルト締結するのに先立って、もしくはこのボルト締結後に、前記ボルト34を外してヘッドランプユニット6の仮固定を解除し、該ヘッドランプユニット6の移動を可能とし、そして、ヘッドランプユニット6のフロントフェンダ8に対する前述の整合調整を行って、ブラケット片11Aおよび座部9をフロントフェンダ8に締結して取付ける。
【0073】
従って、この第5実施形態によれば、前記第4実施形態と同様の効果が得られる他、ラジエータコアサポートパネル1にヘッドランプユニット6をサブアッセンブリした状態で車体の組付ラインまで搬送する際、ヘッドランプユニット6を台座部材5b上に仮固定することにより、その遊動を抑えて不安定な状態を無くすことができるため、搬送中にヘッドランプユニット6の遊動による破損等の不具合を生じるのを回避できると共に、ラジエータコアサポートパネル1の車体前部への組付け初期段階で該ヘッドランプユニット6を安定維持できて組付作業性を向上することができる。
【0074】
図6〜図9は本発明の第6実施形態を示すもので、本実施形態にあっては前記図5に示した第5実施形態における台座部材(サイド部5のロアフレーム5b)を、ラジエータコアサポートパネル1と別体成形したものである。
【0075】
台座部材5bの車幅方向内側の端部上には前記第4,第5実施形態における上下1対のブラケット支持座25,25のうち、下側の支持座25を一体成形してあると共に、該台座部材5bの端末に平面T字形のブラケット35を突設してある。
【0076】
一方、ラジエータコアサポートパネル1のピラー部4には、前記T字形ブラケット35が挿通可能で、その固定部35aの頸部35bの部分で台座部材5bが回転可能な縦長のスリット36を形成してあると共に、該スリット36の前後の所要の高さ位置に取付孔37を形成してある。
【0077】
この台座部材5bは図8に示すように縦向きにして、T字形ブラケット35を前記スリット36に挿入し、次に、図9に示すように頸部35bを中心に台座部材5bを正規の略水平状態に回転する。この状態ではT字形ブラケット35の固定部35aはピラー部4の内側面に係合して抜止めされているから、台座部材5bをスリット36に沿って取付孔37のある所要高さ位置までスライドした後、該取付孔37を通してボルト38により前記固定部35aを締結固定して、ラジエータコアサポートパネル1に取付けられる。
【0078】
従って、この第6実施形態によれば前記第5実施形態と同様の効果が得られる他、ラジエータコアサポートパネル1を射出成形する場合、側方に張り出す台座部材5bが無いため成形性を向上することができることは勿論、ヘッドランプユニット6をサブアッセンブリする前の段階でラジエータコアサポートパネル1を搬送する場合に、その荷姿をコンパクトにできて搬送性を向上することができる。
【0079】
ここで、前記図2,3,4,5,6に示した各実施形態において、ヘッドランプユニット6の回動中心点、即ち、ピン23,27の設定位置を極力車幅方向内側に設定することにより、該ヘッドランプユニット6の回転半径が大きくなるため、ヘッドランプユニット6の車幅方向外側の縁部の移動方向が直線的になってフロントフェンダ8の前端に対する誤差を吸収し易くすることができる。
【0080】
また、これら図2,3,4,5,6の各実施形態において、ラジエータコアサポートパネル1のフロントサイドメンバおよびフロントフェンダ8への組付けに際して、例えば図10の(A),(B)に示すように予めヘッドランプユニット6をピン23又は27を中心に車幅方向内側へ回動しておけば、ラジエータコアサポートパネル1を車両前方よりフロントサイドメンバ前端に突き合わせる際に、ヘッドランプユニット6がフロントフェンダ8に干渉するのを回避できるため、組付作業をより一層容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す分解斜視図。
【図2】本発明の第2実施形態を示す分解斜視図。
【図3】本発明の第3実施形態を示す分解斜視図。
【図4】本発明の第4実施形態を示す分解斜視図。
【図5】本発明の第5実施形態を示す分解斜視図。
【図6】本発明の第6実施形態を示す分解斜視図。
【図7】本発明の第6実施形態における台座部材の結合前の状態を示す分解斜視図。
【図8】図6に示した台座部材の結合途上を示す斜視図。
【図9】図6に示した台座部材の結合途上を示す斜視図。
【図10】本発明の実施形態におけるヘッドランプユニット取付工程を示す略示的断面図。
【符号の説明】
1 ラジエータコアサポートパネル
1U アッパメンバ
1L ロアメンバ
1M メイン部
5 サイド部
5b ロアフレーム(台座部材)
6 ヘッドランプユニット
8 フロントフェンダ

Claims (11)

  1. ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリし、該ラジエータコアサポートパネルをフロントフェンダおよびフロントサイドメンバに結合する構造であって、前記ラジエータコアサポートパネルを、車幅方向両側部にヘッドランプユニットを装着し、フロントフェンダに結合されるアッパメンバと、
    フロントサイドメンバの前端に結合されるロアメンバとに分割し、
    これらアッパメンバとロアメンバとを前後方向に回動自在に連結して、前記ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整可能に可動構造としたことを特徴とする自動車の車体前部構造。
  2. アッパメンバにフロントバンパーを組付けてサブアッセンブリしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体前部構造。
  3. ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリし、該ラジエータコアサポートパネルをフロントフェンダおよびフロントサイドメンバに結合する構造であって、前記ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部のヘッドランプユニットを装着した部分をサイド部としてメイン部から分割して構成し、該サイド部をメイン部に対して車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結して、前記ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整可能に可動構造としたことを特徴とする自動車の車体前部構造。
  4. ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリし、該ラジエータコアサポートパネルをフロントフェンダおよびフロントサイドメンバに結合する構造であって、前記ヘッドランプユニットの車幅方向内側の側部をラジエータコアサポートパネルに対して車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結すると共に、ヘッドランプユニットの車幅方向外側の側部にフロントフェンダに対する連結部を設定して、前記ヘッドランプユニットをフロントフェンダに対して位置調整可能に可動構造としたことを特徴とする自動車の車体前部構造。
  5. ヘッドランプユニットの車幅方向内側の側部のラジエータコアサポートパネルに対する連結部に、フロントバンパーのバンパーフェイシャの取付点を設定したことを特徴とする請求項4に記載の自動車の車体前部構造。
  6. ラジエータコアサポートパネルのフロントフェンダに対する連結点が上下に設定され、そのうち、上側の連結点をヘッドランプユニットの車幅方向外側の側部に設定したことを特徴とする請求項4または5に記載の自動車の車体前部構造。
  7. ロアメンバとアッパメンバとを前後方向に回動自在に連結して構成したラジエータコアサポートパネルの前記ロアメンバをフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
    ヘッドランプユニットをサブアッセンブリしたアッパメンバをロアメンバに対して前後方向に回動調整して、ヘッドランプユニットをフロントフェンダと整合調整する工程と、
    前記アッパメンバをフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴とする自動車の車体前部の組付方法。
  8. ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部にヘッドランプユニットをサブアッセンブリした部分をサイド部としてメイン部から分割して構成し、該サイド部をメイン部に対して車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結し、このメイン部をフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
    ヘッドランプユニットをサブアッセンブリしたサイド部を前記メイン部に対して連結した部分を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、ヘッドランプユニットを該フロントフェンダと整合調整する工程と、
    前記サイド部をフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴とする自動車の車体前部の組付方法。
  9. ラジエータコアサポートパネルをフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
    ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に対して車幅方向内側の連結点を中心に車幅方向に回動自在に、かつ、前後方向に摺動自在に連結したヘッドランプユニットを、前記連結点を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、該フロントフェンダと整合調整する工程と、
    前記ヘッドランプユニットの車幅方向外側の側部をフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴とする自動車の車体前部の組付方法。
  10. ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に対して、車幅方向内側の連結点を中心に車幅方向内側へ回動自在に装着されると共に、該ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に設けた台座部材上に仮固定してサブアッセンブリされたヘッドランプを、その仮固定を解除して移動可能にする工程と、
    ラジエータコアサポートパネルをフロントサイドメンバの前端部に結合する工程と、
    ヘッドランプユニットを前記連結点を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、該フロントフェンダと整合調整する工程と、
    ラジエータコアサポートパネルをヘッドランプユニットと共にフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴とする自動車の車体前部の組付方法。
  11. ラジエータコアサポートパネルの車幅方向両側部に装着してサブアッセンブリされたヘッドランプユニットを、その車幅方向内側の連結点を中心に車幅方向内側へ回動する工程と、
    ラジエータコアサポートパネルを車両前方よりフロントサイドメンバの前端に突き合わせて結合して、ヘッドランプユニットをフロントフェンダの内側に配置する工程と、
    ヘッドランプユニットを前記連結点を中心とする回動を伴ってフロントフェンダ側に向けて移動して、該フロントフェンダと整合調整する工程と、
    ラジエータコアサポートパネルをヘッドランプユニットと共にフロントフェンダに結合する工程と、を備えたことを特徴とする自動車の車体前部の組付方法。
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