JP3886591B2 - 乗客コンベア装置及びその組立方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エスカレーターまたは動く歩道などの乗客コンベア装置及びその分解組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11及び図12は一般的な乗客コンベア装置の駆動輪装置が設けられている輸送基点部の側面図及び平面図であって、本体フレーム1内には踏段装置等を駆動する駆動輪装置2が配設されている。すなわち、上記駆動輪装置2は両端がそれぞれ本体フレーム1に固着された軸受3,3によって軸支された一本の駆動軸4を有し、その駆動軸4の一端部には、踏段スプロケット5、駆動スプロケット6及び手摺駆動スプロケット7が装着され、また他端部には踏段スプロケット8、非常止めホイール9及び手摺駆動スプロケット10が装着されている。一方、上記本体フレーム1に装着された乗降板11の下方には駆動装置12が配設されており、その駆動装置12に設けられたスプロケット13と前記駆動スプロケット6間に駆動チェーン14が巻装され、上記駆動装置12によって駆動チェーン及び駆動スプロケット6を介して駆動軸4が回転駆動されるようにしてある。
【0003】
また、左右の踏段スプロケット5,8と図示しない他方の輸送基点部における従動輪装置の各踏段スプロケット間にはそれぞれ踏段チェーン15が無端状に巻装されており、その左右の踏段チェーン15に所定間隔をもって踏段(図示せず)が取り付けられている。そして、両端の輸送基点部間には上記踏段の移動行程全長にわたって上記踏段を案内するガイドレール16が敷設してある。
【0004】
しかして、駆動装置12により駆動軸4を駆動すると、踏段スプロケット5,8を介して踏段チェーン15が作動され、その踏段チェーン15に装着された踏段が移動されるとともに、手摺駆動スプロケット7,10を介して左右の手摺17が駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、乗客コンベア装置は交通手段として駅、ビル等の昇降設備として多用されており、その役務は長期にわたって非常に過酷な運転が強いられている。しかも、保守点検時間は短時間に制限されており、部分改修や更新などにおいても短時間工事が要請されている。
【0006】
乗客コンベア装置は稼動時間及び使用状態にもよるが通常しっかりと保守点検が実施されているが、駆動系の部品である駆動輪装置および従動輪装置は長期間使用していると摩耗や疲労によって寿命が到来する。しかもこの乗客コンベア装置はビル等の中枢交通手段として用いられており、運転中の故障で運休することは許されないので、保守点検中に寿命を予測して故障する前に部品の交換を済ませる必要がある。
【0007】
ところが、部品改修や更新などは、乗客コンベア装置全体を撤去して新設する場合と異なり、例えば一体形駆動輪装置の場合は取り付け状態が本体フレームやガイドレール等と入り組んで構成されており、そのまま外すことも取り付けることもできない状態である。
【0008】
すなわち、上記図11及び図12に示した装置においては駆動輪装置2の軸構成が両端の軸受3,3間に延びる一体の軸となっており、この駆動軸4に駆動スプロケット6、踏段スプロケット5,8、非常止めホイール9等が高剛性をもって一体的に取り付けられている。しかも、軸端は本体フレーム1の外側線までとなっており、前後上下に本体フレームがあるほか、機械室手前には駆動装置12が、また反対側にはガイドレール16などが近傍まで迫って差し込まれており、駆動輪装置2は旋回はもとより、手前および上方等へ引き抜くこともできない。
【0009】
したがって、駆動輪装置2を取り外すためには、本体フレームは強度的に一部でも切断することは不可能であるため、駆動軸4を切断する以外に方法はない。しかし、既設ビルでは、防災の観点から改修工事では無火器工法が必須であり、溶接機や溶断器は使用できないのが現状である。
【0010】
そこで、図13及び図14に示すように駆動軸4を2分割或は3分割してフランジによって一体に連結することも提案されている。しかしながら、最近の乗客コンベア装置では小型化が進み、駆動軸の外周に踏段が接近しており、駆動輪装置における踏段反転部の軌跡で形成される空間を駆動軸結合のために十分な空間とすることができず、フランジ結合部における曲げモーメントに対抗するだけの強度をもたせることができない等の問題がある。すなわち、上述のように、踏段反転部の軌跡で形成される空間が狭いため、軸連結用のフランジの径が制限され、小径とする必要があることから、締結ボルトの太さを大きくすることができず、その分締結ボルトに加わる負担が大きくなり所要の強度が得られない。したがって、図13及び図14に示すように踏段スプロケット5,8間で駆動軸を分割することには問題がある。
【0011】
このように、既設の駆動輪装置が疲労等で改修したいときでも、一本形の軸構成では駆動輪の一部もしくは全体を簡単に交換できないため、駆動軸の切断または他のガイドレール等の取り外しを行ない、補修や改修をした後に復元しなければならず、駆動輪装置の改修には多くの時間と労力及び改修後の性能、品質を落し兼ねない等の問題がある。
【0012】
本発明このような点に鑑み、分割形の駆動軸を使用するとともに、結合部の締結ボルトの配設半径を大きくし、締結ボルト直径を大きくでき、結合部に所望の強度を確保させることができ、駆動輪装置の分解組立を容易にした乗客コンベア装置及びその分解組立方法を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、搬送両基点に設けられた駆動輪装置及び従動輪装置にそれぞれ一対をなす踏段スプロケットを設けるとともに、その両踏段スプロケットに無端状に巻装された踏段チェーンに所定間隔をもって踏段を取り付けた乗客コンベア装置において、上記駆動輪装置及び従動輪装置の軸に、その軸に設けられている踏段スプロケットの少なくとも一方の踏段スプロケットより先端側に、軸受によって軸支された端軸との分割結合部が設けられ、上記駆動輪装置及び従動輪装置の軸に設けられたフランジの外周部に中間フランジを取外自在に装着し、その中間フランジに踏段スプロケットを取り付けたことを特徴とする、請求項1記載の乗客コンベア装置である。
【0016】
本発明は、中間フランジを、端軸に設けられた駆動スプロケット或は非常止めホイール用のフランジ部と結合することによって、踏段スプロケットが取り付けられている軸と端軸が互いに連結されていることを特徴とする、乗客コンベア装置である。
【0017】
本発明は、踏段スプロケットが取り付けられている軸と端軸の結合部は、互いに嵌合によって同一軸線化が図られていることを特徴とする、乗客コンベア装置である。
【0018】
本発明は、踏段スプロケットは、軸の端部に設けられた中間フランジに対して、左右の踏段スプロケット間の空間側から締結されていることを特徴とする、乗客コンベア装置である。
【0019】
本発明は、踏段スプロケットが取り付けられている軸と端軸間の分割結合面には、トルクを伝達する高摩擦部材が介装されていることを特徴とする、乗客コンベア装置である。
【0020】
本発明は、搬送両基点に設けられた駆動輪装置及び従動輪装置にそれぞれ一対をなす踏段スプロケットを設けるとともに、その両踏段スプロケットに無端状に巻装された踏段チェーンに所定間隔をもって踏段を取り付けた乗客コンベア装置の分解組立方法において、既設乗客コンベア装置から取り外された、スプロケット、手摺駆動スプロケット及び軸受けを軸着した端軸と、非常止めホイール、手摺駆動スプロケット及び軸受けを軸着した端軸を先に本体へ仮付けし、次に一対の踏段スプロケットが中間軸に取外自在に取り付けられた中間フランジを介して取り付けられた中間軸を前記左右端軸の間に挿入し、前記踏段スプロケットの内側より締結体で締結して一体軸化した後、本体芯出しをした後、前記本体へ仮取付けした端軸の軸受け部を本体フレームに締結するようにしたことを特徴とする乗客コンベア装置の組立方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の正面断面図で、図2はその側面図であって、駆動輪装置2の駆動軸4は、左右両端部に踏段スプロケット5,8が取り付けられた中間軸4aと、それぞれ軸受3に軸支される端軸4b、4cとに分割されている。
【0022】
上記中間軸4aの両端部には円板状の鋼材からなる中軸フランジ21が左右対称にはめ込まれた後、溶接で一体的に固定されている。上記各中軸フランジ21の外周部には環状の中間フランジ22が装着され、その中間フランジ22の外周部には環状に形成された踏段スプロケット5或は8が取り付けられている。
【0023】
すなわち、上記中軸フランジ21の外側外周部には周方向に延びる段部23が設けられており、その段部23に前記中間フランジ22の内周側に設けられた段部24が係合当接され、締結ボルト25によって中軸フランジ21に中間フランジ22が固着されている。また、中間フランジ22の内側外周部には周方向に延びる段部26が形成されており、この段部26に踏段スプロケット5或は8の内周部が係合され、踏段スプロケット5或は8が中間フランジ22に対して左右の踏段スプロケットの間の空間すなわち内面側から締結ボルト27によって固着されている。そして、上記中間フランジ22の外側端面が上記中間軸4aの端面よりわずかに突出するように形成されている。
【0024】
一方、前記端軸4bはその外端部が本体フレーム1に取り付けられた軸受3に軸支されており、上記中間軸4a側の内端部には端軸フランジ28がはめ込まれた後溶接で一体的に固定されており、その端軸フランジ28の外周一側面に駆動スプロケット6が締結ボルト29によって固着され、さらに上記端軸フランジ28の外側面には取付円筒30を介して環状の手摺駆動スプロケット7が取り付けられている。
【0025】
また、他方の端軸4cもその外端部が本体フレーム1に取り付けられた軸受3に軸支されており、前記中間軸4a側の内端部には端軸フランジ31が固着され、その端軸フランジ31の外周一側部には非常止めスプロケット9が装着され、さらに上記端軸フランジ31の外周面には取付円筒30を介して他方の環状の手摺駆動スプロケット10が装着されている。
【0026】
上記中間軸4aは左右の端軸4b、4cと同一軸線上に位置するように配設され、中間フランジ22の外側面が端軸フランジ28、31の内側面に当接され、その両者が締結ボルト32によって一体に結合されている。
【0027】
ところで、上記中間軸4aと端軸4b、4cの相互軸間の同心化を図るため、端軸4b、4cに設けられた端軸フランジ28、31と中間軸4aに設けられている中間フランジ22とは予め工作現場で合せ加工が施されている。この合せ加工では、図3に示すように端軸フランジ28、31と中間フランジ22の単体を締結ボルト32によって予め締め付けて固定し、上記締結ボルト32が配設されている円周と同一円周上に、仮合せピン用の穴33及び芯出し用嵌合穴34を少なくとも2〜3個所以上加工してある。そして、前述の如く、中間フランジ22と端軸フランジ28、31との結合時には、上記芯出し用嵌合穴34には後述する芯出しピンが打ち込まれる。
【0028】
しかして、このように駆動軸4が3分割された駆動輪装置2の取付けに際しては、本体フレーム1に予め端軸4b、4cを仮取付けをしておき、次に上記左右の端軸4b、4c間に中間軸4aを挿入する。そこで、中間フランジ22と端軸フランジ28、31とを予備的に締結ボルト32を緩めに仮締めしておき、図4の(a)に示す用に仮合せピン用の穴33に仮合せピン35を打ち込み仮合せをした後、同図(b)に示すように嵌合穴34に芯出しピン36を打ち込む。その後締結ボルト32の本締めを行ない、分割軸の結合を行なう。この嵌合穴34による芯出しは少なくとも2個所以上であり、本実施形態では芯出しの他トルクを伝達する時の剪断力を受け持つ部材としてバランスよく円周上に3本配設されている。なお、仮合せピン35は芯出しピン36を打ち込んだ後直ちに除去される。
【0029】
一方、上述の如き、駆動輪装置の分解に当たっては、左右の軸受3の本体フレーム1への取付けを緩めた後、上記中間フランジ22と端軸フランジ28、31とを結合する締結ボルト32をそれぞれ駆動輪装置の内側に引き抜くとともに芯出しピン36を抜き取ることにより、図5に示すように中間軸4aをその軸線に直交する方向に引き出すことができ、駆動輪装置の分解を容易に行なうことができる。
【0030】
さらに、前述の如く組立てられた状態においては、中間フランジ22と端軸フランジ28、31とを締結ボルト32によって締結することによって中間軸4aと端軸4a、4cが連結されるので、上記締結ボルトが配列される円周の半径が大きくなり、締結ボルトの径も大きなものを使用することができる。
【0031】
また、踏段スプロケット5、8は中間軸4aに設けられた中軸フランジ21に対して中間フランジ22を介して内側から取付けられているので、踏段スプロケット5、8と踏段チェーンとの噛み合い摩耗によって使用できなくなったとき、踏段スプロケットを容易に交換することができる。
【0032】
図6及び図7は本発明の他の実施の形態を示す図であって、図7に拡大して示すように、端軸フランジ28の内面すなわち中間フランジ22との結合面には、周方向に延びる環状突起40が形成されており、その環状突起40の内周面に中間フランジ22の外面に形成された突部41が嵌合係合され、中間軸4aと端軸4b、4cの同心化を確保するようにしてある。さらに、上記端軸フランジ28、31と中間フランジ22との結合面間にはトルク伝達する高摩擦部材42が介装されている。
【0033】
また、上記実施の形態においては、中軸フランジ21に中間フランジ22を装着し、その中間フランジ22に踏段スプロケット5、8を装着したものを示したが、図8に示すように、中間フランジ28と踏段スプロケット5または8とを合体したものを踏段スプロケット43として、中軸フランジ21に外側から取付けるようにしてもよい。
【0034】
ところで、上記実施の形態においては、中間軸4aの両端部に端軸4b、4cを連結したものを示したが、乗客コンベア装置の設置条件等に応じて、図9に示すように駆動スプロケット6を取り付ける端軸フランジ28と踏段スプロケット5取り付け用の中軸フランジ21との間で駆動軸4を分割、結合するようにしてもよく、また図10に示すように非常止めホイール9を取り付ける端軸フランジ31と踏段スプロケット8取り付け用の中軸フランジ21との間で駆動軸4を分割・結合するようにしてもよい。
【0035】
また、上記実施の形態では駆動輪装置について説明したけれども、従動輪装置についても同様に構成することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は駆動輪装置及び従動輪装置の駆動軸或は従動軸に踏段スプロケットより先端側に分割結合部を設けたので、駆動軸或は従動軸が本体フレームと略同程度の長さを有して固定されていても、端軸を残したまま駆動輪装置等を取り出すことができ、駆動輪装置等を容易に分解することができる。しかも、踏段が通過するスペースに軸の分割点がないため、従来の一本軸で構成したものと同じとなり、踏段の反転スペースとして軸の外形直近まで有効に使用でき、駆動輪装置及び反転部を小形化できる。
【0037】
しかも、本発明は踏段スプロケットより先端側で端軸と締結結合するため、締結ボルトの直径及びその配置直径を大きくとれる結果、締結ボルトに軸の曲げモーメントに対し十分な強度をもたせることができ、さらに改修時等においても無火器工法を適用でき、改修工事等を短時間に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗客コンベア装置における駆動輪装置の正面断面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】本発明の駆動輪装置の締結結合部の説明図。
【図4】(a)、(b)は締結作動説明図。
【図5】本発明における駆動輪装置の中間軸を分解した状態を示す図。
【図6】本発明の他の実施の形態の駆動輪装置の正面断面図。
【図7】図6の矢印で示す部分の拡大図。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態を示す正面断面図。
【図9】本発明の他の実施の形態の正面断面図。
【図10】本発明のさらに他の実施の形態の正面断面図。
【図11】従来の乗客コンベア装置の輸送基点部における駆動輪装置関係部の側面図。
【図12】図11に示す駆動輪装置関係部の平面図。
【図13】従来の乗客コンベア装置の駆動輪装置における2分割形を示す正面断面図。
【図14】従来の乗客コンベア装置の駆動輪装置における3分割形を示す正面断面図。
【符号の説明】
1 本体フレーム
2 駆動輪装置
3 軸受
4 駆動軸
4a 中間軸
4b、4c 端軸
5、8 踏段スプロケット
6 駆動スプロケット
7、10 手摺駆動スプロケット
9 非常止めホイール
11 乗降板
12 駆動装置
14 駆動チェーン
15 踏段チェーン
21 中軸フランジ
22 中間フランジ
25、27、29 締結ボルト
28、31 端軸フランジ
30 取付円筒
Claims (6)
- 搬送両基点に設けられた駆動輪装置及び従動輪装置にそれぞれ一対をなす踏段スプロケットを設けるとともに、その両踏段スプロケットに無端状に巻装された踏段チェーンに所定間隔をもって踏段を取り付けた乗客コンベア装置において、
上記駆動輪装置及び従動輪装置の軸に、その軸に設けられている踏段スプロケットの少なくとも一方の踏段スプロケットより先端側に、軸受によって軸支された端軸との分割結合部が設けられ、
上記駆動輪装置及び従動輪装置の軸に設けられたフランジの外周部に中間フランジを取外自在に装着し、その中間フランジに踏段スプロケットを取り付けたことを特徴とする、請求項1記載の乗客コンベア装置。 - 中間フランジを、端軸に設けられた駆動スプロケット或は非常止めホイール用のフランジ部と結合することによって、踏段スプロケットが取り付けられている軸と端軸が互いに連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の乗客コンベア装置。
- 踏段スプロケットが取り付けられている軸と端軸の結合部は、互いに嵌合によって同一軸線化が図られていることを特徴とする、請求項1または2に記載の乗客コンベア装置。
- 踏段スプロケットは、軸の端部に設けられた中間フランジに対して、左右の踏段スプロケット間の空間側から締結されていることを特徴とする、請求項1に記載の乗客コンベア装置。
- 踏段スプロケットが取り付けられている軸と端軸間の分割結合面には、トルクを伝達する高摩擦部材が介装されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の乗客コンベア装置。
- 搬送両基点に設けられた駆動輪装置及び従動輪装置にそれぞれ一対をなす踏段スプロケットを設けるとともに、その両踏段スプロケットに無端状に巻装された踏段チェーンに所定間隔をもって踏段を取り付けた乗客コンベア装置の分解組立方法において、
既設乗客コンベア装置から取り外された、スプロケット、手摺駆動スプロケット及び軸受けを軸着した端軸と、非常止めホイール、手摺駆動スプロケット及び軸受けを軸着した端軸を先に本体へ仮付けし、次に一対の踏段スプロケットが中間軸に取外自在に取り付けられた中間フランジを介して取り付けられた中間軸を前記左右端軸の間に挿入し、前記踏段スプロケットの内側より締結体で締結して一体軸化した後、本体芯出しをした後、前記本体へ仮取付けした端軸の軸受け部を本体フレームに締結するようにしたことを特徴とする乗客コンベア装置の組立方法。
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