JPS61206787A - クレ−ン用車輪ユニツト - Google Patents
クレ−ン用車輪ユニツトInfo
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- JPS61206787A JPS61206787A JP4755185A JP4755185A JPS61206787A JP S61206787 A JPS61206787 A JP S61206787A JP 4755185 A JP4755185 A JP 4755185A JP 4755185 A JP4755185 A JP 4755185A JP S61206787 A JPS61206787 A JP S61206787A
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- JP
- Japan
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- wheel
- wheels
- crane
- frame
- shaft
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- Granted
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、クレーン用車輪ユニットに係り、特に安全を
確保するようにしたりV−ン用車輪ユニットに関するも
のである。
確保するようにしたりV−ン用車輪ユニットに関するも
のである。
従来のクレーン用車輪ユニットは、特開昭56−333
81号公報に示すとおり、車輪ユニットの2車輪にかか
る荷重を均等化するため、車輪を支持する外体の中央に
横軸を設け、この横軸に、揺動自在に連結金具を装着し
て構成するものであった。しかしながら、この車輪ユニ
ットは、2輪中の一方が破損した場合、りV−ンの運転
を停止させることができず、りV−ンが落下するなど、
安全性を欠く要因があった。
81号公報に示すとおり、車輪ユニットの2車輪にかか
る荷重を均等化するため、車輪を支持する外体の中央に
横軸を設け、この横軸に、揺動自在に連結金具を装着し
て構成するものであった。しかしながら、この車輪ユニ
ットは、2輪中の一方が破損した場合、りV−ンの運転
を停止させることができず、りV−ンが落下するなど、
安全性を欠く要因があった。
特に、樹脂系車輪を採用した車輪ユニットにおいては、
過負荷や劣化による破損頻度は極めて高いものとされて
おり、安全上の対策は最も重要である。また、樹脂系車
輪の場合、車輪の負荷条件を、できるだけ軽減するため
、走行路面が大きく取れるH形鋼などを走行踏面材とす
る無軌条クレーンとする場合が多く、そして、車輪と別
体に設けたサイドローラーにより走行案内させるものと
している。
過負荷や劣化による破損頻度は極めて高いものとされて
おり、安全上の対策は最も重要である。また、樹脂系車
輪の場合、車輪の負荷条件を、できるだけ軽減するため
、走行路面が大きく取れるH形鋼などを走行踏面材とす
る無軌条クレーンとする場合が多く、そして、車輪と別
体に設けたサイドローラーにより走行案内させるものと
している。
し友がって、揺動構成の車輪の一方が、樹脂部分におい
て破損もしくは寿命に至ったとき、車輪を支持している
枠体が傾き、枠体に取付けられているサイドローラーが
走行踏面材より外れて案内機能を失い、その結果、走行
踏面材より脱輪してのりV−ン落下事故ということが考
えられ、車輪破損時の走行停止機能をもたせた安全策を
十分配慮しなければならないという、問題点があった。
て破損もしくは寿命に至ったとき、車輪を支持している
枠体が傾き、枠体に取付けられているサイドローラーが
走行踏面材より外れて案内機能を失い、その結果、走行
踏面材より脱輪してのりV−ン落下事故ということが考
えられ、車輪破損時の走行停止機能をもたせた安全策を
十分配慮しなければならないという、問題点があった。
本発明は、簡単な構成で、かつ、揺動自在の構成部品の
合理的な配置、組合せで、車輪破損と同時にりV−ンの
走行停止を確実に図ることができるりV−ン用車輪ユニ
ットの提供を、その目的とするものである。
合理的な配置、組合せで、車輪破損と同時にりV−ンの
走行停止を確実に図ることができるりV−ン用車輪ユニ
ットの提供を、その目的とするものである。
本発明に係るりv −y用車輪ユニットの構成は、枠体
に支持した車輪が走行踏面材上を走行するように配置さ
れるりV−7用事輪ユニットにおいて、前記枠体に2個
の車輪を、走行方向へ、ある間隔を有して配置し、これ
らの車輪間の枠体の中央に軸を取付け、この軸に、当該
軸へ垂直な2枚の支持板に取付板を直角水平に配置して
固着した連結金具を揺動自在なように取付けるとともに
、この′連結金具の一定量の転角時に当該支持板もしく
は取付板の部分と上記車輪の外径部分とが当接するよう
に構成したものである。
に支持した車輪が走行踏面材上を走行するように配置さ
れるりV−7用事輪ユニットにおいて、前記枠体に2個
の車輪を、走行方向へ、ある間隔を有して配置し、これ
らの車輪間の枠体の中央に軸を取付け、この軸に、当該
軸へ垂直な2枚の支持板に取付板を直角水平に配置して
固着した連結金具を揺動自在なように取付けるとともに
、この′連結金具の一定量の転角時に当該支持板もしく
は取付板の部分と上記車輪の外径部分とが当接するよう
に構成したものである。
さらに補足すると、次のとおりである。
本発明は、2車輪と、この2車輪の中央に揺動自在の連
結金具とを支持した枠体を備え、その車輪を走行材の踏
面上を走行するように配置されるりV−ン用車輪ユニッ
トにおいて、前記車輪の一方が破損することにより前記
枠体が傾き、この傾きで、前記連結金具と他方の車輪と
が圧接し、車輪の回転を停止させる構成としたことを特
徴とするクレーン用車輪ユニットである。
結金具とを支持した枠体を備え、その車輪を走行材の踏
面上を走行するように配置されるりV−ン用車輪ユニッ
トにおいて、前記車輪の一方が破損することにより前記
枠体が傾き、この傾きで、前記連結金具と他方の車輪と
が圧接し、車輪の回転を停止させる構成としたことを特
徴とするクレーン用車輪ユニットである。
本発明に係るクレーン用車輪ユニットの実施例を、各図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る無軌条りV−7用事
輪ユニットにおける一部分解斜視図、第2図は、その車
輪ユニットがりV−ンに取付けられ架設されたクレーン
の全体斜視図、第3図は、同車輪ユニットがサドルフレ
ームに取付けられての通常使用状態図、第4図は、その
車輪破損状態説明図、第5図は、車輪の樹脂系材質の構
成および負荷状態を合せ示す部分拡大断面図、第6図は
、同じく破損状態を示す部分拡大断面図である。
輪ユニットにおける一部分解斜視図、第2図は、その車
輪ユニットがりV−ンに取付けられ架設されたクレーン
の全体斜視図、第3図は、同車輪ユニットがサドルフレ
ームに取付けられての通常使用状態図、第4図は、その
車輪破損状態説明図、第5図は、車輪の樹脂系材質の構
成および負荷状態を合せ示す部分拡大断面図、第6図は
、同じく破損状態を示す部分拡大断面図である。
そして、1は無軌条天井クレーン、2は巻上機、3はガ
ーダ−14,5はサドルフレーム、6A。
ーダ−14,5はサドルフレーム、6A。
6B、7A、7Bは車輪ユニット、8は走行踏面材、9
は枠体で、10.11は駆動用、従動用車輪、12.1
3は取付軸、14A、14Bは軸穴である。
は枠体で、10.11は駆動用、従動用車輪、12.1
3は取付軸、14A、14Bは軸穴である。
15は連結金具、16A、16Bは支持鋼板などの支持
板、17は取付鋼板などの取付板、18A。
板、17は取付鋼板などの取付板、18A。
18Bは軸穴、19A、19Bは支持部材、20゜21
は側板、22は結合用穴、23はキープレート、24は
ボルト、25はギヤーモーター、26はサイドローラー
、27は緩衝材で、28は軸である。
は側板、22は結合用穴、23はキープレート、24は
ボルト、25はギヤーモーター、26はサイドローラー
、27は緩衝材で、28は軸である。
また、29A、29Bは隙間、3QA、30Bは外径部
、31は最終段ギヤであり、32は鉄芯、33は外周、
34は樹脂材、36は内部空洞、35.37は樹脂外形
である。
、31は最終段ギヤであり、32は鉄芯、33は外周、
34は樹脂材、36は内部空洞、35.37は樹脂外形
である。
以上により、まず、第2図により無軌条天井りV−71
の全体構成について説明すると、巻上機2を吊下げたガ
ーダ−3の両端部にサドルレフV −ム4および5を結
合し、これらのサドルフレーム4.5の両端部には、そ
れぞれ、無軌条りV−ン用の車輪ユニット(以下、車輪
ユニットという。)6A、6B、7Aおよび7Bが取付
けられ、建物(図示せず)の側壁に設けられた走行踏面
材8に架設されるものである。
の全体構成について説明すると、巻上機2を吊下げたガ
ーダ−3の両端部にサドルレフV −ム4および5を結
合し、これらのサドルフレーム4.5の両端部には、そ
れぞれ、無軌条りV−ン用の車輪ユニット(以下、車輪
ユニットという。)6A、6B、7Aおよび7Bが取付
けられ、建物(図示せず)の側壁に設けられた走行踏面
材8に架設されるものである。
そして、架設された無軌条天井りV−ン1は、押ボタン
(図示せず)の操作により、建屋内の走行路面材8の踏
面全長にわたって走行可能なものである。
(図示せず)の操作により、建屋内の走行路面材8の踏
面全長にわたって走行可能なものである。
次に、車輪ユニット6A、6B、7Aおよび7Bの構成
について説明するが、車輪ユニット6Aと他の車輪ユニ
ツl−6B、7Aおよび7Bとは、同等の構成であるこ
とから、以下、車輪ユニット6Aについて、第1図、第
3図〜第6図を用いて具体的に説明する。
について説明するが、車輪ユニット6Aと他の車輪ユニ
ツl−6B、7Aおよび7Bとは、同等の構成であるこ
とから、以下、車輪ユニット6Aについて、第1図、第
3図〜第6図を用いて具体的に説明する。
第1図において、車輪ユニソ1−6Aの構成は、次のと
おりである。
おりである。
対向配置された、断面がコ字状の一対の支持部材19A
、19Bの両端にまたがり、矩形状の側板20および2
1が溶接固定されて構成されるl枠体9の前後に、駆動
用車輪10と従動用車輪11を、軸受(図示せず)を介
して、取付軸12および取付軸13によって枠体9に取
付け、キープレート(図示せず)などにより抜は止め固
定されるものである。
、19Bの両端にまたがり、矩形状の側板20および2
1が溶接固定されて構成されるl枠体9の前後に、駆動
用車輪10と従動用車輪11を、軸受(図示せず)を介
して、取付軸12および取付軸13によって枠体9に取
付け、キープレート(図示せず)などにより抜は止め固
定されるものである。
駆動用車輪10および従動用車輪11の中央部の支持部
材19Aおよび19Bに軸穴14Aおよび14Bを設け
、連結金具15を軸28により、転角可能なごとく、揺
動自在に枠体9へ取付けるものである。
材19Aおよび19Bに軸穴14Aおよび14Bを設け
、連結金具15を軸28により、転角可能なごとく、揺
動自在に枠体9へ取付けるものである。
前記の連結金具15は、垂直な2枚の支持板16Aおよ
び16Bを対向させ、これらの支持板16A、Bに水平
に配置した取付板17からなり、これらを溶接固定して
構成されるものである。そして、支持板16Aおよび1
6Bには、軸穴18Aおよび18Bが設けられ、軸28
によって取付けられるものである。また、取付板17に
は、サドルフレーム4に取付固定するための結合用穴2
2が複数個設けである。
び16Bを対向させ、これらの支持板16A、Bに水平
に配置した取付板17からなり、これらを溶接固定して
構成されるものである。そして、支持板16Aおよび1
6Bには、軸穴18Aおよび18Bが設けられ、軸28
によって取付けられるものである。また、取付板17に
は、サドルフレーム4に取付固定するための結合用穴2
2が複数個設けである。
また、連結金具15は、枠体9の支持部材19Aおよび
19Bの間に、支持板16Aおよび16Bを差入れて、
軸穴18A、Bと軸穴14A、Bに軸28を挿入して結
合され、キープレート23によって抜は止め固定される
ものであり、キープレート23は、ボルト24で締付固
定される。
19Bの間に、支持板16Aおよび16Bを差入れて、
軸穴18A、Bと軸穴14A、Bに軸28を挿入して結
合され、キープレート23によって抜は止め固定される
ものであり、キープレート23は、ボルト24で締付固
定される。
駆動用車輪10は、枠体9の支持部材19Aに取付けら
れたギヤーモーター25によシ駆動され、走行踏面材8
の踏面上を枠体9の側板20に取付けられたサイドロー
ラー26で走行案内されながら走行するものである。ま
た、枠体9の側板20にはクンーン衝突時の緩衝材27
が取付けられるものである。
れたギヤーモーター25によシ駆動され、走行踏面材8
の踏面上を枠体9の側板20に取付けられたサイドロー
ラー26で走行案内されながら走行するものである。ま
た、枠体9の側板20にはクンーン衝突時の緩衝材27
が取付けられるものである。
次に、以上の車輪ユニット6Aに基づく動作および慎能
について説明する。
について説明する。
第3図で明らかなように、ギヤーモーター25の回転力
により、最終段ギヤ31を介して駆動用車輪10が駆動
され、走行踏面材8の踏面上を走行する。そして、これ
にともなって従動用車輪11が同様に走行するものであ
る。
により、最終段ギヤ31を介して駆動用車輪10が駆動
され、走行踏面材8の踏面上を走行する。そして、これ
にともなって従動用車輪11が同様に走行するものであ
る。
一方、駆動用、従動用車輪10.11の負荷状態は、巻
上機2で吊上げた荷重(図示せず)、ガーダ−3の自重
、およびサドルフレーム4の自重などによる負荷が連結
金具15に作用し、これらの負荷を受けた連結金具15
は、軸28で揺動自在に連結され、かつ、駆動用、従動
用車輪10゜11の中央部で枠体9に取付けられている
ので、取付軸12.13を介して負荷は、駆動用車輪1
0と従動用車輪11とに、均等に負荷分担される。
上機2で吊上げた荷重(図示せず)、ガーダ−3の自重
、およびサドルフレーム4の自重などによる負荷が連結
金具15に作用し、これらの負荷を受けた連結金具15
は、軸28で揺動自在に連結され、かつ、駆動用、従動
用車輪10゜11の中央部で枠体9に取付けられている
ので、取付軸12.13を介して負荷は、駆動用車輪1
0と従動用車輪11とに、均等に負荷分担される。
また、ギヤーモーター25からの回転力は、駆動用車輪
10側のみに作用し、従動用車輪11には、従動である
ため、回転力は作用しない。
10側のみに作用し、従動用車輪11には、従動である
ため、回転力は作用しない。
したがって、駆動側である駆動用車輪10は、垂直方向
の負荷と回転力とが同時に加えられるため、従動側であ
る従動用車輪11を垂直方向の負荷のみ受けるものに対
して苛酷になり、耐久性の面で不利となる。
の負荷と回転力とが同時に加えられるため、従動側であ
る従動用車輪11を垂直方向の負荷のみ受けるものに対
して苛酷になり、耐久性の面で不利となる。
さらに、次に、樹脂製の車輪に関する構成および動作に
ついて、第5図および第6図により説明する。
ついて、第5図および第6図により説明する。
駆動用車輪lOと従動用車輪11とは同等構成につき、
駆動用車輪10で、以下、説明する。
駆動用車輪10で、以下、説明する。
駆動用車輪10は、鉄芯32の外周33に、たとえばつ
Vタンゴムなどの樹脂材34が接着などにより形成され
たもので構成される。
Vタンゴムなどの樹脂材34が接着などにより形成され
たもので構成される。
これは、りV−ン走行時における騒音を少なくするとと
もに、その振動を吸収するようにしたものである。
もに、その振動を吸収するようにしたものである。
いま、走行踏面材8で、駆動用車輪10に取付軸12を
介して負荷された場合、走行踏面材8と樹脂材34との
接触部において、第5図のpの荷重が反力として作用し
、樹脂材34が圧潰されて、樹脂外形35のように変形
する。この樹脂材34の外周各部の変形が、りV−ン走
行中、連続的に車輪1回転当り1回の割合で発生し、こ
れを長期間使用することにより、その変形繰り返しによ
る樹脂材34の内部劣化が進み、亀裂および第6図に示
す内部空洞36が発生して破損に致るものである。特に
、内部空洞36の発生時は、極端な変形をおこし、いわ
ゆるタイヤが・くンクしたようになり、明月言外形37
のようになる。
介して負荷された場合、走行踏面材8と樹脂材34との
接触部において、第5図のpの荷重が反力として作用し
、樹脂材34が圧潰されて、樹脂外形35のように変形
する。この樹脂材34の外周各部の変形が、りV−ン走
行中、連続的に車輪1回転当り1回の割合で発生し、こ
れを長期間使用することにより、その変形繰り返しによ
る樹脂材34の内部劣化が進み、亀裂および第6図に示
す内部空洞36が発生して破損に致るものである。特に
、内部空洞36の発生時は、極端な変形をおこし、いわ
ゆるタイヤが・くンクしたようになり、明月言外形37
のようになる。
このように、車輪ユニット6Aの駆動用車輪10が、過
負荷もしくは耐久寿命により、車輪交換時期を見のがし
友場合、亀裂進展により欠損状の樹脂材破損や、内部劣
化による空洞部発生等により、第4図(で示すごとく枠
体9が傾き、枠体9に取付けのサイドローラー26が走
行踏面材8より外れて案内機能喪失になり、そのまま走
行した場合、車輪ユニット6Aが走行踏面材8から脱輪
し、クレーン落下に至ることがある。
負荷もしくは耐久寿命により、車輪交換時期を見のがし
友場合、亀裂進展により欠損状の樹脂材破損や、内部劣
化による空洞部発生等により、第4図(で示すごとく枠
体9が傾き、枠体9に取付けのサイドローラー26が走
行踏面材8より外れて案内機能喪失になり、そのまま走
行した場合、車輪ユニット6Aが走行踏面材8から脱輪
し、クレーン落下に至ることがある。
このような問題に着目し、本発明に係る実施例では1.
駆動用車輪10および従動用車輪11の中央に1連結金
具15を軸28で揺動自在に結合し、通常走行時に生じ
る走行踏面材8の凹凸や継目段差などによる枠体9の傾
きに対して、連結金具15の支持板16A、16Bおよ
び取付板17と駆動用車輪10および従動用車輪11の
外径部が当接しない隙間29A、29Bを有する構成と
し、前記で述べた車輪の樹脂材34が、万一破損し元場
合、1II112と軸13の間隔に対する駆動用車輪1
0および従動用車輪11の樹脂材34の変形量の差によ
って生じる枠体9の傾きにより、連結金具15の支持板
16A、16Bもしくは取付板17が、従動用車輪11
の外径部30Aおよび30Bにおいて圧接され、クレー
ン走行を直ちに停止させ、事故を未然に防止する、安全
性にすぐれた車輪ユニットを提供するようにしたもので
ある。
駆動用車輪10および従動用車輪11の中央に1連結金
具15を軸28で揺動自在に結合し、通常走行時に生じ
る走行踏面材8の凹凸や継目段差などによる枠体9の傾
きに対して、連結金具15の支持板16A、16Bおよ
び取付板17と駆動用車輪10および従動用車輪11の
外径部が当接しない隙間29A、29Bを有する構成と
し、前記で述べた車輪の樹脂材34が、万一破損し元場
合、1II112と軸13の間隔に対する駆動用車輪1
0および従動用車輪11の樹脂材34の変形量の差によ
って生じる枠体9の傾きにより、連結金具15の支持板
16A、16Bもしくは取付板17が、従動用車輪11
の外径部30Aおよび30Bにおいて圧接され、クレー
ン走行を直ちに停止させ、事故を未然に防止する、安全
性にすぐれた車輪ユニットを提供するようにしたもので
ある。
以上に述べたように、本実施例によれば、枠体9の駆動
用車輪10および従動用車輪11の中央に揺動自在に連
結金具15を結合する簡単な構成ですみ、かつ、車輪の
破損にともなう枠体9の傾きが連結金具15と車輪とが
合理的に圧接し、車輪ユニットの走行を確実に停止させ
、クレーン落下防止を図ることができるクレーン用車輪
ユニットを提供することができるものである。
用車輪10および従動用車輪11の中央に揺動自在に連
結金具15を結合する簡単な構成ですみ、かつ、車輪の
破損にともなう枠体9の傾きが連結金具15と車輪とが
合理的に圧接し、車輪ユニットの走行を確実に停止させ
、クレーン落下防止を図ることができるクレーン用車輪
ユニットを提供することができるものである。
しかして、上記実施例に係るものは、車輪として、鉄芯
の外周に樹脂系材質を成形したものを用いるようにした
ものであるが、車輪は鉄製その他のものとすることがで
きるものであり、この場合は、一方の車輪の破損、異常
摩耗のときに、同様に連結金具の一定量の転角を招くも
ので、本発明は、広く、これらに対処して奏効するもの
である。
の外周に樹脂系材質を成形したものを用いるようにした
ものであるが、車輪は鉄製その他のものとすることがで
きるものであり、この場合は、一方の車輪の破損、異常
摩耗のときに、同様に連結金具の一定量の転角を招くも
ので、本発明は、広く、これらに対処して奏効するもの
である。
本発明によれば、簡単な構成で、かつ、揺動自在の構成
部品の合理的な配置、組合せで、車輪破損などと同時に
クレーンの走行停止を確実に所期しうるクレーン用車輪
ユニットを提供することができるものであって、実用的
にすぐれた発明ということができる。
部品の合理的な配置、組合せで、車輪破損などと同時に
クレーンの走行停止を確実に所期しうるクレーン用車輪
ユニットを提供することができるものであって、実用的
にすぐれた発明ということができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る無軌条クレー7用車
輪ユニットにおける一部分解斜視図、第2図は、その車
輪ユニットがクレーンに取付けられ架設されたクレーン
の全体斜視図、第3図は、同車輪ユニットがサドルフレ
ームに取付けられての通常使用状態図、第4図は、その
車輪破損状態説明図、第5図は、車輪の樹脂系材質の構
成および負荷状態を合せ示す部分拡大断面図、第6図は
、同じく破損状態を示す部分拡大断面図である。 1・・・無軌条天井クレーン、2・・・巻上機、3・・
・ガーダ−14,5・・・サドルフレーム、6A、6B
。 7A、7B・・・車輪ユニット、8・・・走行踏面材、
9・・・枠体、10・・・駆動用車輪、11・・・従動
用車輪、12.13・・・取付軸、14A、14B・・
・軸穴、15・・・連結金具、16A、16B・・・支
持板、17取付板、18A、18B・・・軸穴、19A
、19B・・・支持部材、20.21・・・側板、22
・・・結合用穴、23・・・キープンート、24・・・
ボルト、25・・・ギヤーモーター、26・・・サイド
ローラー、27・・・緩衝材、28・・・軸、29A、
29B・・・隙間、30A、30B・・・外径部、31
・・・最終段ギヤ、32・・・鉄芯、33・・・外周、
34・・・樹脂材、35.37・・・樹脂外も 10 Z6
24惰3 圀 第4−図 寮5 m 第らの
輪ユニットにおける一部分解斜視図、第2図は、その車
輪ユニットがクレーンに取付けられ架設されたクレーン
の全体斜視図、第3図は、同車輪ユニットがサドルフレ
ームに取付けられての通常使用状態図、第4図は、その
車輪破損状態説明図、第5図は、車輪の樹脂系材質の構
成および負荷状態を合せ示す部分拡大断面図、第6図は
、同じく破損状態を示す部分拡大断面図である。 1・・・無軌条天井クレーン、2・・・巻上機、3・・
・ガーダ−14,5・・・サドルフレーム、6A、6B
。 7A、7B・・・車輪ユニット、8・・・走行踏面材、
9・・・枠体、10・・・駆動用車輪、11・・・従動
用車輪、12.13・・・取付軸、14A、14B・・
・軸穴、15・・・連結金具、16A、16B・・・支
持板、17取付板、18A、18B・・・軸穴、19A
、19B・・・支持部材、20.21・・・側板、22
・・・結合用穴、23・・・キープンート、24・・・
ボルト、25・・・ギヤーモーター、26・・・サイド
ローラー、27・・・緩衝材、28・・・軸、29A、
29B・・・隙間、30A、30B・・・外径部、31
・・・最終段ギヤ、32・・・鉄芯、33・・・外周、
34・・・樹脂材、35.37・・・樹脂外も 10 Z6
24惰3 圀 第4−図 寮5 m 第らの
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、枠体に支持した車輪が走行踏面材上を走行するよう
に配置されるクレーン用車輪ユニットにおいて、前記枠
体に2個の車輪を、走行方向へ、ある間隔を有して配置
し、これら車輪間の枠体の中央に軸を取付け、この軸に
、当該軸へ垂直な2枚の支持板に取付板を直角水平に配
置して固着した連結金具を揺動自在なように取付けると
ともに、この連結金具の一定量の転角時に当該支持板も
しくは取付板の部分と上記車輪の外径部分とが当接する
ように構成したことを特徴とするクレーン用車輪ユニッ
ト。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、車輪を
、鉄芯の外周に樹脂系材質を成形したものとし、一方の
車輪の前記樹脂系材質の部分の破損による枠体の傾斜時
に、連結金具の支持板もしくは取付板の部分と他方の車
輪の外径部分とが当接するように構成したものであるク
レーン用車輪ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4755185A JPS61206787A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | クレ−ン用車輪ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4755185A JPS61206787A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | クレ−ン用車輪ユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206787A true JPS61206787A (ja) | 1986-09-13 |
JPH024508B2 JPH024508B2 (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=12778294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4755185A Granted JPS61206787A (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 | クレ−ン用車輪ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61206787A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239262A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Kito Corp | クレーン用車輪ユニット及びこれを用いた天井クレーン |
CN103723628A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-04-16 | 苏州中州安勃起重有限公司 | 高载重双轨小车 |
CN104045002A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-09-17 | 山东德鲁克起重机有限公司 | 液压龙门吊 |
JP2016041629A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 株式会社日立産機システム | 移動装置、巻上機、クレーン装置、及びそれらに用いる車輪寿命推測方法 |
CN108657946A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-10-16 | 南通振华重型装备制造有限公司 | 一种集装箱堆场智能化设备用小车架制作及拼装工艺 |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP4755185A patent/JPS61206787A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008239262A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Kito Corp | クレーン用車輪ユニット及びこれを用いた天井クレーン |
CN103723628A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-04-16 | 苏州中州安勃起重有限公司 | 高载重双轨小车 |
CN104045002A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-09-17 | 山东德鲁克起重机有限公司 | 液压龙门吊 |
JP2016041629A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 株式会社日立産機システム | 移動装置、巻上機、クレーン装置、及びそれらに用いる車輪寿命推測方法 |
CN108657946A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-10-16 | 南通振华重型装备制造有限公司 | 一种集装箱堆场智能化设备用小车架制作及拼装工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH024508B2 (ja) | 1990-01-29 |
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