JP2011225345A - 乗客コンベア - Google Patents

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博文 宇津宮
Takaaki Gunchi
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Abstract

【課題】主スプロケットに係る基本構造を変えることなく、枠体の幅寸法を狭くすることのできる乗客コンベアの提供。
【解決手段】建築構造物1に設置された枠体2と、この枠体2の長手方向両端部に設けた乗降床31、32と、これらの乗降床31、32間を無端状に連結されて循環回動する踏段チェーン6および踏段7と、乗降床下近傍で踏段チェーン6が巻き掛けられる主スプロケット4および従スプロケット5と、枠体2に設けられるベース21に軸受け45を介して取り付けられるとともに、主スプロケット4が固定される駆動軸41と、この駆動軸41を駆動スプロケット44を介して駆動する駆動機とを備えた乗客コンベアにおいて、軸受け45の少なくとも一部を枠体2の外法よりも外側へ突出させ、主スプロケット4に係る基本構造を従来と同一としたまま、枠体2の外法を相対的に狭くしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレーターや動く歩道などの乗客コンベアに係り、特に、装置の小型化を図ることのできる構成に関する。
図4は乗客コンベアの概略構成を示す側面図、図5は図4のA−A線に沿う従来の主スプロケット部の断面図、図6は図4のB−B線に沿う従来の乗客コンベアの断面図である。
従来の乗客コンベア、例えば、エスカレーターは、図4に示すように、建築構造物1、すなわち異なる階床11、12間に架設された枠体2aと、この枠体2aの長手方向両端部に設けた乗降床31、32と、これら乗降床31、32の近傍に配置された主スプロケット4および従スプロケット5と、乗降床31、32間を無端状に連結されて循環移動する踏段チェーン6および踏段7と、踏段チェーン6を駆動する駆動機Mと、踏段7の回動方向に沿って左右に対向する欄干8とを備えている。
また、主スプロケット4は、図5に示すように、枠体2aの短手方向に沿って延設配置される駆動軸41、踏段チェーン6が巻き掛けられる踏段チェーン用スプロケット42、ハンドレール駆動用スプロケット43、駆動機Mからの動力を伝える駆動スプロケット44、および駆動軸41の端部に配置されるとともに、枠体2aに設けたベース2a1にボルトBにより固定された軸受け45を有して成っている。このような構成により、枠体2aの外面から踏段チェーン用スプロケット42の中心までの距離は寸法Hになっており、枠体2aの幅寸法は寸法Wとなっている。
さらに、枠体2aは、図6に示すように、レールベース22、横桁23、下面連結材24、および油受け25を有して成っているとともに、レールベース22には踏段7に設けたローラ71を案内するレール9が設けられている。
また、欄干8は、図6に示すように、欄干ベース81を介して枠体2aの上面部26およびレールベース27に固定されている。
従来、乗客コンベアにおける枠体2aと主スプロケット4との関係は、前述したように枠体2aの幅寸法内に主スプロケット4の軸受け45を配置するのが一般的であるとともに、枠体2aの幅寸法Wは全長に渡り、同じ値に設定されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、ベアリング交換の作業性を考慮し、主スプロケットのシャフトが枠体の外面よりも外側に突出するように設けられたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−323178号公報(段落番号0009〜0011、図2) 特開平5−78086号公報(図1)
建屋のスペースの関係上、通路幅が限定された場所に乗客コンベアを設置するにあたり、例えば、本来、踏段の幅寸法が約1000mmのものを設置したいが、当該乗客コンベアの枠体の幅寸法が設置スペースより僅かに大きいという場合がある。この際、従来のものにあっては、1ランク幅寸法の狭い乗客コンベア、すなわち、踏段の幅寸法が約800mmの乗客コンベアにせざるを得なく、顧客の要望に応えることができないという問題があった。なお、前述した特許文献2に示すものは、ベアリング交換の作業性を念頭においたものであり、主スプロケットの歯の部分から枠体の外法までの距離を狭めるために工夫されたものではなく、前記問題を解決するものではなかった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、主スプロケットに係る基本構造を変えることなく、枠体の幅寸法を狭くすることのできる乗客コンベアを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、建築構造物に設置された枠体と、この枠体の長手方向両端部に設けた乗降床と、これらの乗降床間を無端状に連結されて循環回動する踏段チェーンおよび踏段と、前記乗降床下近傍で前記踏段チェーンが巻き掛けられる主スプロケットおよび従スプロケットと、前記枠体に設けられるベースに軸受けを介して取り付けられるとともに、前記主スプロケットが固定される駆動軸と、この駆動軸を駆動スプロケットを介して駆動する駆動機とを備えた乗客コンベアにおいて、前記軸受けの少なくとも一部を前記枠体の外法よりも外側へ突出させることを特徴としている。
このように構成した本発明では、駆動軸を軸支する軸受けの一部を枠体の外法よりも外側へ突出させることで、主スプロケットに係る基本構造を従来と同一としたまま、枠体の外法を相対的に狭くすることができる。
また、本発明は、前記ベースは、その一部が前記枠体の外法よりも外側に突出することを特徴としている。
このように構成した本発明では、ベースの一部を枠体の外法よりも外側に突出させ軸受けを支持することで、より安定した軸受けの支持を行うことができる。
本発明によれば、主スプロケットに係る基本構造を変えることなく、枠体の幅寸法を狭くでき、これによって、限られた設置スペースであっても幅の広い踏段を備えた乗客コンベアを設置したいという顧客の要望に応えることができる。
本発明の乗客コンベアの一実施例を示し、図4のA−A線に沿う主スロケット部の断面図である。 図4のB−B線に沿う本実施例における乗客コンベアの断面図である。 図4のC−C線に沿う枠体部分の簡略平面図である。 乗客コンベアの概略構成を示す側面図である。 図4のA−A線に沿う従来の主スプロケット部の断面図である。 図4のB−B線に沿う従来の乗客コンベアの断面図である。
以下、本発明に係る乗客コンベアの実施例を図に基づき説明する。
本実施例の乗客コンベア、例えば、エスカレーターの基本構造は、前述した従来のものと同等である。但し、従来の枠体2aに代えて、本実施例では枠体2のような構造となっている。すなわち、図4に示すように、建築構造物、すなわち異なる階床11、12間に架設された枠体2と、この枠体2の長手方向両端部に設けた乗降床31、32と、これら乗降床31、32の近傍に配置された主スプロケット4および従スプロケット5と、乗降床31、32間を無端状に連結されて循環移動する踏段チェーン6および踏段7と、踏段チェーン6を駆動する駆動機Mと、踏段7の回動方向に沿って左右に対向する欄干8とを備えている。
また、主スプロケット4は、図1に示すように、枠体2の短手方向に沿って延設配置される駆動軸41、踏段チェーン6が巻き掛けられる踏段チェーン用スプロケット42、ハンドレール駆動用スプロケット43、駆動機Mからの動力を伝える駆動スプロケット44、および駆動軸41の端部に配置されるとともに、枠体2に設けたベース21にボルトBにより固定された軸受け45を有して成っている。
さらに、枠体2は、図2に示すように、レールベース22、横桁23、下面連結材24、および油受け25を有して成っているとともに、レールベース22には踏段7に設けたローラ71を案内するレール9が設けられている。
また、欄干8は、図2に示すように、欄干ベース81を介して枠体2の上面部26およびレールベース27に固定されている。なお、図1および図2は、便宜上、乗客コンベア短手方向右側のみを示したものであり、その左側は基本的に右側と同様であるが、駆動スプロケット44が省かれた形状となっている。
そして、本実施例のエスカレーターは、図1に示すように、軸受け45の一部を枠体2の外法(外寸、幅寸法、外面)よりも外側へ突出させているとともに、ベース21の一部も枠体2の外法よりも外側に突出させ、凸形状としてある。
このように構成した本実施例のエスカレーターにあっては、枠体2の外面と踏段チェーン用スプロケット42の中心までの距離が寸法Zとなり、主スプロケット4に係る基本構造を従来と同一としたまま、図5で示した従来の枠体2aを用いた場合の寸法Hに対し寸法Gの分だけ狭くすることができる。また、これに応じて乗降床31の幅寸法も寸法Gの分だけ従来と比べて狭くすることができるとともに、図2に示すように、レールベース22の幅寸法を、従来の寸法Kに対し、寸法Vまで狭くすることができる。これによって、図3に示すように、従来、枠体2aの幅寸法は寸法Wであったが、本実施例によれば主スプロケット4の軸受け45およびそれを支えるベース21を除き、枠体2を寸法Lまで狭めることが可能となる。
本実施例によれば、主スプロケット4に係る基本構造を変えることなく、枠体2の幅寸法を狭くでき、これによって、限られた設置スペースであっても幅の広い踏段を備えた乗客コンベアを設置したいという顧客の要望に応えることができる。また、ベース21の一部を枠体2の外法よりも外側に突出させ軸受け45を支持することで、より安定した軸受け45の支持を行うことができる。
なお、本実施例では、傾斜路で踏段が階段状になるエスカレーターを例としたが、段差の生じない、動く歩道に本発明を適用しても良い。特に、動く歩道は一般に数十メートルあるので、地面の掘削量も大幅に削減できるというメリットがある。
1 建築構造物
11、12 階床
2 枠体
21 ベース
22 レールベース
23 横桁
24 下面連結材
25 油受け
26 上面部
27 レールベース
31、32 乗降床
4 主スプロケット
41 駆動軸
42 踏段チェーン用スプロケット
43 ハンドレール駆動用スプロケット
44 駆動スプロケット
45 軸受け
5 従スプロケット
6 踏段チェーン
7 踏段
8 欄干
M 駆動機

Claims (2)

  1. 建築構造物に設置された枠体と、この枠体の長手方向両端部に設けた乗降床と、これらの乗降床間を無端状に連結されて循環回動する踏段チェーンおよび踏段と、前記乗降床下近傍で前記踏段チェーンが巻き掛けられる主スプロケットおよび従スプロケットと、前記枠体に設けられるベースに軸受けを介して取り付けられるとともに、前記主スプロケットが固定される駆動軸と、この駆動軸を駆動スプロケットを介して駆動する駆動機とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記軸受けの少なくとも一部を前記枠体の外法よりも外側へ突出させることを特徴とした乗客コンベア。
  2. 前記ベースは、その一部が前記枠体の外法よりも外側に突出することを特徴とした請求項1記載の乗客コンベア。
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