JP3882846B2 - 義歯アタッチメント - Google Patents

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Description

本発明は,磁気吸引力を利用して義歯を配設するために用いる義歯アタッチメントに関する。
歯科治療においては,義歯の着脱が容易であるという観点から,例えば特許文献1に開示されているように,磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントが種々提案されている。
磁石体を内蔵した義歯アタッチメント91は,図19に示すごとく,義歯81を固定した義歯床810に配設される。歯根側には,根面板82あるいはインプラント(図示略)に軟磁性材料よりなるキーパ92を配設する。これにより,義歯アタッチメント91を内蔵した義歯は,その磁気吸引力によってキーパ92に固定することができる。
ところで,上記義歯アタッチメント91は,上記義歯床810に対して常温重合レジン等の接着剤によって接合される。この接合強度は,上記義歯アタッチメント91を内蔵した義歯81側全体の耐久性に大きく影響する。そのため,義歯アタッチメントと義歯床との接合強度を向上させるべく,義歯アタッチメントの外周に径方向に突出する突起を設け,これにいわゆるアンダーカットの役目を果たさせることが提案されている(特許文献2参照)。
特開平7−136190号 実開平6−86715号
ところで,義歯床に義歯アタッチメントを接合するには,義歯床の配設穴に予め接着剤を配置し,これを押圧するように義歯アタッチメントを押し当て,接着剤をその外周側面まで回り込ませる必要がある。これに対し,上記従来技術のように,単純に突起を設けるだけでは,その突起が接着剤の流動の妨げになり,義歯アタッチメントの外周側面への接着剤の回り込みが十分に進まない。そのため,実際には,義歯アタッチメントの外周に突起を設けても,そのアンダーカット効果が十分に発揮されず,接合強度向上があまり得られない。
更に,この構造においては,義歯アタッチメントの外周側面と上記突起とが同心円形状であるので,義歯床と義歯アタッチメントとの間にこれらを相対的に回転させようとする回転力が加わったときに,義歯床に対して,義歯アタッチメントが比較的容易に相対回転してしまうという問題点が生じていた。
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,義歯床への接合強度を従来よりも十分に向上させ,義歯床に対する回転防止性を向上させることができる義歯アタッチメントを提供しようとするものである。
本発明は,歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパと対向するように,義歯床に配設される義歯アタッチメントにおいて,
該義歯アタッチメントは,磁気吸引力を発揮する磁石体と,該磁石体を収容する凹部を有する軟磁性材料よりなるヨークと,上記凹部に上記磁石体を収容した状態で上記凹部の開口部を塞ぐように配されたディスクとを有してなり,
上記ヨークは,略円盤形状を呈していると共に,その外周面において径方向外方に突出するつば部を有しており,
該つば部は,実質的に周方向において2箇所以上に分離された状態で形成されていると共に,上記各つば部の間には,径方向外方への突出量が0又は上記つば部における最大突出量の50%以下の突出量である非突出部が設けられており,
上記ヨークの外形状は略真円形状であり,上記つば部及び上記非突出部を囲んだ外形状は,上記ヨークより大径であると共に同心円の略真円形状の外周形状を,上記ヨークの外周面に接する複数の接線により切除したような形状を有しており,切除されずに残った部分が上記つば部,切除された部分が上記非突出部であることを特徴とする義歯アタッチメントにある。
また,歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパと対向するように,義歯床に配設される義歯アタッチメントにおいて,
該義歯アタッチメントは,磁気吸引力を発揮する磁石体と,該磁石体を収容する凹部を有する軟磁性材料よりなるヨークと,上記凹部に上記磁石体を収容した状態で上記凹部の開口部を塞ぐように配されたディスクとを有してなり,
上記ヨークは,略円盤形状を呈していると共に,その外周面において径方向外方に突出するつば部を有しており,
該つば部は,実質的に周方向において2箇所以上に分離された状態で形成されていると共に,上記各つば部の間には,径方向外方への突出量が0又は上記つば部における最大突出量の50%以下の突出量である非突出部が設けられており,
上記ヨークの外周形状は略真円形状であり,上記つば部及び上記非突出部を囲んだ外周形状は略楕円形状であり,該楕円形状の長軸方向に一対の上記つば部が形成され,短軸方向に一対の上記非突出部が形成されていることを特徴とする義歯アタッチメントにある。
本発明は,上記ヨークの外周面に上記つば部だけでなく,上記非突出部を設けてなる。上記つば部は,上記のごとく,実質的に周方向において2箇所以上に分離された状態で形成され,各つば部の間には,上記非突出部が設けられている。ここで実質的にとするのは,つば部同士の間の上記非突出部が若干突出した状態にあって,これがつば部に連なっている場合にも,つば部同士は上記の分離されて形成されているという概念に含まれることを意味する趣旨である。
本発明においては,上記つば部と上記非突出部の両者の存在によって,次のような優れた作用効果を発揮する。
すなわち,上記義歯アタッチメントを義歯床に接合する場合には,義歯床に設けた配設穴に予め接着剤を塗布し,この接着剤に義歯アタッチメントの表面(上記凹部を設けた面と反対側の面)を当接させて押圧し,接着剤を流動させる。このとき,義歯アタッチメントの外周面には,上記つば部と上記非突出部があるので,上記接着剤は,これらを乗り越えてヨークの外周側面に回り込もうとする。
ところが,上記つば部は,上記のごとく径方向外方へ突出しているので,これを越えてきた接着剤が径方向内方へ流動しない限りは,ヨークの外周側面にまで達し得ない。一方,上記非突出部は,ヨークの外周側面からの突出量が0または上記のごとく小さいので,この非突出部を通過した接着剤は,殆ど抵抗無くヨークの外周側面にそのまま接し,かつ,周方向にも容易に流動する。この周方向の流動によって,上記つば部に対面する外周側面にも接着剤が十分に接触する。即ち,上記非突出部の存在によって,上記つば部の裏側まで十分に接着剤が流動していき,上記つば部は,十分に接着剤内に埋設される。そのため,つば部のアンダーカット効果を十分に発揮することができる。
それ故,本発明の義歯アタッチメントは,義歯床との接合強度を従来に比べて格段に向上させることができる。
更に,つば部が複数箇所突出していることにより,義歯床と義歯アタッチメントとの間に,これらを相対的に回転させようとする回転力が加わったときでも,上記つば部と接着剤との係合によって相対回転を防止することができる。
なお,上記非突出部は,上記のごとく,径方向外方への突出量を,0又は上記つば部における最大突出量の50%以下とする。この突出量が上記つば部における最大突出量の50%を越える場合には,非突出部の存在による上述した接着剤の流動性の確保が十分に得られないという問題がある。
本発明において上記ヨークを構成する軟磁性材料としては,様々な軟磁性材料を適用可能であるが,例えば,17Cr系ステンレス鋼,17Cr−2Mo系ステンレス鋼,19Cr−2Mo系ステンレス鋼等が好ましい。これらは,耐食性に優れ,義歯アタッチメントの耐久性を向上させることができる。
また,上記ヨーク内に内蔵する上記磁石体としては,単位体積あたりの起磁力が高い磁石を用いる。具体的には,例えば,Sm−Co系,Nd−Fe−B系をはじめとする高エネルギー積を持つ希土類磁石が好ましい。
また,上記ディスクは,非磁性材料により構成することもできるが,磁気的特性を考慮すると軟磁性材料よりなることが好ましい。この場合の上記ディスクに適用可能な軟磁性材料としては,様々な軟磁性材料を適用可能であり,上記ヨークの場合と同様の材料を用いることもできる。
また,上記ディスクは,非磁性部を介して上記ヨークに接合されていることが好ましい。
軟磁性材料よりなる上記ヨークと軟磁性材料よりなる上記ディスクとの接合は,これらを直接当接させる構造をとることもできるが,実施例にも示してあるように,これらの間に非磁性部を介することによって,磁気的吸引力をより向上させることができる。すなわち,非磁性部分を介在させることにより,上記ディスクからヨークへの直接の磁束の移動を防ぐことができ,磁気的吸引力を向上させることができるのである。
なお,上記ディスクと上記ヨークとの接合は,例えば溶接により行うことができ,この溶接部は,非磁性となるように構成することができる。
例えば,上記ヨークと上記ディスクの間に,非磁性耐食材料である非磁性ステンレス鋼(例えば,SUS316L)等のリング部材を配設し,上記ヨーク,リング部材およびディスクをレーザ溶接等で,1箇所溶接,若しくは2箇所溶接にて接合する等の公知の技術を使用することができる。
溶接部の非磁性を安定的に得るためには,別途,オーステナイト組織を安定化させる元素を添加すればよい。一例として,Ni単独添加,Ni−Cr合金の添加等の公知の技術が適用できる。添加方法は,非磁性ステンレス鋼と上記ヨークや上記ディスクの間にそれらの材料を介在させたり,溶融中に,ワイヤー等で直接添加することもできるが,それらに限られるものではない。
更には,上記ヨークと上記ディスクの間に非磁性化するためのNi,Ni−Cr合金等の直接添加によって,非磁性化する方式もある。但し,この方法は非磁性の安定性が十分ではない。
また,上記ヨークの外周形状は略真円形状であり,上記つば部及び上記非突出部を囲んだ外周形状は略楕円形状であり,該楕円形状の長軸方向に一対の上記つば部が形成され,短軸方向に一対の上記非突出部が形成されていることが好ましい。
この場合には,上記短軸方向に形成された2箇所の非突出部の存在によって,上述した接着剤の流動性向上効果が十分に得られ,かつ,上記長軸方向に形成された2箇所のつば部によって十分なアンダーカット効果を得ることができる。特に,義歯床に設けられた配設穴が真円形状である場合には,上記長軸方向のつば部と配設穴の壁面との間の距離よりも,上記非突出部と配設穴の壁面との間の距離が大きくなるので,非突出部を通過する接着剤の流動性をより向上させることができる。
また,上記ヨークの外形状は略真円形状であり,上記つば部及び上記非突出部を囲んだ外形状は,上記ヨークより大径であると共に同心円の略真円形状の外周形状を,上記ヨークの外周面に接する複数の接線により切除したような形状を有しており,切除されずに残った部分が上記つば部,切除された部分が上記非突出部であることも好ましい。
具体的には,後述する実施例2に示すような形状,その他の形状をとりうる。この場合にも,上記と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1
本発明の実施例にかかる義歯アタッチメントにつき,図1〜図4を用いて説明する。
本例の義歯アタッチメント1は,図1〜図3に示すごとく,歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパ(図19参照)と対向するように,義歯床810(図4)に配設される義歯アタッチメントである。
義歯アタッチメント1は,図2,図3に示すごとく,磁気吸引力を発揮する磁石体10と,該磁石体を収容する凹部110を有する軟磁性材料よりなるヨーク11と,上記凹部110に上記磁石体10を収容した状態で上記凹部110の開口部を塞ぐように配された軟磁性材料よりなるディスク12とを有してなる。
ヨーク11は,略円盤形状を呈していると共に,その外周面115において径方向外方に突出するつば部2を有している。
つば部2は,実質的に周方向において2箇所以上に分離された状態で形成されていると共に,各つば部2の間には,径方向外方への突出量が0の非突出部3が設けられている。
以下,これを詳説する。
図1〜図3に示すごとく,本例の義歯アタッチメント1は,そのヨーク11の外周形状が略真円形状である。そして,図1に示すごとく,つば部2及び非突出部3を囲んだ外周形状は略楕円形状であり,該楕円形状の長軸方向に一対の上記つば部2が形成され,短軸方向に一対の上記非突出部3が形成されている。
上記ヨーク11は,軟磁性材料である19Cr−2Mo−0.2Ti−Feを用い,これを切削加工することにより作製した。具体的な寸法は,図1,図2に示すごとく,ヨーク11の外径D0は4.4mm,つば部2及び非突出部3を含む楕円の長軸径D1は4.9mm,短軸径D2はヨーク11の外形D0と同じ4.4mmにした。つまり,つば部2の最大突出量は0.25mm,非突出部3の突出量は0にした。
また,ヨーク11には,磁石体10を収容するための凹部110を切削加工により設けた。この凹部110の内径は,後述する磁石体10の外径に対応させ,3.10mmとし,その内側肩部111には,曲率半径0.2mmのR部を設けた。また,この凹部110を設けた面の外周端の角部には,テーパ状の面取り部118を設けた。
また,上記磁石体10としては,(BH)max=42MGOeのNd−Fe−B系永久磁石を用いた。磁石体10は,外径3.05mm,高さ0.6mmの円柱状を呈し,その上下の端面角部102は,曲率半径0.2mmのR部に成形されている。
また,上記ディスク12としては,軟磁性材料である19Cr−2Mo−0.2Ti−Feよりなる円板を用いた。そして,上記ヨーク11の凹部110に上記磁石体10を挿入した後,上記ディスク12を挿入し,その外周端をヨーク11に溶接して溶接部19を設けて接合した。溶接部19は,非磁性となるように構成した。より具体的には,上記ヨーク11と上記ディスク12の間に,非磁性耐食材料である,非磁性ステンレス鋼(SUS316L)のリング部材を配設し,レーザ溶接によりこれらを接合した。
次に,このような構成の義歯アタッチメント1を,義歯床810に接合する方法につき,簡単に説明する。
図4に示すごとく,義歯床810には,予め,義歯アタッチメント1を配設するための配設穴815を設けておく。この配設穴81の大きさは,例えば,義歯アタッチメント1の最大外形,つまり,つば部2を設けた楕円形状の長軸径に,約0.6mm程度大きい内径にする。また,配設穴815の深さは,例えば,義歯アタッチメント1の全体の厚みに約0.3mm加えた寸法にする。
この配設穴815には,適量の接着剤7を配置しておく。接着剤7としては,例えば,常温重合レジンであるポリメタクリレート(PMMA)を用いる。そして,義歯アタッチメント1をその表面17(凹部110を設けた面と反対側の面)を配設穴815に対面させ,前進させることにより,義歯アタッチメント1の表面17を接着剤7に当接させる。さらに,義歯アタッチメント1を押圧して前進させ,接着剤7を流動させる。
このとき,配設穴815内の接着剤7は,義歯アタッチメント1の表面側から,ヨーク11の外周面に向かって流動しようとする。ここで,本例の義歯アタッチメント1は,上記のごとく,一対のつば部2と,一対の非突出部3とを有している。上記つば部2は,上記のごとく径方向外方へ突出しているので,これを越えてきた接着剤7が径方向内方へ流動しない限りは,ヨーク11の外周側面115にまで達し得ない。一方,上記非突出部3は,ヨーク11の外周側面115からの突出量が0であるので,この非突出部3を通過した接着剤7は,殆ど抵抗無くヨーク11の外周側面115に接し,かつ,周方向にも容易に流動する。この周方向の流動によって,つば部2に対面する外周側面115にも接着剤7が十分に接触する。
そして,これにより,つば部2は,十分に接着剤7内に埋設される。そのため,つば部2のアンダーカット効果を十分に発揮することができる。それ故,本例の義歯アタッチメント1は,義歯床810との接合強度を従来に比べて格段に向上させることができる。
また,本例における上記つば部2は,複数箇所に設けられ,その全体形状が楕円形状である。そのため,義歯床810と義歯アタッチメント1との間に,これらを相対的に回転させようとする回転力が加わったときでも,つば部2と接着剤7との係合によって相対回転を防止することができる。
なお,本例では,非突出部3の径方向へ全く突出しない形状としたが,つば部2の最大突出量の50%以下であれば,径方向へ突出していても同様の作用効果が得られる。
実施例2
本例は,図5〜図7に示すごとく,実施例1におけるつば部2の形状を変更した例である。
本例の義歯アタッチメント102は,ヨーク11の外形状は略真円形状である。そして,つば部2及び非突出部3を囲んだ外形状は,ヨーク11より大径であると共に同心円の略真円形状の外周形状を,ヨーク11の外周面115に接する2つの平行な接線により切除したような形状を有している。そして,その切除されずに残った対向する部分が一対のつば部2,切除された部分が一対の非突出部3になっている。本例におけるつば部2を含む最大外径D1及び非突出部3の外径D2は,実施例1におけるD1,D2の寸法と同じにした。その他は実施例1と同様である。
本例の義歯アタッチメント1も,上記非突出部3を有しているので,実施例1と同様の作用効果を得ることができる。さらに,本例では,つば部2の外形状が,ヨーク11と略同心円の円弧状形状を有しているので,加工を比較的容易に行うことができる。
実施例3
本例も,図8〜図10に示すごとく,実施例1におけるつば部2の形状を変更した例である。
本例の義歯アタッチメント103も,実施例1,2と同様に,ヨーク11の外形状は略真円形状である。そして,つば部2及び非突出部3を囲んだ外形状は,ヨーク11より大径であると共に同心円の略真円形状の外周形状を,ヨーク11の外周面115に接する4つの接線により切除したような形状を有している。そして,その切除されずに残った部分が4つのつば部2,切除された部分4つの非突出部3になっている。本例におけるつば部2を含む最大外径D1及び非突出部3の外径D2は,実施例1におけるD1,D2の寸法と同じにした。その他は実施例1と同様である。
本例の義歯アタッチメント103は,上記非突出部3を4箇所に有しているので,上述した実施例1,2の場合よりも,接着剤の流動性をさらに向上させることができる。但し,つば部2の面積が実施例1,2の場合よりも小さくなるので,そのアンダーカット効果が,実施例1,2よりは若干劣るおそれがある。なお,本例の場合も,つば部2の外形状が,ヨーク11と略同心円の円弧状形状を有しているので,加工を比較的容易に行うことができる。
実施例4
本例では,上述した実施例1,2,3の義歯アタッチメント1,102,103(試料E1,E2,E3とする)の,接着剤との接合強度を評価する試験を行った。また,本例では,比較のために,2つの従来例としての義歯アタッチメント(試料C1,C2)とする)を準備し,同様に試験した。
試料E1,E2,E3は,上述したごとく,いずれも,ヨーク11の外径D0が4.4mm,つば部の最大外径D2が4.9mmであり,その最大突出量が0.25mmである。
従来例の1つである義歯アタッチメント93(試料C2)は,図11,図12に示すごとく,ヨーク921がつば部を有しておらず,その側面がいわゆる太鼓状になっている。そして,その最大外径D3は4.4mmである。ヨーク921に配設する磁石体10,ディスク12,溶接部19は,実施例1の義歯アタッチメント1と同様である。
もう一つの従来例である義歯アタッチメント94(試料C3)は,図13,図14に示すごとく,真円形状のヨーク941の外周全周に,真円形状のつば部942を設けたものである。このつば部942の外径D4は4.9mmであると共に,最大突出量は0.25mmであり,試料E1,E2,E3と同じにした。また,この義歯アタッチメント94は,図14に示すごとく,内蔵される磁石体945の両端角部946が直角状になっておりR形状としていない点,及びヨーク941の凹部943を設けた面の角部947も直角状であり面取り部がない点が,実施例1〜3の義歯アタッチメント1,102,103と異なる。
次に,上記各試料の接着剤との接合強度は,図15に示す,インストロン型の試験機5を用いて測定した。
試験機5の架台50上に立設された支柱部51と,その間に昇降可能に配設された昇降部52とを有する。また,昇降部52には,各試料のヨーク表面に溶接した丸棒59をクランプするクランプ部53と,荷重測定用のロードセル54が配設されている。また,架台50には,義歯床と同材質のレジン(ポリメタクリレート(PMMA))よりなると共に直径20mm,深さ20mmの円柱形状を有し,その中央部に直径15mmの配設穴75を設けた容器70を固定するようになっている。
そして,まず,容器70の配設穴75に,常温重合レジン(ポリメタクリレート(PMMA))を接着剤7として充填し硬化させた後,直径5mmの穴を開け,接着剤7を再度充填して上記丸棒59に溶接された各試料の義歯アタッチメント1などを押し込んで,所定時間放置して硬化させる。
次に,接合された試料を有する容器70を冷熱サイクル試験器(図示略)内に配置し,温度4℃及び60℃でそれぞれ1分間保持するサイクルを3000回行う冷熱試験を実施する。その後,上記試験機5に容器70をセットすると共に試料に溶接されている丸棒59をクランプ部53に固定する。
そして,0.5mm/minの引張速度にて引張試験を実施し,その引張強さを接合強度として求めた。
測定結果を表1に示す。
Figure 0003882846
表1より知られるごとく,本発明にかかる試料E1,E2,E3は,いずれも従来例の試料C1,C2よりも接合強度が十分に向上していることがわかった。
実施例5
次に,試料E1の義歯アタッチメント1と,試料C2の義歯アタッチメント94を実際に義歯床810に接合した際の接着剤7との接合状態を図16及び図17に示す。
図16から知られるように,試料E1の義歯アタッチメント1の場合には,つば部2を有していても,その表裏両面に十分に接着剤7が回り込んでいることがわかる。これは,上述したごとく,非突出部3を設けたことによる,接着剤7の流動性向上効果が十分に発揮されたためであると考えられる。
図17から知られるように,試料C2の義歯アタッチメント94の場合には,つば部942の裏面側に十分に接着剤7が回り込んでいない。そして,義歯アタッチメント94と接着剤7の間には隙間99が生じてしまっている。このことから,非突出部を設けない場合には,接着剤の流動性を十分に確保することができないことがわかった。
実施例6
本例は,実施例1における義歯アタッチメントの吸着面の形状を変更したものである。
即ち,図18に示すごとく,本例の義歯アタッチメント104は,対向するキーパ6として,その非吸着面68を凸球面形状のものを用いるものである。そして,義歯アタッチメント104における,キーパ6に対面する吸着面18は,キーパ6の被吸着面68と型対称な凹球面状とした。
この場合には,義歯アタッチメント104の吸着面18がキーパ6の球面状の被吸着面68と型対称な凹球面状であるので,両者の吸着性が良好であると共に,両者の間の回動機能を有することになる。そのため,義歯がキーパ6に対して揺動,回動し,義歯アタッチメント104とキーパ6との間に隙間を生ずることなく,噛み合わせに伴う義歯の揺動,回動が可能となる。その他は,実施例1と同様の作用効果が得られる。
実施例1における,義歯アタッチメントの平面図。 図1のA−A線矢視断面図。 図1のB−B線矢視断面図。 実施例1における,義歯床に義歯アタッチメントを接合する方法を示す説明図。 実施例2における,義歯アタッチメントの平面図。 図5のC−C線矢視断面図。 図5のD−D線矢視断面図。 実施例3における,義歯アタッチメントの平面図。 図9のE−E線矢視断面図。 図10のF−F線矢視断面図。 実施例4における比較例としての,従来の義歯アタッチメントの平面図。 図10のG−G線矢視断面図。 実施例4における比較例としての,別の従来の義歯アタッチメントの平面図。 図13のH−H線矢視断面図。 実施例4における,試験機の構成を示す説明図。 実施例5における,本発明の義歯アタッチメントを義歯床に接合した状態を示す説明図。 実施例5における,従来のの義歯アタッチメントを義歯床に接合した状態を示す説明図。 実施例6における,義歯アタッチメントの断面図(図1のA−A線矢視に相当する図)。 従来例における,義歯アタッチメントの使用例を示す説明図。

Claims (4)

  1. 歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパと対向するように,義歯床に配設される義歯アタッチメントにおいて,
    該義歯アタッチメントは,磁気吸引力を発揮する磁石体と,該磁石体を収容する凹部を有する軟磁性材料よりなるヨークと,上記凹部に上記磁石体を収容した状態で上記凹部の開口部を塞ぐように配されたディスクとを有してなり,
    上記ヨークは,略円盤形状を呈していると共に,その外周面において径方向外方に突出するつば部を有しており,
    該つば部は,実質的に周方向において2箇所以上に分離された状態で形成されていると共に,上記各つば部の間には,径方向外方への突出量が0又は上記つば部における最大突出量の50%以下の突出量である非突出部が設けられており,
    上記ヨークの外形状は略真円形状であり,上記つば部及び上記非突出部を囲んだ外形状は,上記ヨークより大径であると共に同心円の略真円形状の外周形状を,上記ヨークの外周面に接する複数の接線により切除したような形状を有しており,切除されずに残った部分が上記つば部,切除された部分が上記非突出部であることを特徴とする義歯アタッチメント。
  2. 歯根部に設けた軟磁性材料よりなるキーパと対向するように,義歯床に配設される義歯アタッチメントにおいて,
    該義歯アタッチメントは,磁気吸引力を発揮する磁石体と,該磁石体を収容する凹部を有する軟磁性材料よりなるヨークと,上記凹部に上記磁石体を収容した状態で上記凹部の開口部を塞ぐように配されたディスクとを有してなり,
    上記ヨークは,略円盤形状を呈していると共に,その外周面において径方向外方に突出するつば部を有しており,
    該つば部は,実質的に周方向において2箇所以上に分離された状態で形成されていると共に,上記各つば部の間には,径方向外方への突出量が0又は上記つば部における最大突出量の50%以下の突出量である非突出部が設けられており,
    上記ヨークの外周形状は略真円形状であり,上記つば部及び上記非突出部を囲んだ外周形状は略楕円形状であり,該楕円形状の長軸方向に一対の上記つば部が形成され,短軸方向に一対の上記非突出部が形成されていることを特徴とする義歯アタッチメント。
  3. 請求項1又は2において,上記ディスクは軟磁性材料よりなることを特徴とする義歯アタッチメント。
  4. 請求項3において,上記ディスクは,非磁性部を介して上記ヨークに接合されていることを特徴とする義歯アタッチメント。
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