JP3868796B2 - 電気部品 - Google Patents

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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気部品に関し、特にフープ成形が可能な電気部品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気部品の図面を説明すると、図19は従来の電気部品の要部断面図である。
【0003】
電気部品用ケーシング51は、絶縁樹脂製で円筒状の収納凹部51dを有し側方には筒状部51aを有し開口部51bと開口部51bに対向する孔51cを有している。
【0004】
蓋部52は絶縁樹脂製で円板状の形状をなし、電気部品用ケーシング51の開口部51bを塞いでおり、突起52aを有している。
【0005】
駆動軸53は、絶縁樹脂製で丸棒状をなしている。駆動軸53は電気部品用ケーシングの孔51cに摺動可能に挿通され、先端は電気部品用ケーシング51から突出している。駆動軸53の先端は図示しない外部の検出軸に係合されている。
【0006】
可動部54は絶縁樹脂製の部材であって、摺動子54aを含んでいる。可動部54は駆動軸53に当接されており、駆動軸の動きの方向に従って動くようになっている。
【0007】
コイルバネ58は、バネ部材によりコイル状に形成されており、一端は蓋部52の突起52aに嵌合し他端は可動部54に当接し、可動部54は蓋部52と反対側に押されて、駆動軸53を電気部品用ケーシング51の孔51cより外部へ突出するように付勢している。
【0008】
固定部55は、抵抗基板55aであって可動部54の摺動子54aがその表面を摺動している。固定部55は板バネ55bによってガタなく保持されている。
【0009】
端子56は電気部品用ケーシング51にインサート成形されて、一端は電気部品用ケーシング51の収納凹部51d内に露出し、他端は電気部品ケーシング51の筒状部51aの内部に露出してコネクタを形成している。
【0010】
接続端子57は抵抗基板55aの図示しない電極と端子56を電気的に接続している。
【0011】
次に、従来の電気部品の製造方法について説明する。
最初に、端子56を一つ一つ成形金型に装着して電気部品用ケーシング51を成形し端子56の一端を電気部品用ケーシング51の収納凹部51dに位置させ、他端を筒状部51aに位置させている。このようにして、電気部品用ケーシング51を一つ一つ製造する。次に、抵抗基板55aを板バネ55bによって固定する。次に、駆動軸53を可動部54と連結した状態で孔51cに挿通し摺動子54aを抵抗基板55aに摺動させて装着する。次に、接続端子57で抵抗基板55aと端子56を電気的に接続する。次に、コイルバネ58を可動部54に当接させて装着する。次に蓋部52の突起52aにコイルバネ58を嵌合して、蓋部52を封止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の電気部品およびその製造方法においては端子56の一端は電気部品用ケーシング51の収納凹部51dに露出しており、他端は筒状部51aの内部に露出している。このように両端が凹部の内部に露出している構造では、端子をフープ状にして、または複数の端子が幅方向に連続している端子ユニットなどを用いて製造する事が、端子の切断のためのスペースが確保できない、あるいは端子が収納凹部51dや開口部51bから突出しないで切断すること自体が非常に難しい。そのため成形金型に端子を一つ一つ装着させねばならず、電気部品用ケーシングを一つ一つ成形することとなり、製造に手間がかかっていた。また、電気部品ケーシング51の形状やコネクタの形状に種々の要求があり、製品毎に個々に成形金型を準備せねばならなかった。
【0013】
本発明の目的は、端子をフープ状にして、または複数の端子が幅方向に連続している端子ユニットなどを用いて製造する事ができ製造が効率的である電気部品およびその製造方法を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気部品は、内部を閉塞した電気部品用ケーシングと、一端を前記電気部品用ケーシングの外表面に露出させて、前記電気部品用ケーシングにインサート成形される複数本からなる電気部品端子と、一端を外部に突出し他端を前記電気部品用ケーシングに位置させた駆動軸と、前記電気部品用ケーシング内に収納され前記駆動軸の動作量に応じて信号を出力する検出部と、前記電気部品用ケーシングとは別に形成されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングにインサート成形されて、一端をコネクタハウジングの外に露出させた複数本からなるコネクタ端子とを備え、前記電気部品端子の前記一端と前記コネクタ端子の前記一端とを露出部にて接続するようにした。
この構成により、電気部品端子とコネクタ端子が露出しているため、この露出部分を使ってフープ成形や、複数の端子が幅方向に連続している端子ユニットを用いるなど効率的な製造方法を採用できる。また、コネクタハウジングあるいはコネクタ端子を要求に応じて簡単に製作するのが可能となる。
【0015】
また、前記電気部品用端子の前記一端と前記コネクタ端子の前記一端との接続部を覆う被覆部を設けた。
この構成により、被覆部により接続部の機械的保護や電気的絶縁ができる。
【0016】
また、取付部材を前記電気部品用ケーシングと前記コネクタハウジングの少なくともいずれか一方に保持し、一部を前記被覆部としている。
この構成により、取付部材により被覆部を形成しているので、被覆部の形成が簡単である。また、取付部材を要求に応じて製作することが可能となる。
【0017】
また、前記コネクタハウジングに給電用端子を保持し、前記取付部材で前記給電端子の露出部の一部を保持した。
この構成により、取付部材の成形と同時に給電端子の保持ができるので給電端子の保持が容易にできる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の電気部品の第1実施形態の図面を説明すると、図1は本発明の電気部品の第1実施形態の要部断面図、図2は本発明の電気部品の第1実施形態の平面図をそれぞれ示す。
【0021】
電気部品用ケーシング1は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の絶縁樹脂製で円筒状の収納凹部1aを有し開口部1bと開口部1bに対向する孔1cを有している。
【0022】
蓋部2は絶縁樹脂製で円板状の形状をなし、電気部品用ケーシング1の開口部1bを塞いでおり、突起2bを有している。
【0023】
駆動軸3は、絶縁樹脂製で丸棒状をなしている。駆動軸3は電気部品用ケーシング1の孔1cに摺動可能に挿通され、先端は電気部品用ケーシング1から突出している。駆動軸3の先端は図示しない外部の検出軸に係合されている。
【0024】
可動部4は絶縁樹脂製の部材であって、摺動子4aを含んでいる。可動部4は駆動軸3に当接されており、駆動軸3の動きの方向に従って動くようになっている。
【0025】
コイルバネ2aは、バネ部材によりコイル状に形成されており、一端は蓋部2の突起2bに嵌合し他端は可動部4に当接し、可動部4は蓋部2と反対側に押されて、駆動軸3を電気部品用ケーシング1の孔1cより外部へ突出するように付勢している。
【0026】
固定部5は、抵抗基板5aであって、可動部4は摺動子4aが抵抗基板5aの表面を摺動することにより可動部4の固定部5に対する動作量を検出するので、固定部5と可動部4で検出部を形成している。固定部5は板バネ5bによってガタなく保持されている。
【0027】
端子6は、電気部品用ケーシング1にインサート成形されて、一端は電気部品用ケーシング1の収納凹部1a内に露出し、収納凹部1aから外へ突出せずに収納されている。また、他端は途中から直角に曲がって電気部品用ケーシング1の外部に露出している。
【0028】
接続端子7、は抵抗基板5aの図示しない電極と端子6を電気的に接続している。
【0029】
コネクタハウジング8は、電気部品用ケーシング1と同じ種類のPPS等の絶縁樹脂製で凹部8aを有している。コネクタハウジング8は電気部品用ケーシング1と空間を介して対向して設けられている。
【0030】
第2端子9は、コネクタハウジング8の凹部8aに、この凹部8aから突出しないように一端を配置し、他端はコネクタハウジング8から露出し端子6の電気部品ケーシング1の外部に露出した部分と接続されている。
【0031】
給電端子10は、外部のソレノイドに給電するための端子で、コネクタハウジング8内で第2端子9と並置され、途中で折れ曲がってコネクタハウジングから下方へ突出している。
以上のように第1実施形態の電気部品は構成されている。
【0032】
尚、上記した第1実施形態においては、端子6と第2端子9との接続部9aは、露出しているが、接続部9aを覆う接着剤などからなる被覆部を設けてもよい。
【0033】
次に、本発明の電気部品の第2実施形態の図面を説明すると、図3は本発明の電気部品の第2実施形態の平面図、図4は本発明の電気部品の第2実施形態の正面図、図5は本発明の電気部品の第2実施形態の側面図、図6は本発明の電気部品の第2実施形態の取付部材の平面図、図7は図6の7−7線における断面図である。
【0034】
第2実施形態は、第1実施形態の電気部品を元にして、そこにコネクタハウジングと相手方部材への取付部を一体成形したものである。従って、第1実施形態と同じ部分には同じ番号を付してその説明は省略する。
【0035】
取付部11は、電気部品用ケーシング1と同じPPS等の絶縁樹脂製で略円板状をなし、樹脂成形によって形成され、電気部品用ケーシング1の図4中の下部から側部に保持され、また、コネクタハウジング8の側部に位置している。端子6と第2端子9との接続部9aは取付部11の樹脂の中に埋設され、接続部9aの周辺の絶縁樹脂は接続部9aを被覆する被覆部11aとなっている。従って、この場合取付部11により被覆部11aが形成されている。給電端子10はコネクタハウジング8の中で第2端子9の両端に並置され途中で折れ曲がってコネクタハウジング8の下方へ突出しているが、その途中の部分は取付部11の樹脂の中に埋設され、取付部11によって固定されている。
以上により本発明の第2実施形態が構成されている。
【0036】
尚、図6、図7は取付部11の形状のみを示す図面であり、単独で存在するものではない。
また、上記第2実施形態においては、取付部11は、コネクタハウジング8に平面と平面が接するように形成されているだけであり、コネクタハウジング8の取付部11の保持機能は少ないが、両者は同種の材料であり、取付部11を形成する溶融樹脂がコネクタハウジング8の平面に接した結果として取付部11の平面が形成されるので、両者の面は緊密に密着されており取付部11はコネクタハウジング8に若干は保持されている。
また、上記第2実施形態においては、取付部11は主に露出した端子6,9を覆うことによって保持され、更に凹部11bが電気部品用ケーシング1に接することによって、駆動軸3の後端方向(図4の上方向)の位置と、平面方向(図3の紙面方向)の位置決めがされている。
また、上記第2実施形態においては、取付部11と接する電気部品用ケーシング1あるいはコネクタハウジング8の表面に凹凸を設けて、取付部11がより確実に保持されるようにしてもよい。
また、上記第2実施形態においては電気部品用ケーシング1およびコネクタハウジング8と、取付部11は同一の材料で密着性に優れるが、互いに別の材料を選定してもよい。更に、上記第2実施形態においては、取付部11は電気部品用ケーシング1、端子6,9の露出部部分に主に保持されているが、更にコネクタハウジング8に保持されていてもよいし、端子6,9の露出部分の他に電気部品用ケーシング1とコネクタハウジング8のどちらか一方に保持されていてもよい。
【0037】
次に、本発明の参考例である図面について説明すると図8は本発明の電気部品の参考例の要部断面図、図9は本発明の電気部品の参考例の平面図である。
【0038】
本参考例と第1実施形態とでは、第1実施形態が端子6と第2端子9との接続部9aを有しているのに対して、本参考例は接続部を持たず一体の第3端子12となっている点が異なる。その他の点は第1実施形態と同じであるので同じ部分には同じ番号を付してその説明は省略する。
【0039】
第3端子12は、一端が接続端子7で抵抗基板5aの図示せぬ電極と接続され、そのまま接続部なしで途中で直角方向に折れ曲がり外部に露出した後コネクタハウジング8を挿通して凹部8aに露出されており、途中に接続部がない分だけ接触抵抗が小さい。
以上により、本発明の参考例は構成されている。
【0040】
次に、本発明の第1実施形態の電気部品の製造方法の図面を説明すると図10は本発明の電気部品の第1実施形態の電気部品用ケーシング側のフープ成形製造工程を示す図、図11は本発明の第1実施形態の電気部品のコネクタ側のフープ成形製造工程を示す図をそれぞれ示す。
【0041】
図10に示すように、最初にフープ材13の桟から、フープ材13の長手方向に対して直角な一方向に突出した端子13aを外形加工により加工する。次に、端子13aの先端を紙面垂直方向に折り曲げて端子13bを作る。その後、折り曲げた端子13bの先端が電気部品用ケーシング1内に露出し、端子13bの根本が外部に露出するように端子13bをインサート成形し、桟とのつなぎ部分13cを切断する。図11に示すように、別工程でフープ材14に5本連続した端子14aを設け、余分な桟を切り落とし、端子14aの両端の端子を給電端子として紙面に垂直方向に曲げ、端子14bを作り、この端子14bの先端がコネクタハウジング8の凹部8aに露出するように、コネクタハウジング8をインサート成形し端子のつなぎ部分14cを切り離す。次に、電気部品用ケーシング1から外部に露出した端子13bとコネクタハウジング8から外部に露出した端子14bを溶接により接続する。次に電気部品ケーシング1に板バネを装着し固定部5(抵抗基板5a)を組み込む。駆動軸3に可動部4(摺動子4a)を連結し駆動軸3を孔1cから外部へ突出させ可動部4(摺動子4a)を装着する。次に、接続端子7を取り付け、コイルバネ2aと蓋2を組み込む。最後に蓋2を閉塞する。以上で本発明の電気部品の第1実施形態の製造が完了する。
【0042】
尚、上記した本発明の第1実施形態の電気部品の製造方法においては、電気部品ケーシング1への部品の組み込みは、電気部品用ケーシング1の端子13bとコネクタハウジング8の端子14bの溶接後に行っているが、本発明はこれに限定されることなく、電気部品ケーシング1に部品の組み込みが終わってから、電気部品用ケーシング1の端子13bとコネクタハウジング8の端子14bの溶接を行ってもよい。
【0043】
次に、本発明の電気部品の参考例の製造方法の図面を説明すると、図12は本発明の電気部品の参考例のフープ成形製造工程を示す図である。
【0044】
最初にフープ材15の中桟15aから、フープ材15の長手方向に対して直角な2方向に突出した電気部品用ケーシング1側の端子15bとコネクタ側端子15cを外形加工により加工する。次に、電気部品用ケーシング1側端子15bを紙面に垂直方向に曲げ、電気部品用ケーシング1側端子15dとし、桟の不要部分15eを切り落とす。次に、順序はどちらが先でもよいが、電気部品ケーシング1側端子15dとコネクタ側端子15cそれぞれにインサート成形により電気部品用ケーシング1とコネクタハウジング8を形成し、端子のつなぎ部分15fを切り離す。以降の工程は本発明の電気部品の第1実施形態の製造方法の工程と同じであるので、ここではその記載を省略する。
以上で本発明の電気部品の参考例の製造が完了する。
【0045】
尚、上記した各製造方法においてはフープ材を使用しているが、本発明はこれに限定されることなく、数個程度の端子を幅方向に連続させてつなげたユニットを用いてもよい。
【0046】
次に、本発明の第1実施形態の電気部品の製造方法の変形例の図面を説明すると、図13は本変形例の成形前の平面図、図14は本変形例の成形前の正面図、図15は本変形例の成形前の側面図、図16は本変形例の成形後の平面図、図17は本変形例の成形後の正面図、図18は本変形例の成形後の側面図をそれぞれ示す。
【0047】
図13〜図15に示すように、電気部品用ケーシング16からは端子17が露出し、露出した端子17に対して、別の端子18が溶接またははんだ付けで取り付けられる。この場合別の端子18は個別の端子を取り付けてもよいし、3本の端子が幅方向に連続してユニットになったものを取り付けた後で端子間を切り離してもよい。
【0048】
図16〜図18に示すように、別の端子18と電気部品用ケーシング16に対してコネクタハウジング19と菱形状で取付穴20aを有する取付部20が同時にインサート成形によって取り付けられる。端子18はコネクタハウジング19の凹部19aに露出、配置されコネクタ端子として機能するようになっている。このように、端子18はコネクタハウジングをインサート成形で取り付けてからでなく、端子17に対して端子18のみを先に接続し、その後コネクタハウジング19と取付部20をインサート成形している。以上により、本発明の第1実施形態の電気部品の製造方法の変形例の製造が完了する。
【0049】
尚、上記した変形例においては、端子17に対して端子18のみを先に接続し、その後コネクタハウジング19と取付部20をインサート成形しているが、本発明は、これに限定されることなく、端子18をインサート成形によりコネクタハウジング19に取り付けてから、端子18に端子17のみを溶接接続し、その後に電気部品用ケーシング16と取付部20をインサート成形して取り付けてもよい。
また、本変形例の場合、端子17と端子18の接続部は、コネクタハウジング19と取付部20のインサート成形後、樹脂に埋設されているが、本発明はこれに限定されることなく、成形後接続部が外部に露出した状態になっていてもよい。
【0050】
尚、上記各実施形態において、検出部として摺動子4aと抵抗基板5aを用いているが、本発明はこれに限定されることなく、検出部として磁石と磁電変換素子を用いてもよい。
また、上記各実施形態において、電気部品用ケーシング1に駆動軸3を挿通する孔1cを設け、蓋部2で開口部1bを塞いでいるが、本発明はこれに限定されることなく、電気部品用ケーシング1に孔1cを設ける代わりに駆動軸3を挿通する孔1cを蓋部2に設けてもよい。その場合組立手順としては、最後に蓋部2に駆動軸3を挿通して蓋部2を閉塞することになり若干組立順は変わる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電気部品は、内部を閉塞した電気部品用ケーシングと、一端を電気部品用ケーシングの外表面に露出させて、電気部品用ケーシングにインサート成形される電気部品端子と、一端を外部に突出し他端を電気部品用ケーシングに位置させた駆動軸と、電気部品用ケーシング内に収納され駆動軸の動作量に応じて信号を出力する検出部と、電気部品用ケーシングとは別に形成されるコネクタハウジングと、コネクタハウジングにインサート成形されて、一端をコネクタハウジングの外に露出させたコネクタ端子とを備え、電気部品端子の一端とコネクタ端子の一端を接続するようにした。
この構成により、電気部品端子とコネクタ端子が露出しているため、この露出部分を使ってフープ成形や、複数の端子が幅方向に連続している端子ユニットを用いるなど効率的な製造方法を採用できる。また、コネクタハウジングあるいはコネクタ端子を要求に応じて簡単に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気部品の第1実施形態の要部断面図である。
【図2】本発明の電気部品の第1実施形態の平面図である。
【図3】本発明の本発明の電気部品の第2実施形態の平面図である。
【図4】本発明の電気部品の第2実施形態の正面図である。
【図5】本発明の電気部品の第2実施形態の側面図である。
【図6】本発明の電気部品の第2実施形態の取付部材の平面図である。
【図7】図6の7−7線における断面図である。
【図8】 本発明の電気部品の参考例の要部断面図である。
【図9】 本発明の電気部品の参考例の平面図である
【図10】本発明の電気部品の第1実施形態の電気部品用ケーシング側のフープ成形製造工程を示す図である。
【図11】本発明の第1実施形態の電気部品のコネクタ側のフープ成形製造工程を示す図である。
【図12】 本発明の電気部品の参考例のフープ成形製造工程を示す図である
【図13】本発明の電気部品の第1実施形態の製造方法の変形例の成形前の平面図である。
【図14】本発明の電気部品の第1実施形態の製造方法の変形例の成形前の正面図である。
【図15】本発明の電気部品の第1実施形態の製造方法の変形例の成形前の側面図である。
【図16】本発明の電気部品の第1実施形態の製造方法の変形例の成形後の平面図である。
【図17】本発明の電気部品の第1実施形態の製造方法の変形例の成形後の正面図である。
【図18】本発明の電気部品の第1実施形態の製造方法の変形例の成形後の側面図である。
【図19】従来の電気部品の要部断面図である。
【符号の説明】
1 電気部品用ケーシング
2 蓋部
2a コイルバネ
3 駆動軸
4 可動部
5 固定部
6 端子
7 接続端子
8 コネクタハウジング
9 第2端子
10 給電端子

Claims (4)

  1. 内部を閉塞した電気部品用ケーシングと、一端を前記電気部品用ケーシングの外表面に露出させて、前記電気部品用ケーシングにインサート成形される複数本からなる電気部品端子と、一端を外部に突出し他端を前記電気部品用ケーシングに位置させた駆動軸と、前記電気部品用ケーシング内に収納され前記駆動軸の動作量に応じて信号を出力する検出部と、前記電気部品用ケーシングとは別に形成されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングにインサート成形されて、一端をコネクタハウジングの外に露出させた複数本からなるコネクタ端子とを備え、前記電気部品端子の前記一端と前記コネクタ端子の前記一端とを露出部にて接続するようにしたことを特徴とする電気部品。
  2. 前記電気部品用端子の前記一端と前記コネクタ端子の前記一端との接続部を覆う被覆部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気部品。
  3. 取付部材を前記電気部品用ケーシングと前記コネクタハウジングの少なくともいずれか一方に保持し、一部を前記被覆部としていることを特徴とする請求項2記載の電気部品。
  4. 前記コネクタハウジングに給電用端子を保持し、前記取付部材で前記給電端子の露出部の一部を保持したことを特徴とする請求項3記載の電気部品。
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