JP2908863B2 - ヘアカーラ用給電器 - Google Patents
ヘアカーラ用給電器Info
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- JP2908863B2 JP2908863B2 JP27737790A JP27737790A JP2908863B2 JP 2908863 B2 JP2908863 B2 JP 2908863B2 JP 27737790 A JP27737790 A JP 27737790A JP 27737790 A JP27737790 A JP 27737790A JP 2908863 B2 JP2908863 B2 JP 2908863B2
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Description
するための給電器に関する。
状のボディ内に同軸型のプラグを備えたものがある。こ
のヘアカーラに給電を行う給電器1は、第2図に示すよ
うに、上端に上記プラグが差し込まれる差し込み孔13を
有する塔部12を備えるとともに、この塔部12内にプラグ
に接触する一対の接触部材を備えたものとして形成され
ている。 ここにおいて、上記接触部材の保持は、塔部12内に位
置するボスによって行われているのであるが、従来の給
電器1は、上記ボスが一体に形成されたベースと、塔部
12を有してベースに被せられるカバーとによって器体が
構成され、そしてボスによって保持される上記接触部材
は、部品数の削減の意味から、この給電器1に設けられ
た栓刃等の電源接続部に一端が接続された導電性部材か
らなる回路部品としてのリードフレームに一体に形成さ
れたものとなっていた。
なっているのであるが、ボスは同軸型のプラグに接触す
る一対の接触部材を保持する関係で、どうしてもアンダ
ーカット処理が必要な形状となってしまうものであり、
これがベースと一体に形成されているということは、ベ
ースの成形用金型が非常に複雑な構造となり、成形性に
おいても金型温度のばらつき等の不安定要素が多くなる
ために、安定した成形及びハイサイクル成形が難しいも
のとなっている。またリードフレームにしても立体構成
になっているために材料歩留りが悪く、そして組立性が
非常に悪いために組立の自動化を図りにくくなってお
り、更に嵩が高いために整列収納に大きなスペースと手
間を必要とするものになっている。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは製造が容易なヘアカーラ用給電器
を提供するにある。
器体における塔部内に、ヘアカーラから突設されたプラ
グに接続される接触部材が配設されたヘアカーラ用給電
器において、器体とは別部材として形成されて上記塔部
内に配設される端子台と、器体内の配線を担う回路部材
とを器体内に備え、上記接触部材は器体の位置決め装着
部に装着される上記端子台に装着されており、器体に固
定された上記回路部材は端子台の位置決め装着部への装
着時に接触部材に差し込み接続される接続端子部を備え
ていることに主たる特徴を有するものであり、また端子
台に取り付けられた接触部材がヒューズ部を備えている
ことに他の特徴を有するものである。 [作用] 本発明によれば、端子台が器体とは別部材として形成
されている上に、接触部材も回路部材とは別部材となっ
ているために、端子台と接触部材とからなる端子台ブロ
ックとして取り扱うことができ、器体の構造や回路部材
の簡略化を図ることができるほか、端子台を器体の位置
決め装着部に装着するだけで接触部材と回路部材とを接
続することができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
のヘアカーラ用給電器は、ベース10とカバー11とで器体
が構成されたもので、カバー11は従来例と同様に差し込
み孔13を上端に備えた塔部12が複数個一体に形成された
ものとなっている。他方のベース10は、第3図に示すよ
うに、複数本の十字状で且つ途中に段部を有するボス14
が上面に一体に突設されているとともに、栓刃ブロック
受け15が上面に設けられたものとして形成されており、
これらベース10とカバー11とはタッピングねじ16によっ
て組み合わされる。 そしてこの給電器1においてはベース11とカバー12と
からなる器体内に、第4図に示す端子台ブロック2と、
第5図及び第6図に示すリードフレーム31,32,33、そし
て第7図に示す栓刃ブロック4が組み込まれている。 回路部材であるリードフレーム31,32,33は、夫々上方
に向けて突出する端子片34が一体に形成されたもので、
ベース10上面のボス19との嵌合でベース10上に組み付け
られる。第5図及び第6図中の35はヒューズ受け、36は
ヒューズ、38は栓刃ブロック4との接続部である。 端子台ブロック2は、円筒状で且つ側面に窓21が形成
された合成樹脂製の端子台20と、各上端に接触片24を備
えた一対の端子ばね22,23とからなるもので、接触部材
であるこれら端子ばね22,23は、端子台20にその外面に
添うように取り付けられるとともに、一方の端子ばね22
の接触片24は端子台20の上端部に、他方の端子ばね23の
接触片24は窓21を通じて端子台20の内部に位置してい
る。そして、これら端子ばね22,23の各下端には、第8
図に示すように、ファストン端子の雌側と同形状で前記
端子片34が差し込み接続される接続部25が一体に形成さ
れている。 両側がカール部となっているこの接続部25は、端子片
34の幅Hよりも少し広い(H+α)幅と、凸部26の存在
によって端子片25の厚みtよりやや狭くなっている(t
−β)溝部とを備えたものとなっている。 栓刃ブロック4は、第7図に示すように、一対の栓刃
40,40と、栓刃ブロック受け15によって回動自在に支持
される軸部41と、凸部42とを備えたものであり、器体内
に配した時、栓刃押え43と凸部42との係合で、回動に対
してクリックが与えられるようになっている。 さて、上記端子台ブロック2は、ベース10上に取り付
けられるわけであるが、これは前記ボス14に被せること
によって行われる。上端部が端子ブロック2内に差し込
まれるボス14が端子台ブロック2の組み付け時のガイド
となるとともに、組立後においては、端子台ブロック2
の直立状態を保持する支柱となるわけである。 第10図及び第11図に他の実施例を示す。これは端子台
ブロック2における端子ばね23の途中に、細線あるいは
薄板状に加工したヒューズ部28を設けて、過電流が流れ
た時、各端子台ブロック2ごとに遮断がなされるように
したものである。また、ここでは端子台ブロック2側に
端子片34を、リードフレーム31,32側に接続部25を設け
ている。 第12図はカバー11における塔部12をカバー11とは別部
材として形成した例を示している。このようにした場
合、塔部12をカバー11と別の色とすることができ、特徴
のある外観をもたらすことができる。 尚、ここでは塔部12の数が3本である例を示したが、
これに限るものでないことは明白である。
部材として形成されている上に、接触部材も回路部材と
は別部材となっているために、端子台と接触部材とから
なる端子台ブロックとして取り扱うことができ、器体の
構造や回路部材の簡略化を図ることができるものであっ
て、部品数こそ従来例として記載したものより増えてし
まうもの、製造は非常に容易となる上に、回路部材が端
子台の位置決め装着部への装着時に接触部材に差し込み
接続される接続端子部を備えて、端子台を器体の位置決
め装着部に装着するだけで接触部材と回路部材とが接続
されるために、組立性も良好なものである。 また端子台に取り付けられた接触部材にヒューズ部材
を設けた場合、端子台が複数ある時、各端子台ごとに過
電流対策がなされることになり、一つに異常が生じたと
しても、他の端子台は残るために、使用不可能となるこ
とがない。
図、第3図は同上のベースの斜視図、第4図は同上の端
子台ブロックの斜視図、第5図は同上のリードフレーム
の斜視図、第6図(a)はベースとリードフレームの平
面図、第6図(b)はヒューズ接続部分の断面図、第7
図は同上の栓刃ブロックの斜視図、第8図は同上の接続
部の断面図、第9図は同上の端子片の断面図、第10図は
他の実施例における端子台ブロックの斜視図、第11図は
同上のリードフレームの斜視図、第12図は他例の断面図
であって、1は給電器、2は端子台ブロック、10はベー
ス、11はカバー、12は塔部、20は端子台、22,23は端子
ばね、28はヒューズ部、31,32はリードフレームを示
す。
Claims (2)
- 【請求項1】ヘアカーラを受ける塔部を備えた器体にお
ける塔部内に、ヘアカーラから突設されたプラグに接続
される接触部材が配設されたヘアカーラ用給電器におい
て、器体とは別部材として形成されて上記塔部内に配設
される端子台と、器体内の配線を担う回路部材とを器体
内に備え、上記接触部材は器体の位置決め装着部に装着
される上記端子台に装着されており、器体に固定された
上記回路部材は端子台の位置決め装着部への装着時に接
触部材に差し込み接続される接続端子部を備えているこ
とを特徴とするヘアカーラ用給電器。 - 【請求項2】端子台に取り付けられた接触部材はヒュー
ズ部を備えていることを特徴とする請求項1記載のヘア
カーラ用給電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27737790A JP2908863B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | ヘアカーラ用給電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27737790A JP2908863B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | ヘアカーラ用給電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04150803A JPH04150803A (ja) | 1992-05-25 |
JP2908863B2 true JP2908863B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=17582679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27737790A Expired - Lifetime JP2908863B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | ヘアカーラ用給電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908863B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP27737790A patent/JP2908863B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04150803A (ja) | 1992-05-25 |
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