JPS64672Y2 - - Google Patents

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JPS64672Y2
JPS64672Y2 JP1984141723U JP14172384U JPS64672Y2 JP S64672 Y2 JPS64672 Y2 JP S64672Y2 JP 1984141723 U JP1984141723 U JP 1984141723U JP 14172384 U JP14172384 U JP 14172384U JP S64672 Y2 JPS64672 Y2 JP S64672Y2
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JP
Japan
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core
relay member
detection coil
wiring board
printed wiring
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JP1984141723U
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JPS6156742U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、近接金属体に発生する渦電流損失に
よる検出コイルのインピーダンス変化を利用した
近接スイツチに関する。
〔従来技術〕
この種の近接スイツチにあつては、良く知られ
ているように、コアに巻装された検出コイルを設
けると共に、斯かる検出コイルを発振要素として
成る発振回路を有した検出回路部を設け、上記検
出回路部は、検出対象物が近接されたときにおけ
る検出コイルのインピーダンス変化に伴う発振回
路の出力変化に応じて検出信号を発生するように
構成されている。そしてこの場合、通常において
はコア、検出コイル、検出回路部を本体ケース内
に収納すると共に、その本体ケース内にモールド
材を充填するようにしており、また、検出回路部
と検出コイルとの間の接続を該検出コイルの両端
から導出されたリード線を介して行なう構成とし
ており、上記リード線は自由な屈曲し得る状態に
設けられる。ところが、この構成では検出回路部
と検出コイルとがリード線を介して繋つているの
みであつてこれら検出回路部及び検出コイル間の
位置関係が一定しない事情下にあり、このため、
本体ケース内に検出コイル及び検出回路部等を収
納する際に上記リード線がシヨートしたり或は断
線したりする虞があつた。従つて、その組立時に
は細心の注意を払わねばならず、組立作業性の悪
化及びこれに伴う製造コストの高謄を招く欠点が
あつた。また、上記構成では、リード線の位置が
製品毎に一定しなくなるため、そのリード線での
浮遊容量の変化等に起因した特性のばらつきを惹
起する不具合もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、組立作業性の向上及びこれに伴
うコストダウンを図り得ると共に、特性の均一化
を実現できる等の効果を奏する近接スイツチを提
供するにある。
〔考案の要約〕
本考案は上記目的を達成するために、検出コイ
ル巻装用のコアに係合手段によつて連結される絶
縁材料製の中継部材を設けると共に、上記中継部
材に対し検出回路部配設用のプリント配線基板方
向へ突出する一対のターミナル片をインサート成
形した上で、その中継部材を、前記コアに形成さ
れた凹状部内に嵌り込む回り止め用突起、並びに
上記ターミナル片との間に前記プリント配線基板
の端部を挟み込んでこれを保持する位置決め用突
起を一体に有するように構成し、さらに前記ター
ミナル片をプリント配線基板に対して直接的に接
続する構成としたものであり、この構成によつて
コア、検出コイル及び検出回路部並びにプリント
配線基板を一体物として取扱い得るようにしたも
のである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について第1図乃至第
8図を参照しながら説明する。
1は本体ケース、2は本体ケース1内の先端部
に配置されるコアで、これは第3図に示すよう
に、外筒部2a及び内筒部2bを有した二重筒状
をなし、の外筒2aには凹状部たる一対の切欠部
3,3が形成され、また内筒部2b内を連結手段
たる連結孔4としている。5は検出コイルで、こ
れはコア2における内筒部2bの外周に巻装され
る。6はプラスチツク等の絶縁材料より成る中継
部材で、これは前記コア2の連結孔4に対して挿
入により連結される連結手段たる棒状突起7を有
し、斯様な棒状突起7及び連結孔4間の連結に応
じてコア2と一体化される。尚、中継部材6に
は、棒状突起7側の面に回り止め用の突起8が形
成されていると共に、これと反対側の面に位置決
め用の突起9が形成されており、突起8がコア2
の切欠部3内に嵌り込むことによつて、コア2及
び中継部材6間の回り止めが行なわれる。さて、
10,11は中継部材6にインサート成形するこ
とによつてこれと一体的に設けられた一対のター
ミナル片で、これらは「L」字状をなす導電金属
板を夫々第8図に示す如く折曲して成り、各一端
部10a,11aが中継部材6の両側面から後方
(第1図中右方)へ延びるように突出されている
と共に、各他端部10b,11bが中継部材6に
おける第1図中の上面から互に平行するように突
出されている。そして、ターミナル片10,11
の端部10b,11bには、第4図に示すように
前記検出コイル5の一対の端末リード線5a,5
bが半田付けによつて接続される。尚、ターミナ
ル片10の端部10bにリード線5aを半田付け
する際には、その端部をコア2の端面に予め添設
された金属膜2c(第4図では格子状斜線帯で示
す)に同時に半田付けし、その金属膜2cをアー
スに落す。12は本体ケース1内に収納される検
出回路部であり、これはプリント配線基板13上
に電気部品群12aを配設して成り、特にプリン
ト配線基板13の一端部(コア2側の端部)には
一対の導電パターン13a,13bが形成されて
いる。そして、斯かるプリント配線基板13は、
その一端部が中継部材6の位置決め用の突起9と
ターミナル片10,11の各端部10a,11a
との間に挟み込まれて保持されるものであり、こ
のような保持状態で上記各端部10a,11aが
前記導電パターン13a,13bに半田付けによ
り接続固定される。尚、14は電源用並びに信号
取出用のケーブル、15はケーブルブツシユ、1
6は本体ケース1内に充填されたモールド材であ
る。また、前記検出回路部12は、周知のように
検出コイル5を発振要素とした発振回路を含んで
構成され、検出コイル5に物体が近接したときに
おける発振回路の出力変化に応じて検出信号を出
力する。
上記した本実施例によれば、検出コイル4が巻
装されたコア2と連結される中継部材6を設ける
と共に、この中継部材6にインサート成形したタ
ーミナル片10,11に前記検出コイル5の両端
を接続し、さらにこのターミナル片10,11を
検出回路部12が有するプリント配線基板13に
導電パターン13a,13bを介して直接的に接
続固定する構成としたから、コア2、検出コイル
5及び検出回路部12を一体物として取扱うこと
ができ、従つてこれらコア2、検出回路部12等
を本体ケース1内に収納する作業を容易に行ない
得る。勿論この場合には、コア2、検出コイル
5、中継部材6、ターミナル10,11及び検出
回路部12が常に同じ位置関係に保たれるから、
検出コイル4のリード線5a,5bが従来のよう
に断線する虞がなく、また上記リード線5a,5
bの導出長さ(ターミナル片10,11の端部1
0b,11bまでの長さ)の余裕部分を小さくで
きるから、そのリード線5a,5bが従来のよう
にシヨートしてしまう虞もない。しかも、上記の
ように各部の位置関係が一定に保たれる結果、特
性のばらつきが抑制されるようになる。さらに、
突起9とターミナル片10,11との間に、プリ
ント配線基板13の端部を挟み込んでこれを保持
する構成となつているため、その保持力がターミ
ナル片10,11及びプリント配線基板13上の
導電パターン13a,13b間を半田付けにより
接続するにあたつての補助力として作用するよう
になる。この結果、上記接続箇所の破損つまり半
田付け部分の割れ及びこれに伴う導電パターン1
3a,13bの剥がれ等の不具合を来たす虞が少
なく、従つて回路動作上の信頼性が高くなる。ま
た、上記のように中継部材6が有する突起9及び
ターミナル片10,11によつてプリント配線基
板を保持できるから、組立作業時において中継部
材6及びプリント配線基板13間の位置関係を保
つための治具が不要となり、以て組立所要時間の
短縮及び組立作業性の向上を実現できる。勿論、
ターミナル片10,11は中継部材6にインサー
ト成形されているから、これが中継部材6から脱
落する虞が全くなくなる。
第9図及び第10図には本考案の他の実施例が
示されており、以下これについて前記実施例と異
なる部分のみ説明する。即ち、17はプラスチツ
ク等の絶縁材料よりなる中継部材で、これは前記
実施例における中継部材6の棒状突起7と同様の
棒状突起(図示せず)を有し、この棒状突起をコ
ア2の連結孔4に挿入することによつてそのコア
2と一体化される。18,19は中継部材17に
インサート成形された一対のターミナル片で、こ
れらは夫々第10図に示す形状をなし、各一端部
18a,19aが中継部材17の両側面から後方
へ延びるように突出されていると共に、特にター
ミナル片18の他端部18bは中継部材17から
下方へ突出されている。斯かるターミナル片1
8,19の端部18a,19aに対し検出コイル
5の端末リード線5a,5bが半田付けにより接
続されるものであり、また、ターミナル片18の
端部18bはコア2の金属膜2cに半田付けによ
り接続されている。尚、この場合、リード線5
a,5bは、中継部材17が有する回り止め用突
起たる一対のリブ17a,17b間の溝17cを
通るように引き回されるものであり、以てコア2
のエツジ部分との摩擦による断線を防止するよう
にしている。そして、中継部材17が有する位置
決め用突起20とターミナル片18,19の各端
部18a,19aとの間にプリント配線基板13
の一端部を位置させ、この状態で上記各端部18
a,19aをプリント配線基板13が有する導電
パターン13a,13bに半田付けにより接続固
定する。
このように構成した本実施例においてもコア
2、検出コイル5及び検出回路部12を一体物と
して取扱うことができるものであり、従つて前記
第1図乃至第8図に示した実施例と同様の効果が
得られる。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した各実施例
に限定されるものではなく、例えばコアと中継部
材とを一体化するための連結手段は他の手段であ
つても良い等、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できるものである。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、コアに巻装され
た検出コイルと、この検出コイルを発振要素とし
た発振回路を有しその発振回路の出力変化に応じ
て物体の近接を検知する検出回路部とより成る近
接スイツチにおいて、組立作業性の向上及びこれ
に伴うコストダウンを図り得ると共に、特性の均
一化を実現でき、しかも動作上の信頼性を高め得
ると共に組立作業性の向上も実現できる等の実用
的効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の一実施例を示し、
第1図及び第2図は夫々全体の縦断側面図及び横
断下面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は
コア及び中継部材を連結した状態での斜視図、第
5図及び第6図は中継部材の夫々異なる斜視図、
第7図は同中継部材の正面図、第8図はターミナ
ル片の斜視図である。また、第9図及び第10図
は本考案の他の実施例を示す夫々第4図及び第8
図相当図である。 図中、1は本体ケース、2はコア、3は切欠部
(凹状部)、4は連結孔(連結手段)、5は検出コ
イル、6,17は中継部材、7は棒状突起(連結
手段)、8は回り止め用突起、9,20は位置決
め用突起、10,11,18,19はターミナル
片、12は検出回路部、13はプリント配線基
板、17a,17bはリブ(回り止め用突起)を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コアに巻装された検出コイルと、この検出コイ
    ルを発振要素とした発振回路を有しその発振回路
    の出力変化に応じて検出対象物の近接を検知する
    検出回路部と、この検出回路部が配設されたプリ
    ント配線基板とを含んで成る近接スイツチにおい
    て前記コアと連結手段により一体化される絶縁材
    料製の中継部材と、この中継部材に対し前記プリ
    ント配線基板方向へ突出するようにインサート成
    形され前記検出コイルの両端が接続される一対の
    ターミナル片とを具備し、前記中継部材を、前記
    コアに形成された凹状部内に嵌り込む回り止め用
    突起、並びに前記ターミナル片との間に前記プリ
    ント配線基板の端部を挟み込んでこれを保持する
    位置決め用突起を一体に有するように構成し、且
    つ前記ターミナル片を前記プリント配線基板に対
    して直接的に接続するように構成したことを特徴
    とする近接スイツチ。
JP1984141723U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPS64672Y2 (ja)

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JP1984141723U JPS64672Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JP1984141723U JPS64672Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JPS6156742U JPS6156742U (ja) 1986-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5285394B2 (ja) * 2008-11-05 2013-09-11 株式会社日本自動車部品総合研究所 衝突検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168439A (en) * 1981-04-10 1982-10-16 Yamatake Honeywell Co Ltd Proximity switch

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JPS57168439A (en) * 1981-04-10 1982-10-16 Yamatake Honeywell Co Ltd Proximity switch

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