JP2000022301A - 電子部品実装用基板、位置検出用基板、位置検出装置、電子部品実装方法、及び位置検出装置の製造方法 - Google Patents

電子部品実装用基板、位置検出用基板、位置検出装置、電子部品実装方法、及び位置検出装置の製造方法

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JP2000022301A
JP2000022301A JP10182879A JP18287998A JP2000022301A JP 2000022301 A JP2000022301 A JP 2000022301A JP 10182879 A JP10182879 A JP 10182879A JP 18287998 A JP18287998 A JP 18287998A JP 2000022301 A JP2000022301 A JP 2000022301A
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substrate
space
component mounting
board
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Hiroyuki Ishibashi
博之 石橋
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CKD Corp
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造工程を簡単化しつつ、電子部品の信頼性を
確保することのできる電子部品実装用基板、位置検出用
基板、位置検出装置、電子部品実装方法、及び位置検出
装置の製造方法を提供する。 【解決手段】位置検出装置11は、ケース本体12とそ
の内部に収容される基板13とを備えている。基板13
には、連通した貫通孔からなる収容空間部21と切断空
間部22とが設けられている。収容空間部21は、3個
のリードスイッチ14a〜14cを収容可能な形状をな
している。各リードスイッチ14a〜14cは2本のリ
ード線23をそれぞれ備えている。切断空間部22は、
該各リードスイッチ14a〜14cを収容空間部21に
収容した際の各リード線23の通過線上において、収容
空間部21の両端からそれぞれ所定の距離L1,L2,
L3を離間した位置に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品実装用基
板、位置検出用基板、位置検出装置、電子部品実装方
法、及び位置検出装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁石を設けた被検出部材を検出
するための装置として、その磁石が近接することにより
自身の接点を閉成させるリードスイッチを利用した検出
装置が知られている。例えば、シリンダに設けられたピ
ストンの位置を検出するピストン位置検出センサは、こ
の検出装置の代表的な例である。
【0003】図15には、検出装置61の一例を示して
いる。この検出装置61のケース62内には基板63が
配設されている。この基板63には、リード線64がハ
ンダの溶着によって接続されており、このリード線64
はケース62の一端に設けられたリード線保持部65か
ら外部に導出されている。前記基板63にはリードスイ
ッチ66と、回路を構成する図示しない抵抗等の部品と
が実装されている。そして、前記リードスイッチ66及
び抵抗等の部品は、前記リード線64を介してケース6
2外部に設けられたリレー等のような負荷及び直流電源
(図示略)と接続されている。
【0004】前記ケース62内には同ケース62内の基
板63を水や油等の液体、塵埃及び周囲の熱等から保護
するために樹脂67が充填されている。又、この樹脂6
7によって前記基板63がケース62内に固定されるよ
うにもなっている。通常、ケース62内に充填される樹
脂67は、ケース62の前記リード線保持部65側に設
けられた図示しない充填用孔から注入される。
【0005】このように構成された検出装置61では、
磁石を設けた図示しない被検出部材がこの検出装置61
に近接することによりリードスイッチ66の接点が閉成
し、それにより負荷に対して直流電源が印加されるよう
になっている。その結果、被検出部材が検出装置61を
設置した位置にあることが検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リードスイ
ッチ66の部品本体から延びる2本のリード線69は、
あらかじめ直角に曲げ加工された状態で、基板63のス
ルーホールに挿入されかつハンダ付けされている。この
ため、各リード線69の曲げ工程が必要となり、検出装
置61の製造工程が複雑なものとなっていた。
【0007】しかも、リードスイッチ66はリード線6
9が部品本体内部の接点から直接延びる構造をなしてい
る。そのため、こうした曲げ加工時の曲げ応力によって
接点不良を生じるおそれもあった。
【0008】また、ピストン位置検出スイッチ11を製
造するにあたっては、リードスイッチ66を誤動作が起
こりにくい状態で実装することにより信頼性の高い装置
を実現したいとの要請も強かった。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、製造工程を簡単化しつつ、電子部
品の信頼性を確保することのできる電子部品実装用基
板、位置検出用基板、位置検出装置、電子部品実装方
法、及び位置検出装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、リード線からなる接
続端子を部品本体から少なくとも2本以上延出してなる
電子部品が表面実装される電子部品実装用基板であっ
て、前記部品本体を収容可能な収容空間部が形成され、
前記各接続端子の延びる直線上かつ前記収容空間部の近
傍に複数の接続導体部が形成され、前記直線上において
各接続導体部よりも遠い位置に空間部または基板端縁が
存在していることをその要旨としている。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電子部品実装用基板において、前記収容空間部の端
部から前記空間部または前記基板端縁までの距離は、ほ
ぼ等しくなるように設定されていることをその要旨とし
ている。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の電子部品実装用基板において、前記空間部
の面積は、前記収容空間部の面積よりも小さいことをそ
の要旨としている。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれか1項に記載の電子部品実装用基板において、
前記空間部は、貫通孔、凹部、及び切欠きから選択され
るいずれか一つであることをその要旨としている。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の電子部品実装用基板において、前記収容空間部は、
貫通孔、凹部、及び切欠きから選択されるいずれか一つ
であることをその要旨としている。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のいずれか1項に記載の電子部品実装用基板に対して、
磁性体からなる自身の接点を磁性体の近接によって閉成
させるリードスイッチを表面実装したことをその要旨と
している。
【0016】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の位置検出用基板において、前記リードスイッチの備
える一対の接続端子の長さは、ほぼ等しくなるように設
定されていることをその要旨としている。
【0017】請求項8に記載の発明では、請求項6また
は7に記載の位置検出用基板と、その基板が内蔵される
箱体とを備えることをその要旨としている。請求項9に
記載の発明では、リード線からなる少なくとも2本以上
の接続端子を備える電子部品を基板に表面実装する方法
であって、前記電子部品の各接続端子を曲げ加工するこ
となく基板の表面の所定部位に対して固定し、その後、
固定された部位よりも先端側であって各接続端子の長さ
がほぼ等しくなる位置にて、各接続端子の余剰部分を切
断することをその要旨としている。
【0018】請求項10に記載の発明では、リード線か
らなる少なくとも2本以上の接続端子を備える電子部品
を基板に表面実装する方法であって、基板の表面に形成
された導体パターンに対して、前記電子部品の各接続端
子を曲げ加工することなく導電性接合材料を介して接合
し、その後、接合された部位よりも先端側であって各接
続端子の長さがほぼ等しくなる位置にて、各接続端子の
余剰部分を切断することをその要旨としている。
【0019】請求項11に記載の発明では、リード線か
らなる接続端子を部品本体から少なくとも2本以上延出
してなる電子部品を請求項1〜5のいずれか1項に記載
の基板に表面実装する方法であって、前記部品本体が前
記収容空間部に収容されるような状態で前記電子部品を
当該基板に載置し、前記接続導体部に形成された導体パ
ターンに対して、前記電子部品の各接続端子を曲げ加工
することなくハンダ付けし、その後、前記空間部内に切
断器具を進入させることにより、ハンダ付けされた部位
よりも先端側であって各接続端子の長さがほぼ等しくな
る位置にて、各接続端子の余剰部分を切断することをそ
の要旨としている。
【0020】請求項12に記載の発明では、請求項9〜
11のいずれか1項に記載の電子部品実装方法によって
前記電子部品が表面実装された基板を箱体内に収容する
ことをその要旨としている。
【0021】請求項13に記載の発明では、請求項12
に記載の位置検出装置の製造方法において、前記電子部
品が表面基板を前記箱体内に収容した後に、該箱体内に
樹脂材料を充填することをその要旨としている。
【0022】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、電子部品の部品本
体を収容空間部に収容することで、各接続端子を接続導
体部に確実に密着させることができるようになる。この
ため、各接続端子を曲げ加工することなく基板に表面実
装することが可能となる。しかも、実装後の電子部品に
対して、例えばニッパ等の切断器具を空間部内に進入さ
せて接続端子の余剰部分を切断することが可能となる。
このため、特に各接続端子を短く切断する場合において
も、予めハンダ付け等しておけば、その切断の衝撃が各
接続端子と基板との接続部に吸収される。したがって、
接続端子の切断時に、その切断の衝撃によって電子部品
が損傷してしまうおそれがなく、電子部品の信頼性が確
保される。
【0023】請求項2に記載の発明によると、特に接続
端子の突出長さによって動作に影響を受ける電子部品を
基板上に実装する場合などに、同接続端子の長さのバラ
ツキに起因する電子部品の性能変動が好適に抑制され
る。
【0024】請求項3に記載の発明によると、空間部の
占めるスペースが少なくなるため、基板に敷線される配
線パターンの配線レイアウトの自由度を広げること、ま
たは基板の大型化を防止することができるようになる。
【0025】請求項4に記載の発明によると、例えばニ
ッパ等の切断器具を空間部内に確実に進入させて接続端
子の余剰部分を切断することが可能となる。請求項5に
記載の発明によると、電子部品の部品本体を基板内に確
実に収容することができる。このため、各接続端子を基
板の表面に確実に密着させることができるようになる。
したがって、基板の表面に各接続端子を確実に接続する
ことが可能となる。
【0026】請求項6に記載の発明によると、基板の製
造を簡易化しつつ、リードスイッチの信頼性を確保する
ことができ、位置検出基板としての信頼性を確保するこ
とが可能となる。
【0027】請求項7に記載の発明によると、接続端子
の長さのバラツキに起因するリードスイッチの性能変動
が好適に抑制される。請求項8に記載の発明によると、
基板の製造を簡易化しつつ、リードスイッチの信頼性を
確保することができ、位置検出装置としての信頼性を確
保することが可能となる。
【0028】請求項9または請求項10に記載の発明に
よると、各接続端子の曲げ工程を省略することができ
る。また、各接続端子を固定した後に、その固定された
部位よりも先端側で余剰部分を切断すれば、固定部位に
よって切断の衝撃が吸収されてしまう。したがって、各
接続端子の基端側にまで切断の衝撃の影響が波及しなく
なり、電子部品の信頼性を確保することができるように
なる。
【0029】請求項11に記載の発明によると、電子部
品を基板に実装した後に各接続端子を確実に切断するこ
とができるようになる。また、収容空間部があると、電
子部品の部品本体をそこに収容することで、位置決めを
図ることができる。したがって、電子部品を正確な位置
にハンダ付けすることができるようになる。
【0030】請求項12に記載の発明によると、位置検
出装置の製造工程を簡単化することができ、且つ装置と
しての信頼性を確保することができるようになる。請求
項13に記載の発明によると、基板を水や油等の液体、
塵埃及び周囲の熱等から保護することができ、位置検出
装置としての信頼性を高めることができるようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。図1は、流
体圧シリンダのピストン位置を検出するためのピストン
位置検出装置11を示している。この位置検出装置11
は、ケース本体12とその内部に収容される基板13と
を備えている。
【0032】基板13は、ガラスエポキシ樹脂等の周知
のプリント基板材料から形成され、略長方形の板状をな
している。その表裏面には、ソルダレジストによって被
覆された配線パターンが敷線されている(図示略)。こ
の基板13の各面には、リードスイッチ14、抵抗1
5、発光ダイオード16等からなる種々の電子部品が実
装され、前記各電子部品はそれぞれ所定の配線パターン
と電気的に接続されている。そして、これによって位置
検出回路が構成されている。
【0033】リードスイッチ14は、部品本体B1とリ
ード線23とを備えている。部品本体B1は、ガラス製
であって略円柱状である。部品本体B1の内部には、接
点を構成する一対の磁性舌片が収容されている。これら
の磁性舌片はリード線23の一端に設けられている。磁
性体からなる一対のリード線23の他端側は、部品本体
B1の両端から長手方向に沿って反対方向に延設されて
いる。
【0034】ケース本体12内には、こうした基板13
を収容した後、同基板13を水や油等の液体、塵埃及び
周囲の熱等から保護するための樹脂(図示略)が充填さ
れる。
【0035】一方、ケース本体12の上部には、端子台
17が形成されている。図2に併せ示すように、同端子
台17は、一対の端子ネジ18と、それら各端子ネジ1
8から本体12の内部に延びる端子金具19とをそれぞ
れ備えている。各端子金具19は、基板13の位置検出
回路にそれぞれ電気的に接続されている。このため、各
端子ネジ18に外部電源(図示略)を接続することによ
って該位置検出回路に電源が供給されるようになってい
る。また、ケース本体12の上部には、発光ダイオード
16の発光を確認可能な透明窓20が形成されている。
【0036】こうした位置検出装置11においては、磁
石を備える図示しないピストンが同装置11に近接する
と、リードスイッチ14の接点が閉成する。これによ
り、抵抗15を介して発光ダイオード16に電流が流
れ、発光ダイオード16が点灯する。そして、該ピスト
ンが装置11から離間すると、リードスイッチ14の接
点が開放して、発光ダイオード16が消灯する。こうし
た発光ダイオード16の点灯・消灯は、透明窓20から
確認される。
【0037】また、図3に示すように、基板13には、
収容空間部21と空間部としての切断空間部22とが設
けられている。各空間部21,22は、ともに貫通孔か
らなり、それぞれ連通して設けられている。
【0038】収容空間部21は、3個のリードスイッチ
14a〜14cを長手方向に沿って階段状に互いにずら
して収容することが可能な形状をなしている。切断空間
部22は、該各リードスイッチ14a〜14cを収容空
間部21に収容した際の各リード線23の通過線上にお
いて、収容空間部21の両端からそれぞれ所定の距離L
1,L2,L3を離間した位置に設けられている。ちな
みに、本実施形態における各距離L1,L2,L3は、
L1=L2=L3となるように設定されている。なお、
同図3に示すように、基板13は、リードスイッチ14
aの右端側に距離L1を離間した位置、及びリードスイ
ッチ14cの左端側に距離L3を離間した位置が端縁と
なるように形成されている。すなわち、収容空間部21
における各リードスイッチ14a,14cの収容箇所に
対応する切断空間部22については、該収容空間部21
の一端側のみに設けられている。
【0039】また、基板13の表面における各空間部2
1,22間には、それぞれ接続導体部としての導体パタ
ーン24が形成されている。各導体パターン24は、前
述した配線パターンの一部であり、前記ソルダレジスト
から露出させてその表面にハンダメッキを施した略矩形
状の部分である。なお、本実施形態においては、各導体
パターン24と切断空間部22とがほぼ同等面積となる
ように形成されている。
【0040】次に、このように構成された基板13に対
する各リードスイッチ14a〜14cの実装手順につい
て説明する。図4に示すように、まず、各リードスイッ
チ14a〜14cをそれぞれ対応する収容空間部21に
載置する。ここで、各リードスイッチ14a〜14c
は、その一部分である部品本体B1が収容空間部21内
に進入した状態となる。このため、各リード線23に曲
げ加工を施さなくても、各リード線23と対応する各導
体パターン24とが確実に密着する。次に、その密着部
に対して導電性接合材料としてのハンダを溶着して、各
リード線23と各導体パターン24とを電気的に接続す
る。すなわち、各リード線23と各導体パターン24と
をハンダ付けする。これにより、各リードスイッチ14
a〜14cは基板13に表面実装された状態となる。そ
して、例えばニッパ等の切断器具の刃先を基板13の表
面側から各切断空間部22内に進入させて、同図4に2
点鎖線にて示す位置(ハンダ溶着部よりも先端側)にて
各リード線23の余剰部分を切断する。なお、リードス
イッチ14aの右端側のリード線23及びリードスイッ
チ14cの左端側のリード線23については、基板13
の端縁にて切断する。
【0041】したがって、こうした基板13によれば、
各リード線23を曲げ加工しなくても導体パターン24
に密着させることが可能となる。また、各リードスイッ
チ14a〜14cを基板13上に表面実装した後で、各
リード線23の余剰部分を切断することが可能となる。
このため、リード線23を切断する際の衝撃がハンダ溶
着部に吸収される。しかも、収容空間部21から切断空
間部22または基板13の端縁までの距離L1,L2,
L3が等しい距離となるように設定されているため、切
断後の各リード線23の長さがほぼ等しくなる。
【0042】ところで、基板13に前述した収容空間部
21さえ設ければ、各リード線23を曲げ加工せずに各
リードスイッチ14a〜14cを基板13に実装でき
る。そこで、切断空間部22を省いて基板13を形成す
ることが考えられる。すなわち、例えば図5に示すよう
に、予めリード線23を所定の長さに切断した後に各リ
ードスイッチ14a〜14cを基板13の表面に実装す
る方法が考えられる。しかしながら、このようにする
と、各リードスイッチ14a〜14cは、リード線23
が内部の接点から直接延びる構造をなしているため、リ
ード線23の余剰部分の切断時に、その切断による衝撃
によって接点不良を生じてしまうおそれがある。そし
て、この傾向は、リード線23を短く切断する場合ほど
顕著となる。
【0043】また、こうした不都合を回避するために、
例えば図6に示すように、各リード線23を基板13に
ハンダ溶着した後、基板13の端縁にて各リード線23
の余剰部分を切断することも考えられる。しかしなが
ら、このようにすると、同図に示すように、各リード線
23が各リードスイッチ14a〜14cの長手方向に異
なる長さで突出することとなる。このため、各リード線
23が被検出部材の磁石の影響を受けて、同リードスイ
ッチ14a〜14cを誤動作させてしまうおそれがあ
る。しかも、基板13上に敷線された配線パターン(図
示略)の配線レイアウトにも規制を受けることとなる。
【0044】したがって、これらの態様によれば、各リ
ードスイッチ14a〜14cの信頼性を損なうおそれが
あり、好ましいものとは言えない。以上詳述した本実施
形態の位置検出装置11によれば、以下の効果を得るこ
とができる。
【0045】(1)各リードスイッチ14a〜14cの
各リード線23を曲げ加工せずに基板13に実装するこ
とができる。このため、各リード線23の曲げ加工に起
因する各リードスイッチ14a〜14cの破損を確実に
防止することができる。しかも、ハンダ溶着後に各リー
ド線23の余剰部分を切断することができるため、各リ
ード線23を短く切断する際においても、切断時の衝撃
による各リードスイッチ14a〜14cの破損も防止す
ることができる。したがって、各リードスイッチ14a
〜14cの信頼性を確保しつつ、ピストン位置検出装置
11の製造工程を簡単化することができる。
【0046】(2)各リード線23の長さをほぼ等しく
することができるため、各リード線23の長さに起因す
る各リードスイッチ14a〜14cの誤動作を好適に抑
制することができる。特に、各リードスイッチ14a〜
14cの各リード線23は磁性体であるため、リード線
23の長さによる影響は大きく、その長さをほぼ等しく
することによって反応する長さもほぼ等しくすることが
できる。したがって、こうしたリードスイッチ14a〜
14cを用いる場合に特に有効である。
【0047】(3)切断空間部22は貫通孔から構成さ
れているため、各リード線23の余剰部分の切断時に、
例えばニッパ等の切断器具の刃先を基板13の表面側か
ら同切断空間部22内に確実に進入させることができ
る。したがって、該リード線23の余剰部分を確実に切
断することができる。すなわち、同余剰部分を切断する
際に、切断器具の刃先の先端部分が基板13に接触して
しまうことがなく、同先端部分で基板13を傷つけてし
まうことがない。
【0048】(4)各リードスイッチ14a〜14cを
基板13に実装する際に、その一部分を収容空間部21
内に確実に進入させることができる。したがって、各リ
ード線23を導体パターン24に密着させることができ
る。しかも、収容空間部21は貫通孔から構成されてい
るためより確実に密着させることができる。したがっ
て、各リード線23と導体パターン24とを確実にハン
ダ溶着させることができる。
【0049】(5)各リードスイッチ14a〜14c
は、基板13への実装時において、その一部分が収容空
間部21内に進入した状態となる。このため、各リード
スイッチ14a〜14cの実装高さを低く抑えることが
できる。したがって、各リードスイッチ14a〜14c
の実装後の基板13を小型化することができ、位置検出
装置11自体の小型化を図ることができる。
【0050】(6)収容空間部21と切断空間部22と
は連通した貫通孔によって構成されている。このため、
各空間部21,22を打ち抜き加工で形成することがで
きる。したがって、基板13の製造を簡単化することが
できる。
【0051】(7)ケース本体12内には、基板13を
収容した後、樹脂が充填される。このため、基板13を
水や油等の液体、塵埃及び周囲の熱等から保護すること
ができる。したがって、位置検出装置11としての信頼
性を高めることができる。
【0052】(8)収容空間部21は、3個のリードス
イッチ14a〜14cを収容可能な形状をなしている。
すなわち、基板13に複数のリードスイッチ14を実装
する場合においても、一つの収容空間部21を設ければ
よく、基板13の製造を簡単化することができる。
【0053】(9)収容空間部21と切断空間部22と
は連通して構成されているため、各空間部21,22の
成形時にそれぞれを各別に成形する必要がなく、基板1
3の製造を簡単化することができる。
【0054】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図7に示される別例の基板31のように、収容空間
部21と切断空間部22とをそれぞれ分離して設けると
ともに、各切断空間部22をそれぞれ各別に設けるよう
にしてもよい。このようにすれば、基板13の導体パタ
ーン24部分の強度を高めることができる。また、各切
断空間部22をそれぞれ各別に設けることによって各切
断空間部22の占めるスペースを少なくすることがで
き、基板31に敷線される配線パターンの配線レイアウ
トの自由度を広げること、または基板31の大型化を防
止することができる。
【0055】・ 図8に示される別例の基板32のよう
に、収容空間部21を、各リードスイッチ14a〜14
cとの関係が一対一となるように設けてもよい。すなわ
ち、収容空間部21を各収容空間部21a〜21cとし
て各別に設ける。このようにすれば、各リードスイッチ
14a〜14cを各収容空間部21a〜21cに収容し
た際に、その移動が各収容空間部21a〜21cによっ
て規制される。したがって、各リード線24が導体パタ
ーン24から外れにくくなり、ハンダ溶着時の各リード
線24の位置決めが容易となる。
【0056】・ 図9に示される別例の基板33のよう
に、収容空間部21と切断空間部22とを各別に設け
る。また、収容空間部21は3個のリードスイッチ14
a〜14cを並列に収容可能な形状とし、各リード線2
4に対応する切断空間部22を一体に設ける。このよう
にすれば、2つの貫通孔で各空間部21,22が構成さ
れるため、基板13の製造を容易に行うことができるよ
うになる。
【0057】・ 図10に示される別例の基板34のよ
うに、図9に示された基板33における収容空間21を
各収容空間部21a〜21cとして各別に設けてもよ
い。このようにすれば、各リードスイッチ14a〜14
cを各収容空間部21a〜21cに収容した際に、その
移動が各収容空間部21a〜21cによって規制される
ため、ハンダ溶着時の各リード線24の位置決めが容易
となる。
【0058】・ 図11に示される別例の基板35のよ
うに、連通した貫通孔からなる収容空間部21及び切断
空間部22を、各リードスイッチ14a,14bに対応
してそれぞれ各別に設けるようにしてもよい。
【0059】・ 図12に示される別例の基板36のよ
うに、リードスイッチ14を基板36の端縁付近に実装
する際には、切欠きからなる収容空間部21及び切断空
間部22を設けてもよい。
【0060】・ 図13に示される別例の基板37のよ
うに、収容空間部21の両端から等しい距離Lとなるよ
うに基板37の両端を設定してもよい。このようにすれ
ば、切断空間部22を設ける必要がなくなり、基板37
の製造を容易に行うことができるようになる。
【0061】・ リードスイッチとして、図14(a)
に示されるように、各リード線41がスイッチ本体42
の下端と面一となったリードスイッチ43を用いる場合
には、図14(b)に示される別例の基板44のよう
に、収容空間部21を省いてもよい。このようにして
も、各リードスイッチ43a〜43cを基板44に載置
した際に、各リード線41が各導体パターン24に密着
した状態となる。このため、収容空間部21を省いても
各リード線41と各導体パターン24とを確実にハンダ
溶着することができる。
【0062】・ 収容空間部21及び切断空間部22の
少なくとも一方を凹部、すなわち非貫通の穴にて構成し
てもよい。このようにすれば、基板の強度を高めること
ができるとともに、基板13に敷線される配線パターン
の配線レイアウトの自由度を広げること、または基板1
3の大型化を防止することができる。
【0063】・ 前記実施形態では、流体圧シリンダの
ピストン位置を検出するピストン位置検出装置11とし
て具体化しているが、これに限らず、磁性体を有する移
動体の位置検出装置であれば適用可能である。
【0064】・ 前記実施形態では、収容空間部21の
両端から各切断空間部22までの各距離L1,L2,L
3が全て等しくなるように設定されているが、これらを
異なる長さに設定してもよい。
【0065】・ 前記実施形態では、収容空間部21内
に収容される電子部品としてリードスイッチ14を用い
たが、これに限らず、リード線を備える種々の電子部品
を実装する場合にも適用可能である。また、該電子部品
が備えるリード線の数は2本に限定されず、3本以上
(3,4,5,6,7・・・)であってもよい。
【0066】・ 前記実施形態では、各リード線23と
各導電パターン24とをハンダを溶着することによって
接合したが、これに限らず、例えば導電性ソケットを基
板に設けてリード線23を挟持させるなどするようにし
てもよい。要は、各リード線23を基板13に固定させ
るとともに、同基板13に敷線された配線パターンに対
してリード線23を電気的に接続できればよい。
【0067】・ 前記実施形態では、各リード線23と
各導電パターン24とをハンダ付けすることによって接
合している。すなわち、各リード線23と各導電パター
ン24とを導電性接合材料によって電気的に接合してい
るが、こうした電気的接合に限らず、導電性接合材料で
ないもの、すなわち非導電性(絶縁性)接合材料を介し
て各リード線23と各導電パターン24とを接合した後
に、同リード線23の余剰部分の切断を行うようにして
もよい。
【0068】・ 前記実施形態では、切断空間部22の
面積と導体パターン24の面積とがほぼ等しくなるよう
に形成されているが、切断空間部22の面積が導体パタ
ーン24の面積よりも小さくなるようにしてもよい。こ
のようにすれば、切断空間部22の占めるスペースを少
なくすることができるため、基板13に敷線される配線
パターンの配線レイアウトの自由度を広げること、また
は基板13の大型化を防止することができる。
【0069】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子部品実
装用基板において、前記収容空間部と前記空間部とを一
体的に設けたことを特徴とする電子部品実装用基板。
【0070】このようにすれば、収容空間部及び空間部
の成形時にそれぞれを各別に成形する必要がなく、基板
の製造を簡単化することができる。 (2)請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子部品実
装用基板において、前記収容空間部と前記空間部とを各
別に設けたことを特徴とする電子部品実装用基板。
【0071】このようにすれば、各空間部の占めるスペ
ースを省スペース化することができ、基板に敷線される
配線パターンの配線レイアウトの自由度を広げること、
または基板の大型化を防止することができる。
【0072】(3)請求項1〜5、及び技術的思想
(1)、(2)のいずれか1項に記載の電子部品実装用
基板において、前記収容空間部は複数の前記電子部品を
収容可能な形状をなすことを特徴とする電子部品実装用
基板。
【0073】このようにすれば、基板に複数の電子部品
を実装する場合においても、一つの収容空間部を設けれ
ばよく、基板の製造を簡単化することができる。 (4)請求項1〜5、及び技術的思想(1)、(2)の
いずれか1項に記載の電子部品実装用基板において、前
記収容空間部を複数箇所に各別に設けてなることを特徴
とする電子部品実装用基板。
【0074】このようにすれば、基板上に複数の電子部
品を実装する場合においても、各電子部品がそれぞれ対
応する収容空間部内で規制されるため、各電子部品の実
装を容易に行うことができる。
【0075】(5)請求項1〜5のいずれか1項に記載
の電子部品実装用基板において、前記空間部の面積は、
前記接続導体部の面積と同程度またはそれよりも小さい
ことを特徴とする電子部品実装用基板。
【0076】このようにすれば、空間部の専有するスペ
ースを少なくすることができるため、基板に敷線される
配線パターンの配線レイアウトの自由度を広げること、
または基板の大型化を防止することができる。
【0077】(6)請求項1〜5のいずれか1項におい
て、前記収容空間部の長さは、前記部品本体の長さとほ
ぼ等しい大きさとなるように形成されていることを特徴
とする電子部品実装用基板。
【0078】このようにすれば、収容空間部の専有する
スペースを少なくすることができるため、基板に敷線さ
れる配線パターンの配線レイアウトの自由度を広げるこ
と、または基板の大型化を防止することができる。ま
た、収容空間部内での電子部品の移動を確実に規制する
ことができ、その位置決めをより容易に行うことができ
る。
【0079】(7)請求項1〜5のいずれか1項におい
て、前記基板には複数(例えば3つ)の電子部品が表面
実装されるとともに、前記収容空間部は各電子部品の前
記部品本体を部品長手方向に沿って互いにずらした状態
で収容しうることを特徴とする電子部品実装用基板。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、各接続端子を曲げ加工することなく実装
することができる。しかも、実装後の電子部品の接続端
子を切断することが可能となるため、同接続端子の切断
時の衝撃によって電子部品を損傷させてしまうことを確
実に防止することができ、電子部品の信頼性を確保する
ことができる。
【0081】請求項2に記載の発明によれば、各接続端
子の長さのバラツキに起因する電子部品の性能変動を好
適に抑制することができる。請求項3に記載の発明によ
れば、空間部の占めるスペースを少なくすることができ
るため、基板に敷線される配線パターンの配線レイアウ
トの自由度を広げること、または基板の大型化を防止す
ることができる。
【0082】請求項4に記載の発明によれば、例えばニ
ッパ等の切断器具の刃先を空間部に確実に進入させるこ
とができ、接続端子を確実に切断することができる。請
求項5に記載の発明によれば、電子部品の一部分を基板
内に進入させることができる。したがって、基板の表面
に各接続端子を確実に接続することができる。
【0083】請求項6に記載の発明によれば、電子部品
を基板に表面実装することで、各接続端子を曲げ加工す
ることなく実装することができる。しかも、電子部品を
実装した後に各接続端子を切断した際に、各接続端子を
ほぼ等しい長さに切断することが可能となる。したがっ
て、各接続端子の長さのバラツキに起因する電子部品の
性能変動を好適に抑制することができ、電子部品の信頼
性を確保することができる。
【0084】請求項7に記載の発明によれば、接続端子
の長さのバラツキに起因するリードスイッチの性能変動
を好適に抑制することができる。請求項8に記載の発明
によれば、基板の製造を簡易化しつつ、磁気近接スイッ
チの信頼性を確保することができ、位置検出装置として
の信頼性を確保することができる。
【0085】請求項9または請求項10に記載の発明に
よれば、各接続端子の曲げ工程を省略することができ
る。また、各接続端子を固定した後に、その固定された
部位よりも先端側で余剰部分を切断すれば、固定部位に
よって切断の衝撃が吸収されてしまう。したがって、各
接続端子の基端側にまで切断の衝撃の影響が波及しなく
なり、電子部品の信頼性を確保することができる。
【0086】請求項11に記載の発明によれば、電子部
品を基板に実装した後に各接続端子を確実に切断するこ
とができる。また、収容空間部があると、電子部品の部
品本体をそこに収容することで、位置決めを図ることが
できる。したがって、電子部品を正確な位置にハンダ付
けすることができる。
【0087】請求項12に記載の発明によれば、位置検
出装置の製造工程を簡単化することができ、且つ装置と
しての信頼性を確保することができる。請求項13に記
載の発明によれば、基板を水や油等の液体、塵埃及び周
囲の熱等から保護することができ、位置検出装置として
の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる位置検出装置を示
す分解斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】同実施形態にかかる位置検出装置を構成する基
板を示す分解斜視図。
【図4】同実施形態にかかる位置検出装置を構成する基
板を示す平面図。
【図5】代替案としての基板を示す分解斜視図。
【図6】代替案としての基板を示す平面図。
【図7】同実施形態の位置検出装置を構成する基板の他
の実施形態を示す平面図。
【図8】同じく、他の実施形態を示す平面図。
【図9】同じく、他の実施形態を示す平面図。
【図10】同じく、他の実施形態を示す平面図。
【図11】同じく、他の実施形態を示す平面図。
【図12】同じく、他の実施形態を示す平面図。
【図13】同じく、他の実施形態を示す平面図。
【図14】同じく、他の実施形態を示す平面図。
【図15】従来の位置検出装置を示す断面図。
【符号の説明】
11…位置検出装置、12…ケース本体、13、31〜
37…基板、14(14a〜14c)…リードスイッチ
(電子部品)、21…収容空間部、22…切断空間部
(空間部)、23…リード線、24…導体パターン(導
電性接合材料)。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード線からなる接続端子を部品本体か
    ら少なくとも2本以上延出してなる電子部品が表面実装
    される電子部品実装用基板であって、前記部品本体を収
    容可能な収容空間部が形成され、前記各接続端子の延び
    る直線上かつ前記収容空間部の近傍に複数の接続導体部
    が形成され、前記直線上において各接続導体部よりも遠
    い位置に空間部または基板端縁が存在していることを特
    徴とする電子部品実装用基板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子部品実装用基板に
    おいて、前記収容空間部の端部から前記空間部または前
    記基板端縁までの距離は、ほぼ等しくなるように設定さ
    れていることを特徴とする電子部品実装用基板。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子部品実装
    用基板において、前記空間部の面積は、前記収容空間部
    の面積よりも小さいことを特徴とする電子部品実装用基
    板。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電
    子部品実装用基板において、前記空間部は、貫通孔、凹
    部、及び切欠きから選択されるいずれか一つであること
    を特徴とする電子部品実装用基板。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電子部品実装用基板に
    おいて、前記収容空間部は、貫通孔、凹部、及び切欠き
    から選択されるいずれか一つであることを特徴とする電
    子部品実装用基板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電
    子部品実装用基板に対して、磁性体からなる自身の接点
    を磁性体の近接によって閉成させるリードスイッチを表
    面実装したことを特徴とする位置検出用基板。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の位置検出用基板におい
    て、前記リードスイッチの備える一対の接続端子の長さ
    は、ほぼ等しくなるように設定されていることを特徴と
    する位置検出用基板。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の位置検出用基
    板と、その基板が内蔵される箱体とを備えることを特徴
    とする位置検出装置。
  9. 【請求項9】 リード線からなる少なくとも2本以上の
    接続端子を備える電子部品を基板に表面実装する方法で
    あって、前記電子部品の各接続端子を曲げ加工すること
    なく基板の表面の所定部位に対して固定し、その後、固
    定された部位よりも先端側であって各接続端子の長さが
    ほぼ等しくなる位置にて、各接続端子の余剰部分を切断
    することを特徴とする電子部品実装方法。
  10. 【請求項10】 リード線からなる少なくとも2本以上
    の接続端子を備える電子部品を基板に表面実装する方法
    であって、基板の表面に形成された導体パターンに対し
    て、前記電子部品の各接続端子を曲げ加工することなく
    導電性接合材料を介して接合し、その後、接合された部
    位よりも先端側であって各接続端子の長さがほぼ等しく
    なる位置にて、各接続端子の余剰部分を切断することを
    特徴とする電子部品実装方法。
  11. 【請求項11】 リード線からなる接続端子を部品本体
    から少なくとも2本以上延出してなる電子部品を請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の基板に表面実装する方法
    であって、前記部品本体が前記収容空間部に収容される
    ような状態で前記電子部品を当該基板に載置し、前記接
    続導体部に形成された導体パターンに対して、前記電子
    部品の各接続端子を曲げ加工することなくハンダ付け
    し、その後、前記空間部内に切断器具を進入させること
    により、ハンダ付けされた部位よりも先端側であって各
    接続端子の長さがほぼ等しくなる位置にて、各接続端子
    の余剰部分を切断することを特徴とする電子部品実装方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれか1項に記載
    の電子部品実装方法によって前記電子部品が表面実装さ
    れた基板を箱体内に収容することを特徴とする位置検出
    装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の位置検出装置の製
    造方法において、前記電子部品が表面基板を前記箱体内
    に収容した後に、該箱体内に樹脂材料を充填することを
    特徴とする位置検出装置の製造方法。
JP10182879A 1998-06-29 1998-06-29 電子部品実装用基板、位置検出用基板、位置検出装置、電子部品実装方法、及び位置検出装置の製造方法 Pending JP2000022301A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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