JP3856079B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主走査方向に往復移動可能なキャリッジに搭載された印刷ヘッドにより印刷用紙に印刷を行うプリンタに関し、特に、カートリッジホルダを印刷ヘッドから離して配置し、カートリッジホルダから印刷ヘッドへインクを供給するインクチューブを制御部から印刷ヘッドへ電気信号を送るフレキシブルフラットケーブルに担持させたプリンタ、およびインクチューブをフレキシブルフラットケーブルに担持させるインクチューブ結束具に関する。
【0002】
【従来の技術】
A1判またはB1判程度の用紙幅の印刷用紙まで印刷を行うことができるプリンタ、通称大型プリンタではプリンタ本体の後方上部に給紙部を配置し、この給紙部からプリンタ前部に向けて斜めの用紙搬送路を経て印刷部へ印刷用紙を給送し、印刷後に排紙部より斜め下方に向けて排紙し、プリンタ下部に設けられた排紙受け装置で受け取る構造が多く採用されている。
【0003】
印刷ヘッドがキャリッジに搭載されて往復移動する方式では、印刷制御を行う制御部と、該制御部から指令されて動作する印刷ヘッドとの間を弾性変形可能なフレキシブルフラットケーブルにて接続され、電気信号のやり取りが行われる。フレキシブルフラットケーブルは、印刷ヘッドの往復移動による引き回しに十分な余裕を持たせて配線されている。
【0004】
通常、フレキシブルフラットケーブルの引き回しの長さを短くする為、フレキシブルフラットケーブルは、キャリッジが往復移動する運動範囲のほぼ中間点で固定されている。印刷ヘッド側では、キャリッジの移動方向に向けてフレキシブルフラットケーブルが取り付けられ、キャリッジの移動に際しループ状のUターン部分が形成されるよう構成されている。
この種の大型プリンタにおけるインク供給は、使用するインク量が多いことから、インク供給源をプリンタ本体に設置し、複数のインクチューブを介して印刷ヘッドへインクを供給するよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複数のインクチューブがフレキシブルフラットケーブルと並列され、キャリッジの移動によってフレキシブルフラットケーブルと同様にUターン部分を形成して移動する際、複数のインクチューブがフレキシブルフラットケーブルの幅方向に無秩序に動き、フレキシブルフラットケーブルとは異なるループ形態、即ち、ひねりを生じたUターンになる。このようなインクチューブの動きによってフレキシブルフラットケーブルとの接触部分で摩擦が発生し、両部材のUターンがスムーズに行われ難くなる。また、インクチューブがUターン部分で無秩序に動くとインクチューブに局所的なストレスがかかり、チューブ損傷の要因にもなる。更に、インクチューブの無秩序な動きはキャリッジに対し変動する負荷となる為、キャリッジはスムーズな動きができ難くなり、結果として印刷品質を低下させるなどの問題が生じる。
【0006】
本発明の目的は、キャリッジの往復移動によって複数のインクチューブがフレキシブルフラットケーブルの幅方向へ無秩序に動かないよう規制されたプリンタを提供することにある。
また本発明の他の目的は、インクジェット式プリンタに設けられる複数のインクチューブを横並びにして束ね、フレキシブルフラットケーブルに担持させるインクチューブ結束具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、主走査方向に往復移動可能なキャリッジに搭載された印刷ヘッドにより印刷用紙に印刷を行うプリンタであって、印刷ヘッド側に一端が接続され、印刷用紙への印刷制御を行う制御部と印刷ヘッドとの間の電気信号を伝えるフレキシブルフラットケーブルと、印刷ヘッドにインクを供給する複数のインクチューブと、複数のインクチューブを横並びにして束ねるインクチューブ結束具とを備え、前記インクチューブ結束具は、前記フレキシブルフラットケーブルを周回する長さの担持部と、該担持部の一端側から延設され、前記フレキシブルフラットケーブルを幅方向に周回させた状態の前記担持部の外表面との間で、横並びにした複数のインクチューブを保持するチューブ保持部と、該チューブ保持部の先端に設けられた鈎部と、を備え、
前記担持部には、チューブ保持部とは反対側の担持部端の近傍に前記鈎部およびチューブ保持部を通す通し孔と、該通し孔から離れた位置に前記鈎部の係止孔とが形成されており、前記インクチューブ結束具で束ねた複数のインクチューブは、フレキシブルフラットケーブルの引き回しの内側に担持されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、インクチューブ結束具で複数のインクチューブを横並びに束ねることで、キャリッジの移動によって引き回されるときまとまって動くようになる。束ねたインクチューブをフレキシブルフラットケーブルの内側に担持させることにより引き回しのときのUターン部分においてインクチューブとフレキシブルフラットケーブルの曲率が異なっていてもひねりのないUターン部分が形成される為、両部材の引き回しがスムーズに行われるようになり、キャリッジへの負荷変動も少なくなる。また、インクチューブが引き回されるときUターン部分で無秩序な動きをインクチューブ結束具によって規制される為、局部的なストレスがかからなくなってチューブ損傷が防止される。
インクチューブ結束具は、フレキシブルフラットケーブルを周回する長さの担持部と、該担持部の一端側から延設され、フレキシブルフラットケーブルを幅方向に周回させた状態の担持部の外表面との間で、横並びにした複数のインクチューブを保持するチューブ保持部と、該チューブ保持部の先端に設けられた鈎部とを備え、担持部には、チューブ保持部とは反対側の担持部端の近傍に鈎部およびチューブ保持部を通す通し孔と、該通し孔から離れた位置に鈎部の係止孔とが形成されていることを特徴とする。
フレキシブルフラットケーブルを周回させた担持部の通し孔にチューブ保持部を通し、担持部の外面に複数のインクチューブを横並びにし、鈎部を係止孔に係止して担持部の外面とチューブ保持部によりインクチューブを保持するので、インクチューブの担持場所がインクチューブ結束具の担持部によって非接触に保たれるから引き回しのときにインクチューブのUターン部分の動きがスムーズになる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、インクチューブは、フレキシブルフラットケーブルに対し複数個所でインクチューブ結束具により担持され、該担持位置のインクチューブがフレキシブルフラットケーブルに非接触となっていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、インクチューブがフレキシブルフラットケーブルに接触状態で引き回されるとUターン部分の両部材間の摩擦によってインクチューブとフレキシブルフラットケーブルが互いに幅方向に動こうとする力が働くが、この動きはインクチューブの担持場所を非接触にすることで吸収され、よりスムーズになる。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、フレキシブルフラットケーブルとインクチューブの間に配設されたスポンジ層を有することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、引き回しのときにはフレキシブルフラットケーブルおよびインクチューブが構造的に異なる動きをするが、この動きはスポンジ層の介在によって緩衝され、互いに相手側に影響を与えなくなる。
【0010】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、フレキシブルフラットケーブルとスポンジ層との間に高剛性の補助材が介在されていることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、キャリッジからUターン部分にかけてインクチューブおよびフレキシブルフラットケーブルの自重による垂れを発生させるが、この垂れを補助材で支えることにより全体の剛性が高められ、長期に亘って安定した引き回しができる。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、スポンジ層と補助材が両面接着テープにより接合されていることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、スポンジ層と補助材を接合することにより両部材が一体化され、引き回しのとき横滑りが発生しないので、インクチューブがフレキシブルフラットケーブルの内側に添って確実に担持される。
【0012】
請求項6の発明は、請求項4または5の発明において、スポンジ層が補助材より広い幅に形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、インクチューブ結束具により束ねた複数のインクチューブをフレキシブルフラットケーブルに担持させたとき、フレキシブルフラットケーブルやインクチューブ結束具が補助材に直接触れることがなく、特に担持位置はインクチューブ結束具によってフレキシブルフラットケーブルが内側に寄せられるので、この部分が補助材によって傷つけられ易いが、スポンジ層の幅を補助材の幅より広くすることで、フレキシブルフラットケーブルと補助材との間にスポンジ層が入り、保護される。
【0013】
請求項7の発明は、請求項3の発明において、スポンジ層は、横並びに設けられる複数のインクチューブの幅より広い幅に形成されていると共に、前記インクチューブ結束具で複数のインクチューブをフレキシブルフラットケーブルに担持させる位置の前記スポンジ層の少なくとも一側にインクチューブ結束具が入る切欠き部が設けられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。本実施例は、A1判またはB1判程度の用紙幅の印刷用紙まで印刷を行うことができる大型プリンタに適用したものである。図1は本発明に係るプリンタの斜視図、図2は本発明に係るプリンタにおけるプリンタ本体の前蓋を開いた状態を示す斜視図、図3は本発明に係るプリンタのインクチューブ、フレキシブルフラットケーブル(以下フラットケーブルと称す)の配設を示す正面図である。
【0017】
プリンタ1は、プリンタ本体を構成する給紙部2、印刷部3および排紙部4が組み込まれており、脚装置5と、排紙受け装置6とを備えている。
給紙部2は、プリンタ1の後方上部に突き出るように設けられており、その内部にはロール紙(印刷用紙)がセットされ、このロール紙を覆うようにロール紙カバー20が開閉可能に取り付けられている。
【0018】
印刷部3は、印刷ヘッド31を搭載したキャリッジ30、印刷用紙を副走査方向に搬送する紙送りローラ、印刷ヘッド31へのインク供給装置、印刷用紙の浮き上がりを防止する紙吸引装置、印刷を実行する為の制御装置等を備え、キャリッジ30、フラットケーブル40、インクチューブ41、用紙搬送路等を覆うよう上蓋32と前蓋33が設けられている。前蓋33は、用紙搬送面側に位置する下部が回動可能に支持されている。キャリッジ30は、主走査方向に設けたレール34にコロを介して吊り下げられ、かつキャリッジベルト35が連結されている。図示を省略したキャリッジ駆動装置によってキャリッジベルト35が作動すると、キャリッジ30はキャリッジベルト35の動きに連行され、レール34に案内されて往復移動する。
【0019】
印刷ヘッド31には、制御部から印刷信号を送るためのフラットケーブル40とインクを供給する複数のインクチューブ41が接続されている。フラットケーブル40は、キャリッジ30の往復運動に追従してフラットケーブル40が引き回される為、キャリッジ30が往復運動する移動範囲のほぼ中間点においてケーブルホルダ43によりフラットケーブル40が保持される。この状態において、フラットケーブル40は、図3に示すように対向する水平部分とこれら水平部分の間に180°転換したループ状のUターン部分が形成される。
【0020】
ケーブルホルダ43は、図示を省略したサイドフレームにより支持されたケーブル用フレーム42に沿わせて固定され、フラットケーブル40を保持する。ケーブルホルダ43に固定されたフラットケーブル40の他端は装置本体に搭載された制御部(図示を省略)のコネクタに接続される。
印刷部3の前側には、インク供給装置を構成するカートリッジホルダ7が備えられ、このカートリッジホルダ7のホルダ本体70に6色分(イエロー、ライトマゼンタ、ライトシアン、マゼンタ、シアン、黒)のインクカートリッジ71が横並びかつプリンタ1の前面側から抜き差し可能に納められている。ホルダ本体70には、挿し込まれたインクカートリッジ71を覆うホルダカバー72が開閉可能に設けられている。各色のインクは、インクチューブ41を通して印刷ヘッド31に供給され、印刷用紙への印刷に使われる。
【0021】
上記のプリンタ1の印刷動作は、給紙部2から給送された印刷用紙に印刷部3で印刷し、その印刷用紙が排紙部4を経由して、プリンタ1の前方斜め下方に向けて排紙される。印刷部3と排紙部4の間には、ロール紙を切断するためのカッタ(図示省略)が設けられており、印刷終了後にカッタにより印刷用紙が切断され、排紙受け装置6に受け取られる。
【0022】
次に複数のインクチューブをフラットケーブルに担持させる構成について詳しく説明する。図4はインクチューブ結束具の斜視図、図5はスポンジ層の斜視図、図6は図3のI-I断面図である。
先ず、インクチューブ、フラットケーブルの配設を図3に基づいて説明する。各色のインクカートリッジ71からインクを供給する複数のインクチューブ41は、フラットケーブル40に添わせて設けられるスポンジ層44上に横並びにされ、固定部43にて固定される。即ち、フラットケーブル40の引き回しの内側にスポンジ層44を配置し、更にスポンジ層44の内側にインクチューブ41が配置される。固定部43からキャリッジ30の間の複数箇所でインクチューブ結束具50で結束したインクチューブ41がスポンジ層44を介してフラットケーブル40に担持されている。
【0023】
図4において、インクチューブ結束具50は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂製でバンド状に形成されており、フラットケーブルを周回する長さの担持部50a、この担持部50aから延設されたチューブ保持部50b、チューブ保持部50bの先端に設けられた鈎部50cを有する。担持部50aには、チューブ保持部50bとは反対側の担持部端の近傍に鈎部50cおよびチューブ保持部50bを通す通し孔50d、この通し孔50dから離れた位置に鈎部50cの係止孔50eが形成されている。チューブ保持部50bは、フラットケーブル40を幅方向に周回させた状態の担持部50aの外表面との間で、横並びにした複数のインクチューブ41が保持される。
【0024】
図5において、スポンジ層44は、横並びに設けられる複数のインクチューブ41の幅より若干広い幅に形成されている。インクチューブ結束具50で複数のインクチューブ41をフラットケーブル40に担持させる位置のスポンジ層44の両側には、インクチューブ結束具50が入る切欠き部44a,44bが1または複数個所に対にして設けられている。本例では、切欠き部をスポンジ層44の両側に対向させて形成しているが、片側のみでも良い。
フラットケーブル40とスポンジ層44の間には、図6に示すように高剛性の補助材として、バネ性を有するステンレス板45が介在され、両面接着テープ46によりスポンジ層44に接合されている。
【0025】
次にインクチューブ結束具の使用について説明する。スポンジ層44が接合されたステンレス板45の外面にフラットケーブル40を添わせ、インクチューブ結束具50の担持部50aの通し孔50dを図7に示す如くスポンジ層44の切欠き部44a,44bの一方側に合わせてインクチューブ結束具50をフラットケーブル40に直交させて添わせる。続いて、図8に示すようにインクチューブ結束具50のチューブ保持部50b側を、図示の下方に折り曲げ、更にフラットケーブルの外面を通って反対側の切欠き部44a側に折り曲げ、鈎部50cを通し孔50dに通し、図9に示す如くチューブ保持部50bを図示の上方に突出させる。複数のインクチューブ41をスポンジ層44上に横並びにした後、チューブ保持部50bをインクチューブ41側に折り曲げ、図10に示す如く鈎部50cを係止孔50eに係止する。即ち、横並びにした複数のインクチューブ41は、フラットケーブル40を幅方向に周回させた状態のインクチューブ結束具50の担持部50aの外表面との間で保持し、フラットケーブル40に把持される。
【0026】
本実施例では、インクチューブ41がフラットケーブル40に対し複数個所でインクチューブ結束具50により担持されており、特に、担持位置のインクチューブ41がスポンジ層44に非接触となっている為、インクチューブ41とフラットケーブル40の引き回し時において、Uターン部分での異なる曲率によって起こるインクチューブのたわみが吸収され、横並びが乱れることが無くなりインク供給への影響が防止される。
【0027】
【発明の効果】
本発明のプリンタによれば、インクチューブ結束具で束ねたインクチューブをフラットケーブルの内側に担持させることにより引き回しのときのUターン部分においてインクチューブとフラットケーブルの曲率が異なっていてもひねりのないUターン部分が形成される為、両部材の引き回しがスムーズに行われるから局部的なストレスがかからなくなってチューブ損傷が防止されると共に、キャリッジへの負荷変動も少なくなり印刷品質を向上させる。
【0028】
本発明のインクチューブ結束具によれば、インクチューブ結束具の担持部によってインクチューブがフラットケーブルに対し非接触に保たれるから引き回しのときにインクチューブのUターン部分の動きがスムーズになり、局部的なストレスがかからなくなってチューブ損傷が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの斜視図である。
【図2】本発明に係るプリンタの正面図である。
【図3】本発明に係るプリンタのインクチューブ、フラットケーブルの配設状態を示す正面図である。
【図4】インクチューブ結束具の斜視図である。
【図5】スポンジ層の斜視図である。
【図6】図3のI-I断面図である。
【図7】インクチューブ結束具の使用手順の説明図である。
【図8】インクチューブ結束具の使用手順の説明図である。
【図9】インクチューブ結束具の使用手順の説明図である。
【図10】本発明に係るインクチューブ結束具を用いてインクチューブをフラットケーブルに担持させた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 給紙部
3 印刷部
4 排紙部
5 脚装置
6 排紙受け装置
7 カートリッジホルダ
30 キャリッジ
31 印刷ヘッド
34 レール
35 キャリッジベルト
40 フラットケーブル
41 インクチューブ
44 スポンジ層
45 補助材(ステンレス板)
46 両面接着テープ
50 インクチューブ結束具

Claims (7)

  1. 主走査方向に往復移動可能なキャリッジに搭載された印刷ヘッドにより印刷用紙に印刷を行うプリンタであって、
    前記印刷ヘッド側に一端が接続され、前記印刷用紙への印刷制御を行う制御部と前記印刷ヘッドとの間の電気信号を伝えるフレキシブルフラットケーブルと、
    前記印刷ヘッドにインクを供給する複数のインクチューブと、
    前記複数のインクチューブを横並びにして束ねるインクチューブ結束具と、を備え、
    前記インクチューブ結束具は、前記フレキシブルフラットケーブルを周回する長さの担持部と、該担持部の一端側から延設され、前記フレキシブルフラットケーブルを幅方向に周回させた状態の前記担持部の外表面との間で、横並びにした複数のインクチューブを保持するチューブ保持部と、該チューブ保持部の先端に設けられた鈎部と、を備え、
    前記担持部には、チューブ保持部とは反対側の担持部端の近傍に前記鈎部およびチューブ保持部を通す通し孔と、該通し孔から離れた位置に前記鈎部の係止孔とが形成されており、
    前記インクチューブ結束具で束ねた複数のインクチューブは、前記フレキシブルフラットケーブルの引き回しの内側に担持されていることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記インクチューブは、フレキシブルフラットケーブルに対し複数個所でインクチューブ結束具により担持され、該担持位置のインクチューブが前記フレキシブルフラットケーブルに非接触となっていることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記フレキシブルフラットケーブルとインクチューブの間に配設されたスポンジ層を有することを特徴とする請求項1または2記載のプリンタ。
  4. 前記フレキシブルフラットケーブルとスポンジ層との間に高剛性の補助材が介在されていることを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  5. 前記スポンジ層と補助材が両面接着テープにより接合されていることを特徴とする請求項4記載のプリンタ。
  6. スポンジ層が補助材より広い幅に形成されていることを特徴とする請求項4または5記載のプリンタ。
  7. 前記スポンジ層は、横並びに設けられる複数のインクチューブの幅より広い幅に形成されていると共に、前記インクチューブ結束具で複数のインクチューブをフレキシブルフラットケーブルに担持させる位置の前記スポンジ層の少なくとも一側に前記インクチューブ結束具が入る切欠き部が設けられていることを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
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