JP2001130020A - インクジェット式プリンタ - Google Patents

インクジェット式プリンタ

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JP2001130020A
JP2001130020A JP31236299A JP31236299A JP2001130020A JP 2001130020 A JP2001130020 A JP 2001130020A JP 31236299 A JP31236299 A JP 31236299A JP 31236299 A JP31236299 A JP 31236299A JP 2001130020 A JP2001130020 A JP 2001130020A
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ink
tube
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ink cartridge
printer
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Satoshi Fujioka
聡 藤岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジのインク出口から連結用
金属チューブ及びインク供給用樹脂チューブを経て印字
ヘッドに至るインク通路の全長をできるだけ短くし、イ
ンクジェット式プリンタのインクの流路抵抗を小さくす
る。 【解決手段】 印字ヘッド10を用紙搬送経路6の前側
に横に往復動できるように装置し、該印字ヘッドにこれ
から離して設けたインクカートリッジホルダ20から連
結用金属チューブ(曲げ制限自由チューブ)33及びイ
ンク供給用樹脂チューブ(インク供給用の曲げ制限付き
チューブ)40を介してインクを供給するように構成し
たインクジェット式プリンタにおいて、インクカートリ
ッジホルダ20を、そのインク出口31がインク供給用
樹脂チューブ40の配設ラインにほぼ一致するように、
用紙搬送経路6の手前側に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジホルダを印字ヘッドから離して設けた構成のインクジ
ェット式プリンタ、特にその両者を繋ぐインク通路の全
長をできるだけ短くする技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術におけるインクジェット式の大
型プリンタは、ロール紙をプリンタ本体の後方に配置
し、後方から前方に用紙搬送経路を形成しているか、又
は、ロール紙をプリンタ本体の前側に配置し、U字搬送
経路を形成して用紙を前方に排出する構造としている。
そして、これら大型プリンタにおいては、作業の容易性
を考慮し、作業者が立つ正面から見て、斜め上方の奥側
から斜め下方の手前側にかけて、ほぼ直線的に用紙搬送
経路を形成している。
【0003】かかる構成のインクジェット式大型プリン
タにおいては、使用するインク量が多くなることから、
インクカートリッジホルダを印字ヘッドから離して設け
ることが行われている。即ち、上記の斜め上方から斜め
下方に給紙されるロール紙に対し、印字ヘッドをロール
紙の前側にて横に往復動できるように装置し、この印字
ヘッドに、プリンタのロール紙より後側に設けたインク
カートリッジホルダから、合成樹脂製のインク供給用の
曲げ制限付きチューブを介してカラーインクを供給する
構成としたものである。ここで、インク供給用の曲げ制
限付きチューブは所定角度以上に曲げることを禁じられ
たインク供給用樹脂チューブである。
【0004】上記構成において、印字ヘッドをロール紙
より手前側に配置するのは、ロール紙に形成された画像
が、正面側に位置する作業者から認識できるようにする
ためであり、またインクカートリッジホルダをプリンタ
の奥側に設けるのは、プリンタの後方の空間を有効に利
用してインクカートリッジホルダをプリンタ内に収納す
るためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクジェット式プリンタにおいては、ロール紙の前側
(プリンタの手前側)に印字ヘッドが、またロール紙の
後側(プリンタの奥側)にインクカートリッジが配置さ
れることから、プリンタの前後方向に見て印字ヘッドと
インクカートリッジとの位置に距離差が生じることにな
る。
【0006】このため、従来では、この印字ヘッドとイ
ンクカートリッジとの奥行き方向の位置の距離差を補う
ため、インクカートリッジホルダ側において、ステンレ
ス製等の曲げ制限のない連結用金属チューブ(曲げ制限
自由チューブ)を用い、これをインクカートリッジのイ
ンク出口からインク供給用樹脂チューブの配設ラインと
直交する方向に導出し、これを所定の色インクのインク
供給用樹脂チューブと連通させている。
【0007】ところが、このような構成では、連結用金
属チューブをインク供給用樹脂チューブの配設ライン位
置まで比較的長く延在させなければならない。このた
め、インクカートリッジのインク出口から連結用金属チ
ューブ及びインク供給用樹脂チューブを経て印字ヘッド
に至るインク通路の全長が長くなり、インクの流路抵抗
が増大するという問題がある。
【0008】本発明の課題は、インクカートリッジのイ
ンク出口から連結用金属チューブの如き曲げ制限自由チ
ューブ及びインク供給用樹脂チューブの如き曲げ制限付
きチューブを経て印字ヘッドに至るインク通路の全長を
できるだけ短くし、インクの流路抵抗を小さくした構造
のインクジェット式プリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、印字ヘッドを用紙搬送経
路の前側に横に往復動できるように装置し、該印字ヘッ
ドにこれから離して設けたインクカートリッジホルダか
ら曲げ制限自由チューブ及びインク供給用の曲げ制限付
きチューブを介してインクを供給するように構成したイ
ンクジェット式プリンタにおいて、前記インクカートリ
ッジホルダを、そのインク出口が前記曲げ制限付きチュ
ーブの配設ラインにほぼ一致するように配設したことを
特徴とするものである。
【0010】本発明によれば、インクカートリッジホル
ダのインク出口を、曲げ制限付きチューブの配設ライン
にほぼ一致させているので、インクカートリッジホルダ
のインク出口から曲げ制限自由チューブ及びインク供給
用樹脂チューブを経て印字ヘッドに至るインク通路の全
長が、従来に比べて極めて短くなり、また曲がり部分も
非常に少なくなる。従って、従来に比べ、インクの流路
抵抗を小さくすることができる。
【0011】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載されたインクジェット式プリンタにおいて、
前記インクカートリッジホルダが、用紙搬送経路の手前
側に設けられていることを特徴とする。
【0012】この特徴によれば、インクカートリッジホ
ルダを、用紙搬送経路の前側に設けているので、プリン
タの前後方向に関して、インクカートリッジホルダと印
字ヘッドとの距離が、インクカートリッジホルダを用紙
搬送経路の後側に設けた場合よりも短くなる。また、プ
リンタの横方向に関しても、インクカートリッジホルダ
は用紙搬送経路の最大紙幅内に一部又は全部が重なるよ
うに設けられるので、その重なり分だけ、曲げ制限付き
チューブの長さを可及的に短くすることができ、結果と
してプリンタの横幅を小さくすることができる。
【0013】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1または2に記載されたインクジェット式プリンタに
おいて、前記曲げ制限自由チューブがインクカートリッ
ジホルダに所定の色数に応じた本数だけ設けられてお
り、それらの曲げ制限自由チューブが、これに接続され
る各色の曲げ制限付きチューブに対し、その長さが同じ
に共通化されていることを特徴とする。
【0014】この特徴によれば、曲げ制限自由チューブ
には、これに接続される各色のインクチューブ(曲げ制
限付きチューブ)に対し全て同じ長さのものが使用され
共通化されているため、1種類の曲げ制限自由チューブ
を用意すれば良く、その製造コストを下げることができ
る。なお、インクカートリッジホルダ中に横並びに収納
される各色のインクカートリッジと印字ヘッドとの間の
距離の不揃いに関しては、曲げ制限付きチューブの長さ
を各インク色毎に変えることで対応させる。
【0015】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項2に記載されたインクジェット式プリンタにおいて、
前記インクカートリッジホルダが、プリンタ前方からの
メンテナンス用開口部を確保して用紙搬送経路の前方位
置に配置されていることを特徴とする。
【0016】具体的には、例えば、上記メンテナンス用
開口部を残すために、インクカートリッジホルダは、正
面側からプリンタを見たとき、用紙搬送経路の幅方向片
側において、インクカートリッジホルダの一部又は全部
が用紙搬送経路の最大紙幅内に位置するように、用紙搬
送経路の手前側に設けられる。
【0017】この特徴によれば、インクカートリッジホ
ルダを用紙搬送経路の前側に設けていても、プリンタ前
方からのメンテナンス用開口部が確保されているので、
インクカートリッジホルダの存在が、紙詰まり時などの
メンテナンスの邪魔にならない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に
係るインクジェット式の大型プリンタのプリンタ本体
を、前蓋を開いた状態で示した斜視図であり、図2は本
発明の一実施の形態におけるインク供給用の曲げ制限付
きチューブの配設状態を示した正面図であり、図3は本
発明の一実施の形態におけるインクカートリッジホルダ
でのインク供給用の曲げ制限付きチューブの接続状態を
示した平面図であり、図4は本発明の一実施の形態にお
ける図3のインク供給用の曲げ制限付きチューブの接続
状態の側面図である。図5は本発明の一実施の形態に係
るインクジェット式の大型プリンタのプリンタ本体を、
前蓋を閉じた状態で示した斜視図であり、図6は本発明
の一実施の形態に係るインクジェット式大型プリンタの
概略を示す斜視図であり、図7は本発明の一実施の形態
に係るインクジェット式大型プリンタの概略を示す正面
図である。
【0019】この大型プリンタは、A1判またはB1判
程度の大きさの印刷用紙まで印刷を行うことができ、図
1および図6に示すように、そのプリンタ本体1がキャ
スター3を備えたスタンド2の上部に取付けられてい
る。なお、スタンド2には支点軸4を中心に、前後に転
倒させて引き出し得る構成の排紙受け部5が設けられて
いる。
【0020】プリンタ本体1のハウジングは、ロール紙
カバーとして、また上部後方から下部前方にかけて傾め
に形成する用紙搬送経路6(図6参照)の構成要素とし
ても機能するハウジング傾斜部7と、このハウジング傾
斜部7から図5に示すように前側に膨出されたハウジン
グ胴部8とを有する。ハウジング胴部8内には、用紙搬
送経路6の前側の途中に、搬送用紙の幅方向に往復動し
うるように印字ヘッド10が装置されており、ハウジン
グ胴部8は、その動きを妨げないように印字ヘッド10
の走行方向に沿って横長に形成されている。
【0021】ハウジング傾斜部7の上部の内部には、図
6及び図7に示す如く、内部にロール紙9がセットされ
ており、上記用紙搬送経路6には、このロール紙9から
繰り出された用紙又は別途にハウジング傾斜部7上から
送り込まれた単票紙が給紙される。
【0022】ハウジング胴部8の正面側には、図5から
良く判るように、この用紙搬送経路6の手前側におい
て、インクカートリッジホルダ20が設けられている。
この実施の形態では、正面側からプリンタを見たとき、
用紙搬送経路6の幅方向片側において、インクカートリ
ッジホルダ20の一部(約半分)が用紙搬送経路6の最
大紙幅内に位置するように、用紙搬送経路6の手前側に
設けられる(図7参照)。これは紙詰まりなどに備え
て、正面側から用紙を除去などすることのできるメンテ
ナンス用開口部を用紙搬送経路6の幅内に残すためであ
り、インクカートリッジホルダ20の全部が用紙搬送経
路6の最大紙幅内に位置するように設けることもでき
る。
【0023】この用紙搬送経路6の最大紙幅のうちのイ
ンクカートリッジホルダ20が占めている残りの部分、
つまり上記メンテナンス用開口部に関して、ハウジング
胴部8には、図5に示すように、その上面側に上蓋8a
が、また正面側に前蓋8bが、それぞれ独立に開閉しう
るように設けられている。このうち前蓋8bは、図7に
示す軸8cを中心として手前側に図1の如く開くことが
でき、内部のメンテナンスができるように構成されてい
る。符号8dはその掴み部である。なお、ハウジング傾
斜部7も、前蓋7aを回動させて開いて内部にロール紙
9をセットし得るように構成されている。
【0024】上記インクカートリッジホルダ20はホル
ダ本体21と、その下側にヒンジにより開閉可能に連結
された蓋体22とから成り、そのホルダ本体21の内部
には、6色分(イエロー、ライトマゼンタ、ライトシア
ン、マゼンタ、シアン、黒)のインクカートリッジ30
が横並びに且つ抜き差し可能に納められている。この蓋
体22のヒンジは、その蓋体22の下部両側から延在さ
せた腕部23の先端内側に支軸24を突出させ、この支
軸24を、ホルダ本体21側に設けた軸穴に回動自在に
遊嵌することにより構成されている。
【0025】上記のようにインクカートリッジホルダ2
0は印字ヘッド10から離れた所に設けられている。そ
こで、図2乃至図4に示したように、インクカートリッ
ジホルダ20から印字ヘッド10に、曲げ制限自由チュ
ーブ33及びインク供給用の曲げ制限付きチューブ40
を介してインクを供給するように構成されている。
【0026】このインクカートリッジホルダ20から印
字ヘッド10へ至るインク流路を形成するため、まず、
図3及び図4に示すように、インクカートリッジホルダ
20の背面壁には、各インクカートリッジ30と接続さ
れるインク出口31が設けられ、これに着脱自在な接続
部材32を介して、ステンレス製の金属チューブから成
る曲げ制限自由チューブ33が連結される。これらの曲
げ制限自由チューブ33は全てその長さ及び形状が同じ
であり、共通化されている。
【0027】一方、印字ヘッド10は、図2に示すよう
に、用紙搬送経路6と直交するように設けたレール11
にコロを介して吊り下げたキャリッジ12に搭載されて
おり、該キャリッジが連結された駆動ベルト13により
連行されて、左右方向に移動するように構成されてい
る。そして、この印字ヘッド10からは、6本の合成樹
脂製のインク供給用の曲げ制限付きチューブ40が、平
行に且つ直線的に延出されていて、そのまま用紙搬送経
路6の最大紙幅の一端側(図1又は図2の右側)で徐々
にその曲げの許容範囲内で円弧状に折り返されている。
次いで、この合成樹脂製のインク供給用の曲げ制限付き
チューブ40は、ハウジング胴部8内の下部に設けた断
面U字形の案内部材41による案内通路を通って、上記
インクカートリッジホルダ20の背面に至るように引き
回されており、その後端は、図3及び図4に示す如く、
着脱自在な接続部材34を介して、上記曲げ制限自由チ
ューブ33の先端に連結されている。
【0028】なお、図2において、符号42はチューブ
保護用の担持体としてのスポンジ層である。このスポン
ジ層42には、その内側面に、上記インク供給用の曲げ
制限付きチューブ40が担持され、またスポンジ層42
の外側面には、フレキシブルフラットケーブル(FF
C)43が担持されて、一緒に導出されており、途中バ
インド帯44で結束されながら横U字状に曲げられて、
案内部材41まで案内されている。
【0029】図3から判るように、上記インクカートリ
ッジホルダ20は、その背面の6個のインク出口31が
全て上記曲げ制限付きチューブ40の配設ラインにほぼ
一致するように配設されている。この結果、インクカー
トリッジホルダ20のインク出口31から、曲げ制限自
由チューブ33及びインク供給用樹脂チューブ40を経
て、印字ヘッド10に至るインク通路は、その全長が、
インク出口31が曲げ制限付きチューブ40の配設ライ
ンからずれている場合に比べて短くなり、また曲がり部
分も少なくなるため、インクの流路抵抗も小さくなる。
【0030】ここで、各色のインクカートリッジにおけ
る曲げ制限自由チューブ33には長さ及び形状とも全て
同じものが使用されている。このため、各曲げ制限自由
チューブ33の先端は、図3に示す如く同一ライン上に
直線的に位置することになる。一方、これらの曲げ制限
自由チューブ33の先端に連結しようとしているインク
供給用の曲げ制限付きチューブ40は、プリンタの前後
方向に並置されている。従って、両者の間には、プリン
タの前後方向、つまり曲げ制限付きチューブ40の配設
ラインと直交する方向に、曲げ制限付きチューブ40の
チューブ直径を並置した分のずれが生じて来る。
【0031】そこで、この各色の曲げ制限自由チューブ
33とインク供給用の曲げ制限付きチューブ40とのプ
リンタ前後方向の位置ずれを吸収し、さらに、各色の曲
げ制限自由チューブ33の先端から印字ヘッド10まで
の間の距離の不揃いを吸収するため、図4に示す如く、
各色の曲げ制限自由チューブ33の先端は、インク供給
用の曲げ制限付きチューブ40の配設平面から、所定の
高さhだけ上方にずらせた位置に来るように設けると共
に、図3に示す如く、インク供給用の曲げ制限付きチュ
ーブ40の長さを、曲げ制限自由チューブ33の配設ピ
ッチPだけ、各インク色毎に順次長くなるように変更し
てある。
【0032】これにより、インクカートリッジホルダ2
0中に横並びに収納される各色のインクカートリッジ3
0と印字ヘッド10との間の、プリンタの前後方向及び
横方向に関する距離の不揃い、即ち、各色の曲げ制限自
由チューブ33とインク供給用の曲げ制限付きチューブ
40との間の距離の不揃いを吸収することができる。
【0033】上記実施の形態によれば、プリンタの前後
方向に関して、インクカートリッジホルダ20が用紙搬
送経路6の手前側に設けられているので、インクカート
リッジホルダ20と印字ヘッド10との距離が、インク
カートリッジホルダを用紙搬送経路6の後側に設けた場
合よりも短くなる。また、プリンタの横方向に関して
も、インクカートリッジホルダ20が用紙搬送経路6の
最大紙幅内に一部が重なるように設けられるので、その
重なり分だけ、曲げ制限付きチューブ40の長さを短く
することができ、結果としてプリンタの横幅を小さくす
ることができる。
【0034】しかも、インクカートリッジホルダ20
は、プリンタ前方からのメンテナンス用開口部を確保し
て用紙搬送経路6の前方位置に配置されているので、紙
詰まり等が生じても、インクカートリッジホルダ20の
存在にかかわらず、容易に、紙詰まりの修復などのメン
テナンスを行うことができる。
【0035】また、曲げ制限自由チューブ33には、こ
れに接続される各色のインクチューブ(曲げ制限付きチ
ューブ40)に対し全て同じ長さのものが使用され共通
化されているため、1種類の曲げ制限自由チューブを用
意すれば良く、その製造コストを下げることができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、イ
ンクカートリッジホルダのインク出口を、曲げ制限付き
チューブの配設ラインにほぼ一致させているので、イン
クカートリッジホルダのインク出口から曲げ制限自由チ
ューブ及びインク供給用樹脂チューブを経て印字ヘッド
に至るインク通路の全長が短くなり、また曲がり部分も
少なくなるので、従来に比べ、インクの流路抵抗を小さ
くすることができる。
【0037】また、インクカートリッジホルダを、用紙
搬送経路の前側に設けたものは、プリンタの前後方向に
関して、インクカートリッジホルダと印字ヘッドとの距
離が、インクカートリッジホルダを用紙搬送経路の後側
に設けた場合よりも短くなる。また、プリンタの横方向
に関しても、インクカートリッジホルダは用紙搬送経路
の最大紙幅内に一部又は全部が重なるように設けられる
ので、その重なり分だけ、曲げ制限付きチューブの長さ
を短くすることができ、結果としてプリンタの横幅を小
さくすることができる。
【0038】また、インクカートリッジホルダの曲げ制
限自由チューブに全て同じ長さのものが使用され共通化
されているものは、1種類の曲げ制限自由チューブを用
意すれば良く、その製造コストを下げることができる。
更にインクカートリッジホルダを用紙搬送経路の前側に
設けるに際し、プリンタ前方からのメンテナンス用開口
部を確保しているものは、インクカートリッジホルダの
存在が紙詰まり時などのメンテナンスの邪魔にならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るインクジェット式
プリンタのプリンタ本体を、前蓋を開いた状態で示した
斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるインク供給用の
曲げ制限付きチューブの配設状態を示した正面図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態におけるインクカートリ
ッジホルダでのインク供給用の曲げ制限付きチューブの
接続状態を示した平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態における図3のインク供
給用の曲げ制限付きチューブの接続状態の側面図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態に係るインクジェット式
プリンタのプリンタ本体を、前蓋を閉じたた状態で示し
た斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るインクジェット式
プリンタの概略を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るインクジェット式
プリンタの概略を示す正面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 6 用紙搬送経路 7 ハウジング傾斜部 8 ハウジング胴部 9 ロール紙 10 印字ヘッド 12 キャリッジ 20 インクカートリッジホルダ 21 ホルダ本体 22 蓋体 23 腕部 24 支軸 30 インクカートリッジ 31 インク出口 32 接続部材 33 曲げ制限自由チューブ(連結用金属チューブ) 34 接続部材 40 インク供給用の曲げ制限付きチューブ(インク供
給用樹脂チューブ) 41 案内部材 42 スポンジ層 43 フレキシブルフラットケーブル 44 バインド帯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを用紙搬送経路の前側に横に
    往復動できるように装置し、該印字ヘッドにこれから離
    して設けたインクカートリッジホルダから曲げ制限自由
    チューブ及びインク供給用の曲げ制限付きチューブを介
    してインクを供給するように構成したインクジェット式
    プリンタにおいて、 前記インクカートリッジホルダを、そのインク出口が前
    記曲げ制限付きチューブの配設ラインにほぼ一致するよ
    うに配設したことを特徴とするインクジェット式プリン
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記インクカートリ
    ッジホルダが、用紙搬送経路の手前側に設けられている
    ことを特徴とするインクジェット式プリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記曲げ制限
    自由チューブがインクカートリッジホルダに所定の色数
    に応じた本数だけ設けられており、それらの曲げ制限自
    由チューブが、これに接続される各色の曲げ制限付きチ
    ューブに対し、その長さが同じに共通化されていること
    を特徴とするインクジェット式プリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記インクカートリ
    ッジホルダが、プリンタ前方からのメンテナンス用開口
    部を確保して用紙搬送経路の前方位置に配置されている
    ことを特徴とするインクジェット式プリンタ。
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