JP3896680B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置へ印刷用紙を給紙するための給紙装置に関し、特に、ガイド部材を容易に引き出すことができ、ガイド部材に保持された印刷用紙が垂れ下がることを抑制することができる給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷用紙をプリンタ(印刷装置)へ給紙するための給紙装置は、主に、複数枚の印刷用紙が挿入される給紙口と、その給紙口に挿入される印刷用紙を保持するために給紙口から上方へ向けて延出されるガイド部材と、そのガイド部材により保持される印刷用紙をプリンタへ給紙する給紙ローラとを備えている。この給紙装置によれば、給紙口へ挿入された複数枚の印刷用紙は、ガイド部材により保持され、給紙ローラによってプリンタへ一枚毎に供給される。
【0003】
ところで、近年、携帯型コンピュータと共に持ち運ぶことが可能な小型化されたプリンタが提案されているが、このような小型プリンタに使用される給紙装置には、その携帯性の向上を図るために、上述したガイド部材が給紙口内へ収納可能に形成されたものがある。例えば、本願出願人は、印刷用紙の給紙方向に直交する方向における給紙口の両側部分にそれぞれ独立して回転可能に形成された一対のガイド部材を取着した給紙装置を提案している。
【0004】
かかる給紙装置によれば、各ガイド部材をそれぞれ回転させることにより、各ガイド部材が給紙口内から引き出されて給紙口の上方へ向けて延出される一方、各ガイド部材をそれぞれ延出時における回転方向と反対方向へ回転させることにより、各ガイド部材が給紙口内へ収納される。よって、給紙装置の使用時には、各ガイド部材を給紙装置の給紙口外へそれぞれ引き出すことにより、給紙口に挿入された印刷用紙が保持され、給紙ローラによる給紙が行われる一方、給紙装置の携帯時には、各ガイド部材を給紙装置の給紙口内に収納することにより給紙装置が小型化されるのである
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した給紙装置では、それを使用して印刷を行う場合に、給紙口内に収納された一対のガイド部材を1つずつ別々に引き出さなければならず、給紙装置を使用する際の設置作業が煩雑になってしまうという問題点があった。また、各ガイド部材は給紙口内に収納するために給紙口から上方へ延出される部分の長さが短縮されているので、用紙サイズの大きな印刷用紙の上側(反給紙口側)部分を保持することができず、かかる印刷用紙の上端部分が垂れ下がって、かかる印刷用紙の保持位置がズレてしまい、給紙ローラによる給紙を円滑に行うことができないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ガイド部材を容易に引き出すことができ、ガイド部材に保持された印刷用紙が垂れ下がることを抑制することができる給紙装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1に記載の給紙装置は、印刷装置へ印刷用紙を給紙する給紙口を備えており、前記給紙口内に収納可能に形成されるとともに、印刷用紙を保持するため、その給紙口から反給紙口側へ延出可能に形成された一対のガイド部材と、その一対のガイド部材にそれぞれ連結され、前記給紙口内に収納可能に形成された連結部材とを備え、その連結部材は、その連結部材が前記給紙口内から引き出される場合に、その給紙口内に収納された前記一対のガイド部材を前記給紙口外へ引き出すとともに、その一対のガイド部材より更に反給紙口側へ延出するように形成されている。
【0008】
この請求項1に記載の給紙装置によれば、印刷用紙を保持する一対のガイド部材は、連結部材によりそれぞれ連結されているので、連結部材を給紙口内から引き出すことにより、一対のガイド部材が給紙口内から一括して引き出される。しかも、一対のガイド部材および連結部材が給紙口内から引き出された場合には、一対のガイド部材が反給紙口側へ延出されるとともに、連結部材が一対のガイド部材より更に反給紙口側へ延出される。よって、印刷用紙の保持長さは、一対のガイド部材の反給紙口側方向の長さに加えて、連結部材の延出部分の長さ分だけ延長されるので、その分、用紙長さが大きな印刷用紙を保持することができる。
【0009】
請求項2に記載の給紙装置は、請求項1に記載の給紙装置において、前記一対のガイド部材は、印刷用紙の給紙方向に直交する方向における前記給紙口の両側部分にそれぞれ独立して回転可能に取着され、前記連結部材は、前記一対のガイド部材が反給紙口側へ延出された状態において、その一対のガイド部材の収納時における回転方向と反対方向へ向けて、その一対のガイド部材を付勢するように形成されている。
【0010】
この請求項2に記載の給紙装置によれば、請求項1に記載の給紙装置と同様に作用する上、一対のガイド部材は、印刷用紙の給紙方向に直交する方向における前記給紙口の両側部分にそれぞれ独立して回転可能に取着されている。かかる一対のガイド部材は、給紙口内に収納された連結部材を引き出すことにより、それぞれ回転して給紙口内から一括して引き出される。しかも、一対のガイド部材は、反給紙口側へ延出された状態において、連結部材によって、その一対のガイド部材の収納時における回転方向と反対方向へ向けて付勢される。よって、一対のガイド部材が反給紙口側へ延出された状態において、一対のガイド部材のガタつきが連結部材によって防止される。
【0011】
請求項3に記載の給紙装置は、請求項1または2に記載の給紙装置において、前記一対のガイド部材は、印刷用紙の給紙方向に直交する方向における前記給紙口の両側部分にそれぞれ独立して回転可能に取着され、前記連結部材は、前記一対のガイド部材が前記給紙口内に収納された状態において、その一対のガイド部材の延出時における回転方向と反対方向へ向けて、その一対のガイド部材を付勢するように形成されている。
【0012】
この請求項3に記載の給紙装置によれば、請求項1または2に記載の給紙装置と同様に作用する上、一対のガイド部材は、印刷用紙の給紙方向に直交する方向における給紙口の両側部分にそれぞれ独立して回転可能に取着されている。かかる一対のガイド部材は、連結部材が給紙口内へ押し込まれ収納されることにより、それぞれ回転して給紙口内へ一括して収納される。しかも、一対のガイド部材は、給紙口内に収納された状態において、連結部材によって、その一対のガイド部材の延出時における回転方向と反対方向へ向けて付勢される。よって、一対のガイド部材が給紙口内に収納された状態において、一対のガイド部材のガタつきが連結部材によって防止される。
【0013】
請求項4に記載の給紙装置は、請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置において、前記給紙口の端面のうち、その給紙口内に収納された前記連結部材の近傍には、その連結部材まで到達する切り欠きが形成されている。この請求項4に記載の給紙装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置と同様に作用する上、連結部材を給紙口内から引き出す場合には、その給紙口内に収納された連結部材の近傍における給紙口の端面から連結部材まで到達する切り欠きへ指などが挿入され、その挿入された指などにより、給紙口内に収納された連結部材が摘まれて引き出される。
【0014】
請求項5に記載の給紙装置は、請求項1から4のいずれかに記載の給紙装置において、前記連結部材は、前記給紙口内に収納された状態において、その給紙口の端面から外方へ向けて突出するように形成されている。この請求項5に記載の給紙装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の給紙装置と同様に作用する上、給紙口内に収納された連結部材は、その給紙口の端面から外方へ向けて突出した部分が指などで摘まれて給紙口内から引き出される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の給紙装置の一実施例である給紙ユニット1が装着されたプリンタ20の側面図であり、図中の矢印は開閉扉4の開放方向を示している。図1に示すように、給紙ユニット1は、印刷用紙P(図2参照)をプリンタ20へ給紙する給紙装置であり、プリンタ20に着脱可能に形成されている。この給紙ユニット1は、プリンタ20の後面(図2右側)から上方へ向けて傾斜した略矩形箱状のユニット本体2を備えている。このユニット本体2は、印刷用紙Pが挿嵌されるとともに、かかる印刷用紙Pをプリンタ20へ給紙するものであり、その下側部分に側面視略コ字状の装着アーム3がアーム軸3aを介して回転(回動)可能に取着されている。また、かかる装着アーム3は、ユニット本体2の両側面、即ち、図1の紙面に対する略垂直方向における両側部分にそれぞれ取着されている(図2参照)。尚、図1では、その手前側、即ち、図1の紙面に対する垂直方向における手前側に取着された装着アーム3のみを図示しており、以下、図1に図示される装着アーム3について説明する。
【0016】
この装着アーム3は、給紙ユニット1をプリンタ20に着脱可能に装着するためのものであり、その上側部分に前方(図1の左側方向)へ向けて突出した支持部材3bが形成されている。この支持部材3bは、プリンタ20のプリンタ本体21に取着されて給紙ユニット1を支持する部分であり、かかるプリンタ本体21に着脱可能に形成されている。また、かかる支持部材3bを有する装着アーム3は、その下側部分に支持部材3bと略同一方向へ突出した係合部材3cが形成されている。この係合部材3cは、プリンタ20に装着された給紙ユニット1のガタつきを防止するためのものであり、プリンタ本体21の側面、即ち、図1の紙面に対する略垂直方向における手前側面に係合可能に形成されている。
【0017】
装着アーム3の上方(図1の右上方)におけるユニット本体2の前面部分には、矢印および反矢印方向に回転可能に形成された開閉扉4が配設されている。この開閉扉4は、印刷用紙Pをユニット本体2内へ挿嵌する際に矢印方向へ回転され開放されるものであり、図1中の2点差線で図示された位置まで回転させて、開放することができる。よって、かかる開閉扉4を開放することにより、ユニット本体2内に印刷用紙Pを容易に挿嵌することができる。また、印刷用紙Pが給紙時にユニット本体2内いずれかの箇所に挟まり込んだ場合にも、開閉扉4を開放することにより、かかる印刷用紙Pをユニット本体2内から容易に除去することができる。
【0018】
ユニット本体2の上方には、ユニット本体2内に挿嵌された印刷用紙Pを保持するための略板状の用紙ガイド5が上方へ向けて延出されている。この用紙ガイド5は、その下側部分がユニット本体2の内部上端近傍にガイド支軸6を介して回転可能に取着されており、かかるガイド支軸6を介して回転させることにより、ユニット本体2内に収納可能に形成されている。また、かかる用紙ガイド5は、ユニット本体2の両側部分、即ち、図1の紙面に対する略垂直方向における両側部分にそれぞれ取着されている。この用紙ガイド5の上側部分には、更に上方へ向けて延出した延長ガイド7が取着されている。この延長ガイド7は、ユニット本体2内に挿嵌される印刷用紙Pの保持長さを大きくして、印刷用紙Pの上側部分が垂れ下がるのを防止するためのものであり、略丸棒状のバネ鋼材等の弾性材料で形成されている。よって、用紙長さの大きな印刷用紙Pがユニット本体2内に挿嵌される場合であっても、延長ガイド7の延出長さ分だけ印刷用紙Pの保持長さが延長されるので、かかる延長ガイド7により印刷用紙Pの垂れ下がりを抑制することができる。しかも、かかる延長ガイド7はバネ鋼材等の弾性材料を折り曲げることにより形成されているので、延長ガイド7と略等しい剛性強度を有する延長ガイドを合成樹脂等で成型する場合に比べて、給紙ユニット1全体としての製造コストや総重量を低減することができる。尚、図1では、その手前側、即ち、図1の紙面に対する垂直方向における手前側に取着された用紙ガイド5のみを図示している。
【0019】
図2は、給紙ユニット1およびプリンタ20の内部構造を概略的に示した側断面図であり、図中の矢印は印刷用紙Pの搬送(給紙)方向を図示している。図2に示すように、上述した用紙ガイド5の前面(図2の左側)には印刷用紙Pが載置される略平面状の用紙載置面5aが形成されており、かかる用紙載置面5aに連続する上方部分には、ユニット本体2の内方へ向けて下降傾斜して形成された傾斜面5bが形成されている。尚、図2中では、その奥側、即ち、図1の紙面に対する垂直方向における奥側に取着された用紙ガイド5を図示している。
【0020】
この用紙ガイド5が取着されたユニット本体2の内部には、複数枚の印刷用紙Pを積層状態で挿嵌することができる空間である用紙挿嵌部2aが内設されており、この用紙挿嵌部2aの上端部には、かかる用紙挿嵌部2aと外空間とを連通するため開口である上面視矩形状の開口部2bが穿設されている。よって、かかる開口部2bから印刷用紙Pの上側部分を上方へ向けて突出させて、その印刷用紙Pの上側部分を用紙ガイド5により保持することができるのである。また、用紙挿嵌部2bの略中央部分における前方(図2の左側方向)の内壁には、用紙挿嵌部2a内に挿嵌された印刷用紙Pを押止するための圧板8が支軸8aを介して揺動可能に軸支されている。
【0021】
また、この圧板8の下方であって、用紙挿嵌部2aの下側には、用紙挿嵌部2aに挿嵌された複数枚の印刷用紙Pを一枚毎にプリンタ20へ給紙する給紙ローラ9がローラ軸9aを介して回転可能に軸支され、給紙ローラ9の下流側には、プリンタ20の挿入口24に連通する正面視矩形状の送紙口11が穿設されている(図3参照)。よって、用紙挿嵌部2aに挿嵌された複数枚の印刷用紙Pを給紙ローラ9により一枚毎に送紙口11へ搬送することができ、かかる送紙口11から印刷用紙Pをプリンタ20の挿入口24へ給紙することができる。従って、プリンタ20により大量に印刷を行う場合に、複数枚の印刷用紙Pをプリンタ20の挿入口24へ手差しで給紙する必要がない。尚、給紙ローラ9は、図1の紙面に対する略垂直方向(図3の左右方向)における両側部分に取着されている(図3参照)。
【0022】
次に、上記のように構成された給紙ユニット1が装着されるプリンタ20について説明する。図2に示すように、プリンタ20は、略箱状体に形成されたプリンタ本体21と、そのプリンタ本体21の上部に着脱自在に形成され装着されたプリンタカートリッジ22とを備えている。このプリンタ20は、プリンタ本体21の上方に装着されたプリンタカートリッジ22の所定位置に配設されたインクカートリッジ31からキャリッジ30に装着された印字ヘッド29へインクを供給して、かかるインクを印字ヘッド29の各ノズル29aから印刷用紙Pへ吐出して印刷を行うものである。
【0023】
プリンタカートリッジ22の下方であって、プリンタ本体21の前面下方(図1左側)には、印刷済みの印刷用紙Pを排出するための矩形状の開口部である排紙口23が穿設されており、プリンタ本体21の後面下方(図1右側)には、未使用の印刷用紙Pが給紙される挿入口24が穿設されている。この挿入口24から給紙された印刷用紙Pの搬送方向(矢印方向)における下流側には、印刷用紙Pを搬送するための搬送ローラ25と、その搬送ローラ25へ印刷用紙Pを押圧するための押さえローラ26とが配設されており、かかる両者が共働することによって、印刷用紙Pを押圧し挟持しつつ搬送することができる。
【0024】
搬送ローラ25および押さえローラ26の下流側には、搬送ローラ25により搬送された印刷用紙Pをプリンタ本体21外へ排出するための排紙ローラ27と、その排紙ローラ27へ印刷用紙Pを押圧するための押さえローラ28とが配設されている。また、搬送ローラ25および排紙ローラ27の間に位置する印刷用紙Pの上方には、キャリッジ30に着脱自在に装着された印字ヘッド29が配設されている。印字ヘッド29は、プリンタ本体21のフレーム(図示せず)に横架されたガイドバー33に沿って図2の奥行き方向(図2の紙面に対する垂直方向)に往復移動可能なキャリッジ30に着脱自在に装着されている。この印字ヘッド29の印刷用紙P側には、搬送ローラ25等に挟持された印刷用紙Pへインクの吐出を行うためのノズル29aが形成されている。
【0025】
尚、キャリッジ30はCRモータ(図示せず)から駆動力が供給されることにより印字ヘッド29を搭載してプリンタ本体21内を往復移動するものであり、搬送ローラ25や排紙ローラ27はLFモータ(図示せず)から回転力が供給されることにより回転して印刷用紙Pを搬送するものである。
【0026】
印字ヘッド29の上方には、4つのインクカートリッジ31がプリンタカートリッジ22に積層状態で装着されており、かかる各インクカートリッジ31はプリンタカートリッジ22に着脱可能に形成されている。また、各インクカートリッジ31には、その上方から順にブラック、イエロー、シアンおよびマゼンタの色のインクが充填されている。各インクカートリッジ31には、印字ヘッド29へインク供給するためのインク供給チューブ32の一端が継合されており、これらのインク供給チューブ32の他端は、インクカートリッジ31の下方に配設された印字ヘッド29の上部にそれぞれ継合されている。
【0027】
このように各インク供給チューブ32を介して、印字ヘッド29と各インクカートリッジ31とを継合することにより、プリンタカートリッジ22の所定位置に配設されたインクカートリッジ31から、キャリッジ30に装着されて図2の奥行き方向(図2の紙面に対する垂直方向)へプリンタ20内を往復移動する印字ヘッド29へインクを供給することができるのである。
【0028】
図3は、図2のIII−III線における給紙ユニット1の部分断面図であり、図中の矢印F1は、延長ガイド7の収納方向を示しており、矢印F11,F12は、延長ガイド7による用紙ガイド5,5の付勢方向をそれぞれ示しており、矢印R11,R12は、用紙ガイド5,5の収納時における回転方向をそれぞれ示している。尚、図3では、上述した装着アーム3を省略して図示している。
【0029】
図3に示すように、上述した用紙ガイド5は、ガイド軸6を介して、ユニット本体2の開口部2aにおける左右両側部分にそれぞれ回転可能に取着されている。この各用紙ガイド5,5は、左右対称の略平板状にそれぞれ形成されており、矢印R11,R12方向へそれぞれ回転させることにより、ユニット本体2の開口部2bを通過して、用紙挿嵌部2a内の2点鎖線の位置にそれぞれ収納することができる。よって、給紙ユニット1を携帯して持ち運ぶ場合に、給紙ユニット1を小型化することができるのである。この各用紙ガイド5,5には、印刷用紙Pを載置するための上述した用紙載置面5a,5aがそれぞれ形成されており、かかる用紙載置面5a,5aに印刷用紙Pが載置されることより、用紙挿嵌部2a内に挿嵌される印刷用紙Pが保持されるのである。
【0030】
この用紙載置面5a,5aの上側部分には、上述した傾斜面5b,5bがそれぞれ形成されており、この傾斜面5b,5bは、ユニット本体2の内方へ向けて下降傾斜して形成されている。よって、かかる傾斜面5b,5bにより、用紙ガイド5,5の用紙載置面5a,5aに載置された印刷用紙Pの左右方向における略中央部分が撓ますことができ、印刷用紙Pの上側部分の垂れ下がりを防止することができる。
【0031】
図3の左側に取着された用紙ガイド5の左側縁部分、及び、図3の右側に取着された用紙ガイド5の右側縁部分には略矩形平板状の側壁板5c,5cが用紙載置面5a,5aから略垂直方向(図3の手前側)へ向けてそれぞれ立設されている。この各側壁板5c,5cは、印刷表紙Pの給紙方向(図3の上下方向)に略直交する方向における印刷用紙Pの両側部分を案内するものであり、一対の用紙ガイド5,5がユニット本体2の上方へ延出された状態で、印刷用紙Pの給紙方向と略平行になるように形成されている。
【0032】
また、用紙載置面5a,5aの上方内側部分には、上述した延長ガイド7の両端部分がそれぞれ取着されている。この延長ガイド7は、上述した略丸棒状のバネ鋼材等の弾性材料が略く字状に折り曲げられて形成されており、かかる両端部分は各用紙ガイド5,5に回転可能に取着されている。この延長ガイド7の両端部分には、延長ガイド7を各用紙ガイド5,5に取着するための連結部7a,7aが形成されている。この連結部7a,7aは、それぞれ略同一形状に形成されており、上述した図2に示すように延長ガイド7の端部が略鍵状に折り曲げられて形成されており、各用紙ガイド5,5の用紙載置面5a,5aに穿設された通穴にそれぞれ貫通されることにより、用紙ガイド5,5および延長ガイド7を連結している。
【0033】
また、各用紙ガイド5,5を連結する延長ガイド7は弾性材料で形成されており、各用紙ガイド5,5を矢印F11,F12方向へそれぞれ付勢可能に形成されている。即ち、延長ガイド7は、各用紙ガイド5,5が用紙挿嵌部2aから引き出された場合に、各用紙ガイド5,5を矢印R11,R12方向と反対方向へ向けて付勢することができ、各用紙ガイド5,5のガタつきを防止することができる。よって、給紙ユニット1が印刷用紙Pを給紙する場合に、用紙ガイド5,5がガタつき、矢印R11またはR12へ回転してしまうこと防止でき、かかる用紙ガイド5,5のガタつきにより印刷用紙Pが斜行して給紙されることを防止することができる。
【0034】
図4は、図3の用紙ガイド5,5および延長ガイド7を収納した状態における給紙ユニット1を正面視した部分断面図であり、図中の矢印F2は、延長ガイド7の引出方向を示しており、矢印F21,F22は、延長ガイド7による用紙ガイド5,5の付勢方向をそれぞれ示しており、矢印R21,R22は、用紙ガイド5,5の延出時における回転方向をそれぞれ示している。図4に示すように、上述した一対の用紙ガイド5,5および延長ガイド7はユニット本体2の用紙挿嵌部2a内に収納可能に形成されている。また、かかる各用紙ガイド5は、ガイド軸6を介して、矢印R21,R22方向へ向けて回転して、ユニット本体2の開口部2aから用紙挿嵌部2a外の2点鎖線の位置まで延出することができる。
【0035】
各用紙ガイド5,5の側壁板5c,5cは、用紙ガイド5,5が用紙挿嵌部2a内に収納された状態において、ユニット本体2の開口部2bを閉鎖するように形成され、その各端部5c1,5c1が互いに対向するように形成されている。しかも、この状態において、左側の用紙ガイド5の側壁板5cにおける端部5c1と右側の用紙ガイド5の側壁板5cにおける端部5c1との間には間隙2cが形成されており、かかる間隙2cから延長ガイド7の上端部分が突出されている。よって、延長ガイド7を用紙挿嵌部2a内から引き出す場合に、その間隙2cから突出された延長ガイド7を摘んで容易に引き出すことができるのである。
【0036】
また、延長ガイド7は弾性材料で形成されており、各用紙ガイド5,5を矢印F21,F22方向へそれぞれ付勢可能に形成されている。即ち、各用紙ガイド5,5が用紙挿嵌部2a内に収納された場合に、延長ガイド7は各用紙ガイド5,5を矢印R21,R22方向と反対方向へ向けて付勢するので、用紙挿嵌部2a内における各用紙ガイド5,5のガタつきを防止することができる。よって、給紙ユニット1を携帯して持ち運ぶ場合にも、一対の用紙ガイド5,5のガタつきが防止されるので、その各用紙ガイド5,5がユニット本体2内から飛び出したり、持ち運ぶ際の衝撃により用紙ガイド5,5が破損してしまうことを防止することができる。
【0037】
次に、図1、図3および図4を参照して、給紙ユニット1の使用方法について説明する。まず、図1に示すように、給紙ユニット1の装着アーム3,3の支持部材3b,3bをプリンタ本体21に装着すると共に、そのプリンタ本体21に装着アーム3,3の係合部材3c,3cを係合させる。給紙ユニット1をプリンタ20に装着した後、図4に示す給紙ユニット1のユニット本体2における用紙挿嵌部2aから延長ガイド7が矢印F2方向へ向けて引き出される。この場合、延長ガイド7は、用紙ガイド5,5の側壁板5c,5cにおける各端部5c1,5c1により形成された間隙2cから外方へ向けて突出されており、かかる延長ガイド7の突出した部分を指などで摘まれて容易に引き出される。
【0038】
延長ガイド7が用紙挿嵌部2a内から矢印F2方向へ引き出されると、延長ガイド7が反矢印F21および反矢印F22方向へ向けて弾性変化すると共に、一対の用紙ガイド5,5が矢印R21,R22方向へ向けて回転される。延長ガイド7の矢印F2方向への引き出しが更に続行されると、各用紙ガイド5,5が矢印R21,R22方向へ向けて更に回転され、図4の2点鎖線の位置、即ち、図3において実線で示す位置に用紙ガイド5,5および延長ガイド7が到達する。即ち、延長ガイド7を用紙挿嵌部2aから引き出すことにより、各用紙ガイド5,5がユニット本体2の用紙挿嵌部2a内から一括して引き出されるのである。しかも、図3に示すように、バネ鋼材等の弾性材料で形成された延長ガイド7によって、各用紙ガイド5,5は、矢印R11,R12方向と反対方向、即ち、矢印F11,F12方向へ向けて付勢されてガタつきが防止されるのである。
【0039】
各用紙ガイド5,5および延長ガイド7を用紙挿嵌部2aから引き出した後、複数枚の印刷用紙Pが積層状態で用紙挿嵌部2aへ挿嵌されると、かかる印刷用紙Pが用紙ガイド5,5により保持される。しかも、用紙ガイド5,5の上方には、延長ガイド7が更に延出されている。よって、給紙ユニット1の用紙挿嵌部2aに挿嵌される印刷用紙の保持長さは、印刷用紙Pの給紙方向における一対の用紙ガイド5,5の長さに加えて、延長ガイド7の延出部分の長さだけ延長されるので、その分、用紙長さの大きな印刷用紙Pを保持することができる。
【0040】
その後、用紙挿嵌部2a内に複数枚積層収納された印刷用紙Pが、給紙ローラ9によって、送紙口11および挿入口24へ一枚毎に給紙されると、印刷用紙Pは、搬送ローラ25および押さえローラ26によって、印字ヘッド29の下方へ搬送される。搬送された印刷用紙Pは、印字ヘッド29の下方を通過する際に、キャリッジ30に搭載された印字ヘッド29のノズル29aから吐出されるインクによって印刷され、印刷済みの印刷用紙Pは、排紙ローラ27および押さえローラ28によって、排紙口23から排紙される。尚、各インクカートリッジ31に充填されたインクは、各インク供給チューブ32を介して印字ヘッド29へ供給され、印字ヘッド290のノズル29aから吐出される。
【0041】
次に、給紙ユニット1を携帯して持ち運ぶ場合には、一対の用紙ガイド5,5および延長ガイド7をユニット本体2内に収納して小型化する。給紙ユニット1を小型化する場合には、まず、図3に示す延長ガイド7を矢印F1方向へ向けて押し込み、延長ガイド7が給紙ユニット1のユニット本体2における用紙挿嵌部2aへ収納される。延長ガイド7が矢印F1方向へ押されて、用紙挿嵌部2a内へ押し込まれると、延長ガイド7が反矢印F11および反矢印F12方向へ向けて弾性変化すると共に、一対の用紙ガイド5,5が矢印R11,R12方向へ向けて回転される。
【0042】
この延長ガイド7の矢印F1方向への押し込みが更に続行されると、各用紙ガイド5,5が矢印R11,R12方向へ向けて更に回転され、図3の2点鎖線の位置、即ち、図4中の実線で示す位置に用紙ガイド5,5および延長ガイド7が到達する。即ち、延長ガイド7を用紙挿嵌部2a内へ押し込むことにより、各用紙ガイド5,5がユニット本体2の用紙挿嵌部2a内へ一括して収納される。しかも、図4に示すように、バネ鋼材等の弾性材料で形成された延長ガイド7によって、各用紙ガイド5,5は、矢印R21,R22方向と反対方向、即ち、矢印F21,F22方向へ向けて付勢されてガタつきが防止されるのである。このようにして、一対の用紙ガイド5,5および延長ガイド7をユニット本体2の用紙挿嵌部2a内に収納することにより、給紙ユニット1は小型化される。よって、かかる給紙ユニット1をプリンタ20から取り外して容易に持ち運ぶことができるのである。
【0043】
以上のように構成された本実施例の給紙ユニット1によれば、印刷用紙Pを保持する一対の用紙ガイド5,5は、延長ガイド7によりそれぞれ連結されているので、延長ガイド7をユニット本体2の用紙挿嵌部2a内から引き出すことにより、一対の用紙ガイド5,5を用紙挿嵌部2a内から一括して引き出すことができる。よって、一対の用紙ガイド5,5を用紙挿嵌部2a内から別々に引き出す場合に比べて、その引き出し操作を簡略化することができる。しかも、一対の用紙ガイド5,5および延長ガイド7を用紙挿嵌部2a内から引き出すと、一対の用紙ガイド5,5がユニット本体2の上方へ延出されるとともに、その一対の用紙ガイド5,5から更に上方へ延長ガイド7が延出される。よって、用紙長さが大きな印刷用紙Pを保持する場合であっても、印刷用紙Pの保持長さが延長ガイド7の延出長さ分だけ延長されるので、かかる延長ガイド7により印刷用紙Pの垂れ下がりを抑制することができる。
【0044】
また、一対の用紙ガイド5,5がユニット本体2の上方へ延出された状態において、延長ガイド7は一対の用紙ガイド5,5をその収納時における回転方向(矢印R11,R12方向)と反対方向へ向けて、即ち、矢印F11,F12方向へ向けて付勢するので、一対の用紙ガイド5,5のガタつきを防止することができる。よって、印刷用紙Pの給紙時における一対の用紙ガイド5,5のガタつきが防止されるので、給紙時における印刷用紙Pの斜行が防止され、印刷用紙の給紙を円滑に行うことができる。一方、一対の用紙ガイド5,5がユニット本体2の用紙挿嵌部2a内に収納された状態において、延長ガイド7は一対の用紙ガイド5,5をその延出時における回転方向(矢印R21,R22方向)と反対方向、即ち、矢印F21,F22方向へ向けて付勢するので、一対の用紙ガイド5,5のガタつきを防止することができる。よって、給紙ユニット1を携帯して持ち運ぶ場合にも、一対の用紙ガイド5,5のガタつきが防止されるので、その一対の用紙ガイド5,5が用紙挿嵌部2a内から飛び出したり、持ち運ぶ際の衝撃により一対の用紙ガイド5,5が破損してしまうことを防止することができる。
【0045】
更に、図4に示すように、左側の用紙ガイド5の側壁板5cにおける端部5c1と右側の用紙ガイド5の側壁板5cにおける端部5c1との間には間隙2cが形成されており、かかる間隙2cから延長ガイド7の上端部分が突出されている。よって、延長ガイド7を用紙挿嵌部2a内から引き出す場合に、その間隙2cから突出された延長ガイド7を摘んで容易に引き出すことができるのである。
【0046】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
【0047】
例えば、本実施例の給紙ユニット1は、用紙ガイド5,5および延長ガイド7をユニット本体2の用紙挿嵌部2a内に収納した状態において、延長ガイド7を間隙2cから突出するように形成した。しかしながら、必ずしも、延長ガイドを用紙ガイド5,5により形成された間隙から突出させる必要はなく、例えば、かかる間隙から延長ガイドを突出させずに、用紙ガイドにより形成される間隙を大きく形成しても良い。この場合、用紙挿嵌部内に収納された延長ガイドがユニット本体から突出することを防止することができる一方、間隙が大きく形成されているので、かかる間隙から指などを挿入して、用紙挿嵌部内に収納された延長ガイドを摘んで容易に引き出すことができるのである。
【0048】
【発明の効果】
請求項1に記載の給紙装置によれば、印刷用紙を保持する一対のガイド部材は、連結部材によりそれぞれ連結されているので、連結部材を給紙口内から引き出すことにより、一対のガイド部材を給紙口内から一括して引き出すことができる。よって、一対のガイド部材を給紙口内から別々に引き出す場合に比べて、その引き出し操作を簡略化することができるという効果がある。しかも、一対のガイド部材および連結部材を給紙口内から引き出すと、一対のガイド部材が反給紙口側へ延出されるとともに、その一対のガイド部材から更に反給紙口側へ連結部材が延出される。よって、用紙長さが大きな印刷用紙を保持する場合であっても、印刷用紙の保持長さが連結部材の延出長さ分だけ延長されるので、かかる連結部材により印刷用紙の垂れ下がりを抑制することができるという効果がある。
【0049】
請求項2に記載の給紙装置によれば、請求項1に記載の給紙装置の奏する効果に加え、一対のガイド部材が反給紙口側へ延出された状態において、連結部材は一対のガイド部材をその収納時における回転方向と反対方向へ向けて付勢するので、一対のガイド部材のガタつきを防止することができる。よって、印刷用紙の給紙時における一対のガイド部材のガタつきを防止して、印刷用紙の給紙を円滑に行うことができるという効果がある。
【0050】
請求項3に記載の給紙装置によれば、請求項1または2に記載の給紙装置の奏する効果に加え、一対のガイド部材が給紙口内に収納された状態において、連結部材は一対のガイド部材をその延出時における回転方向と反対方向へ向けて付勢するので、一対のガイド部材のガタつきを防止することができる。よって、給紙装置を携帯して持ち運ぶ場合にも、一対のガイド部材のガタつきが防止されるので、その一対のガイド部材が給紙口内から飛び出したり、持ち運ぶ際の衝撃により一対のガイド部材が破損してしまうことを防止することができるという効果がある。
【0051】
請求項4に記載の給紙装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置の奏する効果に加え、給紙口の端面のうち、その給紙口内に収納された連結部材の近傍には、その連結部材まで到達する切り欠きが形成されている。よって、連結部材を給紙口内から引き出す場合には、その切り欠きから給紙口内へ指などを挿入し、給紙口内に収納された連結部材を摘んで容易に引き出すことができるという効果がある。
【0052】
請求項5に記載の給紙装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の給紙装置の奏する効果に加え、給紙口内に収納された連結部材は給紙口の端面から外方へ向けて突出するように形成されているので、かかる突出した部分を容易に指等で摘むことができる。よって、給紙口内へ指などを無理に挿入することなく、連結部材を給紙口内から容易に引き出すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置の一実施例である給紙ユニットが装着されたプリンタの側面図である。
【図2】給紙ユニットおよびプリンタの内部構造を概略的に示した側断面図である。
【図3】図2のIII−III線における給紙ユニットの部分断面図である。
【図4】用紙ガイドおよび延長ガイドを収納した状態における給紙ユニットを正面視した部分断面図である。
【符号の説明】
1 給紙ユニット(給紙装置)
2 ユニット本体
2a 用紙挿嵌部(給紙口)
2c 間隙(切り欠き)
5 用紙ガイド(ガイド部材)
7 延長ガイド(連結部材)
20 プリンタ(印刷装置)
P 印刷用紙
Claims (5)
- 印刷装置へ印刷用紙を給紙する給紙口を備えた給紙装置において、
前記給紙口内に収納可能に形成されるとともに、印刷用紙を保持するため、その給紙口から反給紙口側へ延出可能に形成された一対のガイド部材と、
その一対のガイド部材にそれぞれ連結され、前記給紙口内に収納可能に形成された連結部材とを備え、
その連結部材は、その連結部材が前記給紙口内から引き出される場合に、その給紙口内に収納された前記一対のガイド部材を前記給紙口外へ引き出すとともに、その一対のガイド部材より更に反給紙口側へ延出するように形成されていることを特徴とする給紙装置。 - 前記一対のガイド部材は、印刷用紙の給紙方向に直交する方向における前記給紙口の両側部分にそれぞれ独立して回転可能に取着され、前記連結部材は、前記一対のガイド部材が反給紙口側へ延出された状態において、その一対のガイド部材の収納時における回転方向と反対方向へ向けて、その一対のガイド部材を付勢するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
- 前記一対のガイド部材は、印刷用紙の給紙方向に直交する方向における前記給紙口の両側部分にそれぞれ独立して回転可能に取着され、前記連結部材は、前記一対のガイド部材が前記給紙口内に収納された状態において、その一対のガイド部材の延出時における回転方向と反対方向へ向けて、その一対のガイド部材を付勢するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。
- 前記給紙口の端面のうち、その給紙口内に収納された前記連結部材の近傍には、その連結部材まで到達する切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置。
- 前記連結部材は、前記給紙口内に収納された状態において、その給紙口の端面から外方へ向けて突出するように形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の給紙装置。
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