JP2004058452A - インクチューブ支持部材及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクチューブの保持構造の部品点数の削減及び構成の簡素化を図って組み付け作業を良好にし、また、キャリッジの走査動作を安定的に行うことができ、しかも、リサイクル性に富むインクチューブ支持構造及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】オフボードタイプのインクジェットプリンタにおいてインクタンクからインクヘッドに向けてインクを供給するインクチューブ71〜74を支持するためのインクチューブ支持部材8に対し、インクチューブ71〜74の延長方向に沿って延びる保持帯81とインクチューブ71〜74を保持する保持片82とを同一のインクチューブ支持部材8上に一体形成する。これにより、インクチューブ保持構造の部品点数の削減を図る。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクタンクからインクヘッドに向けてインクを供給するインクチューブを支持するための支持部材及びそのインクチューブ支持部材を備えたインクジェットプリンタに代表される画像形成装置に係る。特に、本発明は、インクチューブを支持するための構成の簡素化を図る対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インクジェットプリンタにおける画像形成動作としては、先ず、給紙トレイに収容されている複数枚の用紙のうち1枚を搬送路に送り出し、この用紙を、搬送路を経て画像形成部に供給する。そして、この画像形成部において用紙表面にインク滴を吐出することで所定の画像形成を行った後に、この用紙を排出トレイに排紙するようになっている。
【0003】
また、上記画像形成部には、インクヘッドを備えたキャリッジが配設されており、このキャリッジが走査動作を行いながらインクタンクからインクヘッドに供給されたインクによって上記画像形成動作を行うようになっている。
【0004】
また、インクジェットプリンタのインクタンク配置形態として、インクタンクをキャリッジ上に搭載するタイプ(所謂オンボードタイプ)と、インクタンクをキャリッジとは個別に配置するタイプ(所謂オフボードタイプ)とがある。そして、後者のタイプの場合、各色のインクタンクとキャリッジに備えられたサブタンクとが複数本のインクチューブによってインク供給可能に連結されている。尚、このサブタンクとは、各インクチューブによって供給されたインクをキャリッジ上で一時的に貯留するための小容量の空間である。
【0005】
上記インクチューブの配設形態を開示するものとして特開2001−171145号公報や特開平10−226084号公報に開示されているインクジェットプリンタが知られている。
【0006】
前者の公報には、インクチューブ結束具によってインクチューブとフラットケーブルとを一体的に結束する構成が開示されている。つまり、インクチューブ結束具に、フラットケーブルを周回する長さの担持部、フラットケーブルの幅方向に周回させた状態の担持部の外表面との間で複数のインクチューブを保持するチューブ保持部、このチューブ保持部の先端に設けられた鈎部を備えさせる。担持部には、鈎部及びチューブ保持部を通す通し孔と、鈎部の係止孔とが形成されている。そして、インクチューブ結束具の担持部の幅より広く開放された切欠き部を有するスポンジ層と補助材としてのステンレス板が両面接着テープで接合され、フラットケーブルとインクチューブとの間に介在された構成となっている。これにより、キャリッジの往復移動によって複数のインクチューブがフラットケーブルの幅方向へ無秩序に動かないように規制している。
【0007】
後者の公報には、インクチューブを難燃性の保護チューブに挿通した上で、一面に薄いステンレスの板を貼着したポリエステルよりなる柔軟な帯状部材の上に各インクチューブを並べ、更に、この帯状部材とインクチューブとを結束用バンドにより一体的に止着した構成が開示されている。これにより、インクチューブの幅方向の剛性を高め、キャリッジの走行時におけるインクチューブの垂れ下がりを抑えると共に、厚み方向には単一のインクチューブの持つ柔軟性をもってキャリッジの走行に円滑に追従させることができるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した各公報に開示されているインクチューブの保持構造にあっては、インクチューブに沿って配設される保持シート(上記スポンジ層やステンレス板)と、複数のインクチューブを一体的に束ねるための結束具(上記インクチューブ結束具や結束用バンド)とが個別の部品であったため、組み付け作業に手間を要し、作業性の悪いものであった。また、結束具が移動しないようにするために保持シートに凹部を設けるなどの加工が必要であり、その加工が煩雑であるばかりでなく、この凹部の存在によって屈曲性が阻害され、場合によっては、保持シートの屈曲不良に伴ってプリンタ内の他部品に保持シートが引っ掛かってしまい、キャリッジの走査に悪影響を及ぼす可能性もあった。
【0009】
また、従来のインクチューブの保持構造にあっては、材質の異なる複数種類の部材によってインクチューブを保持していたため、そのリサイクル性に劣るものであった。
【0010】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インクチューブの保持構造の部品点数の削減及び構成の簡素化を図って組み付け作業を良好にし、また、キャリッジの走査動作を安定的に行うことができ、しかも、リサイクル性に富むインクチューブ支持構造及び画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
−発明の概要−
上記の目的を達成するために、本発明は、インクチューブの延長方向に沿って延びる保持帯とインクチューブを保持する保持片とを同一のインクチューブ支持部材上に一体形成し、これによってインクチューブ保持構造の部品点数の削減を図るようにしている。
【0012】
−解決手段−
具体的には、走査しながらインク滴を吐出して記録媒体上に画像形成を行うインクヘッドに向けてインクを供給するインクチューブを支持するための支持部材を前提とする。このインクチューブ支持部材を、屈曲性を有するシート材により形成する。そして、このインクチューブ支持部材として、インクチューブの延長方向に沿って延びる保持帯と、インクヘッドの走査時にインクチューブが保持帯と共に屈曲するようにインクチューブを保持する保持片とを一体形成している。
【0013】
従来の構成では、インクチューブに沿って配設される保持シートと、複数のインクチューブを一体的に束ねるための結束具とが個別の部品であったため、組み付け作業に手間を要し、作業性の悪いものであった。これに対し、本解決手段によれば、上記保持シート及び結束具としての機能を一つのインクチューブ支持部材に兼用させる(保持帯を保持シートとして機能させ、保持片を結束具として機能させる)ことができる。このため、構成の簡素化に伴って、組み付け作業の作業性を向上できる。また、このインクチューブ支持部材は、屈曲性を阻害するような加工はなされないため、屈曲不良に伴ってプリンタ内の他部品に引っ掛かってしまうといった懸念もなく、キャリッジの走査が良好に行える。また、単一材料で構成されており、接着剤等の使用も必要ないため、良好なリサイクル性を得ることができる。
【0014】
上記インクチューブ支持部材の具体的な構成としては以下のものが掲げられる。
【0015】
先ず、インクチューブは複数本が平行に並べられて配置されており、インクチューブ支持部材は、保持帯の幅寸法がこれらインクチューブ全体の並び方向の寸法よりも大きく設定されている。これによれば、仮にインクチューブが僅かに撓んだとしてもインクチューブ支持部材から外れた領域にまで達することが抑制され、インクチューブ支持部材の保持帯によるインクチューブの保持状態を良好に得ることができ、インクチューブがプリンタ内の他の部品に引っ掛かってしまうことが防止できる。
【0016】
また、保持片は、保持帯の幅寸法の両端よりも内側に形成されている。これによっても、インクチューブがインクチューブ支持部材から外れた領域にまで達することが抑制され、インクチューブがプリンタ内の他部品に引っ掛かってしまうといった懸念がなくなり、キャリッジの走査を良好に行うことができる。
【0017】
また、この場合、上記保持片は、保持帯の幅寸法の両端よりも内側部分が切り欠かれて短冊状に形成され、この保持片がインクチューブを取り囲むように変形されてインクチューブを保持する構成とされている。これによれば、インクチューブ支持部材に保持片を一体形成するための加工が容易であり、上記作用を得ることができるインクチューブ支持部材の実用性の向上を図ることができる。
【0018】
更に、保持片は、保持帯の延長方向に亘って複数箇所に形成されている一方、これら保持片の形成位置同士の間の領域に、インクチューブを位置規制する規制部が一体形成されている。これによれば、インクチューブの延長方向全体をインクチューブ支持部材に沿わせることが可能となり、インクチューブの他部品への引っ掛かり防止機能の信頼性をよりいっそう高めることができる。
【0019】
上記各インクチューブ支持構造を備えた画像形成装置も本発明の技術的思想の範疇である。つまり、屈曲性を有するシート材により形成されていて、インクチューブの延長方向に沿って延びる保持帯と、インクヘッドの走査時にインクチューブが保持帯と共に屈曲するようにインクチューブを保持する保持片とが一体形成されているインクチューブ支持部材を備えた画像形成装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本形態は、インクタンクをキャリッジに搭載しないタイプ(所謂オフボードタイプ)、つまり、キャリッジ上のインクヘッドに対してインクチューブを介してインクタンクからインクが供給されるタイプのカラーインクジェットプリンタに本発明を適用した場合である。
【0021】
−カラーインクジェットプリンタの全体構成の説明−
図1は、本形態に係る画像形成機としてのカラーインクジェットプリンタ1の外観及び内部構成の一部を示す斜視図である。この図1に示すように、本形態に係るインクジェットプリンタ1は、給紙部2、搬送部3、画像形成部4及び排出部5を備えている。
【0022】
給紙部2は、略鉛直方向に延びる給紙トレイ21及びピックアップローラ22を備えており、画像形成動作の開始時に給紙トレイ21内の記録媒体としての記録用紙Pをピックアップローラ22によって取り出して搬送部3に向けて送り出すようになっている。また、上記給紙トレイ21は、画像形成動作を行わない際には、記録用紙Pの保管部として機能する。
【0023】
また、給紙部2と搬送部3との間には図示しない分離部が設けられている。この分離部は、給紙部2から送り出された記録用紙Pを一枚ずつ分離し、その一枚の記録用紙Pを搬送部3に向けて供給するようになっている。
【0024】
搬送部3は、分離部より一枚ずつ供給される記録用紙Pを、画像形成部4に向けて搬送するものであって、給紙ローラ31及び給紙抑えローラ32を備えており、この両ローラ31,32間で記録用紙Pを挟持搬送するようになっている。また、給紙ローラ31は、記録用紙Pをインクヘッド41とプラテン44との間に送り込む際に、インクヘッド41からのインク滴が記録用紙Pの適切な位置に吹き付けられるように、記録用紙Pの搬送タイミングを調整するようになっている。
【0025】
画像形成部4は、上記搬送部3から供給される記録用紙Pへ画像形成を行うためのものであり、インクヘッド41、このインクヘッド41を搭載したキャリッジ42、このキャリッジ42を主走査方向に案内するためのガイドシャフト43、画像形成動作時に記録用紙Pの支持台となるプラテン44、複数のインクタンク61〜64を備えている。
【0026】
上記インクタンク61〜64は、記録用紙Pの搬送経路から外れた領域においてインクタンク収納部6に収納されている。そして、各インクタンク61〜64は、上記キャリッジ42の内部に備えられた図示しないサブタンクに対し、インク供給路を構成するインクチューブ71〜74を介して接続されている。
【0027】
また、各インクタンク61〜64は、Bk(ブラック),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の各インク毎に個別に配置されており、それぞれが独立して交換可能となっている。これにより、各インクタンク61〜64内の各色のインクが、インクチューブ71〜74及びサブタンクを経てインクヘッド41に供給可能となっている。また、本形態では、各インクタンク61〜64は大きさが同一のものとしている。尚、ブラックインクタンク61のみを大型のものとしてもよい。
【0028】
更に、本インクジェットプリンタ1のケーシングには、これらインクタンク61〜64の配設位置に対応して開閉自在な図示しないカバーが設けられており、何れかのインクタンク61〜64のインク残量が少なくなった場合には、このカバーを開放することによりインクタンクの交換作業が行えるようになっている。
【0029】
排出部5は、画像形成が行われた記録用紙Pを回収する部分であり、記録用紙Pを排出側に向けて搬送する搬送ローラ51、記録用紙P上のインクを乾燥させるための図示しないインク乾燥部、排出ローラ52及び排出トレイ53を備えている。尚、本インクジェットプリンタ1のケーシングには、排出ローラ52によって搬送された記録用紙Pを排出トレイ53へ排出するための排紙口54が形成されている。
【0030】
−画像形成動作の説明−
上記の構成において、インクジェットプリンタ1は、次のような動作によって記録用紙Pに対する画像形成を行う。先ず、図示しないコンピュータ等の外部端末から画像情報に基づく画像形成要求がインクジェットプリンタ1に対してなされる。画像形成要求を受信したインクジェットプリンタ1は、給紙トレイ21上の記録用紙Pを、ピックアップローラ22によって給紙部2より搬出する。次に、搬出された記録用紙Pは、分離部を通過し、搬送部3へと送られる。搬送部3では、給紙ローラ31及び給紙抑えローラ32によって、記録用紙Pをインクヘッド41とプラテン44との間へと送る。
【0031】
そして、画像形成部4では、各インクタンク61〜64からインクチューブ71〜74、サブタンクを経て供給されたインクを使用し、インクヘッド41のインクノズルよりプラテン44上の記録用紙Pへ画像情報に対応してインク滴が吹き付けられる。この時、記録用紙Pはプラテン44上で一旦停止されている。インク滴を吹き付けつつ、キャリッジ42は、ガイドシャフト43に案内されて、主走査方向(図1におけるD2方向)に一ライン分走査される。それが終了すると、記録用紙Pは、プラテン44上で副走査方向(図1におけるD1方向)に一定の幅だけ移動する。画像形成部4において、上記処理が画像情報に対応し継続して実施されることにより、記録用紙Pの全面に画像形成がなされる。このようにして画像形成が行われた記録用紙Pは、インク乾燥部を経て、排出ローラ52によって排出トレイ53に排出される。これにより、記録用紙Pは印刷物としてユーザに提供されることになる。
【0032】
−インクチューブ支持構造の説明−
次に、本形態の特徴とする構成であるインクチューブ71〜74の支持構造について説明する。図1に示すように、本形態に係るインクジェットプリンタ1は4本のインクチューブ71〜74を備え、各インクチューブ71〜74は、一端がインクタンク収納部6の背面であって各インクタンク61〜64の収納位置に対向した位置に接続され、各インクタンク61〜64から個別にインクが取り出せるようになっている。また、インクチューブ71〜74の他端は、上述した如くキャリッジ42の内部に備えられた図示しないサブタンクに接続されている。このため、上述した画像形成動作時には、キャリッジ42の走査に伴ってインクチューブ71〜74の屈曲位置が変化する。つまり、図1においてキャリッジ42の走査位置が図中右側にある場合には、インクチューブ71〜74はキャリッジ42に近い位置で屈曲することになるのに対し、キャリッジ42の走査位置が図中左側にある場合には、インクチューブ71〜74はキャリッジ42から遠い位置(インクタンク収納部6に近い位置)で屈曲することになる。
【0033】
上記4本のインクチューブ71〜74のうち最も上側に位置する第1インクチューブ71はブラックインク用のインクチューブであり、上側から2番目に位置する第2インクチューブ72はイエローインク用のインクチューブである。また、上側から3番目に位置する第3インクチューブ73はマゼンタインク用のインクチューブであり、最も下側に位置する第4インクチューブ74はシアンインク用のインクチューブである。
【0034】
これらインクチューブ71〜74は、その背面側、つまり、屈曲方向の外周側(図1における奥側)に配設されたインクチューブ支持部材8によって支持されている。以下、このインクチューブ支持部材8について説明する。
【0035】
このインクチューブ支持部材8は、ポリエステル等の屈曲性を有する材料より成るシート材により形成されていると共に、インクチューブ71〜74の延長方向に沿って延びる保持帯81と、インクヘッド41の走査時にインクチューブ71〜74が保持帯81と共に屈曲するようにインクチューブ71〜74を保持する保持片82とが一体形成されている。
【0036】
図2(a)は、このインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持する前の状態(展開状態)の一部分を示す正面図であり、図2(b)は、このインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持した状態の一部分を示す斜視図である。
【0037】
これら図に示すように、インクチューブ支持部材8の保持帯81は、矩形状のシート材により成っている。
【0038】
この保持帯81の長さ寸法(図2(a)における左右方向の寸法)は各インクチューブ71〜74の長さ寸法に略一致している。具体的には、各インクチューブ71〜74のうちキャリッジ42の走査に伴って屈曲される領域を覆い、この屈曲される領域がプリンタ内の他部品に接触したり引っ掛かったりすることを防止するようになっている。
【0039】
また、保持帯81の幅寸法(図2(a)における上下方向の寸法)は各インクチューブ71〜74全体の幅寸法(1本のインクチューブの外径の約4倍の寸法)よりも僅かに大きく設定されている。
【0040】
そして、この保持帯81と一体形成されている保持片82は、保持帯81の長手方向に所定間隔を存した複数箇所(図1に示すように本形態のものは4箇所)に形成されている。この保持片82は、保持帯81の上縁から上方に延びる上側片83と、保持帯81の下縁から下方に延びる下側片84とで構成されている。そして、上側片83において上下方向に延びる一辺83aにはL形の切り込み83bが形成されている一方、下側片84において上下方向に延びる一辺であって、上記上側片83において切り込み83bが形成されている辺83aとは反対側の辺84aにも同様のL形の切り込み84bが形成されている。更に、この上側片83及び下側片84には、保持帯81との境界部分と、この境界部分からインクチューブ71〜74の外径寸法だけ外側の位置に折り曲げを容易とするための所謂ミシン目85,85,…が形成されている。
【0041】
次に、このインクチューブ支持部材8によってインクチューブ71〜74を支持する際の作業について説明する。
【0042】
先ず、各インクチューブ71〜74を平行に揃えておき、その背面側にインクチューブ支持部材8の保持帯81を重ね合わせる。そして、保持片82の上側片83及び下側片84に対し、ミシン目85,85,…が形成されている箇所をインクチューブ71〜74の配設側に折り曲げる。各部の折り曲げ角度は直角とする。これにより、上側片83の切り込み83bと下側片84の切り込み84bとを係合させ、図2(b)に示すようにインクチューブ71〜74を抱え込むようにして一体的に支持する。この作業を各保持片82に対して行い、インクチューブ71〜74の全体を各保持片82によって一体的に支持する。以上の動作により、インクチューブ支持部材8によって各インクチューブ71〜74が支持される。
【0043】
以上説明したように、本形態では、インクチューブ支持部材8に、保持帯81と保持片82とを一体的に形成している。従来の構成では、インクチューブに沿って配設される保持シートと、複数のインクチューブを一体的に束ねるための結束具とが個別の部品であったため、組み付け作業に手間を要し、作業性の悪いものであった。これに対し、本実施形態の構成によれば、上記保持シートとして機能する保持帯81と結束具として機能する保持片82とを一つのインクチューブ支持部材8に形成することができる。このため、構成の簡素化に伴って、各インクチューブ71〜74を支持するための組み付け作業の作業性を向上できる。また、屈曲性を阻害するような加工はなされないため、屈曲不良に伴ってプリンタ内の他部品へ引っ掛かってしまうといった懸念もなく、キャリッジ42の走査が良好に行える。加えて、インクチューブ支持部材8に形成される保持片82は、各インクチューブ71〜74を支持した状態では、インクチューブ支持部材8の幅方向(図中上下方向)の両端縁や背面側(図1における奥側)に突出することはないため、これによっても、プリンタ内の他部品へ引っ掛かってしまうといった懸念はなくなり、キャリッジ42の走査を良好に行うことができる。
【0044】
また、インクチューブ支持部材8は、単一材料で構成されており、接着剤等の使用も必要ないため、良好なリサイクル性を得ることができる。
【0045】
更に、インクチューブ支持部材8は、保持帯81の幅寸法がインクチューブ71〜74全体の幅寸法(インクチューブ71〜74全体の並び方向の寸法)よりも大きく設定されている。このため、仮にインクチューブ71〜74が僅かに撓んだとしてもインクチューブ支持部材8の上縁または下縁から外れた領域にまで達することが抑制され、インクチューブ支持部材8の保持帯81によるインクチューブ71〜74の保持状態を良好に得ることができる。
【0046】
尚、上述した実施形態では、上側片83及び下側片84の折り曲げ箇所にミシン目85,85,…を形成していたが、図3に示すように、この折り曲げ箇所にV字状の溝86,86,…を形成してもよい。
【0047】
(変形例)
次に、インクチューブ支持部材8の複数の変形例について説明する。以下の各変形例は、保持片82の形状が上述した実施形態のものと異なっている。従って、以下の説明では保持片82の形状についてのみ説明する。
【0048】
−第1の変形例−
先ず、第1の変形例について図4を用いて説明する。図4(a)は、本変形例に係るインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持する前の状態の一部分を示す正面図であり、図4(b)は、このインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持した状態の一部分を示す斜視図である。
【0049】
これらの図に示すように、保持片82は、保持帯81の幅寸法の両端よりも内側部分が短冊状に切り欠かれて形成され且つ互いに平行な上側片83と下側片84とによって形成されている。これら上側片83と下側片84とは保持帯81の長手方向の延びるコ字状の切り欠きによって形成され、この切り欠きの各辺のうち保持帯81の幅方向外側に位置している辺83c,84cが内側に位置している辺83d,84dよりも僅かに長く設定されている。また、この各切り欠きの各辺83c,83d、84c,84dの端部同士に亘ってミシン目85,85が形成されている。更に、上側片83を形成している各辺のうち保持帯81の幅方向外側(図中上側)に位置している辺83cにはL形の切り込み83bが形成されている。一方、下側片84を形成している各辺のうち保持帯81の幅方向内側(図中上側)に位置している辺84dにもL形の切り込み84bが形成されている。
【0050】
このため、このインクチューブ支持部材8によってインクチューブ71〜74を支持する際には、上側片83及び下側片84をミシン目85,85に沿って折り曲げ、上側片83の切り込み83bと下側片84の切り込み84bとを係合させ、図4(b)に示すようにインクチューブ71〜74を抱え込むようにして一体的に支持する。この作業を各保持片82に対して行い、インクチューブ71〜74の全体を各保持片82によって一体的に支持する。
【0051】
−第2の変形例−
次に、第2の変形例について図5を用いて説明する。図5(a)は、本変形例に係るインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持する前の状態(展開状態)の一部分を示す正面図であり、図4(b)は、このインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持した状態の一部分を示す斜視図である。
【0052】
これらの図に示すように、保持片82は、保持帯81の下縁から下方に延びる下側片84のみによって構成されている。そして、この下側片84において上下方向に延びる一辺84aにはL形の切り込み84bが形成されている。更に、この下側片84にも上記実施形態の場合と同様に折り曲げを容易とするためのミシン目85,85,…が形成されている。
【0053】
一方、保持帯81の幅方向の上端よりも僅かに内側(図中の下側)には、上記下側片84と対向する位置にL形の切り込み81aが形成されている。
【0054】
このため、このインクチューブ支持部材8によってインクチューブ71〜74を支持する際には、下側片84をミシン目85,85,…に沿って折り曲げ、この下側片84に形成されている切り込み84bを、保持帯81の上縁近傍に形成されている切り込み81aに係合させ、図5(b)に示すようにインクチューブ71〜74を抱え込むようにして一体的に支持する。この作業を各保持片82に対して行い、インクチューブ71〜74の全体を各保持片82によって一体的に支持する。
【0055】
−第3の変形例−
次に、第3の変形例について図6を用いて説明する。図6(a)は、本変形例に係るインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持する前の状態の一部分を示す正面図であり、図6(b)は、このインクチューブ支持部材8がインクチューブ71〜74を支持した状態の一部分を示す斜視図である。
【0056】
これらの図に示すように、保持片82は、保持帯81の幅寸法の上端よりも僅かに内側(図中の下側)部分が短冊状に切り欠かれて形成された上側片83のみによって構成されている。この上側片83の形状及び切り込み83bやミシン目85の形成位置は上述した第1変形例のものと同様である。
【0057】
一方、保持帯81の幅寸法の下端よりも僅かに内側(図中の上側)には、上記ミシン目85の形成位置と対向する位置にL形の切り込み81aが形成されている。
【0058】
このため、このインクチューブ支持部材8によってインクチューブ71〜74を支持する際には、上側片83をミシン目85に沿って折り曲げ、この上側片83に形成されている切り込み83bを、保持帯81の下縁近傍に形成されている切り込み81aに係合させ、図6(b)に示すようにインクチューブ71〜74を抱え込むようにして一体的に支持する。この作業を各保持片82に対して行い、インクチューブ71〜74の全体を各保持片82によって一体的に支持する。
【0059】
−第4の変形例−
次に、第4の変形例について図7を用いて説明する。本例は、上記保持片82,82,…の形成位置同士の間の領域に、インクチューブ71〜74を位置規制する規制部が一体形成された構成について説明する。
【0060】
図7(a)は、この規制部9の形成位置におけるインクチューブ支持部材8の一部分を示す正面図であり、図7(b)は、図7(a)におけるVII−VII線に沿った断面図である。
【0061】
これら図に示すように、規制部9は、インクチューブ支持部材8の保持帯81が上側または下側に向けて開放するコ字状の切り欠きが形成され、この切り欠きに寄って得られた位置規制片91がインクチューブ71〜74の外面に沿うように湾曲されて形成されている。
【0062】
このため、インクチューブ71〜74は、保持片82,82,…によって保持されているのに加えて、これら保持片82,82,…の形成位置同士の間の領域にあっては位置規制片91,91,…によって位置規制される。その結果、インクチューブ71〜74を、その延長方向の全体に亘ってインクチューブ支持部材8に沿わせることが可能となり、インクチューブ71〜74の他部品への引っ掛かり防止機能の信頼性をよりいっそう高めることができる。
【0063】
−第5の変形例−
最後に、第5の変形例について図8を用いて説明する。本例も、上記保持片82,82,…の形成位置同士の間の領域に、インクチューブ71〜74を位置規制する規制部が一体形成された構成について説明する。
【0064】
図8(a)は、この規制部9の形成位置におけるインクチューブ支持部材8の一部分を示す正面図であり、図8(b)は、図8(a)におけるVIII−VIII線に沿った断面図である。
【0065】
これら図に示すように、規制部9は、インクチューブ支持部材8の保持帯81が部分的に膨出されて成る位置規制突起92がインクチューブ71〜74の外面に沿うように形成されている。
【0066】
このため、本例においても、インクチューブ71〜74は、保持片82,82,…によって保持されているのに加えて、これら保持片82,82,…の形成位置同士の間の領域にあっては位置規制突起92,92,…によって位置規制される。その結果、インクチューブ71〜74を、その延長方向の全体に亘ってインクチューブ支持部材8に沿わせることが可能となり、インクチューブ71〜74の他部品への引っ掛かり防止機能の信頼性をよりいっそう高めることができる。
【0067】
−その他の実施形態−
上記インクチューブ支持部材8に一体形成される保持片82の形状は、上述した実施形態や変形例に限るものではなく、保持帯81と一体形成され且つインクチューブ71〜74を良好に保持できる形状であれば種々の形状が採用可能である。
【0068】
また、インクチューブ支持部材8の構成材料は、上述したポリエステルに限るものではなく、ある程度の剛性と屈曲性とを備えた材料であれば種々のものが適用可能である。
【0069】
更に、インクチューブ支持部材8の保持片82,82,…によるインクチューブ71〜74の支持箇所は、上述したものに限らず、3箇所以下としたり5箇所以上に設定してもよい。また、チューブ支持部材8が支持するインクチューブ71〜74の本数も4本に限らず、3本以下や5本以上であってもよい。
【0070】
また、本発明は、モノクロタイプのインクジェットプリンタへの適用も可能である。この場合、インクチューブ支持部材8は、1本のインクチューブを支持するように保持帯81及び保持片82の形状が設定されることになる。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、インクチューブの延長方向に沿って延びる保持帯とインクチューブを保持する保持片とを同一のインクチューブ支持部材上に一体形成し、これによってインクチューブ保持構造の部品点数の削減を図るようにしている。従来の構成では、インクチューブに沿って配設される保持シートと、複数のインクチューブを一体的に束ねるための結束具とが個別の部品であったため、組み付け作業に手間を要し、作業性の悪いものであった。これに対し、本発明によれば、上記保持シート及び結束具としての機能を一つのインクチューブ支持部材に兼用させることができる。このため、構成の簡素化に伴って、組み付け作業の作業性を向上できる。また、このインクチューブ支持部材は、屈曲性を阻害するような加工はなされないため、屈曲不良に伴ってプリンタ内の他部品に引っ掛かってしまうといった懸念もなく、キャリッジの走査が良好に行える。また、単一材料で構成されており、接着剤等の使用も必要ないため、良好なリサイクル性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るカラーインクジェットプリンタの外観及び内部構成の一部を示す斜視図である。
【図2】(a)はインクチューブ支持部材がインクチューブを支持する前の状態の一部分を示す正面図であり、(b)はインクチューブ支持部材がインクチューブを支持した状態の一部分を示す斜視図である。
【図3】インクチューブ支持部材の変形例を示す図2(a)相当図である。
【図4】第1の変形例における図2相当図である。
【図5】第2の変形例における図2相当図である。
【図6】第3の変形例における図2相当図である。
【図7】第4の変形例に係る図面であって、(a)は規制部の形成位置におけるインクチューブ支持部材の一部分を示す正面図であり、(b)は(a)におけるVII−VII線に沿った断面図である。
【図8】第5の変形例に係る図面であって、(a)は規制部の形成位置におけるインクチューブ支持部材の一部分を示す正面図であり、(b)は(a)におけるVIII−VIII線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1     カラーインクジェットプリンタ(画像形成装置)
41    インクヘッド
71〜74 インクチューブ
8     インクチューブ支持部材
81    保持帯
82    保持片
9     規制部
91    位置規制片
92    位置規制突起
P     記録用紙(記録媒体)

Claims (6)

  1. 走査しながらインク滴を吐出して記録媒体上に画像形成を行うインクヘッドに向けてインクを供給するインクチューブを支持するための支持部材であって、
    屈曲性を有するシート材により形成されており、インクチューブの延長方向に沿って延びる保持帯と、インクヘッドの走査時にインクチューブが保持帯と共に屈曲するようにインクチューブを保持する保持片とが一体形成されていることを特徴とするインクチューブ支持部材。
  2. 請求項1記載のインクチューブ支持部材において、
    インクチューブは複数本が平行に並べられて配置されており、保持帯の幅寸法はこれらインクチューブ全体の並び方向の寸法よりも大きく設定されていることを特徴とするインクチューブ支持部材。
  3. 請求項2記載のインクチューブ支持部材において、
    保持片は、保持帯の幅寸法の両端よりも内側に形成されていることを特徴とするインクチューブ支持部材。
  4. 請求項3記載のインクチューブ支持部材において、
    保持片は、保持帯の幅寸法の両端よりも内側部分が切り欠かれて短冊状に形成され、この保持片がインクチューブを取り囲むように変形されてインクチューブを保持する構成とされていることを特徴とするインクチューブ支持部材。
  5. 請求項1記載のインクチューブ支持部材において、
    保持片は、保持帯の延長方向に亘って複数箇所に形成されている一方、
    これら保持片の形成位置同士の間の領域に、インクチューブを位置規制する規制部が一体形成されていることを特徴とするインクチューブ支持部材。
  6. インクチューブによりインクタンクからインクヘッドに向けてインクが供給され、このインクヘッドが走査しながらインク滴を吐出して記録媒体上に画像形成を行う画像形成装置において、
    屈曲性を有するシート材により形成されていて、インクチューブの延長方向に沿って延びる保持帯と、インクヘッドの走査時にインクチューブが保持帯と共に屈曲するようにインクチューブを保持する保持片とが一体形成されているインクチューブ支持部材を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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