JP2002200768A - インクジェット式プリンタ及びインクチューブ結束具 - Google Patents

インクジェット式プリンタ及びインクチューブ結束具

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JP2002200768A
JP2002200768A JP2000404662A JP2000404662A JP2002200768A JP 2002200768 A JP2002200768 A JP 2002200768A JP 2000404662 A JP2000404662 A JP 2000404662A JP 2000404662 A JP2000404662 A JP 2000404662A JP 2002200768 A JP2002200768 A JP 2002200768A
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ink tube
tube
tubes
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Satoshi Fujioka
聡 藤岡
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクチューブとケーブル等を容易に束ねる
ことができるインクチューブ結束具を備えたインクジェ
ット式プリンタ及びインクチューブ結束具を提供するこ
と。 【解決手段】 中間材305と並列にした複数のインク
チューブ124とを重ね合わせて束ねる第1のインクチ
ューブ結束具300と、ケーブル123と補助材306
と第1のインクチューブ結束具により束ねられた中間材
及びインクチューブとを重ね合わせて一括して束ねる第
2のインクチューブ結束具330とを備える。これによ
り、インクジェット式プリンタを組み立てる際は、先
ず、第1のインクチューブ結束具で中間材と並列にした
複数のインクチューブとを束ねておき、次に、第2のイ
ンクチューブ結束具でケーブルと補助材と先に束ねた中
間材及び複数のインクチューブとを束ねることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御部からケーブ
ルを介してプリントヘッドに入力される記録制御信号に
基づいて、複数のインクカートリッジから複数のインク
チューブを介して前記プリントヘッドに供給されるイン
クをインク滴として記録媒体に吐出して情報を記録する
インクジェット式プリンタ及びインクチューブ結束具に
関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体として例えばJIS規格のA1
判やJIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの
印刷用紙にまで印刷できる大型のインクジェット式プリ
ンタがある。このインクジェット式プリンタは、給紙
部、印刷部、排紙部がこの順で上部から配設された構成
となっている。
【0003】印刷部の内部には、主走査方向に往復移動
するキャリッジに搭載されたプリントへッドと、このプ
リントへッドへ印刷制御信号を送る制御部が配設されて
いる。印刷部の前面側には、プリントヘッドへの複数色
分の供給インクを貯留する複数色分のインクカートリッ
ジが抜き差しされるインクカートリッジホルダが配設さ
れている。
【0004】そして、プリントへッドと制御部の間は、
弾性変形可能なフレキシブルフラットケーブルにより接
続され、プリントへッドと複数色分のインクカートリッ
ジの間は、複数色分のインクチューブにより接続されて
いる。フレキシブルフラットケーブルとインクチューブ
は、制御部とインクカートリッジからの引き回しの長さ
を短くするため、キャリッジの下方にて並列配置されて
キャリッジの往復移動範囲のほぼ中間点で固定され、ル
ープ状にUターンされてプリントヘッドに接続されてい
る。
【0005】このような構成において、給紙部にセット
された印刷用紙を印刷部にて副走査方向に間欠的に設定
量ずつ送りつつ、プリントヘッドを主走査方向に移動さ
せ、プリントへッドから印刷用紙にインク滴を吐出す
る。そして、印刷用紙に所定の情報を印刷したら、その
印刷用紙を排紙部から排紙するようになっている。
【0006】ここで、プリントへッドが往復移動する際
には、プリントへッドに接続されたフレキシブルフラッ
トケーブルとインクチューブのループ形状部分も一緒に
往復移動する。ところが、このときに複数のインクチュ
ーブがフレキシブルフラットケーブルの幅方向に無秩序
に動き、インクチューブのループ形状がフレキシブルフ
ラットケーブルのループ形状とは異なるループ形状、す
なわち捻りが生じたループ形状になる場合がある。
【0007】そして、このようなインクチューブの動き
により、インクチューブとフレキシブルフラットケーブ
ルとの接触部分で摩擦が発生し、インクチューブとフレ
キシブルフラットケーブルがスムーズにUターンし難く
なる。また、インクチューブに局所的なストレスが掛か
り、インクチューブが損傷する。さらに、キャリッジに
対する変動負荷となるため、キャリッジはスムーズに動
き難くなり、結果的に印刷品質を低下させる等の問題が
生じる。そこで、通常、インクチューブとフレキシブル
フラットケーブルは、補助材と中間材を介して合わせら
れ、インクチューブ結束具により束ねられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
インクジェット式プリンタに使用されているインクチュ
ーブ結束具は、複数のインクチューブとフレキシブルフ
ラットケーブルと補助材と中間材とを合わせてから束ね
る必要がある。このように多数の部材を一度に合わせて
束ねなければならないので、途中でばらつき易く、手間
が掛かるという問題があった。
【0009】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、インクチューブとケ
ーブル等を容易に束ねることができるインクチューブ結
束具を備えたインクジェット式プリンタ及びインクチュ
ーブ結束具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係る発明では、制御部からケーブルを
介してプリントヘッドに入力される記録制御信号に基づ
いて、複数のインクカートリッジから複数のインクチュ
ーブを介して前記プリントヘッドに供給されるインクを
インク滴として記録媒体に吐出して情報を記録するイン
クジェット式プリンタにおいて、中間材と並列にした複
数の前記インクチューブとを重ね合わせて束ねる第1の
インクチューブ結束具と、前記ケーブルと補助材と前記
第1のインクチューブ結束具により束ねられた前記中間
材及び前記インクチューブとを重ね合わせて一括して束
ねる第2のインクチューブ結束具とを備えたことをこと
を特徴としている。
【0011】これにより、インクジェット式プリンタを
組み立てる際は、先ず、第1のインクチューブ結束具で
中間材と並列にした複数のインクチューブとを束ねてお
き、次に、第2のインクチューブ結束具でケーブルと補
助材と先に束ねた中間材及び複数のインクチューブとを
束ねることができる。したがって、最もばらつき易い複
数のインクチューブは中間材のみと束ねればよいので、
その束ね作業を容易に行うことができ、さらにケーブル
は既に束ねられているインクチューブ等を補助材と共に
束ねればよいので、その束ね作業も容易に行うことがで
きる。
【0012】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
のインクジェット式プリンタにおいて、前記第1及び第
2のインクチューブ結束具は、前記インクチューブの複
数箇所に装着されていることを特徴としている。これに
より、複数のインクチューブとケーブル等を全長にわた
って確実に束ねて保持することができるので、複数のイ
ンクチューブ等が部分的にばらついてしまうようなこと
を防止することができる。
【0013】請求項3に係る発明では、制御部からケー
ブルを介してプリントヘッドに入力される記録制御信号
に基づいて、複数のインクカートリッジから複数のイン
クチューブを介して前記プリントヘッドに供給されるイ
ンクをインク滴として記録媒体に吐出して情報を記録す
るインクジェット式プリンタに使用される複数の前記イ
ンクチューブの結束具であって、中間材と並列にした複
数の前記インクチューブとを重ね合わせて収納して保持
する第1の保持部と、前記第1の保持部に対し連結さ
れ、かつ着脱可能に形成されており、前記第1の保持部
にはめ合わされて、前記第1の保持部に収納されている
前記中間材及び前記インクチューブを押さえ付ける第1
の押さえ部とを備えた第1の結束具、並びに、前記ケー
ブルと補助材と前記第1の結束具により束ねられた前記
中間材及び前記インクチューブとを重ね合わせて収納し
て保持する第2の保持部と、前記第2の保持部に対し連
結され、かつ着脱可能に形成されており、前記第2の保
持部にはめ合わされて、前記第2の保持部に収納されて
いる前記ケーブル、前記補助材、前記中間材及び前記イ
ンクチューブを押さえ付ける第2の押さえ部とを備えた
第2の結束具を備え、前記第1及び第2の結束具により
複数の前記インクチューブを結束することを特徴として
いる。
【0014】これにより、インクチューブを束ねる際
は、先ず、第1の結束具の第1の保持部内に中間材と並
列にした複数のインクチューブとを入れておき、第1の
保持部に付いている第1の押さえ部を第1の保持部には
め込み、次に、第2の結束具の第2の保持部内にケーブ
ルと補助材と先に束ねた中間材及び複数のインクチュー
ブと入れておき、第2の保持部に付いている第2の押さ
え部を第2の保持部にはめ込めばよいので、インクチュ
ーブ等を迅速かつ確実に束ねることができる。
【0015】請求項4に係る発明では、請求項3に記載
のインクチューブ結束具において、前記第1の押さえ部
は、並列にした複数の前記インクチューブの外周部に密
着可能な凹部が設けられていることを特徴としている。
これにより、最もばらつき易い複数のインクチューブを
確実に横並びにして束ねることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態に係るインク
ジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2
は、そのインクジェット式プリンタの主要部の内部構成
例を示す斜視図である。図1及び図2に示すインクジェ
ット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判や
JIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの印刷
用紙にまで印刷できる大型のプリンタであり、給紙部1
10、印刷部120、排紙部130、脚部140がこの
順で上部から配設された構成となっている。印刷部12
0と排紙部130は本体として一体化されており、給紙
部110及び脚部140とそれぞれ分離可能に構成され
ている。
【0018】給紙部110は、図1に示すように、本体
120、130の上部後方に突き出るように設けられて
いる。そして、給紙部110の内部には、図2に示すよ
うに、2本のロール紙(印刷用紙)がセット可能なロー
ル紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110
の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の
開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ11
1を覆うように取り付けられている。
【0019】ロール紙ホルダ111は、図2に示すよう
に、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部1
10の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113
の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、
115を備えている。そして、スピンドル113は、中
央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け1
14、115に装着され、回転可能に軸支持されるよう
になっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2
に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部
を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉
するようになっている。
【0020】印刷部120は、図2に示すように、プリ
ントヘッド121を搭載したキャリッジ122、プリン
トヘッド121と印刷を実行する為の図示しない制御部
とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、F
FCという)123、プリントヘッド121とインクが
入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインク
チューブ124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示
しない紙送りローラ、ロール紙の浮き上がりを防止する
図示しない紙吸引手段等を備えている。そして、印刷部
120の上面及び前面には、図1及び図2に示すよう
に、上蓋125及び前蓋126がプリントヘッド121
やキャリッジ122等を覆うように取り付けられてい
る。
【0021】プリントヘッド121は、ブラックインク
を吐出するブラックインク用プリントへッドと、イエロ
ー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ
等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用プリ
ントヘッドとを備えている。そして、プリントヘッド1
21は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けら
れており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加
圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコ
ントロールされた大きさのインク滴を吐出するようにな
っている。
【0022】キャリッジ122は、図2に示すように、
主走査方向に設けられているレール127にコロを介し
て吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されて
おり、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッ
ジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128
の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動
するようになっている。
【0023】FFC123は、一端が制御部のコネクタ
に接続され、他端がプリントヘッド121のコネクタに
接続されており、印刷信号を制御部からプリントヘッド
121に送るようになっている。インクチューブ124
は、各色のインク用が配設されており、図示しないイン
ク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインク
カートリッジにつながれ、各他端が対応する各色のプリ
ントヘッド121につながれている。
【0024】そして、インクチューブ124は、インク
加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインク
カートリッジからプリントヘッド121に送るようにな
っている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、
下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下
げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっ
ている。
【0025】排紙部130は、図1及び図2に示すよう
に、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す
排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する
図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部13
0の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すよう
に、インクカートリッジを収納保持するインクカートリ
ッジホルダ150が配設されている。
【0026】脚部140は、図1及び図2に示すよう
に、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142
と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強
棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に
給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止
め固定されるようになっている。
【0027】このような構成において、インクジェット
式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部11
0からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル11
3を取り出し、図3に示すように、スピンドル113に
挿入されているロール紙押さえ113aをスピンドル1
13の一端から引き抜く。
【0028】そして、図4に示すように、スピンドル1
13の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫
通させ、図5に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端
をスピンドル113の他端側に挿入固定されているロー
ル紙押さえ113bにはめ込んで当接させる。続いて、
ロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から
挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端にはめ込む。これ
により、ロール紙Rはスピンドル113と共に回転可能
となる。
【0029】次に、図6に示すように、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113の両端を持ってインクジェッ
ト式プリンタ100の前後方向に対して斜めに向けた状
態、すなわちロール紙Rが挿入されたスピンドル113
の他端側を一方のスピンドル受け114に向けた状態に
する。
【0030】ここで、このスピンドル受け114は水平
方向に回転可能に構成されており、通常はスピンドル1
13の端部を受ける各スピンドル受け114、115の
窪み114a、115aは対向させておくが、ロール紙
Rが挿入されたスピンドル113をセットするときは、
図7に示すように、一方のスピンドル受け114を回転
させて他方のスピンドル受け115に対して約45度の
角度を付けておく。
【0031】その後、ロール紙Rが挿入されたスピンド
ル113の他端部を一方のスピンドル受け114の窪み
114aに掛け、ロール紙Rが挿入されたスピンドル1
13と共にそのスピンドル受け114を回転させる。そ
して、各スピンドル受け114、115の窪み114
a、115aを対向させて、ロール紙Rが挿入されたス
ピンドル113の一端部を他方のスピンドル受け115
の窪み115aに掛ける。これにより、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113を給紙部110に容易にセッ
トすることができる。
【0032】次に、図8に示すように、ロール紙Rの先
端を下方に引き出して印刷部120の搬送経路を通し、
さらに図9に示すように、排紙部130の搬送経路まで
通す。そして、図10に示すように、ロール紙Rを巻き
取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙ガ
イド131に形成されているマーカMに位置決めする。
その後、インクジェット式プリンタ100を起動して、
ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつプリントヘッド1
21を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出さ
せ、ロール紙Rに所定の情報を印刷して排紙する。
【0033】図11は、本発明の特徴的な部分であるイ
ンクチューブ結束具の一つである第1の結束具を示す斜
視図、図12は、本発明の特徴的な部分であるインクチ
ューブ結束具の一つである第2の結束具を示す斜視図で
ある。
【0034】図11(A)に示すように、第1の結束具
300は、プラスチックで形成されており、第1の保持
部310と、この第1の保持部310に対しプラスチッ
クテープ301で連結され、かつ凹凸部のはめ合いによ
り着脱可能に形成された第1の押さえ部320を備えて
いる。第1の保持部310は、矩形状の平板311の一
端に1つの爪部312が一体的に立設され、他端に2つ
の爪部313、314が一体的に立設された形状で形成
されている。
【0035】爪部312と爪部313の間隔は、後述す
るFFC123とインクチューブ124を隔絶する中間
材305の幅で形成されており、爪部312と爪部31
3の間に中間材305を収納するようになっている。爪
部313と爪部314の間隔は、後述する第1の押さえ
部320の爪部322の厚さで形成されており、爪部3
13と爪部314の間に爪部322が挟み込まれるよう
になっている。そして、爪部312と爪部314には、
後述する第1の押さえ部320の爪部322と爪部32
3に設けられている突起323a、322aがはまる穴
312a、314aが設けられている。ここで、中間材
305としては、例えばスポンジが使用される。
【0036】第1の押さえ部320は、矩形状の平板3
21の一端に1つの爪部322が一体的に立設され、他
端に1つの爪部323が一体的に立設され、爪部322
と爪部323の間には後述する並列にした複数のインク
チューブ124の外周部に密着可能な半円筒状の複数の
凹部324が並設された形状で形成されている。爪部3
22と爪部323の間隔は、第1の保持部310の爪部
312と爪部313、314の間との間隔に形成されて
おり、爪部322と爪部323には、上述した爪部31
4と爪部312に設けられている穴314a、312a
にはまる突起322a、323aが設けられている。
【0037】以上のような構成において、第1の保持部
310の爪部312と第1の押さえ部320の爪部32
3が対向し、第1の保持部310の爪部313、314
の間と第1の押さえ部320の爪部322が対向するよ
うにして第1の保持部310に第1の押さえ部320を
はめ込む。これにより、図11(B)に示すように、爪
部322が爪部313、314の間に挟み込まれると共
に、穴312a、314aに突起322a、323aが
はまり込み、第1の保持部310に第1の押さえ部32
0が固定される。なお、第1の保持部310から第1の
押さえ部320を外すときは、ピン等を穴312a、3
14aに挿して突起322a、323aを押し込むこと
により可能である。
【0038】図12(A)に示すように、第2の結束具
330は、プラスチックで形成されており、第2の保持
部340と、この第2の保持部340に対しプラスチッ
クテープ302で連結され、かつ凹凸部のはめ合いによ
り着脱可能に形成された第2の押さえ部350を備えて
いる。第2の保持部340は、矩形状の平板341の一
端に2つの爪部342、343が一体的に立設され、他
端に2つの爪部344、345が一体的に立設された形
状で形成されている。
【0039】爪部343と爪部344の間隔は、後述す
るFFC123とインクチューブ124を隔絶する中間
材305の幅で形成されており、爪部343と爪部34
4の間に中間材305と共にFFC123と補助材30
6を収納するようになっている。爪部342と爪部34
3の間隔及び爪部344と爪部345の間隔は、後述す
る第2の押さえ部350の爪部352及び爪部353の
厚さで形成されており、爪部342と爪部343の間及
び爪部344と爪部345の間に爪部352及び爪部3
53が挟み込まれるようになっている。そして、爪部3
42と爪部345には、後述する第2の押さえ部350
の爪部352と爪部353に設けられている突起353
a、352aがはまる穴342a、345aが設けられ
ている。
【0040】第2の押さえ部350は、矩形状の平板3
51の一端に1つの爪部352が一体的に立設され、他
端に1つの爪部353が一体的に立設され、各爪部35
2、353の途中には爪部352、353の立設方向に
垂直であって相互に対向するように爪部354、355
が一体的に形成されている。爪部352と爪部353の
間隔は、第2の保持部340の爪部342と爪部343
の間と、爪部344と爪部345の間との間隔に形成さ
れており、爪部352と爪部353には、上述した爪部
345と爪部342に設けられている穴345a、34
2aにはまる突起352a、353aが設けられてい
る。
【0041】以上のような構成において、第2の保持部
340の爪部342、343の間と第2の押さえ部35
0の爪部353が対向し、第2の保持部340の爪部3
44、345の間と第2の押さえ部350の爪部352
が対向するようにして第2の保持部340に第2の押さ
え部350をはめ込む。これにより、図12(B)に示
すように、爪部352が爪部344、345の間に挟み
込まれ、爪部353が爪部342、343の間に挟み込
まれると共に、穴345a、342aに突起352a、
353aがはまり込み、第2の保持部340に第2の押
さえ部350が固定される。なお、第2の保持部340
から第2の押さえ部350を外すときは、ピン等を穴3
42a、345aに挿して突起352a、353aを押
し込むことにより可能である。
【0042】図13は、FFC123とインクチューブ
124を隔絶する中間材305を示す斜視図である。こ
の中間材305は、第1の結束具300が配置される位
置の両側に切り欠き部305aが設けられ、第2の結束
具330が配置される位置の両側に切り欠き部305b
が設けられている。各切り欠き部305a、305b
は、第1及び第2の結束具300、330の位置決めの
ために設けられており、中間材305の複数箇所に設け
られている。そして、各切り欠き部305a、305b
における中間材305の幅は、横並びに配置されるイン
クチューブ124の幅より若干広い幅に形成されてい
る。なお、各切り欠き部305a、305bは、中間材
305の片側のみに設けるようにしてもよい。
【0043】このような中間材305の一面側に複数の
インクチューブ124は配列され、中間材305の他面
側に図14に示す補助材306を介してFFC123が
配設される。補助材306は、高剛性でバネ性を有する
例えばステンレス板が使用され、図14に示す両面接着
テープ307により中間材305に接合されている。
【0044】次に、インクチューブ結束具の使用方法に
ついて図14及び図15を参照して説明する。中間材3
05が接合された補助材306の一面側に複数のインク
チューブ124を添わせ、切り欠き部305aに第1の
結束具300の第1の保持部310をはめ込む(図14
参照)。そして、第1の押さえ部320を第1の保持部
310にはめ込む(図15参照)。この作業を複数の切
り欠き部305aに対して行う。
【0045】続いて、補助材306の他面側にFFC1
23を添わせ、FFC123と共に切り欠き部305b
に第2の結束具330の第2の保持部340をはめ込む
(図14参照)。そして、第2の押さえ部350を第2
の保持部340にはめ込む(図15参照)。この作業も
複数の切り欠き部305bに対して行う。
【0046】これにより、図16(A)に示すように、
第1の結束具300は、第1の保持部310内に中間材
305を収納し、第1の押さえ部320により複数のイ
ンクチューブ124を並列にすると共に中間材305に
押し付けて保持することができる。また、図16(B)
に示すように、第2の結束具330は、第2の保持部3
40内にFFC123と補助材306と第1の結束具3
00により束ねられた中間材305及びインクチューブ
124とを重ね合わせて収納し、第2の押さえ部350
により並列になっている複数のインクチューブ124を
中間材305に押し付けて保持することができる。
【0047】このように、最もばらつき易い複数のイン
クチューブ124は中間材305のみと束ねればよいの
で、その束ね作業を容易に行うことができ、さらにFF
C123は既に束ねられているインクチューブ124等
を補助材306と共に束ねればよいので、その束ね作業
も容易に行うことができる。また、複数のインクチュー
ブ124とFFC123等を全長にわたって確実に束ね
て保持することができるので、複数のインクチューブ1
24等が部分的にばらついてしまうようなことを防止す
ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
クジェット式プリンタ及びインクチューブ結束具によれ
ば、最もばらつき易い複数のインクチューブを容易に束
ねることができ、さらにケーブルとも合わせて容易に束
ねることができるので、インクチューブ等の束ね作業工
数を低減させることができ、インクジェット式プリンタ
の組み立て作業時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの構成例を
示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜
視図である。
【図3】図1のプリンタの使用手順を示す第1の図であ
る。
【図4】図1のプリンタの使用手順を示す第2の図であ
る。
【図5】図1のプリンタの使用手順を示す第3の図であ
る。
【図6】図1のプリンタの使用手順を示す第4の図であ
る。
【図7】図1のプリンタの使用手順を示す第5の図であ
る。
【図8】図1のプリンタの使用手順を示す第6の図であ
る。
【図9】図1のプリンタの使用手順を示す第7の図であ
る。
【図10】図1のプリンタの使用手順を示す第8の図で
ある。
【図11】本発明の特徴的な部分であるインクチューブ
結束具の一つである第1の結束具を示す斜視図である。
【図12】本発明の特徴的な部分であるインクチューブ
結束具の一つである第2の結束具を示す斜視図である。
【図13】FFCとインクチューブを隔絶する中間材を
示す斜視図である。
【図14】図11及び図12のインクチューブ結束具の
使用方法を説明するための第1の図である。
【図15】図11及び図12のインクチューブ結束具の
使用方法を説明するための第2の図である。
【図16】図15のインクチューブ結束具部分の断面図
である。
【符号の説明】
100 プリンタ 110 給紙部 111 ロール紙ホルダ 112 ロール紙カバー 113 スピンドル 114 スピンドル受け 115 スピンドル受け 120 印刷部 121 プリントヘッド 122 キャリッジ 123 FFC 124 インクチューブ 125 上蓋 126 前蓋 127 レール 128 キャリッジベルト 130 排紙部 131 排紙ガイド 132 サイドカバー 140 脚部 141 コロ 142 支持柱 143 補強棒 150 インクカートリッジホルダ 300 第1の結束具 305 中間材 306 補助材 310 第1の保持部 320 第1の押さえ部 324 凹部 330 第2の結束具 340 第2の保持部 350 第2の押さえ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部からケーブルを介してプリントヘ
    ッドに入力される記録制御信号に基づいて、複数のイン
    クカートリッジから複数のインクチューブを介して前記
    プリントヘッドに供給されるインクをインク滴として記
    録媒体に吐出して情報を記録するインクジェット式プリ
    ンタにおいて、 中間材と並列にした複数の前記インクチューブとを重ね
    合わせて束ねる第1のインクチューブ結束具と、 前記ケーブルと補助材と前記第1のインクチューブ結束
    具により束ねられた前記中間材及び前記インクチューブ
    とを重ね合わせて一括して束ねる第2のインクチューブ
    結束具とを備えたことを特徴とするインクジェット式プ
    リンタ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のインクチューブ結束
    具は、前記インクチューブの複数箇所に装着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット式プ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 制御部からケーブルを介してプリントヘ
    ッドに入力される記録制御信号に基づいて、複数のイン
    クカートリッジから複数のインクチューブを介して前記
    プリントヘッドに供給されるインクをインク滴として記
    録媒体に吐出して情報を記録するインクジェット式プリ
    ンタに使用される複数の前記インクチューブの結束具で
    あって、 中間材と並列にした複数の前記インクチューブとを重ね
    合わせて収納して保持する第1の保持部と、 前記第1の保持部に対し連結され、かつ着脱可能に形成
    されており、前記第1の保持部にはめ合わされて、前記
    第1の保持部に収納されている前記中間材及び前記イン
    クチューブを押さえ付ける第1の押さえ部とを備えた第
    1の結束具、 並びに、前記ケーブルと補助材と前記第1の結束具によ
    り束ねられた前記中間材及び前記インクチューブとを重
    ね合わせて収納して保持する第2の保持部と、 前記第2の保持部に対し連結され、かつ着脱可能に形成
    されており、前記第2の保持部にはめ合わされて、前記
    第2の保持部に収納されている前記ケーブル、前記補助
    材、前記中間材及び前記インクチューブを押さえ付ける
    第2の押さえ部とを備えた第2の結束具を備え、 前記第1及び第2の結束具により複数の前記インクチュ
    ーブを結束することを特徴とするインクチューブ結束
    具。
  4. 【請求項4】 前記第1の押さえ部は、並列にした複数
    の前記インクチューブの外周部に密着可能な凹部が設け
    られていることを特徴とする請求項3に記載のインクチ
    ューブ結束具。
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