JP2002166569A - インクジェット式プリンタ - Google Patents

インクジェット式プリンタ

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JP2002166569A
JP2002166569A JP2000371503A JP2000371503A JP2002166569A JP 2002166569 A JP2002166569 A JP 2002166569A JP 2000371503 A JP2000371503 A JP 2000371503A JP 2000371503 A JP2000371503 A JP 2000371503A JP 2002166569 A JP2002166569 A JP 2002166569A
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JP
Japan
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ink
ink cartridge
print head
carriage
cartridge holder
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JP2000371503A
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Inventor
Satoshi Fujioka
聡 藤岡
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジホルダの配設場所を適切
化した小型のインクジェット式プリンタを提供するこ
と。 【解決手段】 プリントヘッドへの供給インクを貯留す
るインクカートリッジが抜き差しされるインクカートリ
ッジホルダ150を、前記プリントヘッドを副走査方向
へ移動させるキャリッジ122の直下の位置に配設す
る。これにより、インクカートリッジホルダは従来のイ
ンクジェット式プリンタのようにプリンタ本体から突き
出るような位置に配設されなくなるので、インクジェッ
ト式プリンタをコンパクトにして設置場所の省スペース
化を図ることができると共に、運搬性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にインク
滴を吐出するプリントヘッドと、プリントヘッドを副走
査方向へ移動させるキャリッジと、プリントヘッドへの
供給インクを貯留するインクカートリッジが抜き差しさ
れるインクカートリッジホルダとを有するインクジェッ
ト式プリンタに関し、特にインクカートリッジホルダの
配設場所に工夫を加えたインクジェット式プリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】図16は、記録媒体として例えばJIS
規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較的大型
のサイズの印刷用紙にまで印刷できる大型のインクジェ
ット式プリンタの概略を示す斜視図である。このインク
ジェット式プリンタ1は、給紙部2、印刷部3、排紙部
4がこの順で上部から配設された構成となっている。印
刷部3の内部には、主走査方向に往復移動するキャリッ
ジ5に搭載されたプリントへッド6が配設されている。
【0003】そして、印刷部3の前面側には、プリント
ヘッド6への供給インクを貯留するインクカートリッジ
が抜き差しされるインクカートリッジホルダ7が配設さ
れている。このインクカートリッジホルダ7は、前面側
に開閉可能なカバー7aが装着されており、このカバー
7aを開いてインクカートリッジを抜き差しするように
なっている。このカバー7aは、通常は下部が回動軸に
支持され、上部に係止部が取り付けられており、係止部
を外すことにより回動軸を中心に開くことができるよう
になっている。
【0004】このような構成において、給紙部2にセッ
トされた印刷用紙を印刷部3にて副走査方向に間欠的に
設定量ずつ送りつつ、プリントヘッド6を主走査方向に
移動させ、プリントへッド6から印刷用紙にインク滴を
吐出する。そして、印刷用紙に所定の情報を印刷した
ら、その印刷用紙を排紙部4から排紙するようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の大型の
インクジェット式プリンタ1では、水頭差を利用したイ
ンク供給手段を用いているため、インクカートリッジホ
ルダ7はキャリッジ5よりも上部となる印刷部3の前面
側に配設する必要がある。また、大型のインクジェット
式プリンタ1では、インクを大量に使用するためインク
カートリッジは大型になり、必然的にインクカートリッ
ジホルダ7も大型になっている。このため、インクカー
トリッジホルダ7がプリンタ本体から大きく突き出てし
まい、インクジェット式プリンタ1の設置場所に広いス
ペースが必要となったり、また運搬等が困難になってい
た。
【0006】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、インクカートリッジ
ホルダの配設場所を適切化した小型のインクジェット式
プリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係るでは、記録媒体にインク滴を吐出
するプリントヘッドと、前記プリントヘッドを副走査方
向へ移動させるキャリッジと、前記プリントヘッドへの
供給インクを貯留するインクカートリッジが抜き差しさ
れるインクカートリッジホルダとを有するインクジェッ
ト式プリンタにおいて、前記インクカートリッジホルダ
は、前記キャリッジの直下の位置に配設されていること
を特徴としている。
【0008】これにより、インクカートリッジホルダは
従来のインクジェット式プリンタのようにプリンタ本体
から突き出るような位置に配設されなくなるので、イン
クジェット式プリンタをコンパクトにして設置場所の省
スペース化を図ることができると共に、運搬性を向上さ
せることができる。
【0009】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
のインクジェット式プリンタにおいて、前記インクカー
トリッジから前記プリントヘッドへのインク供給は、加
圧供給されることを特徴としている。
【0010】これにより、インクカートリッジホルダに
装填されているインクカートリッジ内のインクがプリン
トヘッドよりも下方に位置していても、インクカートリ
ッジ内のインクをプリントヘッドへ確実に送ることがで
きるので、印刷精度を高精度に維持することができる。
【0011】請求項3に係る発明では、請求項1または
2に記載のインクジェット式プリンタにおいて、前記キ
ャリッジの直下の位置は、前記キャリッジがホームポジ
ションに位置しているときの直下の位置であることを特
徴としている。
【0012】これにより、インクカートリッジホルダを
プリンタ本体の下部であって側部に配設することができ
るので、インクジェット式プリンタをよりコンパクトに
して設置場所の省スペース化をさらに図ることができる
と共に、運搬性をさらに向上させることができる。
【0013】請求項4に係る発明では、給紙部、印刷
部、排紙部がこの順で上部から配設され、前記印刷部に
は前記給紙部からの記録媒体にインク滴を吐出するプリ
ントヘッドと、前記プリントヘッドを副走査方向へ移動
させるキャリッジとが配設されており、インクカートリ
ッジホルダに装填されているインクカートリッジから前
記プリントヘッドへインクを加圧供給するインクジェッ
ト式プリンタであって、前記インクカートリッジホルダ
は、前記キャリッジがホームポジションに位置している
ときの直下の位置であって、前記排紙部に隣接する位置
に配設されていることを特徴としている。
【0014】これにより、インクカートリッジホルダに
装填されているインクカートリッジ内のインクがプリン
トヘッドよりも下方に位置していても、インクカートリ
ッジ内のインクをプリントヘッドへ確実に送ることがで
きるので、インクカートリッジホルダをプリンタ本体の
下部であって側部に配設することができ、そのときの印
刷精度を高精度に維持することができる。そして、イン
クカートリッジホルダは従来のインクジェット式プリン
タのようにプリンタ本体から突き出るような位置に配設
されなくなるので、インクジェット式プリンタをコンパ
クトにして設置場所の省スペース化を図ることができる
と共に、運搬性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態に係るインク
ジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2
は、そのインクジェット式プリンタの主要部の内部構成
例を示す斜視図である。図1及び図2に示すインクジェ
ット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判や
JIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの印刷
用紙にまで印刷できる大型のプリンタであり、給紙部1
10、印刷部120、排紙部130、脚部140がこの
順で上部から配設された構成となっている。印刷部12
0と排紙部130は本体として一体化されており、給紙
部110及び脚部140とそれぞれ分離可能に構成され
ている。
【0017】給紙部110は、図1に示すように、本体
120、130の上部後方に突き出るように設けられて
いる。そして、給紙部110の内部には、図2に示すよ
うに、2本のロール紙(印刷用紙)がセット可能なロー
ル紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110
の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の
開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ11
1を覆うように取り付けられている。
【0018】ロール紙ホルダ111は、図2に示すよう
に、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部1
10の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113
の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、
115を備えている。そして、スピンドル113は、中
央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け1
14、115に装着され、回転可能に軸支持されるよう
になっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2
に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部
を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉
するようになっている。
【0019】印刷部120は、図2に示すように、プリ
ントヘッド121を搭載したキャリッジ122、プリン
トヘッド121と印刷を実行する為の図示しない制御部
とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、F
FCという)123、プリントヘッド121とインクが
入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインク
チューブ124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示
しない紙送りローラ、ロール紙の浮き上がりを防止する
図示しない紙吸引手段等を備えている。そして、印刷部
120の上面及び前面には、図1及び図2に示すよう
に、上蓋125及び前蓋126がプリントヘッド121
やキャリッジ122等を覆うように取り付けられてい
る。
【0020】プリントヘッド121は、ブラックインク
を吐出するブラックインク用プリントへッドと、イエロ
ー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ
等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用プリ
ントヘッドとを備えている。そして、プリントヘッド1
21は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けら
れており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加
圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコ
ントロールされた大きさのインク滴を吐出するようにな
っている。
【0021】キャリッジ122は、図2に示すように、
主走査方向に設けられているレール127にコロを介し
て吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されて
おり、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッ
ジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128
の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動
するようになっている。
【0022】FFC123は、一端が制御部のコネクタ
に接続され、他端がプリントヘッド121のコネクタに
接続されており、印刷信号を制御部からプリントヘッド
121に送るようになっている。インクチューブ124
は、各色のインク用が配設されており、図示しないイン
ク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインク
カートリッジにつながれ、各他端が対応する各色のプリ
ントヘッド121につながれている。
【0023】そして、インクチューブ124は、インク
加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインク
カートリッジからプリントヘッド121に送るようにな
っている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、
下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下
げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっ
ている。
【0024】排紙部130は、図1及び図2に示すよう
に、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す
排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する
図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部13
0の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すよう
に、インクカートリッジを収納保持するインクカートリ
ッジホルダ150が配設されている。
【0025】脚部140は、図1及び図2に示すよう
に、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142
と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強
棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に
給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止
め固定されるようになっている。
【0026】このような構成において、インクジェット
式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部11
0からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル11
3を取り出し、図3に示すように、スピンドル113に
挿入されているロール紙押さえ113aをスピンドル1
13の一端から引き抜く。
【0027】そして、図4に示すように、スピンドル1
13の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫
通させ、図5に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端
をスピンドル113の他端側に挿入固定されているロー
ル紙押さえ113bにはめ込んで当接させる。続いて、
ロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から
挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端にはめ込む。これ
により、ロール紙Rはスピンドル113と共に回転可能
となる。
【0028】次に、図6に示すように、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113の両端を持ってインクジェッ
ト式プリンタ100の前後方向に対して斜めに向けた状
態、すなわちロール紙Rが挿入されたスピンドル113
の他端側を一方のスピンドル受け114に向けた状態に
する。
【0029】ここで、このスピンドル受け114は水平
方向に回転可能に構成されており、通常はスピンドル1
13の端部を受ける各スピンドル受け114、115の
窪み114a、115aは対向させておくが、ロール紙
Rが挿入されたスピンドル113をセットするときは、
図7に示すように、一方のスピンドル受け114を回転
させて他方のスピンドル受け115に対して約45度の
角度を付けておく。
【0030】その後、ロール紙Rが挿入されたスピンド
ル113の他端部を一方のスピンドル受け114の窪み
114aに掛け、ロール紙Rが挿入されたスピンドル1
13と共にそのスピンドル受け114を回転させる。そ
して、各スピンドル受け114、115の窪み114
a、115aを対向させて、ロール紙Rが挿入されたス
ピンドル113の一端部を他方のスピンドル受け115
の窪み115aに掛ける。これにより、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113を給紙部110に容易にセッ
トすることができる。
【0031】次に、図8に示すように、ロール紙Rの先
端を下方に引き出して印刷部120の搬送経路を通し、
さらに図9に示すように、排紙部130の搬送経路まで
通す。そして、図10に示すように、ロール紙Rを巻き
取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙ガ
イド131に形成されているマーカMに位置決めする。
その後、インクジェット式プリンタ100を起動して、
ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつプリントヘッド1
21を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出さ
せ、ロール紙Rに所定の情報を印刷して排紙する。
【0032】図11は、本発明の特徴的な部分であるイ
ンクカートリッジホルダ150とその周辺部を示す斜視
図、図12は、そのインクカートリッジホルダ150の
内部を示す斜視図である。このインクカートリッジホル
ダ150は、図11及び図12に示すように、前面側に
開閉可能なカバー151が装着され、内部に各色のイン
クカートリッジを固定するアタッチメント152がそれ
ぞれ取り付けられた構成となっている。
【0033】図12に示すように、このカバー151
は、下部がダンパ153と回動軸154に支持され、上
部に係止部155が取り付けられており、係止部155
を外すことによりダンパ153に制動されながら回動軸
154を中心に図示矢印a方向に開くことができるよう
になっている。このダンパ153の作用により、仮にカ
バー151の係止部155を外したときに使用者が重量
のあるカバー151を受け損なっても、カバー151は
自動的にゆっくりと開いていくので、従来のようにカバ
ーの周囲に物があっても、カバーと物とが衝突して破損
するような事態を回避することができる。
【0034】さらに、図12に示すように、カバー15
1の上部には、カバー151が開いたことを検知する検
知手段156、例えばバネやゴム等を用いた接触式セン
サや光や磁気等を用いた非接触センサ等が配設されてい
る。この検知手段156により、制御部は、検知信号を
受けたとき、すなわちカバー151が開いたのとほぼ同
時に所定のインク情報をインクカートリッジに装着され
ているメモリに対し読み書きすることができる。
【0035】そして、ダンパ153に制動されてカバー
151が開動作を開始してから終了するまでの時間は、
少なくとも制御部が上記インク情報を上記メモリに対し
読み書きする時間となるように設定されている。これに
より、使用者は、制御部がインク情報をメモリに対し読
み書き完了するまでは、インクカートリッジホルダ15
0からインクカートリッジを引き抜くことができないの
で、従来のようにインク情報の読み書き不能によるイン
クジェット式プリンタの誤動作を防止することができ
る。
【0036】このような構成のインクカートリッジホル
ダ150にインクカートリッジを装填する際の動作を図
11〜図15を参照して説明する。図11に示すよう
に、インクカートリッジホルダ150のカバー151は
閉じた状態にあるので、使用者は手でカバー151の上
部を押して係止部155を外して手を離す。すると、図
12に示すように、カバー151は図示矢印a方向に自
動的にゆっくりと開く。カバー151が完全に開いた
ら、使用者は手で所定のアタッチメント152の上部を
押してそのアタッチメント152を図示矢印a方向に開
ける。
【0037】そして、図13に示すように、使用者はイ
ンクカートリッジ157内のインクを均一にするために
両手でインクカートリッジ157を持って図示矢印bに
示す左右に振り、図14に示すように、使用者はそのイ
ンクカートリッジ157を開いているアタッチメント1
52に図示矢印c方向に差し込む。そして、図15に示
すように、使用者はそのアタッチメント152を図示矢
印d方向に戻して閉じる。以上の処理を各色について行
った後、カバー151を図示矢印d方向に戻して閉じ
る。これにより、インクカートリッジホルダ150への
インクカートリッジ157の装填が完了する。
【0038】ところで、前述したように、このインクカ
ートリッジホルダ150に収納されている各色のインク
カートリッジ157内のインクは、インク加圧供給手段
によって加圧されてプリントヘッド121に送られるよ
うになっている。このため、従来のインクジェット式プ
リンタ1のように水頭差を利用したインク供給手段の場
合は、インクカートリッジホルダ7はキャリッジ5より
も上部に配設する必要があったが、このインクカートリ
ッジホルダ150は何処に配設されてもインクを供給す
ることができるので、配設場所を自由に設定することが
できる。
【0039】本実施形態のインクジェット式プリンタ1
00では、図11に示すように、インクカートリッジホ
ルダ150は、排紙部130の前面側から見て右側であ
って、印刷部120に配設されているキャリッジ122
がホームポジション、すなわち前蓋126の前面側から
見て右側に位置しているときの直下に配設されている。
【0040】これにより、従来のインクジェット式プリ
ンタ1ではインクカートリッジホルダ7が印刷部3の前
面側に突き出すように配設されていたものが、本実施形
態のインクジェット式プリンタ100ではインクカート
リッジホルダ150がプリンタ本体110、120、1
30から突き出ることなく一体的に配設されることにな
る。したがって、インクジェット式プリンタ100をコ
ンパクトにすることができ、設置場所の省スペース化を
図ることができると共に、運搬性を高めることができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
クジェット式プリンタによれば、インクカートリッジホ
ルダに装填されているインクカートリッジ内のインクが
プリントヘッドよりも下方に位置していても、インクカ
ートリッジ内のインクをプリントヘッドへ確実に送るこ
とができる。このため、インクカートリッジホルダをプ
リンタ本体の下部であって側部に配設することができ、
そのときの印刷精度を高精度に維持することができる。
そして、インクカートリッジホルダは従来のインクジェ
ット式プリンタのようにプリンタ本体から突き出るよう
な位置に配設されなくなる。このため、インクジェット
式プリンタをコンパクトにして設置場所の省スペース化
を図ることができると共に、運搬性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの構成例を
示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜
視図である。
【図3】図1のプリンタの使用手順を示す第1の図であ
る。
【図4】図1のプリンタの使用手順を示す第2の図であ
る。
【図5】図1のプリンタの使用手順を示す第3の図であ
る。
【図6】図1のプリンタの使用手順を示す第4の図であ
る。
【図7】図1のプリンタの使用手順を示す第5の図であ
る。
【図8】図1のプリンタの使用手順を示す第6の図であ
る。
【図9】図1のプリンタの使用手順を示す第7の図であ
る。
【図10】図1のプリンタの使用手順を示す第8の図で
ある。
【図11】本発明の特徴的な部分であるインクカートリ
ッジホルダとその周辺部を示す斜視図である。
【図12】図11のインクカートリッジホルダの内部を
示す斜視図である。
【図13】図11のインクカートリッジホルダにインク
カートリッジを装填する際の動作を説明するための第1
の図である。
【図14】図11のインクカートリッジホルダにインク
カートリッジを装填する際の動作を説明するための第2
の図である。
【図15】図11のインクカートリッジホルダにインク
カートリッジを装填する際の動作を説明するための第3
の図である。
【図16】従来のインクジェット式プリンタを示す斜視
図である。
【符号の説明】
100 プリンタ 110 給紙部 111 ロール紙ホルダ 112 ロール紙カバー 113 スピンドル 114 スピンドル受け 115 スピンドル受け 120 印刷部 121 プリントヘッド 122 キャリッジ 123 FFC 124 インクチューブ 125 上蓋 126 前蓋 127 レール 128 キャリッジベルト 130 排紙部 131 排紙ガイド 132 サイドカバー 140 脚部 141 コロ 142 支持柱 143 補強棒 150 インクカートリッジホルダ 151 カバー 152 アタッチメント 153 ダンパ 154 回動軸 155 係止部 156 検知手段 157 インクカートリッジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にインク滴を吐出するプリント
    ヘッドと、前記プリントヘッドを副走査方向へ移動させ
    るキャリッジと、前記プリントヘッドへの供給インクを
    貯留するインクカートリッジが抜き差しされるインクカ
    ートリッジホルダとを有するインクジェット式プリンタ
    において、 前記インクカートリッジホルダは、前記キャリッジの直
    下の位置に配設されていることを特徴とするインクジェ
    ット式プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インクカートリッジから前記プリン
    トヘッドへのインク供給は、加圧供給されることを特徴
    とする請求項1に記載のインクジェット式プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジの直下の位置は、前記キ
    ャリッジがホームポジションに位置しているときの直下
    の位置であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のインクジェット式プリンタ。
  4. 【請求項4】 給紙部、印刷部、排紙部がこの順で上部
    から配設され、前記印刷部には前記給紙部からの記録媒
    体にインク滴を吐出するプリントヘッドと、前記プリン
    トヘッドを副走査方向へ移動させるキャリッジとが配設
    されており、インクカートリッジホルダに装填されてい
    るインクカートリッジから前記プリントヘッドへインク
    を加圧供給するインクジェット式プリンタであって、 前記インクカートリッジホルダは、前記キャリッジがホ
    ームポジションに位置しているときの直下の位置であっ
    て、前記排紙部に隣接する位置に配設されていることを
    特徴とするインクジェット式プリンタ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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