JP2002200820A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内蔵装置の保守等を限られた作業スペースで
容易に行うことができるプリンタを提供すること。 【解決手段】 記録媒体を収納して供給する供給部11
0と、前記供給部から供給される前記記録媒体に情報を
記録して外部に排出する本体120、130とを備え、
前記本体の内部に通じる開口部201及びこの開口部を
開閉する着脱可能な蓋部202とを前記本体の後面に配
設する。これにより、本体内部の作業時には、蓋部のみ
を取り外せばよいので、従来のように嵩張る外枠を外し
て置いておく必要はなく、必要最小限の作業スペースに
て容易に作業することができる。
容易に行うことができるプリンタを提供すること。 【解決手段】 記録媒体を収納して供給する供給部11
0と、前記供給部から供給される前記記録媒体に情報を
記録して外部に排出する本体120、130とを備え、
前記本体の内部に通じる開口部201及びこの開口部を
開閉する着脱可能な蓋部202とを前記本体の後面に配
設する。これにより、本体内部の作業時には、蓋部のみ
を取り外せばよいので、従来のように嵩張る外枠を外し
て置いておく必要はなく、必要最小限の作業スペースに
て容易に作業することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に情報を
記録するプリンタに関する。
記録するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の大型のプリンタは、給紙
部、印刷部、排紙部がこの順で上部から配設され一体化
された構成となっている。このような大型の例えばイン
クジェット式プリンタを使用する場合、使用者は、記録
媒体である例えばロール紙を給紙部に収納し、ロール紙
の先端部を引き出して供給ローラの間、すなわち主動ロ
ーラと従動ローラとの間に挟み込んでインクジェット式
プリンタを起動する。
部、印刷部、排紙部がこの順で上部から配設され一体化
された構成となっている。このような大型の例えばイン
クジェット式プリンタを使用する場合、使用者は、記録
媒体である例えばロール紙を給紙部に収納し、ロール紙
の先端部を引き出して供給ローラの間、すなわち主動ロ
ーラと従動ローラとの間に挟み込んでインクジェット式
プリンタを起動する。
【0003】これにより、インクジェット式プリンタ
は、主動ローラを回転させてロール紙を送り出しなが
ら、プリントヘッドのノズル開口からインク滴を吐出さ
せることにより情報をロール紙上に印刷し、その後にロ
ール紙を外部に排出するようになっている。
は、主動ローラを回転させてロール紙を送り出しなが
ら、プリントヘッドのノズル開口からインク滴を吐出さ
せることにより情報をロール紙上に印刷し、その後にロ
ール紙を外部に排出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
タでは、給紙部、印刷部、排紙部が一体化された構成と
なっているので、例えばプリンタに内蔵されている装置
を保守する時には、嵩張る外枠を外して置いておく必要
がある。このため、作業に手間が掛かるのみならず、余
分な作業スペースを確保しておく必要がある。
タでは、給紙部、印刷部、排紙部が一体化された構成と
なっているので、例えばプリンタに内蔵されている装置
を保守する時には、嵩張る外枠を外して置いておく必要
がある。このため、作業に手間が掛かるのみならず、余
分な作業スペースを確保しておく必要がある。
【0005】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、内蔵装置の保守等を
限られた作業スペースで容易に行うことができるプリン
タを提供することにある。
なされたものであり、その目的は、内蔵装置の保守等を
限られた作業スペースで容易に行うことができるプリン
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係るプリンタでは、記録媒体に情報を
記録するプリンタにおいて、前記記録媒体を収納して供
給する供給部と、前記供給部から供給される前記記録媒
体に情報を記録して外部に排出する本体とを備え、前記
本体の内部に通じる開口部及びこの開口部を開閉する着
脱可能な蓋部とが前記本体の後面に配設されていること
を特徴としている。
発明の請求項1に係るプリンタでは、記録媒体に情報を
記録するプリンタにおいて、前記記録媒体を収納して供
給する供給部と、前記供給部から供給される前記記録媒
体に情報を記録して外部に排出する本体とを備え、前記
本体の内部に通じる開口部及びこの開口部を開閉する着
脱可能な蓋部とが前記本体の後面に配設されていること
を特徴としている。
【0007】これにより、本体内部の作業時には、蓋部
のみを取り外せばよいので、従来のように嵩張る外枠を
外して置いておく必要はなく、必要最小限の作業スペー
スにて容易に作業することができる。
のみを取り外せばよいので、従来のように嵩張る外枠を
外して置いておく必要はなく、必要最小限の作業スペー
スにて容易に作業することができる。
【0008】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
のプリンタにおいて、前記開口部は、前記本体に内蔵さ
れている装置の保守時に使用されることを特徴としてい
る。これにより、内部装置の保守時には蓋部のみを取り
外せばよいので、保守の作業時間を短縮することができ
る。
のプリンタにおいて、前記開口部は、前記本体に内蔵さ
れている装置の保守時に使用されることを特徴としてい
る。これにより、内部装置の保守時には蓋部のみを取り
外せばよいので、保守の作業時間を短縮することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態に係るインク
ジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2
は、そのインクジェット式プリンタの主要部の内部構成
例を示す斜視図である。図1及び図2に示すインクジェ
ット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判や
JIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの印刷
用紙にまで印刷できる大型のプリンタであり、給紙部1
10、印刷部120、排紙部130、脚部140がこの
順で上部から配設された構成となっている。印刷部12
0と排紙部130は本体として一体化されており、給紙
部110及び脚部140とそれぞれ分離可能に構成され
ている。
ジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であり、図2
は、そのインクジェット式プリンタの主要部の内部構成
例を示す斜視図である。図1及び図2に示すインクジェ
ット式プリンタ100は、例えばJIS規格のA1判や
JIS規格のB1判といった比較的大型のサイズの印刷
用紙にまで印刷できる大型のプリンタであり、給紙部1
10、印刷部120、排紙部130、脚部140がこの
順で上部から配設された構成となっている。印刷部12
0と排紙部130は本体として一体化されており、給紙
部110及び脚部140とそれぞれ分離可能に構成され
ている。
【0011】給紙部110は、図1に示すように、本体
120、130の上部後方に突き出るように設けられて
いる。そして、給紙部110の内部には、図2に示すよ
うに、2本のロール紙(印刷用紙)がセット可能なロー
ル紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110
の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の
開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ11
1を覆うように取り付けられている。
120、130の上部後方に突き出るように設けられて
いる。そして、給紙部110の内部には、図2に示すよ
うに、2本のロール紙(印刷用紙)がセット可能なロー
ル紙ホルダ111が斜め上下に設けられ、給紙部110
の前面には、図1及び図2に示すように、跳ね上げ式の
開閉可能なロール紙カバー112がロール紙ホルダ11
1を覆うように取り付けられている。
【0012】ロール紙ホルダ111は、図2に示すよう
に、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部1
10の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113
の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、
115を備えている。そして、スピンドル113は、中
央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け1
14、115に装着され、回転可能に軸支持されるよう
になっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2
に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部
を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉
するようになっている。
に、ロール紙を保持するスピンドル113と、給紙部1
10の両側壁内面に取り付けられて、スピンドル113
の着脱及び懸架が可能な一対のスピンドル受け114、
115を備えている。そして、スピンドル113は、中
央にロール紙が装着された後、両端がスピンドル受け1
14、115に装着され、回転可能に軸支持されるよう
になっている。ロール紙カバー112は、図1及び図2
に示すように、上部が回動可能に支持されており、下部
を持って持ち上げ、あるいは押し下げることにより開閉
するようになっている。
【0013】印刷部120は、図2に示すように、プリ
ントヘッド121を搭載したキャリッジ122、プリン
トヘッド121と印刷を実行する為の図示しない制御部
とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、F
FCという)123、プリントヘッド121とインクが
入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインク
チューブ124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示
しない供給(紙送り)ローラ、ロール紙の浮き上がりを
防止する図示しない紙吸引手段等を備えている。そし
て、印刷部120の上面及び前面には、図1及び図2に
示すように、上蓋125及び前蓋126がプリントヘッ
ド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けら
れている。
ントヘッド121を搭載したキャリッジ122、プリン
トヘッド121と印刷を実行する為の図示しない制御部
とを接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、F
FCという)123、プリントヘッド121とインクが
入った図示しないインクカートリッジとをつなぐインク
チューブ124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示
しない供給(紙送り)ローラ、ロール紙の浮き上がりを
防止する図示しない紙吸引手段等を備えている。そし
て、印刷部120の上面及び前面には、図1及び図2に
示すように、上蓋125及び前蓋126がプリントヘッ
ド121やキャリッジ122等を覆うように取り付けら
れている。
【0014】プリントヘッド121は、ブラックインク
を吐出するブラックインク用プリントへッドと、イエロ
ー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ
等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用プリ
ントヘッドとを備えている。そして、プリントヘッド1
21は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けら
れており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加
圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコ
ントロールされた大きさのインク滴を吐出するようにな
っている。
を吐出するブラックインク用プリントへッドと、イエロ
ー、ライトシアン、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ
等の各色のインクを吐出する複数のカラーインク用プリ
ントヘッドとを備えている。そして、プリントヘッド1
21は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けら
れており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加
圧することにより、ノズル開口からロール紙に向けてコ
ントロールされた大きさのインク滴を吐出するようにな
っている。
【0015】キャリッジ122は、図2に示すように、
主走査方向に設けられているレール127にコロを介し
て吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されて
おり、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッ
ジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128
の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動
するようになっている。
主走査方向に設けられているレール127にコロを介し
て吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されて
おり、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッ
ジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128
の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動
するようになっている。
【0016】FFC123は、一端が制御部のコネクタ
に接続され、他端がプリントヘッド121のコネクタに
接続されており、印刷信号を制御部からプリントヘッド
121に送るようになっている。インクチューブ124
は、各色のインク用が配設されており、図示しないイン
ク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインク
カートリッジにつながれ、各他端が対応する各色のプリ
ントヘッド121につながれている。
に接続され、他端がプリントヘッド121のコネクタに
接続されており、印刷信号を制御部からプリントヘッド
121に送るようになっている。インクチューブ124
は、各色のインク用が配設されており、図示しないイン
ク加圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインク
カートリッジにつながれ、各他端が対応する各色のプリ
ントヘッド121につながれている。
【0017】そして、インクチューブ124は、インク
加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインク
カートリッジからプリントヘッド121に送るようにな
っている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、
下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下
げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっ
ている。
加圧供給手段によって加圧された各色のインクをインク
カートリッジからプリントヘッド121に送るようにな
っている。前蓋126は、図1及び図2に示すように、
下部が回動可能に支持されており、上部を持って押し下
げ、あるいは押し上げることにより開閉するようになっ
ている。
【0018】排紙部130は、図1及び図2に示すよう
に、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す
排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する
図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部13
0の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すよう
に、インクカートリッジを収納保持するカートリッジホ
ルダ150が配設されている。
に、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す
排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する
図示しない排紙ローラを備えている。また、排紙部13
0の前面側から見て右側には、図1及び図2に示すよう
に、インクカートリッジを収納保持するカートリッジホ
ルダ150が配設されている。
【0019】脚部140は、図1及び図2に示すよう
に、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142
と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強
棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に
給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止
め固定されるようになっている。
に、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142
と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強
棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に
給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止
め固定されるようになっている。
【0020】このような構成において、インクジェット
式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部11
0からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル11
3を取り出し、図3に示すように、スピンドル113に
挿入されているロール紙押さえ113aをスピンドル1
13の一端から引き抜く。
式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部11
0からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル11
3を取り出し、図3に示すように、スピンドル113に
挿入されているロール紙押さえ113aをスピンドル1
13の一端から引き抜く。
【0021】そして、図4に示すように、スピンドル1
13の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫
通させ、図5に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端
をスピンドル113の他端側に挿入固定されているロー
ル紙押さえ113bにはめ込んで当接させる。続いて、
ロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から
挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端にはめ込む。これ
により、ロール紙Rはスピンドル113と共に回転可能
となる。
13の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫
通させ、図5に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端
をスピンドル113の他端側に挿入固定されているロー
ル紙押さえ113bにはめ込んで当接させる。続いて、
ロール紙押さえ113aをスピンドル113の一端から
挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端にはめ込む。これ
により、ロール紙Rはスピンドル113と共に回転可能
となる。
【0022】次に、図6に示すように、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113の両端を持ってインクジェッ
ト式プリンタ100の前後方向に対して斜めに向けた状
態、すなわちロール紙Rが挿入されたスピンドル113
の他端側を一方のスピンドル受け114に向けた状態に
する。
入されたスピンドル113の両端を持ってインクジェッ
ト式プリンタ100の前後方向に対して斜めに向けた状
態、すなわちロール紙Rが挿入されたスピンドル113
の他端側を一方のスピンドル受け114に向けた状態に
する。
【0023】ここで、このスピンドル受け114は水平
方向に回転可能に構成されており、通常はスピンドル1
13の端部を受ける各スピンドル受け114、115の
窪み114a、115aは対向させておくが、ロール紙
Rが挿入されたスピンドル113をセットするときは、
図7に示すように、一方のスピンドル受け114を回転
させて他方のスピンドル受け115に対して約45度の
角度を付けておく。
方向に回転可能に構成されており、通常はスピンドル1
13の端部を受ける各スピンドル受け114、115の
窪み114a、115aは対向させておくが、ロール紙
Rが挿入されたスピンドル113をセットするときは、
図7に示すように、一方のスピンドル受け114を回転
させて他方のスピンドル受け115に対して約45度の
角度を付けておく。
【0024】その後、ロール紙Rが挿入されたスピンド
ル113の他端部を一方のスピンドル受け114の窪み
114aに掛け、ロール紙Rが挿入されたスピンドル1
13と共にそのスピンドル受け114を回転させる。そ
して、各スピンドル受け114、115の窪み114
a、115aを対向させて、ロール紙Rが挿入されたス
ピンドル113の一端部を他方のスピンドル受け115
の窪み115aに掛ける。これにより、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113を給紙部110に容易にセッ
トすることができる。
ル113の他端部を一方のスピンドル受け114の窪み
114aに掛け、ロール紙Rが挿入されたスピンドル1
13と共にそのスピンドル受け114を回転させる。そ
して、各スピンドル受け114、115の窪み114
a、115aを対向させて、ロール紙Rが挿入されたス
ピンドル113の一端部を他方のスピンドル受け115
の窪み115aに掛ける。これにより、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113を給紙部110に容易にセッ
トすることができる。
【0025】次に、図8に示すように、ロール紙Rの先
端を下方に引き出して印刷部120の搬送経路を通し、
さらに図9に示すように、排紙部130の搬送経路まで
通す。そして、図10に示すように、ロール紙Rを巻き
取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙ガ
イド131に形成されているマーカMに位置決めする。
その後、インクジェット式プリンタ100を起動して、
ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつプリントヘッド1
21を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出さ
せ、ロール紙Rに所定の情報を印刷して排紙する。
端を下方に引き出して印刷部120の搬送経路を通し、
さらに図9に示すように、排紙部130の搬送経路まで
通す。そして、図10に示すように、ロール紙Rを巻き
取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙ガ
イド131に形成されているマーカMに位置決めする。
その後、インクジェット式プリンタ100を起動して、
ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつプリントヘッド1
21を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出さ
せ、ロール紙Rに所定の情報を印刷して排紙する。
【0026】図11は、本発明の特徴的な部分である開
口部及び蓋部を示す斜視図である。図11に示す開口部
201及び蓋部202は、本体120、130の後面、
さらに詳しくは印刷部120の後面略中央に配設されて
いる。開口部201は、印刷部120の内部に通じてお
り、内蔵されている制御装置や電池等を保守する際に利
用されるようになっている。蓋部202は、開口部20
1を覆うように印刷部120の後面にネジ止めされてお
り、このネジにより印刷部120の後面に対して着脱さ
れて開口部201を開閉するようになっている。
口部及び蓋部を示す斜視図である。図11に示す開口部
201及び蓋部202は、本体120、130の後面、
さらに詳しくは印刷部120の後面略中央に配設されて
いる。開口部201は、印刷部120の内部に通じてお
り、内蔵されている制御装置や電池等を保守する際に利
用されるようになっている。蓋部202は、開口部20
1を覆うように印刷部120の後面にネジ止めされてお
り、このネジにより印刷部120の後面に対して着脱さ
れて開口部201を開閉するようになっている。
【0027】このような構成において、印刷部120に
内蔵されている制御基板の交換作業を図12〜図15を
参照して説明する。先ず、使用者は、図12に示すよう
に、蓋部202を止めているネジ203を外して蓋部2
02を印刷部120の後面から取り外す。
内蔵されている制御基板の交換作業を図12〜図15を
参照して説明する。先ず、使用者は、図12に示すよう
に、蓋部202を止めているネジ203を外して蓋部2
02を印刷部120の後面から取り外す。
【0028】次に、使用者は、図13に示すように、開
口部201から印刷部120の内部に手を入れて、内蔵
されている図14に示すような金属ケース101内に取
り付けられている制御基板102を金属ケース101ご
と抜き取る。そして、使用者は、図15に示すように、
新しい金属ケース101内に取り付けられている制御基
板102を印刷部120の内部の所定箇所に取り付け、
蓋部202を開口部201に合わせてネジ203で止め
することにより印刷部120の後面に取り付ける。以上
により印刷部120に内蔵されている制御基板の交換作
業を完了する。
口部201から印刷部120の内部に手を入れて、内蔵
されている図14に示すような金属ケース101内に取
り付けられている制御基板102を金属ケース101ご
と抜き取る。そして、使用者は、図15に示すように、
新しい金属ケース101内に取り付けられている制御基
板102を印刷部120の内部の所定箇所に取り付け、
蓋部202を開口部201に合わせてネジ203で止め
することにより印刷部120の後面に取り付ける。以上
により印刷部120に内蔵されている制御基板の交換作
業を完了する。
【0029】このように、本体120、130内部の保
守等の作業時には、蓋部202のみを取り外せばよいの
で、従来のように嵩張るプリンタの外枠を外して置いて
おく必要はなく、必要最小限の作業スペースにて容易に
作業することができると共に、作業時間を短縮すること
ができる。
守等の作業時には、蓋部202のみを取り外せばよいの
で、従来のように嵩張るプリンタの外枠を外して置いて
おく必要はなく、必要最小限の作業スペースにて容易に
作業することができると共に、作業時間を短縮すること
ができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプリ
ンタによれば、内蔵装置の保守等を限られた作業スペー
スで容易に行うことができる。
ンタによれば、内蔵装置の保守等を限られた作業スペー
スで容易に行うことができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタの構成例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタの主要部の内部構成例を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図1のプリンタの使用手順を示す第1の図であ
る。
る。
【図4】図1のプリンタの使用手順を示す第2の図であ
る。
る。
【図5】図1のプリンタの使用手順を示す第3の図であ
る。
る。
【図6】図1のプリンタの使用手順を示す第4の図であ
る。
る。
【図7】図1のプリンタの使用手順を示す第5の図であ
る。
る。
【図8】図1のプリンタの使用手順を示す第6の図であ
る。
る。
【図9】図1のプリンタの使用手順を示す第7の図であ
る。
る。
【図10】図1のプリンタの使用手順を示す第8の図で
ある。
ある。
【図11】本発明の第1の特徴的な部分である開口部及
び蓋部を示す斜視図である。
び蓋部を示す斜視図である。
【図12】本発明の開口部及び蓋部を利用して印刷部に
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
1の斜視図である。
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
1の斜視図である。
【図13】本発明の開口部及び蓋部を利用して印刷部に
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
2の斜視図である。
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
2の斜視図である。
【図14】本発明の開口部及び蓋部を利用して印刷部に
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
3の斜視図である。
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
3の斜視図である。
【図15】本発明の開口部及び蓋部を利用して印刷部に
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
4の斜視図である。
内蔵されている制御基板の交換作業を説明するための第
4の斜視図である。
100 プリンタ 110 給紙部 111 ロール紙ホルダ 112 ロール紙カバー 113 スピンドル 114 スピンドル受け 115 スピンドル受け 120 印刷部 121 プリントヘッド 122 キャリッジ 123 FFC 124 インクチューブ 125 上蓋 126 前蓋 127 レール 128 キャリッジベルト 130 排紙部 131 排紙ガイド 132 サイドカバー 140 脚部 141 コロ 142 支持柱 143 補強棒 150 カートリッジホルダ 201 開口部 202 蓋部 203 ネジ
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体に情報を記録するプリンタにお
いて、 前記記録媒体を収納して供給する供給部と、 前記供給部から供給される前記記録媒体に情報を記録し
て外部に排出する本体とを備え、 前記本体の内部に通じる開口部及びこの開口部を開閉す
る着脱可能な蓋部とが前記本体の後面に配設されている
ことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 前記開口部は、前記本体に内蔵されてい
る装置の保守時に使用されることを特徴とする請求項1
に記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404661A JP2002200820A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404661A JP2002200820A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002200820A true JP2002200820A (ja) | 2002-07-16 |
Family
ID=18868584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000404661A Pending JP2002200820A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002200820A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007125871A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000404661A patent/JP2002200820A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007125871A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4680050B2 (ja) * | 2005-10-04 | 2011-05-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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