JP3854774B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の暗部電位を有する画像形成装置および、そのような装置にあって、最適な画像を常に維持するために感光体上に潜像電位を形成する電位の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真感光体上の暗部電位及び明部電位を測定する電位センサと呼ばれる検知手段を利用して、暗部電位および明部電位を所望の電位とする技術が広く実施されている。
【0003】
これらの電位の制御は、画像形成装置の立ち上げ時や、所定時間後または所定時間経過後の最初の出力前後や、人為的な実行命令によって実施され、常に安定した暗部電位と明部電位を形成する目的で用いられる。
【0004】
また、上記の暗部電位と明部電位を所望の電位とする方法としては、暗部電位は露光手段の露光量が略「0」であるため、最初に所望の暗部電位となるように帯電手段の帯電量を調整し、続いて暗部電位を得た帯電量にて露光手段の露光量を決定するシーケンスが広く用いられている。
【0005】
ところで、電子写真に用いる感光体の受ける露光量と感光体の表面電位の関係は、露光量に対して直線の関係であることは少なく、一般に露光量が多いところで傾きが減少する。その場合、露光量を変化させても明部電位が正確に読み取れず、測定誤差が大きくなる。
【0006】
この現象の対策として、明部電位を2種類用い、第1の明部電位は露光量に対する電位の傾きが比較的大きな部分で露光量E1の調整を行い、その露光量に対して一定の値を付加するか、または一定の割合を掛けるかして第2の明部電位である所望すべき最終の明部電位を得るようにしている。そして第2の明部電位を使って画像出力を行う画像形成装置が一般に実施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来技術による2種類の明部電位を用いた電位制御方法では、複数の異なる暗部電位を適用する画像形成装置において、第1の露光量に付加する値、又は第1の露光量に対する割合を保持する値を一つしかもたない(記憶していない)場合には、最終の明部電位である第2の明部電位が大きく変わってしまうという不具合を生じていた。
【0008】
複数の異なる暗部電位は、コピー画像やプリンタ画像による画作りの違いによるものや、トナー消費量の削減のためのもの、或いは低気圧における帯電手段のリーク対策を目的としたものや、画像の濃度調整を目的としたものや、環境による現像特性に応じたものであったりと、多種多様に暗部電位を変更する場合に適用される。
【0009】
これら1つ1つの暗部電位についても数種または非常に多くの段階を持つことから、各条件に対応する暗部電位と暗部電位との組み合わせとしては、数十からほぼ無限通りの段階が考えられ得る。
【0010】
これに対して、常に同じ明部電位を得ようとすると、第1の露光量に対する割合か、または付加する値かのどちらか一方を数十からほぼ無限通り保持していなければならないことになり、シーケンスの作成に対する負荷やメモリ等のハード構成に対する負荷の大きいものになってしまう。
【0011】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電子写真感光体上への画像形成のために行われる暗部電位及び明部電位の調整制御に関し、使用状況に応じて異なる暗部電位を適用する場合であれ、各暗部電位に対応した明部電位を常時確実に得ることのできる電位制御方法、及び画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、
電子写真感光体上を所定の帯電量にて一様に帯電させる帯電手段と、
該帯電された前記感光体に所定の露光量にて露光することによって該感光体上に静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、
前記露光手段の下流にあって前記感光体上の電位を検知する検知手段とを有する画像形成装置において、
前記露光手段による前記静電潜像の形成のための露光を行うことなく、前記帯電手段により帯電された前記感光体の暗部電位を前記検知手段により検知し、この検知結果に基づいて前記感光体の表面電位が異なる複数の目標暗部電位のうちの選択された目標暗部電位となるように帯電条件を調整可能な画像形成装置であって、
前記目標暗部電位にかかわらず一定に設定される、第1の目標明部電位及び前記第1の目標明部電位よりも小さい画像形成用の第2の目標明部電位に対して、調整された帯電条件にて帯電された前記感光体表面を前記露光手段にて露光したときの前記感光体の表面電位を前記検知手段により検知し、この検知結果に基づいて前記感光体の表面電位が前記第1の目標明部電位を得るように前記露光手段の第1の露光量が調整され、この調整された前記第1の露光量と、目標暗部電位を変数とする関数により算出された算出結果との積に基づいて、前記第2の目標明部電位を得るように前記第2の露光量を算出することを要旨とする。
【0013】
また、前記第1の露光量と、前記目標暗部電位を変数とする関数との積に基づいて、前記第2の露光量を決定するのがよい。
【0015】
また、前記第1の明部電位を得る光学的物理量と、前記暗部電位を変数とする関数とに基づいて、前記第2の明部電位を得るための光学的物理量を決定するのがよい。
【0016】
また、前記第1の明部電位を得る光学的物理量と、前記暗部電位を変数とする関数との積に基づいて、前記第2の明部電位を得るための光学的物理量を決定してもよい。
【0017】
また、複数の暗部電位と、1つの第1の明部電位とを設定するとともに、該第1の明部電位及び各暗部電位に対応する第2の明部電位を得るための第2の露光量若しくは光学的物理量を決定してもよい。
【0018】
また、前記露光手段は、原稿画像を電子写真感光体に投影するアナログ式の露光装置であってもよい。
【0019】
また、前記露光手段は、出力すべき元画像が電子情報に少なくとも一時的に変換されるデジタル式の露光装置であってもよい。
【0020】
また、前記暗部電位を変数とする関数は、双曲線として、該暗部電位の増加に伴い単調変化する関数であるのがよい。
【0021】
また、前記暗部電位を変数とする関数は該暗部電位の指数関数、対数関数、及び累乗関数のうち少なくとも1つ、若しくは何れかの合成関数として、該暗部電位の増加に伴い単調変化する関数であってもよい。
【0022】
また、前記暗部電位を変数とする関数は、多次元関数であり、且つ該暗部電位の実使用領域において、該暗部電位の増加に伴い単調変化する関数であってもよい。
【0024】
発明者らは、暗部電位を帯電手段により帯電した状態で、任意の明部電位(第1の明部電位)を得るための第1の露光量E1を基準として、所望する他の明部電位(第2の明部電位)が所定値となるような第2の露光量E2を、複数の暗部電位にて測定したところ、露光量E2は、暗部電位に対して強い相関があることを見出した。
【0025】
そこで、第2の露光量E2を、第1の露光量E1と、暗部電位VDの関数との積である下記の演算式で記述することで、複数の暗部電位VDに対しても、同式から得られる露光量E2によって常に安定した第2の明部電位を簡易に得ることができるようになる。
E2≡E1・f[VD]
ただし、f[VD]はVDの関数
また、VDの関数を双曲線を理想の曲線とし、VDの増加に従い減少する関数として、指数関数、対数関数、累乗関数、若しくはこれらの合成関数を適用しても、理想曲線に十分近似する曲線を得ることができることを確認した。
【0026】
さらにVDの実使用領域においてVDの増加に従い減少する関数ならば、n次関数でも近似曲線が得られることも確認した。
【0027】
なお、本発明による明部電位を一定に保つ技術は、ハロゲンランプ等を原稿に照射して、その反射画像を直接ドラムに投影するアナログ式の露光手段を有する画像形成装置でも、一旦CCD等により電気信号とした画像や、予めコンピュータ上で作成された電気信号である画像を、半導体レーザを例とするようなデジタル式の露光手段を用いた画像形成装置にも搭載が可能である。
【0028】
一方、所望の露光量を得るために必要な光学的物理量、例えば、ハロゲンランプの印加電圧や半導体レーザの印加出力値は露光量と1対1で強い相関がある。
【0029】
そのため第1の明部電位を得るための第1の露光量E1での光学的物理量P1と、第2の明部電位を得るための第2の露光量E2での光学的物理量P2にも、暗部電位VDに対して強い相関があることがわかった。
【0030】
従って、下記の式でも記述することで、複数の暗部電位VDでも、簡単な計算式により得られる光学的物理量P2によって常に安定した第2の明部電位が得られるようになる。
P2≡P1・g[VD]
ただし、g[VD]はVDの関数
すなわち、上記構成によれば、複数の暗部電位を有する画像形成装置においても、常に一定の明部電位を得ることが容易に可能となり、しかも、煩雑なシーケンスや多くのメモリ容量が必要となることもない。
【0031】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1に、本発明にかかる画像形成装置の第1の実施形態としての複写機の概略を図示する。
【0032】
この複写機は、装置本体1のほぼ中央に、電子写真感光体として円筒状の感光ドラム2を備えている。感光ドラム2は、装置本体1によって矢印R1方向に回転自在に支持されており、感光ドラム2の周囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム2上の電位を消去する除電器3、感光ドラム2表面を一様に帯電する帯電手段として一次帯電器4、感光ドラム2表面を露光して静電潜像を形成する露光手段5、露光後の感光ドラム2上の電位を測定する電位センサ6、静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段として現像器7、転写材P上にトナー像を転写する転写帯電器8、転写材Pを感光ドラムから分離する分離帯電器9、感光ドラム2上の残留トナーを除去するクリーナー10が配置されている。トナー像の転写先となる転写材Pは、給紙デッキ11から供給される。感光ドラム2の下方、つまり装置本体1内側の下部には、転写材Pを収納する給紙デッキ11が配置されている。
【0033】
給紙デッキ11内の転写材Pは、給紙ローラ12によって給紙され、搬送ローラ13、レジストローラ15を介して、感光ドラム2と転写帯電器8との間に供給される。転写材Pは、ここで感光ドラム2からトナー像を転写され、搬送ベルト16によって、定着器17に搬送される。定着器17で付与される熱及び圧力によりトナー像が固着された転写材Pは、最終的なコピー画像として、排紙ローラ19によって排紙トレイ20上に排紙される。
【0034】
上述の複写機においては、露光手段6は、プラテンガラス21上に載置された原稿を原稿照明ランプ22と反射板23とにより照明し、原稿画像からの反射光を、ミラー25a、25b、25cでさらに反射させ、拡大縮小レンズ26を通過させた後、投影ミラー27を介して感光ドラム2表面に導く。これにより、一様に帯電されている感光ドラム2表面を露光し、原稿画像に対応した静電潜像を形成するようになっている。
【0035】
なお、感光ドラムヘの露光量を調節するために、プラテンガラス21脇には、標準白色板28が設置され、原稿照明ランプがこれを照らし感光ドラム上に明部電位を形成することが可能な構成となっている。
【0036】
図2は、感光ドラム2上の電位を測定するための制御基板周辺の電気構成を概略説明する図である。
【0037】
図において、制御基板内には制御プログラムの記述されたROMと、プログラム上の必要デー夕の一時記憶素子であるRAMが処理の中心素子であるCPUに接続されている。また、インターフェイス素子であるI/Oやデータの変換素子であるA/D変換器及びD/A変換器が外部の周辺機器と接続され、制御基板へ情報が入出力される。そして本実施形態の周辺機器として、電位センサが帯電及び露光後の感光ドラム上電位を測定することが可能となっている。そして、感光ドラム上に所望の暗部電位や明部電位を形成するために一次帯電器の印加電圧と原稿照明ランプの印加電圧を制御することが可能となっている。
【0038】
図3(a)及び(b)は、異なる2つの暗部電位について、等しい第1の明部電位VL1と等しい第2の明部電位VL2を得るための露光量について説明である。
【0039】
図3(a)では、暗部電位を400V(=VDtx)、第1の露光量E1にて第1の明部電位VL1を100V、第2の露光量E2にて第2の明部電位VL2を50Vを得ている。
【0040】
図3(b)では、暗部電位を300V(=VDph)、第の露光量E1’にて第1の明部電位VL1として100V、第2の露光量E1’にて第2の明部電位VL2として50Vを得ている。
【0041】
図3(a)の暗部電位VDtxは画像形成装置の文字を原稿の主体とした文字モードに適用される条件で、図3(b)の暗部電位VDphは、写真を掠稿の主体とした写真モードに適用される条件であり、画像形成装置における不図示の操作パネル上からユーザが原稿にあわせてモード選択されると同時に目標である暗部電位VD(VDtx又はVDph)が設定される。
【0042】
両図において露光量E2とE1の差をα、E1’とE1’の差をα’とすると、図3(a)の文字モードでの電位制御においては、露光量E1を調整した後にα分だけ露光量を増加させればよく、図3(b)の写真モードでの電位制御においては、露光量E1’を調整した後にα’分だけ露光量を増加させればよい。前述のようにE2やE2’を直接調整することはE2及びE1’付近の電位の傾きが少なく、調整することが難しいために一旦E1またはE1’を求めてからαまたはα’を付加する必要があるためである。
【0043】
ところが、両図から明らかなように、αとα’は同一ではない。本実施形態での原稿照明ランプは、電圧印加により露光量が決定されるが、本実施形態による露光量の差分αとα’は原稿照明ランプの印加電圧換算でそれぞれ7Vと5Vであった。
【0044】
すなわち電圧差として、モードにより2種類分を保持しておかなければならない。ここで問題となるのは、文字モードと写真モードそれぞれに、トナー削減モードとして、暗部電位VDを下げる手法が加わった場合である。単純に50Vの差分だけVDを低下させた場合、VDの設定数は400V、350V、300V、250Vの4種類必要である。ここでトナー削減モードとして暗部電位を多段階
に低下させようとすると、VDの設定数はその多段階数の2倍分だけ、露光量の差分を保持していなければならない。
【0045】
一方、図4(a)及び(b)では、露光量の差分で保持するのではなく、E2とE1の比率β及びE1’とE1’の比率β’を算出した場合であるが、やはり比率βと比率β’は同一ではない。
【0046】
そこで発明者は、いくつかの暗部電位VDを感光ドラムに作成し、第1の明部電位VL1を得るための第1の露光量E1を得る原稿照明ランプの印加電圧P1を調整し、さらに第2の明部電位VL2を得るための第2の露光量E2を得る原稿照明ランプの印加電圧P2を精密に調査した。E2を得る原稿照明ランプの印加電圧P2の調査は、画像形成装置本体の電位調整機構では、感光体の電位特性のため測定誤差が大きく短時間での測定が困難であるが、外部の電位測定系を用いて、かつ測定回数を増やすことで精度を高めて実験を行った。
【0047】
元々、本体の電位調整機構だけでは短時間にVL2を得る印加電圧P2を求めることは困難であって、ゆえに本発明のような2種類の露光量E1及びE2、即ち2種類の印加電圧P1及びP2を用いて電位の制御をする必要性があることは、最初の条件となっている。
【0048】
図5は、上記実験により得た第2の露光量E2を得るための原稿照明ランプの印加電圧P2と第1の露光量E1を得るための原稿照明ランプの印加電圧P1との比率P2/P1を暗部電位VDに対してプロットした図である。図から比率P2/P1は単調変化しているが、直線ではなく、曲線の関係にある。
【0049】
そこでこれらのプロットから近似曲線を求めると、図6に示すように、ほぼ近似曲線と一致するような関係にあった。
【0050】
この近似曲線は、暗部電位VDに対していくつかの関数を与えたところ、もっとも一致したものは双曲線であった。ここで本実施形態では、第2の印加電圧P2を以下の式により求めるようにしている。
P2≡P1・g[VD]…第1式
ただし、g[VD]=5408662/((VD)3−503)+1
ここで、VD>50
図7は、本実施形態の電位制御におけるフローチャートである。
【0051】
まず、原稿照明ランプを消灯し、一次帯電器に所定の電圧を印加して初期の暗部電位を形成する(m1)。初期の印加電圧は所定値でもよいし、前回制御時の電圧値でもよい。この暗部電位を一次帯電器の感光ドラム下流側にある電位センサ6で測定し(m2)、目標の暗部電位VDになったかを確認する(m3)。VD±3Vの範囲になければ、一次帯電器の印加電圧を増減して(m4)、再度暗部電位が目標電位VDになるように追い込む。
【0052】
次に上記シーケンスで追い込まれた一次帯電器の印加電圧にて感光ドラムを帯電しながら、原稿照明ランプ22を標準白色板28に照らし、感光ドラム上に第1の明部電位を形成する(m5)。この時の原稿照明ランプ22に印加する電圧は所定値でもよいし、前回制御時の電圧値でもよい。この明部電位を電位センサ6で測定し(m6)、図3に示したような目標の明部電位VL1になったかを確認する(m7)。VL1±3Vの範囲になければ、原稿照明ランプ22の印加電圧を増減して(m8)、再度明部電位が目標電位VL1になるように露光量を調整する。この結果調整された第1の印加電圧をP1と定義しておく(m9)。そして本実施形態では、第2の印加電圧P2を第1式に従い、算出する(m10)。
【0053】
上記第1式から明らかなようにE11加電圧P2は暗部電位VDの関数として与えられることになる。このような印加電圧P2により明部電位を形成すれば、どのような暗部電位VDであっても安定した明部電位VL2を得ることが可能となり、画像形成後の画像が安定することになる。
【0054】
表1は、従来例と本実施形態を比較したものである。
【0055】
【表1】
同表において、例えば従来例1は、図3で示した露光量の差分αを固定とした方式で、即ち原稿照明ランプの印加電圧の差分(Aとする)を固定したもので、構成が単純であるが、異なる暗部電位VDには対応できない。従来例2も、図4で示した露光量の比率βを固定とした方式で、即ち原稿照明ランプの印加電圧の比率(Bとする)を固定したもので、こちらも構成が単純であるが、異なる暗部電位VDには対応できない。従来例3は従来例1と同じく露光量の差分αを異なるVD分だけ保持する方式で、即ち原稿照明ランプの印加電圧の差分(Aとする)をVDの設定数分だけ保持するものであるが、VDが多段階になると保持するαに相当する印加電圧Aの差分が多くなり、栴成が複雑でコストもかかる。またVDが無段階に変わる場合には、いよいよ差分Aの保持が困難になる。従来例4は従来例2と同じく露光量の比率βを異なるVD分だけ保持する方式で、即ち原稿照明ランプの印加電圧の比率(Bとする)をVDの設定数分だけ保持するものであるが、従来例3と同様のデメリットを持っている。しかし本実施形態のように第2の印加電圧P2を第1の印加電圧P1とVDの関数とで算出することにより、設定数分の異なる暗部電位VDに対応が可能であると同時に従来例3および4のような構成的・コスト的な不具合を生じることなく、安定した明部電位VL2を得られ、画像が安定する。
【0056】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を、先の第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0057】
第1の実施形態では、第2の明部電位を得るための原稿照明ランプの印加電圧P2を、第1の明部電位を得るための原稿照明ランプの印加電圧P1と、暗部電位の関数の積で求める演算方式をアナログ露光式の複写様に採用した。本実施形態では、デジタル露光式のプリンタに関して説明を行う。
【0058】
図8に、本発明にかかる画像形成装置の第2の実施の形態としてのプリンタの概略を図示する。
【0059】
このプリンタは、装置本体101のほぼ中央に、電子写真感光体として円筒状の感光ドラム102を備えている。感光ドラム102は、装置本体101によって矢印R1方向に回転自在に支持されており、感光ドラム102の周囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム102上の電位を消去する除電器103、感光ドラム102表面を一様に帯電する帯電手段として一次帯電器104、感光ドラム102表面を露光して静電潜像を形成する露光手段105、露光後の感光ドラム102上の電位を測定する電位センサ106、静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段として現像器107、転写材P上にトナー像を転写する転写帯電器108、転写材Pを感光ドラムから分離する分離帯電器109、感光ドラム102上の残留トナーを除去するクリーナー110が配置されている。
【0060】
トナー像の転写先となる転写材Pは、給紙デッキ111から供給される。感光ドラム102の下方、つまり装置本体101内側の下部には、転写材Pを根納する給紙デッキ111が配置されている。給紙デッキ111内の転写材Pは、給紙ローラ112によって給紙され、搬送ローラ113、レジストローラ115を介して、感光ドラム102と転写帯電器108との間に供給される。転写材Pは、ここで感光ドラム102からトナー像を転写され、搬送ベルト116によって、定着器117に撒送される。定着器117で付与される熱及び圧力によりトナー像が固着された転写材Pは、最終的な出力画像として、排紙ローラ119によって排紙トレイ120上に排紙される。
【0061】
上述のプリンタにおいては、露光手段105は、半導体レーザ130から画像信号に応じて照射されたレーザービームがポリゴンミラー131により走査され、結像レンズ132および反射ミラー133を介して感光ドラム102に導かれる。
【0062】
図9は、感光ドラム上の電位を測定するための制御基板周辺の電気構成を概略説明する図である。
【0063】
図において、制御基板内には制御プログラムの記述されたROMと、プログラム上の必要データの一時記憶素子であるRAMが処理の中心素子であるCPUに接続されている。またインターフェイス素子であるI/Oと、データの変換素子であるA/D変換器及びD/A変換器が外部の周辺機器と接続され、制御基板へ情報が入出力される。そして本発明の周辺機器として、電位センサが帯電及び露光後の感光ドラム上電位を測定することが可能となっている。
【0064】
そして、感光ドラム上に所望の暗部電位や明部電位を形成するために一次帯電器の印加電圧と半導体レーザの印加出力値を制御することが可能となっている。
【0065】
ところで発明者は、第1の実施形態と同様、暗部電位に対して、第2の明部電位VL2を得るための第2の露光量E2を得る半導体レーザの印加出力値L2と、第1の明部電位VL1を得るための第1の露光量E1を得る半導体レーザの印加出力値L1の比率について調査した。
【0066】
図10は、上記調査により得た第2の印加出力値L2と第1の印加出力値L1との比率L2/L1を暗部電位VDに対してプロットした図である。
【0067】
図は単調変化しているが、直線ではなく、曲線の関係にある。そこでこれらのプロットから近似地縁を求めると、図11に示すように、ほぼ近似曲線と一致するような関係にあった。この近似曲線は、暗部電位VDに対していくつかの関数を与えたところ、もっとも一致したものは双曲線であった。ここで本実施形態では、第2の印加出力値L2を以下の式により求めるようにしている。
L2≡L1・f[VD]…第2式
ただし、f[VD]=1581/((VD)1.5−501.5)+1
ここで、VD>50
なお、本実施形態の半導体レーザの印加出力値とその感光ドラム上露光量は1対1に対応し、近似的に直線関係となっており、半導体レーザの印加出力値を算出することは、露光量E2を計算することを意味する。
【0068】
すなわち、下記のような式でも計算が可能である。
E2≡E1・f[VD]…第3式
ただし、f[VD]は先の第2式のものと同じ
ここで、VD>50
図12は、本実施形態の電位制御におけるフローチャートである。
【0069】
まず、半導体レーザを消灯し、一次帯電器に所定の電圧を印加して初期の暗部電位を形成する(n1)。初期の印加電圧は所定値でもよいし、前回制御時の電圧値でもよい。この暗部電位を一次帯電器の感光ドラム下流側にある電位センサ106で測定し(n2)、目標の暗部電位であるVDになったかを確認する(n3)。VD±3Vの範囲になければ、一次帯電器の印加電圧を増減して(n4)、再度暗部電位が目標電位VDになるように追い込む。
【0070】
次に上記シーケンスで追い込まれた一次帯電器の印加電圧にて感光ドラムを帯電しながら、半導体レーザを点灯し、感光ドラム上に第1の明部電位を形成する(n5)。この時の半導体レーザに印加する出力は所定値でもよいし、前回制御時の出力値でもよい。この明部電位を電位センサ106で測定し(n6)、図3に示したような目標の明部電位VL1になったかを確認する(n7)。VL1±3Vの範囲になければ、、半導体レーザの印加出力値を増減して(n8)、再度明部電位が目標電位VL1になるように露光量を調整する。この結果調整された第1の露光量をE1における半導体レーザの印加出力値をL1と定義しておく(n9)。
【0071】
そして本実施形態では、第2の露光量E2を得るための半導体レーザの印加出力値L2を第2式に従い算出する(n1O)。同式から明らかなように印加出力値L2は暗部電位VDの関数として与えられることになる。このような印加出力値L2により明部電位を形成すれば、どのような暗部電位VDであっても安定した明部電位VL2を得ることが可能となり、画像形成後の画像が安定することになる。
【0072】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、先の第1及び第2の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0073】
第1及び第2の実施形態では、露光量E2、あるいは露光量E2を得る光学的物理量P2またはL2を得るために、暗部電位VDの関数を使用した。その場合の関数は第1及び第2の実施形態ともに、係数の違いはあるものの暗部電位VDの双曲線関数を使用している。一方、本実施形態では、他の近似曲線を適用している。
【0074】
図13(a)、(b)、及び(c)には、各種の近似曲線を適用した結果を示す。図では、第2の実施形態にならって関数f[VD]を縦軸にしている。図から明らかなように近似地縁が単調変化するものであれば、図13(a)に示す対数関数でも、図13(b)に示す累乗関数でも、図14(c)に示す指数関数でも演算が可能である。
【0075】
なお各近似曲線は以下のような曲線を採用している。
対数関数:f[VD]=−0.3833・ln(VD)+3.5078
ただし、lnは自然対数
累乗関数:f[VD]=7.7119・(VD)-0.3091
指数関数:f[VD]=1.6754・e-0.0008・VD
【0076】
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、先の第1、第2、及び第3実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0077】
本実施形態では、さらに、全域にわたって単調変化しない場合、たとえばn次関数であっても、実際の使用域で単調変化する地縁であれば、使用可能であることを説明する。
【0078】
図14(a)は、VDの二次関数を近似曲線とした場合である。また図14(b)は、VDの三次関数を近似曲線とした場合である。これら曲線は暗部電位VDが500V近辺で最小値を向かえ、VDがそれ以上の場合には右上がりの曲線となる。しかし、画像形成装置本体の暗部電位VDが500Vを超えるような設定でない場合、二次関数や三次関数でも十分使用することが可能であることは、図から明らかである。
【0079】
したがって本実施形態では、暗部電位VDの実使用領域においてVDの増加に従い単調変化する関数ならば、二次関数や三次関数などのn次関数でも近似曲線が得られる。なお各近似曲線は以下のような曲線を採用している。
二次関数:f[VD]=9・10-10・(VD)3+3・10-6・(VD)2−0.0036・(VD)+21371
三次関数:f[VD]=4・10-6・(VD)2−0.004・(VD)+2.1846
なお、本実施形態で用いた暗部電位VDの各種関数における係数は一例であり、画像形成装置の特性に従い最適値を選択すればよく、記載した値に限定されるものではないことを記しておく。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、第1の明部電位VL1を得るための露光量E1に対して、第2の明部電位VL2を得るための露光量E2を、露光量E1とVDの関数の積で求めることで、正確な明部電位VL2を形成することが可能となり、最適な画像品質を提供することが可能となっている。このとき露光量を決定する光学的物理量、例えば原稿照明ランプの印加電圧P2を露光量E1を得るための印加電圧P1とVDの関数の積から求めることも可能である。
【0081】
このように、本発明によれば、異なる暗部電位VDであっても、常に安定した明部電位VL2を得ることが可能となる。
【0082】
また、アナログ露光式だけでなくデジタル露光方式のプリンタにも採用が可能で、この場合半導体レーザの印加出力値L2も露光量E1を得るための印加出力値L1と暗部電位VDの関数の積から求めることも可能である。
【0083】
さらに本発明では、暗部電位VDの関数を双曲線だけでなく、単調変化する曲線ならば多くの近似曲線の採用が可能であり、実際に使用する暗部電位VDの領域でのみ単調変化する曲線であれば、n次関数であっても採用が可能であることを見出した。
【0084】
このように、本発明によれば、複数のVDを設定可能な画像形成装置において、第2の明部電位VL2を得るために、多くの保持用のメモリ等を必要とせず、非常に簡単で精度の高い電位制御を行うことが可能となる。
【0085】
したがって、異なるVDにおいても画像の品質を損なうことなく安定した画像を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における複写機の概略図。
【図2】同実施形態における制御基板周辺の電気構成を説明する図。
【図3】同実施形態における露光量の差分を説明する図。
【図4】同実施形態における露光量の比率を説明する図。
【図5】同実施形態における暗部電位VDによる比率P2/P1のプロット図。
【図6】同実施形態における暗部電位による双曲線を説明する図。
【図7】同実施形態の電位制御におけるフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるプリンタの概略図。
【図9】同実施形態における制御基板周辺の電気構成を説明する図。
【図10】同実施形態における暗部電位VDによる比率L2/L1のプロット図。
【図11】同実施形態における暗部電位VDによる双曲線f[VD]を説明する図。
【図12】同実施形態の電位制御におけるフローチャート。
【図13】本発明の第3の実施形態における暗部電位による各種関数を説明する図。
【図14】本発明の第4の実施形態における暗部電位による各種関数を説明する図。
【符号の説明】
2,102 感光ドラム
4,104 一次帯電器
5,105 露光手段
6,106 電位センサ
22 原稿照明ランプ
28 標準白色板
130 半導体レーザ
VD 暗部電位
VL1 第1の明部電位
VL2 第2の明部電位
E1 第1の明部電位VL1を得るための第1の露光量
E2 第2の明部電位VL2を得るための第2の露光量
P1 アナログ機において、第1の明部電位VL1を得るための原稿照明ランプの第1の印加電圧
P2 アナログ機において、第2の明部電位VL2を得るための原稿照明ランプの第2の印加電圧
L1 デジタル機において、第1の明部電位VL1を得るための半導体レーザの第1の印加出力値
L2 デジタル機において、第2の明部電位VL2を得るための半導体レーザの第2の印加出力値
α 第2の露光量E2と第1の露光量E1の差分
β 第2の露光量E2と第1の露光量E1の比率
A 第2の印加電圧P2と第1の印加電圧の差分
B 第2のE1印加電圧P2と第1の印加電圧の比率
f[VD],g[VD] 暗部電位VDの関数
Claims (6)
- 電子写真感光体上を所定の帯電量にて一様に帯電させる帯電手段と、
該帯電された前記感光体に所定の露光量にて露光することによって該感光体上に静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、
前記露光手段の下流にあって前記感光体上の電位を検知する検知手段とを有する画像形成装置において、
前記露光手段による前記静電潜像の形成のための露光を行うことなく、前記帯電手段により帯電された前記感光体の暗部電位を前記検知手段により検知し、この検知結果に基づいて前記感光体の表面電位が異なる複数の目標暗部電位のうちの選択された目標暗部電位となるように帯電条件を調整可能な画像形成装置であって、
前記目標暗部電位にかかわらず一定に設定される、第1の目標明部電位及び前記第1の目標明部電位よりも小さい画像形成用の第2の目標明部電位に対して、調整された帯電条件にて帯電された前記感光体表面を前記露光手段にて露光したときの前記感光体の表面電位を前記検知手段により検知し、この検知結果に基づいて前記感光体の表面電位が前記第1の目標明部電位を得るように前記露光手段の第1の露光量が調整され、この調整された前記第1の露光量と、目標暗部電位を変数とする関数により算出された算出結果との積に基づいて、前記第2の目標明部電位を得るように前記第2の露光量を算出する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記露光手段は、原稿画像に基づいて前記感光体を露光することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記露光手段は、画像信号に基づいて前記感光体を露光することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記露光手段は、レーザを備え、前記レーザに印加する出力値を制御することで前記第1の露光量および前記第2の露光量を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記関数は、前記目標暗部電位の増加に伴い単調減少することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記関数は双曲線であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
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