JP3038004B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JP3038004B2
JP3038004B2 JP2332341A JP33234190A JP3038004B2 JP 3038004 B2 JP3038004 B2 JP 3038004B2 JP 2332341 A JP2332341 A JP 2332341A JP 33234190 A JP33234190 A JP 33234190A JP 3038004 B2 JP3038004 B2 JP 3038004B2
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浩之 杉本
正英 原田
伸介 菊井
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【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式を用いた複写機,プリンタ,
ファクシミリ等の電子写真装置に関し、特に画像濃度を
制御する電子写真装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、電子写真方式を用いた複写機,プリンタ,ファ
クシミリ等の電子写真装置に関し、画像濃度の経時変化
に対する調整方法が数多く実用化されている。画像濃度
の主な検知方法としては、原稿から反射光量を直接検知
する方法,感光体上の潜像電位を検知する方法(例え
ば、特開昭62−267772号公報:白部設定電位より高い電
位で直線領域の電位を目標として光量制御を行い、次い
で一定量の光量を増加して白部電位を決定),感光体に
作像した基準濃度パターンの濃度を検知する方法(例え
ば、特開昭64−84260号公報:基準濃度原稿を用いて感
光体ドラム上の画像領域外に基準濃度パターンを作成
し、作成した基準濃度パターンのパターン濃度を検出し
露光量の基準値を補正)等が知られている。 これらの方法は、初期の最適露光量に対する検知値を
記憶し、経時での検知値との比較から露光量等を補正す
るものであるため、初期の最適露光量の設定が重要とな
る。 現状では、初期の露光ランプ電圧を画像サンプルによ
る目視によって設定し、その時の露光量に対する基準濃
度パターンの濃度を基準値としている。 〔発明が解決しようとする課題〕 初期の露光ランプ電圧を目視によって設定するため、
人為的誤差により露光量は最適とはならない。 一方、初期の露光ランプ電圧の設定を自動化するため
に、パターン作成用の基準濃度原稿を利用して感光体上
のパターン濃度値から露光量を設定する方法が考えられ
るが、実際には基準濃度原稿の濃度のばらつきが大きい
ために、各機械によって露光量にばらつきが生じて最適
な設定ができないという問題がある。 本発明は、最適な露光ランプ電圧の設定を自動化する
ことを第1の目的とし、最適な露光ランプ電圧に対応し
て基準濃度原稿の基準濃度を一定に設定することを第2
の目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 〔1〕本発明の第1態様の電子写真装置は、感光体(12
1);感光体(121)を一様に荷電する荷電手段(12
2);原光を照明する照明光源(112);原稿の反射光で
前記感光体を露光し感光体(121)に原稿画像対応の静
電潜像を形成する光学手段(110);静電潜像をトナー
で現像する現像手段(124);照明光源(112)で照明さ
れた原稿の画像濃度を検出しこれを示す濃度信号を発生
する第1検出手段(27,220);および、感光体(121)
のトナー画像の濃度を検出する第2検出手段(PSN);
を備える電子写真装置において、 基準濃度原稿のトナー画像を感光体(121)に形成
し、このトナー像の、第2検出手段(PSN)による検出
濃度が設定値となるように照明光源(112)の印加電圧
(VL)を補正する第1制御手段(201);および、 第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となる
時の照明光源(112)の印加電圧(VL)に、基準濃度原
稿の第1検出手段(27,220)による検出濃度信号に対応
する電圧(ΔVEXP)を加算して照明光源(112)の基準
印加電圧(VEXP)とする第2制御手段(201);を備え
る。 〔2〕また好ましい例としては、第1制御手段(201)
は、第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値とな
る時の照明光源(112)の印加電圧(VL)を予測し、予
測した印加電圧(V1)より高い印加電圧で基準濃度原稿
のトナー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像
の、第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値とな
るように照明光源(112)の印加電圧(VL)を補正す
る。 〔3〕更に基準濃度原稿を原稿押え板(25)と兼用す
る。 〔4〕本発明の第2態様の電子写真装置は、感光体(12
1);感光体(121)を一様に荷電する荷電手段(12
2);原稿を照明する照明光源(112);原稿の反射光で
前記感光体を露光し感光体(121)に原稿画像対応の静
電潜像を形成する光学手段(110);静電潜像をトナー
で現像する現像手段(124);およひ、感光体(121)の
トナー画像の濃度を検出する検出手段(PSN);を備え
る電子写真装置において、 標準白色原稿のトナー画像を感光体(121)に形成
し、このトナー像の、検出手段(PSN)による検出濃度
が設定値となるように照明光源(112)の印加電圧
(VL)を補正する第1制御手段(201);および、検出
手段(PSN)による検出濃度が設定値となる時の照明光
源(112)の印加電圧(VL)に、標準白色原稿に対応す
る電圧(ΔVEXP)を加算して照明光源(112)の基準印
加電圧(VEXP)とする第2制御手段(201);を備え
る。 〔5〕また好ましい例としては、第1制御手段(201)
は、検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となる時
の照明光源(112)の印加電圧(VL)を予測し、予測し
た印加電圧(V1)より高い印加電圧で標準白色原稿のト
ナー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像の、
検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となるように
照明光源(112)の印加電圧(VL)を補正する。 〔6〕更に標準白色原稿を原稿押え板(25)と兼用す
る。 〔7〕本発明の第3態様の電子写真装置は、感光体(12
1);感光体(121)を一様に荷電する荷電手段(12
2);原稿を照明する照明光源(112);原稿の反射光で
前記感光体を露光し感光体(121)に原稿画像対応の静
電潜像を形成する光学手段(110);静電潜像をトナー
で現像する現像手段(124);照明光源(112)で照明さ
れた原稿の画像濃度を検出しこれを示す濃度信号を発生
する第1検出手段(27,220);および、感光体(121)
のトナー画像の濃度を検出する第2検出手段(PSN);
を備える電子写真装置において、 基準濃度原稿のトナー画像を感光体(121)に形成
し、このトナー像の、第2検出手段(PSN)による検出
濃度が設定値となるように照明光源(112)の印加電圧
(VL)を補正する第1制御手段(201);第2検出手段
(PSN)による検出濃度が設定値となる時の照明光源(1
12)の印加電圧(VL)に、基準濃度原稿の第1検出手段
(27,220)による検出濃度信号に対応する電圧(Δ
VEXP)を加算して照明光源(112)の基準印加電圧(V
EXP)とする第2制御手段(201);現像バイアスを、第
2制御手段(201)が前記加算した電圧(ΔVEXP)に予
め対応付けられた電圧(VB)に補正し、該補正後の基準
印加電圧(VEXP)およひ現像バイアスで、基準濃度原稿
トナー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像
の、第2検出手段(PSN)による検出濃度を基準値とす
る第3制御手段(201);および、該基準値を記憶する
手段(202);を備える。 〔8〕また好ましい例としては、第1検出手段(27,22
0)の検出部を、照明光源(112)を搭載するスキャナ
(30)に備え、基準濃度原稿および第1検出手段校正用
の標準白板をスキャナ(30)の移動方向に対して直角に
並べる。
〔9〕更に該標準白板を、スキャナ(30)のホームポジ
ション部に配設する。 なお、理解を容易にするために、カッコ内には、図面
に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項の符号
を、参考までに付記した。 〔作用〕 〔1〕本発明の第1態様によれば、第2制御手段(20
1)は、第1制御手段(201)により基準濃度原稿のトナ
ー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像の、第
2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となるよう
に補正された照明光源(112)の印加電圧(VL)に、基
準濃度原稿の第1検出手段(27,220)による検出濃度信
号に対応する電圧(ΔVEXP)を加算して照明光源(11
2)の基準印加電圧(VEXP)とするので、各機械間の差
異にかかわらず、最適なランプ電圧値を設定しうる。 〔2〕また好ましい例としては、第1制御手段(201)
は、第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値とな
る時の照明光源(112)の印加電圧(VL)を予測し、予
測した印加電圧(V1)より高い印加電圧で基準濃度原稿
のトナー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像
の、第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値とな
るように照明光源(112)の印加電圧(VL)を補正する
ので、トナー消費量を低減しうる。 〔3〕更に基準濃度原稿を原稿押え板(25)と兼用する
ので、コストの低減を図れる。 〔4〕本発明の第2態様によれば、第2制御手段(20
1)は、第1制御手段(201)により濃度の変動の少ない
標準白色原稿のトナー画像を感光体(121)に形成し、
このトナー像の、検出手段(PSN)による検出濃度が設
定値となるように補正された照明光源(112)の印加電
圧(VL)に、標準白色原稿に対応する電圧(ΔVEXP)を
加算して、照明光源(112)の基準印加電圧(VEXP)と
するので、各機械間の差異にかかわらず、最適なランプ
電圧値を設定しうる。 〔5〕また好ましい例としては、第1制御手段(201)
は、検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となる時
の照明光源(112)の印加電圧(VL)を予測し、予測し
た印加電圧(V1)より高い印加電圧で標準白色原稿のト
ナー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像の、
検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となるように
照明光源(112)の印加電圧(VL)を補正するので、ト
ナー消費量を低減しうる。 〔6〕更に標準白色原稿を原稿押え板(25)と兼用する
ので、コストの低減を図れる。 〔7〕本発明の第3態様によれば、第2制御手段(20
1)は、第1制御手段(201)により基準濃度原稿のトナ
ー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像の、第
2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となるよう
に補正された照明光源(112)の印加電圧(VL)に、基
準濃度原稿の第1検出手段(27,220)による検出濃度信
号に対応する電圧(ΔVEXP)を加算して照明光源(11
2)の基準印加電圧(VEXP)とする。第3制御手段(20
1)は、現像バイアスを、第2制御手段(201)が前記加
算した電圧(ΔVEXP)に予め対応付けられた電圧(VB
分補正し、該補正後の基準印加電圧(VEXP)および現像
バイアスで、基準濃度原稿トナー画像を感光体(121)
に形成し、このトナー像の、第2検出手段(PSN)によ
る検出濃度を基準値とし、この値を記憶させるので、最
適な露光ランプ電圧に対応して基準濃度原稿の基準濃度
を一定に設定でき、これにより感光体(121)の経時変
化に対する第2検出手段(PSN)による検出濃度を基準
値と一致するように照明光源(112)の印加電圧(VL
を補正しうる。 〔8,9〕また好ましい例としては、第1検出手段(27,22
0)の検出部を、照明光源(112)を搭載するスキャナ
(30)に備え、基準濃度原稿および第1検出手段校正用
の標準白板をスキャナ(30)の移動方向に対して直角に
並べ、スキャナ(30)のホームポジション部に配設する
ので、短時間で基準値を設定しうる。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下
の実施例の説明より明らかになろう。 〔実施例〕 −第1実施例− 本発明の第1実施例の複写装置を第1図に示す。以
下、第1図を参照して説明する。複写装置100は、原稿
固定式の静電転写型複写装置であり、光学系110,作像系
120,給紙系130、および、再給紙系140等となる。 光学系110は、コンタクトガラス111およびその下方に
配置された露光ランプ112,第1ミラー113A,第2ミラー1
13B,第3ミラー113C,第4ミラー113D,第5ミラー113E,
第6ミラー113F,レンズ114ならびに防塵ガラス115等で
なり、作像系120は感光体ドラム121およびその周囲に配
設された帯電チャージャ122,イレーサ123,現像器124,転
写前チャージャ126,分離チャージャ127,分離爪128,クリ
ーニング前除電チャージャ(以下PCCという)129ならび
にクリーナ12A、および、感光体ドラム121の下流に配置
された搬送ベルト12Bならびに定着器12C等でなる。 給紙系130は5段であり、手差給紙台131,第1給紙台1
31A,第2給紙台131B,第3給紙台131C,第4給紙台131Dお
よび各給紙台毎(ただし手差給紙台131は第1給紙台131
Aと共用している)に備わる呼出しコロ132A,132B,132C,
132D,給紙コロ133A,133B,133C,133D、ならびに逆転コロ
134A,134B,134C,134D、および、レジストローラ135,ガ
イドマイラ136ならびに各種ガイドおよび中間ローラ等
でなる。 再給紙系140は、切換爪141,接離ローラ142,反転ガイ
ド143,反転ローラ144,ゲート爪145,中間トレー146,先端
寄せコロ147,ペーパストッパ148,呼出しコロ149,給紙コ
ロ14A,逆転コロ14Bおよび排紙コロ14C等でなる。 原稿がコンタクトガラス111上にセットされスタート
指示があると、給紙クラッチがオンとなってそのとき選
択している給紙台の呼出しコロが記録紙を給紙コロに送
り出す。給紙コロは記録紙をレジストローラ135に向け
て送り出す。 この間、光学系110はコンタクトガラス111上の原稿を
走査し、露光ランプ112により照明した原稿の反射光を
第1ミラー113A,第2ミラー113B,第3ミラー113C,レン
ズ114,第4ミラー113D,第5ミラー113E,第6ミラー113F
および防塵ガラス115を介して感光体ドラム121の感光面
に導びく。 感光体ドラム121は、図示時計方向に回転しており、
その感光面は、光学系110より原稿反射光の反射を受け
る前に、帯電チャージャ122により一様に帯電され、イ
レーサ123による除電で潜像領域が形成されている。し
たがって、この潜像領域に原稿の反射光が照射されると
その強弱に応じて光電導を生じ、静電潜像が形成され
る。 この静電潜像は現像器124により現像され、原稿の濃
度に応じてトナーが付着したトナー像となる。このトナ
ー像は、レジストローラ135から繰り出される記録紙に
転写されるが、転写を容易にするため、PTL125により転
写前の除電がなされる。 レジストローラ135が繰り出した記録紙は、ガイドマ
イラ136により感光体ドラム121の感光面に密着され、転
写チャージャ126の直上でトナー像が転写される。この
直後、記録紙は分離チャージャ127により感光面から分
離されるが、このとき分離が不充分であると、分離爪12
8により強制的に分離される。 記録紙の分離後、感光体ドラム121の感光面はクリー
ナ12Aにおいて残存トナーが除去され、記録紙は搬送ベ
ルト12Bにより定着器12Cに送られる。定着器12Cは、定
着ローラ12CAおよび加圧ローラ12CBを備え、トナー像が
転写された記録紙を圧力を加えながら加熱し(約185
℃)、トナー像を定着させる。 トナー像が定着された記録紙は、再給紙系140に渡さ
れる。再給紙系140は、両面コピーモードの第1面のコ
ピー以外では、切換爪141の作用によりその記録紙を排
紙コロ14Cに導びき、記録紙は排紙トレイ160に排出され
る。また、両面モードの第1面のコピーでは反転ガイド
143に導びく。この後、記録紙の後端が切換爪141を通過
すると、切換爪141が切換わり、接離ローラ142が接とな
って記録紙を反転ローラ144に送り、反転ローラ144はゲ
ート爪145に送る。 ゲート爪145は4つあり、記録紙サイズに応じたゲー
ト爪が開くことにより、記録紙は中間トレー146に放出
される。中間トレー146に落ちた記録紙は、先端寄せコ
ロ147によりペーパストッパ148に当接するまで寄せられ
てその先端が揃えられ、スタックされる。 中間トレイ146にスタックされた記録紙は、両面モー
ドの第2面のコピースタート時に、呼出しコロ149によ
り給紙コロ14Aと逆転コロ14Bとによりその最上の1枚が
レジストローラ135に送られる。 なお、現像器124のトナー濃度検出を行なうときに
は、原稿のトナー像の形成に先立って、ユーザがセット
する基準濃度原稿対応の濃度パターンのトナー像を形成
し、その濃度を現像器124の下流に備わるPセンサPSNに
より読み取る。 第2図に、第1図に示す露光ランプ112を中心とした
拡大断面図を示す。第2図において、25は圧板、26は原
稿である。27は、露光ランプ112の近傍に一端部を臨ま
せた光ファイバであり原稿から反射した光が到来する。
この光は、光ファイバ27によって受光素子220(後述す
る第2図)に導びかれる。また28は、露光ランプ112等
が搭載されたスキャナ30移動用のガイドロットである。 第3図に、第1図に示す複写装置100の電気回路構成
の概略を示す。主制御ボード200には、CPU201,RAM202お
よびROM203が備わっている。 主制御ボート200に、露光ランプ用電圧制御装置210,
受光素子220,A/Dコンバータ230,現像バイアス電源240,
スキャナ駆動制御装置250,その他各入力260および各出
力270が装着されている。 露光ランプ用電圧制御装置210は、露光ランプ112の印
加電圧VL(露光ランプ電圧)を主制御ボード200より指
定された値に定める。 受光素子220は、光ファイバ27により導びかれた光量
に対応した信号VODを出力する。 PセンサPSNは、感光体ドラム上のトナー濃度を検出
し、A/Dコンバータ230は、PセンサPSNの出力電圧VSP
デジタル信号(感光体ドラム上のトナー濃度データ)に
変換する。 現像バイアス電源240は、現像バイアス電圧VBを主制
御ボード200が指示したものに定める。 スキャナ駆動制御装置250は、露光ランプ112等が搭載
されたスキャナ30の駆動を制御する。 第4図に、第3図に示す主制御ボード200のCPU201の
制御動作に関し、特に最適ランプ電圧設定の動作内容を
示す。 CPU201は、基準濃度原稿がセットされたことを検知す
ると(ステップ1:以下カッコ内ではステップと言う語は
省略する)、露光ランプ112をオンし、スキャナ30を基
準濃度原稿のパターン位置に駆動する(2,3)。そして
基準濃度原稿の反射光から原稿濃度値VODを検知し
(4)、この値を基に第5図に示す関係から補正電圧値
ΔVEXP(最適ランプ電圧VEXPと基準濃度原稿に対応して
得られるランプ電圧V1との差)を決定する(5)。次に
ランプ電圧VLを初期値V0に設定し(6)、基準濃度原稿
対応の濃度パターンのトナー像を作像して(7)その濃
度をPセンサPSNにより読み取り濃度検出信号VSPを出力
する(8)。ここで第6図に、原稿濃度値VODを変化さ
せた場合のランプ電圧VLと濃度検出信号(センサ出力)
VSPの関係を示す((a)はランプ電圧と表面電位の関
係,(b)は現像器124の出力特性,(c)はPセンサP
SNの出力特性を示す)。次にステップ8で出力した濃度
検出信号VSPの値が第6図に示す目標値となるようにラ
ンプ電圧VLを調整する。すなわち、濃度検出信号VSP
値が目標値より大きい場合にはランプ電圧VLを減少させ
再び濃度パターンのトナー像を作像し(9→11→7)、
濃度検出信号VSPの値が目標値より小さい場合にはラン
プ電圧VLを増加させ再び濃度パターンのトナー像を作像
する(9→10→12→7)。濃度検出信号VSPの値が目標
値と一致するとその時のランプ電圧VLをV1とし(13)、
V1に前述した補正電圧値ΔVEXPを加算した値を最適ラン
プ電圧VEXP(=V1+ΔVEXP)とする(14)。そして露光
ランプ112をオフし、スキャナ30をリターンして元の位
置に戻す(15,16)。なお、ステップ6で設定するラン
プ電圧VLの初期値V0は第6図において濃度検出信号VSP
の目標値が原稿基準濃度VODに対応するランプ電圧V
L(露光ランプ電圧の狙いの収束値)の近傍で、しかも
やや高い電圧に設定する。これはトナー消費量やクリー
ナ12Aへの負荷を低減させるためである。 以上に説明した第1実施例によれば、基準濃度原稿の
原稿基準濃度VODを検出し、その値に応じた補正を行っ
て露光ランプ電圧を決定しているので各機械間の差異に
かかわらず、最適なランプ電圧値を設定しうる。 なお、この実施例によれば基準濃度原稿は最適ランプ
電圧設定時にユーザがセットするようにしたが、基準濃
度原稿を原稿押え板25と兼用してもよい。これによりコ
ストが低減できる。 −第2実施例− 次に、第2実施例を示す。第2実施例は、第1実施例
で使用する基準濃度原稿を、特に原稿基準濃度の変動が
少ない白紙の原稿にして最適ランプ電圧を設定するもの
である。なお、機構部(第1図,第2図)および電気回
路構成部(第3図)は第1実施例と同様である。 第7図に、原稿濃度値VOD=0.05の白紙を原稿とし感
光体膜厚および初期帯電電位VCを変化させた場合のラン
プ電圧VLと濃度検出信号(センサ出力)VSPの関係を示
す((a)はランプ電圧と表面電位の関係,(b)は現
像器124の出力特性,(c)はPセンサPSNの出力特性を
示す)。 第7図の関係より濃度検出信号VSPの目標値に対応す
るランプ電圧V1が決定するが、電圧V1は感光体膜厚や初
期帯電電圧VCのばらつきによって変化する。しかし、こ
の変化によって各条件での最適ランプ電圧VEXPも変化す
る。ここで、ランプ電圧V1と最適ランプ電圧VEXPの差を
補正電圧値ΔVEXPとすると、各条件でのΔVEXPは第8図
に示すようになる。すなわち、膜厚を23μmと一定にし
た場合の初期帯電電位VCのばらつきに対し補正電圧値Δ
VEXPは一定となる。また現像特性のばらつきに対しても
一定となることが確かめられている。更に感光体膜厚の
ばらつきに対しては補正電圧値ΔVEXPは多少変化する
が、その変化率は0.2V/μmと小さいため実質上は一定
としてもさしつかない。 したがって、ランプ電圧V1に一定電圧値ΔVEXPを加算
することによって最適ランプ電圧VEXPを求めることがで
きる。 次に第9図に、第3図に示す主制御ボード200のCPU20
1の制御動作に関し、特に最適ランプ電圧設定の動作内
容を示す。 CPU201は、白紙原稿がセットされたことを検知すると
(21)、露光ランプ112をオンし、スキャナ30を白紙原
稿のパターン位置に駆動する(22,23)。そしてランプ
電圧VLを初期値V0に設定する(26)。この時、トナー消
費量を減らすためにイレーサによって不要な部分のトナ
ー付着を防止する。なお、設定するランプ電圧VLを初期
値V0は通常の露光量では感光体上にパターンを作像する
ことができないため地汚れが発生する程度の低い電圧
で、しかもトナー消費量やクリーナ12Aへの負荷を低減
させるため第7図において濃度検出信号VSPの目標値に
対応するランプ電圧VL(露光ランプ電圧の狙いの収束
値)の近傍で、しかもやや高い電圧に設定する。次に、
基準濃度原稿対応の濃度パターンのトナー像を作像して
(27)その濃度をPセンサPSNにより読み取り濃度検出
信号VSPを出力する(28)。ここで濃度検出信号VSPの値
が目標値より大きい場合にはランプ電圧VLを減少させ再
び濃度パターンのトナー像を作像し(29→31→27)、濃
度検出信号VSPの値が目標値より小さい場合にはランプ
電圧VLを増加させ再び濃度パターンのトナー像を作像す
る(29→30→32→27)。濃度検出信号VSPの値が目標値
と一致するとその時のランプ電圧VLをV1とし(33)、V1
に予め一定電圧値である補正電圧値ΔVEXPを加算した値
を最適ランプ電圧VEXP(=V1+ΔVEXP)とする(34)。
この補正電圧値ΔVEXPは前述したように一定であるの
で、この値をレジスタ等に記憶させておけばよく、特に
更新する必要はない。そして露光ランプ112をオフし、
スキャナ30をリターンして元の位置に戻す(35,36)。 以上に説明した第2実施例によれば、原稿基準濃度の
変動の少ない白紙を原稿として使用し、そのパターン濃
度の検知から露光ランプ電圧を決定しているので各機械
間の差異にかかわらず、最適なランプ電圧値を設定しう
る。 なお、この実施例によれば白紙原稿は最適ランプ電圧
設定時にユーザがセットするようにしたが、第1実施例
と同様に白紙原稿を原稿押え板25と兼用してもよい。こ
れによりコストが低減できる。 −第3実施例− 次に、第3実施例を示す。第3実施例は、第1実施例
で求めた最適ランプ電圧に対応して基準濃度原稿の基準
濃度を一定に設定するものである。また第1実施例では
基準濃度原稿から基準濃度値を求めたが、第3実施例で
は第10a図および第10b図に示すように露光ランプ112等
が搭載されたスキャナ30のホームポジション部(第10a
図の位置)に標準白色4aおよび基準濃度原稿4bをスキャ
ナ30の移動方向に対して縦(垂直)に並べて設け(第10
b図)、標準白板4aおよび基準濃度原稿4bの反射光量の
比から基準濃度値を決定する。 なお、その他の機構部(第1図,第2図)および電気
回路構成部(第3図)は第1実施例と同様である。 次に第11図に、第3図に示す主制御ボード200のCPU20
1の制御動作に関し、特に基準濃度設定の動作内容を示
す。 まずCPU201は、露光ランプ112をオンし、スキャナ30
を標準白板4aのパターン位置に駆動する(41,42)。そ
こで標準白板4aの反射光から白板濃度値VWを検知する
(43)。次に、スキャナ30を基準濃度原稿4bのパターン
位置に駆動し(44)、基準濃度原稿4bの反射光から原稿
濃度値VFを検知する(45)。そして、原稿濃度値VFおよ
び白板濃度値VWの比(VF/VW)から原稿濃度値VODを決
定する(46)。この値を基に第1実施例と同様に第5図
に示す関係から補正電圧値ΔVEXPを決定する(47)。次
にランプ電圧VLを初期値V0に設定し(48)、基準濃度原
稿対応の濃度パターンのトナー像を作像して(49)その
濃度をPセンサPSNにより読み取り濃度検出信号VSPを出
力する(50)。なお、原稿濃度値VODを変化させた場合
のランプ電圧VLと濃度検出信号(センサ出力)VSPの関
係は第1実施例で示す第6図と同様である。次にステッ
プ50で出力した濃度検出信号VSPの値が第6図に示す目
標値となるようにランプ電圧VLを調整する。すなわち、
濃度検出信号VSPの値が目標値より大きい場合にはラン
プ電圧VLを減少させ再び濃度パターンのトナー像を作像
し(51→53→49)、濃度検出信号VSPの値が目標値より
小さい場合にはランプ電圧VLを増加させ再び濃度パター
ンのトナー像を作像する(51→52→54→49)。濃度検出
信号VSPの値が目標値と一致するとその時のランプ電圧V
LをV1とし(55)、V1に前述した補正電圧値ΔVEXPを加
算した値を最適ランプ電圧VEXP(=V1+ΔVEXP)とする
(56)。 ここで求められた最適ランプ電圧VEXPによって再び濃
度パターンを作像すると、この時ランプ電圧はV1からΔ
VEXPだけ増減しているのでパターン部の表面電位はそれ
に対応して上下する。そこで、ランプ電圧の補正電圧値
ΔVEXPに応じて現像バイアス電圧VBを第12図に示すΔV
EXPに対する現像バイアス電圧VBの関係から補正する(5
7)。そして基準濃度原稿対応の濃度パターンのトナー
像を再度作像して(58)その濃度をPセンサPSNにより
読み取り濃度検出信号VSPを出力し(59)、このパター
ン濃度と現像バイアス電圧を基準値としてメモリ(RAM2
02)に記憶する(60)。そして露光ランプ112をオフ
し、スキャナ30をリターンして元の位置に戻す(61,6
2)。以後、経時での検知値がメモリに記憶された基準
値と一致するようにランプ電圧を補正する。 以上に説明した第3実施例によれば、最適ランプ電圧
に対する補正電圧値ΔVEXPに対応して、現像バイアス電
圧VBを変化させるので、基準濃度原稿対応の濃度パター
ンの濃度は変動することなく一定に設定しうる。つま
り、濃度検知としての感度を一定に確保することができ
る。 〔発明の効果〕 以上のように本発明の第1態様によれば、第2制御手
段(201)は、第1制御手段(201)により基準濃度原稿
のトナー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像
の、第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値とな
るように補正された照明光源(112)の印加電圧(VL
に、基準濃度原稿の第1検出手段(27,220)による検出
濃度信号に対応する電圧(ΔVEXP)を加算して照明光源
(112)の基準印加電圧(VEXP)とするので、各機械間
の差異にかかわらず、最適なランプ電圧値を設定しう
る。 また好ましい例としては、第1制御手段(201)は、
第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となる時
の照明光源(112)の印加電圧(VL)を予測し、予測し
た印加電圧(V1)より高い印加電圧で基準濃度原稿のト
ナー画像を感光体(121)に形成し、このトナー像の、
第2検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となるよ
うに照明光源(112)の印加電圧(VL)を補正するの
で、トナー消費量を低減しうる。更に基準濃度原稿を原
稿押え板(25)と兼用するので、コストの低減を図れ
る。 本発明の第2態様によれば、第2制御手段(201)
は、第1制御手段(201)により濃度の変動の少ない標
準白色原稿のトナー画像を感光体(121)に形成し、こ
のトナー像の、検出手段(PSN)による検出濃度が設定
値となるように補正された照明光源(112)の印加電圧
(VL)に、標準白色原稿に対応する電圧(ΔVEXP)を加
算して照明光源(112)の基準印加電圧(VEXP)とする
ので、各機械間の差異にかかわらず、最適なランプ電圧
値を設定しうる。 また好ましい例としては、第1制御手段(201)は、
検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となる時の照
明光源(112)の印加電圧(VL)を予測し、予測した印
加電圧(V1)より高い印加電圧で標準白色原稿のトナー
画像を感光体(121)に形成し、このトナー像の、検出
手段(PSN)による検出濃度が設定値となるように照明
光源(112)の印加電圧(VL)を補正するので、トナー
消費量を低減しうる。更に標準白色原稿を原稿押え板
(25)と兼用するので、コストの低減を図れる。 本発明の第3態様によれば、第2制御手段(201)
は、第1制御手段(201)により基準濃度原稿のトナー
画像を感光体(121)に形成し、このトナー像の、第2
検出手段(PSN)による検出濃度が設定値となるように
補正された照明光源(112)の印加電圧(VL)に、基準
濃度原稿の第1検出手段(27,220)による検出濃度信号
に対応する電圧(ΔVEXP)を加算して照明光源(112)
の基準印加電圧(VEXP)とする。第3制御手段(201)
は、現像バイアスを、第2制御手段(201)が加算した
電圧(ΔVEXP)に予め対応付けられた電圧(VB)に補正
し、該補正後の基準印加電圧(VEXP)および現像バイア
ス(VB)で、基準濃度原稿のトナー画像を感光体(12
1)に形成し、このトナー像の、第2検出手段(PSN)に
よる検出濃度を基準値とし、この値を記憶させるので、
最適な露光ランプ電圧に対応して基準濃度原稿の基準濃
度を一定に設定でき、これにより感光体(121)の経時
変化に対する第2検出手段(PSN)による検出濃度を基
準値と一致するように照明光源(112)の印加電圧
(VL)を補正しうる。 また好ましい例としては、第1検出手段(27,220)の
検出部を、照明光源(112)を搭載するスキャナ(30)
に備え、基準濃度原稿および第1検出手段校正用の標準
白板をスキャナ(30)の移動方向に対して直角に並べ、
スキャナ(30)のホームポジション部に配設するので、
短時間で基準値を設定しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、複写装置100の機構概略を示す断面図であ
る。 第2図は、第1実施例および第2実施例の、第1図に示
すスキヤナ30を中心とした縦断面図である。 第3図は、複写装置100の電気制御系を示すブロック図
である。 第4図は、第1実施例の、第3図に示すCPU201の処理動
作の一部を示すフローチャートである。 第5図は、原稿濃度値VODに対する補正電圧値ΔVEXP
関係を示すグラフである。 第6図は、原稿濃度値VODを変化させた場合の、ランプ
電圧VLと濃度検出信号VSPの関係を示すグラフである。 第7図は、感光体膜厚および初期帯電電位VCを変化させ
た場合の、ランプ電圧VLと濃度検出信号VSPの関係を示
すグラフである。 第8図は、感光体膜厚およひ初期帯電電位VCに対する補
正電圧値ΔVEXPの関係を示すグラフである。 第9図は、第2実施例の、第3図に示すCPU201の処理動
作の一部を示すフローチャートである。 第10a図は、第3実施例の、第1図に示すスキヤナ30を
中心とした縦断面図である。 第10b図は、コンタクトガラス111に対する標準白板4aお
よび基準濃度原稿4bの位置関係を示す平面図である。 第11図は、第3実施例の、第3図に示すCPU201の処理動
作の一部を示すフローチャートである。 第12図は、補正電圧値ΔVEXPと、それによるパターン濃
度の変化を防ぐ現像バイアス電圧VBとの関係を示すグラ
フである。 4a:標準白板(標準白板)、4b:基準濃度原稿(基準濃度
原稿) 25:原稿押え板(原稿押え板)、27:光ファイバ 30:スキャナ(スキャナ)、100:複写機本体 110:光学系(光学手段)、112:露光ランプ(照明光源) 120:作像系、121:感光体(感光体) 122:帯電チャージャ(荷電手段)、124:現像器(現像手
段) 130:給紙系、140:再給紙系 201:CPU(第1制御手段,第2制御手段,第3制御手
段) 202:RAM(記憶する手段)、203:ROM 220:受光素子(27,220:第1検出手段) PSN:Pセンサ(第2検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 高嶋 洋志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−173068(JP,A) 特開 昭59−154468(JP,A) 特開 昭57−60348(JP,A) 特開 昭59−135488(JP,A) 特開 昭62−269943(JP,A) 特開 平1−164968(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/04 - 15/04 120 G03G 21/00 370 - 520 G03G 21/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体;該感光体を一様に荷電する荷電手
    段;原稿を照明する照明光源;原稿の反射光で前記感光
    体を露光し感光体に原稿画像対応の静電潜像を形成する
    光学手段;該静電潜像をトナーで現像する現像手段;前
    記照明光源で照明された原稿の画像濃度を検出しこれを
    示す濃度信号を発生する第1検出手段;および、前記感
    光体のトナー画像の濃度を検出する第2検出手段;を備
    える電子写真装置において、 基準濃度原稿のトナー画像を前記感光体に形成し、この
    トナー像の、前記第2検出手段による検出濃度が設定値
    となるように前記照明光源の印加電圧を補正する第1制
    御手段;および、 前記第2検出手段による検出濃度が設定値となる時の前
    記照明光源の印加電圧に、基準濃度原稿の前記第1検出
    手段による検出濃度信号に対応する電圧を加算して照明
    光源の基準印加電圧とする第2制御手段; を備える電子写真装置。
  2. 【請求項2】前記第1制御手段は、前記第2検出手段に
    よる検出濃度が設定値となる時の前記照明光源の印加電
    圧を予測し、予測した印加電圧より高い印加電圧で基準
    濃度原稿のトナー画像を前記感光体に形成し、このトナ
    ー像の、前記第2検出手段による検出濃度が設定値とな
    るように前記照明光源の印加電圧を補正することを特徴
    とする請求項1記載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】前記基準濃度原稿を原稿押え板と兼用する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子写真
    装置。
  4. 【請求項4】感光体;該感光体を一様に荷電する荷電手
    段;原稿を照明する照明光源;原稿の反射光で前記感光
    体を露光し感光体に原稿画像対応の静電潜像を形成する
    光学手段;該静電潜像をトナーで現像する現像手段;お
    よび、前記感光体のトナー画像の濃度を検出する検出手
    段;を備える電子写真装置において、 標準白板原稿のトナー画像を前記感光体に形成し、この
    トナー像の、前記検出手段による検出濃度が設定値とな
    るように前記照明光源の印加電圧を補正する第1制御手
    段;および、 前記検出手段による検出濃度が設定値となる時の前記照
    明光源の印加電圧に、標準白板原稿に対応する電圧を加
    算して照明光源の基準印加電圧とする第2制御手段; を備える電子写真装置。
  5. 【請求項5】前記第1制御手段は、前記検出手段による
    検出濃度が設定値となる時の前記照明光源の印加電圧を
    予測し、予測した印加電圧より高い印加電圧で標準白板
    原稿のトナー画像を前記感光体に形成し、このトナー像
    の、前記検出手段による検出濃度が設定値となるように
    前記照明光源の印加電圧を補正することを特徴とする請
    求項4記載の電子写真装置。
  6. 【請求項6】前記標準白板原稿を原稿押え板と兼用する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の電子写真
    装置。
  7. 【請求項7】感光体;該感光体を一様に荷電する荷電手
    段;原稿を照明する照明光源;原稿の反射光で前記感光
    体を露光し感光体に原稿画像対応の静電潜像を形成する
    光学手段;該静電潜像をトナーで現像する現像手段;前
    記照明光源で照明された原稿の画像濃度を検出しこれを
    示す濃度信号を発生する第1検出手段;および、前記感
    光体のトナー画像の濃度を検出する第2検出手段;を備
    える電子写真装置において、 基準濃度原稿のトナー画像を前記感光体に形成し、この
    トナー像の、前記第2検出手段による検出濃度が設定値
    となるように前記照明光源の印加電圧を補正する第1制
    御手段; 前記第2検出手段による検出濃度が設定値となる時の前
    記照明光源の印加電圧に、基準濃度原稿の前記第1検出
    手段による検出濃度信号に対応する電圧を加算して照明
    光源の基準印加電圧とする第2制御手段; 現像バイアスを、第2制御手段が前記加算した電圧に予
    め対応付けられた電圧に補正し、該補正後の基準印加電
    圧および現像バイアスで、基準濃度原稿トナー画像を前
    記感光体に形成し、このトナー像の、前記第2検出手段
    による検出濃度を基準値とする第3制御手段;および、 該基準値を記憶する手段; を備える電子写真装置。
  8. 【請求項8】前記第1検出手段の検出部を、前記照明光
    源を搭載するスキャナに備え、前記基準濃度原稿および
    第1検出手段校正用の標準白板をスキャナの移動方向に
    対して直角に並べて配設することを特徴とする請求項7
    記載の電子写真装置。
  9. 【請求項9】前記基準濃度原稿および第1検出手段校正
    用の標準白板をスキャナの移動方向に対して直角に並
    べ、スキャナのホームポジション部に配設することを特
    徴とする請求項7記載の電子写真装置。
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