JP2796025B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2796025B2
JP2796025B2 JP4344825A JP34482592A JP2796025B2 JP 2796025 B2 JP2796025 B2 JP 2796025B2 JP 4344825 A JP4344825 A JP 4344825A JP 34482592 A JP34482592 A JP 34482592A JP 2796025 B2 JP2796025 B2 JP 2796025B2
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成之 宮本
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の明るさを自動的
に検出して、露光量等を変化させることにより、適性な
濃度の複写ができるようにした複写機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写濃度を手動操作により設
定する手間を省略でき、複写機の操作に不慣れな人でも
簡単に適正な濃度の複写ができるという利点を有する、
自動濃度調整機能付の複写機が提供され、普及してい
る。この自動濃度調整機能は、複写動作に先立って1回
原稿を照明走査(予備走査)して原稿の明るさを検出
し、この検出された原稿の明るさに対応する露光量、帯
電量若しくは現像バイアス量(以下「露光量等」とい
う)を所定の関係式に基づいて自動的に算出し、これに
より本露光を行って適正な濃度の複写物を得るものであ
る。
【0003】なお、予備走査をせずに、原稿照明中に原
稿の明るさを読取り、各時点の原稿の明るさに対して最
適な露光量等を算出する方式もある。一方、複写機に
は、普通複写倍率を手動で設定できる変倍機能が設けら
れている。この変倍機能は、原稿像を感光体の上に写す
レンズの位置を変えることによって達成されるものであ
るが、倍率の変更とともに、必然的に像の明るさが変化
するため、この像の濃度変化を補正してやる必要があ
る。
【0004】従来では、通常、図2に示すような濃度補
正線が採用されていた。同図では横軸は倍率、縦軸は露
光補正量を表している。倍率が100パーセントのとき
の露光量を基準にして、倍率が大きくなれば露光量を増
加させ、倍率が小さくなれば露光量を減少させる。この
露光量の変化の割合は、原稿の明るさに関係なく一定の
割合であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような濃度補正
線を採用すると、次のような問題がある。すなわち、N
TC(New Test Chart)のような明るい原稿であっても、
新聞紙のような暗い原稿であっても、同じ傾きの濃度補
正をかけると、両者に対する露光量は同じ差をもって変
化していく。このため、暗い原稿に対しては、倍率が大
きくなると複写像は暗くなりがちで、倍率が小さくなる
と、複写像は明るくなりすぎる。これは、感光体材料や
現像剤の非線形特性に起因するものである。一方、暗い
原稿に対して適正な濃度を持たせようとすると、今度は
倍率が大きいときに明るい原稿の像が明るくなりすぎ、
倍率が小さいときに明るい原稿の像が暗くなりすぎる。
【0006】したがって、自動濃度調整機能及び変倍機
能付の複写機で、正しい濃度補正を実現しようとすれ
ば、濃度補正線の形状が重要になってくる。そこで、本
発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、自動濃度調
整機能及び変倍機能付の複写機において、倍率と、原稿
の明るさに応じた最適な濃度補正を行うことができる複
写機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの請求項1記載の複写機は、設定された倍率と、測定
された原稿の明るさとに基づいて、複写濃度を決定する
複写濃度決定手段を備え、この複写濃度決定手段は、原
稿が暗い場合は、倍率の変化に対する複写濃度の変動幅
を大きくとり、原稿が明るい場合は、倍率の変化に対す
る複写濃度の変動幅を小さくとるものである。
【0008】
【作用】前記の構成によれば、原稿が暗い場合は、倍率
の変化に対する複写濃度の変動幅が大きいので、倍率を
大きくすれば、複写像は適度に明るくなり、倍率を小さ
くすれば、複写像は適度に濃くなる。一方、原稿が明る
い場合は、倍率の変化に対する複写濃度の変動幅が小さ
いので、明るい原稿が明るくなりすぎたり、暗くなりす
ぎたりすることもない。
【0009】よって原稿の明るさにかかわらず、常に倍
率に応じた最適な濃度補正を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図3は、光学系が移動するタイプの変倍複写機
の内部を示す要部概略図である。1は複写機本体の上面
に位置する原稿載置台であり、その下方所定位置に、照
明ランプ21、平面反射鏡22,23,24、レンズ2
5及び反射鏡26並びに原稿からの反射光量を検出する
受光センサ5で構成される光学系2が配置されている。
前記レンズ25は、露光前、倍率設定キー8の操作に応
じて、矢印A方向及びその反対方向に移動し、適当な位
置で静止するものである。照明ランプ21及び平面反射
鏡22,23,24は、露光中矢印A方向に倍率に応じ
て速度で移動し、これにより原稿Dを順次照明走査する
ことができる。この時、前記照明ランプ21及び平面反
射鏡22は受光センサ5とともに一体的に移動し、平面
反射鏡23,24も一体的に移動し、前者の移動速度が
後者の移動速度の2倍になるように設定されている。
【0011】光学系2より下方には、1回の複写動作ご
とに矢印B方向に回転する感光体ドラム31と、除電ラ
ンプ32、帯電チャージャ33、現像装置34、転写チ
ャージャ35、分離チャージャ36及びクリーナ37と
から構成される複写処理部3が配置され、帯電チャージ
ャ33により一様に帯電された感光体ドラム31の表面
に原稿Dからの反射光を照射することにより静電潜像を
形成し、この静電潜像を現像装置34によってトナー像
に顕像化し、転写チャージャ35によってトナー像を複
写紙Pの上に転写することができる。また、41は複写
紙搬送部の一部を構成するレジストローラであり、感光
体ドラム31の周速度とほぼ等しい速度で複写紙Pを輸
送することができる。また10は原稿載置台1の状面を
覆うべく、図示しないヒンジ機構等によって上下回動可
能に取り付けられた原稿押さえである。
【0012】図4は、複写機の電気的構成を示すブロッ
ク図である。前記受光センサ5からの反射光量検出信
号、及び倍率を手動設定するための倍率設定キー8の設
定値を示す信号が、入力インターフェイス(図示せず)
を通してCPU,RAM,ROM 等を有するマイクロコンピュータ
6に提供されている。また、マイクロコンピュータ6か
ら出力される制御信号は、出力インターフェイス(図示
せず)を通して照明ランプ点灯回路7に入力されてい
る。マイクロコンピュータ6は、図1に示すような、原
稿が暗い場合は、倍率の変化に対する露光補正量の変動
幅が大きく、原稿が明るい場合は、倍率の変化に対する
露光補正量の変動幅が小さい濃度補正線の計算プログラ
ムを内蔵しており、この計算プログラムに基づいて適性
露光量を得、出力することができる。
【0013】次に、この変倍複写機における濃度補正機
能について説明する。まず、新聞紙原稿を原稿載置台1
にセットしたときの動作について説明する。マイクロコ
ンピュータ6は、照明ランプ21の照明量を中間値に設
定して照明させ、受光センサ5によって短時間(数mse
c)原稿の先端部からの反射光をサンプリングし、サン
プリング受光量の平均値を算出する。この平均値は、新
聞紙相当の暗い原稿に対応するものとなっている。一
方、ユーザによって、倍率設定キー8がいずれかの値に
設定されており、この設定値を示す信号もマイクロコン
ピュータ6に入力されている。マイクロコンピュータ6
は、この倍率の値を、前記図1の新聞紙原稿相当の曲線
に当てはめて、適性露光量を得、出力する。例えば、倍
率が141%であれば、マイクロコンピュータ6は、露
光補正量I1 を算出し、倍率0のときの露光量に加算し
て適性露光量を出力する。倍率が64%であれば、マイ
クロコンピュータ6は、露光補正量I3 を算出し、倍率
0のときの露光量に加算して適性露光量を出力する。
【0014】そして、以後の露光において、適性露光量
が得られるように、照明ランプ21の照明量を調整して
光学系2の走査を行う。次に、NTCを原稿載置台1に
セットしたときは、マイクロコンピュータ6は、前記と
同様原稿の明るさをサンプリングする。このサンプル値
は、NTC相当の明るい原稿に対応するものとなってい
る。一方、ユーザによって、倍率設定キー8がいずれか
の値に設定されており、この設定値を示す信号もマイク
ロコンピュータ6に入力されているので、マイクロコン
ピュータ6は、この倍率の値を、前記図1のNTC原稿
相当の曲線に当てはめて、適性露光量を得、出力する。
例えば、倍率が141%であれば、マイクロコンピュー
タ6は、露光補正量I2 を算出し、倍率0のときの露光
量に加算して適性露光量を出力する。倍率が64%であ
れば、マイクロコンピュータ6は、露光補正量I4 を算
出し、倍率0のときの露光量に加算して適性露光量を出
力する。
【0015】そして、以後の露光において、適性露光量
が得られるように照明ランプ21の照明量を調整して光
学系2の走査を行う。以上の説明では、原稿が新聞紙か
NTCである場合を想定したが、本発明はこれに限られ
るものではない。新聞紙とNTCとの間の任意の明るさ
の原稿に対しても対応できるものである。そのときは、
図1の例えば「中間調の原稿」に対応する曲線が選択さ
れることになる。
【0016】また、図1の濃度補正線は直線状のもので
あったが、最適な濃度補正線の形状は、感光体材料や現
像剤の特性に応じて試験により決められるものである。
したがって、直線に限られることなく曲線状のものとな
ることもある。また、以上の実施例は、複写機の自動露
光についてのものであったが、本発明は自動露光に限ら
ず、帯電量や現像バイアス量を自動的に変えることによ
り複写濃度を調整する方式にも適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿が暗
い場合は、倍率の変化に対する複写濃度の変動幅を大き
くとり、原稿が明るい場合は、倍率の変化に対する複写
濃度の変動幅を小さくとっているので、原稿が暗くても
明るくても、常に倍率に応じた最適な濃度の複写像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】横軸に倍率、縦軸に露光補正量をとった、本発
明の濃度補正線を示すグラフである。
【図2】横軸に倍率、縦軸に露光補正量をとった、従来
の濃度補正線を示すグラフである。
【図3】光学系が移動するタイプの変倍複写機の内部を
示す要部概略図である。
【図4】実施例の複写機の電気的構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
5 受光センサ 6 マイクロコンピュータ 7 照明ランプ点灯回路 8 倍率設定キー 21 照明ランプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−202448(JP,A) 特開 昭63−191168(JP,A) 特開 昭58−190936(JP,A) 特開 昭63−293562(JP,A) 特開 平1−178976(JP,A) 特開 昭61−52661(JP,A) 特開 昭60−112070(JP,A) 特開 昭60−80860(JP,A) 特開 平2−44380(JP,A) 特開 昭62−95554(JP,A) 特開 昭60−112032(JP,A) 特開 昭59−202454(JP,A) 特開 昭59−210433(JP,A) 特開 平2−64625(JP,A) 特開 昭59−136728(JP,A) 特開 昭60−39671(JP,A) 特開 平1−154170(JP,A) 特開 昭62−58280(JP,A) 特開 平5−249786(JP,A) 特開 平4−216570(JP,A) 特開 平4−149576(JP,A) 特開 昭60−10269(JP,A) 実開 昭61−167659(JP,U) 特許2673072(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/04 - 15/043 G03G 21/00 370 - 540 G03B 27/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写動作遂行に先立って、又は複写動作遂
    行時に原稿を照明して原稿の明るさを測定し適正な複写
    濃度を自動的に設定できる自動濃度調整機能と、複写倍
    率を手動で設定できる変倍機能とを有する複写機におい
    て、 設定された倍率と、測定された原稿の明るさとに基づい
    て、複写濃度を決定する複写濃度決定手段を備え、 前記複写濃度決定手段は、原稿が暗い場合は、倍率の変
    化に対する複写濃度の変動幅を大きく設定し、原稿が明
    るい場合は、倍率の変化に対する複写濃度の変動幅を小
    さく設定しているものであることを特徴とする複写機。
JP4344825A 1992-12-24 1992-12-24 複写機 Expired - Lifetime JP2796025B2 (ja)

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JP4344825A JP2796025B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 複写機
US08/165,923 US5428425A (en) 1992-12-24 1993-12-14 Automatic density adjusting device in copying machine

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JPH06202449A JPH06202449A (ja) 1994-07-22
JP2796025B2 true JP2796025B2 (ja) 1998-09-10

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