JPS58125049A - 静電記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温度依存性感光体を有する静電記録装置に係り
、更に詳しくは上記の感光体で温度変化があっても帯電
及び露光の制御を行って安定ｊ。

て良好な複写画像の得られる静電記録装置の改良に関す
る。

一般に静電記録装置に温度依存性の感光体を用いる場合
、静電記録装置内の温度変化等によって感光体の特性が
変化し、複写画像に影響を与えることが知られている。

また温度依存性の感光体を用いる静電記録装置において
、安定した複写画像を得るために帯電、露光等の各条件
を制御する方法は公知となっている。

（１）　　帯電を制御する方法としては（１−１）　　
感光体の帯電電位または感光体の暗部電位を検知して帯
電電位を一定に制御する方法。

（１−２）　　感光体の温度を検知して帯電電位を一定
に制御する方法。

（２）　　１１元を制御する方法としては（２−１）　
　露光後の感光体表面電位を検知して露光量を制御する
方法。

（２−２）　　Ｉｅ光体の温度を検知して露光量を制゛
御、する方法。

がある。しかし上記の従来技術にあっては、何れも満足
な複写画像を得ることはできない。

（１−１）　　（１−２）　　にあっては、温度によっ
て感光体の感度が変動するため露光条件が同一であるこ
とから、高温においてはＳ像濃度の低下、紙濡において
はカブリの発生をもたらす。

（２−１）　　（２−２）にあっては、同一条件で帯電
したときの感光体の帯電電位は温度によって変動するた
め、露光条件を制御しても高温においては画像濃度は低
下し、低温においてはカプリが発生する。

温度依存性感光体にあっては第１図の帯電電位と感光体
温度との関係図が示すように、同一の帯電条件に対して
感光体温度が上昇すると共に帯電電位は低下する。また
第２図の感光体温度と半減帯電光ｉｋ（感光体の帯電電
位が半分に減するに必要な照射光量）との関係図が示す
ように、感光体温度が上昇すると共に感度は良くなる。

本発明は温度依存性の感光体を用いる静電記録装置にお
いて、帯電及び露光の制御を行って、いかなる温度にお
いても安定した画像を得るように１−たもので、露光後
の感光体表面電位を検知し、その検知信号に基づいて帯
電手段を制御１−て帯電電位をほぼ一定に制御する静電
記録装置において、感光体又はその近傍の温度を検知し
、その検知信号に基づいて露光手段を制御することを特
徴とする静電記録装置を提供するものである。

即ち帯電後の電位検知による制御、または暗部電位を基
準露光によって形成し１、その電位検知による制御等に
よっていかなる温度においても感光体の帯電電位をほぼ
一定となるようにして、かつ感光体温度を検知して露光
量を温度に応じて変化させるよう制御することによって
、あらゆる湿度、′９ においても安定した画像を得ることができるようにした
ものである。これを第３図、第４図により説明する。

まず、帯電後の感光体表面電位を検知して、該電位が第
４図における線３１で示すように温度変化に対して一定
になるようにする。そして、感光体の、温度を検知して
、露光手段を制御して、露光量を感光体の温度変化に対
して変える。

この変化の態様の１例を第３図に示す。

即ち、温度の上昇に伴い、露光部が減小するように露光
手段を変化させる。このような制御によって像暗部での
電位・像明部での電位はそれぞれ感光体の温度変化に対
してほぼ一定したものとなり、温度変化に対して安定し
た高画質の画像が得られることとなる。

関係は直線状をなしているが複写画像に相違が認められ
ない程度の段階状のカーブとして段階的な制御１を行う
ことも可能である。

第５図は本発明の一実施例の概略構成図で、感光体の帯
電後の電位を検知して帯電量を一定に制御し、かつ感光
体温度を測定して露光量を制御す　５− るようにした実施例である。図において５１は感光体ト
°ラムで、その周面上には例えば第１図に示すような帯
電特性と第２図に示すような感度特性をもった温度依存
性の感光体５１ａが張設してあり、時計方向に回転する
。５２恍感元体５１ａを帯電する帯電器で、５３Ｇま画
像露光部で一様に帯電［、た感光体５１！Ｌ上に潜像を
形成する。即ち画像露光部５３は、原稿りを照明する照
明ランプ５３１と、照明ランプ５３１　Ｋよって照明さ
れた原稿りの実像を感光体５１ａ上に投影する投影レン
ズ５３２、反射鏡５３３．５３４よりなっている。５４
は現像部で現像を行い感光体５１ａ上の潜像をトナー像
とする。

以上述べた一般の静電記録装置において、電位センサ５
５を感光体５１ａに近接して帯電器５２の後工程に当る
位置に設けて、帯電後の感光体電位を検知し、帯電後の
感光体電位に応じて帯電器５２の電圧を制御し、感光体
５１ａ上の帯電電位が一定となるように制御する。

５６は温度センサで、感光体５１ｍに近接した位置に設
けて感光体５１＆温度を測定する。温度センサ　６− ５６は接触型又は非接触型の熱電対やサーミスタ等で、
温度センサ５６によって感光体温度を検知し、第４図に
示すような直線的又は段階的な露光部となるように照明
ランプ５３１の光景を制御する。照明ランプ５３１の光
量の制御は公知のサイリスタ）電圧等の制御によって行
われる。

この露光ｙＣ量の制御は、原稿照明ランプの光量を制御
する方法の他にも、スリット幅の制御等によって原稿照
明光量を制御する方法、投影レンズ５３３のレンズ絞り
を制御する方法、感光体露光スリット幅を制御する方法
等がある。

第６図は電位センサ５による電位検知、温度センサあに
よる温度検知に応じて帯電及び原稿露光がなされるタイ
ミングチャートで、連続複写時のタイミングチャートを
示す。

なお本実施例では感光体電位を検知して帯電器の制御を
行ったが、電位検知の他の方法として像間暗部の電位検
知を行ってこれにもとずいて帯電器の制御を行うことも
可能である。これに関しては、特開昭５５−１１７１６
４号公報、特開昭５３−９８８３４号公報、特開昭５４
−１７８４７号公報等によって詳細な提案がなされてい
る。

以上一実施例について説明を行ったが、本発明によって
帯電゛電位を一定に制御し、かつ温度に応じて露光光量
を制御することにより、温度依存性のある電子写真感光
体にあってもプロセス制御を確実に行うことができ画質
の安定化がなされる効果が生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は感光体温度と帯電電位との関係を示し、第２図
は感光体温度と半減帯電元鰍との関係を示す。第３図は
一定帯電時の画像明暗部の電位を示しく第４図は本発明
によって制御される感光体温度と餌光量の関係を示す。 第５図は本発明の実施例で概略構成図を示し、第６図は
この実施例のタイミングチャートを示す。 ５１・・・感光体ドラム　　５１ａ・・・感ｙｔ、体５
２・・・帯電器　　５３・・・画像露光部　　５４・・
・現像部５５・・・電位センサ　５６・・・温度センサ
５３１・・・照明ランプ　　５３２・・・投影レンズ１
架１１１１ ３３１− ＃七−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　露光後の感光体表面電位を検知し、その検知
   信号に基づいて帯電手段を制御して帯電電位をほぼ一定
   に制御する静電記録装置において、感光体又はその近傍
   の温度を検知し、その検知信号に基づいて窯元手段を制
   御することを特徴とする静電記録装置。
2. （２）上記の帯電手段の制御は、少くとも実質的画像記
   録のための帯電工程中は帯電条件を一定に保つことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の静電記録装置。
3. （３）　　上記の窯元手段の制御は、少くとも実質的画
   像記録のための露光工程中は露光条件を一定に保つもの
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２
   項記載の静電記録袋