JP2947821B2 - 画像制御装置 - Google Patents

画像制御装置

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JP2947821B2 JP1193966A JP19396689A JP2947821B2 JP 2947821 B2 JP2947821 B2 JP 2947821B2 JP 1193966 A JP1193966 A JP 1193966A JP 19396689 A JP19396689 A JP 19396689A JP 2947821 B2 JP2947821 B2 JP 2947821B2
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  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写機の画像濃度を制御する画像
制御装置に関する。
従来技術 電子写真複写機では、第1図に例示する如く、感光体
ドラム1の周囲にはその回転方向の順に帯電チャージャ
2、露光々学系3による露光位置4、イレーサ5、現像
器6、転写分離チャージャ7、クリーニングユニット
8、除電ランプ9が設けられ、複写機の頂板に設けられ
たコンタクトガラス10上に載置された原稿11は露光ラン
プ12により露光走査され、帯電チャージャ2により一様
帯電された感光体1上に露光々学系3により露光され、
上記の各プロセスユニットにより公知の静電写真プロセ
スにより感光体上にトナー像が形成され、トナー像は転
写・分離チャージャ7により図示しない給紙部から給紙
された転写紙に転写され、感光体により分離され、定着
されてコピーが完成する。
ところで、感光体は、使用していると経時的に劣化
し、地肌部電位が一定方向に変化して行く。例えば広く
使用されているAs2Se3感光体では経時的に地肌部電位が
上昇してゆく。このため、現像ポテンシャル(感光体電
位−現像バイアス)が経時的に増加し、画像は全体に暗
い方にシフトし、いわゆる地肌汚れが発生する。
このような画像濃度の変化は、現像剤中のトナー濃
度、帯電々位、感光光量、現像バイアス等のプロセス条
件のいずれか1つ又は2つ以上を補正することにより、
画像濃度を所望の濃度に制御することができる。
上記のプロセス条件の補正や現像剤へのトナー補給制
御の方法の1つとしてPセンサ法と呼ばれる方法が知ら
れている。
この制御方法を実施する手段として、第1図に示す如
く、コンタクトガラス10の原稿載置領域外の原稿走査方
向に関して上流側で露光光源12により照射しうる位置
に、Pセンサパターンと呼ばれる一定の低濃度の基準パ
ターン13が設けられ、又、感光体ドラム21の外周に沿っ
て現像器6と転写分離チャージャ7との間に感光体ドラ
ム1上の上記基準パターンのトナー像の濃度を検知する
Pセンサと呼ばれる光電センサ14が設けられている。こ
の装置を用いた画像濃度制御は、例えば1日に1度原稿
露光走査手段(スキャナ:露光々源12と第1ミラー)に
よりPセンサパターン13を照射しうる位置から走査を開
始し、Pセンサパターン13を露光々源12で照射し、その
反射光を露光々学系3を介して帯電チャージャ2により
一様帯電された感光体ドラム1上の作像領域から外れた
位置に結像させることにより、パターン潜像が形成さ
れ、現像器6で現像されて感光体ドラム1上にパターン
トナー像が形成される。このトナー像は、実際に原稿を
コピーする場合に使用される露光々源、光学系、感光
体、現像器を使用して作られるもので、原稿のトナー像
の濃度を代表しているものと考えて差支えない。このパ
ターントナー像の濃度はPセンサ14により検知され、そ
の出力電圧をあらかじめ設定された基準値と比較し、補
正の要否を判断して必要な場合補正を行なう。
このことについて、さらに詳しく説明する。
第2図のグラフの第I象限に地肌部現像ポテンシャル
Vpとトナー付着量M/Aとの間のγ曲線を、第II象限にト
ナー付着量M/Aとセンサの出力値Vspとの間のγ曲線を示
す。これらのγ曲線から地肌部現像ポテンシャルVpとセ
ンサ出力値Vspとの間のγ曲線を求めることができる。
これを第2図の第IV象限に示す。初期状態の現像ポテン
シャルVpのときのセンサ出力値Vspをこのγ曲線より求
め基準値としてメモリする。以後、所定の時期毎にトナ
ーパターン像の濃度をセンサで検知し、その値を基準値
Vspと比較する。このとき地肌部ポテンシャルがVp′と
なっていたとすると、第2図の第IV象限のγ曲線よりセ
ンサ出力値はVsp′となる。
補正の要否を判断するための判断式としては、従来、
例えば次の式が使用され、これに基づき次のように補正
が行なわれている。
Vsp′<Vsp×ρ(ρ<1) のとき現像バイアスを1ステップ上昇 Vsp′>Vsp×ρ(ρ>1) のとき現像バイアスを1ステップ下降 上の式による補正を正補正、下の式による補正を逆補
正と云う。
この制御システムでは、補正後のパターン作像時の現
像バイアスも連動して1ステップ上昇又は下降し、第3
図に示す如く現像バイアスの補正量が累積するようにさ
れている。もし、パターン作像時の現像バイアスを補正
に連動させない場合は、センサ感度が得られる範囲によ
って補正ステップ数が限定されるからである。
さて、上述の制御装置の場合、感光体電位や潜像への
トナー付着量には当然バラツキがあるので、そのバラツ
キを受けて、正補正と逆補正とが交互にかゝり、安定し
なかったり、暴走(オーバーラン)することが考えられ
る。
また、通常の使用状態を考えると、地肌部電位の上昇
(As2Se3感光体等の場合)は経時的に徐々に行なわれる
ため、検知は1日1回程度の頻度でよい。しかし、地肌
部電位は例えば、露光々学系の清掃等のメンテナンス後
等に第3図に破線で示すように急激に下降する。したが
って、1日1回の検知で1ステップずつ現像バイアスを
下降させた場合は、適正な現像バイアスになる迄に数日
掛ってしまうこともありうる。
発明が解決しようとする課題 本発明は、上述の構成の従来の画像制御装置の上記の
問題点にかんがみ、感光体電位や潜像へのトナー付着量
にバラツキがあっても、安定した、暴走の少ない制御を
行なうことができ、又、地肌部電位が経時変化の方向と
逆方向に急激に変化した場合にも、直ちに追随して適正
な補正を行なうことのできる画像制御装置を提供するこ
とを課題とする。
課題解決のための手段及び作用 本発明は、上記の課題を解決させるため、基準パター
ンを用いて感光体上にパターントナー像を形成し、その
濃度を検知し、その出力値を基準値と比較して画像濃度
決定条件を補正し、画像濃度を制御する画像濃度制御装
置において、 感光体の地肌部電位が経時的に変化する方向と逆方向
の補正を行う場合の上画像濃度決定条件の補正量を、経
時的に変化する方向の補正を行う場合の補正量より小さ
くすることを特徴とする。
このように制御することにより、制御の不安定さや暴
走を減らすことができる。
さらに、感光体の地肌部電位が経時的に変化する方向
と逆方向の補正がかゝる時は、さらに続けて補正が不必
要と判断される迄、検知及び補正を繰返すことにより、
地肌部電位が経時的に変化する方向と逆方向に急激に変
化したときでも直ちに追随して補正される。
実施例 以下に本発明を、実施例を示す図面に基づいて詳細に
説明する。
第4図に本発明の一実施例の基準値設定及び検知のフ
ローのフローチャートを示す。
まず、基準値の設定について説明する。
この実施例では機械毎に、かつ機械の納品時、定期的
メンテナンス時、感光体ドラム交換時の初期状態に対し
て基準値が設定され、メモリされる。
その手順を第4図に示すフローチャートを参照して説
明する。
(1) フォーミングを行ない、感光体ドラムの電位を
安定化、 (2) スキャナを基準パターンの直下の位置に移動、 (3) 露光により感光体ドラムに潜像パターンを形成
し、現像してパターントナー像を作像する。
(4) Pセンサによりパターントナー像の濃度を検知
し、出力値Vspを基準値としてメモリする。
なお、上記の如く、機械毎に実際に初期状態でトナー
パターン像を作ってセンサで検知して基準値を設定せ
ず、一定の定数を基準値としてもよい。
次に、検知の手順を説明する。
検知は定期的(例えば毎朝一番)に行ない、センサの
出力値Vsp′を基準値Vspと比較し、以下に説明する判断
式に基づき補正の要否を判断する。
(1) フリーランを行ない、ドラム電位安定化を行な
う。
(2) スキャナを基準パターンの直下へ移動。
(3) 感光体上にパターントナー像を作像。
(4) Pセンサでパターントナー像の濃度を検出し、
その出力値Vsp′を読取る。
(5) 次の判断式により、補正の要否を判断する。
正補正 Vsp′<Vsp×ρ(ρ<1) のとき補正手段を1ステップ上昇 逆補正 Vsp′>Vsp×ρ(ρ>1) のとき補正手段を1/2ステップ下降 例えば、補正手段が露光ランプのランプ電圧で、正補
正時2V上昇させるものとすれば、逆補正時には1V低下さ
せる。
(6) 上記の逆補正の判断式による補正が不要となる
迄、さらに検知を繰返し行なう。(なお、このときのパ
ターントナー像作成時補正手段を1/2ステップ低下させ
た状態で作成する。) 以上の如く、地肌部電位が経時的に変化する方向と逆
方向の補正を行なう場合(逆補正)の補正量を、地肌部
電位が経時的に変化する方向の補正(正補正)の補正量
より小さくしたので、制御の不安定や暴走を減らすこと
ができる。
又、逆補正時、上記判断式による補正が不要となる
迄、検知及び補正を繰返すことにより、例えばメンテナ
ンスや部品の交換により、地肌部電位が経時的に変化す
る方向と逆方向に急激に変化した場合にも、何日も掛ら
ずに、直ちに追随して補正が行なわれ、直ちに適正画像
を得ることができる。
効 果 以上の如く、本発明によれば、地肌部電位の補正の制
御が安定して行なわれ、又、地肌部電位が経時的に変化
する方向と逆方向に急激に変化した場合でも直ちに追随
し、適正画像を得ることができるので画像品質の向上に
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体上に低濃度のトナーパターンを作成し、
その濃度をセンサで検知して画像濃度を制御する複写機
の1例の要部の構成を示す断面図、第2図はその制御が
行なわれる複写機の感光体地肌部現像ポテンシャル、ト
ナー付着量、センサ出力値の夫々の間のγ曲線を示す曲
線図、第3図は経時的地肌部表面電位の変化と現像ポテ
ンシャルを一定範囲に維持するための従来の現像バイア
スの補正の態様とを示す曲線図、第4図は本発明の画像
制御装置における基準値の設定とセンサ出力値と該基準
値との比較による補正の手順を示すフローチャートであ
る。 1……感光体、 2……帯電チャージャ、 3……露光々学系、 6……現像装置、 10……コンタクトガラス、 12……露光ランプ、 13……基準濃度パターン、 14……Pセンサ(光電センサ)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/04 - 15/04 120 G03G 21/00 370 - 520 G03G 21/14 G03G 15/06 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置領域外の原稿載置面近傍に一定の
    低濃度を有する基準パターンを設け、露光々源でこの基
    準パターンを照明しその反射光を感光体に露光してパタ
    ーン潜像を形成し、これを現像器で現像して感光体上に
    形成されたパターントナー像の濃度を光電センサで検知
    し、その出力値を基準値と比較して出力値が基準値を下
    回る場合は出力値が上昇する方向に、上回る場合は下降
    する方向に画像濃度決定条件を補正して画像濃度を所定
    の濃度に制御する複写機の画像制御装置において、 感光体の地肌部電位が経時的に変化する方向と逆方向の
    補正を行う場合の上記画像濃度決定条件の補正量を、経
    時的に変化する方向の補正を行う場合の補正量より小さ
    くすることを特徴とする画像制御装置。
  2. 【請求項2】感光体の地肌部電位が経時的に変化する方
    向と逆方向の補正がかゝる時は、さらに続けて補正が不
    必要と判断される迄、検知及び補正を繰返すことを特徴
    とする請求項1に記載の画像制御装置。
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