JPH0812504B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0812504B2
JPH0812504B2 JP60122813A JP12281385A JPH0812504B2 JP H0812504 B2 JPH0812504 B2 JP H0812504B2 JP 60122813 A JP60122813 A JP 60122813A JP 12281385 A JP12281385 A JP 12281385A JP H0812504 B2 JPH0812504 B2 JP H0812504B2
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敬之 石原
真二 花田
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ネガ原稿とポジ原稿を切替えて又は両原稿
画像を合成して複写又は印刷するための画像形成装置に
関するものである。特に画像形成装置としては、電子写
真式又はその他の方式の複写機、プリンター、カメラ及
びCCD等を利用した読取装置等を挙げることができる。
従来の技術及び問題点 従来この種の装置としてネガフイルム、ポジフイルム
を所定の倍率に拡大してプリントするマイクロリーダー
プリンターがありこの装置を例にとつて以下説明する。
このネガポジ切替マイクロリーダープリンターではネ
ガ原稿とポジ原稿のいずれからもポジコピーが得られる
便利さがあるが例えば照射光量を変えて適正コピーを得
る方式のプリンターでは適正コピーを得るための原稿照
射光量設定がし難いと言う問題があつた。
本発明者はこの問題を解決するべく研究実験を行なつ
た結果、後述するように、ネガ原稿とポジ原稿で適正照
射光量が異ると言う問題から生じていることを見出し
た。
更に説明すると、ポジフィルム原稿或いはネガフィル
ム原稿に光照射して感光体に潜像を形成し、そして潜像
にトナーを付着させて現像し、ポジコピーを得る第1モ
ード及び第2モードを選択可能とした、ネガポジ切換マ
イクロリーダープリンタなどのような画像形成装置にお
いては、ポジフィルム原稿からポジコピーを得る第1モ
ードと、ネガフィルム原稿からポジコピーを得る第2モ
ードとで常に原稿への光照射量を一定にすると、フィル
ム原稿の現像特性などにより、第2モードは第1モード
より感光体の明部(即ち、低電位部)の露光量が小さい
と共に、第2モードは第1モードより感光体の暗部(即
ち、高電位部)の露光量が小さくなり、従って、選択さ
れたモードに応じて感光体の露光量が異なり、モードに
拘らず、適正な濃度の画像を形成するのが困難であっ
た。
従来、斯るプリンターの設計に際してはネガ原稿とポ
ジ原稿のそれぞれ標準的な原稿の適正光量を中心として
両原稿に必要な可変光量を含むように濃度調整ボリュー
ムを設計するので、光量可変幅は大きなものとなり濃度
調整ボリュームをわずかに移動するとプリント濃度が大
幅に変るものであつた。
このため、濃度調整ボリュームの移動量を大きくする
方法やボリュームを2個設けて片方を粗調整ボリュー
ム、他方を微調整ボリュームとする方法もあるが、いず
れも広い操作スペースを必要とし、又コスト高となり、
更には片方の原稿で必要な濃度調整ボリューム位置が他
方の原稿では不要な位置(光量の不要な範囲)でありい
ずれも適正プリントを得るまでに何回か試し撮りをする
必要があると言う不都合を生じていた。
本発明者らは、上記問題を解決するべく更に研究実験
を行なった結果、上記問題点は、第1モードで潜像の高
電位部に、第2モードで潜像の低電位部に、トナーを付
着させる場合に特有のものであり、この問題は、第1モ
ードでは第2モードより原稿への光照射量が小さくなる
ように設定することによって解決し得ることを見出し
た。本発明は斯る新規な知見に基づくものである。
発明の目的 従つて、本発明の主たる目的は、濃度調整ボリユーム
の大略中心付近で標準的原稿のコピーを可能とし且つ濃
度調整ボリームの移動に対するコピー濃度変化もゆるや
かに変化し、更には原稿照射光量の可変範囲もネガ原
稿、ポジ原稿に応じて必要最小限の範囲に設定でき、そ
れによつてミスコピーをなくしネガ原稿及びポジ原稿の
コピーを容易に且つ最適に得ることのできるネガ原稿、
ポジ原稿用画像形成装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的は本発明によつて達成される。本発明は要約
すれば、感光体と、この感光体上に潜像を形成するため
に原稿に光照射する光照射手段と、を有し、ポジフィル
ム原稿から形成した潜像を正規現像する第1モードと、
ネガフィルム原稿から形成した潜像を反転現像する第2
モードと、を選択可能な画像形成装置において、 画像形成の中心濃度での光照射手段の原稿への光照射
量が第1モードでは第2モードよりも小さくなるように
第1モードと第2モードで光照射手段の光照射量を自動
的に切換える切換手段を設けることで、第1モードと第
2モードの画像の中心濃度を合わせるようにしたことを
特徴とする画像形成装置である。
つまり、本発明によれば、ネガ原稿への光照射手段の
光照射量、即ち、照射光量をポジ原稿に対して予め所定
光量だけ大きく設定しておき、ネガ原稿とポジ原稿に応
じて照射光量が切換えられ、第1モードと第2モードの
画像の中心濃度を合わせられる。
又、原稿濃度調整ボリュームにおいてはネガ原稿の露
光量可変幅や最大光量が、ポジ原稿より所定量大きく設
定されネガ原稿とポジ原稿に応じて照射光量が切換えら
れる。
次に、本発明に係る画像形成装置を図面に即して更に
詳しく説明する。
第2図は、本発明の一実施例を示すマイクロリーダー
プリンターである。本実施例において、ネガ原稿又はポ
ジ原稿とされるフイルムFは、光照射手段としてのフイ
ルム照明光源1、コンデンサーレンズ2、フイールドレ
ンズ3、投影レンズ5から成る光学系により拡大されミ
ラー10、11を介してプロセスカートリツジ13の感光体30
上に像露光される。又、該フイルム照明光源1は光照射
量自動切換手段としての。照明光源制御回路6によつて
所定の光量に調整される。
前記プロセスカートリツジ13は任意の画像形成プロセ
スを利用し得るが、本実施例では通常の電子写真プロセ
スを採用したものとして説明する。又、該プロセスカー
トリツジ13は電子写真感光体の他に少なくとも現像器を
有するものであり、プリンターを本体に対して着脱可能
に支持される。プロセスカートリツジとしては、ネガ原
稿からポジ画像を得る為のネガ原稿用(N−P画像形成
モード、即ち、第2モード)とポジ原稿からポジ画像を
得る為のポジ原稿用(P−P画像形成モード、即ち、第
1モード)が用意されている。従つて、複写プロセスは
ネガ原稿用(N−P)とポジ原稿用(P−P)のカート
リツジを入れ換える事によつて正規現像と反転現像に切
換えられる。
感光体上の画像は給紙装置21から供給される転写材、
通常転写紙Pに転写放電器20の作用により転写される。
該転写放電器20の極性は、前記N−P、P−Pカートリ
ツジの現像器17の中にはそれぞれ帯電極性の異つたトナ
ーが入れられているために、カートリツジを装置本体に
挿入したときに自動的にカートリツジが有するトナーの
帯電極性と逆の転写帯電極性に切換えられる。
次に、フイルム照明光源1のための照明光源制御回路
6について更に詳しく説明する。
第3図は、照明光源制御回路6の従来例を示す。従来
の照明光源制御回路6aは、フイルム照明光源1に電力を
供給する電源61と、該電源61の出力電圧を選定する抵抗
62、63と、照明光量調整ボリユーム66とを具備し、平均
的濃度を有する標準原稿が照射光量調整ボリユーム66の
大略中央で適正露光となり、ボリユーム66の必要可変幅
が電源61の出力電圧と抵抗62、63にて選定されていた。
しかしながら、標準原稿から決定される適正照射光量
はネガ原稿とポジ原稿では以下に述べる如く異るもので
あるから照射光量調整ボリユーム66の照射光量可変範囲
は大きなものを必要とし照射光量調整ボリユームをわず
かに動かすだけでコピー濃度が大幅に変わり、又ネガ原
稿とポジ原稿では標準的原稿で適正コピーの得られる位
置が中心からそれぞれ大幅に異なるので試し刷りを行な
うことなく1度で適正コピーを得ることは困難であつ
た。本発明はこのような問題を解決するものであり以下
に詳述する。
第4図と第5図は、それぞれネガフイルムNF及びポジ
フイルムPF、並びに両フイルムに同一の光量を与えた時
の露光量をグラフで示す。ネガフイルムNFの背景部濃度
DnとポジフイルムPFの画線部濃度Dpは同一の透過濃度1.
0に仕上げられている。又ネガフイルムNFの画線部濃度L
n1の濃度とポジフイルムPFの背景部濃度Lpは同一の透過
濃度0.07に仕上げられており、互に反転関係にある。一
方、画線部Lnz、Dpzは一般文書の線の太さを示し、L
n1、Dp1は線幅が広い場合、Ln3、Dp3は極細の場合を示
す。
第4図及び第5図に示す2つのグラフからネガフイル
ムNF、ポジフイルムPNいずれについても線幅が細くなる
とある線幅以下では急に露光量が低くなることが分る。
すなわち一般文書Lnz、Dpz程度の線幅になると露光量は
次第に低下する傾向があり、逆に線幅が太くなると露光
量はほとんど変わらなくなる傾向を示す。これは光学系
やレンズのフレアーや解像力、フイルムの現像特性等に
よるものと考えられ、使用したフイルムでは線幅100〜
数10μ程度から更に線幅が細くなると露光量の低下が著
るしい。
ここで一般文書の線幅にあたるLnzの如き線幅の露光
量を例に取るとNFとPFに同一光量を与えたネガ原稿の明
部E1nzはポジ原稿の明部E1pより少なく、逆にネガ原稿
の暗部Ednはポジ原稿の暗部Edpzより少ない。
以上のようにポジ原稿はネガ原稿より一般文書程度以
下の線幅では明部と暗部の露光量が相対的に多くなると
言うことが分つた。従つて、一般文書でネガ原稿及びポ
ジ原稿で同一の適正画像を得る為には、ポジ原稿の時の
照射光量をネガ原稿より低くすれば良い。
第5図の点線で示されるグラフは、本発明に従つた第
2図に図示される装置を用いてランプ点灯電圧をネガと
ポジで切換え、ポジ原稿の照射光量、即ち、ランプ点灯
電圧を18Vから15Vに下げてネガ原稿の暗部Ednとポジ原
稿の暗部E−dpz′を合せ、且つネガ原稿の明部E1nzと
ポジ原稿の明部E′1pを合せたものである。
第1図は、本発明の照明光源制御回路6の一実施例で
ある。該照明光源制御回路6は上述した従来の照明光源
制御回路6aと比べると、切換えスイツチ40を有する点で
大きく相違する。切換えスイツチ40はプロセスカートリ
ツジN−P、P−Pの切換信号に応じて自動的に作動す
るスイツチであり、該スイツチの作動によりランプの照
射光量がN−PかP−Pかによつて切換えられる。この
時、照射光量調整ボリユーム66の中央付近で、ネガ及び
ポジの標準原稿が一般文書コピーで実質的に同一の露光
量となるようにそれぞれ抵抗64、65及び67、68が調整さ
れる。
上記説明にて理解されるように、本発明においては、
必要とする文字情報のネガとポジとの露光量コントラス
トの絶対値を合致させることによつて常に照射光量ボリ
ユーム66の中央付近で標準的原稿の適正コピーが得られ
るように構成される。更にネガとポジそれぞれに使用さ
れる原稿に合つた露光可変幅を独立して選択出来るので
コピー濃度調整がさらにしやすい。
一方、一般に使われているマイクロフイルムの背景部
透過濃度はネガフイルムでは1.0を中心として0.6〜1.4
程度でありポジフイルムでは0.07を中心として0.06〜0.
12程度に仕上げられている。これら異なる背景部透過濃
度のフイルムを例えば(第2図)のF面にセツトしてド
ラム30の受光面で透過光量を測定した所、ネガフイルム
ではF面にフイルムなしで100の入射光を光源1で与え
るとそれぞれのフイルムで25〜4%まで透過光量が変る
ことが分つた。同様にポジフイルムでは前記100の入射
光に対して、87〜76%と比較的光量変化が少なくて済む
ことが分つた。上述のように、本発明では、光照射量切
換手段により、画像形成の中心濃度での原稿への照射光
量が第1モードでは第2モードより小さくなるように自
動的に切換えられ、第1モードと第2モードの画像の中
心濃度が合わせられる。
従つて、これら背景部透過濃度が異なるフイルムに対
して常に同一の露光量が得られるように照射光量調節ボ
リユーム66の可変幅が、N−P、P−Pのモードに応じ
て定められる。これらの可変幅は第1図P−Pモード第
1モードでは抵抗64、65により上限と下限の光量が選定
される。同様にN−Pモード第2モードでは抵抗67、68
によつて定められる。
上記説明では、照射光量調整ボリユーム66が可変式の
コピー濃度調整ボリユームとして述べたがボリユーム66
を固定式としてネガ原稿に対してポジ原稿照射光量を少
なくしても良いし、更には濃度調整ボリユームとしてコ
ピー濃度に関係する現像バイアス、帯電条件の変更をネ
ガ原稿、ポジ原稿に対して行なつてもよい。
更に、本発明はN−P、P−P原稿にかかわる問題で
あるから、同一の感光体でネガ潜像及びポジ潜像を形成
し同一極性のトナーでネガ原稿、ポジ原稿からポジコピ
ーを得る複写機にても具現化し得ることは明らかであろ
う。
又、本発明の原稿は、CCDセンサー等でネガ原稿及び
ポジ原稿を読み取つて電気信号に変換する装置の露光量
切換に利用してもよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明に係る画像形成装置は、
画像形成時の中心濃度での光照射手段の原稿への光照射
量がポジ−ポジ画像形成モード(第1モード)ではネガ
−ポジ画像形成モード(第2モード)よりも小さくなる
ように第1モードと第2モードで光照射手段の光照射量
を自動的に切換える切換手段を設けることで、第1モー
ドと第2モードの画像の中心濃度を合わせるように構成
されるので、濃度調整ボリュームの大略中心付近で標準
的原稿のコピーを可能とし、ポジ−ポジ画像形成モード
(第1モード)及びネガ−ポジ画像形成モード(第2モ
ード)のどちらの場合でも細線の露光量を大略等しくす
ることができ、更には、濃度調整ボリユームの原稿照射
光量の可変範囲もネガ原稿、ポジ原稿に応じて設定で
き、従来存在した濃度調整ボリュームにおける不要な光
量範囲をなくすことができ、そのために濃度調整ボリュ
ームを移動することによってコピー濃度をネガ原稿、ポ
ジ原稿のいずれにも対応して容易に且つ適正に調整する
ことができ、従って、本発明の画像形成装置では容易に
しかも最適のコピーが得られ、ミスコピーをなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像形成装置の照明光源制御回
路の一実施例を示す電気回路図である。 第2図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略
断面図である。 第3図は、従来の照明光源制御回路の電気回路図であ
る。 第4図は、ネガフイルムNFと該フイルムに所定の光量を
与えた時の露光量を示すグラフである。 第5図は、ポジフイルムPFと該フイルムに第4図に示す
ネガフイルムの場合と同様の光量を与えた時の露光量示
すグラフである。 1:フイルム照光源 6:照明光源制御回路 13:プロセスカートリツジ 30:感光体 40:切換えスイツチ 61:電源 62、67:抵抗 66:露光量調整ボリユーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 384 (56)参考文献 特開 昭59−107361(JP,A) 特公 昭47−44818(JP,B1) 特公 昭56−46593(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と、この感光体上に潜像を形成する
    ために原稿に光照射する光照射手段と、を有し、ポジフ
    ィルム原稿から形成した潜像を正規現像する第1モード
    と、ネガフィルム原稿から形成した潜像を反転現像する
    第2モードと、を選択可能な画像形成装置において、 画像形成時の中心濃度での光照射手段の原稿への光照射
    量が第1モードでは第2モードよりも小さくなるように
    第1モードと第2モードで光照射手段の光照射量を自動
    的に切換える切換手段を設けることで、第1モードと第
    2モードの画像の中心濃度を合わせるようにしたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP60122813A 1985-06-07 1985-06-07 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0812504B2 (ja)

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JP60122813A JPH0812504B2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07 画像形成装置

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JP60122813A JPH0812504B2 (ja) 1985-06-07 1985-06-07 画像形成装置

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JPS61281263A JPS61281263A (ja) 1986-12-11
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US4317085A (en) * 1979-09-12 1982-02-23 Xerox Corporation Channeled mesa laser
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