JP2526115B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2526115B2
JP2526115B2 JP1005386A JP538689A JP2526115B2 JP 2526115 B2 JP2526115 B2 JP 2526115B2 JP 1005386 A JP1005386 A JP 1005386A JP 538689 A JP538689 A JP 538689A JP 2526115 B2 JP2526115 B2 JP 2526115B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は正規(ポジ)現像と反転(ネガ)現像を行う
リーダープリンター等に備えられる複写装置等の画像形
成装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、マイクロフィルムからコピーを得るマイクロリ
ーダープリンターにおいて、ネガフィルムだけでなくボ
ジフィルムからもコピーを取りたいといった要求が出て
いる。これらの要求に応えて、ネガフィルム専用及びポ
ジフィルム専用の複写装置を別途用意するのは、複写装
置の台数分の費用やスペースを必要とし好ましいもので
はない。尚、この様なマイクロフィルムの分野において
ネガフィルムを使うユーザーがほとんどであって、ポジ
フィルムの使用頻度は少ない。またポジフィルムを使用
する場合でもネガフィルムとボジフィルムを頻繁に交換
して使用するケースはまれである。
この様な要求や使われ方を考慮して低価格の費用でこ
れらの要求を満足する方法として、複写装置の本体は1
台で現像装置又は現像装置とドラムクリーナー等の各プ
ロセス機器を含むプロセスキットを交換する事によっ
て、ネガフィルム用のマイクロプリンターをポジフィル
ム用のマイクロプリンターに簡単に変えたりする方法が
考案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしこの方法も、例えば単に現像装置内のトナーを
ネガフィルム用からポジフィルム用の現像剤に交換する
だけでは十分ではなく、トナーのムダな消費をしたり、
濃度調整ポリュームの濃淡の移動表示と実際のコピーの
濃淡の仕上りが逆になったりする問題が起こったりして
いた。
また、最近においては複写装置の小型化に伴い複写装
置内部又は外観の容積が狭くなっており、部品等の大物
の設置には難がある。よってネガフィルム専用及びポジ
フィルム専用のプロセス機器を内部に常に併設しておく
ことは困難である。
また、近年マイクロリーダープリンターあるいはレー
ザービームプリンター(LBP)等を設計する際には、日
程、コストの面からもあらかじめ製品化された複写機又
はLBPを母体として設計した方が良策であり、完成度及
び信頼性の面からも効率アップが図れる。従って、正規
現像系及び反転現像系に共通に使用できる両用機能をも
たせたアナログ系のプリンターを設計し製品にすること
が望ましいが、この場合に生ずる難点を以下に述べる。
すなわち、反転現像(ネガフィルムからポジコピーをと
ること、以下N−Pと称する)と正規現像(ボジフィル
ムからポジコビーをとること、以下P−Pと称する)の
共通化が以下の(1)(2)(3)の理由により難し
い。
(1)高電圧のプロセス機器の極性が一部異なる。例え
ば、上記N−Pにおいては1次帯電と転写帯電が異極性
であり、他方、P−Pにおいては1次帯電と転写帯電が
同極性である。
(2)N−P,P−Pにおける画質に応じた設定値が異な
る。例えば、a)適正値(光量及び帯電設定等)の条件
が違う。b)階調性、画像濃度に有意差がある。c)潜
像コントラスタに左右される。すなわち1次帯電(VD:
ダーク電位)においてN−PはVDを高めてコントラスト
を大きくすることで、VDが低下してもかぶりを生じさせ
ない。ところがP−PはVDが高いと文字のつぶれが生じ
やすい。
(3)共通化のためには高電圧の切換ができるよう構成
しなければならないが、高電圧切換に際して高圧切換用
の大容量の高圧リレーがいるので大幅なスペースが必要
となる。また帯電圧トランスを夫々備えるとすれば装置
全体のトータルコストアップを生じてしまう。さらに電
気安全性への充分な配慮が必要となり、配線、結線の煩
雑さが生じる。従って、両用機能をもたせたプリンター
であってもいわゆるテクニシャンと呼ばれる人又はサー
ビスマンといった人が極性の切換、設定値の変更、高電
圧の切換、トランスの交換等をするのが現状でありいわ
ゆるユーザー自身による対応は難しかった。
この発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであ
り、ネガフィルム専用及びポジフィルム専用のプロセス
機器を内部に併設しておくことなく、プロセス機器の極
性を変更しプロセス機器の設定値を変更し、高電圧切換
が容易な画像形成装置を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明にあっては感光体ド
ラムと画像形成時の現像モードに応じたプロセス手段を
有する複数種類のプロセスカートリッジと、このプロセ
スカートリッジの一つを選択的に装着可能であって、記
録媒体に現像モードに応じた画像を形成する画像形成装
置において、前記複数種類のプロセスカートリッジそれ
ぞれに対応して必要とする電圧を供給すると共にプロセ
ス変更のための信号を発生する信号源を備えた複数種類
の電圧発生手段と、前記電圧発生手段の一つを選択駅に
装着する電圧発生手段装着手段と、現像モートに応じた
プロセス制御を前記プロセス変更のための信号に従って
行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
(作 用) 上記構成を有する現像モードに応じて選択されたプロ
セスカートリッジとこのプロセスカートリッジに対応す
る電圧発生手段を装着することで、現像モードを選択し
て画像形成を行うことができる。
また、電圧発生手段の信号源により発生されるプロセ
ス変更のための信号によって、自動的に現像モードに応
じたプロセス制御が行われる。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
なお以下説明する実施例は、複写モードに応じて設け
られた複数のプロセス機器を含むプロセスカートリッジ
を交換することにより一種類の画像形成装置を使用して
正規現像モード又は反転現像モードを含む複数の複写モ
ードを選択的に行うねネガ・ポジ画像形成装置であっ
て、前記プロセスカートリッジを交換する際に、同時に
交換する、複写モードに応じた高電圧発生器及びプロセ
ス変更のための信号を発生する信号源を備えた高電圧発
生器ユニットを有することを特徴とするものである。
そこで以下説明する実施例によれば、複写モードに応
じた各高電圧発生器ユニットを備え、この高電圧発生器
ユニットには高電圧発生器のみならずプロセス変更のた
めの信号を発生する信号源を備えることにより、ネガフ
ィルム専用及びポジフィルム専用の高電圧発生器を装置
内部に併設しておく必要がなく、この併設による安全弁
への特別の配慮や配線や結線の煩雑さを生じることがな
い。また高電圧切換用の大容量の光電リレーも必要とし
ない。さらに、プロセス変更のための信号を発生する信
号源を備えることにより、プロセス機器の極性を変更で
き設定値を変更することができる。
第1図は本発明の具第的一実施例を示すマイクロリー
ダープリンターである。即ち、このマイクロリーダープ
リンターにおいては以下の4つのコピーモードを選択す
る事が出来る。
ネガフィルムから黒色のポジコピーを得る。
ポジフィルムから黒色のポジコビーを得る。
ネガフィルムから赤色のコビーを得る。
ポジフィルムから赤色のコピーを得る。
の4つのモードである。
これら4つのモートは各モード用に用意されたプロセ
スカートリッジ(以下カートリッジとする)Pを挿入す
ることによって、このカートリッジPに付けられた後述
のコピーモード信号源30から信号が発せられ、トナーの
種類又はコピーモードに合った複写の画像形成プロセス
が変更される。
以下にこのマイクロリーダープリンターの基本的画像
形成プロセスについて説明する。
図の装置においてAは原稿としてのマイクロフィルム
1の照明部、Bは光学走査気候部、Cは前記カートリッ
ジPを有する複写機構部で、二重の四角形で囲んだ手段
は信号発生源S1,S2,S3を示す。
まず、照明部Aにおいて、マイクロフィルム1(例え
ばロールマイクロフィルム・マイクロフィッシュフィル
ム・マイクロストリップフィルムなど)はそのフィルム
面に多数撮影記録されているウィルム駒画像1aのうち目
的のものが不図示の自動検索機構、或は手動で照明部A
に検索されて静止保持される。照明部Aのフィルム駒画
像1aは下面側より球状ハロゲンランプ等の照明ランプ2
によって集光レンズ4を介して全面照明を受け、その照
明光のフィルム透過光が投影レンズ5へ入光する。3は
照明ランプ2の反射笠、E6はランプ2の露光量制御回路
である。
次に光学走査機構部Bにおいて、7は第1及び第2ミ
ラー(平面ミラー)8,9を共通の支持部材9aに互いに反
射面を含む面が直角に交わるように対向させてなる光学
走査ユニットである。このユニット7は常時は図中左側
の一点鎖線示位置をホームポジションとして待機してお
り、走査開始指令信号に基づいて不図示の駆動機構によ
り右方へ、後述する像形成体としての感光ドラム10の回
転周速の1/2の速度で矢印a方向へ往動駆動され、図中
右側の2点鎖線示の往動終点位置に到達すると矢印Bb方
向へ復動駆動され図中左側のホームポジションへ戻され
る。
光学走査ユニット7がホームポジションに待機してい
る状態では、第1ミラー8は投影レンズ5の光路外に位
置していて、投影レンズ5から出光するフィルム駒画像
投影光は不図示のリーダスクリーン部方向(矢印β方
向)に向い、スクリーン面にフィルム駒画像1aの像が拡
大投影状態になる(リーダ状態)。
一方、そのフィルム駒画像1aの拡大複写物(コピー)
を必要とする場合は、不図示のコピースイッチをオンす
ると、複写機構部Cの作動が開始され、感光ドラム10は
所定の周速度で矢示方向に回転駆動される。又、光学走
査ユニット7が前述したようにホームポジションから感
光ドラム10の周速度の1/2の速度で矢印a方向へ往動駆
動される。
而して光学走査ユニット7の往動駆動過程で投影レン
ズ5からのフィルム駒画像投影光が第1ミラー8により
順次走査されて第2ミラー9へ反射され、該第2ミラー
9から光学スリットユニット11のドラム母線方向のスリ
ット12を通って、回転する感光ドラム10の露光位置dに
入射する。即ち、フィルム駒画像1aの拡大投影像が回転
する感光ドラム10の周面に、光学スリット12によりドラ
ム母線方向のスリット露光を主走査とし、感光ドラム10
の回転に伴うドラム面移動を副走査として、順次にスリ
ット露光(画像露光)される。
以上の照明ランプ2→集光レンズ4→投影レンズ5→
第1ミラー8→第2ミラー9→光学スリットユニット11
→感光ドラム10の露光位置dに至る系が、感光ドラム10
上に像露光を行う光学系である。
感光ドラム10は本実例の装置のものはドラム基体の周
面に導電層・光導電層の2層構成のOPC感光体を設けて
なるもので、その回転駆動過程で下記のプロセスを順次
に受けて画像形成が行われ、目的のフィルム駒画像1aの
拡大像コピーが出力される。すなわち、 1次帯電器21により例えば負極の一様帯電。
露光位置dに於ける上記の画像スリット露光。
以上の・のプロセスにより感光ドラム10の周面に
画像露光パターンに対応した、負の高電圧の暗部電位と
負の低電位の明部電位の静電潜像が順次に形成される。
現像器22による潜像のトナー現像。
このときマイクロフィルム1がボジフィルムでポジコ
ビーを得る(以下P−Pとする)場合は、現像器22内の
トナーは正(+)トナーを用いる。一方、ネガフィルム
でポジコピーを得る(以下N−Pとする)場合は、現像
器22内のトナーは負(−)トナーを用いる。
転写帯電器23による、現像トナー画像の転写材24へ
の転写。
ここでのN−Pの複写モードでは転写帯電器23の極性
はトナーと逆極性の正(+)となる。同様にP−Pの複
写モードでは負(−)の転写帯電極性となる。
転写材24の感光ドラム10面からの除電針電極25のパ
イアスによる分離、不図示の定着器への導入、装置外へ
の排出(コピー出力)。
クリーナ26による転写後の感光ドラム10面のクリー
ニング。
前露光ランプ27による残留の静電潜像やペーパーメ
モリの除去。
ブランクシャッター28及びブラング露光ランプ29
は、前記プロセスにおいてマイクロフィルム1のフィ
ルム駒画像1aの非画像部において余分なトナーが付着し
ない様にする。すなわち、ネガフィルムの場合はブラン
グ露光ランプ29は動作せずブランクシャッター28によっ
て非画像露光部を露光し、ポジフィルムの場合はブラン
クシャッター28の動作は行なわずブランク鶴光ランプ29
によって非画像露光部に露光を与える。これらの制御は
ブランク露光ブランクシャッター切換回路E13によりお
こなわれる。
さて、上記第1図のマイクロリーダープリンターの一
実施例の概略の述べた如く、個々の画像形成のプロセス
は、ネガフィルムとボジフィルムで適宜変更されて行く
必要がある。
そして、この実施例のマイクロリーダープリンターに
おいては前述したように以下の4つのコピーモードを選
択出来る。すなわち、 ネガフィルムから黒色のポジコピーを得る(以下N
−P・Bとする)モードと、 ポジフィルムから黒色のポジコビーを得る(以下P
−P・Bとする)モードと、 ネガフィルムから赤色のコピーを得る(以下N−P
・Rとする)モードと、 ボジフィルムから赤色のコピーを得る(以下P−P
・Rとする)モードと、 の4つのモードである。
これら4つのモードは各モード用に用意された前記カ
ードリッジPの挿入によって、これらカートリッジPに
付けられたコピーモード信号源30に対応してトナーの種
類又はコピーモードに合った複写の画像形成プロセスが
変更される。
以下にコピーモード信号によって個々の複写画像形成
プロセスが如何なる関連をもって変更されるかについて
説明する。又説明されるに至った理由、従来存在してい
た問題点についても詳述する。
先ずコピーしようと思う原稿としてのマイクロフィル
ム1の種類(ネガフィルムかボジフィルムか)及び色
(黒色か赤色)に応じた先述のカートリッジPをマイク
ロリーダープリンター本体内に挿入する。するとカート
リッジPの一部のコピーモード信号源30から信号が発生
させられる。この信号の発生及び流れを第3図に示す。
信号としてはメカ的な信号、電気的な信号等のいずれで
も良い。尚、コピーしようと思う原稿としてのマイクロ
フィルム1は、マシンの使用者(ユーザー)が目視でネ
ガフィルムかボジフィルムかを充分に確認かつ判断がで
きるものである。そして判断した原稿等に応じたカート
リッジPを選択すると、次はマイクロリーダープリンタ
内において原稿の種類(ネガフィルムかボジフィルム)
に応じた各プロセスの変更が必要となるが、本実施例に
おいては、高電圧発生器(以下H・V・Tとする)ユニ
ットHつまり1次帯電用高圧、転写帯電用電圧、除電針
分離用高圧及び現像バイアス発生用高圧の各H・V・T
1,2,3,4をユニット化し、このH・V・TユニットHの
交換によって自動的に各プロセスの変更を行う。従っ
て、H・V・TユニットHとカートリッジPをペアで交
換することになる。
第2図は第1図のH・V・TユニットHの斜視図であ
る。H・V・TユニットHはあらかじめマイクロリーダ
ープリンターの複写部の内部に収納できるスペースが確
保してある。
第2図において、この複写部の内部には2つの端子板
41,42が設けられており、各端子板41,42には複数の端子
が設けられており、これらの端子はH・V・Tユニット
H側の端子と嵌合し接触する構造となっている。先ず一
方の端子板41には、H・V・TユニットHから出される
高電圧電気出力を受けるための端子41−1,41−2,41−3,
41−4が設けられている。このうち端子41−1は前記1
次帯電器21へ接続できるよう配線されており、同様に端
子41−2は転写帯電器23へ、端子41−3は除電針電極25
へ、端子41−4は現像器22の現像スリーブへ接続する配
線を有している。他方の端子板42にはH・V・Tユニッ
トHからの低圧電気出力を受けるための端子、42−1,42
−2,42−3,42−4,42−5,42−6,42−7が設けられてい
る。これら7つの端子は前記1次帯電器21等のプロセス
機器に高電圧を発生させるために出されるコントロール
信号及びネガフィルム、ポジフィルム、あるいは色(赤
又は黒)に応じたプロセスを決めるための信号及び転写
帯電器23等の高圧プロセス機器を駆動させるための電源
(低圧電源)となる端子である。すなわち端子42−1は
DC24Vの低電圧源、端子42−2はGND(グランド)のため
の端子、端子42−3は1次電圧制御のための端子、端子
42−4は転写高圧制御のための端子、端子42−5は除電
針電極25の高圧制御のための端子、端子42−6は現像器
22の現像バイアスの制御のための端子、端子42−7は挿
入されたカートリッジPがネガフィルムのためのものか
ボジフィルムのためのものか、現像剤がどの色(黒又は
赤)のためのものかを検知するための信号源となる端子
である。
次にH・V・TユニットH側の端子の説明をする。H
・V・TユニットHの内部には1次高圧トランスT1、転
写高圧トランスT2、除電針高圧トランスT3、現像バイア
ス高圧トランスT4、の4つの高圧発生用トランスを有し
ている。このうち1次高圧トランスT1は端子H−1に接
続され、装置本体側の端子41−1に接触する。また転写
高圧トランスT2は端子H−2に接続され装置本体側の端
子41−2に接触する。除電針高圧トランスT3は端子H−
3に接続し装置本体側の端子41−3に接触する。現像バ
イアス高圧トランスT4は端子H−4に接続し装置本体側
の端子41−4に接触する。
またH・V・TユニットHには、前記装置本体側の端
子板42に設けられた各端子へ信号を出すための信号源や
低電圧源となる端子t−1,t−2,t−3,t−4,t−5,t−6,t
−7を有する。これらの端子t−1〜t−7は、前記装
置本体側の端子42−1〜42−7とそれぞれ接触する。
ところで、前記したように本実施例のネガ・ポジ画像
形成装置においてはネガフィルムかボジフィルムか黒色
か赤色かを組み合わせた4つのコピーモードを選択する
ことができるが、このコピーモードの選択に伴い誤った
コピーを防止するためカードリッジPとH・V・Tユニ
ットHは正しいもの同士の組み合わせがなされ装置本体
に挿入されなければならない。従ってこの組み合わせが
正しいかどうかを検知するため、前記端子t−7と端子
42−7の接触が意味をもつ。すなわち既に挿入されてい
るカートリッジPに対し正しいH・V・TユニットHが
挿入されたかどうかを端子t−7からの信号を端子42−
7が受けることにより確認を行う。
以上のように4つのコピーモードのうちから1つ選択
したコピーモードに応じて、カートリッジPのみならず
H・V・TユニットHをマイクロリーダープリンターの
本体に挿入することで、H・V・TユニットHに設けら
れたそれぞれの端子H−1〜H−4、t−1〜t−7の
働きにより前記選択したコピーモードに応じた必要なプ
ロセスの変更を行うことが可能となる。
次に前述の通り4つのコピーモードN−P・B,P−P
・B,P−P・R,N−P・Rを一つの本体で変換するにあた
って、各プロセス要素を如何に変更する必要を生じた
か、従来存在していた問題点について各プロセス要素毎
に詳述する。
〔1次帯電器による帯電量の設定〕 本発明の実施例によるマイクロリーダープリンターは
前述の通り4つのコピーモードが取れる様に4種類のカ
ートリッジPを使用する。
この4種類のカートリッジPを使ってそれぞれのコピ
ーモードで、市場で一般に使われている標準的原稿(ネ
ガフィルム又はポジフィルム)が、同一又はほぼ同等の
濃度調整ボリュームの中央付近で適正な濃度でコピーさ
れることが好ましい。しかし一般的にはネガフィルム又
はポジフィルムあるいは黒色又は赤色では現像特性が少
しずつ異なるから画像形成のプロセスの補正を必要とす
るものである。
第4図の右側のV−D曲線は、本実施例によるN−P
・B,P−P・B,P−P・R3種類のトナーの感光ドラム10表
面の電位変化に対する現像濃度を表わしたものであり、
曲線D I,D II,D IIIはそれぞれN−P・B,P−P・B,P−
P・Rの各トナーのV−D曲線を示す。一方、図の左側
のE−V曲線は、1次帯電器21によって所定電位を感光
ドラム10の上に帯電した後、像露光量を変化させたとき
の潜像電位の変化を示したものである。
ここで電位V1はN−P・BのコピーモードすなわちD
Iの現像特性を持つトナーに対して適正画像,適正濃度
が得られる様に選定されている。つまり、第4図のE−
V曲線におけるマイクロフィルム1(ネガフィルム)に
対して所定光量を与えたときの背景部の光量EBと文字情
報部の光量ELに対し、ネガフィルム用現像剤のV−D曲
線のD I上にカブリのない反射濃度0.07以下の電位VB1
文字部の濃度1.0が得られる電位VL1が与えられている。
次にこの帯電条件のまま、即ちE−V曲線がV1のまま
で前述と同様ポジフィルムであるマイクロフィルム1を
入れて、P−P・Bのトナーでコピーを作成すると、ポ
ジフィルムでは背景部と文字部の明部と暗部の関係が逆
になり、ポジフィルム用現像剤のV−D曲線D II上で背
景部の光量ELに対してカブリのない電位VL2があたえら
れるが、文字情報部の光量EBに対しては電位VB2と0.9の
反射濃度しか得られないといった不都合が生じてしま
う。
そこで、P−P・Bのトナーを有するカートリッジP
においては、その1次帯電器21に流れる電流を増加させ
る必要が生じてくる、そこで第4図E−V曲線がV1から
V2となるように電位を上げる。これによりかかるE−V
曲線V2ではポジフィルムの文字情報部の光量EBに対して
V−D曲線D II上で電位VB2′即ち1.0の反射濃度が得ら
れる。
従ってN−P・BとP−P・Bでは標準原稿で同一濃
度を得ることが可能となる。同様にN−P・Bで用いた
E−V曲線V1でP−P・Rのトナーを現像すると、この
トナーのV−D曲線はD IIIであるから文字情報部の光
量EBに対して電位VB3、すなわち1.25の反射濃度が得ら
れる。これでは濃度が高すぎかつかぶりが増すので、N
−P・Bのモードと同様の反射濃度1.0が得られるよう
に1次帯電器21に流れる電流を減少させることによっ
て、第4図のE−V曲線をV1からV3に低下させる。これ
により文字部EBの光量に対して電位VB3′が得られ、コ
ピー濃度10とN−P・Bと同様の反射農御が得られる。
この様にトナー種類すなわちカートリッジPの種類に
よって、そのトナーのV−D曲線D I,D II,D IIIに合っ
たE−V曲線V1,V2,V3をそれぞれ選定することによって
異ったトナーに対して同一の反射濃度を得ることが出来
る。
尚、本発明の別の実施例として、例えばP−P・Rの
赤トナーは少し薄目のコピーに仕上げたい、又は濃く仕
上げたいと言う様に特定のトナー又は使う目的に合せ、
オナー種類およびカートリッジPの種類を多数用意して
おく事が可能である。
以上は1次帯電の条件を変更する方法を述べたが、別
の実施例として現像バイアス又は像露光量等の画像形成
プロセスの1つに働きかける様にしても良い。この様
に、個々の要求に応じて、多大な操作が必要となるの
で、本発明の各実施例においては、H・V・Tユニット
HとカートリッジPの組合せでもって決定してやること
で解消できる。
〔像露光の設定〕
本発明の実施例によるマイクロリーダープリンターは
前述の通りネガフィルムとボジフィルムに対して拡大コ
ピーを得ることが出来る。ところで、ネガフィルムは背
景部が所定のフィルム濃度に仕上げられ文字部は透明に
抜けている。逆にポジフィルムは背景部が透明に抜けて
文字部が所定濃度に仕上げられている。
この様に2つの異る性質のフィルムを単に同一光量で
像露光を行ってもそのままで適正画像を得ることが出来
ない。従って、市場で使われている標準的ネガフィル
ム、ポジフィルムについて、標準的な画像形成条件で適
正画像が得られる様なネガ及びポジ適正光量が決められ
る。
例えば濃度調整ボリュームD4の調整範囲の標準位置又
は中央位置で前述の各フィルムの適正画像が得られる様
に、ネガ及びポジの適正光量が決められ露光量制御回路
E6に登録される。同様に前述の各フィルムに対して濃度
の濃いフィルム,淡いフィルムに対しても同様に露光量
制御回路E6と、信号発生源S1,S2の信号によって照明ラ
ンプ2の端子電圧を制御して、適切な露光量が手動又は
自動によって制御される。なお照明ランプ2は拡大倍率
の大小によっても適宜、適正な光量が与えられる様コピ
ーモード信号源30からの指示によって変更される。
これによって各倍率における標準的原稿が濃度調整ボ
リュームD4の中央又は標準位置で適正画像が得られる。
以上は照明ランプ2の露光量を変更し、各フィルム又
はコピーモードにおける適正画像が得られる様にした
が、別の実施例として1次帯電器21又は現像バイアス制
御用のH・V・TD5等のブロセス条件を変更するように
しても同様の効果が得られる。
〔ブランク手段の設定〕
本発明の実施例によるマイクロリーダープリンターは
前述の通り、ネガフィルムとポジフィルムに対してそれ
ぞれ逆極性に帯電したトナーを使用してコピーを得る。
このとき各コピーモードにおいて原稿に対応する潜像
を感光ドラム10上で現像するとき以外は、感光ドラム10
上にトナーが付着するのは余分なトナーを消費したり、
機械本体内を汚したりして好ましいものではない。従っ
て、原稿に対応する潜像部分以外はトナーが付着しない
様に、各コピーモード用の現像器22にはN−P又はP−
Pを判別するためのコピーモード信号源30が設けてあ
り、この信号源30に基づいて信号発生源S1,S2からの信
号がそれぞれ出され、各コピーモードに応じて非画像部
のトナー付着を防止手段が動作する。
例えば露光系ではブランク露光ランプ29やブランクシ
ャッター28が各プロセスモードに応じて信号発生源S1,S
3からの信号で例えばブランク露光ブランクシャッター
切換回路E13を動作しトナー付着を防止する。一方、現
像系では非画像部の潜像電位に合わせてトナーが付着し
ない現像バイアスの設定が、各プロセスモードに応じて
信号発生源S1,S3からの信号に基づいて現像バイアス制
御用のH・V・TD5によって行なわれる。更に一方、帯
電系では前露光ランプ27によって非画像部にトナーが付
着しない様な、好ましくは均一な潜像電位となる様に各
モードに応じて信号発生源S1,S3からの指示に基づいて
前露光ランプ27がトナーを付着させない様に動作する。
以上に述べた様に非画像部にトナーを付着させない様
に露光系,現像系,帯電系が個々又はそれぞれの系が組
み合されて動作する。
〔濃度調整の設定〕
ネガ原稿とポジ原稿の両者からコピーを得るマイクロ
リーダープリンターにおいては、従来1つの濃度調整ポ
リュームでN−PモードとP−Pモードの濃度調整を行
っていないので従来種々の問題を生じていた。
第1にN−PとP−Pモードで共通の濃度調整レバー
を用いるので、特定のコピーモードで不要の調整部分が
多く出てしまい、適正画像を得る範囲が狭くなり実際の
操作上で上記レバーをわずかに動かすと大きく画像濃度
が変ってしまう問題があった。
第2に標準的な原稿でありながら濃度調整ボリューム
の濃度目盛中央から方寄った位置でないと、適正画像が
得られないと言った不都合が生じていた。
第3にN−PモードとP−Pモードで濃度調整ボリュ
ームのレバー移動とコピー濃度の濃くなる方向が逆にな
ってしまう点である。
本実施例は以上の様な問題に対して各々のコピーモー
ドに応じて常に適正なボリュームの可変範囲や増減の方
向を定めるものである。第1図の濃度調整VR(ボリュー
ム)D4はN−P,P−Pのコピーモードに応じて常に適正
なボリュームの可変範囲や増減の方向を定めるものであ
る。
これらの詳細は以下に詳述されている。
現在一般的に市場で使用されているネガマイクロフィ
ルムの背景部透過濃度は、1.0を中心として0.6〜1.4程
度、ポジのマイクロフィルムの背景部党濃濃度は0.03を
中心として0.06〜0.14程度に仕上げられているのがほと
んどである。
第5図は前述のマイクロフィルム1に所定光量を与え
たときの背景部の露光量を示すものであり、横軸の露光
量は第4図のE−V曲線の露光量とも対応しEL,EBも第
4図に対応するものである。
第5図で標準的なネガフィルムをFA,標準的なポジフ
ィルムをFbとすると、背景部にカブリのない画像を得る
様に露光量を設定するために一実施例として潜像形成は
第4図のE−V曲線V1を使用し、一方、現像プロセスは
N−PモードではV−D曲線DI,P−PモードではV−D
曲線D IIIを用いた像形式のブロセスとする。N−Pモ
ードではフィルムFaを入れたとき背景部の露光量がFBと
なる様に、第6図における露光ランプの電圧VNaを設定
すれば、上記曲線D Iの現像特性からカブリのないコピ
ーが得られる。同様にP−PモードではフィルムFbを入
れたとき背景部の露光量がELとなる様に、ランプ電圧V
Pbの設定を行なえばカブリのないコビー得られる。
以上の様に濃度調整ボリュームD4の中心値について、
N−Pモードの場合はランプ電圧VNa,P−Pモードの場
合はVPbとなる様に電圧設定を行えば標準的なフィルムF
a,Fbに対して適正画像がボリュームの中心で得られる。
以上は濃度調整ボリュームD4の調整を露光ランプ2の
露光量制御によって行う(後述する第7図参照)例につ
いて述べたが、現像バイアスを制御する場合についても
同様に、第1図又は後に述べる第8図の如く、現像バイ
アス出力の中心の設定を各モードの標準的なネガ・ポジ
フィルムFa,Fbに応じて適正画像が得られる様に設定す
ることが出来る。
次に濃度調整ボリュームの各モードの可変巾について
以下に述べる。
先ずN−Pモードにおいては、第5図に示す通り、各
々ネガフィルムである背景部の淡い(透過濃度0.6)フ
ィルムFcと濃いフィルム(透過濃度1.4)Fdを、前述の
標準フィルムFaに対する適正ランプ電圧VNaで露光する
と、露光量は、フィムFcについてENcにフィルムFdにつ
いてはENdとなる。従ってこのままの露光量では第4図
のE−V曲線,V−D曲線よりフィルムFcは背景部にカブ
リを生じ、フィルムFdはカブリはないが薄い文字や細い
小さな文字が消えてしまい文字が見えにくくなる。
そこでフィルムFc及びFdは画像形成上、適正な露光量
EBとなる様にフィルムFcはランプ電圧VNaより下げた
VNc,フィルムFdはVNaより上げたVnDとすると、それぞれ
のフィルムに対して背景部にカブリのない薄い文字、小
さな文字が再現される好ましい画像に設定する事が出来
る。
同様にP−Pモードについても背景部の濃いフィルム
Fe(透過濃度0.14),背景部の淡いフィルムFf(透過濃
度0.06)に対しても、先述の適正露光量ELが得られる様
にそれぞれのフィルムの背景部の電圧をVPe,VPf(第6
図参照)と定めると、カブリのない適正画像が得られ
る。なお第5図中EPe,EPfは先述のVPbのランプ電圧を与
えたときのフィルムFe,Ffの露光量である。従って濃度
調整ボリュームD4の可変電圧としてはN−Pモードの場
合は、VNcからVNd、一方P−Pモードの場合はVpeからV
pfとなり、N−PはP−Pモードに比べて大きな可変巾
を必要とすると共に標準電圧VNa,Vpbと言う様に大きな
電圧を必要とする。同様にして現像バイアス電圧を制御
して濃度調整ボリュームD4の可変範囲や中心値の設定を
行ってもよい。
次に濃度調整ボリュームD4の具体的構成を第7図の露
光量制御,第8図の現像バイアス制御による場合の例に
よって示す。
まず、第7図の露光量を制御する例について詳述する
とN−PとP−Pの切換スイチSW1によって各モードに
応じた所定の制御信号VREMが露光ランプ2に印加される
ランプ電圧を制御している。制御電圧Vの供給は制御信
号VREMを発生させる為に、一般的に24Vの電源より供給
されている。図中、VR1,VR2はそれぞれP−P,N−Pモー
ドの濃度調整ボリュームであり2連のボリュームとして
同時に移動する。これらボリュームVR1,VR2はコピーモ
ードによらず下側に目盛1方向へ移動するとコピーは濃
くなり、上側に目盛9方向へ移動するとコピーは淡くな
る様に電源Vと零電位の方向を互に逆になる様に回路上
構成されている。R1,R2はP−Pモードにおける濃度調
整ボリュームVR1の上限と下限の可変範囲を設定する抵
抗であり、第9図,第6図の如くVR1が目盛9のうすい
位置でランプ電圧Vpfが出る様に抵抗R1が定められる。
同様にVR2は上記したVpaに応じて抵抗R2が定められ
る。また同様にN−PモードにおけるR3,R4もそれぞれV
Na,VNcに応じた制御電圧が出る様に定められる。一方、
濃度調整ボリュームVR1,VR2の目盛5における標準ラン
プ電圧VNaについては、抵抗R2,濃度調整ボリュームVR2,
抵抗R4の抵抗比及び該ボリュームVR2の濃度目盛と抵抗
変化によって、第6図の如くVNaが定められる。また、
P−PモードにおけるVpbも同様にして定める事が出来
る。
以上の様にN−PモードではP−Pモードより大きな
可変範囲となる様に、各々の制御電圧が設定可能な回路
が第7図で構成されているから、各コピーモードにおけ
る濃度目盛と制御電圧との関係は第9図の如く変化す
る。従って第6図の如く露光ランプの出力も同様にN−
Pモードでは、P−Pモードより大きな出力範囲とな
る。
この様な構成では濃度調整ボリュームD4の目盛と画像
(コピー)濃度の関係も第10図の如くN−PとP−Pの
コピーモードによらず画像濃度の変化はこい、うすい方
向に応じて変化する。又市場における標準的フィルム
は、コピーモードにかかわらず濃度目盛5の付近で適正
画像が得られる。
一方、第8図は現像バイアスで濃度調整を行なう場合
の濃度調整ボリュームD4の例について示してあるが、こ
の場合も第7図と同様の制御回路(図示せず)で目的を
達成する事が出来る。因に、第1図はその一実施例であ
る。
以上述べた如く本実施例によれば濃度調整ボリューム
D4を用いて露光ランプ電圧又は、現像バイアス電圧を制
御する場合、N−PモードについてP−Pモードのいず
れの場合よりも大きな所定電圧に設定すると共に、その
可変範囲を広く設定し、且つ、その増減方向を逆にする
ことによって、N−PモードとP−Pモードに応じて、
ネガフィルム又はポジフィルムの濃度に適し且つ不要の
調整代の部分を含まない濃度調整ボリュームD4を達成す
ることができる。
以上説明したように、第1図の1点鎖線で囲んだH・
V・TユニットHを、プロセスカートリッジP及び原稿
としてのマイクロフィルム1に対応してユーザーが用意
に交換可能としたために、複写装置の少量多種の目的に
対応して充分な汎用性を達成でき安全かつ高い信頼性を
もつようになった。尚、N−PモードからP−PMモード
に切換えたときには、コピーシーケンスは、そのモード
に応じたタイミングになることは言うまでもない。
以上説明したように、本実施例によれば、複写モード
に応じて設けられた複数のプロセス機器を含むプロセス
カートリッジを交換すると同時に、複写モードに応じた
高電圧発生器及びプロセス変更のための信号を発生する
信号源を備えた高電圧発生器ユニットを交換することに
より、例えばネガフィルム専用及びポジフィルム専用の
高電圧発生器を装置本体内部に併設しておく必要がな
く、この併設の必要がないことから電気安全性への特別
な配置や配線及び結線の繁雑さを回避できる。また複写
モードに応じた高電圧発生器を備えることにより高電圧
切換用の大容量の高圧リレーを必要としない。また、プ
ロセス変更のための信号を発生する信号源を備えること
により、例えば1次帯電器や転写帯電器等の高電圧のプ
ロセス機器の極性を必要に応じて自動的に変更すること
ができ、複写モードに応じて各種の設定値をユーザーが
変更することが不要となる。
(発明の効果) 本発明によれば、プロセスカートリッジおよび電圧発
生手段を交換することによって、所望の現像モードを選
択して画像形成を行うことができると共に、電圧発生手
段の信号源により発生されるプロセス変更のための信号
によって、自動的に現像モードに応じたプロセス制御が
行われるのでユーザーによる現像モード変更の為の操作
が不要となり操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のネガ・ポジ画像形成装置の一実施例で
あるマイクロリーダープリンターの全体構成を説明する
ための図、第2図は第1図の高電圧発生器ユニットの説
明図、第3図は第1図の信号の流れを説明するための
図、第4図は本実施例において感光ドラムの特性(E−
V)とトナー特性(V−D)の関係を示す図、第5図は
マイクロフィルムに所定光量の光を与えたときの背景部
の露光量を示す図、第6図は露光ランプの電圧(現像バ
イアス電圧)と濃度目盛の関係を示す図、第7図は濃度
調整ボリュームの調節を露光ランプの制御によっておこ
なうための構成を示す回路図、第8図は濃度調整ボリュ
ームの調節を現像バイアス出力中心の設定によって行う
ための回路図、第9図は第8図における制御信号電圧
(VREM)と濃度目盛との関係を示す図、第10図は画像濃
度と濃度目盛との関係を示す図である。 符号の説明 A……照明部、B……光学走査機構部 C……複写機構部 P……プロセスカートリッジ H……高電圧発生器ユニット S1〜S3……信号発生源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−61268(JP,A) 特開 昭63−61267(JP,A) 特開 昭60−83046(JP,A) 特開 昭61−292647(JP,A) 特開 昭62−32474(JP,A) 特開 昭61−129656(JP,A) 特開 昭63−107578(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムと画像形成時の現像モードに
    応じたプロセス手段を有する複数種類のプロセスカート
    リッジと、このプロゼスカートリッジの一つを選択的に
    装着可能であって、記録媒体に現像モードに応じた画像
    を形成する画像形成装置において、 前記複数種類のプロセスカートリッジそれぞれに対応し
    て必要とする電圧を供給すると共にプロセス変更のため
    の信号を発生する信号源を備えた複数種類の電圧発生手
    段と、 前記電圧発生手段の一つを選択的に装着する電圧発生手
    段装着手段と、 現像モードに応じたプロセス制御を前記プロセス変更の
    ための信号に従って行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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