JP2518209B2 - 作像機構の露光量制御装置 - Google Patents

作像機構の露光量制御装置

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JP2518209B2
JP2518209B2 JP61107417A JP10741786A JP2518209B2 JP 2518209 B2 JP2518209 B2 JP 2518209B2 JP 61107417 A JP61107417 A JP 61107417A JP 10741786 A JP10741786 A JP 10741786A JP 2518209 B2 JP2518209 B2 JP 2518209B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿を露光することにより作像を行う作像
機構における露光量制御装置に関するもので、例えば、
ネガフィルムやポジフィルムからポジコピーを得るよう
なリーダープリンタの電子写真複写機構で露光量を作像
モードに応じて設定するのに利用される。
(従来の技術) リーダープリンタにおいて、ネガフィルムからポジコ
ピーを得るN−Pモードと、ポジフィルムからポジコピ
ーを得るP−Pモードとでは、作像モードの異なりに応
じて露光条件が異なる。
これに対応するため従来では、各作像モードに応じて
可変幅の違うボリウム式露光値設定手段を切換え使用す
るようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前記従来のものでは、各作像モードの設定に応
じて設定露光値の可変幅は自動的に変るが、各作像モー
ドでの適正露光値は作像モードの変換設定とともに常に
設定し直すことになり操作が煩雑である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記のような問題点を解決するために、第1
図に示すように、原稿を露光することにより作像を行う
作像機構Cにおいて、複数の作像モードから選択的に1
つの作像モードを設定する作像モード設定手段Aと、作
像時の露光値を設定する露光値設定手段Eと、設定され
た露光値を表示する表示手段Gと、設定された露光値に
基づき作像時の露光量を制御する露光量制御手段Dと、
前記露光値設定手段Eにより変更された露光値をこの変
更時の作像モードに対応させて記憶する記憶手段Fと、
前記作像モード設定手段Aにより作像モードが変更され
た場合、この変更後の作像モードについ前記記憶手段F
に記憶されている露光値を作像時の露光値として前記露
光量制御手段Dに与えるとともに前記表示手段Gに表示
させるようにするデータ処理手段Bとを備えたことを特
徴とする。
(作用) 作像機構Cは原稿を露光して作像を行うのに、通常、
作像モード設定手段Aにより設定される作像モードに従
い、露光量制御手段Dは露光値設定手段Eにより設定さ
れる露光値に基づき前記作像時の露光量を制御するの
で、設定通りの作像モードで、設定通りの露光値で作像
を行うことができる。一方、記憶手段Fは露光値設定手
段Eにより変更された露光値をこの変更時の作像モード
に対応させて記憶し、データ処理手段Bは、作像モード
設定手段Aにより作像モードが変更された場合、この変
更後の作像モードについて前記記憶手段Fに記憶されて
いる露光値を作像時の露光値として前記露光量制御手段
Dに与えるとともに前記表示手段Gに表示させるように
するので、作像モードが変更されても、この変更された
作像モードについて先に記憶されている露光値を用いる
ように自動的に対処され、同一モードの露光条件に変更
がない限り、作像モードの変更の都度露光条件を設定し
直すような面倒なく適正に作像できるとともに、このと
きの露光値の変更と、変更された露光値とを表示手段G
の表示にて確認されるようにするので、露光条件変更の
必要の有無判断を促すことができ、変更する必要がある
場合、表示を基に容易かつ迅速に設定し直せるようにす
ることができる。
(実施例) 第2図から第9図に示す本発明の一実施例について説
明する。本実施例は、ネガフィルムおよびポジフィルム
からポジコピーを得ることができるリーダープリンタの
場合を示している。
このリーダープリンタは、第2図に示すように、ネガ
またはポジのフィルムN.Pを光源2によって照明し、フ
ィルムN.Pの像をレンズ3によりスクリーン4か感光体
ドラム5かに投影して、スクリーン4上で閲覧に供する
か、感光体ドラム5に露光しポジコピーを得るための作
像に供する。前記レンズ3からの投影光をスクリーン4
に向ける第1の光学系6と感光体ドラム5に向ける第2
の光学系7とは第1ミラー8を共用している。第1の光
学系6は第1ミラー8からの投影光を可動な第2ミラー
9、固定した第3ミラー1を介してスクリーン4に向
け、第2の光学系7は第1ミラー8からの投影光を第4
ミラー10および第5ミラー11を介し感光体ドラム5上に
向けるようにしてある。
第1の光学系6の可動な第2ミラー9は、リーダー状
態では実線位置にあって第1ミラー8からの投影光を受
けてこれをスクリーン4側に向ける。これに対しプリン
ト状態では第2ミラー9は破線位置に退避して第1ミラ
ー8からの投影光を受けず、その投影光を第2の光学系
7の第4ミラー10に到達させ感光体ドラム5に向けられ
るようにしてある。
プリント状態では、第1ミラー8および第4ミラー10
は実線位置前後に破線で示す両位置間で、感光体ドラム
5の回転と同期をとって移動されて、フィルムN.Pの像
をスキャンし感光体ドラム5上にスリット露光するよう
になっている。
感光体ドラム5は、そのまわりに配された帯電チャー
ジャ12および現像器13とによって、ネガないしポジのフ
ィルムN.Pを原稿として露光することにより、これらか
らポジコピーを得るための露光式の作像機構をなしてい
る。感光体ドラム5のまわりにはさらに転写チャージャ
14が設けられ、感光体ドラム5上で現像されたトナー像
を複写紙に転写させるようになっている。転写後の複写
紙は図示しない定着装置に通すことで転写されているト
ナー像を定着されるようにする。
現像器13は、第3図に詳細を示すように、大略、負極
性トナーと正極性キャリアとを有する第1現像器15と、
正極性トナーと負極性キャリアを有する第2現像器16と
から構成されており、これら第1、第2現像器15、16は
フレーム17に一体に取り付けてある。
なお、18、19はバケットローラ、20、21は現像ローラ
である。
また、現像器13は図示しない軸によって回動自在にリ
ーダープリンタ本体に支持され、図示しない駆動装置に
よってカム22、23を回転させることにより、第1現像器
15の現像ローラ20、第2現像器16の現像ローラ21の設定
作像モードに対応する方を感光体ドラム5に接近させて
設定作像モードに応じて正規現像か反転現像かを行い、
ネガおよびポジ何れのフィルムN.Pからでもポジコピー
が得られるようにしてある。
なお、転写チャージャ14は正規現像時には複写紙を介
して結果的に感光体ドラム5を負チャージし、反転現像
時は正チャージするようにしてある。
第1図における操作パネル24には、メインスイッチ25
や表示装置26等が設けられ、また動作等必要な制御を行
う制御回路27が内蔵されている。
表示装置26は、第4図に示すように、0から9までの
置数キー28と、光源2のオン、オフキー29およびクリア
キー3とが一群をなして配設され、その横にプリントキ
ー31および小数点表示を含む7セグメント2桁のコピー
枚数表示部32が設けられそれらの間にプリントの可否を
色表示するプリント可否表示部33が設けられている。さ
らにその側方には露光制御状態を手動設定露光値か自動
露光状態を示すAEかで表示する小数点表示を含む7セグ
メント2桁の露光制御表示部34が設けられている。
露光制御表示部34のまわりには、露光量制定を自動で
行うか手動で行うかを設定するA/Mキー35、また手動の
際の露光値を高濃度側へ段階的に変更する露光値変更キ
ー36および低濃度側へ段階的に変更する露光値変更キー
37が設けられている。なおこれら各露光値変更キー36、
37は自動露光時に操作されると露光値を微調整できるよ
うになっている。
手動設定露光時の段階変更は、キー36、37を押してい
る間、最初の3回は0.3秒ごとに設定露光値が所定の側
に段階的に変り、4回目からは0.1秒ごとに変るように
なっている。このときの露光値変更範囲は1.0〜9.0まで
としてある。
自動露光時の微調整変更は、キー36、37を押している
間初回から1秒間隔ごとに変るようになっている。この
ときの1回の変更幅は手動設定露光時のそれに比し格段
に小さいもので、露光値変更範囲は−3から3までとし
てある。
露光制御表示部34のさらに側方には、作像モードを設
定するモード設定キー38が設けられ、このモード設定キ
ー38の近傍にネガフィルムからポジフィルムを得るN−
Pモード表示部39と、ポジフィルムからポジコピーを得
るP−Pモード表示部40とが設けられている。N−P、
P−P各モード表示部39、40は、モード設定キー38で設
定される作像モードに対応する側が点灯され、モード設
定キー38によるモード設定はキー38を操作するごとに現
設定作像モードがN−PモードであればP−Pモード
に、P−PモードであればN−Pモードに切換える形で
行われるようになっている。
今、露光状態の各種設定とそれに対応した露光制御表
示部34の表示の一例を第5図から第7図に基いて説明す
る。
先ず自動露光状態にあるとき、表示部34では自動露光
状態を示すのに第5図(aのような“AE"の文字を表示
している。この状態で低濃度側の露光値変更キー37を操
作すると表示部34には一旦自動露光状態での自動露光微
調整の値が例えば第5図(b)のように“0"と表示され
る。これは高濃度側の露光値変更キー36を操作したとき
も同じである。露光値変更キー37を押したまま1秒たつ
ごとに低濃度側に一段階づつ数値が変る。操作している
のが高濃度側の露光値変更キー36であれば高濃度側に一
段階づつ数値が変る。数値を変更させながら露光値変更
キー37を離すと、その離した段階での数値例えば第5図
(c)に示す一段階目の変更値−1が自動露光の場合の
微調整値として設定されると共に、表示部34の表示が自
動露光状態を示す第5図(d)の如き文字“AE"の表示
状態に戻る。
以上の操作で自動露光での微調整値が変更設定され、
その設定は作像モードの設定がN−PモードがP−Pモ
ードかの別なく行える。
次に例えばN−Pモード設定で手動設定露光状態にあ
るとき、表示部34は、第6図(a)のようにN−Pモー
ドにおける手動設定値露光値を示している。この状態で
モード設定キー38を一回操作すると、作像モードがN−
PモードからP−Pモードに切換わるとともに、表示部
34ではP−Pモードでの前回手動設定露光値が第6図
(b)のように表示され、今設定したP−Pモードでの
設定露光値が例えば“7.1"であることを示す。ここで前
記のように低濃度側ないし高濃度側の露光値変更キー3
7、36を操作すると、手動設定露光値を前記自動露光に
おける微調整値の変更の場合同様にその設定値の変化を
確認しながら一段づつ低濃度側ないし高濃度側に変更す
ることができる。
第6図(b)の状態で再びモード設定キー38を操作す
ると作像モードがP−PモードからN−Pモードに切換
わるとともに、表示部34の表示がN−Pモードでの前回
手動設定露光値が第6図(c)のように表示され、今設
定したN−Pモードの設定露光値が例えば“5.3"である
ことを第7図(a)のように表示している。この状態で
A/Mキー35を操作すると、N−Pモードでの自動露光状
態に切換わり、表示部34ではそれを示す“AE"表示に第
7図(b)のように変える。この状態で再びA/Mキー35
を操作するとN−Pモードでの手順設定露光状態に戻
り、表示部34にはそのときの設定露光値となるN−Pモ
ードでの前回の設定露光値“5.3"を第7図(c)のよう
に表示する。
このような手動設定露光と自動露光との切換えはP−
Pモードの場合でも全く同様に行うことができる。
また、第7図(b)の表示がなされる自動露光状態
で、自動露光状態における設定調整値を知りたい場合
は、第7図(b)の段階で露光値変更キー36、37の一方
を操作すると第5図(b)のように確認することができ
るし、キー36または37を押し続けると設定露光値を高濃
度側ないし低濃度側に微調整することができる。
なお、N−PモードやP−Pモードで自動露光から手
動設定露光に切換えるとき等、設定露光値を標準値に一
旦戻すようにすることもできる。
以上のような露光値の設定とそれによる露光制御回路
26に、第8図に示すようにCPU41とROM42およびRAM43と
を持ったマイクロコンピュータ44が用いられ、それに
は、前記した各キーによるマトリックス入力機構45、各
種表示を行うLEDの駆動回路46、自動露光のためのAEセ
ンサ47等がI/Oポート48を介し接続され、また光源2の
駆動回路49が、位相角制御回路50を介し接続され、位相
角制御回路50は電源同期信号をトリガ信号としてCTC50
内のタイマ機能を作動させることで、光源2のランプ電
圧を位相角制御し、設定された露光値に対応する露光量
を得るようにしてある(第9図)。
これを説明すると、タイマの値は露光値と一定の関係
にある。つまり露光値は1.0から9.0まで81ステップ変化
するが、各ステップの変化に対し露光量の変化を一定に
することが一般に行われている。ここでは位相角の値を
等露光量変化となるように予め決めておき、これを時間
に換算して対応するタイマ値をCTCにセットすることに
より前記位相角制御を実現している。
また、ROM42には各種制御プログラムや露光値を位相
角タイマの時間に換算した換算テーブルが格納され、RA
M43は電池バックアップ方式による不揮発性とし、N−
Pモード手動設定露光値エリア、P−Pモード手動設定
露光値エリア、N−Pモード自動微調整値エリア、P−
Pモード自動微調整値エリア、N−P/P−Pモードフラ
グ、A/Mモードフラグ等を設けてある。
以下一連の動作制御について第10図以下のフローチャ
ートに基いて説明する。
第10図はリーダープリンタの本体フローを示してお
り、ステップ#1で必要な初期設定を行って後ステップ
#2に移行し、無条件にリーダー処理を行い、リーダー
プリンタをリーダー状態にする。次いでステップ#3で
はモード設定や露光の自動、手動切換、露光値の段階的
変換と云ったキー入力処理が行われる。ステップ#4で
プリントキー31がオンされたかどうか判別し、オンされ
ていないとステップ#2からのフローを繰返し、リーダ
ープリンタがリーダー状態に保たれる。
プリントキー31がオンされると、ステップ#5に移行
し、設定モードでの露光値の設定が行われ、ステップ#
6でプリント処理を行いリーダープリンタをプリント状
態にしてコピー動作を行う。ステップ#7でコピーが設
定枚数行われたか判別し、設定枚数終了を確認すると、
ステップ#2に移行し、リーダープリンタをリーダー状
態に戻す。
ここで、前記ステップ#3でのキー入力処理ルーチン
について説明する。先ずステップ#11でモード設定キー
38がオンされたかどうか判別される。キー38がオンされ
るているとステップ#12に移行し、作像モードの切換え
が第12図のモード切換ルーチンに従って行われる。この
ルーチンについて説明すると、ステップ#31で現状態が
N−Pモードかどうか判別される。N−Pモードであれ
ばステップ#32に移行してN−Pモード表示部39に代っ
てP−Pモード表示部40を点灯させた後、ステップ#33
で自動露光設定状態がどうか判別し、自動露光設定状態
であるとそのまま、そうでなければステップ#34に移行
してP−Pモードにおける前回の手動設定露光値を露光
制御表示部34に表示した後リターンする。前回の手動設
定がない場合標準値を設定するようにするとよい。
ステップ#31でN−Pモードでないことが確認される
と、P−Pモードであるのでステップ#35に移行し、P
−Pモード表示部40の代りにN−Pモード表示部39を点
灯させる。次いでステップ#36で自動露光状態にあるか
どうかが判別される。自動露光状態であるとそのまま、
そうでなければN−Pモードでの前回の手動設定露光値
を露光制御表示部34に表示した後リターンする。ここで
も前回の手動設定がない場合は標準値を設定することが
できる。
第11図のキー入力処理ルーチンに戻って、ステップ#
11でモード設定キー38がオンされていないことが判別さ
れると、ステップ#13に移行してA/Mキー35がオンされ
たかどうか判別する。オンされていればステップ#14に
移行し自動露光、手動設定露光の切換えが第13図のA/M
切換ルーチンに従って行われる。
このルーチンについて説明すると、ステップ#41で自
動露光状態かどうか判別される。自動露光状態でなけれ
ばステップ#42に移行し、露光制御表示部34に切換った
後の自動露光状態を示す“AE"表示を行ってリターンす
る。ステップ#41で自動露光状態であった場合はステッ
プ#43に移行し、現在N−Pモードであるかどうか判別
され、N−Pモードであればステップ#44でN−Pモー
ドでの手動設定露光値を露光制御表示部34に表示し、ま
たN−Pモードでなければステップ#45に移行してP−
Pモードでの手動設定露光値を露光制御表示部34に表示
することで、自動露光状態から手動設定露光状態への変
更を行いリターンする。
第11図のキー入力処理ルーチンに戻って、ステップ#
13でA/Mキー35がオンでない場合、ステップ#15に移行
し、低濃度側の露光値変更キー37がオンされているかど
うか判別する。キー37がオンされているとステップ#16
に移行し、設定露光値の低濃度側への切換えが第14図の
低濃度側切換ルーチンに従って行われる。
これについて述べると、ステップ#51で自動露光状態
がどうか判別される。自動露光状態であるとステップ#
52に移行しN−Pモードかどうか判別され、N−Pモー
ドであればステップ#53からステップ#57までによって
N−Pモードでの自動露光微調整値を低濃度側に変更す
る処理を行い、N−PモードでなければP−Pモードで
あってステップ#58に移行しステップ#62まででP−P
での自動露光微調整値を低濃度側に変更する処理を行
う。それらの処理は露光値変更キー37がオフされること
で終了し、そのことがステップ#55、#60で確認される
とステップ#63に移行して露光制御表示部34に自動露光
状態を示す“AE"表示を行いリターンする。
なお、これら自動露光微調整値の低濃度側への変更
は、ステップ#53ないし#58において先ずN−P、P−
P各モードに対応した自動露光微調整値を露光制御表示
部34に表示した後、次のステップ#54ないし#59におい
てタイマーが1秒作動した後ステップ#55ないし#60に
移行して前記露光値変更キー37がオフされていないこと
を確認し、また次のステップ#56ないし#61で低濃度側
微調整値“−3"に達していないことを確認したときだ
け、ステップ#57ないし#62自動露光微調整値を低濃度
側に1段階シフトさせるようになっている。
ステップ#56ないし#61で微調整限界値“−3"に達し
ているとそれぞれステップ#53ないし#58に戻り、数値
が変化しないことによる露光値変更キー37の復帰をまっ
てステップ#55ないし#60からステップ#63へ移行す
る。
ステップ#61で自動露光状態でないことが判別される
と、ステップ#64に移行する。ここでカウンタにn=0
とおいた後ステップ#65に移行しN−Pモードかどうか
判別する。N−Pモードであるとステップ#66で低濃度
側の露光値変更キー37がオンされたかどうか判別しそう
であるとステップ#67に移行してN−Pモードでの手動
設定露光値設定が最小限度値1.0であるかどうか判別す
る。最小限度値でない場合だけステップ#68に移行し手
動設定露光設定値を0.1単位で低濃度側に1段階シフト
する。その後ステップ#69でカウント数nをn+1と
し、ステップ#70でN−Pモードでの手動設定露光値と
して前記シフト後の露光値を露光制御表示部34に表示す
る。次いでステップ#71に移行してタイマーを0.1秒作
動させた後ステップ#72でカウント数nがn>3である
かどうか判別し、そうでなければステップ#73でさらに
タイマーを0.2秒作動させてからステップ#66に戻り、
n>3であるとそのままステップ#66に戻って、露光値
変更キー37のオンを条件に露光値変更処理を繰返すよう
にしてある。
つまり手動設定の露光値を変更するのに、カウント数
nが3になるまでの3段階目までの露光値のシフト変更
は0.3秒間隔で行い、カウント数nが4になってからは
0.1秒間隔で行うようになっている。これは現在設定値
から3段階目までの近傍設定値への変更の際、シフトし
過ぎるのを防止し、4段階目移行の遠い設定値への変更
がシフトし過ぎない程度で速く行えるようにする。
ステップ#65でN−Pモードでなかった場合は、ステ
ップ#74に移行し#81までのP−Pモードでの手動設定
露光設定値の低濃度側への変更処理が行われる。その処
理フローは前記N−Pモードの場合と同等であるからそ
の説明は省略する。
第11図のキー入力処理ルーチンに戻って、ステップ#
15で低濃度側の露光値変更キー37がオンでない場合、ス
テップ#17に移行し、高濃度側の露光値設定キー36がオ
ンされているかどうか判別される。キー36がオンされて
いると、設定露光値の高濃度側への切換えが第15図高濃
度側切換ルーチンに従って行われる。
この処理ルーチンのステップ#91から#103までの自
動露光状態での処理フローは、第14図における低濃度側
切換ルーチンにおけるステップ#51から#63までの自動
露光状態での処理フローと同等であり、低濃度側設定微
調整限界値が−3であったのに対し高濃度側設定微調整
限界値を+3として処理するのが変るだけである。そこ
でステップ#96ないし#103の詳しい説明は省略する。
ステップ#91で自動露光状態でないと判別されると、
ステップ#104に移行しカウンタにn=0とおいた後、
ステップ#105に移行しN−Pモードかどうか判別し、
N−Pモードであるとステップ#106から#113までで、
N−Pモードでの高濃度側への露光値変更処理を行い、
N−Pモードでなければステップ#114に移行してステ
ップ#121まででP−Pモードでの高濃度側への露光値
変更処理を行う。これらの処理は、前記ステップ#66か
ら#73までのN−Pモードにおける低濃度側への露光値
変更処理および前記ステップ#74から#81までのP−P
モードにおける低濃度側への露光値変更処理とそれぞれ
同等であり、露光値変更処理の条件として低濃度側変更
の場合低濃度側の露光値変更キー35がオンかどうか判別
したのに対し高濃度側の露光値変更キー36がオンされて
いるかをステップ#106、#114で判別する点、また設定
露光値変更の限界値にあるかどうかの判断値が低濃度側
変更の場合1.0であったのを9.0とした点で相違している
だけである。このため、ステップ#104から#121までの
詳しい説明は省略する。
第10図の本体フローにおけるステップ#5での露光値
設定処理ルーチンは、第16図に示すとおりであり、これ
について説明する。
先ずステップ#131で自動露光状態かどうか判別され
る。自動露光状態であるとステップ#132に移行し、AE
センサ47による自動露光のための測光を行って後、ステ
ップ#133でN−Pモードであるかどうかを判別する。
N−Pモードであればステップ#134に移行し、N−P
モードでの自動露光微調整値の取出しを行い、ステップ
#135でN−Pモードでの露光値を演算しリターンす
る。
ステップ#133でN−PモードでなければP−Pモー
ドであってステップ#136に移行し、P−Pモードでの
自動露光微調整値の取出しを行い、次いでステップ#13
7でP−Pモードでの自動露光値を演算する。
一方、ステップ#131で自動露光状態でなければ、ス
テップ#138に移行しN−Pモードかどうか判別しそう
であるとN−Pモードでの手動設定露光値をリセットし
てリターンする。ステップ#138でN−Pモードでなけ
ればP−Pモードでありステップ#140に移行してP−
Pモードでの手動設定露光値をセットしリターンする。
なお、前記複数の作像モードはN−Pモード、P−P
モードの2種であるが、モード変更が露光制御条件の設
定値変更をもたらすものとしては自動露光状態時に微調
整を設定する場合も含むし、他にはカラープリントを行
う場合のプリントカラーに対応した各モードも考えられ
る。
(発明の効果) 本発明によれば、前記構成および作用を有するので、
作像モードが変更されても、この変更された作像モード
について先に記憶されている露光値を用いるように自動
的に対処されるので、同一モードの露光条件に変更がな
い限り、作像モードの変更の都度露光条件を設定し直す
ような面倒なく適正に作像できるので使用に便利であ
り、このときの露光値の変更表示により、露光条件変更
の必要の有無判断を促すので、不適正な露光条件での作
像を防止することができるし、変更が必要な場合でも前
記表示に基づき容易かつ迅速に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例としてのリーダープリンタを示す内部構造
の概略側面図、第3図は現像器の断面図、第4図は表示
装置の正面図、第5図から第7図は露光制御表示部の表
示状態とその変化の例を示す正面図、第8図は制御回路
のブロック図、第9図は光源に対する位相角制御の具体
例を示す線図、第10図はリーダープリンタ本体の概略制
御フローチャート、第11図から第15図はキー入力処理ル
ーチンのフローチャート、第16図は露光値設定ルーチン
のフローチャートである。 A……作像モード設定手段 B……データ処理手段 C……作像機構 D……露光量制御手段 E……露光値設定手段 F……記憶手段 G……表示手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を露光することにより作像を行う作像
    機構において、 複数の作像モードから選択的に1つの作像モードを設定
    する作像モード設定手段と、 作像時の露光値を設定する露光値設定手段と、 設定された露光値を表示する表示手段と、 設定された露光値に基づき作像時の露光量を制御する露
    光量制御手段と、 前記露光値設定手段により変更された露光値をこの変更
    時の作像モードに対応させて記憶する記憶手段と、 前記作像モード設定手段により作像モードが変更された
    場合、この変更後の作像モードについて前記記憶手段に
    記憶されている露光値を作像時の露光値として前記露光
    量制御手段に与えるとともに前記表示手段に表示させる
    ようにするデータ処理手段と、 を備えたことを特徴とする作像機構の露光量制御装置。
JP61107417A 1986-05-09 1986-05-09 作像機構の露光量制御装置 Expired - Lifetime JP2518209B2 (ja)

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JPH0812504B2 (ja) * 1985-06-07 1996-02-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

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