JP3847864B2 - ガラススクライバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス板表面をスクライブするガラススクライバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、一般に行われているスクライブ作業を示しており、ガラス板1は、平板のテーブル2上で真空吸引(不図示)により固定されており、そのガラス板1に対してカッターホイール3を圧下状態にして矢印3a方向に転動させ、カッターホイール3自身を矢印3b方向に進めることにより、ガラス表面にスクライブライン1aが刻まれる。図2は、カッターホイール3部を側方から見た図であり、図3は、カッターホイール3の転動方向から見た図である。図3において、カッターホイール3のV字形状の刃先がガラス板1に切り込む様子を拡大したのが図4であり、図5はカッターホイール通過後の様子を示す。
【0003】
図5に示されるように、スクライブにより刻まれたクライブライン(図5では紙面に対して鉛直方向)1aから下方に向け縦クラック1bが垂れ幕状に延びている。
【0004】
スクライブ後は、そのガラス板1を表裏を逆さまにしてブレイクマシンのテーブルに弾性部材を挟んでセットし、ガラス板1の下面にあるスクライブライン1aに対して、ガラス板の上面から、スクライブライン方向に延在しかつスクライブライン1aの直上に位置する割断治具(ヘツダー)で押圧して、ガラス板1を“V"字状に湾曲させ、上記縦クラック1bをガラス板1の上面まで到達させることにより、ガラス板1を2片にブレイクしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、上記のスクライブ作業において、図4に示されるように、カッターホイール3の押圧により、刃先に接する箇所(黒塗り部)1cは塑性変形を受け、その塑性変形部1cの下部1dは弾性変形を受け、矢印で示すようにそれぞれ側方へ押しやられる。
【0006】
スクライブ後を示した図5において、弾性変形部1dは、元の形状に復帰しようとするが、その時、側方に押しやられていた塑性変形部1c相互が衝突する結果、左右方向のクラック1e(水平クラックと呼ぶ)が生じ、その箇所が破片1fとなって飛散して欠けが生じる。
▲1▼このように、スクライブ時にガラス板に対し側方向の大きな応力が加わるために、水平クラックが生じ、品質上重大な欠陥となる。
▲2▼ブレイクのためには別途、ブレイクマシンを必要とし、そのブレイクマシンへのワークの移送、反転等が必要なため作業効率も悪い。
本装置が加工対象とするのは、液晶パネルに用いるガラス板であり、ブレイク等の加工時にガラス表面に傷を付けず、かつ、汚れを生じさせないようにすることが肝要であるが、
▲3▼ヘッダーを用いた機械的な押圧によりブレイクを行うものであれば、ガラス表面に損傷や汚損がつき易い。
▲4▼スクライブテーブルやブレイクマシンのテーブルが平板であるため、テーブルにガラス板を載置した時、テーブルとガラス板との間に挟まれた空気層によって、ガラス板が横すべりしたり、又、ガラス板がテーブルに密着して、位置修正が困難になる。
【0007】
従って本発明は、▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼の課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本第1発明のガラススクライバー(請求項1)は、テーブル上にガラス板を上向きに湾曲(逆V字形状)させてセットし、その湾曲したガラス板の稜線に沿って(スクライブだけ行うのであれば稜線上でなくてもよい)スクライブするものである。上述のごとく、水平クラックの発生する原因は、スクライブ時に弾性変形により側方に押しやられていた部分が、スクライブ後(カッターホイールの通過後)に元の状態に復元しようとするためである。そこで、ガラス板を上向きに湾曲させると、ガラス板の上面部には、両側方向に押し拡げる向きの力が作用する。この状態でカッターホイールを用いてガラス板を稜線方向の向きにスクライブすれば、このときカッターホイールがガラス板を左右方向に押し拡げようとする力は図4の場合に比べて小さ
【0009】
又、このガラススクライバーでは、スクライブ時に生じる縦クラックの形成を促進するようにガラス板が湾曲されているため、スクライブ時に深い目の縦クラックが生じ、それ故、次工程のブレイク作業が容易となり、又、スクライブ時の縦クラックが短い(切り込みが少ない)ために、ブレイク時にスクライブライン以外の箇所でブレイクが起きるといったことは完全に防止できる。
【0010】
本第発明のブレイク機能付きガラススクライバー(請求項)は、ガラススクライバーを用いてスクライブした後、ガラス板を平板状態に戻すことなく、更にガラス板を湾曲させている。既述したように、スクライブ時に深い目の縦クラックが生じているため、現在湾曲させているガラス板を更に湾曲するだけで縦クラックがガラス板下面まで到達してガラス板がブレイクされるようになる。
【0011】
請求項1のガラススクライバーでは、ガラス板を平板状態に戻すことなく、引き続きブレイクをも行なってしまうため、水平クラックを殆ど発生させることなくブレイクを行える。
【0012】
このガラススクライバーでは、スクライブを行ったテーブル上でブレイク工程をも行ってしまうため、ブレイクマシンを必要とせず、スクライブ済みのガラス板を反転してブレイクマシンに搬送するといった工程も省けるため作業能率が大幅に向上する。又、ガラス板を湾曲させてブレイクするものであり、機械的な殴打を伴わないためガラス板表面に傷や汚損が生じない。
【0013】
本第発明のブレイク機能付きガラススクライバーでは、ガラス板をガラス板を上向きに湾曲させるため、テーブル面に直線状に延びる隆起を設け、そのテーブルに設けた第1の吸引手段によってガラス板をテーブルに吸引することによりガラス板は僅かではあるが隆起を境として凸状に湾曲する。その隆起に沿ってガラス板を上方からスクライブする。スクライブ後もガラス板を湾曲させたままで、次に第2の吸引手段によってもガラス板をテーブルに吸引することにより、ガラス板は更に湾曲するようになり、これにより、縦クラックはガラス板の下面まで進行してガラス板がブレイクされる。
【0014】
本ガラススクライバーでは、吸引によりガラス板を湾曲させることによってガラス板をブレイクするため、ガラス板表面が損傷したり汚損することはない。更にテーブルに隆起があるため、ガラス板がテーブル上で横すべりしたり、テーブルに密着して、位置修正が困難になることもない。又、隆起があることにより、ガラス板に大きな曲げ力を加えることができ、よってブレイクできるガラス板の厚さが制約されないという利点が得られる。
【0015】
ヘッダーを用いた従来のブレイク工程(請求項2および3で述べたブレイク工程でも同じ)において、ガラス板に対し、スクライブライン1aの全長にわたってブレイク力を印加した時、ガラス板内部でのクラックが進行する様子を図6に示している。この図6は、スクライブライン1aでのガラス断面を示している。この場合、図6に示されるように、複数の箇所で同時発生的に縦クラック1bが急速に進行してブレイクが開始されるが、そのブレイク開始点を1b−22、1b−23、…で示している。
【0016】
図7の左図は、ガラス板1を上面から見た図であり、前記のブレイク開始点を黒丸で示している。それらのブレイク開始点における、a−a、b−bおよびc−c方向のガラス断面をそれぞれ右図に示している。b−b断面図においては、縦クラック1b'は直下方向に進行し、一方、a−a断面図では縦クラック1bは、直下方向ではなく、図中、左方向に傾いており、c−c断面図では縦クラック1b"は逆に右側に傾いている。この後、それらの各縦クラックはガラス板1の下面まで到達し、これと並行して、各縦クラックはスクライブライン1aの方向(図7の右図では紙面に対して鉛直方向)にも進行することにより、各縦クラック相互がつながり、その結果、ガラス板1はスクライブライン1aに沿って二片にブレイクされる。
【0017】
図8は、ブレイクされたガラス片の一方を下面から見た図であり、ブレイクされた端面Xには、1b−212、1b−223で示すようにギザギザが生じる。これは、図7の右図に示したように、傾むいた縦クラック1b、1b"があり、そのような縦クラックがスクライブライン方向に個々に進行すると、隣接する二つの縦クラック相互が出会う箇所で食い違いが生じたためである。
【0018】
このように、従来のブレイク法では複数箇所でブレイク開始が同時発生するためブレイク面にギザギザが生じ商品価値が低下する。そこで、ブレイクする際、ガラス板の一端側でブレイクを開始させ、そのブレイク点をガラス板の他端側に進行させるようにすれば前述のギザギザは発生しない。そのためには、請求項4のように、一方端側にのみ第2の吸引手段を設けるか、あるいは、第2の吸引手段が隆起に沿って延在するときは、一部を残し、他の第2の吸引手段に対して例えば上から薄い硬質のフィルムをあてがい吸引孔を塞ぐとよい。
【0019】
さて、特開平1−261238号公報の「被加工板の割断装置」では、スクライバーのテーブル上でブレイク作業をも行っており、その概略構成を図9に示す。
【0020】
テーブル7には、ガラス板1を吸着するための凹部が形成されており、各凹部はp1,p2のごとく個別に真空吸引できるようになっている。テーブル7に平面状態にセットしたガラス板に対してスクライブを行った後、各凹部に対して所定の吸引力を作用させて、ガラス板1を橈ませることにより、上述した縦クラック1bは下面まで進行してガラス板1は2片にブレイクされる。
【0021】
この装置では、別途、ブレイクマシンは不要でガラス表面に傷が着くこともないが、平面状態のガラス板に対してスクライブするため水平クラックは発生し、テーブルが平面であるためワークのセットが容易でなく、又、テーブルが平面であるため、ガラス板には曲げではなく、上下方向の剪断力しか作用させることができず、ブレイクできるガラス板の厚さに制約がある。
【0022】
又、テーブル上に隆起を形成した例として特開平6−157061号公報の「板ガラスの分離方法および装置」がある。テーブル上に隆起が設けられ、そのテーブル上に、スクライブラインが前記隆起に合致するようにガラス板をセットし、この後、上方から固定部材を押し当ててガラス板を固定させた上で、次に押圧部材によりガラス板を機械的に変形させてブレイクしている。この装置では機械的な押圧によってガラス板をブレイクするものであるため、ガラス板表面に損傷や汚損が生じる。
【0023】
このように従来の装置でなされるブレイク工程では、ガラス板を機械的に変形させてブレイクするものでは、ガラス表面に傷や汚損が生じ、これを防止するためにガラス板を吸引により歪ませてブレイクするものではブレイクできる板厚に制限がある。
【0024】
一方、請求項のブレイク機能付きガラススクライバーで実施されるブレイクでは、ガラス板表面に損傷および汚損がなく、しかもブレイクできるガラス板の厚さに制限がない。
【0025】
請求項記載のガラススクライバーでは、上述した隆起はテーブルの一方端縁に設けられ、テーブル上に位置するガラス板に対しては上述した第1の吸引手段を用いてガラス板をテーブルに吸引して湾曲させる一方、隆起よりテーブル外に突出した端部に対しては、その突出長が短く、吸引力ではガラス板を湾曲することはできないため、機械的な押下手段を用いて端部を下方へ押し込むことによりガラス板を湾曲させ、この状態で、隆起に沿ってガラス板を上方からスクライブし、その後、第2の吸引手段でガラス板をテーブルに吸引するか、前記の押下手段を更に押し下げるか、あるいはそれらの動作をほぼ同時に行うかして、ガラス板を更に湾曲させることにより、ブレイクが生じ、端部が切除される。
【0026】
【発明の実施の形態】
図10は、本第2発明のブレイク機能付きガラススクライバー50の1実施形態を示した斜視図である。
スクライバー50の作業台51上に固定的に設けられたテーブル8の上面には、スクライブ方向(矢印A)に延在する所定高さの隆起9が形成されると共に、ガラス板1を吸引固定するための多数の吸引孔8a,8b等が形成される。そして、前記隆起9に沿ってガラス板1をスクライブできるよう、作業台51上に支持体52により水平方向にレール53が支持され、そのレール53に沿って、下端に回転自在にカッターホイール3を軸支したヘッド54が移動自在に設けられる。このヘッド54は、駆動機構55により、軸回転される不図示のボールネジを通じて移動し、前記カッターホイール3は、スクライブ時に矢印B方向に昇降する。
【0027】
テーブル8の詳細を図11に示す。テーブル8の上面には、隆起9の両側に、第1の吸引手段として、それぞれ2列に設けた吸引孔8a,8a'が形成される。それらの吸引孔8a,8a'と隆起9との間に第2の吸引手段が設けられるがここでは、隆起9の延在方向の一端側にのみ、2個づつ吸引孔8b,8b'が形成される。隆起9は断面が方形の部材で、テーブル8に形成した凹部に着脱自在に埋め込まれる。隆起9の部材としては、ガラス板に傷をつけることはないが、スクライブ時に容易に変形しない程度の硬さを持つものとしてプラスチックやポリエチレンを使用できるが、ここではガラス板の横すべりをも防止できる硬質ゴムを用いた。
【0028】
図12は、図13のテーブル8を、隆起9の延在方向と直交する方向でカットした断面図を示しており、各吸引孔8a,8a'および8b,8b'はそれぞれ個別に連通(図11にて破線で示す)しており、吸引孔8aおよび8a'は、3方弁V1を通じて真空ポンプ10に接続され、吸引孔8bおよび8b'は、3方弁V2を通じて真空ポンプ11に接続される。真空ポンプ10,11は、排気能力が50リットル/minで到達真空度が40KPa以下が望ましい。これらの真空ポンプおよび3方弁は、本ガラススクライバー50の筐体内に設置される。
【0029】
ここで、ガラス板厚が1.1mmの時、加工データは次で与えられる。
弾性部材9から吸引孔8aまでの距離 l1:50mm
隆起9から吸引孔8bまでの距離 l2:25mm
各吸引孔の直径:1mm
隆起9の突出高さh:0.25mm
真空ポンプ10の真空圧:33KPa
真空ポンプ11の真空圧:40KPa
【0030】
以下、実際のスクライブおよびブレイク動作を説明する。図13に示すように、テーブル8の所定位置にガラス板1をセットする。図13においてd−d方向での断面図を図14および図15に示す。まず、ガラス板1のセット後、図14に示すように、各吸引孔8aを3方バルブV1を通じて真空ポンプ10により真空引きを行い、ガラス板1をテーブル8に固定する。これにより、ガラス板1は、各吸引孔8aの箇所でテーブル1と密着するため、吸引孔8aの内側の範囲でh/l1(=0.5%)の勾配で湾曲する。この状態で前記ヘッド54を移動させて、隆起9上をガラス板1に対してカッターホイール3によりスクライブする。
【0031】
この時の様子を図16に示している。ガラス板1自体は外側方向に押し広げる方向に湾曲されているため、カッターホイール3によるガラス板1への切り込み時に、側方に押し広げようとする応力が小さいために、上述した塑性変形(領域1c)および弾性変形(領域1d)の量も小さく、従ってスクライブ時に水平クラックが発生しなくなり、又、縦クラックの発生が促進されるため、深い目の縦クラック1bが生じ、次工程でのブレイクが容易となる。
【0032】
次に、図15に示すように、各吸引孔8bを3方バルブV2を通じて真空ポンプ11により真空引きを行うことにより、ガラス板1は、図18で示すように、ガラス板の一方端(図中手前)で各吸引孔8bの箇所でテーブル8と密着するため、吸引孔8bの内側の範囲でh/l2(=1%)の勾配で湾曲する。このガラス板端部での大きな湾曲により、その箇所でブレイクが発生する。一旦、ブレイクが生じると、ブレイクした箇所とブレイクしていない箇所とで歪みが生じ、その歪みが矢印14方向に伝播することにより、ブレイクが矢印15に示すように、スクライブライン1aに沿って他端側へ進行する。
【0033】
図19は、スクライブライン1aでの断面において、ブレイクの進行状況を示しており、一方端で発生したブレイクは、スクライブライン1aに沿ってガラス板1の他端側へ進行し、その他端側に達した時点で図17で示すように、水平クラックを発生することなく、ガラス板1が二つにブレイクされる。
【0034】
図20の左図は、ガラス板1を上方から見た図であり、図中のa−a、b−b、c−c方向での断面を右図に示しており、現在、ブレイクがb−bライン近傍まで進行している場合を示す。a−a断面図では、直下方向にガラス板下面まで到達する縦クラック1bが発生している。b−b断面図では、縦クラック1b'は、途中までしか進行していない。c−c断面図では、スクライブ時に生じた縦クラック1b”のみ示されている。このようにa−a断面図で縦クラック1bが直下方向に延びておれば、その角度を保ったままブレイクがガラス板1の他端側へ進行するため、図21で示すように、ブレイク面の下端エッジは直線状となり、図8で示したようなギザギザは発生しない。
【0035】
ブレイク後は、真空ポンプ10,11を停止すると共に、3方弁V1,V2を切り替え、各吸引孔8a,8b内を真空状態から大気圧に戻した後、ブレイクされたガラス板1は、不図示の除材ロボットにより、テーブル8から取り除かれる。
【0036】
上記の実施形態で用いた隆起9は、テーブル8に切り込んだ凹部に嵌め込んだだけのものであるため、容易に取り替え可能であり、従ってガラス厚に応じてその突起高さhを変更できる。ここで、一般的な板厚、0.5〜2.0mmに対する加工データを次に示す。
弾性部材9から吸引孔8aまでの距離 l1:40〜80mm
隆起9から吸引孔8bまでの距離 l2:8〜25mm
各吸引孔の直径:1mm
隆起9の突出高さh:0.08〜0.8mm
h/l1=0.2〜1%
h/l2=1〜2%
真空ポンプ10の真空圧:33KPa以下
真空ポンプ11の真空圧:40KPa以下
【0037】
図22および図23はテーブル8の別の実施形態を示している。ここでは、隆起9の下部にネジ13がテーブル8内にネジ込まれている。このネジ13を回すことにより、隆起9が上下動し、板厚に応じて隆起9を最適の突出高さhに可変できる。但し、この隆起9全体を上下動させる必要はなく、吸引孔8b側の片方で隆起9を調節できれば十分である。
前記ネジ回転をモータ駆動で行い、隆起9の上下動を自動で行えるようにすれば、図22および図23で示すように、スクライブ時およびブレイク時の突出高さh1、h2を個別に設定でき、より的確なブレイクを行える。突出高さh1として上記の0.08〜0.8mmを採用する時、ブレイク時の突出高さをh2は、0.08〜0.8mmで与えられる。
【0038】
図24のテーブル8'は、上記テーブル8の変形例を示している。第2の吸引孔8b,8b'は、隆起9の延在方向に沿って多数設けられている。この場合、ガラス板のスクライブラインの両側部に一様なブレイク力が作用することにより、複数の箇所でブレイクが開始され、ガラス板のブレイク面で下面エッジ部にギザギザが発生する恐れがあるが次の利点もある。
【0039】
テーブル8'は元々、ガラス板1を安定的に固定する役目を持っており、従って、隆起9の高さhを極端に大きくとることはできない。従って、ブレイク時にガラス板を湾曲させるといっても、その湾曲の程度は僅かであり、従って、ガラス板の一端側のみを吸引孔の吸引により湾曲させても、板厚によってはうまくブレイクできないときがある。その場合でもこの実施形態であれば、ガラス板全体が湾曲されるため不都合なくブレイクできる。
【0040】
尚、このテーブル8'を用いて、例えば、吸引孔8b'の内、一方端側を残し、他の吸引孔に対して上から薄い硬質のフィルムをあてがい吸引孔の目つぶしを行えば上記テーブル8として機能する。
【0041】
図10に示したブレイ機能付きガラススクライバー50において、第1の吸引手段である吸引孔8aのみを持ち、スクライブのみ行うものは本第1発明のガラススクライバーとして機能し、又、図10において、機能スクライブ機構を除けば、本機は本第3発明のブレイクマシンとして機能する。
【0042】
図25は本第4発明の1実施形態である端部処理機80の斜視図を示しており、図10と同一の要素については共通の符号を付している。作業台51上のテーブル81には、図26で示すように、一方の端縁に隆起9が設けられ、テーブル81上には、図11で示した吸引孔8aおよび8bと同じものが設けられる。吸引孔8aと8bとは、図11で示したテーブル8と同様に個別に吸引できるようになっている。ガラス板1は、図25で示されるように、切除したい端部1'が隆起9からテーブル外にはみ出るようにセットされる。その端部1'を下方へ押し下げる押下装置82が設けられる。
【0043】
その押下装置82は、図27に示すように、ガラス板1の端部1'の上面に当接するパッド83、パッド83を通じて端部1'を所定圧で押圧するための板バネ84、板バネ84の他端を保持する保持台85およびその保持台85を上下動させるための上エアーシリンダ86,下エアーシリンダ87からなる。
【0044】
上述した構成の端部処理機80の動作を図28を参照して説明する。尚、図28でわかるように、板バネ84の他端は、保持台85に固定ピン85aを用いて取り外し自在に設けられている。従って、端部1'を切除するガラス板1の板厚に応じた押圧力が得られる板バネ84に取り換えることができる。
【0045】
図28の上図は、テーブル81にガラス板1をセットした待機時を示しており、上エアーシリンダ86のシリンダ86aは上限位置にあり、パッド83はガラス板1の端部1'の上方に位置している。このとき、下エアーシリンダ87のシリンダ87aも上限位置にあるが、上エアーシリンダ86のシリンダ軸86bの下端と、下エアーシリンダ87のシリンダ軸87bの上端とは間隙Gがある。
【0046】
次に中図に示すように、吸引孔8aによりガラス板1をテーブル81に吸引すると同時に、上エアーシリンダ86にエアを導きシリンダ86aを下降させると、シリンダ軸86bの下端が下エアーシリンダ87のシリンダ軸87bの上端に当接する。このときの上エアーシリンダ86の位置を第1の下降位置と呼ぶ。ここで、下エアーシリンダ87に対するエアー圧が上エアーシリンダ86に対するエアー圧よりも高くしておくと、上エアーシリンダ86は第1の下降位置で係止される。この降下に伴い、パッド83も降下して端部1'を押下することにより、ガラス板1は隆起9を境として湾曲する。このとき、パッド83の降下量が微妙に異なることがあっても板バネ84の作用により、端部1'にはほぼ一定の圧力を加えることができる。
【0047】
このように湾曲させたガラス板1に対してカッターホイール3を用いて隆起9に沿ってスクライブする。次に下図に示すように、吸引孔8bによってもガラス板1をテーブル81に吸引すると同時に、下エアーシリンダ87をフリーとすることにより、上エアーシリンダ86のシリンダ86aは前記第1の下降位置から下図に示した第2の下降位置まで更に下降し、これに伴い端部1aを押し下げる力が増すことにより、ガラス板1が更に湾曲するようになる。その結果、ガラス板1のスクライブラインにおいて、吸引孔8bを設けた側からブレイクが生じて端部1'がガラス板1から切除される。
【0048】
図29は本第4発明の第2実施形態を示しており、パッド83の押し下げに、ボールネジを使用している。図28で用いた保持台85を、モータ90により軸回転される棒ネジ91に雌ネジとして螺合させることにより、パッド83を上図に示した待機位置から中図および下図に示した第1の下降位置および第2の下降位置に下降させることができる。
【0049】
図30は本第4発明の第3実施形態を示しており、保持台85を軸95を中心として回動させることにより、パッド83を上図に示した待機位置から中図および下図に示した第1の下降位置および第2の下降位置に下降させることができる。
【0050】
【発明の効果】
本第1発明のガラススクライバー(請求項1)は、テーブル上で湾曲させたガラス板に対してその稜線方向にスクライブするものであり、カッターホイールによる切り込み時に両側方向に押し拡げようとする力が軽減されるため、平板状態でガラス板をスクライブする時に比べ、水平クラックの発生を大幅に軽減できる。又、このスクライブ法では、スクライブ時に生じる縦クラックの形成を促進するようにガラス板が湾曲されているため、スクライブ時に深い目の縦クラックが生じ、それ故、次工程のブレイク作業が容易となる。
【0051】
本第2発明のブレイク機能付きガラススクライバー(請求項2)は、本第1発明のガラススクライバーを用いてスクライブした後、ガラス板を平板状態に戻すことなく、更にガラス板を湾曲させている。既述したように、スクライブ時に深い目の縦クラックが生じているため、現在湾曲させているガラス板を更に湾曲するだけで縦クラックがガラス板下面まで到達してガラス板がブレイクされる。
このブレイク機能付きガラススクライバーでは、スクライブを行ったテーブル上でブレイク工程をも行ってしまうため、ブレイクマシンを必要とせず、スクライブ済みのガラス板を反転してブレイクマシンに搬送するといった工程も省けるため作業能率が大幅に向上する。又、機械的な殴打によってブレイクを行うものでないため、ガラス板表面に傷や汚損が生じない。
【0052】
本第2発明の1実施態様(請求項3)では、テーブル面に直線状に延びる隆起を設け、テーブルに設けた吸引手段でガラス板をテーブルに吸引することによりガラス板を湾曲させており、テーブルに隆起があるため、ガラス板がテーブル上で横すべりしたり、テーブルに密着して、位置修正が困難になるとこともない。又、隆起があることにより、ガラス板に大きな曲げ力を加えることができ、よってブレイクできるガラス板の厚さが制約されないという利点が得られる。
【0053】
本第3発明のブレイクマシンは、ガラス板を隆起を有するテーブルに吸引して湾曲させることにより、ブレイクするものであり、既述したように、ガラス板表面に損傷および汚損がなく、しかもブレイクできるガラス板の厚さに制限がないという利点がある。
【0054】
本第4発明の端部処理機は、ガラス板を湾曲させることにより(但し切除する端部はテーブルから突き出しており、かつその突き出し長も短いため、その端部に対しては吸引ではなく押下手段によって抑え込む)、端部を切除するものであり、スクライブしたテーブル上で水平クラックを発生させることなく、切除を行え、かつ、ガラス板表面に汚損や損傷は生じない(端部においては押下手段の押し込みによって汚損等が発生するかも知れないがそのことは問題にならない)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カッターホイールによるスクライブの様子を示した図
【図2】 図1のスクライブ図においてガラスカッターホイールを側方から眺めた図
【図3】 図1のスクライブ図においてガラスカッターホイールをスクライブ方向から眺めた図
【図4】 図3において、ガラスカッターホイールのガラス板への切り込む様子を示した拡大図
【図5】 図4においてガラスカッターホイールの通過後を示した図
【図6】 ガラス板がブレイクされる時のクラックの進行状況を示した図
【図7】 スクライブライン上の各ポイントで生じた縦クラックを、そのスクライブラインと直交する方向から見た図
【図8】 図7に示したブレイクにより、ブレイクされたガラス板をエッジを下面から見た面
【図9】 公報に記された割断装置の概略図
【図10】 本第2発明のガラススクライバーの1実施形態を示した斜視図
【図11】 図10のガラススクライバーのテーブルを示した図
【図12】 図10のテーブルにおけるガラス板を固定するための吸引孔およびそれの吸引機構を示した図
【図13】 図10のガラススクライバーにてスクライブする様子を示した図
【図14】 図13におけるd−d方向におけるスクライブ時の側断面図
【図15】 図14においてスクライブ後に実施されるブレイク動作を示した図
【図16】 図14に示したスクライブ時におけるガラスカッターホイールのガラス板への切り込みの様子を示した図
【図17】 図16においてカッターホイールの通過後の様子を示した図
【図18】 ガラス板の一方端にてブレイクを開始させる様子を示した図
【図19】 図18においてブレイクされる時のクラックの進行状況を示した図
【図20】 図18のブレイクにおいて、スクライブライン上の各ポイントで生じた縦クラックを、そのスクライブラインと直交する方向から見た図
【図21】 図19に示したブレイクにより、ブレイクされたガラス板の端面を下面から見た面
【図22】 図14における隆起を上下動可能とした図
【図23】 図22においてスクライブ後に実施されるブレイク動作を示した図
【図24】 図11のテーブルの変形例を示した図
【図25】 本第4発明の端部処理機の1実施形態を示した斜視図
【図26】 図25のテーブルの詳細を示した斜視図
【図27】 図25の押下装置の詳細を示した斜視図
【図28】 図25の端部処理機における工程の流れを示した図
【図29】 別の押下装置を用いたときの工程の流れを示した図
【図30】 更に別の押下装置を用いたときの工程の流れを示した図
【符号の説明】
1 ガラス板
1a スクライブライン
1b 縦クラック
1e 水平クラック
1' 端部
3 ガラスカッターホイール
8 テーブル
8a 吸引孔
8b 吸引孔
9 隆起
10 真空ポンプ
11 真空ポンプ
13 ネジ
50 ブレイク機能付きガラススクライバー
51 作業台
52 支持体
53 レール
54 ヘッド
55 移動機構
80 端部処理機
81 作業台
82 押下装置
83 パッド
84 板バネ
85 保持台
85a 固定ピン
90 モータ
91 棒ネジ
95 軸
V 3方弁
P 真空ポンプ

Claims (6)

  1. ガラス板がセットされるテーブルと、
    前記テーブルの所定部に設けられた直線状隆起と、
    前記テーブルにセットされたガラス板のセット位置を固定するために、前記テーブルに複数設けた吸引孔で吸引固定するための固定手段と、
    前記隆起上方で前記隆起の長さ方向に移動してガラス板をスクライブするスクライブ手段と、
    前記複数の吸引孔を選択的に真空引きすることで、前記隆起を境にして、ガラス板を第1の湾曲状態と、第1の湾曲状態より大きい第2の湾曲状態とに変形させる変形機能とを備えたガラススクライバーであって、
    第1の湾曲状態で変形したガラス板を前記スクライブ手段でスクライブし、スクライブ後、ガラス板を第2の湾曲状態へ変形させることにより、ガラス板をスクライブしたラインに沿ってブレイクすることを特徴とするガラススクライバー。
  2. ガラス板がセットされるテーブルと、
    前記テーブルの端縁に設けられた直線状隆起と、
    前記テーブルにセットされたガラス板のセット位置を固定するために、前記テーブルに複数設けた吸引孔で吸引固定するための固定手段と、
    前記隆起上方で前記隆起の長さ方向に移動してガラス板をスクライブするスクライブ手段と、
    前記直線状隆起を設けた側の前記テーブル端からはみ出したガラス板に対し、上方から押し下げる押下手段と、
    前記複数の吸引孔を選択的に真空引きすることに並行して、前記押下手段の押し下げ量を調節することにより、前記隆起を境にして、ガラス板を第1の湾曲状態と、第1の湾曲状態より大きい第2の湾曲状態とに変形させる変形機能とを備えたガラススクライバーであって、
    第1の湾曲状態で変形したガラス板を前記スクライブ手段でスクライブし、スクライブ後、ガラス板を第2の湾曲状態へ変形させることにより、ガラス板の端部をスクライブしたラインに沿ってブレイクすることを特徴とするガラススクライバー。
  3. 前記隆起の延在方向の一方端側に対してのみ、変形手段によりガラス板を第2の湾曲状態に変形して、ガラス板の端部を一方端側からブレイクを開始させる請求項1または2に記載のガラススクライバー。
  4. ガラス板がセットされるテーブルと、
    前記テーブルの所定部に設けられた直線状隆起と、
    前記テーブルにセットされたガラス板のセット位置を固定するために、前記テーブルに複数設けた吸引孔で吸引固定するための固定手段と、
    前記隆起上方で前記隆起の長さ方向に移動してガラス板をスクライブするスクライブ手段と、
    前記複数の吸引孔を選択的に真空引きすることで、前記隆起を境にして、ガラス板を第1の湾曲状態と、第1の湾曲状態より大きい第2の湾曲状態とに変形させる変形機能とを備えたガラススクライバーでのスクライブ方であって、
    第1の湾曲状態で変形したガラス板を前記スクライブ手段でスクライブし、スクライブ後、ガラス板を第2の湾曲状態へ変形させることにより、ガラス板をスクライブしたラインに沿って分断することを特徴とするスクライブ方法。
  5. ガラス板がセットされるテーブルと、
    前記テーブルの端縁に設けられた直線状隆起と、
    前記テーブルにセットされたガラス板のセット位置を固定するために、前記テーブルに複数設けた吸引孔で吸引固定するための固定手段と、
    前記隆起上方で前記隆起の長さ方向に移動してガラス板をスクライブするスクライブ手段と、
    前記直線状隆起を設けた側の前記テーブル端からはみ出したガラス板に対し、上方から押し下げる押下手段と、
    前記複数の吸引孔を選択的に真空引きすることに並行して、前記押下手段の押し下げ量を調節することにより、前記隆起を境にして、ガラス板を第1の湾曲状態と、第1の湾曲状態より大きい第2の湾曲状態とに変形させる変形機能とを備えたガラススクライバーでのスクライブ方法あって、
    第1の湾曲状態で変形したガラス板を前記スクライブ手段でスクライブし、スクライブ後、ガラス板を第2の湾曲状態へ変形させることにより、ガラス板の端部をスクライブしたラインに沿って切除することを特徴とするスクライブ方法。
  6. 前記隆起の延在方向の一方端側に対してのみ、変形手段によりガラス板を第2の湾曲状態に変形して、ガラス板の端部を一方端側からブレイクを開始させる請求項4または5に記載のスクライブ方法。
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