JP3841966B2 - ホースカー昇降装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、消防ポンプ車などの車両にホースカーを積み降しする昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
消防ポンプ車に載せられるホースカーには、ノズル、消防ポンプ車の給水口、あるいは他のホースなどに接続される接続用ホースが捲回されている。
【0003】
このようなホースカーの消防ポンプ車への積み降しは、従来、人手によって行われていたが、最近では、図10に示すように、積み降し専用の昇降装置101を設置した消防ポンプ車100が多くなってきている。この種のホースカー昇降装置には、ホースカー載置台103に格納したホースカーを固定する装置が設けられている。
【0004】
その一例として、特開平10−165536号公報には、先の図10に示すように、ホースカー載置台103に格納されたホースカー200の車軸201を入れる受部材161と、車軸201を固縛する固定ピン162と、固定ピン162を固縛側に付勢する引張コイルばね163と、固定ピン162の後端にワイヤ104を介して接続された電動シリンダ(図示せず)とを備え、ホースカー載置台103が下降端直前位置の下方に達したときに、電動シリンダが駆動(前進)して固定ピン162を固縛解除側に移動し、ホースカー載置台103が下降端直前位置の上方に達したときに、電動シリンダが駆動(後退)して固定ピン162を固縛側に移動する構造の固定装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図10に示した固定装置によれば、ホースカー載置台の昇降時の位置を検知スイッチ(リミットスイッチ等)で検知して、電動シリンダを駆動する方式であるので、ホースカーが適正な位置に載置されているか否かに関係なく、ホースカー載置台が昇降したときには電動シリンダが駆動する。このため、ホースカーの載置位置が不良で、固定ピンがホースカーの車軸と干渉する位置にある場合、電動シリンダが駆動しても固定ピンが車軸に当たって、固定ピンが作動不良になることがある。このような不具合が発生した場合には、ホースカー載置台を一度降下させて、ホースカーの位置を修正し適正な状態にしてから、ホースカー載置台を再度上昇させて固定装置によるホースカーの固定を行うようにする必要があり、その操作が面倒で多くの時間を要する。
【0006】
そのような不具合を事前に防止するには、ホースカー載置位置を確認するための目印を付けておき、ホースカーを載置した際に、その載置位置が適正であるか否かを確認するという方法も考えられるが、この場合、ホースカーを載置した際に、都度、確認作業を行う必要がある。
【0007】
なお、図10に示した固定装置によると、ホースカー載置台が下降端に達した時点(接地時)では、既にホースカーの車軸の固縛が解除されているので、消防ポンプ車を登り坂に駐車した場合、ホースカーが自走する恐れがあるという問題もある。
【0008】
本発明は以上のような実情に鑑みてなされたもので、ホースカーの固縛不良をホースカー載置台を上昇させる前に確認することができる固定装置を備えたホースカー昇降装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のホースカー昇降装置は、車両の後部に設けられたホースカー載置台と、このホースカー載置台を昇降する駆動装置と、ホースカーの車軸を固縛する固定装置を備えた昇降装置において、ホースカー載置台の端部に、載置台が下降した状態において倒動されて先端部が地上に到達した姿勢となる使用位置と起立姿勢となる格納位置との間において回動が可能な道板が設けられているとともに、この道板と固定装置とがリンク機構によって連結されており、その道板を使用位置から格納位置に向けて回動したときに、これに連動して固定装置が作動してホースカーの車軸が固縛されるように構成されていることによって特徴づけられる。
【0010】
本発明のホースカー昇降装置において、ホースカーの車軸を固縛する固定装置の具体的な例として、道板の回動操作に連動して作動する固定ピンを備えたものを挙げることができる。
【0011】
本発明のホースカー昇降装置において、道板と固定装置とを連結するリンク機構は、前記道板の支持軸に固着されるベルクランクと、前記ホースカー載置台の側部に設けられた支持軸に回動自在に支持される連結クランクと、この連結クランクの一端と道板側のベルクランクとを相互に連結する圧縮リンクと、連結クランクの他端に連結されるとともに前記固定装置にベルクランクを介して連結されたリンクロッドによって構成されており、道板が格納位置にあるときにおいて、ベルクランクと圧縮リンクの一端との連結点が、ベルクランクの回転中心と圧縮リンクの他端と連結クランクとの連結点とを結ぶ線上の点(回転死点)に位置するか、これよりも固定装置の固縛解除側への動作を阻止する側に位置するように構成された機構を用いることが好ましい。なお、ベルクランクの回転死点を超える点とは、ベルクランクと圧縮リンクとの連結点が回転死点上にある場合も含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、以下、図面に基づいて説明する。
【0013】
図1及び図2に示すように、本実施の形態の昇降装置Lは、消防ポンプ車100の後部(図10参照)に設置されるアウタフレーム1と、このアウタフレーム1に対して上下方向にスライド自在に設けられたインナフレーム2と、インナフレーム2の下端に設けられたホースカー載置台3と、インナフレーム2に上下動を与え、ホースカー載置台3を昇降する駆動装置4などを主体として構成されている。なお、駆動装置4は、油圧シリンダ41と、ローラチェーン42・スプロケット43などによって構成されており、その油圧シリンダ41の駆動は、消防ポンプ車100に設置された操作スイッチ(図示せず)によって制御される。
【0014】
図3及び図4に示すように、ホースカー載置台3の前方側(消防ポンプ車の後方側)の両端には、左右一対の道板(フラップ)5が設けられている。これら道板5は、その各端部に固着された支持軸51とホースカー載置台3に設けられた軸受31とによって、ホースカー載置台3に対し回動自在に支持されている。道板5の支持軸51の一端は、軸受31の外方に突出しており、その突出部に、後述するリンク機構7のベルクランク71が固着されている(図5参照)。
【0015】
ホースカー載置台3には、ホースカー200を固定する左右一対の固定装置6が設置されている。固定装置6は、図5〜図7に示すように、ホースカー200の車軸201を受ける係止凹部61aが設けられた受部材61と、その係止凹部61aに入り込んだ車軸201を固縛する固定ピン62とを備えている。
【0016】
受部材61は、ホースカー載置台3に固定されるボックス60上に設けられている。固定ピン62は、受部材61に対し上下方向に移動自在で、その下端にベルクランク63(ボックス60内に配置)の先端が連結されている。ベルクランク63の回転軸64は、ボックス60外部に突出しており、その突出端にベルクランク65が固着されている。この外部のベルククランク65には、後述するリンク機構7のリンクロッド74が連結され、そのリンク機構7によって与えられるベルククランク65の回転により、固定ピン62が上下動し、その上端が受部材61の係止凹部61aに突出する位置(固縛位置)と、係止凹部61aよりも下方となる位置(固縛解除位置)に移動する。
【0017】
なお、以上の固定装置6において、ベルクランク65とホースカー載置台3との間に引張コイルばね75が設けられている。この引張コイルばね75は、固定ピン62を突出側(固縛位置側)に向けて押圧する役目と、道板5を格納位置に回動する際の操作力を補助する役目を果たす。
【0018】
リンク機構7は、図5及び図6に示すように、道板5の支持軸51に固着されるベルクランク71と、ホースカー載置台3の側部に設けられた支持軸32に回動自在に支持される連結クランク73と、この連結クランク73の一端と道板5側のベルクランク71とを相互に連結する圧縮リンク72と、連結クランク73の他端に連結されるリンクロッド74によって構成されており、このリンクロッド74の端部に固定装置6のベルクランク65が連結されている。
【0019】
そして、以上の構造において、道板5を使用位置から格納位置(図1に示す起立姿勢)に向けて回動すると、リンクロッド74が引っ張られて固定装置6のベルクランク65が回動し、これに伴って固定ピン62が上昇して、その上端が受部材61の係止凹部61a内に突出し、固定ピン62が固縛状態となる。この固縛状態において、リンク機構7のベルクランク71と圧縮リンク72の一端との連結点(連結軸71aの中心)は、ベルクランク71の回転中心(支持軸51の中心)と圧縮リンク72の他端と連結クランク73との連結点(連結軸72aの中心)とを結ぶ線上の点(回転死点)に位置する。
【0020】
一方、道板5を、以上の格納位置から使用位置に向けて回動すると、リンクロッド74が押されて固定装置6のベルクランク65が先とは逆向きに回動し、これに伴って固定ピン62が下降して、その上端が受部材61の係止凹部61aよりも下方に位置する(固縛解除)。
【0021】
なお、以上の構成に加えて、本実施の形態では、道板5を格納位置に配置したときに、その位置に道板5を保持するためのフック8及びロック装置9をホースカー載置台3に設けている。
【0022】
フック8は、図5に示すように、ホースカー載置台3に設けられた支持軸33に回動自在に支持されており、格納位置(起立状態)にある道板5の係止突起5aに引っ掛かる形状の切欠8aが設けられている。このフック8には引張コイルばね81が取り付けてあり、その引張コイルばね81によって下方側(保持位置側)に向かう回転力が付与されている。
【0023】
ロック装置9は、図8及び図9に示すように、左右一対のロックピン91と圧縮コイルばね92、連結クランク93、駆動ロッド94を備えたロック機構90と、ロック機構90の駆動ロッド94に前進・後退の運動を与えるモータ95(ベルクランク付き)などによって構成されており、図8に示す状態(ロック状態)から、モータ95を駆動して駆動ロッド94を後退(図中矢印の方向)させると、ロック機構90の連結クランク93が回動して、各ロックピン91が解除方向に移動し、また、ロック解除の状態から、モータ95を先とは逆向きに駆動して駆動ロッド94を前進させると、圧縮コイルばね92の弾性力によって、ロックピン91が突き出すように構成されており、そのロックピン91の突出部で道板5の回動を規制することができる。
【0024】
以上のロック装置9において、モータ95は、昇降装置Lのホースカー載置台3が昇降する途中で駆動するように設定されており、ホースカー載置台3が上昇するときに、モータ95がロックピン91を突き出す方向に回転して道板5の回動をロックし、ホースカー載置台3が下降するときに、逆回転してロックピン91による道板5のロックを解除する。また、ロック装置9には、モータ95などが故障した際に使用する手動解除用のハンドル96が設けられており、このハンドル96を圧縮コイルばね92の弾性力に抗して操作すると、ロックピン91による道板5のロックを解除することができる。
【0025】
なお、以上の構造の昇降装置Lにおいて、図示はしないが、ホースカー載置台3が上昇端まで移動したときに、インナフレーム2をアウタフレーム1に対して固縛する載置台固定装置が設けられている。
【0026】
次に、ホースカーの積み降し操作を以下に説明する。
まず、ホースカー200を消防ポンプ車に積むときには、昇降装置Lのホースカー載置台3を下降端まで下降させ、次いでホースカー載置台3の前方両端の道板5を手動操作により使用位置側に向けて回動する。この回動操作により、固定装置6の固定ピン62の上端が受部材61の係止凹部61aの下方に位置する(固縛解除)。なお、道板5の回動を規制するロック装置9のロックピン91もロック解除位置に後退している。
【0027】
次に、ホースカー200の車輪202をそれぞれ道板5に合わせた状態で、ホースカー200を押してホースカー載置台3上に載せるとともに、車軸201の両端をそれぞれ左右の固定装置6の係止凹部61aに入れた後、各道板5を使用位置から格納位置へと回動操作する。
【0028】
このとき、ホースカー200の載置位置が不良で、車軸201が固定装置6の固定ピン62と干渉する位置にある場合、道板5を回動操作しようとしても、固定ピン62の上端が車軸201に当たってしまうので、道板5の回動操作は不可となる。従って、この時点つまりホースカー載置台3の上昇操作を行う前に、ホースカー200の載置不良を確認することができ、ホースカー200が載置不良である場合は、ホースカー200の入れ直しを行って、車軸201が適正な位置に入るようにする。なお、このような位置修正は、ホースカー載置台3を下降端(接地位置)に配置した状態で行うことができるので、その作業を迅速かつ簡単に行うことができる。
【0029】
そして、ホースカー200の車軸201を固定装置6の係止凹部61aに入れた状態で、道板5を格納位置(起立姿勢)にまで回動操作できれば、格納正常と判断し、各道板5にフック8を掛けた後、昇降装置Lの駆動装置4を駆動し、ホースカー載置台3を上昇させる。この上昇途中においてロック装置9のロックピン91が突き出して道板5の回動がロックされ、ホースカー載置台3が上昇端に達した時点で、その位置にホースカー載置台3が固縛される。
【0030】
以上のように、本実施の形態では、フック8とロック装置9のロックピン91による二重ロックにより、格納位置の道板5の回動を規制しているので、走行時の負荷(振動等)が道板5に掛かっても、道板5が格納位置から動く(回動)ことを確実に防止することができる。しかも、道板5が格納位置にあるときには、前記したように、リンク機構7のベルクランク71と圧縮リンク72との連結点は回転死点に位置しているので、走行時において固定装置6の固定ピン62が下方(固縛解除側)に向けて押されても、リンク機構7が動くことがなく、ホースカー200の車軸201が固定装置6から外れることがない。また、本実施の形態のリンク機構7は、引張方式で固定ピン62を固縛位置に突出させる構造であるので、ホースカー200の対する固定力が強いという利点もある。
【0031】
一方、ホースカー200を消防ポンプ車から降ろす場合は、まず、昇降装置Lのホースカー載置台3の固縛を解除し、ホースカー載置台3を下降端まで下降させる。この時点では、ホースカー200の車軸201の固定装置6による固縛は保持されたままの状態となっているので、例えば消防ポンプ車を登り坂に駐車した場合であっても、ホースカー200が自走することはない。なお、ホースカー載置台3が下降端まで下降した時点で、ロック装置9による道板5のロックは解除されている。
【0032】
次に、フック8を引き上げて、道板5のロックを解除した後、道板5を使用位置に向けて回動する。この操作により、固定装置6の固定ピン62が下降して、固定ピン62によるホースカー200の車軸201の固縛が解除され、ホースカー200が自由な状態となる。そして、ホースカー200のひき手(図示せず)を持ち、車輪202を道板5に合わせた状態で、ホースカー200を消防ポンプ車の後方側に引き出す。このとき、消防ポンプ車を駐車した場所が、例えば不整地や傾斜地であり、ホースカー載置台3と接地面との間に段差が生じる場合であっても、その段差を道板5でカバーすることができるので、ホースカー200の積み降し作業を容易に行うことができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のホースカー昇降装置によれば、ホースカー載置台の端部に、使用位置と格納位置との間において回動可能な道板を設けるとともに、この道板と固定装置とをリンク機構によって連結し、道板を格納位置に向けて回動したときに、これに連動して固定装置が作動してホースカーの車軸を固縛するように構成しているので、ホースカー載置台が下降端(ホースカー接地位置)にあるときに、ホースカーの固定/解除を行うことができる。従って、ホースカーを積み込む際に載置不良がある場合、その不良をホースカー載置台を上昇させる前に知ることができる。また、接地時に載置不良が判明するので、ホースカーの位置修正を迅速に行うことができる。
【0034】
しかも、道板の格納位置の回動操作に連動して固定装置が作動するので、道板が格納位置にあるか否かで、ホースカー車軸の固縛の良否を確認することができる。従って、固定装置の操作忘れや、ホースカー車軸の固縛不十分などの不具合を防止することができる。
【0035】
また、本発明のホースカー昇降装置によれば、ホースカー載置台に回動式の道板を設けているので、消防ポンプ車等を駐車する場所が、不整地や傾斜地であり、ホースカー載置台と接地面との間に段差が生じる場合であっても、ホースカーの積み降し作業を容易に行うことができる。
【0036】
ここで、本発明のホースカー昇降装置において、固定装置を作動するリンク機構は、道板の支持軸に固着されるベルクランクと、ホースカー載置台の側部に設けられた支持軸に回動自在に支持される連結クランクと、この連結クランクの一端と道板側のベルクランクとを相互に連結する圧縮リンクと、連結クランクの他端に連結されるとともに前記固定装置にベルクランクを介して連結されたリンクロッドによって構成されており、道板が格納位置にあるときにおいて、ベルクランクと圧縮リンクの一端との連結点が、ベルクランクの回転中心と圧縮リンクの他端と連結クランクとの連結点とを結ぶ線上の点(回転死点)に位置するか、これよりも固定装置の固縛解除側への動作を阻止する側に位置するように構成された機構のものを用いれば、走行時において固定装置の固定ピン等が固縛解除側に向けて押されても、リンク機構が動くことがなくなるので、ホースカーをより確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に適用するホースカー載置台の側面図である。
【図4】同じくホースカー載置台の要部平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に適用する固定装置とリンク機構の構成を示す側面図である。
【図6】同じく固定装置とリンク機構の構成を示す平面図である。
【図7】図5のA−A断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に適用するロック装置の構成を示す平面図である。
【図9】同じくロック装置の構成を示す正面図である。
【図10】ホースカー昇降装置の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
L 昇降装置
1 アウタフレーム
2 インナフレーム
3 ホースカー載置台
31 軸受
32 支持軸
4 駆動装置
41 油圧シリンダ
42 ローラチェーン
43 スプロケット
5 道板
51 支持軸
6 固定装置
60 ボックス
61 受部材
61a 係止凹部
62 固定ピン
63 ベルクランク
64 回転軸
65 ベルクランク
7 リンク機構
71 ベルクランク
72 圧縮リンク
73 連結クランク
74 リンクロッド
75 引張コイルばね
8 フック
9 ロック装置(道板用)
90 ロック機構
100 消防ポンプ車
200 ホースカー
201 車軸
Claims (2)
- 車両の後部に設けられたホースカー載置台と、このホースカー載置台を昇降する駆動装置と、ホースカーの車軸を固縛する固定装置を備えた昇降装置において、 ホースカー載置台の端部に、載置台が下降した状態において倒動されて先端部が地上に到達した姿勢となる使用位置と起立姿勢となる格納位置との間において回動が可能な道板が設けられているとともに、この道板と固定装置とがリンク機構によって連結されており、その道板を使用位置から格納位置に向けて回動したときに、これに連動して固定装置が作動してホースカーの車軸が固縛されるように構成されていることを特徴とするホースカー昇降装置。
- 前記リンク機構は、前記道板の支持軸に固着されるベルクランクと、前記ホースカー載置台の側部に設けられた支持軸に回動自在に支持される連結クランクと、この連結クランクの一端と道板側のベルクランクとを相互に連結する圧縮リンクと、連結クランクの他端に連結されるとともに前記固定装置にベルクランクを介して連結されたリンクロッドによって構成されており、
道板が格納位置にあるときにおいて、ベルクランクと圧縮リンクの一端との連結点が、ベルクランクの回転中心と圧縮リンクの他端と連結クランクとの連結点とを結ぶ線上の点(回転死点)に位置するか、これよりも固定装置の固縛解除側への動作を阻止する側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のホースカー昇降装置。
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