JP2000027225A - 作業機の作業部着脱装置 - Google Patents
作業機の作業部着脱装置Info
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- JP2000027225A JP2000027225A JP10200933A JP20093398A JP2000027225A JP 2000027225 A JP2000027225 A JP 2000027225A JP 10200933 A JP10200933 A JP 10200933A JP 20093398 A JP20093398 A JP 20093398A JP 2000027225 A JP2000027225 A JP 2000027225A
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Abstract
業の簡易化と、作業部側連結部材の脱落を防止するもの
である。 【解決手段】本体車両の両側は、連結孔62aと、係合
フック62bと、脱落防止片63と、ガイド片62cと
を有する。一方、リフトアームの基端は、被連結孔84
aと、支点ピン84bと、ガイドプレート84cとを有
する。この着脱装置は、作業部80と本体車両60とが
左右揺動方向に不整合な状態で装着される場合でも、支
点ピン84bが、車両の左右において係合フック62b
と係合し、さらにガイド機構の作用によって規定位置に
回動し連結する。また、脱落防止片63は、人為的ミス
によるリフトアームの基端の脱落を防止することができ
る。
Description
脱装置において、着脱作業の作業性、及び、安全性を向
上させるものである。
作業機の本体車両20と、作業部40の側面図である。
り付けるための連結ブラケット21と、作業部40の油
圧シリンダを作動させる図示しない油圧装置及びバッテ
リとを有する。
ケット21は、鋼板製の部材で、上部に連結孔21a
を、下部に係合フック21bを有する。連結孔21aの
周囲に隆起したガイド片21cが形成されている。係合
フック21bは、後述するように連結フレーム43の支
点ピン43cを支持するものである。
両側に架設されたリフトアーム41と、リフトアーム4
1の先端に揺動自在に取り付けられる作業用アタッチメ
ント42と、リフトアーム41の基端に取り付けられる
連結フレーム43とを有する。リフトアーム41は、基
端側に設けられ昇降を操作するリフトシリンダ44と、
先端側に設けられ作業用アタッチメント42の揺動を操
作するダンプシリンダ45と、中央部に設けられリフト
アーム41を支持するスタンド機構46とを有する。
板製部材からなり、2枚の鋼板製部材の上部に被連結孔
43aが形成され、2枚の鋼板製部材間の下部に支点ピ
ン43bが架設され、2枚の鋼板製部材の向かい合う面
にガイド43cが形成されたものである。ガイド43c
は、連結フレーム43の係合側端部から被連結孔43a
に向かって縮径して設けられたプレート材であって、後
述するように、装着作業の段階で、連結ブラケット21
のガイド片21cが当接し、連結ブラケット21の連結
孔21aと連結フレーム43の被連結孔43aを一致さ
せるものである。
手順で行う。
ト42の底面を接地させてスタンドを立てた状態で作業
部40を置く。
に設けられた連結フレーム43の下側に、本体車両20
の左右両側の連結ブラケット21が配置されるように本
体車両20を移動する。
圧コネクタ、制御装置の電気コネクタを、本体車両20
の油圧装置及びバッテリに繋ぐ。
させて作業用アタッチメントを徐々に立て、スタンド機
構46を支点としてリフトアーム41の連結フレーム4
3側を降下させて、リフトアーム41の連結フレーム4
3と、本体車両20の連結ブラケット21とを、支点ピ
ン43bと係合フック21bとの係合、及び、被連結孔
43aと連結孔21aとのピン止めによって連結させ
て、作業部40を本体車両20の前方に固定する。な
お、支点ピン43bと係合フック21bとが連結フレー
ム43の降下によって係合した後は、リフトシリンダ4
4を縮めることで、被連結孔43aと連結孔21aの位
置を合わせても良い。
上述のように主として人力によらず、本体車両及び作業
部を操作することによって行われる。
タッチメントを接地する場所が、整地されておらずアタ
ッチメントの左右に大きな傾斜がある場合や、ぬかるみ
になっている場合は、作業部と本体車両とが左右揺動方
向に不整合な状態となるので、本体車両の片側におい
て、作業部の連結フレームの支点ピンが車両の連結ブラ
ケットの係合フックと係合しても、他方において支点ピ
ンが係合フックに係合しない可能性がある。このため、
作業者は、本体車両の両側で連結フレームと連結ブラケ
ットとが係合するように、アタッチメントの設地面に木
材などを敷き、アタッチメントの設地面を水平にしなけ
ればならない。
作業部の連結フレームの支点ピンが本体車両の連結ブラ
ケットの係合フックと係合し、他方において支点ピンが
係合フックに係合していないときや、装着作業のと
の段階において、作業部と車両とが所定の位置に設定で
きないていない場合は、装着作業のの段階で連結フレ
ームの支点ピンが連結ブラケット、連結フレームが連結
ブラケットから脱落する。連結フレームが連結ブラケッ
トから脱落した状態で、作業者が気付かずにさらに作業
を進めると、作業部が傾いて不安定な状態となり作業部
が倒れるといった事故も想定される。
いて、装着作業の簡易化と、上述のような作業部側連結
部材の脱落が生じた場合に、作業者が気付いて作業を中
断できるように、本体車両及び作業部の着脱装置を改良
したものである。
着脱装置は、作業機の本体車両の左右両側に対して、上
下方向に揺動可能な左右一対のリフトアームの基端部が
着脱自在に連結され、リフトアームの先端部にダンプシ
リンダによって上下方向に揺動可能なアタッチメントが
取付けられ、リフトアームとアタッチメントを含む作業
部は、本体車両から離脱されたときに前記アタッチメン
トと、リフトアームに取付けられた左右一対のスタンド
とを共に接地させ、リフトアームの基端部を浮かせた状
態で自立するようにされ、本体車両に作業部を連結する
際、ダンプシリンダのダンプ作動によってリフトアーム
の基端部が本体車両の左右両側に対して下降するように
されてなる作業機において、左右一対のリフトアームの
基端部と、本体車両の左右両側とに対応するように設け
られ、本体車両と作業部とが左右揺動方向に不整合な状
態でも係合が可能な上下方向に係合領域を有する第一係
合部と、第一係合部の近傍に配設される第二係合部と、
本体車両に作業部を連結する際、ダンプシリンダのダン
プ作動によって生ずるリフトアームの基端部の移動を、
第一係合部が係合した状態で、第二係合部が係合するま
で相対的にガイドするガイド部とを具備したものであ
る。
は、作業機の本体車両の左右両側に対して、上下方向に
揺動可能な左右一対のリフトアームの基端部が着脱自在
に連結され、リフトアームの先端部にダンプシリンダに
よって上下方向に揺動可能なアタッチメントが取付けら
れ、リフトアームとアタッチメントを含む作業部は、本
体車両から離脱されたときにアタッチメントと、リフト
アームに取付けられた左右一対のスタンドとを共に接地
させ、リフトアームの基端部を浮かせた状態で自立する
ようにされ、本体車両に作業部を連結する際、ダンプシ
リンダのダンプ作動によってリフトアームの基端部が本
体車両の左右両側に対して下降するようにされてなる作
業機において、左右一対のリフトアームの基端部に配設
された支点ピンと、本体車両の左右両側に前記支点ピン
を受入れ可能に形成された上端開口下端閉塞の縦溝であ
って、縦溝は、本体車両と作業部とが左右揺動方向に不
整合な状態でも左右の支点ピンを共に受入れ可能な上下
方向長さを有する縦溝と、縦溝の近傍の本体車両の左右
両側に配設された連結部と、支点ピンの近傍のリフトア
ームの基端部に配設され、連結部に連結可能な被連結部
と、本体車両の左右両側又はリフトアームの基端部に配
設され、本体車両に作業部を連結する際のダンプシリン
ダのダンプ作動によって生ずる被連結部の移動を連結部
まで相対的にガイドするガイド部とを具備したものであ
る。
の本体車両の左右両側に対して、上下方向に揺動可能な
左右一対のリフトアームの基端部が着脱自在に連結さ
れ、リフトアームの先端部にダンプシリンダによって上
下方向に揺動可能なアタッチメントが取付けられ、リフ
トアームとアタッチメントを含む作業部は、本体車両か
ら離脱されたときにアタッチメントと、リフトアームに
取付けられた左右一対のスタンドとを共に接地させ、リ
フトアームの基端部を浮かせた状態で自立するようにさ
れ、本体車両に作業部を連結する際、ダンプシリンダの
ダンプ作動によってリフトアームの基端部が本体車両の
左右両側に対して下降するようにされてなる作業機にお
いて、左右一対のリフトアームの基端部と、本体車両の
左右両側とに対応するように設けられ、前部及び/又は
後部に延在し、作業機側連結部材の脱落を防止するもの
である。
及び/又は後部に延在し、リフトアームの基端部の脱落
を防止するため設けることができる。
し、リフトアームの基端部に配設される支点ピンの脱落
を防止するため設けてもよい。
部着脱装置を適用した作業機の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。なお、以下の説明において、前側とは本
体車両の前方をいい、後側とは本体車両の後方をいう。
両60と、本体車両60の前部の左右両側から架設され
たリフトアーム82の先端に作業用アタッチメント86
が取り付けられた作業部80とを有する。
しない油圧発生ユニットと、バッテリユニットと、それ
らの操作手段とを装備しており、本体車体60の左右両
側に取り付けられる連結ブラケット62を有する。
ラケット62は、鋼板製の部材で、上部に形成される連
結孔62aを、下部に形成される係合フック62bと、
係合フック62bの前部に延在して形成される脱落防止
片63とを有する。
ド片62cが形成される。
し、かつ上方に開口したもので、U字型のフック溝64
は垂直方向に所定幅延在する係合領域を有する。この係
合領域の幅は、後述するように、作業部80の装着作業
において、アタッチメントを接地する場所が、整地され
ておらずアタッチメントの左右に大きな傾斜がある場合
や、ぬかるみになっている場合など、作業部80と本体
車両60とが左右揺動方向に不整合な状態である場合で
も、連結フレーム84の支点ピン84bが、車両の左右
において連結ブラケット62の係合フック62bと係合
できる充分な幅を有する。
側の領域に延在し、係合フック62bの先端から下向き
に傾斜した受け部63aと、さらに受け部63aの先端
において垂直に立ち上がったストッパ壁63bとを有す
る。
トアーム82の基端に取り付けられる連結フレーム84
と、リフトアーム82の先端に取り付けられる作業用ア
タッチメント86とを備える。
平行に架設され、かつ、中央がくの字型に折れ曲がった
2本のフロントアーム82aと、両フロントアーム82
aの間に架設される連結アームと (図示省略)を有す
る。左右のフロントアーム82aは、連結アームが間に
架設されることによって、平行な状態を保ったまま上下
方向に揺動する。また、リフトアーム82は、連結フレ
ーム用枢着孔と、アタッチメント用枢着孔と、ダンプシ
リンダ93と、リフトシリンダ94と、スタンド機構9
5とを有する。
のフロントアーム82aの基端に形成される。アタッチ
メント用枢着孔(図示省略)は左右のフロントアーム8
2aの先端に形成される。ダンプシリンダ93は、作業
用アタッチメント86を揺動させるための油圧シリンダ
機構で、左右のフロントアーム82aのくの字型に折れ
曲がった先端側の領域に設けられる。リフトシリンダ9
4は、リフトアーム82を上下に揺動させるための油圧
シリンダ機構で、左右のフロントアーム82aのくの字
型に折れ曲がった基端側の領域に設けられる。両シリン
ダ(93,94)の油圧配管は、リフトアーム82の基
端側に導かれる。スタンド機構95は、折り畳み式の構
造を有するものでリフトアーム82の下面に取り付けら
れており、作業部80の作業動作を妨げないようにリフ
トアーム82の下面に沿ってこと折り畳むことができ、
かつ、手動で展開してリフトアーム82を支持すること
ができる。
の鋼板製のプレートが平行に対向した部材であって、左
右のフロントアーム82aの基端に対称になるように設
けられる。
84dがフロントアーム基端の連結フレーム用枢着孔に
枢着され、下部のピン孔84eがリフトシリンダに取り
付けられる。これによって、連結フレームは上部のフロ
ントアームとの枢着部分(84d)を支点として揺動自
在に支持され、リフトシリンダを作動させることによっ
てその揺動角が操作される。
孔84aが形成され、下部に支点ピン84bが設けられ
る。連結フレーム84の被連結孔84aは、本体車両に
取り付けられる連結ブラケット62の連結孔62aに対
応しており、作業部80と本体車両60を連結させると
きに、被連結孔84aと連結孔62aを合致させて連結
ピンを通してピン止めする。支点ピン84bは連結フレ
ーム84の対向する2枚のプレート間に架設されるもの
で、本体車両の連結ブラケット62の係合フック62b
に対応し、垂直に形成された係合フック62bのU字型
のフック溝64に係止される。
トの内側には、被連結孔84aの周囲にガイドプレート
84cが設けられる。ガイドプレート84cは、連結ブ
ラケット62の連結孔62aの周囲に突出したガイド片
に対応するもので、連結フレーム84の後部に開口し、
連結フレーム84の被連結孔84aに向かってV字型に
縮小したガイド領域を形成する。連結フレーム84のガ
イドプレート84cと、連結ブラケット62のガイド片
62cとは、作業部60と本体車両80を装着させると
きに、ガイドプレート84cの端部がガイド片62cに
当接し、連結フレーム84の被連結孔84aの位置と連
結ブラケット62の連結孔62aの位置が合うように連
結フレーム84を導くガイド機構となる。このガイドプ
レート84cの開口幅は、後述する作業部80の装着作
業において、作業部80と本体車両60とが左右揺動方
向に不整合な状態である場合でも、本体車両80の左右
において連結ブラケット62のガイド片62cが、連結
フレーム84のガイド領域に進入するのに充分な幅を有
する。
した掬い部分を有し、土砂や雪などの収集や運搬に用い
られるバケットであって、後側の左右において上部がダ
ンプシリンダ93に取り付けられ、下部がフロントアー
ムの先端に回動自在に取り付けられる。作業用アタッチ
メントは、ダンプシリンダ93を作動させたときに、フ
ロントアーム82a先端の枢着部を支点として上下に揺
動する。
る。
ト86の底面を接地させてスタンド95を立てた状態で
作業部80を置く。
aに設けられた連結フレーム84の下側に、本体車両6
0の左右両側の連結ブラケット62が配置されるように
本体車両60を移動する。
タ、制御装置の電気コネクタを、本体車両の油圧装置及
びバッテリに繋ぐ。
させて作業用アタッチメント86を徐々に立て、スタン
ド機構95を支点としてフロントアーム82aの基端側
を降下させて、フロントアーム82aの連結フレーム8
4と、本体車両60の連結ブラケット62とを連結させ
て、作業部を車両の前方に固定する。
端側が降下する際に、本体車両60の左右両側において
フロントアーム82aの連結フレーム84の支点ピン8
4bが、本体車両80の連結ブラケット62の前側に設
けられた係合フック62bに係合する。さらに、フロン
トアーム82aの基端側が降下すると、支点ピン84b
がフック溝64の底部に軸支されフロントアーム82a
の基端側の降下が止まり、連結フレーム84は支点ピン
84bを支点として後側に回動し始める。この連結フレ
ーム84の回動によって、連結ブラケット62の連結孔
62aの周囲に形成されたガイド片62cが、連結フレ
ーム84のガイドプレート84cによって形成されるガ
イド領域に進入する。その後、ガイドプレート84cと
ガイド片62cとのガイド機構に沿って連結フレーム8
4が回動し、連結フレーム84の被連結孔84aと連結
ブラケット62の連結孔62aが一致する規定位置に導
かれる。そして、連結フレーム84と連結ブラケット6
2は、被連結孔84aと連結孔62aに連結ピンを通す
ことによって連結される。
両60とが左右揺動方向に不整合な状態である場合で
も、作業部80の装着作業が行える。
する。なお、ここではアタッチメントの設地面が右側よ
り左側が高くなっているものとする。
の連結フレーム84が降下した状態における、連結フレ
ーム84と、本体車両60のブラケット62との位置関
係を示す。図示するように、この場合、右側の連結フレ
ーム84が左側の連結フレーム84よりも低い位置で降
下するので、図1 (c)に示すように右側の連結フレ
ーム84の支点ピン84aが連結ブラケット62の係合
フック62bのフック溝64の底部に到達した場合で
も、図1(a)に示すように左側の連結フレーム84の
支点ピン84aは連結ブラケット62の係合フック62
bのフック溝64の底部に到達しない。そして、右側の
連結フレーム84の支点ピン84aが連結ブラケット6
2の係合フック62bのフック溝64の底部に到達する
ことによって、連結フレーム84の降下が止まり、左右
の連結フレーム84は支点ピン84bを支点として回動
を始める。
2の係合フック62bの係合領域は、作業部60の装着
作業において、作業部80と本体車両60とが左右揺動
方向に不整合な状態である場合でも、連結フレーム84
の支点ピン84bが、車両の左右において連結ブラケッ
ト62の係合フック62bと係合できるように、上下方
向に所定の領域が設定されているので、左側の連結フレ
ーム84の支点ピン84bは連結ブラケット62の係合
フック62bのフック溝64内で軸止される。これによ
って、左側の連結フレーム84は、連結ブラケット62
から脱落することなく回動する。
結フレーム84は、上述したガイド機構(84c,62
c)の作用によって規定位置に回動し、被連結孔84a
と連結孔62aが連結ピンによってピン止めされる。
とが連結フレーム43の降下によって係合した後は、リ
フトシリンダ94を縮めることで、上述したガイド機構
(84c,62c)の作用によって左右の連結フレーム
84を規定位置に回動し、被連結孔84aと連結孔62
aの位置を合わせても良い。
作業部80と本体車両60とが左右揺動方向に不整合な
状態である場合でも、そのままの状態で作業部60の装
着作業が失敗することなく行えるので、作業部60の装
着作業を簡易化することができ、また、作業機を置くス
ペースの選択の幅が広くなる。
防止する脱落防止片63について説明する。
述したように連結ブラケット62の前部に係合フック6
2bの先端から下向きに傾斜した受け部63aと、さら
に受け部63aの先端において垂直に立ち上がったスト
ッパ壁63bとを有する。装着作業のの段階で、本体
車両60の位置が作業部80に対して所定位置よりも後
側に配置された場合は、装着作業のの段階で、連結フ
レーム84の支点ピン84bが脱落防止片63の受け部
63aに降下するので、作業者が気付かないで装着作業
を続行した場合も連結フレーム84が脱落することがな
い。また受け部63aに降下した連結フレーム84は、
その後ストッパ壁63bで係止されるので、連結フレー
ム84の降下が停止し、連結フレーム84の脱落が原因
となって起こる事故を防止することができる。
置の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。
の前部に装着されるものについて説明したが、作業部が
車両の後部に装着されるものも均等に構成し得る。
連結ブラケットとの連結に用いられる係合手段のうち先
行して係合する係合手段は、支点ピンと係合フックとに
よる係合手段で構成されるが、ここに用いられる係合手
段は、上述したように上下方向に所定幅の係合領域を有
するものであれば良く、他の係合手段を用いることもで
きる。また、車両側の連結ブラケットに支点ピンが構成
され、作業部側の連結フレームに係合フックが構成され
ても良い。この場合、脱落防止片は、連結フレームの係
合フックに延在するように設けても良い。
業機の装着作業において、作業部と本体車両とが左右揺
動方向に不整合な状態である場合でも、係合が可能な上
下方向に係合領域を有するので、作業部を車両に装着す
る際に、このような状態でも装着作業が行うことができ
る。
機の装着作業において、作業部と本体車両とが所定の位
置に配置されていない場合でも、リフトアームの基端部
が脱落防止片状に降下するので、作業機側連結部材が車
両側連結部材から脱落することがなく、装着作業におい
て作業機側連結部材の脱落を原因とする事故を防止する
ことができる。
作業機の作業部装着装置を示す側面図。
結ブラケットの側面図。
フレームの背面図。
Claims (5)
- 【請求項1】作業機の本体車両の左右両側に対して、上
下方向に揺動可能な左右一対のリフトアームの基端部が
着脱自在に連結され、前記リフトアームの先端部にダン
プシリンダによって上下方向に揺動可能なアタッチメン
トが取付けられ、前記リフトアームとアタッチメントを
含む作業部は、本体車両から離脱されたときに前記アタ
ッチメントと、前記リフトアームに取付けられた左右一
対のスタンドとを共に接地させ、リフトアームの基端部
を浮かせた状態で自立するようにされ、前記本体車両に
前記作業部を連結する際、前記ダンプシリンダのダンプ
作動によって前記リフトアームの基端部が前記本体車両
の左右両側に対して下降するようにされてなる作業機に
おいて、 前記左右一対のリフトアームの基端部と、前記本体車両
の左右両側とに対応するように設けられ、 前記本体車両と作業部とが左右揺動方向に不整合な状態
でも係合が可能な上下方向に係合領域を有する第一係合
部と、 前記第一係合部の近傍に配設される第二係合部と、 前記本体車両に前記作業部を連結する際、前記ダンプシ
リンダのダンプ作動によって生ずるリフトアームの基端
部の移動を、前記第一係合部が係合した状態で、前記第
二係合部が係合するまで相対的にガイドするガイド部と
を具備したことを特徴とする作業機の作業部着脱装置。 - 【請求項2】作業機の本体車両の左右両側に対して、上
下方向に揺動可能な左右一対のリフトアームの基端部が
着脱自在に連結され、前記リフトアームの先端部にダン
プシリンダによって上下方向に揺動可能なアタッチメン
トが取付けられ、前記リフトアームとアタッチメントを
含む作業部は、本体車両から離脱されたときに前記アタ
ッチメントと、前記リフトアームに取付けられた左右一
対のスタンドとを共に接地させ、リフトアームの基端部
を浮かせた状態で自立するようにされ、前記本体車両に
前記作業部を連結する際、前記ダンプシリンダのダンプ
作動によって前記リフトアームの基端部が前記本体車両
の左右両側に対して下降するようにされてなる作業機に
おいて、 前記左右一対のリフトアームの基端部に配設された支点
ピンと、 前記本体車両の左右両側に前記支点ピンを受入れ可能に
形成された上端開口下端閉塞の縦溝であって、前記縦溝
は、前記本体車両と作業部とが左右揺動方向に不整合な
状態でも前記左右の支点ピンを共に受入れ可能な上下方
向長さを有する前記縦溝と、 前記縦溝の近傍の前記本体車両の左右両側に配設された
連結部と、 前記支点ピンの近傍の前記リフトアームの基端部に配設
され、前記連結部に連結可能な被連結部と、 前記本体車両の左右両側又はリフトアームの基端部に配
設され、前記本体車両に前記作業部を連結する際の前記
ダンプシリンダのダンプ作動によって生ずる前記被連結
部の移動を前記連結部まで相対的にガイドするガイド部
とを具備したことを特徴とする作業機の作業部着脱装
置。 - 【請求項3】作業機の本体車両の左右両側に対して、上
下方向に揺動可能な左右一対のリフトアームの基端部が
着脱自在に連結され、前記リフトアームの先端部にダン
プシリンダによって上下方向に揺動可能なアタッチメン
トが取付けられ、前記リフトアームとアタッチメントを
含む作業部は、本体車両から離脱されたときに前記アタ
ッチメントと、前記リフトアームに取付けられた左右一
対のスタンドとを共に接地させ、リフトアームの基端部
を浮かせた状態で自立するようにされ、前記本体車両に
前記作業部を連結する際、前記ダンプシリンダのダンプ
作動によって前記リフトアームの基端部が前記本体車両
の左右両側に対して下降するようにされてなる作業機に
おいて、 前記左右一対のリフトアームの基端部と、前記本体車両
の左右両側とに対応するように設けられ、 前部及び/又は後部に延在し、作業機側連結部材の脱落
を防止するための脱落防止片を有することを特徴とする
作業機の作業部着脱装置。 - 【請求項4】前記第一係合部の前部及び/又は後部に延
在し、前記リフトアームの基端部の脱落を防止するため
の脱落防止片を有する前記請求項1記載の作業機の作業
部着脱装置。 - 【請求項5】前記縦溝の前部及び/又は後部に延在し、
前記リフトアームの基端部に配設される支点ピンの脱落
を防止するための脱落防止片を有する上記請求項2記載
の作業機の作業部着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20093398A JP4233637B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 作業機の作業部着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20093398A JP4233637B2 (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 作業機の作業部着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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