JP2003137016A - 貨物自動車におけるテールゲートリフト - Google Patents

貨物自動車におけるテールゲートリフト

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JP2003137016A JP2001339973A JP2001339973A JP2003137016A JP 2003137016 A JP2003137016 A JP 2003137016A JP 2001339973 A JP2001339973 A JP 2001339973A JP 2001339973 A JP2001339973 A JP 2001339973A JP 2003137016 A JP2003137016 A JP 2003137016A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観音開き式後方扉等のようにコンテナ等の後
方に突起物等があるためにテールゲートを十分に近接し
て立ち上げ収納することができない貨物自動車におい
て、テールゲートの立ち上げ収納を可能としながら、荷
役作業に際してコンテナ等の床板後方端縁部にテールゲ
ートの前方端縁部を十分に近接させて、コンテナ等の床
板とテールゲートの間の隙間を小さく抑えることの出来
る新規な構造のテールゲートリフトを提供すること。 【解決手段】 メインアーム46の上昇側の回動端を制
限することにより、コンテナ24の床板152後方で略
水平に支持せしめられる最大上昇端まで至らない控上昇
端を設定する控ストッパ部材96を解除可能に設け、メ
インアーム46の上昇側の回動端をそれら最大上昇端と
控上昇端で選択設定可能として、かかる控上昇端におい
てテールゲート16を閉位置:Cに導くことによりテー
ルゲート16がコンテナ24の後面から後方に所定量だ
け離隔して立上保持されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、トラック等の貨物自動車に取り
付けられて、荷台に荷物を積み降ろしするときに使用さ
れるテールゲートリフトに係り、特にシャシフレームで
支持された一対のメインアームの回動作動によってテー
ルゲートを昇降せしめると共に、テールゲートを上昇位
置で立ち上げてコンテナ等の後面に沿わせて収容するよ
うにしたテールゲートリフトに関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、トラック等の貨物自動車におい
ては、シャシフレームに架装されたコンテナ等への積み
降ろし作業の簡便化を図るために、荷台の後部に昇降自
在なテールゲート(テーブルまたはプラットフォーム等
称されるものを含む。以下、同じ。)を備えたテールゲ
ートリフトが用いられている。また、かかるテールゲー
トリフトの一種として、貨物自動車のシャシフレームの
後部で車幅方向に延びる回動中心軸から車両後方に向か
って延び出して配設されて該回動中心軸回りで回動可能
に支持された左右一対のメインアームの先端部分にプレ
ート状のテールゲートを取り付けて、該一対のメインア
ームを昇降駆動源で回動作動せしめることによりテール
ゲートを昇降作動せしめて、上昇位置でテールゲートを
シャシフレーム上に架装されたコンテナ等の床板後方で
該床板と略同じ高さで略水平に支持せしめると共に、下
降位置でテールゲートを接地させるようにする一方、か
かる上昇位置においてテールゲートを開閉駆動源により
一対のメインアームに対して回動作動せしめて略水平な
開位置から前記コンテナ等の後面に沿って略鉛直に立ち
上がる閉位置に導いて保持せしめることにより収容可能
とした構造のものが知られており、構造が簡単であるこ
と等から広く実用に供されている。
【0003】ところで、このようなテールゲートリフト
において重視される一つのポイントとして、テールゲー
トを上昇位置で水平にしてコンテナ等の床板後方に配設
せしめた際に、テールゲートの前方端縁部をコンテナ等
の床板の後方端縁部に対して出来るだけ接近させること
が可能であるか否かという視点がある。蓋し、テールゲ
ートの前方端縁部とコンテナ等の床板の後方端縁部の間
に大きな隙間が存在すると荷籠のキャスタ等がかかる隙
間に入り込むこと等によって荷役の作業性が著しく劣る
結果となるからである。
【0004】しかしながら、かかるテールゲートリフト
においては、テールゲートの収容に際して、上述の如く
テールゲートを上昇位置で水平にしてコンテナ等の床板
後方に配設せしめた状態で該テールゲートを前方端縁部
に近い支持位置で回動させて立ち上げるようになってい
ることから、水平にした状態でテールゲートの前方端縁
部をコンテナ等の床板の後方端縁部に対して十分に近付
けることが難しい場合があったのである。
【0005】すなわち、テールゲートの前方端縁部をコ
ンテナ等の床板後方端縁部に近接させた状態下でテール
ゲートを立ち上げると、テールゲートの立上回動軸の位
置等によってはテールゲートの前方端縁部がコンテナ等
の床板後方端縁部に引っ掛かって支障を来すおそれがあ
る。また、テールゲートを立ち上げて収容する際に、コ
ンテナの後方扉やその施錠機構等がコンテナの後方に突
出せしめられる場合があり、例えば多くの貨物トラック
のコンテナの観音開き式の後方扉に採用されている上下
方向に延びるロックロッド式の施錠機構では、観音扉を
開放した状態下ではロックロッドがコンテナ側方に逃げ
ることから、水平にしたテールゲートの前方端縁部をコ
ンテナの床板後方端縁部に対して十分に近接させること
が可能であるが、観音扉を閉じることによってロックロ
ッドがコンテナ後方扉の外側に突出配置されることか
ら、上述の如く水平状態でコンテナの床板後方端縁部に
近接位置せしめたテールゲートをかかる近接位置で立ち
上げると、テールゲートがロックロッドに干渉してしま
うという不具合があったのである。
【0006】なお、このような問題に対処するために、
現状では、渡し板(みち板)を、コンテナの後方端縁部
に丁番で回動可能に取り付けたり、或いは取外し可能に
別途準備する等して、積み降ろし作業時にテールゲート
とコンテナ床板の間を渡し板で覆蓋せしめるようにして
いるが、かかる渡し板を用いた積み降ろし作業において
は、強度を確保するために重量が大きくならざるを得な
い渡し板をいちいち手作業で回動させたり、或いは着脱
する作業が必要とされることから、使用が非常に面倒で
あり、しかも、渡し板は、数百キロにも至る積み荷の荷
籠を走行させると変形するおそれがあり、到底、満足出
来るものではなかったのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景としてなされたものであって、その解決課題とす
るところは、例えば観音開き式後方扉のロックロッド等
のようにコンテナ等の後方に突起物があるためにテール
ゲートを十分に近接して立ち上げ収納することができな
い貨物自動車において、テールゲートの立ち上げ収納を
可能としながら、荷役作業に際してコンテナ等の床板後
方端縁部にテールゲートの前方端縁部を十分に近接させ
て、コンテナ等の床板とテールゲートの間の隙間を小さ
く抑えることの出来る新規な構造のテールゲートリフト
を提供することにある。
【0008】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の
組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至
は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることな
く、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの
記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づ
いて認識されるものであることが理解されるべきであ
る。
【0009】すなわち、本発明の第一の態様は、貨物自
動車のシャシフレームの後部で車幅方向に延びる回動中
心軸から車両後方に向かって延び出して配設されて該回
動中心軸回りで回動可能に支持された左右一対のメイン
アームの先端部分にプレート状のテールゲートを取り付
けて、該一対のメインアームを昇降駆動源で回動作動せ
しめることにより該テールゲートを昇降作動せしめて、
上昇位置で該テールゲートを該シャシフレーム上に架装
されたコンテナ等の床板後方で該床板の上面と略同じ高
さで略水平に支持せしめると共に、下降位置で該テール
ゲートを接地させるようにする一方、かかる上昇位置に
おいて該テールゲートを開閉駆動源により該一対のメイ
ンアームに対して回動作動せしめて略水平な開位置から
前記コンテナ等の後面に沿って略鉛直に立ち上がる閉位
置に導いて保持せしめることにより収容可能とした貨物
自動車におけるテールゲートリフトにおいて、前記メイ
ンアームの上昇側の回動端を制限することにより、前記
コンテナ等の床板後方で該床板の上面と略同じ高さで略
水平に支持せしめられる最大上昇端まで至らない控上昇
端を設定する控ストッパ部材を解除可能に設け、該メイ
ンアームの前記上昇位置をそれら最大上昇端と控上昇端
で選択設定可能として、かかる控上昇端において前記テ
ールゲートを閉位置に導くことにより該テールゲートが
前記コンテナ等の後面から後方に所定量だけ離隔して立
上保持されるようにしたテールゲートリフトを、特徴と
する。
【0010】このような本態様に従う構造とされた貨物
自動車におけるテールゲートリフトにあっては、控スト
ッパ部材を設定/解除することによって、テールゲート
の上昇位置が最大上昇端と控上昇端の二段階に設定され
ることとなる。そして、メインアームの回動作動に基づ
いて昇降せしめられるテールゲートは、最大上昇端より
も控上昇端において、所定量だけ下方に位置決めされる
と共に、所定量だけコンテナ等の後方に位置決めされる
こととなる。それ故、最大上昇端において、水平状態に
保持せしめたテールゲートがコンテナ等の後面に十分に
近接位置せしめられ得る一方、控上昇端においては、テ
ールゲートをコンテナ等の後面から後方に所定量だけ離
隔した位置で開閉作動せしめられることとなる。
【0011】従って、本態様に係るテールゲートリフト
においては、荷役作業時に存在しないロックロッド等の
突起物が、テールゲートリフトの収容時にコンテナ等の
後方端面に存在せしめられる貨物自動車において、荷役
作業時にはメインアームを最大上昇端にセットしてコン
テナ等の床板と略水平にしたテールゲートの前方端縁部
をコンテナ等の床板の後方端縁部に対して十分に近接さ
せて、それら両者の間の隙間を可及的に小さくすること
が出来ると共に、荷役作業終了後のテールゲートの収容
時にはメインアームを控上昇端にセットして、テールゲ
ートをコンテナ等の後方端面から離隔位置せしめて、コ
ンテナ等の後方端面の突起物を逃げた位置でテールゲー
トを立ち上げて収容保持せしめることが出来るのであ
り、その結果、テールゲートを利用したコンテナ等への
荷物の積み降ろし作業性の向上と、テールゲートの収容
性が両立して高度に達成され得るのである。
【0012】なお、本態様の適用範囲が、ロックロッド
を備えた観音開き式の後方扉を取り付けたコンテナ式の
貨物自動車に限定されるものでなく、テールゲートの閉
位置においてテールゲートの前方端縁部が近接位置して
対向せしめられる床板の後方端縁部から後方に突出する
突起物を回避せしめることが要求される各種の貨物自動
車に対して何れも適用可能であることは、勿論である。
また、メインアームの上昇駆動源やテールゲートの開閉
駆動源には、公知の油圧シリンダや空圧シリンダ,或い
は電動式駆動源等が適宜に採用され得る。また、本態様
において、メインアームの上昇位置は、メインアームの
上昇側の回動端が最大上昇端に設定された位置と同回動
端が控上昇端に設定された位置とを含んで構成される。
【0013】また、本発明の第二の態様は、前記第一の
態様に係る貨物自動車におけるテールゲートリフトにあ
って、前記テールゲートの車幅方向両側において、それ
ぞれ、該テールゲートを前記シャシフレームに対して昇
降可能に連結する複数本のリンク部材からなるリンク機
構を、前記メインアームを含む複数本のリンク部材によ
って構成すると共に、かかる何れかのリンク部材の上昇
側の回動端の位置における該シャシフレームとの対向面
間に抜き差し可能に前記控ストッパ部材を配設せしめた
ことを、特徴とする。このような本態様においては、複
数本のリンク部材からなる適当なリンク機構を採用する
ことによってテールゲートの安定性や耐荷重性に対応し
たテールゲートの支持構造が大きな設計自由度をもって
容易に実現可能となる。また、かかるリンク機構を構成
する適当なリンク部材の回動位置を控ストッパ部材で制
限することによって、テールゲートの控上昇端を簡単な
構造で設定することが出来るのであり、かかる控ストッ
パ部材を抜き差しすることによって、テールゲートの上
昇位置を最大上昇端と控上昇端の何れかに容易に且つ速
やかに切り換え設定することが可能となるのである。な
お、本態様において採用されるリンク機構としては、例
えば、特開平11−59255号公報に示される如き3
節リンク機構や、実公平6−44749号公報に示され
る如き4節リンク機構等が有利に適用され得る。
【0014】また、本発明の第三の態様は、前記第二の
態様に係る貨物自動車におけるテールゲートリフトにお
いて、前記リンク機構を構成する前記何れかのリンク部
材が当接せしめられることにより、前記メインアームの
前記最大上昇端を規定するメインストッパを前記シャシ
フレームに固設すると共に、該メインストッパにおける
該リンク部材の当接面上に前記控ストッパ部材を抜き差
し可能に配設したことを、特徴とする。このような本態
様においては、リンク部材の当接によってテールゲート
の上昇位置を最大上昇端と控上昇端に選択的に設定する
メインストッパと控ストッパ部材を、何れも、シャシフ
レームによって直接乃至は間接的に支持せしめることが
出来ることから、それら上昇位置を規定するメインスト
ッパおよび控ストッパ部材の耐荷重強度を有利に確保す
ることが可能となるのである。
【0015】また、本発明の第四の態様は、前記第二又
は第三の態様に係る貨物自動車におけるテールゲートリ
フトにおいて、前記回動中心軸の上方に位置して該回動
中心軸と平行に配設された第二の回動中心軸の回りで回
動可能に支持された左右一対のテンションアームを、前
記左右一対のメインアームの上方に配設せしめて、それ
らテンションアームとメインアームの各先端部分を連結
用ヘッダで連結することによって、左右それぞれにおい
て4節リンク機構を構成する一方、かかる左右の連結用
ヘッダの間に跨がって前記テールゲートを取り付けて、
それら左右の連結用ヘッダを該テールゲートで相互に連
結すると共に、該左右の連結用ヘッダで支持されて前記
回動中心軸及び前記第二の回動中心軸と平行に車幅方向
に延びる第三の回動中心軸の回りで該テールゲートを回
動可能に支持せしめ、更に前記テンションアームに当接
せしめられるようにして前記控ストッパ部材を配設した
ことを、特徴とする。このような本態様においては、前
記第二又は第三の態様に従う構造とされた貨物自動車が
有利に実現され得る。
【0016】また、本発明の第五の態様は、前記第一乃
至第四の何れかの態様に係る貨物自動車におけるテール
ゲートリフトにおいて、前記控ストッパ部材が抜かれて
退避位置に保持されることにより、前記メインアームが
該控ストッパ部材で規定されずに前記最大上昇端に位置
せしめられた状態下において、前記テールゲートの前記
開閉駆動源による閉位置への立ち上げ作動を防止する安
全手段を設けたことを、特徴とする。このような本態様
においては、メインアームが最大上昇端に位置せしめら
れた状態で、閉位置への立ち上げ作動が防止されること
から、例えば、テールゲートを最大上昇端に保持せしめ
た状態で誤って閉位置へ立ち上げ作動せしめることに起
因するテールゲートの前方端縁部におけるコンテナ等の
床板の後方端縁部やそこから突出する突起物等に対する
干渉や損傷が防止され得る。なお、かかる安全手段は、
機械的機構と電気的機構の何れによっても実現可能であ
り、例えば、電気的機構による安全手段は、控ストッパ
部材の退避位置等を検出するリミットスイッチ等のセン
サを組み付けて、控ストッパ部材が退避位置で保持され
ている状態下においてテールゲートの立ち上げ作動のス
イッチ操作を無効とする電気回路等によって実現可能で
ある。
【0017】また、本発明の第六の態様は、前記第五の
態様に係る貨物自動車におけるテールゲートリフトにお
いて、前記控ストッパ部材の抜き差し操作を手動で行う
ようにすると共に、該控ストッパ部材の抜き差し操作に
連動し、該ストッパを抜いて退避位置に保持せしめた状
態下で、前記テールゲートを閉位置に立ち上げ作動せし
めるための前記開閉駆動源のスイッチをカバーする覆板
を、前記安全手段として採用したことを、特徴とする。
このような本態様においては、安全手段が簡単な機械的
構造をもって実現可能であり、それによって、前記第五
の態様に従う構造とされたテールゲートリフトが、簡単
な構造で容易に実現され得る。
【0018】また、本発明の第七の態様は、前記第一乃
至第六の何れかの態様に係る貨物自動車におけるテール
ゲートリフトにおいて、前記コンテナ等が観音開き式の
後方扉を備えていると共に、かかる後方扉を開操作不能
にロックするロックロッドが、該コンテナ等の後方扉の
外方に突出して配設されており、前記メインアームの最
大上昇端で、水平に支持せしめた前記テールゲートの前
方端縁部が、該後方扉が開かれた該コンテナ等の床板後
方端縁部への近接位置まで導かれる一方、該メインアー
ムの控上昇端で、立ち上げられた該テールゲートが、該
後方扉を閉じた該コンテナ等の後面に対して少なくとも
該ロックロッドの突出量だけ後方に離隔位置せしめられ
るようになっていることを、特徴とする。このような本
態様においては、テールゲートが、観音開き式の後方扉
を閉じたコンテナ等の後面に対して少なくともロックロ
ッドの突出量だけ後方に離隔して立ち上げられて収容状
態に保持されることから、ロックロッドを避けたテール
ゲートの収容が可能となると共に、観音開き式の後方扉
の開口時には、水平状態に保持せしめたテールゲートの
前方端縁部をコンテナ等の床板後方端縁部に対して十分
に近接させて、それら両者間の隙間を十分に小さくする
ことが出来ることから、荷物の積み降ろし作業性が向上
され得るのである。
【0019】また、本発明の第八の態様は、前記第七の
態様に従う構造とされた貨物自動車におけるテールゲー
トリフトにおいて、前記テールゲートの前方端縁部に切
欠部を設けて、前記メインアームの最大状態端で水平に
支持せしめた該テールゲートの前方端縁部において該切
欠部により前記コンテナ等の床板から後方に突設された
前記ロックロッドの係止部を逃げるようにしたことを、
特徴とする。このような本態様においては、テールゲー
トを最大上昇端で水平状態にしてコンテナ等の床板の後
方端縁部に近接させるに際して、テールゲートが近接し
て対向位置せしめられるコンテナ等の床板の後方端面に
係止部が突設されている場合でも、テールゲートの前方
端縁部に設けた切欠部でかかる係止部への当接が回避さ
れることにより、テールゲートの前方端縁部をコンテナ
等の床板の後方端縁部に対して十分に近接位置せしめる
ことが可能となるのであり、それら両者間の隙間を小さ
く抑えることが出来るのである。
【0020】
【発明の実施形態】以下、本発明を更に具体的に明らか
にするために、本発明の実施形態について、図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
【0021】先ず、図1〜2には、本発明の一実施形態
としてのテールゲートリフト10が示されている。この
テールゲートリフト10は、基体ユニット12、アーム
ユニット14およびテールゲートとしてのプラットフォ
ーム16を含んで構成されており、貨物自動車としての
搬送トラック18におけるシャシフレーム20の後部に
取り付けられることによって、搬送トラック18の荷台
22に載置されるコンテナ24に対して荷物を積み降ろ
しするとき等に使用されるようになっている。なお、以
下の説明において、原則として、車両の上下方向や車両
の前後方向とは、図2における上下方向や左右方向をい
うものとし、また、時計回り方向や反時計回り方向と
は、図2における時計回り方向や反時計回り方向をいう
ものとする。
【0022】より詳細には、基体ユニット12は、シャ
シフレーム20の後部で車幅方向に延びるようにして配
設されるロッド形状のシャフト26と、該シャフト26
に連結された第一の油圧シリンダ28と、これらシャフ
ト26および第一の油圧シリンダ28をシャシフレーム
20の後部で保持せしめる基体フレーム30を含んで構
成されている。この基体フレーム30は、略平面視コ字
形状を有しており、車幅方向で所定の離隔距離をもって
対向位置せしめられる略矩形平板形状の一対の側壁部3
2,32と、両側壁部32,32の各後方端部の間に跨
る略矩形平板形状の後壁部34からなり、シャシフレー
ム20の後部に対して図示しない取付部材等を介して固
着されることにより、シャシフレーム20と車両の上下
方向(図2中、上下方向)で所定の離隔距離をもって対
向位置せしめられている。
【0023】また、シャフト26は、両側壁部32,3
2における車両前方(図2中、左)側の対向面間に跨っ
て配設されており、該シャフト26の両端部が両側壁部
32,32に貫通して固着されずに支持されていること
により、基体フレーム30に対して回動可能に支持され
ている。また、シャフト26は、シャシフレーム20か
ら車両下方に向かって突設され,両側壁部32,32間
において側壁部32と略平行に配される支持板(図示せ
ず)に貫通して非固着状態で支持されており、シャシフ
レーム20に対しても回動可能に支持されている。
【0024】更にまた、第一の油圧シリンダ28は、シ
リンダ部36と、このシリンダ部36から進退出するロ
ッド38を含んで構成されており、シリンダ部36の一
端側が後壁部34に隣接する側壁部32の下方に、シリ
ンダ部36の他端側が車両前方に位置する側壁部32の
上方に位置せしめられた斜めの状態で、両側壁部32,
32の対向面間の略中間部分においてシリンダ部36の
一端が枢軸37を介して両側壁部32,32等に支持さ
れることによって、基体フレーム30に回動()可能に
支持されており、ロッド38が車両前方の斜め上方に向
かって進退出されるようになっている。
【0025】また、シャフト26の長手方向略中間部分
には、一対の連結片40,40が溶着されている。そし
て、かかる一対の連結片40,40の突出先端部間に跨
って配設され,且つシャフト26と平行に延びる枢軸4
2に対して、第一の油圧シリンダ28におけるロッド3
8の先端が係止されている。これにより、シャフト2
6,第一の油圧シリンダ28および基体フレーム30か
らなる基体ユニット12は、第一の油圧シリンダ28の
シリンダ部36でロッド38を進退駆動せしめることに
より、シャフト26が中心軸回りで往復回動されるよう
になっている。
【0026】また、アームユニット14は、一対のリン
ク機構44,44を含んで構成されており、各リンク機
構44がシャシフレーム20の後部において車幅方向に
離隔して並置されていると共に、両リンク機構44,4
4の各一方の先端部が基体ユニット12に連結されてい
る一方、両リンク機構44,44の各他方の先端部が後
述するプラットフォーム16に連結されており、基体ユ
ニット12とプラットフォーム16の間に架設されてい
る。
【0027】かかるリンク機構44は、メインアームと
してのリンクアーム46やテンションアーム48,作動
片50,リンク基板52を備えている。作動片50は、
一対の平板形状の基板を所定隙間を隔てて対峙せしめた
構造とされており、基体フレーム30の両側壁部32,
32から車幅方向外方に突出されるシャフト26の先端
部を両基板に貫通せしめて、シャフト26に対し溶接等
で固着されることにより、シャフト26と一体的に回動
されるようになっている。
【0028】また、リンクアーム46は、略矩形の長手
ロッド形状を呈しており、リンクアーム46の一端部が
一対の基板からなる作動片50の隙間に挿入されて、作
動片50(一対の基板)に支持され,且つシャフト26
と平行に延びる枢軸54を介して、作動片50に回動可
能に支持されている。また、作動片50には、一対の基
板の対向面間に跨って受片56が設けられており、この
受片56でリンクアーム46の下端部が支持されてい
る。これにより、リンクアーム46は、受片56によっ
て作動片50回りの下方への回動端が制限されることに
より、作動片50,50と共にシャフト26と一体的に
回動されるようになっている。なお、シャフト26の各
先端部が基体フレーム30の側壁部32から車幅方向外
方に向かって所定の長さ突出されていると共に、作動片
50がシャフト26の各突出先端部に対して固着されて
いることにより、作動片50、延いてはリンクアーム4
6と基体フレーム30の側壁部32が、車幅方向におい
て所定の離隔距離をもって対向配置されている。
【0029】また、テンションアーム48は、それぞ
れ、外形形状の異なる二つの平板を溶接等でつなぎ合わ
せた屈曲平板形状を有しており、基体フレーム30の側
壁部32とリンクアーム46(作動片50)の対向面間
においてリンクアーム46および側壁部32と略平行に
設けられていると共に、基体フレーム30の側壁部32
においてシャフト26および作動片50の枢軸54より
も上方(図2中、上方)に位置して支持され,且つシャ
フト26と平行に延びる枢軸58を介して、テンション
アーム48の一端が回動可能とされている。
【0030】更にまた、これらリンクアーム46および
テンションアーム48における基体フレーム30(作動
片50)との接続部位と反対側の各端部は、リンク基板
52に連結されている。このリンク基板52は、略コ字
状断面とされており、車幅方向で離隔される一対の側壁
の対向面間にリンクアーム46およびテンションアーム
48の基体フレーム30との接続部位と反対側の各端部
を挿入せしめており、リンク基板52の底壁に近設され
て両側壁に支持される第一の枢軸60を介して、リンク
アーム46の端部を回動可能に連結していると共に、第
一の枢軸60よりもリンク基板52の底壁から離隔した
位置で両側壁に支持される第二の枢軸62を介して、テ
ンションアーム48の端部を回動可能に連結している。
なお、第一及び第二の枢軸60,62は、シャフト26
と平行に延びるようにしてリンク基板52に配設されて
いる。これにより、テンションアーム48は、基体フレ
ーム30およびリンク基板52を介してリンクアーム4
6と関連して基体フレーム30の枢軸58回りに回動さ
れるようになっている。
【0031】要するに、本実施形態において、リンク機
構44は、リンクアーム46およびテンションアーム4
8からなる複数本のリンク部材と、作動片50およびリ
ンク基板52、更には基体フレーム30の側壁部32を
含んで、4節リンク機構を構成しており、基体ユニット
12における第一の油圧シリンダー28を駆動させてシ
ャフト26を往復回動させると、作動片50の回動作動
に伴い車両の上下方向へ回動されるようになっている。
なお、このことからも明らかなように、シャシフレーム
20の後部で車幅方向に延びる回動中心軸が、シャフト
26で構成されている一方、該回動中心軸の上方に配設
されてテンションアーム48を回動可能に支持せしめる
第二の回動中心軸が、基体フレーム30に支持される枢
軸58によって構成されている。また、一対のリンクア
ーム46,46、延いては一対のリンク機構44,44
を回動作動せしめる昇降駆動源が、第一の油圧シリンダ
28を含んで構成されている。
【0032】また、左右一対のリンク機構44、44
は、シャシフレーム20の後部で車幅方向に延びるシャ
フト26から車両後方に向かって延び出して配設されて
該シャフト26の中心軸回りで回動可能に支持されてお
り、これらリンク機構44,44の先端部分に対して、
プラットフォーム16が車幅方向に広がるようにして取
り付けられている。かかるプラットフォーム16は、略
矩形平板形状(換言すれば、プレート状)を有してお
り、一方の表面が積載荷物の載置面64とされて、必要
に応じて滑り止め用の凹凸や突出/引込み可能な積載荷
物の落下防止用のストッパ等を備えていると共に、他方
の表面が一対のゲートフレーム66,66を備えた作動
面68とされている。これらゲートフレーム66,66
は、作動面68の一側辺縁部に向かって開口し且つ内部
に空間を設けた略偏平な箱状を有しており、作動面68
に車幅方向で相互に離隔して並設されている。そして、
プラットフォーム16における作動面68の一側辺縁部
には、アームユニット14の他端と連結された一対のリ
ンク基板52,52が固着されており、各リンク基板5
2が各ゲートフレーム66の開口に固着されている。こ
れにより、プラットフォーム16は、一対のリンク機構
44,44からなるアームユニット14と連結されてお
り、搬送トラック18の荷台22の後部から外方に延び
出して配設されている。なお、上述の説明からも明らか
なように、リンクアーム46とテンションアーム48の
基体フレーム30との接続部位と反対側の各先端部分を
連結する連結用ヘッダが、リンク基板52およびリンク
基板52が固着されるプラットフォーム16の一側辺縁
部を含んで構成されている。
【0033】また、左右一対のゲートフレーム66,6
6の何れか一方の内部には、第二の油圧シリンダ70が
収容配置されている。かかる第二の油圧シリンダ70
は、シリンダ部72と、このシリンダ部72から進退駆
動されるロッド74を含んで構成されており、シリンダ
部72の一端側がゲートフレーム66の底壁部付近に位
置せしめられている一方、シリンダ部72の他端側が作
動面68の付近に位置せしめられていることにより、プ
ラットフォーム16(作動面68)に対して傾斜した状
態でゲートフレーム66に収容配置されており、このう
ち、シリンダ部72は、一端がゲートフレーム66内を
車幅方向に延びる枢軸76を介して回動可能に取り付け
られており、他端側からロッド74を進退出させる構造
になっている。また、ロッド74の先端は、作動面68
に固着されるブラケット80に枢軸78を介して回動可
能に取り付けられている。なお、ブラケット80は、断
面略コ字状を有しており、プラットフォーム16の作動
面68に底部を固定して取り付けられていると共に、ブ
ラケット80の両壁部の間に前記枢軸78を取り付け、
この枢軸78にロッド74の先端を連結させて配置した
構造とされている。
【0034】これにより、左右何れか一方の内部に第二
の油圧シリンダ70を収容配置せしめた一対のゲートフ
レーム66,66を備えたプラットフォーム16は、第
二の油圧シリンダ70のシリンダ部72でロッド74を
進退出させると、この進退出動作が枢軸78を介してブ
ラケット80で回転運動に変換されて、リンク基板52
における第二の枢軸62回りにブラケット80の回転運
動に伴わせて往復回動されることとなる。即ち、ロッド
74がシリンダ部72から突出されて行くと、このロッ
ド74の突出に連動してブラケット80が、プラットフ
ォーム16の斜め上方へ徐々に押し倒されて行き、図2
にも二点鎖線で示されているように、プラットフォーム
16がリンク基板52における第二の枢軸62回りに反
時計回り方向へ回動される一方、ロッド74がシリンダ
部72内へ徐々に引かれて行くと、ブラケット80がプ
ラットフォーム16の斜め下方へ徐々に引き倒されて行
き、プラットフォーム16がリンク基板52における第
二の枢軸62回りに時計回り方向へ回動されるようにな
っている。なお、本実施形態では、特に図示されていな
いが、プラットフォーム16におけるゲートフレーム6
6の内周面や作動面68等には、所定の回動角度以上に
プラットフォーム16が回動されることを規制する回動
規制部材が設けられており、また、回動規制部材やその
他配設される部材の配設位置や形状,大きさ等を適宜に
設定することにより、プラットフォーム16がリンク基
板52における第二の枢軸62回りに回動作動されるよ
うになっている。このことからも明らかなように、本実
施形態では、左右のリンク基板52,52で支持された
車幅方向に延びるプラットフォーム16を回動可能に支
持せしめる第三の回動中心軸が、両リンク基板52,5
2における一対の第二の枢軸62,62によって構成さ
れている。
【0035】また、特に本実施形態において、基体ユニ
ット12、延いてはアームユニット14とシャシフレー
ム20の対向面間には、ストッパユニット82が配設さ
れている。かかるストッパユニット82は、図3にも示
されているように、略平面視U字形状乃至はコ字形状を
有するストッパアーム84や該ストッパアーム84と連
結された操作ロッド86、更にはシャシフレーム20に
固着されたメインストッパとしての一対の第一のストッ
パブロック88,88等を含んで構成されている。この
ストッパアーム84は、搬送トラック18のホイールベ
ースの略中間部分において車幅方向に延びるロッド状の
横架部90と、横架部90の両端部分から車両後方(図
3中、右方向)に向かってシャシフレーム20の端縁部
付近までストレートに延びるロッド状の一対の延出部9
2,92を備えており、延出部92が、略U字状断面乃
至は筒形断面とされ筒状の挿通孔をもったブラケット9
4の複数を介してシャシフレーム20に吊り下げ支持せ
しめられることにより、シャシフレーム20に車両の前
後方向(図3中、左右方向)に移動可能に支持されてい
ると共に、シャシフレーム20と車両の上下方向で僅か
な離隔距離をもって対向位置せしめられている。
【0036】また、ストッパアーム84における各延出
部92の車両後方に延びる突出先端部には、控ストッパ
部材としての第二のストッパブロック96が固着されて
いる。この第二のストッパブロック96は、全体として
平板形状乃至はブロック形状を呈しており、第二のスト
ッパブロック96の上端面が略平坦な形状とされている
一方、第二のストッパブロック96の下端面が略平坦な
形状とされており、該下端面の一方(車両後方)の端部
が角取り形成されている。また、第二のストッパブロッ
ク96は、ストッパアーム40の径寸法よりも大きな高
さ寸法をもって形成されていると共に、リンク機構44
のテンションアーム48とシャシフレーム20の対向面
間に配置されている。
【0037】さらに、ストッパアーム84とシャシフレ
ーム20の対向面間には、一対の第一のストッパブロッ
ク88,88が配設されている。これら第一のストッパ
ブロック88,88は、ブロック形状乃至は平板形状を
有しており、シャシフレーム20の後部において車幅方
向に所定の離隔距離をもって対向位置せしめられてシャ
シフレーム20に固着されてシャシフレーム20から突
設されている。また、特に本実施形態において、第一の
ストッパブロック88は、第二のストッパブロック96
の上方に配置せしめられていると共に、第一のストッパ
ブロック88に対して、第二のストッパブロック96が
固着されずに相対移動可能に重ね合わせられている。
【0038】また、ストッパアーム84の横架部90の
略中間部分には、作用ブロック98が配設されている。
作用ブロック98は、内周面にガイド溝100を備えた
下向きの凹溝形状とされており、横架部90の下面に対
して作用ブロック98の底部が溶接等で固着されてい
る。また、このような作用ブロック98のガイド溝10
0に、大径の滑動ヘッドを有する作用ボルト102が横
架部90(作用ブロック98)の軸方向に滑動変位可能
に係合されていると共に、ガイド溝100に係合される
作用ボルト102の滑動ヘッドから下方に延びる先端部
が、略矩形平板形状を有する連結板104の挿通孔10
6に挿通されてナットで固着されており、以て、連結板
104が作用ボルト102と一体的に作用ブロック98
のガイド溝100に対して変位可能に配設されている。
【0039】更にまた、連結板104の作用ボルト10
2との接続部位と反対側の端部には、操作ロッド86が
固着されている。かかる操作ロッド86は、屈曲したロ
ッド形状を呈しており、一方の端部が連結板104の外
周縁部に溶接等で固着されていると共に、他方の端部が
シャシフレーム20の側辺縁部付近に配されてシャシフ
レーム20と地面の間を車両の上下方向にストレートに
延びる把持部108とされている。また、シャシフレー
ム20には、操作ロッド86の下端部109を支持せし
める第一の支持板具110および第二の支持板具112
が固設されている。これら第一および第二の支持板具1
10,112は、何れも略屈曲平板形状を呈していると
共に、それぞれ、シャシフレーム20から車両下方に向
かってストレートに延びる上壁部114,116と、上
壁部114,116の下方突出先端部から車両後方に向
かって所定の長さで延びる下壁部118,120を含ん
で構成されており、このうち、第一の支持板具110
が、操作ロッド86の把持部108付近に位置せしめら
れて、第一の支持板具110の下壁部118に操作ロッ
ド86の下端部109を載置して、操作ロッド86の一
部を吊り下げ支持せしめている一方、第二の支持板具1
12が、作用ボルト102と操作ロッド86の把持部1
08の中間部分に位置せしめられて、第二の支持板具1
12の下壁部120に操作ロッド86の下端部109を
載置して、操作ロッド86の一部を吊り下げ支持せしめ
ている。また、特に第二の支持板具112の下壁部12
0には、支点ボルト122が軸方向上方に向かって突出
されて、操作ロッド86を貫通しており、操作ロッド8
6と相対的に回動変位可能に配設されている。
【0040】これにより、操作ロッド86と連結される
ストッパアーム84は、操作ロッド86の把持部108
を力点とし、把持部108から離れた位置で操作ロッド
86に挿通される支点ボルト122を支点とし、更に作
用ブロック98のガイド溝100に係止される作用ボル
ト102を作用点とする梃子の原理を利用して、車両の
前後方向に変位可能とされている。即ち、図2〜3にも
示されているように、ストッパアーム84の先端に配さ
れる第二のストッパブロック96がシャシフレーム20
に固設される第一のストッパブロック88と当接された
状態から、操作ロッド86の把持部108を車両後方
(図2,3中の右方向)に引いて、支点ボルト122を
回動中心軸(支点)として作用ボルト102を回動変位
せしめることにより、図4〜6にも示されているよう
に、ストッパアーム84が車両前方に変位されるに伴
い、第二のストッパブロック96が第一のストッパブロ
ック88と離隔されて退避位置に保持されるようになっ
ている。また、本実施形態では、第二のストッパブロッ
ク96の第一のストッパブロック88への当接位置の設
定が、図2〜3に示される如く、操作ロッド84の下端
部109と第一の支持板具110の上壁部114との当
接によって実現される一方、第二のストッパブロック9
6が第一のストッパブロック88と非当接状態とされて
第一のストッパブロック88よりも車両前方に位置せし
められて保持される退避位置の設定が、図4〜6に示さ
れる如く、ストッパアーム84の横架部90と第二の支
持板具112の上壁部116との当接およびストッパア
ーム84の延出部92を吊り下げ支持するブラケット9
4とかかる第二のストッパブロック96との当接によっ
て実現される。
【0041】また、搬送トラック18のホイールべース
の略中間部分には、略矩形箱体形状を有するコントロー
ラ124が配設されている。かかるコントローラ124
は、図示しない取付部材等を介してシャシフレーム20
に取り付けられており、コントローラ124の内部に第
一の油圧シリンダ28および第二の油圧シリンダ70に
油圧レベルの上げ下げを指令する電子制御装置等が組み
込まれている。また、コントローラ124の一対の側壁
部には、それぞれ、車両の上下方向に配される一対の押
しボタンスイッチが突設されており、一方(図2中、
右)の側壁部における一対の押しボタンスイッチが、第
一の油圧シリンダ28を駆動してアームユニット14を
シャフト26回りで反時計回り方向に回動作動せしめる
上昇スイッチ126と、同シャフト26回りで時計回り
方向に回動作動せしめる下降スイッチ128とされてお
り、コントローラ124の一方の側壁部の上方に上昇ス
イッチ126が設けられていると共に、下降スイッチ1
28が上昇スイッチ126よりも下方に位置して該側壁
部の下方に設けられている。また、コントローラ124
の他方(図2中、左)の側壁部における一対の押しボタ
ンスイッチが、第二の油圧シリンダ70を駆動してプラ
ットフォーム16を第二の枢軸62,62回りで反時計
回り方向に回動作動せしめる閉スイッチ130と、同第
二の枢軸62,62回りで時計回り方向に回動作動せし
める開スイッチ132とされており、コントローラ12
4の他方の側壁部の上方に閉スイッチ130が設けられ
ていると共に、開スイッチ132が閉スイッチ130よ
りも下方に位置して該側壁部の下方に設けられている。
【0042】また、特に本実施形態において、操作ロッ
ド86の把持部108の先端には、覆板としての障壁1
34が設けられている。かかる障壁134は、略L字断
面の屈曲平板形状を有しており、外周面に突設される取
付ロッド136が把持部108の先端に溶接等で固着さ
れることにより把持部108に対して固定されている。
また、このような障壁134を備えた操作ロッド86の
把持部108が、図4〜6にも示さているように、第二
のストッパブロック96が退避位置に保持される状態に
おいて、コントローラ124の近くに位置せしめられて
いると共に、障壁134が、コントローラ124に突設
される閉スイッチ130を略遮蔽せしめている。要する
に、本実施形態では、第二のストッパブロック96にお
ける退避位置と第一のストッパブロック88への当接位
置の設定を、操作ロッド86の把持部108で手動操作
するに伴い、コントローラ124の閉スイッチ130が
障壁134で遮蔽される状態と遮蔽されない状態とに切
換え作動されるのであり、以て、第二のストッパブロッ
ク96が退避位置に保持せしめられた状態では、閉スイ
ッチ130が押圧不能とされていると共に、第二のスト
ッパブロック96が第一のストッパブロック88と当接
された状態では、閉スイッチ130が押圧可能とされて
いるのである。
【0043】また、基体フレーム30の側壁部32と作
動片50の対向面間には、リンクアーム46とテンショ
ンアーム48の対向面間において、傾き防止ロッド13
7が配設されている。この傾き防止ロッド137は、ロ
ッド形状を有しており、その略中間部分に配され,且つ
シャフト26と平行に延びる枢軸139を介して基体フ
レーム30の側壁部32と作動片50の間で回動可能に
支持されている。また、傾き防止ロッド137の一端
が、テンションアーム48の一端を支持する枢軸58と
基体フレーム30のシャフト26の間に配置されている
と共に、傾き防止ロッド137の他端が、リンクアーム
46とテンションアーム48の対向面間に配置されてい
る。更にまた、この傾き防止ロッド137は、例えば、
図2等に示されているように、リンク機構44のシャフ
ト26回りの回動作動に伴いリンクアーム46とテンシ
ョンアーム48の対向面間が狭められた際に、傾き防止
ロッド137の一端がテンションアーム48の枢軸58
に当接されると共に、傾き防止ロッド137の他端がリ
ンクアーム46の上端面に当接されることとなり、それ
によって、リンクアーム46とテンションアーム48を
上下方向で架橋せしめてリンク機構44の耐荷重性能、
延いてはリンク機構44の捩じれを防止するようになっ
ている。
【0044】ところで、搬送トラック18におけるコン
テナ24の後方には、観音開き式の後方扉138が設け
られている。また、この後方扉138には、ロッド形状
を有する一対のロックロッド140,140が車両後方
に突出して配設されている。また、コンテナ24の床板
後方端縁部142には、両ロックロッド140,140
の車両下方に延びる先端部の形状等に対応した切欠部を
もった一対の係止部144,144が固設されており、
後方扉138を閉じた状態で、これら係止部144,1
44にロックロッド140,140の先端部を係止させ
ることにより、後方扉138が開操作不能にロックされ
るようになっている。
【0045】また、一対のリンク基板52,52等が固
着されるプラットフォーム16の前方端縁部146に
は、山形鋼148が配設されている。この山形鋼148
は、前方端縁部146の略全長に亘って延びるようにし
て前方端縁部146に固着されており、山形鋼148の
上面がプラットフォーム16の載置面64と略面一にさ
れている。また、山形鋼148の上面には、一対の切欠
部150,150(図6参照)が形成されている。ま
た、特に本実施形態において、切欠部150,150
は、ロックロッド140の係止部144よりも一回り大
きくされている。
【0046】次に、上述の如き構造とされたテールゲー
トリフト10の作動形態を説明する。なお、テールゲー
トリフト10に取り付けられるプラットフォーム16の
静止位置は、主として、(i)図2に示される如き、コ
ンテナ24(後方扉138)の後面に沿って略鉛直に立
ち上がる閉位置:Cおよび搬送トラック18の荷台22
等と略水平になる開位置:Oと、(ii)図4に示される
如き、特定高さの積み降ろし場所や地面等の高さに位置
する下降位置:Dと、(iii )図5に示される如き、コ
ンテナ24の床板152と略面一になる上昇位置:Uと
に、分けられる。
【0047】先ず、図1〜2にも示されているように、
プラットフォーム16を、コンテナ24の後面に沿って
略鉛直に立ち上がる閉位置:Cに保持せしめた状態か
ら、搬送トラック18の荷台22等と略水平になる開位
置:Oに導くには、コントローラ124の開スイッチ1
32を押圧操作して第二の油圧シリンダ70を駆動し、
ロッド74をシリンダ部72内へ徐々に引き込む動作に
伴い、プラットフォーム16をリンク基板52における
第二の枢軸62回りに時計回り方向へ回動作動せしめ
て、プラットフォーム16が開位置:Cに到達した時点
で開スイッチ132の押圧操作を解除する。
【0048】また、特に本実施形態では、かかるプラッ
トフォーム16の第二の枢軸62回りの回動作動時に、
ストッパユニット82における第一のストッパブロック
88と第二のストッパブロック96は、当接した状態に
維持されるようになっていると共に、アームユニット1
4(リンク機構44)のテンションアーム48は、第二
のストッパブロック96に当接した状態に維持されるよ
うになっている。即ち、リンク機構44のテンションア
ーム48の当接面154が、第二のストッパブロック9
6を介して第一のストッパブロック88に当接されるこ
とにより、テンションアーム48が最大上昇端の位置:
M(図5参照)まで至らない控上昇端の位置:Wに設定
される。これにより、リンクアーム46のシャフト26
回りの回動作動における上昇端が、図2に示された位置
(控上昇端)に設定されるのであり、この控上昇端で
は、プラットフォーム16の第二の枢軸2を回動中心軸
として閉位置:Cから開位置:O乃至は開位置:Oから
閉位置:Cに導く回動作動が、観音開き式の後方扉13
8に突設されるロックロッド140よりも後方に所定量
だけ離隔した位置に制限されることとなる。なお、上述
の説明からも明らかなように、本実施形態では、プラッ
トフォーム16を開位置:Oと閉位置:Cに回動作動せ
しめる開閉駆動源が、第二の油圧シリンダ70によって
構成されている。
【0049】また、プラットフォーム16を、開位置:
Oに保持せしめた状態から、図5に示される如き、コン
テナ24の床板152と略面一になる上昇位置:Uに導
くには、(a)先ず、コントローラ124の下降スイッ
チ128を押圧操作して第一の油圧シリンダ28を駆動
し、ロッド38をシリンダ部36内へ徐々に引き込む動
作に伴い、プラットフォーム16を基体ユニット12に
おけるシャフト26回りに時計回り方向へ所定量だけ回
動作動せしめて、下降スイッチ128の押圧操作を解除
することにより、プラットフォーム16を開位置:Oか
ら下方に位置する中間位置(図示せず)に保持する。な
お、中間位置におけるプラットフォーム16は、搬送ト
ラック18における荷台22乃至はコンテナ24の床板
152と略平行な状態に保持される。(b)次に、スト
ッパユニット82の操作ロッド86における把持部10
8を手動操作するに伴い、第二のストッパブロック96
を第一のストッパブロック88から離隔して退避位置に
保持する。(c)そして、コントローラ124の上昇ス
イッチ126を押圧操作して第一の油圧シリンダ28を
駆動し、ロッド38をシリンダ部36から突出させる動
作に伴い、前記中間位置に保持されるプラットフォーム
16をシャフト26回りに反時計回り方向へ回動作動せ
しめて、プラットフォーム16が上昇位置:Uに到達し
た時点で上昇スイッチ126の押圧操作を解除する。
【0050】また、特に本実施形態では、前記中間位置
からプラットフォーム16を上昇位置:Uに導くプラッ
トフォーム16のシャフト26回りの回動作動に際し
て、アームユニット14(リンク機構44)のテンショ
ンアーム48は、第一のストッパブロック88に当接し
た状態に維持されるようになっている。即ち、上述の如
きテンションアーム48における当接面154の第二の
ストッパブロック96による第一のストッパブロック8
8への当接制限が解除され、該当接面154が第一のス
トッパブロック88に当接されることによって、テンシ
ョンアーム48の上昇端が、最大上昇端の位置:Mに設
定されることにより、プラットフォーム16が、コンテ
ナ24の床板152と略面一とされる上昇位置:Uに設
定されることとなる。これにより、コンテナ24の後方
扉138を、プラットフォーム16が開位置:O乃至は
中間位置に保持された状態で開口し、コンテナ24に収
容されるキャスタ等を底部に備えた荷物を、プラットフ
ォーム16の載置面64に導くことが可能とされる。更
にまた、かかる状態下において、プラットフォーム16
の前方端縁部146、延いては山形鋼148が、コンテ
ナ24の床板152(床板後方端縁部142)との間に
隙間が略形成されない状態で該床板152と略面一とさ
れると共に、コンテナ24の床板後方端縁部142にお
ける一対のロックロッド140の係止部144が、山形
鋼148の切欠部150の内側に位置せしめられるよう
になっている。なお、本実施形態では、上述のようにテ
ンションアーム48の上昇端が第二のストッパブロック
96の当接で制限されることによって規制されるリンク
アーム46の上昇側回動端が、最大上昇端とされる。
【0051】そして、プラットフォーム16を、上昇位
置:Uに保持せしめた状態から、図4に示される如き、
特定高さの積み降ろし場所や地面等の高さに位置する下
降位置:Dに導くには、コントローラ124の下降スイ
ッチ128を押圧操作して第一の油圧シリンダ28を駆
動し、ロッド38をシリンダ部36内へ徐々に引き込む
動作に伴い、プラットフォーム16をリンク基板52に
おける第二の枢軸62回りに反時計回り方向へ回動作動
せしめて、プラットフォーム16が下降位置:Dに到達
した時点で下降スイッチ128の押圧操作を解除する。
これにより、上昇位置:Uにおいてプラットフォーム1
6の載置面64に載せた荷物等を、目的とする特定高さ
の積み降ろし場所や地面等に積み降ろすことが可能とさ
れる。また、上記のテールゲートリフト10の構成説明
において、特に詳述されていなかったが、かかるテール
ゲートリフト10には、例えば、実公平6−44749
号公報等にも示されているように、荷台22等と略平行
にされるプラットフォーム16を第二の枢軸62回りに
時計回り方向へ所定角度に回動作動せしめる傾動機構を
備えており、それによって、図2にもプラットフォーム
16の下降位置:Dにおいて二点鎖線で示される如く、
荷台22等と略平行にされるプラットフォーム16を第
二の枢軸62回りに時計回り方向へ所定角度だけ回動作
動せしめて、プラットフォーム16の後方端縁部156
を目的とする特定高さの積み降ろし場所や地面等に当接
せしめることにより、プラットフォーム16に載置され
る荷物の積み降ろし作業が有利に実現される。
【0052】また、下降位置:Dに保持せしめたプラッ
トフォーム16に荷物等を載置してコンテナ24に収容
するには、コントローラ124の上昇スイッチ126を
押圧操作して第一の油圧シリンダ28を駆動し、ロッド
38をシリンダ部36から突出させる動作に伴い、テン
ションアーム48の当接面154が第一のストッパブロ
ック88に当接した状態下で、プラットフォーム16を
シャフト26回りに反時計回り方向へ回動作動せしめ
て、プラットフォーム16が上昇位置:Uに到達した時
点で上昇スイッチ126の押圧操作を解除することによ
り、下降位置:Dにおいて荷物を載置したプラットフォ
ーム16を上昇位置:Uに保持せしめると共に、予め後
方扉138を開口しているコンテナ24に荷物を積み込
み、後方扉138を閉じてロックロッド140を係止部
144に係止して、後方扉138を開操作不能にロック
する。
【0053】特に本実施形態では、予め第二のストッパ
ブロック96を退避位置に保持せしめることにより、ス
トッパユニット82の操作ロッド86における把持部1
08がコントローラ124に近接して、障壁134がコ
ントローラ124の閉スイッチ130を遮蔽することと
なり、以て、閉スイッチ130の押圧操作が不能とされ
ることから、上昇位置:Uにおけるプラットフォーム1
6の急な回動作動が阻止される。なお、このことからも
明らかなように、本実施形態では、プラットフォーム1
6の第二の油圧シリンダ70による閉位置:Cへの立ち
上げ作動を阻止せしめる安全手段が、操作ロッド86の
把持部108に取り付けられる障壁134によって構成
されている。
【0054】また、上昇位置:Uに保持せしめたプラッ
トフォーム16を、コンテナ24(後方扉138)の後
面に沿って略鉛直に立ち上がる閉位置:Cで保持して格
納するには、(a)先ず、コントローラ124の下降ス
イッチ128を押圧操作して第一の油圧シリンダ28を
駆動し、ロッド38をシリンダ部36内へ徐々に引き込
む動作に伴い、プラットフォーム16をシャフト26回
りに時計回り方向へ所定量だけ回動作動せしめて、下降
スイッチ128の押圧操作を解除することにより、プラ
ットフォーム16を上昇位置:Oから前述の中間位置に
保持せしめる。(b)更に、予め退避位置に保持せしめ
ていた第二のストッパブロック96を、ストッパユニッ
ト82の操作ロッド86における把持部108を手動操
作して、第一のストッパブロック88に当接して保持せ
しめると共に、コントローラ124の上昇スイッチ12
6を押圧操作して第一の油圧シリンダ28を駆動し、ロ
ッド38をシリンダ部36から突出させる動作に伴い、
プラットフォーム16をシャフト26回りに反時計回り
方向へ回動作動せしめて、テンションアーム48の上昇
側の回動端(上端部)を第二のストッパブロック96に
当接せしめて控上昇端の位置:Wに設定した状態で上昇
スイッチ126の押圧操作を解除することにより、プラ
ットフォーム16を前記中間位置から開位置:Uに保持
せしめる。(c)そして、第二のストッパブロック96
の第一のストッパブロック88への当接に伴い、障壁1
34による押圧不能が解除されたコントローラ124の
閉スイッチ130を押圧操作して第二の油圧シリンダ7
0を駆動し、ロッド74をシリンダ部72から突出させ
る動作に伴い、開位置:Oにおけるプラットフォーム1
6を第二の枢軸62回りに反時計回り方向へ回動作動せ
しめて、プラットフォーム16が閉位置:Cに到達した
時点で閉スイッチ130の押圧操作を解除する。これに
より、プラットフォーム16をコンテナ24(後方扉1
38)の後面に沿って略鉛直に立ち上がるようにして格
納保持することが可能となる。なお、テールゲートリフ
ト10には、かかるプラットフォームの立ち上げ状態に
おいて、後方扉138乃至はコンテナ24と、プラット
フォーム16を架橋状に連結する係止部材が設けられて
おり、それによって、プラットフォームの立ち上げ状態
が有利に保持される。
【0055】なお、上昇位置:Uに保持せしめたプラッ
トフォーム16を、コンテナ24(後方扉138)の後
面に沿って略鉛直に立ち上がる閉位置:Cに保持せしめ
て格納するには、前述の作動形態に限定されるものでな
く、例えば、プラットフォーム16を、第一の油圧シリ
ンダ38により上昇位置:Uから前記中間位置に回動作
動せしめて、該中間位置で第二の油圧シリンダ70によ
りコンテナ24(後方扉138)の後面と略平行に立ち
上げて保持せしめると共に、退避位置に保持せしめた第
二のストッパブロック96を把持部108の手動操作に
より第一のストッパブロック88に当接せしめて、コン
トローラ124の上昇スイッチ126を押圧操作して第
一の油圧シリンダ28によりプラットフォーム16をシ
ャフト26回りに反時計回り方向へ回動作動せしめて、
テンションアーム48の上昇側の回動端(上端部)を第
二のストッパブロック96に当接せしめることにより、
プラットフォーム16を、前記中間位置から閉位置:C
導いて、コンテナ24(後方扉138)の後面に沿って
略鉛直に立ち上げるようにして格納保持せしめることも
可能である。
【0056】上述の如き構造とされたテールゲートリフ
ト10においては、プラットフォーム16を第二の油圧
シリンダ70によって開位置から閉位置乃至は閉位置か
ら開位置に導く開閉作動が、テンションアーム48の当
接面154が第一のストッパブロック88に当接し最大
上昇端の位置:Wに設定されてプラットフォーム16を
荷台22と略水平にせしめた位置から、第二のストッパ
ブロック96を第一のストッパブロック88に当接する
と共に、第二のストッパブロック96にテンションアー
ム48の当接面154を当接して該当接面154が第一
および第二のストッパブロック88,96の高さ寸法だ
け車両下方に下げられた控上昇端の位置:Wで行われる
ことにより、プラットフォーム16がコンテナ24の後
面から後方に所定量だけ離隔した位置で開閉作動される
ようになっている。
【0057】それ故、観音開き式の後方扉138に取り
付けられるロックロッド140の突出量よりも後方で、
プラットフォーム16が開閉作動されることから、ロッ
クロッド140を避けたプラットフォーム16の立ち上
げ作動が有利に実現され得ると共に、観音開き式の後方
扉138の開口時には、水平状態に保持せしめたプラッ
トフォーム16の前方端縁部146をコンテナ24の床
板後方端縁部142に対して十分に近接させて、それら
両者間の隙間を小さくすることが出来ることから、荷物
の積み降ろし作業性が有利に向上され得るのである。
【0058】また、本実施形態では、リンク機構44に
おけるテンションアーム48の当接面154とシャシフ
レーム20との対向面間に、把持部108による手動操
作で抜き差し可能に第二のストッパブロック96を配設
せしめたことによって、テンションアーム48の当接面
154を最大上昇端の位置:Mと控上昇端の位置:W
に、簡単な構造で且つ確実に選択設定することが出来
る。
【0059】さらに、本実施形態では、第二のストッパ
ブロック96を退避位置に保持して、テンションアーム
48の当接面154を最大上昇端に位置せしめて、プラ
ットフォーム16をコンテナ24床板152と近接した
状態下において、コントローラ124の閉スイッチ13
0が障壁134で遮蔽されることにより、プラットフォ
ーム16が閉位置:Cへ立ち上げ作動されることが阻止
されることにより、コンテナ24後方から外方に突出す
るロックロッド140や係止部144と、プラットフォ
ーム16の前方端縁部146(山形鋼148)が、プラ
ットフォーム16の回動変位に伴い接触等することが阻
止されることから、誤操作等によるプラットフォーム1
6の回動作動に伴う危険性が効果的に解消され得る。
【0060】また、本実施形態では、プラットフォーム
16の前方端縁部146に固着される山形鋼148に切
欠部150を設けたことにより、山形鋼148、延いて
はプラットフォーム16の前方端縁部146がコンテナ
24の床板後方端縁部142と近接した際に、ロックロ
ッド140の係止部144と山形鋼148の接触が切欠
部150で回避されるようになっていることから、プラ
ットフォーム16とコンテナ24床板152の間の隙間
を略完全に埋めるようにして両者を近接させることが出
来るのである。
【0061】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これは、あくまでも例示であって、本発明は、
かかる実施形態における具体的記載によって、何等、限
定的に解釈されるものではない。
【0062】例えば、前記実施形態では、リンク機構4
4が、リンクアーム46およびテンションアーム48か
らなる複数本のリンク部材と、作動片50およびリンク
基板52、更には基体フレーム30の側壁部32を含ん
で、4節リンク機構を構成していたが、これに限定され
るものでなく、例えば、特開平11−59255号公報
等に示される如き3節リンク機構で、本実施形態のリン
ク機構を構成することも可能である。
【0063】また、前記実施形態では、第一のストッパ
ブロック88でテンションアーム48の最大上昇端の位
置:Mを規定していたが、リンクアーム46の最大上昇
端が他の機構によって規定される場合には、第一のスト
ッパブロック88を必ずしも設ける必要はない。その場
合には、例えば、第二のストッパブロック96だけをシ
ャシフレーム20におけるリンク機構44(テンション
アーム48)の対向面上に抜き差し可能に配設して、リ
ンク機構44が第二のストッパブロック96を介してシ
ャシフレーム20に当接されることにより、リンク機構
44(リンクアーム46)の控上昇端の位置が規定可能
とされる。
【0064】また、プラットフォーム16の前方端縁部
146に固着される山形鋼148は、必ずしも設けられ
る必要はない。また、そのような山形鋼148を備えて
いないプラットフォーム16を採用して、該プラットフ
ォーム16をコンテナ24の床板152と略同じ高さで
略水平に支持せしめる際に、プラットフォーム16の前
方端縁部146がコンテナ24の床板後方端縁部142
と十分に近接せしめられるように、前方端縁部146、
延いてはプラットフォーム16の形状や大きさ等が適宜
に設定変更され得ると共に、該プラットフォーム16の
前方端縁部146には、ロックロッド140のコンテナ
24床板152からの突出量を避けるようにして切欠部
が形成され得る。
【0065】また、第二のストッパブロック96の駆動
機構は、例示の如き、手動操作による梃子の原理を利用
した操作ロッド86に限定されるものでなく、例えば、
モータ等を用いて、第二のストッパブロック96を自動
的に駆動せしめることも可能である。
【0066】また、かかる操作ロッド86の代わりにワ
イヤ等を用いて第二のストッパブロック96を駆動せし
めても良い。具体的には、例えば、第二のストッパブロ
ック96の駆動機構を、チューブ内挿式のワイヤと、該
第二のストッパブロック96を一方向に付勢する付勢手
段と、該付勢手段に抗して前記ワイヤで引っ張り、付勢
手段乃至はワイヤを引っ張り位置に保持せしめる係止手
段を含んで構成し、該ワイヤを付勢力が及ぼされる位置
と前記引っ張り位置とに駆動せしめて、第二のストッパ
ブロック96に往復駆動力を作用せしめることにより、
第二のストッパブロック96が第一のストッパブロック
88への当接位置と退避位置とに駆動され得る。特にこ
のようなワイヤ等を利用することにより、第二のストッ
パブロック96の駆動機構をロッド等に比してシャシフ
レーム20等における狭い部分にも湾曲等させて配設す
ることが可能となり、以て、第二のストッパブロック9
6を含んで構成されるストッパユニット82、延いては
テールゲートリフト10の各種自動車への適用範囲の更
なる拡張が図られ得る。
【0067】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施形態が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた貨物自動車におけるテールゲートリ
フトにおいては、メインアームの上昇側の回動端を控ス
トッパ部材によって2段階の位置に設定したことによ
り、テールゲートを、例えば、観音開き式の後方扉に取
り付けられるロックロッド等のコンテナ後方に突起物が
ある貨物自動車において、コンテナ後方にある突起物を
避ける位置で立ち上げることが出来ると共に、テールゲ
ートとコンテナ床板を略水平にしたコンテナ扉の開口時
には、テールゲートをコンテナ床板に対して十分に近接
させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての搬送トラックに取
り付けられるテールゲートリフトを示す斜視モデル図で
ある。
【図2】図1に示されるテールゲートリフトの一作動形
態を示す側面説明図である。
【図3】図2に対応するテールゲートリフトの一作動形
態を示す底面説明図である。
【図4】図1に示されるテールゲートリフトの一作動形
態を示す側面説明図である。
【図5】図1に示されるテールゲートリフトの一作動形
態を示す側面説明図である。
【図6】図4または図5に対応するテールゲートリフト
の一作動形態を示す底面説明図である。
【符号の説明】
10 テールゲートリフト 16 プラットフォーム 18 搬送トラック 20 シャシフレーム 24 コンテナ 26 シャフト 28 第一の油圧シリンダ 46 リンクアーム 70 第二の油圧シリンダ 96 第二のストッパブロック 152 床板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物自動車のシャシフレームの後部で車
    幅方向に延びる回動中心軸から車両後方に向かって延び
    出して配設されて該回動中心軸回りで回動可能に支持さ
    れた左右一対のメインアームの先端部分にプレート状の
    テールゲートを取り付けて、該一対のメインアームを昇
    降駆動源で回動作動せしめることにより該テールゲート
    を昇降作動せしめて、上昇位置で該テールゲートを該シ
    ャシフレーム上に架装されたコンテナ等の床板後方で該
    床板の上面と略同じ高さで略水平に支持せしめると共
    に、下降位置で該テールゲートを接地させるようにする
    一方、かかる上昇位置において該テールゲートを開閉駆
    動源により該一対のメインアームに対して回動作動せし
    めて略水平な開位置から前記コンテナ等の後面に沿って
    略鉛直に立ち上がる閉位置に導いて保持せしめることに
    より収容可能とした貨物自動車におけるテールゲートリ
    フトにおいて、 前記メインアームの上昇側の回動端を制限することによ
    り、前記コンテナ等の床板後方で該床板の上面と略同じ
    高さで略水平に支持せしめられる最大上昇端まで至らな
    い控上昇端を設定する控ストッパ部材を解除可能に設
    け、該メインアームの前記上昇位置をそれら最大上昇端
    と控上昇端で選択設定可能として、かかる控上昇端にお
    いて前記テールゲートを閉位置に導くことにより該テー
    ルゲートが前記コンテナ等の後面から後方に所定量だけ
    離隔して立上保持されるようにしたことを特徴とする貨
    物自動車におけるテールゲートリフト。
  2. 【請求項2】 前記テールゲートの車幅方向両側におい
    て、それぞれ、該テールゲートを前記シャシフレームに
    対して昇降可能に連結する複数本のリンク部材からなる
    リンク機構を、前記メインアームを含む複数本のリンク
    部材によって構成すると共に、かかる何れかのリンク部
    材の上昇側の回動端の位置における該シャシフレームと
    の対向面間に抜き差し可能に前記控ストッパ部材を配設
    せしめた請求項1に記載の貨物自動車におけるテールゲ
    ートリフト。
  3. 【請求項3】 前記リンク機構を構成する前記何れかの
    リンク部材が当接せしめられることにより、前記メイン
    アームの前記最大上昇端を規定するメインストッパを前
    記シャシフレームに固設すると共に、該メインストッパ
    における該リンク部材の当接面上に前記控ストッパ部材
    を抜き差し可能に配設した請求項2に記載のテールゲー
    トリフト。
  4. 【請求項4】 前記回動中心軸の上方に位置して該回動
    中心軸と平行に配設された第二の回動中心軸の回りで回
    動可能に支持された左右一対のテンションアームを、前
    記左右一対のメインアームの上方に配設せしめて、それ
    らテンションアームとメインアームの各先端部分を連結
    用ヘッダで連結することによって、左右それぞれにおい
    て4節リンク機構を構成する一方、かかる左右の連結用
    ヘッダの間に跨がって前記テールゲートを取り付けて、
    それら左右の連結用ヘッダを該テールゲートで相互に連
    結すると共に、該左右の連結用ヘッダで支持されて前記
    回動中心軸及び前記第二の回動中心軸と平行に車幅方向
    に延びる第三の回動中心軸の回りで該テールゲートを回
    動可能に支持せしめ、更に前記テンションアームに当接
    せしめられるようにして前記控ストッパ部材を配設した
    請求項2又は3に記載のテールゲートリフト。
  5. 【請求項5】 前記控ストッパ部材が抜かれて退避位置
    に保持されることにより、前記メインアームが該控スト
    ッパ部材で規定されずに前記最大上昇端に位置せしめら
    れた状態下において、前記テールゲートの前記開閉駆動
    源による閉位置への立ち上げ作動を防止する安全手段を
    設けた請求項1乃至4の何れかに記載のテールゲートリ
    フト。
  6. 【請求項6】 前記控ストッパ部材の抜き差し操作を手
    動で行うようにすると共に、該控ストッパ部材の抜き差
    し操作に連動し、該ストッパを抜いて退避位置に保持せ
    しめた状態下で、前記テールゲートを閉位置に立ち上げ
    作動せしめるための前記開閉駆動源のスイッチをカバー
    する覆板を、前記安全手段として採用した請求項5に記
    載のテールゲートリフト。
  7. 【請求項7】 前記コンテナ等が観音開き式の後方扉を
    備えていると共に、かかる後方扉を開操作不能にロック
    するロックロッドが、該コンテナ等の後方扉の外方に突
    出して配設されており、前記メインアームの最大上昇端
    で、水平に支持せしめた前記テールゲートの前方端縁部
    が、該後方扉が開かれた該コンテナ等の床板後方端縁部
    への近接位置まで導かれる一方、該メインアームの控上
    昇端で、立ち上げられた該テールゲートが、該後方扉を
    閉じた該コンテナ等の後面に対して少なくとも該ロック
    ロッドの突出量だけ後方に離隔位置せしめられるように
    なっている請求項1乃至6の何れかに記載のテールゲー
    トリフト。
  8. 【請求項8】 前記テールゲートの前方端縁部に切欠部
    を設けて、前記メインアームの最大上昇端で水平に支持
    せしめた該テールゲートの前方端縁部において該切欠部
    により前記コンテナ等の床板から後方に突設された前記
    ロックロッドの係止部を逃げるようにした請求項7に記
    載のテールゲートリフト。
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CN116879522B (zh) * 2023-07-25 2024-04-09 生态环境部南京环境科学研究所 一种饮用水水源地突发性水污染快速溯源方法及装置

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