JP3841200B2 - 自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法 - Google Patents

自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はステアリングホイールリムの水圧転写方法に係り、特に自動車用ステアリングホイールの表面に所定のパターンを印刷する水圧転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、水圧転写では図1に示されたように、水溶液8aが貯蔵された水槽8を用意した後、その水溶液8aの水面上に転写フィルム4(Transfer Printing film)を浮かした転写フィルム4の上方から図2に示されたような被転写物2を転写フィルム4に接触させるように水槽8中に沈降させることによって水圧により被転写物の表面に転写フィルム4のパターン層4aが転写される。
【0003】
転写フィルム4は25乃至30μm程度の厚さを有するポリビニルアルコール層4b(通常、“PVAフィルム”と称する)と、ポリビニルアルコール層4bの一面に印刷用インキを使用して形成された所定のパターン層4aと有する。パターン層4aは約3乃至5μm以下の厚さをなし、ポリビニルアルコール層4bは水溶液8aに溶解される特性を有する。
【0004】
一方、被転写物2として例えば自動車用ステアリングホイールが挙げられる。自動車用ステアリングホイール2はポリプロピレン、ABS樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene Copolymer)または硬質ウレタン等で製作されたリング状のリムと、リムに一体に結合されるボス部とを含む。ボス部は軟質ウレタンモールディング又は革により被覆される。ステアリングホイールでは、ボス部と連結される部位(非転写部1)を除いた残りの部分、すなわち、分割転写部a、bに水圧転写によりパターン層4aが転写される。2つの分割転写部a、bはステアリングホイールの軸線を含む面によって二分される第1分割部分及び第2分割部分にそれぞれ位置する。
【0005】
従来の転写方法として、本願出願人によって提案された韓国特許出願第98−17424号、第98−17425号、第98−36990号、第98−36991号及び第99−3368号などが挙げられる。
【0006】
まず、韓国特許出願第98−17424号の発明は、マスキングテープやゴムジグなどのマスク部材3(図3参照)を用いて部分的または全面にパターン層4aの転写を可能にすることによって転写しにくい曲面部分を含むステアリングホイール2に対しても高度の整合性を保つと共にステアリングホイール2に多数のパターンや形状を具現しうる水圧転写方法を提案している。
【0007】
図3は特許出願第98−17424号の発明による水圧転写工程を示したものであって、マスキングテープとPVA溶液がマスク部材3及び保護膜14として各々使用される。
【0008】
まず、転写フィルム4を水溶液8aの表面上に浮かして置き、下側の分割転写部bにのみ転写フィルム4を転写するために上側分割転写部aにマスク部材3を付与する(第1工程)。ステアリングホイールリム2を下降させて転写面5を形成(第2工程)する。この際、前記パターン層4aはステアリングホイールリムに予め塗布された溶剤と反応してステアリングホイールリムの表面に完全密着される。溶解したポリビニルアルコール層4bがステアリングホイールリムに残留するので、これを洗浄して除去した後、水分を乾燥する工程が伴われる。引き続いて、乾燥された転写面5上にPVA溶液を塗布して保護膜14を形成(第3工程)し、これを乾燥した後、上側分割転写部aに覆われたマスク部材3を除去(第4工程)して転写の行われていないきれいな状態の2次転写面5aを露出させる。引続き、前記2次転写面5aを下向きに反転させて1次転写時と同様に水圧転写(第5工程)する。この際、前記パターン層4aの一部は保護膜14の境界線6を越えて前記保護膜14の表面にも一部転写されるが、前記保護膜14が水溶性であるために後続洗浄工程時に重畳された転写部位と共に脱落して印刷パターンが前記境界線6上で整合された状態の一体化した転写面5として示される完成品(第6工程)が得られる。
【0009】
しかし、前記水圧転写方法は前記マスク部材3のステアリングホイールリム2に対する境界端部の角度が図4のように60゜以下でない場合の角度をなしてこそ転写フィルム4との間に気泡が介在(図5参照)されない状態で転写フィルム4とステアリングホイールリム2との間に密着されて印刷パターンの境界線6が整合された状態で自然に連結されうるので、薄膜のマスク部材3の端縁を60゜以下の傾斜角に切断する高精度の作業が必要であった。また、1次転写面5に保護膜14を塗布及び乾燥した状態で分割転写部aに覆われたマスク部材3を除去する時、マスク部材3の表面の一部に重畳された保護膜14の境界部が不均一に脱落する場合が生じて整合不良を引き起こすことがある。
【0010】
韓国特許出願第99−3368号の発明は、マスク部材3の接着境界部に対して整合精度が要求される作業上の難点を改善してさらに迅速で正確なパターン整合を行わせたものであって、マスク部材3の端縁の傾斜角を60゜に保ち、かつ、持続的な転写後にマスク部材が中央線から0.1〜0.2mmの間隔をあけて正確に付着せねばならないという難点を解決しうる技術を提案したものである。
【0011】
しかし、前記水圧転写方法は2回の洗浄工程及びPVA溶液の保護膜を使用することによって多量の廃水が発生して環境を汚染させるさらに他の問題点がある。
【0012】
一方、韓国特許出願第98−17425号、第98−36990号及び第98−36991号の発明は前記特許出願第98−17424号の発明で提案された水圧転写方法を適用して量産可能に応用しうる多様な方法を提案している。
【0013】
その水圧転写方法はマスク部材のみを使用する一連の工程よりなるものであって、前述した工程と類似しているが1次転写面の保護膜としてPVA溶液を使用せずにマスキングテープ(マスク部材)を使用するという点で異なる。したがって、1次転写面のマスキング工程において水溶液により溶解されないマスク部材を使用することによって2次転写面に付着されたマスク部材との境界線を正確に一致させるべき高度の熟練性が要求され、このような作業を行うのに長時間を要し生産性が低下される問題点があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記問題点を解決するために案出されたものであって、その目的は生産性が向上され、かつ廃水発生量が低減された自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法は、ステアリングホイールリムの軸線を横切る面によって二分される第1面と第2面に所定のパターンを印刷するステアリングホイールリムの水圧転写方法において、ポリビニルアルコール層と前記ポリビニルアルコール層上に形成され、前記所定のパターンを有するパターン層とを有する転写フィルムを水溶液の水面に浮かべる工程と、前記ステアリングホイールリムの第1面と第2面との境界線が前記水面のレベルに一致するまで、前記ステアリングホイールリムを所定時間内に安定的に下降させて前記第1面を前記転写フィルムに接触させる1次転写工程と、前記1次転写工程を通じて前記第1面に塗布された前記ポリビニルアルコール層がゲル状態になるように、前記ポリビニルアルコール層を所定時間所定の割合で乾燥させる半乾燥工程と、前記ステアリングホイールリムを反転させた後、前記水面のレベルが前記境界線以上になるように前記ステアリングホイールリムを所定時間内に安定的に下降させて前記第2面と前記転写フィルムとを接触させる、半乾燥された前記ポリビニルアルコール層をマスクとして利用した2次転写工程と、前記ステアリングホイールリムを水溶液内に所定時間浸漬後、該ステアリングホイールリムに所定時間水溶液を噴射して、マスクとして利用したゲル状態の前記ポリビニルアルコール層及び前記2次転写時に第2面に付着したポリビニルアルコール層を洗浄する全面洗浄工程とを含んでなることを特徴とする。
【0016】
また、前記1次及び2次転写工程の各々は、前記転写フィルムのパターン層とステアリングホイールリムとの間に気泡が流込まれないように前記ステアリングホイールリムを1乃至5゜の角度に傾けて入水させる工程と、そのステアリングホイールリムを水平にする工程とを続けて行うことが望ましい。
【0017】
また、本発明において、前記1、2次転写工程の転写時間は7乃至14秒とすることが望ましい。
また、本発明の前記半乾燥工程は、常温の大気中で転写面を下向け、30乃至90分間露出させて自然乾燥したり、密閉空間内で60乃至90℃に加熱して強制乾燥することが望ましい。
【0018】
また、本発明において、前記半乾燥工程時のポリビニルアルコール層の乾燥率は60乃至70%に保つことが望ましい。
また、本発明において、前記所定の浸漬時間は水温30℃程度で50乃至90秒であり、浸漬後、残留するポリビニルアルコール層を完全に取り除けるように水溶液噴射装置により10乃至12分間水溶液を噴射して洗浄する噴射洗浄工程をさらに含んでなることが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法を添付した図面に基づいて詳細に説明する。
【0021】
図6乃至図12は本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法を工程別に各々示したものである。図6は1次転写工程の開始状態を示し、所定の入水角αでステアリングホイールリム2の第1面(図2の上面)を転写フィルム4に接触させる工程を示す。図7は1次転写の完了状態を示し、ステアリングホイールリム2を水平になるように徐々に下降させる工程を示す。図8は1次転写面5の半乾燥後、第1面の反対の第2面(図2の下面)の一部、すなわち分割転写部bの下面にパターン層4aを転写するために、ステアリングホイールリム2を反転させて所定の入水角αでステアリングホイールリム2を転写フィルム4の表面に下降させる2次転写の開始状態を示す。図9はステアリングホイールリム2を水平になるように徐々に下降させた2次転写の完了状態を示す。図10は反転された前記ステアリングホイールリム2の第2面の残り部分すなわち分割転写部aの下面にパターン層4aを転写するために所定の入水角αで前記ステアリングホイールリムを転写フィルム4の表面に下降させる2回目の2次転写工程の開始状態を示す。図11はステアリングホイールリム2を水平になるように徐々に下降させて、2回目の2次転写が完了した状態を示す。図12は転写完了したステアリングホイールリム2を水槽8内で浸漬洗浄する工程を示す。図13は浸漬洗浄後のステアリングホイールリム2の表面に水溶液8aを噴射して転写面5の外側を取囲んでいるポリビニルアルコール層4bを洗浄する噴射洗浄工程を示す。図14は転写面5のポリビニルアルコール層4bを密閉空間内で加熱して適正乾燥率で強制乾燥する時の加熱温度と所要時間との関係を示すグラフである。図15は1次または2次転写時入水角αと転写時間との関係を示すグラフである。
【0022】
図6〜15及び図1及び図2に示されたように、一実施形態に係る水圧転写方法ではステアリングホイールリム2のように凹凸を含む被転写物の半分に1次転写した後、被転写物を反転させ、複数回の2次転写が行われる。これにより、水槽8に収容された水溶液8aの表面に浮かべられた転写フィルム4に被転写物を接触させて水圧作用によりパターン層4aが転写(印刷)される。特に一実施形態では従来のマスク部材3の不要な水圧転写方法を提示している。
【0023】
すなわち、本発明では、ステアリングホイールリム2の上半面(第1面)と下半面(第2面)に分割して複数回の水圧転写工程が行われる。詳しくは、ステアリングホイールリム2の第1面にパターン層4aを転写する1次転写工程、塗布されたポリビニルアルコール層4bをゲル状に乾燥する半乾燥工程、ステアリングホイールリム2を反転させて第2面にパターン層4aを転写する2次転写工程、及びステアリングホイールリム2に付着したポリビニルアルコール層4bを除去する全面洗浄工程が順次に行われる。
【0024】
本発明の各工程を詳細に説明する。ステアリングホイールリム2の分割転写部a,bを除く非転写部1はマスクで覆われているが、軸線を含む面によって二分された第1分割部分と第2分割部分にそれぞれ配置された分割転写部a,bはマスクで覆われていない。図6及び図7に示されたように、1次転写工程では、ステアリングホイールリム2は第1面と第2面との境界線まで所定時間内に安定的に下降される。1次転写工程ではパターン層4aが境界線位置に正確に一致して転写されるように、ステアリングホイールリム2を精度よく沈降させなければならない。これにより、第1面にパターン層4aが転写される。
【0025】
ここで、「ステアリングホイールリムを安定的に下降させる」は、転写工程時に前記転写フィルム4のパターン層4aとステアリングホイールリム2との間に気泡が流れ込まれないように、ステアリングホイールリム2を所定の入水角αで入水し、引き続きステアリングホイールリム2を水平状態に沈降させる動作を意味するものである。入水角αは1乃至5゜、特に2乃至3゜に保つことが望ましい。これは実験を通じて得られた結果に基づいた基づいたものであって、図15に示されたグラフのように、入水角αが1〜5°の範囲内の時、入水角αが大きいほど気泡は容易に排出されるので、その沈降進行時間を含む転写時間は短く設定できる。入水角αが小さいほど、すなわちステアリングホイールリム2が水平に近いほど気泡が排出されるのに要する時間が長くなるので転写時間は多少長く設定される。図8のグラフから、転写時間は、入水角αが5゜の時に7秒、1゜の時に14秒の範囲内になるように設定されるのが好ましいことがわかる。
【0026】
次の工程で、1次転写工程を通じてステアリングホイールリム2の第1面に塗布されたポリビニルアルコール層4bが所定時間所定の割合で半乾燥される。半乾燥工程では、ステアリングホイールリム2は常温大気中に30乃至90分間露出させて自然乾燥される。または半乾燥時間を短縮するためにステアリングホイールリム2を密閉空間内で60乃至90℃に加熱して強制乾燥してもよい。半乾燥工程時のポリビニルアルコール層4bの乾燥率は60乃至70%に保つことが望ましい。このように半乾燥されたポリビニルアルコール層4bはゲル状態となる。図14は実験を通じて得られた強制乾燥時の加熱温度と放置時間との関係を示すグラフであり、乾燥率を前記望ましい範囲に保つためには、通常、前記加熱温度範囲内にある時の半乾燥時間は3乃至13分程度である。
【0027】
半乾燥工程で注意すべき点は、1次転写工程でパターン層4a及びポリビニルアルコール層4bが塗布された第1面を必ず下向きに保つことである。もし、第1面を上向きに保った状態で乾燥すると、PVA溶液が境界線を越えて流動してしまい、後述する2次転写後に境界線に不整合が引き起こる恐れがあるからである。
【0028】
2次転写工程では、図8乃至図11に示されたように、前記半乾燥工程後、ステアリングホイールリム2を反転させ、水面レベルが前記境界線以上になるようにステアリングホイールリム2を所定時間以内に安定的に下降させる。2次転写工程を1回の作業で済ませる場合、非転写部1の凹凸により転写フィルム4が変形されることがあるので、図8及び図9で示す分割転写部位bに対する2次転写工程と、図10及び図11で示す分割転写部位aに対する2次転写工程とに分けて行うことが望ましい。詳しくは、図9に示すように、1回目の2次転写工程では、転写フィルム4はステアリングホイールリム2の左半分の第2分割部分(分割転写部bを含む)に対応する位置に浮かべられており、水面レベルは分割転写部bにおける境界線以上になっている。また、分割転写部aの下面は水面から離間しているため、分割転写部bの第2面にパターン層4aが転写される。図11に示すように、2回目の2次転写工程では、転写フィルム4はステアリングホイールリム2の右半分の第1分割部分(分割転写部aを含む)に対応する位置に浮かべられており、水面レベルは分割転写部aにおける境界線以上になっている。また、分割転写部bの下面は水面から離間しているため、分割転写部aの第2面にパターン層4aが転写される。2次転写工程においても前述した1次転写工程と同様にステアリングホイールリム2は所定の入水角αを保った状態で沈降される。
【0029】
このようにステアリングホイールリム2にパターン転写が完了した時、境界線周辺では、1次転写時に付着し半乾燥されたポリビニルアルコール層4b上に2次転写時のパターン層4aの一部が密着されており、そのパターン層4aの一部上に2次転写時のポリビニルアルコール層4bが付着した状態をなしている。
【0030】
そこで、2次転写後に、図12及び図13に示されたように全面洗浄工程が行われる。全面洗浄工程は、ポリビニルアルコール層4bが水にふやけるように、ステアリングホイールリム2を水溶液8a内に所定時間浸す浸漬洗浄と、ステアリングホイールリム2の表面に所定時間水溶液8aを噴射して、1次及び2次転写工程で付着したポリビニルアルコール層4bを同時に洗浄する噴射洗浄とを含む。全面洗浄工程によりステアリングホイールリム2に付着したポリビニルアルコール層4bは完全に除去される。ポリビニルアルコール層4bが水溶性であるために境界線近傍で重畳された内側のポリビニルアルコール層4bまでも溶解される。従って、2次転写時に内側のポリビニルアルコール層4b上に重畳して転写された外側のパターン層4aも脱落されるので、境界線の整合性は保たれる。言いかえると、一実施形態では1次転写時に付着され半乾燥されたポリビニルアルコール層4bが2次転写時のマスクとして利用されている。
【0031】
浸漬洗浄における浸水時間は水温30℃程度の場合、50乃至90秒間であるのが好ましい。噴射洗浄は浸水後に残留するポリビニルアルコール層4bを完全に除去するために、水溶液噴射装置を用いて10乃至12分間水溶液を噴射するのが好ましい。
【0032】
一実施形態によれば、煩雑な作業であるマスク部材付着工程が不要なので、工程が単純化され、生産の自動化ができる。一実施形態の方法によれば、24時間程度がかかった既存の工程に比べて4乃至5時間程度で全ての作業が完了されるので、工程時間を1/5以上短縮しうる。
【0033】
一実施形態では特にステアリングホイールリムを対象として説明したが、このように水圧転写過程でパターンの変形などが生じる凹凸の立体形状や凹状の溝部を有する各種の被転写物に対しても多様に適用しうる。例えば、トランスミッションを操作するためのオートマティックまたはマニュアルタイプのシフトレバー(ギアチェンジレバー)のシフトノブ等にもジグを使用してクランピングした後、前記ステアリングホイールリムと同一な水圧転写方法による一連の工程を行って処理でき、したがってその適用対象を必ずステアリングホイールリムにのみ限定するものではない。
【0034】
【発明の効果】
前述したように本発明の水圧転写方法によれば、ステアリングホイールリムを分割転写する過程において、従来技術で使用されたマスク部材3は不要である。言いかえれば、パターン層4とともに転写されるポリビニルアルコール層4bをマスクとして利用することで、従来のマスク部材3の作成、貼りつけ、剥がし工程のような煩雑な作業が省略されるので、転写工程は短縮され、自動化され、ステアリングホイールの生産性は著しく向上し、それにかかる経費及び作業時間が節減される。また、1回の噴射洗浄工程時にのみ廃水が生じるので、廃水の発生量は低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水圧転写方法に適用される水面に浮かべられた転写フィルムの概略図である。
【図2】 自動車用ステアリングホイールの斜視図である。
【図3】 マスクを用いた従来の水圧転写方法を示す工程図である。
【図4】 従来の水圧転写方法で用いられるマスクの貼り付けられたステアリングホイールリムの部分的斜視図である。
【図5】 従来の別の水圧転写方法で用いられるマスクとステアリングホイールリムとの境界部分の拡大図である。
【図6】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法における1次転写工程の開始状態の断面図。
【図7】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法において1次転写工程の完了した状態の断面図である。
【図8】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法における1回目の2次転写工程の開始状態の断面図である。
【図9】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法における1回目の2次転写工程の完了状態の断面図である。
【図10】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法における2回目の2次転写工程の開始状態の断面図である。
【図11】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法における2回目の2次転写工程の完了状態の断面図である。
【図12】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法における浸漬洗浄工程の断面図である。
【図13】 本発明に係る自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法における噴射洗浄工程の断面図である。
【図14】 ポリビニルアルコール層の強制乾燥時加熱温度と所要時間との関係を示すグラフである。
【図15】 ステアリングホイールの入水角と転写時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
a、b…分割転写部、α…入水角、1…非転写部、2…ステアリングホイール、4…転写フィルム、4a…パターン層、4b…ポリビニルアルコール層(PVAフィルム)、8a…水溶液。

Claims (9)

  1. ステアリングホイールリムの軸線を横切る面によって二分される第1面と第2面に所定のパターンを印刷するステアリングホイールリムの水圧転写方法において、
    ポリビニルアルコール層と、前記ポリビニルアルコール層上に形成され、前記所定のパターンを有するパターン層とを有する転写フィルムを水溶液の水面に浮かべる工程と、
    前記ステアリングホイールリムの第1面と第2面との境界線が前記水面のレベルに一致するまで、前記ステアリングホイールリムを所定時間内に安定的に下降させて前記第1面を前記転写フィルムに接触させる1次転写工程と、
    前記1次転写工程を通じて前記第1面に塗布された前記ポリビニルアルコール層がゲル状態になるように、前記ポリビニルアルコール層を所定時間所定の割合で乾燥させる半乾燥工程と、
    前記ステアリングホイールリムを反転させた後、前記水面のレベルが前記境界線以上になるように前記ステアリングホイールリムを所定時間内に安定的に下降させて前記第2面と前記転写フィルムとを接触させる、半乾燥された前記ポリビニルアルコール層をマスクとして利用した2次転写工程と、
    前記ステアリングホイールリムを水溶液内に所定時間浸漬後、該ステアリングホイールリムに所定時間水溶液を噴射して、マスクとして利用したゲル状態の前記ポリビニルアルコール層及び前記2次転写時に第2面に付着したポリビニルアルコール層を洗浄する全面洗浄工程とを含んでなることを特徴とする自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  2. 前記1次及び2次転写工程の各々は、前記転写フィルムのパターン層とステアリングホイールリムとの間に気泡が流込まれないように前記ステアリングホイールリムを前記水面に対して所定の入水角に傾けて入水させる工程と、そのステアリングホイールリムを水平にする工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  3. 前記ステアリングホイールリムの入水角は1乃至5゜に保つことを特徴とする請求項2に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  4. 前記1次及び2次転写工程の所定時間は7乃至14秒であることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  5. 前記半乾燥工程は、前記第1面に付着したポリビニルアルコール層の材料が前記境界線を越えて前記第2面に流動しないように、前記第1面を下向きにして行われることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  6. 前記半乾燥工程は前記ステアリングホイールリムを常温の大気に30乃至90分間露出させて自然乾燥することを特徴とする請求項1又は5に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  7. 前記半乾燥工程は、前記ステアリングホイールリムを密閉空間内で60乃至90℃に加熱して強制乾燥することを特徴とする請求項1又は5に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  8. 前記半乾燥工程は、前記第1面に付着したポリビニルアルコール層の乾燥率が60乃至70%になるように行われることを特徴とする請求項1及び5乃至7のいずれか一項に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
  9. 前記全面洗浄工程では、前記所定の浸漬時間は水温30℃程度で50乃至90秒間であり、浸漬後、残留するポリビニルアルコール層を完全に取り除くために水溶液噴射装置により10乃至12分間水溶液を前記ステアリングホイールリムに噴射して洗浄することを特徴とする請求項1に記載の自動車用ステアリングホイールリムの水圧転写方法。
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