JP3840227B2 - 移動通信システムにおけるスクランブリングコード生成装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムにおけるスクランブリングコード生成装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおけるスクランブリングコード(scrambling code)生成装置及び方法に関し、特に、マスキングコードを使用する多重スクランブリングコードを生成する装置及び方法に関する。
一般的に、符号分割多重接続移動通信システム(以下、“CDMAシステム”と称する。)は、基地局区分のためにスクランブリングコードを使用する。そして、ヨーロッパ方式であるW-CDMAシステムのUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)標準案では、所定の長さを有する複数のスクランブリングコードグループに区分された多重スクランブリングコードを生成し、前記UMTS移動通信システムでは、前記CDMAシステムでスクランブリングコードを使用する目的である基地局の区分の以外にも容量増大のための方法であるので、多重スクランブリングコードグループのそれぞれに対する直交コード(orthogonal code)を使用してチャンネル区分(channel separation)を行う方法を使用している。すなわち、1つのスクランブリングコードグループに対してチャンネル区分(channelization)のためのすべての直交コードを使い切った場合、移動通信システムは、使用可能な通信リンクの数を増加させるために、第2スクランブリングコードグループを利用できる。前記複数のスクランブリングコードグループから構成される多重スクランブリングコード(基地局での一次スクランブリングコード及び多重二次スクランブリングコード)を備えるために、UMTS移動通信システムでは、スクランブリングコードとして長さ218−1であるゴールドシーケンスを使用する。前記218−1の長さを有するゴールドシーケンスは、218−1個の相互異なるゴールドコードで構成される1つのグループを含む。同一なグループ内の前記ゴールドシーケンスは、相互優秀な相関度特性を有する。ここで、スクランブリングのために、前記218−1の長さを有するゴールドシーケンスを38400チップに分けて反復使用する。
UMTS移動通信システムにおける各基地局は、前記システムで夫々の基地局を他の基地局と識別するために、端末に割り当てられるいわゆる“一次スクランブリングコード(primary scrambling code)”と呼ばれる固有のスクランブリングコードを有する。また、各基地局のダウンリンクチャンネル信号を拡散(スクランブリング)するために使用される前記各固有のスクランブリングコードを“一次スクランブリングコード”と称し、使用可能な直交コードのない場合は、前記一次スクランブリングコードでダウンリンクデータチャンネルを拡散するために使用される前記スクランブリングコードグループのうちの1つを“二次スクランブリングコード(secondary scrambling code)”と称する。基地局は、ダウンリンクチャンネルの分離のために、データチャンネル信号のそれぞれに割り当てられる該当直交コードで現在通信している移動局へ伝送されるデータチャンネル信号を拡散(スクランブリング)するために、対応する直交コードを有するすべての移動局へ伝送される共通制御チャンネル信号を拡散(スクランブリング)するために固有の一次スクランブリングコードを使用する。前記基地局は、移動局が前記基地局を隣接した基地局と区別するために固有の一次スクランブリングコードを有する。すなわち、前記移動局が同一な一次スクランブリングコードを共有する基地局の信号を同時に検出しないようにするために、一次スクランブリングコードの個数は、十分に大きい値、例えば、512個でなければならない。従って、個々の隣接基地局は、前記512個の一次スクランブリングコードのうち相互異なる一次スクランブリングコードを使用するようになる。また、チャンネル区分のためにそれ以上の割り当てられる一次スクランブリングコードを有する直交コードがない場合、それぞれの基地局は、使用された一次スクランブリングコードに対応する複数の二次スクランブリングコードグループから選択された二次スクランブリングコードを使用する。
前記のように多重スクランブリングコードを使用する例としては、UMTSシステムにおけるダウンリンク(downlink)が挙げられる。以下、“スクランブリングコード”との用語は、前記スクランブリングコードと同一なコードを示す“ゴールドコード(gold code)”または“ゴールドシーケンス(gold sequence)”との用語とお互いに取り替え可能である。
図1は、UMTS移動通信システムにおけるダウンリンク送信器の構造を示す概略図である。
図1を参照すると、以前にチャンネル符号化されインターリービングされた専用物理制御チャンネルDPCCH(Dedicated Physical Control Channel)、専用物理データチャンネルDPDCH(Dedicated Physical Data Channel)1、…、DPDCHを受信のとき、デマルチプレクサー100〜104(デマルチプレクサーの数は、DPCCHに対して物理データチャンネルの数N+1に該当する。)は、専用物理制御チャンネルDPCCH、専用物理データチャンネルDPDCH1、…、DPDCHをI(In-phase)/Q(Quadrature)チャンネルに分ける。このとき、デマルチプレクサー101から分かれて出力されたI及びQチャンネルは、それぞれ乗算器110及び111へ入力される。前記乗算器110及び111は、I及びQチャンネルにチャンネル区分のための直交コード1を乗じて、スクランブラー120へ出力を伝送する。同様に、デマルチプレクサー102〜104から分かれて出力されたI及びQチャンネルは、前述したような同一な動作を遂行してそれぞれのNスクランブラー124〜128に入力される。そうすると、スクランブリングコードグループ生成器100は、スクランブラー120,124〜128に該当する二次スクランブリングコードを生成して、該当するスクランブラー120、124〜128へ出力する。ここで、前記スクランブラー120、124〜128は、前記該当乗算器の出力信号と前記スクランブリングコードグループ生成器100の出力信号とを複素モード(complex mode)で乗じて、スクランブリングされた信号の実数部分を加算器130へ、スクランブリングされた信号の虚数部分を加算器135へ出力する。前記加算器130は、前記スクランブラー120、124〜128からスクランブリングされた信号の実数部分を加算し、加算器135は、スクランブラー120、124〜128からスクランブリングされた信号の虚数部分を加算する。
図2は、図1に示した複数のスクランブリングコードグループを同時に生成するスクランブリングコードグループ生成器100の概略的なブロック図である。実際に、共通制御チャンネル及びデータチャンネルは、一次スクランブリングコードのみを使用すべきであるが、二次スクランブリングコードは、使用可能な通信リンクの数を増加させるために一次スクランブリングコードの代わりに使用されられる。例えば、基地局Aが使用可能な直交コードC-Hとともに一次スクランブリングコードBを使用し、前記直交コードC-Hのすべてが多様なチャンネルに割り当てられる場合、新たな端末が基地局Aと通信を願っても新たなチャンネルに割り当てられるそれ以上の使用可能な直交コードはない。このような場合、一次スクランブリングコードAを使用する代わりに、二次スクランブリングコードZは、新たなチャンネルに対して使用されられる。そうすると、前記直交コードC-Hは、新たなチャンネルが一次スクランブリングコードAの代わりに二次スクランブリングコードZを使用するため、新たなチャンネルに割り当てられることができる。
従って、前記新たなチャンネルは、一次スクランブリングコードAの代わりに二次スクランブリングコードZを使用するため、直交コードC-Hを使用した元来のチャンネルとは区別されられる。そこで、基地局は、複数のスクランブリングコードグループを生成できなければならない。
図2を参照すると、一般的なスクランブリングコードグループ生成器100は、複数のゴールドシーケンス生成器201と前記ゴールドシーケンス生成器201に該当する複数の遅延器203とを含む。前記ゴールドシーケンス生成器201は、上位階層から多重チャンネルに対するスクランブリングコードの制御情報を受信のとき、スクランブリングコード、すなわち、制御情報を基としたゴールドシーケンスコードを生成してIチャンネル成分を有するように前記生成されたスクランブリングコードを出力する。前記遅延器203は、前記Iチャンネル成分を有するスクランブリングコードを所定のチップ数だけ遅延させ、Qチャンネル成分を有する遅延したスクランブリングコードを生成させる。
図3は、UMTS移動通信システムにおけるダウンリンク受信器の構造を示す概略図である。ダウンリンク共通制御チャンネルに対して、受信器は、一次スクランブリングコードでスクランブリングされたダウンリンク共通制御信号のデスクランブル(descramble)を行わなければならない。同時に、ダウンリンクデータチャンネルに対して、受信器は、ダウンリンクデータチャンネルが二次スクランブリングコードを使用するとき、二次スクランブリングコードでスクランブリングされた信号をデスクランブリングしなければならない。従って、受信器は、多重スクランブリングコードを生成させなければならない。
図3を参照すると、図1及び図2に示したような送信器から信号を受信すると、前記受信された信号のI/Qチャンネル成分は、それぞれデスクランブラー310及び314に入力される。スクランブリングコードグループ生成器300は、それぞれのチャンネルに該当するスクランブリングコードを同時に生成してデスクランブラー310及び315へ出力する。そうすると、前記デスクランブラー310及び315は、受信信号I+jQに前記スクランブリングコードグループ生成器300から受信されたスクランブリングコードの共役(conjugate)を乗じて、前記受信された信号のデスクランブリングを行う。その後、該当乗算器320、322、324、326へ前記デスクランブリングされた信号のI及びQチャンネル成分を出力する。ここで、それぞれのチャンネルに割り当てられた直交コードは、乗算器320、322、324、及び326で逆拡散されて該当デマルチプレクサー330及び350へ出力される。前記デマルチプレクサー330及び350は、前記逆拡散されたI及びQチャンネル成分をそれぞれデマルチプレキシングする。
図4は、図3に示した複数のスクランブリングコードグループを同時に生成するためのスクランブリングコードグループ生成器300の概略的なブロック図である。実際に、前記スクランブリングコードグループ生成器300は、共通制御チャンネルのための一次スクランブリングコードを使用すべきであるが、使用可能な直交コードが不足である場合、データチャンネルのように使用者に従って使用されるチャンネルに対しては、二次スクランブリングコードも使用できる。従って、移動局は、複数のスクランブリングコードグループを生成させなければならない。
図4を参照すると、受信器のスクランブリングコードグループ生成器300は、複数のゴールドシーケンス生成器401と前記ゴールドシーケンス生成器401に該当する複数の遅延器403とを含む。前記ゴールドシーケンス生成器401は、上位階層から多重チャンネルに対するスクランブリングコードの制御情報を受信のとき、制御情報に該当するゴールドシーケンスコードを生成して、Iチャンネル成分を有するように前記生成されたゴールドシーケンスコードを出力する。前記遅延器403は、前記Iチャンネル成分を有するゴールドシーケンスコードを所定のチップ数だけ遅延させ、Qチャンネル成分を有するゴールドシーケンスコードを生成させる。
図5は、図2及び図4に示したゴールドシーケンス生成器の構造を示す概略図である。
図5を参照すると、通常ゴールドシーケンスは、2つの相互異なるmシーケンスの二進和(binary adding)で生成される。上位mシーケンスを生成するシフトレジスタは、
Figure 0003840227
として定義された生成多項式で具現され、下位mシーケンスを生成するシフトレジスタは、
Figure 0003840227
として定義された生成多項式で具現される。
現在UMTS標準案において、スクランブリングコードナンバーリング及びそれの発生方法に対しては説明されていない。従って、UMTS標準案を見ると、前記受信器及び送信器は、多重スクランブリングコードを生成するために前述したような複数のスクランブリングコード生成器を要求する。そこで、個々のスクランブリングコードに対して異なる生成器を使用するが、これは、ハードウェアの複雑度を増加させる。さらに、前記スクランブリングコードとしてゴールドシーケンスを使用するとき、ハードウェアの複雑度は、前記スクランブリングコードを一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードとに分ける方式及び前記スクランブリングコードをどのようにナンバーリングするかによっている。
従って、本発明の目的は、マスク関数を利用して所定の長さ単位でグルーピングされるスクランブリングコードを生成してハードウェアの複雑度を最小化できるスクランブリングコード生成装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、マスク関数を利用して生成される一次スクランブリングコードと使用可能な通信リンクの数を増加させるために、一次スクランブリングコードの代わりに使用される関連した複数の二次スクランブリングコードとを含むスクランブリングコード生成装置及び方法を提供することにある。前記スクランブリングコードは、マスク関数を使用することによって生成される。
本発明のまた他の目的は、一次スクランブリングコードとこれに関連した複数の二次スクランブリングコードとを生成する装置及び方法を提供することにある。
本発明の実施形態において、第1シフトレジスタは、第1mシーケンスを生成するのに使用され、第2シフトレジスタは、第2mシーケンスを生成するのに使用される。前記第1mシーケンスは、一次スクランブリングコードを生成するために第2mシーケンスとともに加算される。前記関連した第2スクランブリングコードを生成するために、前記第1シフトレジスタのビットは、前記第1mシーケンスを循環シフトするためのマスク関数を使用するNマスキング部に入力される。前記マスキング部のそれぞれの出力は、N個の二次スクランブリングコードを生成するために第2mシーケンスとともに加算される。
本発明のさらに他の目的は、1つのスクランブリングコード生成器によるスクランブリングコードの単純な生成に対するスキーム(scheme)をナンバーリングするスクランブリングコードを提供することにある。
前記のような目的を達成するために、本発明は、基地局に割り当てられた1つの一次スクランブリングコードと連鎖状の複数のシフトレジスタをそれぞれ有する2つのmシーケンス生成器を有する複数の二次スクランブリングコードとを生成する方法において、所定の生成多項式を有する第1mシーケンス生成器によって第1mシーケンスを生成し、第1mシーケンス生成多項式とは異なる所定の生成多項式を有する第2mシーケンス生成器によって第2mシーケンスを生成するステップと、一次スクランブリングコードを生成するために、前記第1mシーケンス生成器の出力と第2mシーケンス生成器の出力とを加算するステップと、第1mシーケンスレジスタのすべての値を受信するステップと、二次スクランブリングコードを決定するマスク値と第1mシーケンスレジスタの値とを乗算し、すべてのクロック信号で乗じられた値を加算するステップと、加算された値と第2mシーケンス生成器の出力とを加えることにより、i番目の二次スクランブリングコードを生成するステップと、からなることを特徴とする。
前記のような他の目的を達成するために、本発明は、基地局に割り当てられた1つの一次スクランブリングコードと複数の二次スクランブリングコードとを生成するCDMA移動通信システムにおける多重スクランブリングコードを生成する装置において、第1mシーケンスを生成する直列連結された複数のシフトレジスタを有する第1mシーケンス 生成器と、第2mシーケンスを生成する直列連結された複数のシフトレジスタを有する第2mシーケンス生成器と、前記一次スクランブリングコードを生成するために、前記第1mシーケンスと第2mシーケンスとを加算する第1加算器と、前記第1mシーケンス生成器のレジスタ値(a)のそれぞれを受信し、前記レジスタ値と前記第1mシーケンスをシフトすることにより二次スクランブリングコードを決定するマスク値(k)とを乗算し、前記乗算された値(a×k)を加算するマスキング部と、前記 二次スクランブリングコードを生成するために、前記第2mシーケンスと前記加算された値とを加算する第2加算器と、からなることを特徴とする。
前記のようなまた他の目的を達成するために、本発明は、基地局区分のための1つの一次スクランブリングコードとチャンネル区分のための複数の二次スクランブリングコードとを使用するUMTS移動通信システムにおけるダウンリンク送信器のスクランブリングコード生成装置において、第1mシーケンスを生成する第1mシーケンス生成器と、第2mシーケンスを生成する第2mシーケンス生成器と、前記第1mシーケンス及び第2mシーケンスを加算して前記一次スクランブリングコードを生成する第1加算器と、前記第1mシーケンスをシフトする複数の第1マスキング部と、前記シフトされた第1mシーケンスのうちの1つと前記第2mシーケンスとを加算して前記複数の二次スクランブリングコードを生成する複数の第2加算器と、からなることを特徴とする。
以下、本発明に従う好適な実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符号及び番号を共通使用するものとする。
下記説明において、関連した公知機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨をぼやかさないようにするために詳細な説明は省略する。
前記スクランブリングコードとしてゴールドコードが使用されるが、ゴールドコードは、相互異なる2つのmシーケンスの二進和により生成される。長さLを有する前記2つのmシーケンスをそれぞれm1(t)及びm2(t)と定義すると、ゴールドコードの集合は、相関度特性に優れた相互異なるL個のゴールドシーケンスを構成するが、ゴールドコードの集合を下記式1のように示すことができる。
Figure 0003840227
ここで、前記tは時間可変数、τはシフト値である。式1から分かるように、ゴールドコードの集合は、τ回循環シフトされた前記mシーケンスm(t)と前記mシーケンスm(t)との和で構成されたすべてのシーケンスの集合である。従って、本発明の目的のために、τ回循環シフトされた前記mシーケンスm(t)と前記mシーケンスm(t)との和をゴールドコードgτと称することとする。すなわち、
Figure 0003840227
。前記ゴールドコードの周期が218−1である場合、ゴールドコードを構成する個々のmシーケンスの周期も218−1を有する。従って、前記mシーケンスm(t)を最大218−1回循環シフトさせられ、前記ゴールドコードの集合での元素の個数は、循環シフトの最大値である218−1と同じである。
本発明の実施形態で使用されるゴールドコードの集合は、生成多項式
Figure 0003840227
を有するmシーケンスm(t)と生成多項式
Figure 0003840227
を有するmシーケンスm(t)とをそれぞれ構成する元素として、218−1個のゴールドコードを有する。
τ回循環シフトされた第2mシーケンスm(t)は、元来のmシーケンスを生成するシフトレジスタのメモリ値にマスク関数を適用することによって得られる。
本発明の実施形態では、マスク関数を利用して複数のゴールドシーケンスを同時に生成する生成器と、ゴールドシーケンスの集合を一次スクランブリングコード集合と二次スクランブリングコード集合とに効率よく分けて、メモリに貯蔵されているマスク関数の個数を減少させられる方法を提供する。
第1実施形態
図6は、本発明の第1実施形態に従う一次スクランブリングコード及び二次スクランブリングコードの構造を示す図である。
まず、ゴールドシーケンスが長さ218−1のゴールドシーケンスから選択されると、一番目38400チップは一次スクランブリングコードとして使用され、 二番目38400チップは、前記一次スクランブリングコードに対応する一番目二次スクランブリングコードとして、三番目38400チップは、前記一次スクランブリングコードに対応する二番目二次スクランブリングコードとして、四番目38400チップは、前記一次スクランブリングコードに対応する三番目二次スクランブリングコードとして、五番目38400チップは、前記一次スクランブリングコードに対応する四番目二次スクランブリングコードとして、六番目38400チップは、前記一次スクランブリングコードに対応する五番目二次スクランブリングコードとして使用するようになる。ここで、512個の一次スクランブリングコードが使用されると、前記512個の一次スクランブリングコードにそれぞれ対応する二次スクランブリングコード集合は、5つの二次スクランブリングコードからなる。具体的に、218−1(スクランブリングコードの長さ)を38400で割ると、6つ(スクランブリングコードグループ)が得られる。6つのスクランブリングコードグループのうち、一番目スクランブリングコードグループは一次スクランブリングコードとして使用され、残りの5つのスクランブリングコードグループは二次スクランブリングコードとして使用される。このような構造において、1つのセル(基地局)がそれ自体の一次スクランブリングコード及びそれ自体の二次スクランブリングコードグループから選択された二次スクランブリングコードを使用する場合、直交コードが一次スクランブリングコードとして使用されないとき、前記一次スクランブリングコードに対応する前記二次スクランブリングコードグループに属している前記選択された二次スクランブリングコードは、ダウンリンクチャンネルスクランブリングコードとして使用される。図6に示すように、一旦一次スクランブリングコードが選択されると、一次スクランブリングコードに対応する二次スクランブリングコードは、一次スクランブリングコードを含むゴールドコードの部分であることもある。このとき、前記二次スクランブリングコードは、前記一次スクランブリングコードにマスク関数を適用することによって生成される。このような方法は、図7に示すように、1つの一次スクランブリングコードと複数の二次スクランブリングコードとを同時に生成する送信器のスクランブリングコードグループ生成器に適用される。
図7を参照すると、スクランブリングコードグループ生成器701は、上位シフトレジスタメモリ(以下、“第1シフトレジスタメモリ”と称する。)700(レジスタ0〜17を有する。)及び加算器730を含む第1mシーケンス生成器750と、下位シフトレジスタメモリ(以下、“第2シフトレジスタメモリ”と称する。)705(レジスタ0〜17を有する。)及び加算器735を含む第2mシーケンス生成器760と、複数のマスキング部710〜712、714〜716と、複数の加算器740及び742〜744と、複数の遅延器720、722〜724と、から構成される。前記第1シフトレジスタメモリ700は、所定のレジスタ初期値“a”を、前記第2シフトレジスタメモリ705は、所定のレジスタ初期値“b”を貯蔵している。
前記メモリ700及びメモリ705内の各レジスタに貯蔵された前記値は、入力クロック(図示せず)の毎周期ごと変えられることができる。前記レジスタメモリ700及び705は、18ビット(またはシンボル)二進値“a”及び“b”のそれぞれを貯蔵する(i=0〜c-1、ここで、c=レジスタメモリ700及び705でのレジスタの総数を意味する。) 。
前記第1mシーケンス生成器750は、前記レジスタメモリ700と前記レジスタメモリ700のレジスタ0及び7から二進値を加える二進加算器(binary adder)である加算器730とを利用して第1mシーケンスを生成し、前記加えられた値をレジスタ17に出力する。前記レジスタメモリ700のレジスタ0は、クロックが入力されるときごと第1mシーケンスを形成する二進値を順次的に出力する。マスキング部710〜712は、予め決定されたチップ数によって前記第1mシーケンスを循環シフトして生成するためにマスクコード値(k 〜k )を貯蔵する。前記循環シフトは、前記第1シフトレジスタメモリ700のレジスタ値“a”とマスクコード値とを乗じることによって実行される。これは、
Figure 0003840227
のような数式で示され、前記結果値は、加算器742〜744のそれぞれに提供される。
前記第2mシーケンス生成器760は、前記レジスタメモリ705と前記レジスタメモリ705のレジスタ0、5、7 及び10からの二進値を加える二進加算器である前記加算器735とを利用して第2mシーケンスを生成し、前記加えられた値をレジスタ17に出力する。 前記レジスタメモリ705のレジスタ0は、クロックが入力されるときごと第2mシーケンスを形成する二進値を順次的に出力する。前記マスキング部714〜716は、予め決定されたチップ数によって前記第2mシーケンスを循環シフトして生成するためにマスクコード値(s 〜s )を貯蔵する。前記循環シフトは、前記第2シフトレジスタメモリ705のレジスタ値“b”とマスクコード値とを乗じることによって実行される。前記結果値は、加算器742〜744のそれぞれに提供される。前記mシーケンス生成器750及び760のそれぞれは、該当生成多項式によってmシーケンスを生成する。
前記加算器740は、前記第1シフトレジスタメモリ700の0番目レジスタ値と前記第2シフトレジスタメモリ705の0番目レジスタ値とを加算してスクランブリングコードを生成し、前記スクランブリングコードは一次スクランブリングコードになる。そして、加算器742〜744は、前記第1シフトレジスタメモリ700に連結された前記マスキング部710〜712のそれぞれから生成された1ビットと前記マスキング部710〜712に対応する前記マスキング部714〜716のそれぞれから生成された1ビットとを加算する。言い換えれば、前記第1グループでのN番目マスキング部712からの出力と第2グループでのN番目マスキング部716からの出力とを加算するときまで、前記第1グループでの前記第1マスキング部710からの出力と前記第2グループでのマスキング部714からの出力とを加算する。従って、前記第1グループでのマスキング部710〜712のそれぞれは、前記第2グループのマスキング部714〜716で対応するマスキング部を有する。前記対応するマスキング部から出力される値は、前記加算器742〜744のそれぞれで加算される。すなわち、前記個々のマスキング部は、前記第1シフトレジスタメモリ700及び第2シフトレジスタメモリ705に対して、相互対応する共役を有する。例えば、前記第1シフトレジスタメモリ700の第1マスキング部710は、前記第2シフトレジスタメモリ705の第1マスキング部714に該当し、N番目マスキング部712は、N番目マスキング部716に該当する。前記2つの共役マスキング部の間には、入力クロックに応答して前記マスキング部から出力される2個のビットを加算する加算器742〜744が連結される。ここで、前記加算器742〜744の出力信号は、Iチャンネル成分を有する。
遅延器720及び722〜724は、前記Iチャンネル成分の信号を所定のチップ数だけ遅延してそれぞれのQチャンネル成分の信号を生成する。
前記構成に従う本発明の動作を説明する。
前記一次スクランブリングコードに対する初期値がレジスタ値“a”または“b”を循環シフトするための18個のレジスタをそれぞれ有する前記第1シフトレジスタメモリ700及び第2シフトレジスタメモリ705に印加されると、前記第1シフトレジスタメモリ700及び第2シフトレジスタメモリ705の0番目レジスタ値は、加算器740に入力され、前記第1シフトレジスタメモリ700の18個のレジスタ値“a”は、第1シフトレジスタの循環シフトされたシーケンスを生成するために、一番目〜N番目マスキング部710〜712に入力される。これと同時に、前記第2シフトレジスタメモリ705の18個のレジスタ値“b”は、第1シフトレジスタの循環シフトされたシーケンスを生成するために、一番目〜N番目マスキング部714〜716に入力される。そうすると、前記第1マスキング部710は、前記第1(上位)シフトレジスタメモリ700(シフトレジスタメモリ700で18個のレジスタから出力される18ビット)からの入力値をマスク関数k (すなわち、
Figure 0003840227
)でマスキングし、前記マスキングされた値を一番目二次スクランブリングコードを生成するために加算器744に出力する。前記マスキングは、すべてのマスキング部710〜712で現在進行している。前記N番目マスキング部712は、前記第1(上位)シフトレジスタからの入力値をマスク関数k (すなわち、
Figure 0003840227
でマスキングし、前記マスキングされた値をN番目二次スクランブリングコードを生成するために加算器742に出力する。そして、前記N番目マスキング部716は、前記第2(下位)シフトレジスタからの入力値をマスク関数s (すなわち、
Figure 0003840227
)でマスキングし、前記マスキングされた値をN番目二次スクランブリングコードを生成するために加算器744に出力する。前記第1マスキング部714は、前記レジスタメモリ705からの入力値をマスク関数s (すなわち、
Figure 0003840227
)でマスキングし、前記結果値を一番目二次スクランブリングコードを生成するために加算器742に出力する。前記マスキング部710〜712のそれぞれは、前記第1シフトレジスタメモリ700からの入力値をマスキングし、前記マスキングされた値をそれぞれの加算器742〜744に出力する。そうすると、前記加算器740は、前記第1シフトレジスタメモリ700及び第2シフトレジスタメモリ705の0番目レジスタからそれぞれ出力されたビットを加算する。このように生成された出力信号は、遅延器720ですぐ遅延される。前記加算器744は、Iチャンネル信号を生成するために、前記N番目マスキング部712及び716からの出力ビットを加算し、前記遅延器724にすぐ出力される。前記遅延器722は、前記加算器744から出力されるIチャンネル信号を所定のチップ数だけ遅延して、Qチャンネルスクランブリング信号を生成する。前記加算器742は、前記第1マスキング部710及び714からの2つの出力ビットを加算してIチャンネル信号を生成する。このようなIチャンネル信号は、すぐ遅延器722で所定のチップ数だけ遅延される。そうすると、前記第1シフトレジスタメモリ700の0番目及び7番目レジスタ値は、加算器730で加算され、左側値が右側に1ずつシフトされ、もっとも左側のレジスタが加算器730の出力値で新たに満ちると、前記加算された値は、17番目レジスタに入力される。前記第2シフトレジスタメモリ705の0番目、5番目、7番目、及び10番目レジスタ値は、加算器735で加算され、左側値が右側に1ずつシフトされ、もっとも左側のレジスタ(すなわち、17番目レジスタ)が加算器735の出力値で新たに満ちると、前記加算された値は、17番目レジスタに入力される。前記のような動作を反復しつつ多重スクランブリングコードを生成する。
図8は、1つの一次スクランブリングコードと1つの二次スクランブリングコードとを同時に生成する受信器のスクランブリングコード生成器を示す図である。
前記受信器は、共通制御チャンネル及びそこに割り当てられたデータチャンネルに対するスクランブリングコードのみ使用すべきであるので、1つの一次スクランブリングコード及び1つの二次スクランブリングコードを必要とする。
図8を参照すると、18個の上位シフトレジスタを有する第1シフトレジスタメモリ840及び18個の下位シフトレジスタを有する第2シフトレジスタメモリ845に一次スクランブリングコードに対する初期値が入力されると、第1シフトレジスタメモリ840及び第2シフトレジスタメモリ845の0番目レジスタ値は、加算器810に入力される。前記加算器810の出力は、一次スクランブリングコードである。前記第1シフトレジスタメモリ840の18個のレジスタ値“a”は、マスキング部820に入力される。これと同時に、前記第2シフトレジスタメモリ845の18個のレジスタ値“b”は、マスキング部825に入力される。そうすると、前記マスキング部820は、前記第1シフトレジスタからの入力値をマスク関数k(すなわち、
Figure 0003840227
)でマスキングし、前記マスキングされた値を一番目二次スクランブリングコードを生成するために加算器815に出力する。また、前記マスキング部825は、前記第2(下位)シフトレジスタからの入力値をマスク関数s(すなわち、
Figure 0003840227
)でマスキングし、前記マスキングされた値を二次スクランブリングコードを生成するための加算器815に出力する。そうすると、前記加算器810は、第1シフトレジスタメモリ840及び第2シフトレジスタメモリ845の0番目レジスタからそれぞれ出力されたビットを加算してIチャンネル一次スクランブリングコード信号を生成する。前記Iチャンネル一次スクランブリングコード信号は、すぐ遅延器830で所定のチップ数だけ遅延してQチャンネル一次スクランブリングコード信号を生成する。そして、前記加算器815は、マスキング部820及び825からの2つの出力ビットを加算してIチャンネル一次スクランブリングコード信号を生成する。このようなIチャンネル一次スクランブリングコード信号は、すぐ遅延器835で遅延される。そうすると、前記第1シフトレジスタの0番目及び7番目のレジスタ値は加算器800で加算され、左側値が右側に1ずつシフトされると、前記加算された値は、17番目レジスタに出力される。前記第2シフトレジスタの0番目、5番目、7番目、及び10番目レジスタ値は加算器805で加算され、左側値が右側に1ずつシフトされると、前記加算された値は、17番目レジスタに出力される。前記のような動作を反復しつつ多重スクランブリングコードを生成する。
前記第1実施形態でのスクランブリングコード生成器は、それぞれの二次スクランブリングコードを生成するために、マスキング部に貯蔵された相互異なる複数のマスク関数を必要とする。すなわち、N個のスクランブリングコードを生成するために2N個のマスク関数を使用する。従って、図6に示した一次スクランブリングコード及び二次スクランブリングコードの構造を有することにより、図7及び図8に示す送受信器構造のスクランブリングコード生成器が具現できる。また、相当に小さいハードウェア複雑度を有する2N個のマスク関数のみをさらに備えて多重スクランブリングコードが生成できる。
第2実施形態
図9は、本発明の第2実施形態に従う一次スクランブリングコード及び二次スクランブリングコードの構造を示す図である。前記第1実施形態がmシーケンスm(t)及びm(t)をすべてマスキングしてスクランブリングコードを生成すyるに反して、第2実施形態は、m(t)は循環シフトせず、m(t)のみ循環シフトしてスクランブリングコードを生成する。すなわち、第2実施形態は、前記[数式1]でよく表現される実施形態である。
図9を参照すると、まず、M個の二次スクランブリングコードが1つの一次スクランブリングコードに対応する場合、ゴールドコード集合のうち、1番目、M+2、(2M+3)、…、((K−1)M+K)、…、(511M+512)番目のゴールドコードを一次スクランブリングコードとして使用し、K番目一次スクランブリングコードとして使用される((K−1)M+K)番目ゴールドコードに対応する二次スクランブリングコードは、M個のゴールドコード、すなわち、((K−1)M+K+1))、((K−1)M+K+2))、…、及び(KM+K)番目のゴールドコードから構成されている。このとき、512個の一次スクランブリングコードが使用されると、512個の一次スクランブリングコードにそれぞれ対応する二次スクランブリングコードの集合は、M個の二次スクランブリングコードからなる。
このような構造において、1つのセルが一次スクランブリングコードのうちの1つを使用する場合、二次スクランブリングコードが使用されるべきであるとき、前記一次スクランブリングコードに対応する二次スクランブリングコードグループに属している二次スクランブリングコードを使用するようになる。図9に示すように、一旦一次スクランブリングコードが選択されると、一次スクランブリングコードに対応する二次スクランブリングコードは、循環シフトされた第1mシーケンス及び第2mシーケンスを加算することによって生成される。このとき、前記二次スクランブリングコードは、前記第1シフトレジスタメモリ内のシーケンスにマスク関数を適用することによって生成される。このような方法は、図10に示すように、1つの一次スクランブリングコードと複数の二次スクランブリングコードとを同時に生成する送信器のスクランブリングコード生成器に適用される。
図10を参照すると、前記第1mシーケンス生成器1050は、第1シフトレジスタメモリ1040(レジスタ0〜17を有する)とレジスタ0及び7の出力を加算するための加算器1010を含む。前記第2mシーケンス生成器1060は、第2レジスタメモリ1045(レジスタ0〜17を有する)とレジスタ0、5、7及び10の出力を加算するための加算器1015を含む。図10に示す前記スクランブリングコード生成器は、前記2つのmシーケンス生成器1050及び1060と、複数のマスキング部1000〜1005と、複数の加算器1030及び1032〜1034と、複数の遅延器1020及び1022〜1024とからなる。前記第1シフトレジスタメモリ1040は、所定のレジスタ初期値“a”を貯蔵し、前記第2シフトレジスタメモリ1045は、所定のレジスタ初期値“b”を貯蔵している。前記シフトレジスタメモリ1040及び1045は、18二進値(ビットまたはシンボル)“a”及び“b”(0≦i≦17)が貯蔵できる。前記2つのmシーケンス生成器1050及び1060は、入力クロック(図示せず)の毎周期ごと、それぞれの生成多項式に従って直列出力シーケンスビットを生成する。本発明の第2実施形態は、スクランブリングコードを生成するために38400シンボルの長さを有するゴールドコードを使用する。従って、前記シフトレジスタメモリ1040及び1045は、それぞれのシフトレジスタメモリ1040及び1045が38400シンボルの長さを有するシーケンスを出力するとき、初期値でリセットされることができる。
前記第1mシーケンス生成器1050は、シフトレジスタメモリ1040と、前記シフトレジスタメモリ1040のレジスタ0及び7からの二進値を加算して、前記加算された値をレジスタ17に出力する二進加算器である加算器1010とを使用して第1mシーケンスを生成する。前記シフトレジスタメモリ1040のレジスタ0は、入力クロックが入力されるときごと前記第1mシーケンスを形成する二進値を順次的に出力する。前記マスキング部1000〜1005は、前記第1mシーケンスを所定のチップ数だけ循環シフトさせて生成するためのマスクコード値(k 〜k )を貯蔵する。前記循環シフトは、前記マスクコード値と第1シフトレジスタメモリ1040のレジスタ値“a”とを乗じることによって遂行される。これを数式で示すと、
Figure 0003840227
である。前記結果値は、加算器1032〜1034にそれぞれ提供される。本発明の好適な実施形態において、前記マスクコード値(k 〜k )のそれぞれは、第1mシーケンスが1〜N回循環シフトされた新たなシーケンスを生成する。従って、それぞれのマスクコード値は、要求された循環シフト数によって決定される。
前記加算器1030は、前記第1シフトレジスタメモリ1040の0番目レジスタ値と前記第2シフトレジスタメモリ1045の0番目レジスタ値とを加算してスクランブリングコードを生成する。これが一次スクランブリングコードになる。そして、前記加算器1032〜1034は、前記マスキング部1000〜1005からそれぞれ生成される1ビットと前記第2シフトレジスタメモリ1045から生成される1ビットとを加算してIチャンネルスクランブリングコード信号を生成する。ここで、前記加算器1030の出力は、前記一次スクランブリングコードとして使用され、前記加算器1032〜1034から出力されるスクランブリングコードは、前記一次スクランブリングコードに対応する二次スクランブリングコードとして使用されられる。可能なマスク値の例として、(k 〜k ):k =(000000000000000010)、k =(000000000000000100)、k =(0000000000000001000)...が挙げられる。このようなマスク値を制御することにより、他の一次及び二次コードが生成できる。前記例では、mシーケンスを‘n ’回循環シフトするために必要とするマスクコードを得る方法を示す。一般的に、Xnをmシーケンス(すなわち、Xn/f(x))に対する生成多項式で割り、マスクコードを生成するために割ったものの余りを取ることである。例えば、31回循環シフトしたマスクコードが要求されると、x31を生成多項式
Figure 0003840227
で割り、それ以上割れない余りを取る。前記最終余りは、
Figure 0003840227
で示されるように、x13 + x + xである。
前記x13 + x + xに対応する二進シーケンスは、mシーケンスを31回循環シフトさせるために要求されるマスクコードは、000010001000000100である。
前記遅延器1020及び1022〜1024は、前記Iチャンネル信号を所定のチップ数だけ遅延してQチャンネルスクランブリングコード信号を生成する。
前述したように、本発明の第2実施形態では、図9に示すようなスクランブリングコードグループを生成し、1つのゴールドコード生成器、マスキング部1000〜1005、及び加算器1022〜1034のみを使用する。
具体的な動作を説明すると、18個のシフトレジスタをそれぞれ有する第1シフトレジスタメモリ1040及び第2シフトレジスタメモリ1045に一次スクランブリングコードに対する初期値が入力されると、第1シフトレジスタメモリ1040及び第2シフトレジスタメモリ1045の0番目レジスタ値は加算器1030に入力され、前記第1シフトレジスタメモリ1040の18個のレジスタ値“a”は、第1mシーケンスの1〜N個の循環シフトされたシーケンスを生成するために、一番目第1マスキング部1000〜N番目マスキング部1005に入力される。そうすると、前記第1マスキング部1000は、前記第1(上位)シフトレジスタメモリ1040からの入力値(a)を一番目二次スクランブリングコードを生成するためのマスク関数k でマスキング(すなわち、
Figure 0003840227
)し、前記マスキングされた値(a)を加算器1032に出力する。そして、前記N番目マスキング部1005は、前記第1(上位)シフトレジスタメモリ1040からの入力値(a)をN番目二次スクランブリングコードを生成するためのマスク関数k でマスキング(すなわち、
Figure 0003840227
)し、前記マスキングされた値(a)を加算器1034に出力する。同時に、前記加算器1030は、第1シフトレジスタメモリ1040及び第2シフトレジスタメモリ1045の0番目レジスタからそれぞれ出力されたビットを加算し、前記生成された出力信号は、すぐ前記遅延器1022で遅延される。そして、前記加算器1032は、前記第1マスキング部1000からの出力ビットと第2シフトレジスタメモリ1045の0番目シフトレジスタからの出力ビットとを加算し、前記出力信号は、すぐ前記遅延器1022に入力される。この後、前記シフトレジスタメモリ1040の0番目及び7番目レジスタ値は、加算器1010で加算され、左側値が右側に1ずつシフトされ、もっとも左側のレジスタが加算器1010の出力値で新たに満ちると、前記加算された値は17番目レジスタに入力される。第2シフトレジスタメモリ1045の0番目、5番目、7番目、及び10番目レジスタ値は、前記加算器1015で加算され、左側値が右側に1ずつシフトされ、もっとも左側のレジスタ(すなわち、17番目レジスタ)が加算器1015の出力値で新たに満ちると、前記加算された値は、前記第2シフトレジスタメモリ1045の17番目レジスタに入力される。前記のような動作を反復しつつ多重スクランブリングコードを生成する。
図11は、1つの一次スクランブリングコードと1つの二次スクランブリングコードとを同時に生成する受信器のスクランブリングコード生成器を示す図である。図10及び図11に示した実施形態は、送信器か受信器のどちらかに適用されられる。
本発明の第2実施形態に従う受信器は、1つの二次スクランブリングコードのみを使用すべきであるので、1つのマスキング部1100のみあればよい。
図11を参照すると、18個のシフトレジスタをそれぞれ有する第1シフトレジスタメモリ1140及び第2シフトジスタメモリ1145に一次スクランブリングコードに対する初期値が入力されると、第1シフトレジスタメモリ1140及び第2シフトレジスタメモリ1145の0番目レジスタ値は、加算器1120に入力され、前記第1シフトレジスタメモリ1140の18個のレジスタ値“a”は、循環シフトされたmシーケンスを生成するためにマスキング部1100に入力される。そうすると、前記マスキング部1100は、前記第1シフトレジスタメモリ1140からの入力値(a)を一番目二次スクランブリングコードを生成するためのマスク値kでマスキングし(すなわち、
Figure 0003840227
)、前記マスキングされた値を加算器1125に出力する。そして、前記加算器1120は、前記第1シフトレジスタメモリ1140及び第2シフトレジスタメモリ1145の0番目レジスタからそれぞれ出力されたビットを加算する。前記加算器1120の出力信号は、すぐ遅延器1130で遅延される。同時に、前記加算器1125は、マスキング部1100及び第2シフトレジスタメモリ1145の0番目シフトレジスタからそれぞれ出力されたビットを加算して、前記加算された値は、すぐ遅延器1135に入力される。その後、左側値が右側に1ずつシフトされ、もっとも左側のレジスタが前記加算器1110の出力値で新たに満ちると、前記第1シフトレジスタメモリ1140の0番目及び7番目レジスタ値は、前記加算器1110で加算される。左側値が右側に1ずつシフトされ、もっとも左側のレジスタが加算器1115の出力値で新たに満ちると、前記第2シフトレジスタメモリ1145の0番目、5番目、7番目、及び10番目レジスタ値は、前記加算器1115で加算される。前記マスク値は、受信器が他のスクランブリングコードを必要とするとき、制御器(図示せず)によって制御されられる。
前記第2実施形態のスクランブリングコード生成器は、前記二次スクランブリングコードを生成するために、前記マスキング部に貯蔵されたマスク値を必要とする。すなわち、N個のスクランブリングコードを生成するためにN個のマスク値を使用する。従って、図9に示した一次スクランブリングコード及び二次スクランブリングコードの構造を有することによって、図10及び図11に示す送受信器構造のスクランブリングコード生成器が具現できる。また、相当に小さいハードウェア複雑度を有するN個のマスク関数のみをさらに備えて多重スクランブリングコードが生成できる。
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られてはいけなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
一般的なUMTS移動通信システムにおけるダウンリンク送信器の構造を示す概略的なブロック図である。 図1に示したスクランブリングコードグループ生成器の概略的なブロック図である。 一般的なUMTS移動通信システムにおけるダウンリンク受信器の構造を示す概略的なブロック図である。 図3に示したスクランブリングコードグループ生成器の概略的なブロック図である。 一般的なUMTS移動通信システムにおけるスクランブリングコードグループ生成器の構造を示す詳細図である。 本発明の第1実施形態に従うスクランブリングコードの構造を示す図である。 本発明の第1実施形態に従うUMTS移動通信システムにおけるダウンリンク送信器のスクランブリングコードグループ生成器の構造を示す詳細図である。 本発明の第1実施形態に従うUMTS移動通信システムにおけるダウンリンク受信器のスクランブリングコードグループ生成器の構造を示す詳細図である。 本発明の第2実施形態に従うスクランブリングコードの構造を示す図である。 本発明の第2実施形態に従うUMTS移動通信システムにおけるダウンリンク送信器のスクランブリングコードグループ生成器の構造を示す詳細図である。 本発明の第2実施形態に従うUMTS移動通信システムにおけるダウンリンク受信器のスクランブリングコードグループ生成器の構造を示す詳細図である。
符号の説明
700 第1(上位)シフトレジスタメモリ
701 スクランブリングコードグループ生成器
705 第2(下位)シフトレジスタメモリ
710〜712、714〜716 マスキング部
720、722〜724 遅延器
730、735、740、742〜744 加算器
750 第1mシーケンス生成器
760 第2mシーケンス生成器
800 第1シフトレジスタメモリ
805 第2シフトレジスタメモリ
800、805、810、815 加算器
820、825 マスキング部
830、835 遅延器
840 第1シフトレジスタメモリ
845 第2シフトレジスタメモリ
1000〜1005 マスキング部
1010、1015、1030、1032〜1034 加算器
1020、1022〜1024 遅延器
1040 第1シフトレジスタメモリ
1045 第2シフトレジスタメモリ
1050 第1mシーケンス生成器
1060 第2mシーケンス生成器
1100 マスキング部
1110、1115、1120、1125 加算器
1130、1135 遅延器
1140 第1シフトレジスタメモリ
1145 第2シフトレジスタメモリ

Claims (35)

  1. スクランブリングコードの生成器において、
    第1シフトレジスタ値a(i=0〜c−1、ここでcは第1レジスタの総数)を有する複数のシフトレジスタを用いて、第1mシーケンスを生成する第1mシーケンス生成器と、
    第2シフトレジスタ値b(j=0〜c−1、ここでcは第2レジスタの総数)を有する複数の第2レジスタを用いて、第2mシーケンスを生成する第2mシーケンス生成器と、
    前記第1シフトレジスタ値a(i=0〜c−1)をマスク値の第1の組K(i=0〜c−1)でマスキングして、第3mシーケンスを生成する第1マスキング部と、
    前記第1シフトレジスタ値a(i=0〜c−1)をマスク値の第2の組K(p=0〜c−1)でマスキングして、第4mシーケンスを生成する第2マスキング部と、
    前記第3mシーケンスと前記第2mシーケンスとを加算して、一次スクランブリングコードを生成する第1加算器と、
    前記第4mシーケンスと前記第2mシーケンスとを加算して、二次スクランブリングコードを生成する第2加算器と
    を備え、
    前記第1マスキング部は、前記第1加算器がK番目の一次スクランブリングコードを生成するようにするために、前記第1mシーケンスを((K−1)M+K−1)チップだけシフトして、前記第3mシーケンスを生成し、ここで、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であり、
    前記第2マスキング部は、前記第2加算器がK番目の一次スクランブリングコードに関連したL番目の二次スクランブリングコードを生成するようにするために、前記第1mシーケンスを前記第1マスキング部のシフト値からLチップだけさらにシフトして、前記第4mシーケンスを生成することを特徴とするスクランブリングコード生成器。
  2. 前記K番目の一次スクランブリングコードは、((K−1)M+K)番目のゴールドコードであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項1記載のスクランブリングコード生成器。
  3. K番目の一次スクランブリングコードに関連した前記二次スクランブリングコードは、(((K−1)M+K)+1)番目から(KM+K)番目のスクランブリングコードであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項1記載のスクランブリングコード生成器。
  4. 前記Kは、1≦K≦512であることを特徴とする請求項1記載のスクランブリングコード生成器。
  5. 前記Lは、1≦L≦Mであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項1記載のスクランブリングコード生成器。
  6. 前記マスキング部は、次の式
    Figure 0003840227
    によって動作することを特徴とする請求項1記載のスクランブリングコード生成器。
  7. 前記第1シフトレジスタ値aをマスク値の第3の組K(s=0〜c−1)でマスキングして、第5mシーケンスを生成する第3マスキング部と、
    前記第5mシーケンスと前記第2mシーケンスとを加算して、一次スクランブリングコードに関連したN番目の二次スクランブリングコードを生成する第3加算器と
    を備え、
    前記第3マスキング部は、前記第1mシーケンスを第1マスキング部のシフト値からNチップだけさらにシフトして、N番目の二次スクランブリングコードを生成するように適合されることを特徴とする請求項1記載のスクランブリングコード生成器。
  8. 前記Nは、1≦N≦Mであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項7記載のスクランブリングコード生成器。
  9. 前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードとは、Iチャネル成分であり、前記装置は、さらに、前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードの内の少なくとも一つを遅延させて、Qチャネル成分を生成するための手段を備えることを特徴とする請求項1記載のスクランブリングコード生成器。
  10. スクランブリングコードを生成する方法において、
    第1シフトレジスタ値a(i=0〜c−1、ここでcは第1レジスタの総数)を有する複数のシフトレジスタを用いて、第1mシーケンスを生成するステップと、
    第2シフトレジスタ値b(j=0〜c−1、ここでcは第2レジスタの総数)を有する複数のシフトレジスタを用いて、第2mシーケンスを生成するステップと、
    前記第1シフトレジスタ値a(i=0〜c−1)をマスク値の第1の組K(i=0〜c−1)でマスキングして、第3mシーケンスを生成する第1マスキングステップと、
    前記第1シフトレジスタ値a(i=0〜c−1)をマスク値の第2の組K(j=0〜c−1)でマスキングして、第4mシーケンスを生成する第2マスキングステップと、
    前記第1mシーケンスと前記第2mシーケンスとを加算して、一次スクランブリングコードを生成する第1加算ステップと、
    前記第4mシーケンスと前記第2mシーケンスとを加算して、二次スクランブリングコードを生成する第2加算ステップと
    を備え、
    前記第1マスキングステップは、前記第1加算ステップでK番目の一次スクランブリングコードを生成するようにするために、前記第1mシーケンスを((K−1)M+K−1)チップだけシフトして、前記第3mシーケンスを生成し、ここで、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であり、
    前記第2マスキングステップは、前記第2加算ステップでK番目の一次スクランブリングコードに関連したL番目の二次スクランブリングコードを生成するようにするために、前記第1mシーケンスを前記第1マスキングステップのシフト値からLチップだけさらにシフトして、前記第4mシーケンスを生成することを特徴とするスクランブリングコード生成方法。
  11. K番目の一次スクランブリングコードは、((K−1)M+K)番目のゴールドコードであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  12. K番目の一次スクランブリングコードに関連した前記二次スクランブリングコードは、(((K−1)M+K)+1)番目から(KM+K)番目のゴールドコードであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  13. 前記Kは、1≦K≦512であることを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  14. 前記Lは、1≦L≦Mであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  15. 前記第1マスキングステップおよび第2マスキングステップは、次の式
    Figure 0003840227
    によって動作することを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  16. 前記第1シフトレジスタ値aを第3マスク値K(pは0〜c−1)でマスキングして、第5mシーケンスを生成する第3マスキングステップと、
    前記第5mシーケンスと前記第2mシーケンスとを加算して、一次スクランブリングコードに関連したN番目の二次スクランブリングコードを生成する第3加算ステップと
    を備え、
    前記第3マスキングステップは、第1mシーケンスを前記第1マスキングステップのシフト値からNチップだけさらにシフトして、K番目の一次スクランブリングコードに関連したN番目の二次スクランブリングコードを生成することを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  17. 前記Nは、1≦N≦Mであり、Mは、1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  18. 前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードとは、Iチャネル成分であり、前記方法は、さらに、前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードの内の少なくとも一つを遅延させてQチャネル成分を生成する段階を備えることを特徴とする請求項10記載のスクランブリングコード生成方法。
  19. スクランブリングコード生成器を持った移動通信システムにおいて、スクランブリングコードを生成するための方法において、
    K番目の一次スクランブリングコードとして((K−1)M+K)番目のゴールドコードを生成する段階(Kは自然数、Mは1つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数)と、
    K番目の一次スクランブリングコードに関連した二次スクランブリングコードとして、((K−1)M+K+1)番目から(KM+K)番目のゴールドコードを用いる段階と
    を備え、
    ここで、L番目のコールドコードは、
    (L−1)回シフトされた第1mシーケンスと第2mシーケンスとを加算することによって生成されることを特徴とする方法。
  20. 前記Kは、一次スクランブリングコード番号であり、1≦K≦512であることを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. 前記第1mシーケンスは、第1シフトレジスタ値a (i=0〜c−1、ここで、cは第1レジスタの総数)を有する複数のシフトレジスタを有する第1シフトレジスタメモリから生成され、
    前記(L−1)回シフトされた第1mシーケンスは、前記第1シフトレジスタ値a (i=0〜c−1)をマスク値の第1の組K (i=0〜c−1)でマスキングすることによって生成されることを特徴とする請求項19記載の方法。
  22. 前記マスクは、以下の式に従って実行されることを特徴とする請求項21記載の方法。
    Figure 0003840227
  23. 生成された一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードとは、Iチャネル成分であり、前記方法は、さらに、前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードの内の少なくとも一つを遅延させて、Qチャネル成分を生成する段階を備えることを特徴とする請求項19記載のスクランブリングコード生成方法。
  24. スクランブリングコード生成器を持った移動通信システムにおける、スクランブリングコードを生成するための装置において、
    1mシーケンスを生成する第1mシーケンス生成器と、
    2mシーケンスを生成する第2mシーケンス生成器と、
    ((K−1)*M+K−1)回シフトされた第1mシーケンスと第2mシーケンスとを加算して、K番目の一次スクランブリングコードとして使用するための((K−1)*M+K)番目のゴールドコードを生成する、少なくとも一つの加算器と、
    を備え
    こで、Mは、一つの一次スクランブリングコードあたりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする装置。
  25. 前記K番目の一次スクランブリングコードに関連した二次スクランブリングコードは、((K−1)M+K)番目から(K*M+K)番目のゴールドコードであることを特徴とする請求項24記載の装置。
  26. Kは、一次スクランブリングコード番号であり、1≦K≦512であることを特徴とする請求項24記載の装置。
  27. 前記第1mシーケンスは、第1シフトレジスタ値a (i=0〜c−1、ここで、cは第1レジスタの総数)を有する複数のシフトレジスタを有する第1シフトレジスタメモリから生成され、
    前記(L−1)回シフトされた第1mシーケンスは、前記第1シフトレジスタ値a (i=0〜c−1)をマスク値の第1の組K (i=0〜c−1)でマスキングすることによって生成されることを特徴とする請求項24記載の装置。
  28. 前記マスクは、以下の式に従って実行されることを特徴とする請求項27記載の装置
    Figure 0003840227
  29. 前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードとは、Iチャネル成分であり、前記装置は、さらに、前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードの内の少なくとも一つを遅延させてQチャネル成分を生成する手段を備えることを特徴とする請求項24記載の装置
  30. スクランブリングコード生成器を持った移動通信システムにおける、スクランブリングコードを生成するための方法であって、
    第1mシーケンスを生成するステップと、
    第2mシーケンスを生成するステップと、
    ((K−1)*M+K−1)回シフトされた第1mシーケンスと第2mシーケンスとを加算してK番目の一次スクランブリングコードとして使用するための((K−1)*M+K)番目のゴールドコードを生成するステップと、を備え、ここで、Mは、一つの一次スクランブリングコード当たりの二次スクランブリングコードの総数であることを特徴とする方法。
  31. 前記K番目の一次スクランブリングコードに関連した二次スクランブリングコードは、((K−1)*M+K+1)番目から((K*M+K)番目のゴールドコードであることを特徴とする請求項30記載の方法。
  32. 前記Kは、一次スクランブリングコード番号であり、1≦K≦512であることを特徴とする請求項30記載の方法。
  33. 前記第1mシーケンスは、第1シフトレジスタ値a (i=0〜c−1、ここで、cは第1レジスタの総数)を有する複数のシフトレジスタを有する第1シフトレジスタメモリから生成され、
    前記(L−1)回シフトされた第1mシーケンスは、前記第1シフトレジスタ値a (i=0〜c−1)をマスク値の第1の組K (i=0〜c−1)でマスキングすることによって生成されることを特徴とする請求項30記載の方法。
  34. 前記マスクは、以下の式に従って実行されることを特徴とする請求項33記載の方法。
    Figure 0003840227
  35. 前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードとは、Iチャネル成分であり、前記方法は、さらに、前記一次スクランブリングコードと二次スクランブリングコードの内の少なくとも一つを遅延させてQチャネル成分を生成する手段を備えることを特徴とする請求項30記載の方法。
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