JP3839883B2 - 足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置 - Google Patents

足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は足踏み式パーキングブレーキに係り、特に、摩擦ロック手段によって操作ペダルを踏込み位置に保持する足踏み式パーキングブレーキにおいて、操作ペダルの踏込み操作時にラチェット音に似た擬似音を発生させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 車体に固設されるブラケットに一軸心まわりの回動可能に配設された操作ペダルが原位置から踏込み操作されることによりパーキングブレーキを作動させるとともに、(b) 摩擦ロック手段によってその操作ペダルを踏込み位置に保持してそのパーキングブレーキの作動状態を維持する一方、(c) ブレーキ解除手段によってその操作ペダルが原位置へ戻り回動することが許容される足踏み式パーキングブレーキが知られている。摩擦ロック手段としては、一端が固定されるとともに他端が自由端とされたロックコイルスプリングが一般的であるが、カムや楔などを用いたものも例えば実開平3−78667号公報等で提案されている。
【0003】
ところで、現在多用されているポールとラチェットとの噛合いによって操作ペダルを踏込み位置に保持する形式の足踏み式パーキングブレーキでは、操作ペダルの踏込み操作時にポールがラチェットの歯を1つ1つ乗り越える時に、スプリングなどの付勢手段の付勢力に従って次の歯を叩くラチェット音が発生するが、上記のような摩擦ロック手段を用いた足踏み式パーキングブレーキにおいてはそのようなラチェット音が発生しないため、運転者に違和感を生じさせるという問題があった。これに対し、特開平4−232159号公報には、操作ペダルの回動に伴ってベルやオルゴールなどで音を発生させることが提案されているが、音質や音色が全く違うとともに操作ペダルの戻り回動時にも音が発生するため必ずしも十分に満足できるものではなかった。
【0004】
一方、図8に示すように、操作ペダル100に合成樹脂製の音発生部材102を設けるとともに、図示しないブラケットに多数の歯104を有する歯部材106を設け、操作ペダル100の踏込み操作時に音発生部材102と歯部材106との押圧によってラチェット音に似た擬似音を発生させることが考えられている。音発生部材102は略U字形状(一部が開いた卵型形状)を成しており、その一端部の外側に前記歯104と噛み合う爪108が設けられているとともに、他端部において操作ペダル100の回動軸心(一軸心)Oと略平行な取付軸110まわりの回動可能に操作ペダル100に取り付けられている一方、操作ペダル100にはストッパ112が設けられ、当接突起116,118との当接により音発生部材102の回動範囲(一端部の移動範囲)を制限している。また、歯部材106の多数の歯104は、回動軸心Oを中心とする円弧形状に沿って設けられている。
【0005】
そして、操作ペダル100が回動軸心Oの左まわりに回動させられる踏込み操作時には、音発生部材102は爪108と歯104との噛合いにより取付軸110の左まわりに回動させられ、図9の(a) に示すように爪108が歯104と噛み合う左まわりの回動端に位置決めされる。このため、U字形状の回曲部114の撓み変形によって爪108が歯104を1つ1つ乗り越えるとともに、1つの歯104を乗り越える毎に回曲部114の弾性によって次の歯104に打ち当てられることにより、ラチェット音に似た擬似音を発生する。
【0006】
操作ペダル100が回動軸心Oの右まわりに回動させられる戻り回動時には、音発生部材102は爪108と歯104との噛合いにより取付軸110の右まわりに回動させられ、図9の(b) に示すように爪108と歯104との噛合いが解除される右まわりの回動端に保持される。このため、爪108が歯104と噛み合うことなく操作ペダル100が原位置まで戻り回動することが許容され、爪108と歯104との噛合いによる擬似音を発生することはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の擬似音発生装置においては、音発生部材102が回動可能に操作ペダル100に取り付けられているため、パーキングブレーキの非作動時に車両の振動などで振動して当接突起116,118がストッパ112に当接し、異音を発生するという問題があった。
【0008】
また、擬似音を発生する踏込み操作時には、音発生部材102の一端部を位置決めするストッパ112、歯104と爪108との噛合い部、および操作ペダル100の回動軸心Oが略一直線上に位置しているとともに、ストッパ112と噛合い部との距離が短い一方、音発生部材102の一端部(歯部材106に押圧される自由端)が操作ペダル100の回動方向に向かって延び出して歯部材106の歯104に押圧されているため、爪108が歯104から抜け難く、操作ペダル100の踏込み抵抗が大きくなるとともに、ストッパ112に当接する当接突起116や爪108が摩耗し易いという別の問題も含んでいた。
【0009】
図10を参照しつつ具体的に説明すると、回曲部114の弾性で爪108を歯104に押圧する力をP、爪108が歯104に沿って抜け出すのに必要なストッパ112から当接突起116に加えられる力をFP 、歯104との間の摩擦係数をμ1 、摩擦抵抗をF1 、ストッパ112との間の摩擦係数をμ2 、摩擦抵抗をF2 、歯104の傾斜角をθとすると、F1 ,F2 はそれぞれ次式(1) 、(2) で表され、力の釣り合いから次式(3) が成立する。そして、(3) 式のF1 、F2 に(1) 式、(2) 式をそれぞれ代入すると(4) 式となり、これを解くと(5) 式が得られる。仮に傾斜角θ=45°、μ1 =μ2 =0.1とすると、FP ≒3Pとなり、これが操作ペダル100の踏込み抵抗になる。
1 =μ1 (Fp ・ cosθ+P・ sinθ) ・・・(1)
2 =μ2 ・FP ・・・(2)
P ・ cosθ・ sinθ=P+F1 ・ cosθ+F2 ・・・(3)
P ・ cosθ・ sinθ=P+μ1 ・ cosθ(Fp ・ cosθ+P・ sinθ)
+μ2 ・FP ・・・(4)
P =P(1+μ1 ・ cosθ・ sinθ)
÷( cosθ・ sinθ−μ1 ・ cos2 θ−μ2 ) ・・・(5)
【0010】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、第1の目的は、摩擦ロック手段によって操作ペダルを踏込み位置に保持する足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置において、車両の振動などで異音が発生しないようにすることである。また、第2の目的は、擬似音発生装置に起因する踏込み抵抗の増加を抑制するとともに、摩耗を軽減して装置寿命を向上させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の目的を達成するために、第1発明は、車体に固設されるブラケットに一軸心まわりの回動可能に配設された操作ペダルが原位置から踏込み操作されることによりパーキングブレーキを作動させるとともに、摩擦ロック手段によってその操作ペダルを踏込み位置に保持してそのパーキングブレーキの作動状態を維持する一方、ブレーキ解除手段によってその操作ペダルが原位置へ戻り回動することが許容される足踏み式パーキングブレーキにおいて、前記操作ペダルの戻り回動時には音を殆ど発生しないが、その操作ペダルの踏込み操作時にはラチェット音に似た擬似音を発生させる装置であって、(a) 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの何れか一方に一体的に設けられるとともに、前記一軸心を中心とする円弧形状に沿って多数の歯が連続して形成された歯部材と、(b) 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方に一体的に取り付けられるとともに自身の弾性で前記歯部材に押圧され、前記操作ペダルの踏込み操作時にはその歯部材の歯を乗り越える毎に次の歯を叩いて擬似音を発生するが、その操作ペダルの戻り回動時には複数の歯に跨がってそれ等の歯の先端に滑り接触させられる音発生手段とを有するとともに、 (c) その音発生手段は、 (c-1) 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方に一体的に固設される固設ブロックに一体的に設けられているもので、 (c-2) 前記歯部材と略平行な平面内において前記固設ブロックから延び出している撓み変形可能なアーム部と、 (c-3) 前記歯部材と共通の平面内に位置するように前記アーム部の先端に設けられ、そのアーム部の弾性によってその歯部材に押圧されるとともに、その歯部材の複数の歯に跨がって接触可能な長さ寸法の略平坦な摺接面を有する押圧部とを備えており、且つ、 (c-4) 前記操作ペダルの踏込み操作時には、前記押圧部が、前記アーム部の撓み変形により前記摺接面が前記歯部材の歯の円弧形状の接線方向に対して傾斜する傾斜姿勢とされ、その押圧部の一端の角部がその歯部材の多数の歯に連続的に叩き付けられて擬似音を発生する一方、 (c-5) 前記操作ペダルの戻り回動時には、前記押圧部が、前記アーム部の撓み変形により前記摺接面が前記歯部材の歯の円弧形状の接線方向と略平行となる平行姿勢とされ、その摺接面がその歯部材の複数の歯に跨がって滑り接触させられるように構成されていることを特徴とする。
【0013】
発明は、第2の目的を達成するためのもので、第発明において、(a) 前記アーム部は、前記押圧部に近い先端側に設けられた自然状態で直線状の直線状部分と、その直線状部分と前記固設ブロックとの間に設けられた自然状態で曲がり変形している曲成部分とを備えており、その曲成部分の撓み変形によって前記押圧部が前記傾斜姿勢および前記平行姿勢とされる一方、(b) 前記操作ペダルの踏込み操作時には、前記曲成部分の撓み変形により、前記直線状部分が前記押圧部から離間するに従って前記歯部材の歯の円弧形状の法線方向を基準としてその歯部材に対するその押圧部の相対回動方向へ傾斜する傾斜姿勢となるように構成されていることを特徴とする。
【0014】
発明は、第発明または第発明において、前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方、すなわち前記音発生手段が一体的に取り付けられる側の部材には、(a) 前記操作ペダルの踏込み操作時に前記押圧部が前記傾斜姿勢となる時に、その押圧部と前記歯部材との押圧部位よりもその歯部材に対するその押圧部の相対回動方向へ所定角度だけ離間した位置で前記アーム部に当接させられ、そのアーム部のそれ以上の変形を制限する第1ストッパと、(b) 前記操作ペダルの戻り回動時に前記押圧部が前記平行姿勢となる時にその押圧部または前記アーム部に当接させられ、そのアーム部のそれ以上の変形を制限する第2ストッパとが設けられていることを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】
第1発明の擬似音発生装置においては、自身の弾性で歯部材に押圧されて操作ペダルの踏込み操作時に擬似音を発生する音発生手段が操作ペダルまたはブラケットに一体的に取り付けられているため、パーキングブレーキの非作動時に車両の振動などでがたついて異音を発生する恐れがない。第2発明および第3発明は、何れも第1発明に従属しているため第1発明と同様の作用効果が得られる。
【0016】
発明では、操作ペダルの踏込み操作時には、曲成部分の撓み変形により、アーム部の直線状部分が押圧部から離間するに従って歯部材の歯の円弧形状の法線方向を基準としてその歯部材に対するその押圧部の相対回動方向へ傾斜する傾斜姿勢となるため、前記図9(a) の場合とは逆向きになって押圧部が歯部材から逃げ易く、直線状部分の撓み変形によって押圧部が容易に歯部材の歯を乗り越えることができる。これにより、擬似音発生装置に起因する踏込み抵抗の増加が抑制されるとともに、押圧部と歯との面圧が小さくなって摩耗が軽減され、装置寿命が向上する。
【0017】
発明では、第1ストッパおよび第2ストッパが設けられ、操作ペダルの踏込み操作時および戻り回動時のアーム部の変形、更には押圧部の位置が規定されるため、押圧部の歯部材に対する姿勢が傾斜姿勢や平行姿勢に良好に保持されるようになり、作動が安定する。また、第1ストッパは、押圧部と歯部材との押圧部位よりもその歯部材に対するその押圧部の相対回動方向へ所定角度だけ離間した位置でアーム部と当接させられるため、その第1ストッパの存在に起因して押圧部の逃げ(歯の乗り越え動作)が阻害されることがなく、この点でも踏込み抵抗の増加が抑制されるとともに、押圧部と歯との面圧が小さくなって摩耗が軽減され、装置寿命が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】
ここで、前記摩擦ロック手段としては、一端が固定されるとともに他端が自由端とされたロックコイルスプリングが好適に用いられるが、カムや楔などを用いることも可能である。ブレーキ解除手段は、例えば手動操作によって回動させられることにより、ロックコイルスプリングの自由端を弛み勝手側へ変位させるレリースレバーなどを含んで構成されるが、電動モータなどを用いて所定の条件下で自動解除するものなど、種々の手段を採用できる。
【0019】
歯部材や音発生手段を操作ペダルに設ける場合、必ずしも操作ペダルそのものに配設する必要はなく、操作ペダルと一体的に回転するように設けられれば良い。歯部材を操作ペダルに設ける場合、例えば前記一軸心と同心に操作ペダルに一体的に配設されて、その外周面または内周面に摩擦ロック手段としてのロックコイルスプリングが押圧されて摩擦接触させられる円筒形状のクラッチドラムに、外周側へ延び出すように一体に設けられるフランジを利用することが望ましい。その場合は、部品点数が増えないため製造コストを低減できるとともに、装置がコンパクトに構成される。
【0020】
操作ペダルに設けられる歯部材は、必ずしも外歯である必要はなく、内歯であっても良い。歯部材をブラケットに設ける場合も、内歯、外歯の何れを採用することも可能である。また、歯部材の歯は、ラチェット(のこぎり歯)であっても良いが、正三角形や四角形、台形などの他の形状であっても差し支えない。
【0021】
音発生手段は、例えば前記固設ブロックと共に合成樹脂材料にて一体成形することが望ましいが、ばね鋼などの金属材料を用いて構成することも可能である。この音発生手段は、材質や前記直線状部分の長さ、肉厚などにより、音圧や音質を自由にチューニング(調整)できる。これは、必ずしも従来のラチェット式の足踏み式パーキングブレーキのラチェット音に近似させることを意味するものではなく、例えば耳障りにならない心地良い音になるようにチューニングしても良い。
【0022】
発明の押圧部は、直線状部分に対して例えば90°〜110°程度の角度でL字形状(鈍角)に折れ曲がるように設けられ、踏込み操作時にはそのL字形状の折れ曲がりの外側の角部が歯部材の歯に叩き付けられるように構成されるが、鋭角で折り曲げてその先端部(自由端)を歯部材に叩き付けるようにしたり、70°〜110°程度の角度でT字状に交差するように設けることも可能である。
【0023】
発明の曲成部分は、例えば固設ブロックから延び出して略90°曲げられた第1曲成部と、その第1曲成部から略直線状に延び出した後再び同じ曲げ方向へ略90°曲げられた第2曲成部とを有し、その第2曲成部に続いて前記直線状部分が設けられるように構成される。その場合、直線状部分は例えば歯部材の歯の円弧形状に対して略垂直に突き当たるように延び出し、押圧部は、例えば音発生手段に対する歯部材の相対回動方向へL字形状に折れ曲がるように設けられる。
【0024】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である擬似音発生装置10が設けられた足踏み式パーキングブレーキ12の一部を切り欠いた正面図で、図2は図1におけるII−II断面図である。この足踏み式パーキングブレーキ12は、車体に固設されるブラケット14と、ボルト16の軸心である回動軸心Oまわりの回動可能にブラケット14に配設された操作ペダル18と、回動軸心Oと同心に操作ペダル18に一体的に固設された有底円筒形状のクラッチドラム20と、クラッチドラム20の円筒部の外側に配設されたロックコイルスプリング22と、クラッチドラム20の内部に配設された捩りコイルスプリング24とを備えている。
【0025】
ボルト16の軸心すなわち回動軸心Oは一軸心に相当するもので、ボルト16の外周側にはブッシュ26を介してスリーブ28が相対回動可能に配設されており、操作ペダル18はそのスリーブ28に溶接等によって一体的に固設されている。ブッシュ26はスペーサとしても機能するもので、ブラケット14から所定寸法だけ離間した位置にプレート30が一体的に設けられている。図1では、プレート30が省略されている。操作ペダル18には、ケーブルガイド32を形成する補助プレート34が一体的に固設され、ケーブルガイド32に巻き掛けられたブレーキケーブル36の端部36eが離脱不能に係止されており、回動軸心Oの左まわりに操作ペダル18が踏込み操作されることにより、ブレーキケーブル36が引き締められてパーキングブレーキが作動させられる。前記捩りコイルスプリング24はリターンスプリングとして機能するもので、その一端および他端はそれぞれ操作ペダル18およびブラケット14に係止されており、操作ペダル18を常には回動軸心Oの右まわりに付勢して、図1に示すようにストッパゴム38に当接する原位置に保持するようになっている。
【0026】
ロックコイルスプリング22は摩擦ロック手段として機能するもので、常には自身のばね力でクラッチドラム20の外周面に摩擦接触させられているとともに、一端部22aは金具40によってブラケット14に一体的に固定され、他端部22bは自由端とされている。また、その巻き方向は、操作ペダル18が原位置から踏込み操作される際に弛み勝手となるように、本実施例では左巻きで、操作ペダル18の踏込み操作は許容するが戻り回動は阻止するようになっており、操作ペダル18を踏込み位置に保持してパーキングブレーキの作動状態を維持する。
【0027】
ロックコイルスプリング22の他端部22bは略90°折り曲げられ、操作ペダル18に形成された円弧形状の切欠42から図1における紙面の手前側、すなわちプレート30側へ突き出している。切欠42は、操作ペダル18の踏込み操作を許容する角度範囲で形成されている。一方、プレート30には、図1に一点鎖線で示すように、回動軸心Oと略平行なピン44まわりの回動可能にレリースレバー46が取り付けられており、運転席のレリースノブなどが手動操作されることによりピン44の左まわりに回動させられ、他端部22bを回動軸心Oの左まわりに回動させて、ロックコイルスプリング22の巻回を弛めるようになっている。パーキングブレーキの作動状態でこのようにロックコイルスプリング22の巻回が弛められると、操作ペダル18が原位置へ戻り回動することが許容され、ブレーキケーブル36の張力や捩りコイルスプリング24の付勢力に従って操作ペダル18は原位置まで戻り回動させられ、パーキングブレーキが解除される。レリースレバー46を含んでブレーキ解除手段が構成されている。
【0028】
前記擬似音発生装置10は、図3に拡大して示されているように、回動軸心Oを中心として多数の歯(外歯)50が連続して設けられた歯部材52、および合成樹脂材料にて一体成形された樹脂部材54を主体として構成されている。歯部材52は、前記クラッチドラム20の円筒部の開口側、すなわちブラケット14側の端部に一体に設けられた外向きのフランジ20fに一体に設けられており、多数の歯50は略対称の三角歯にて構成されている。なお、図3および図4では、ロックコイルスプリング22が省略されている。
【0029】
樹脂部材54は、上記歯部材52よりも外側においてブラケット14に一体的に取り付けられるもので、図5および図6にも単独で詳しく示されているように、ブラケット14に一体的に取り付けられる固設部56と、前記歯部材52と共通の平面内において固設部56から延び出している薄肉で撓み変形可能なアーム部58と、そのアーム部58の先端において、同じく歯部材52と共通の平面内でアーム部58からL字形状に折れ曲がるように設けられた押圧部60とを備えており、アーム部58および押圧部60によって音発生手段62が構成されている。固設部56は固設ブロックに相当するもので、係止突起56aおよび位置決め突起56bにより、予め定められた所定の取付姿勢でワンタッチでブラケット14に取り付けられるようになっている。なお、図5の(a) は正面図で、(b) は(a) におけるb−b断面図、(c) は(a) の右側面図である。また、図6は、係止突起56aや位置決め突起56bが設けられた裏側から見た斜視図である。
【0030】
アーム部58は、自然状態において、固設部56から延び出して右まわりに略90°曲げられた第1曲成部58aと、その第1曲成部58aから略直線状に延び出した後再び同じ曲げ方向、すなわち右まわりに略90°曲げられた第2曲成部58bと、その第2曲成部58bから略直線状に延び出す直線状部分58cとを備えており、第1曲成部58aおよび第2曲成部58bを含んで曲成部分が構成されている。直線状部分58cは、ブラケット14に取り付けられた状態において、図3に示すように歯部材52の歯50の円弧形状に対して略垂直に突き当たるように延び出している。
【0031】
押圧部60は、直線状部分58cに対して歯部材52の回動方向へ約90°〜110°程度、本実施例では約104°、L字形状に折れ曲がるように設けられており、アーム部58の曲成部分58a,58bの弾性によって歯部材52に押圧されるとともに、歯部材52の複数の歯50に跨がって接触可能な長さ寸法の略平坦な摺接面60aを備えている。図3は、操作ペダル18が原位置に保持されている場合で、樹脂部材54のアーム部58は略自然状態とされている。
【0032】
そして、操作ペダル18が原位置から踏込み操作されると、図4に実線で示すように、押圧部60は歯部材52の歯50との押圧によりアーム部58、具体的には主として曲成部分58a、58bを撓み変形(曲げ変形)させながら、回動軸心Oの左まわりに所定角度だけ連れ回りさせられ、固設部56に一体に設けられた第1ストッパ56cにアーム部58の直線状部分58cが当接させられることにより、それ以上の連れ回り、言い換えればアーム部58の変形が阻止される。第1ストッパ56cは、押圧部60と歯部材52との押圧部位よりも歯部材52に対する押圧部60の相対回動方向、具体的には図4において回動軸心Oの右まわり方向へ所定角度だけ離間した位置で、アーム部58と当接させられるようになっており、押圧部60までの長さLが十分に確保されている。したがって、直線状部分58cは、押圧部60から離間するに従って歯部材52の歯50の円弧形状の法線方向を基準として歯部材52に対する押圧部60の相対回動方向、具体的には図4において回動軸心Oの右まわり方向へ傾斜する傾斜姿勢とされる。また、押圧部60は、摺接面60aが歯部材52の歯50の円弧形状の接線方向に対して傾斜する傾斜姿勢とされ、押圧部60の一端の角部、すなわちL字形状の外側の角部60bが歯部材52の歯50と噛み合わされる。
【0033】
その状態で操作ペダル18が更に踏み込まれると、直線状部分58cの第1ストッパ56cとの当接部より先の部分が二点鎖線で示すように撓み変形させられることにより、角部60bが歯50を乗り越えるとともに、直線状部分58cの弾性により次の歯50に叩き付けられ、多数の歯50を連続的に乗り越える際にラチェット音に似た擬似音を発生する。この擬似音の音圧や音質は、樹脂部材54の材質や直線状部分58cの肉厚、第1ストッパ56cより先の部分の長さLなどを適宜設定することにより、例えば耳障りにならない心地良い音になるようにするなど自由にチューニング(調整)できる。なお、押圧部60の角部60bには、歯部材52すなわちフランジ20fとブラケット14との間の隙間に挿入されるガイド板60cが設けられ(図5(a) 、図6参照)、振動などで押圧部60が歯部材52から外れることを防止している。
【0034】
一方、操作ペダル18の戻り回動時には、図4に一点鎖線で示すように、押圧部60は歯部材52の歯50に押圧されてアーム部58、具体的には主として曲成部分58a,58bを撓み変形させながら回動軸心Oの右まわりに連れ回りさせられ、ブラケット14に一体に設けられた第2ストッパ64にアーム部58の直線状部分58cが当接させられることにより、それ以上の連れ回りが阻止される。第2ストッパ64は、ブラケット14の一部を切り欠いて曲げ起こしたもので、押圧部60が、アーム部58の曲成部分58a,58bの撓み変形により摺接面60aが歯部材52の歯50の円弧形状の接線方向と略平行となる平行姿勢となる時に、アーム部58の直線状部分58cと当接させられ、直線状部分58cのそれ以上の変形を阻止する。したがって、その状態では押圧部60の摺接面60aが複数の歯50に跨がってその頂きに滑り接触させられ、擬似音を発生させることなく操作ペダル18が原位置まで戻り回動することを許容する。
【0035】
このような本実施例の足踏み式パーキングブレーキ12によれば、操作ペダル18が原位置から踏込み操作される際に、擬似音発生装置10によってラチェット音に似た擬似音が発生させられるとともに、操作ペダル18の戻り回動時には擬似音が発生しないため、ラチェット式の足踏み式パーキングブレーキを使い慣れている運転者に違和感を生じさせることがない。
【0036】
一方、本実施例の擬似音発生装置10は、自身の弾性で歯部材52に押圧されて操作ペダル18の踏込み操作時に擬似音を発生する樹脂部材54がブラケット14に一体的に取り付けられているため、パーキングブレーキの非作動時に車両の振動などでがたついて異音を発生する恐れがない。
【0037】
また、操作ペダル18の踏込み操作時には、アーム部58の直線状部分58cが、押圧部60から離間するに従って歯部材52の歯50の円弧形状の法線方向を基準としてその歯部材52に対する押圧部60の相対回動方向、すなわち回動軸心Oの右まわり方向へ傾斜する傾斜姿勢となるため、前記図9(a) の場合とは逆向きになって押圧部60が歯部材52から逃げ易く、直線状部分58cの撓み変形によって押圧部60が容易に歯部材52の歯50を乗り越えることができる。これにより、擬似音発生装置10に起因する踏込み抵抗の増加が抑制されるとともに、角部60bと歯50との面圧が小さくなって摩耗が軽減され、装置寿命が向上する。
【0038】
更に、本実施例では、第1ストッパ56cおよび第2ストッパ64が設けられ、操作ペダル18の踏込み操作時および戻り回動時のアーム部58の位置、更には押圧部60の位置が規定されるため、押圧部60の歯部材52に対する姿勢が傾斜姿勢や平行姿勢に良好に保持されるようになり、作動が安定する。しかも、第1ストッパ56cは、押圧部60と歯部材52との押圧部位よりもその歯部材52に対する押圧部60の相対回動方向、すなわち回動軸心Oの右まわり方向へ所定角度だけ離間した位置でアーム部58と当接させられるため、歯50を乗り越える際に撓み変形させられる直線状部分58cの長さLが十分に確保されるなど、第1ストッパ56cの存在に起因して押圧部60の逃げ(歯の乗り越え動作)が阻害されることがなく、この点でも踏込み抵抗の増加が抑制されるとともに、押圧部60と歯50との面圧が小さくなって摩耗が軽減され、装置寿命が向上する。なお、第1ストッパ56cとの当接部は殆ど摺動しないため、摩耗しない。
【0039】
因みに、図7に示すようにアーム部58の弾性で押圧部60の角部60bを歯50に押圧する力をP、角部60bを歯50の傾斜面に沿って離脱させるのに必要な歯部材52の接線方向の力をFP 、角部60bと歯50との間の摩擦係数をμ1 、歯50の傾斜角をθとすると、力の釣り合いから次式(6) が成立し、力FP は(7) 式で表される。仮に傾斜角θ=45°、μ1 =0.1とすると、FP ≒1.56Pで、前記図10の場合に比較して1/2程度となり、それだけ踏込み抵抗が軽減される。
P ・ cosθ・ sinθ=P・ sinθ+μ1 ・P・ cosθ ・・・(6)
P =P( sinθ+μ1 ・ cosθ)/ cosθ・ sinθ ・・・(7)
【0040】
また、本実施例ではロックコイルスプリング22が巻回されるクラッチドラム20のフランジ20fに一体に歯部材52が設けられているため、部品としては樹脂部材54のみを追加して設けるだけで良く、擬似音発生装置10がコンパクトで安価に構成される。
【0041】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である擬似音発生装置が設けられている足踏み式パーキングブレーキの一例を示す一部を切り欠いた正面図である。
【図2】 図1におけるII−II断面図である。
【図3】 図1の足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置付近を拡大して示す図である。
【図4】 図3の擬似音発生装置の作動を説明する図である。
【図5】 図3の擬似音発生装置の樹脂部材を単独で示す図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるb−b断面図、(c) は(a) の右側面図である。
【図6】 図3の擬似音発生装置の斜視図である。
【図7】 図3の擬似音発生装置による踏込み抵抗を説明する図である。
【図8】 従来の擬似音発生装置の一例を説明する図である。
【図9】 図8の擬似音発生装置の作動を説明する図である。
【図10】 図8の擬似音発生装置による踏込み抵抗を説明する図である。
【符号の説明】
10:擬似音発生装置
12:足踏み式パーキングブレーキ
14:ブラケット
18:操作ペダル
22:ロックコイルスプリング(摩擦ロック手段)
46:レリースレバー(ブレーキ解除手段)
50:歯
52:歯部材
54:樹脂部材
56:固設部(固設ブロック)
56c:第1ストッパ
58:アーム部
58a,58b:曲成部分
58c:直線状部分
60:押圧
60a:摺接
60b:角部
62:音発生手段
64:第2ストッパ
O:回動軸心(一軸心)

Claims (3)

  1. 車体に固設されるブラケットに一軸心まわりの回動可能に配設された操作ペダルが原位置から踏込み操作されることによりパーキングブレーキを作動させるとともに、摩擦ロック手段によって該操作ペダルを踏込み位置に保持して該パーキングブレーキの作動状態を維持する一方、ブレーキ解除手段によって該操作ペダルが原位置へ戻り回動することが許容される足踏み式パーキングブレーキにおいて、前記操作ペダルの戻り回動時には音を殆ど発生しないが、該操作ペダルの踏込み操作時にはラチェット音に似た擬似音を発生させる装置であって、
    前記操作ペダルおよび前記ブラケットの何れか一方に一体的に設けられるとともに、前記一軸心を中心とする円弧形状に沿って多数の歯が連続して形成された歯部材と、
    前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方に一体的に取り付けられるとともに自身の弾性で前記歯部材に押圧され、前記操作ペダルの踏込み操作時には該歯部材の歯を乗り越える毎に次の歯を叩いて擬似音を発生するが、該操作ペダルの戻り回動時には複数の歯に跨がってそれ等の歯の先端に滑り接触させられる音発生手段と
    を有するとともに、該音発生手段は、
    前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方に一体的に固設される固設ブロックに一体的に設けられているもので、
    前記歯部材と平行な平面内において前記固設ブロックから延び出している撓み変形可能なアーム部と、
    前記歯部材と共通の平面内に位置するように前記アーム部の先端に設けられ、該アーム部の弾性によって該歯部材に押圧されるとともに、該歯部材の複数の歯に跨がって接触可能な長さ寸法の平坦な摺接面を有する押圧部と
    を備えており、且つ、
    前記操作ペダルの踏込み操作時には、前記押圧部が、前記アーム部の撓み変形により前記摺接面が前記歯部材の歯の円弧形状の接線方向に対して傾斜する傾斜姿勢とされ、該押圧部の一端の角部が該歯部材の多数の歯に連続的に叩き付けられて擬似音を発生する一方、
    前記操作ペダルの戻り回動時には、前記押圧部が、前記アーム部の撓み変形により前記摺接面が前記歯部材の歯の円弧形状の接線方向と平行となる平行姿勢とされ、該摺接面が該歯部材の複数の歯に跨がって滑り接触させられるように構成されている
    ことを特徴とする足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置。
  2. 請求項において、
    前記アーム部は、前記押圧部に近い先端側に設けられた自然状態で直線状の直線状部分と、該直線状部分と前記固設ブロックとの間に設けられた自然状態で曲がり変形している曲成部分とを備えており、該曲成部分の撓み変形によって前記押圧部が前記傾斜姿勢および前記平行姿勢とされる一方、
    前記操作ペダルの踏込み操作時には、前記曲成部分の撓み変形により、前記直線状部分が前記押圧部から離間するに従って前記歯部材の歯の円弧形状の法線方向を基準として該歯部材に対する該押圧部の相対回動方向へ傾斜する傾斜姿勢となるように構成されている
    ことを特徴とする足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方には、
    前記操作ペダルの踏込み操作時に前記押圧部が前記傾斜姿勢となる時に、該押圧部と前記歯部材との押圧部位よりも該歯部材に対する該押圧部の相対回動方向へ所定角度だけ離間した位置で前記アーム部に当接させられ、該アーム部のそれ以上の変形を制限する第1ストッパと、
    前記操作ペダルの戻り回動時に前記押圧部が前記平行姿勢となる時に該押圧部または前記アーム部に当接させられ、該アーム部のそれ以上の変形を制限する第2ストッパと
    が設けられていることを特徴とする足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置。
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