JPH10167031A - 足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置 - Google Patents

足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置

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JPH10167031A
JPH10167031A JP33660596A JP33660596A JPH10167031A JP H10167031 A JPH10167031 A JP H10167031A JP 33660596 A JP33660596 A JP 33660596A JP 33660596 A JP33660596 A JP 33660596A JP H10167031 A JPH10167031 A JP H10167031A
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孝之 久永
Akihiko Fukase
明彦 深瀬
Makoto Aoki
真 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の振動などで異音が発生しないようにす
る一方、擬似音発生装置に起因する踏込み抵抗の増加を
抑制するとともに、摩耗を軽減して装置寿命を向上させ
る。 【解決手段】 操作ペダルに一体的に設けられた歯部材
52に自身の弾性で押圧されることにより、操作ペダル
の踏込み操作時に擬似音を発生する樹脂部材54を、ブ
ラケットに一体的に取り付け、車両の振動などに起因す
る異音の発生を防止する。また、擬似音発生時には、直
線状部分58cは係合部60から離間するに従って回動
軸心Oの右まわり方向へ傾斜する傾斜姿勢とされ、且つ
第1ストッパ56cとの係合部までの長さLを十分に確
保することにより、係合部60を歯部材52から逃げ易
くし、係合部60の角部60bが容易に歯部材52の歯
50を乗り越え得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は足踏み式パーキング
ブレーキに係り、特に、摩擦係合手段によって操作ペダ
ルを踏込み位置に保持する足踏み式パーキングブレーキ
において、操作ペダルの踏込み操作時にラチェット音に
似た擬似音を発生させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 車体に固設されるブラケットに一軸心まわりの回動
可能に配設された操作ペダルが原位置から踏込み操作さ
れることによりパーキングブレーキを作動させるととも
に、(b) 摩擦係合手段によってその操作ペダルを踏込み
位置に保持してそのパーキングブレーキの作動状態を維
持する一方、(c) ブレーキ解除手段によってその操作ペ
ダルが原位置へ戻り回動することが許容される足踏み式
パーキングブレーキが知られている。摩擦係合手段とし
ては、一端が固定されるとともに他端が自由端とされた
ロックコイルスプリングが一般的であるが、カムや楔な
どを用いたものも例えば実開平3−78667号公報等
で提案されている。
【0003】ところで、現在多用されているポールとラ
チェットとの噛合いによって操作ペダルを踏込み位置に
保持する形式の足踏み式パーキングブレーキでは、操作
ペダルの踏込み操作時にポールがラチェットの歯を1つ
1つ乗り越える時に、スプリングなどの付勢手段の付勢
力に従って次の歯を叩くラチェット音が発生するが、上
記のような摩擦係合手段を用いた足踏み式パーキングブ
レーキにおいてはそのようなラチェット音が発生しない
ため、運転者に違和感を生じさせるという問題があっ
た。これに対し、特開平4−232159号公報には、
操作ペダルの回動に伴ってベルやオルゴールなどで音を
発生させることが提案されているが、音質や音色が全く
違うとともに操作ペダルの戻り回動時にも音が発生する
ため必ずしも十分に満足できるものではなかった。
【0004】一方、図8に示すように、操作ペダル10
0に合成樹脂製の音発生部材102を設けるとともに、
図示しないブラケットに多数の歯104を有する歯部材
106を設け、操作ペダル100の踏込み操作時に音発
生部材102と歯部材106との係合によってラチェッ
ト音に似た擬似音を発生させることが考えられている。
音発生部材102は略U字形状(一部が開いた卵型形
状)を成しており、その一端部の外側に前記歯104と
噛み合う爪108が設けられているとともに、他端部に
おいて操作ペダル100の回動軸心(一軸心)Oと略平
行な取付軸110まわりの回動可能に操作ペダル100
に取り付けられている一方、操作ペダル100にはスト
ッパ112が設けられ、係合突起116,118との係
合により音発生部材102の回動範囲(一端部の移動範
囲)を制限している。また、歯部材106の多数の歯1
04は、回動軸心Oを中心とする円弧形状に沿って設け
られている。
【0005】そして、操作ペダル100が回動軸心Oの
左まわりに回動させられる踏込み操作時には、音発生部
材102は爪108と歯104との噛合いにより取付軸
110の左まわりに回動させられ、図9の(a) に示すよ
うに爪108が歯104と噛み合う左まわりの回動端に
位置決めされる。このため、U字形状の回曲部114の
撓み変形によって爪108が歯104を1つ1つ乗り越
えるとともに、1つの歯104を乗り越える毎に回曲部
114の弾性によって次の歯104に打ち当てられるこ
とにより、ラチェット音に似た擬似音を発生する。
【0006】操作ペダル100が回動軸心Oの右まわり
に回動させられる戻り回動時には、音発生部材102は
爪108と歯104との噛合いにより取付軸110の右
まわりに回動させられ、図9の(b) に示すように爪10
8と歯104との噛合いが解除される右まわりの回動端
に保持される。このため、爪108が歯104と噛み合
うことなく操作ペダル100が原位置まで戻り回動する
ことが許容され、爪108と歯104との噛合いによる
擬似音を発生することはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の擬似音発生装置においては、音発生部材102が
回動可能に操作ペダル100に取り付けられているた
め、車両の振動などで振動して係合突起116,118
がストッパ112に当接し、異音を発生するという問題
があった。
【0008】また、擬似音を発生する踏込み操作時に
は、音発生部材102の一端部を位置決めするストッパ
112、歯104と爪108との噛合い部、および操作
ペダル100の回動軸心Oが略一直線上に位置している
とともに、ストッパ112と噛合い部との距離が短い一
方、音発生部材102の一端部(歯部材106と係合す
る自由端)が操作ペダル100の回動方向に向かって延
び出して歯部材106の歯104と係合させられている
ため、爪108が歯104から抜け難く、操作ペダル1
00の踏込み抵抗が大きくなるとともに、ストッパ11
2と係合する係合突起116や爪108が摩耗し易いと
いう別の問題も含んでいた。
【0009】図10を参照しつつ具体的に説明すると、
回曲部114の弾性で爪108を歯104に押圧する力
をP、爪108が歯104に沿って抜け出すのに必要な
ストッパ112から係合突起116に加えられる力をF
P 、歯104との間の摩擦係数をμ1 、摩擦抵抗を
1 、ストッパ112との間の摩擦係数をμ2 、摩擦抵
抗をF2 、歯104の傾斜角をθとすると、F1 ,F2
はそれぞれ次式(1) 、(2)で表され、力の釣り合いから
次式(3) が成立する。そして、(3) 式のF1 、F2に(1)
式、(2) 式をそれぞれ代入すると(4) 式となり、これ
を解くと(5) 式が得られる。仮に傾斜角θ=45°、μ
1 =μ2 =0.1とすると、FP ≒3Pとなり、これが
操作ペダル100の踏込み抵抗になる。 F1 =μ1 (Fp ・ cosθ+P・ sinθ) ・・・(1) F2 =μ2 ・FP ・・・(2) FP ・ cosθ・ sinθ=P+F1 ・ cosθ+F2 ・・・(3) FP ・ cosθ・ sinθ=P+μ1 ・ cosθ(Fp ・ cosθ+P・ sinθ) +μ2 ・FP ・・・(4) FP =P(1+μ1 ・ cosθ・ sinθ) ÷( cosθ・ sinθ−μ1 ・ cos2 θ−μ2 ) ・・・(5)
【0010】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、摩擦係合手段によっ
て操作ペダルを踏込み位置に保持する足踏み式パーキン
グブレーキの擬似音発生装置において、車両の振動など
で異音が発生しないようにすることである。また、別の
目的は、擬似音発生装置に起因する踏込み抵抗の増加を
抑制するとともに、摩耗を軽減して装置寿命を向上させ
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、車体に固設されるブラケットに一軸
心まわりの回動可能に配設された操作ペダルが原位置か
ら踏込み操作されることによりパーキングブレーキを作
動させるとともに、摩擦係合手段によってその操作ペダ
ルを踏込み位置に保持してそのパーキングブレーキの作
動状態を維持する一方、ブレーキ解除手段によってその
操作ペダルが原位置へ戻り回動することが許容される足
踏み式パーキングブレーキにおいて、前記操作ペダルの
戻り回動時には音を殆ど発生しないが、その操作ペダル
の踏込み操作時にはラチェット音に似た擬似音を発生さ
せる装置であって、(a) 前記操作ペダルおよび前記ブラ
ケットの何れか一方に一体的に設けられるとともに、前
記一軸心を中心とする円弧形状に沿って多数の歯が連続
して形成された歯部材と、(b) 前記操作ペダルおよび前
記ブラケットの他方に一体的に取り付けられるとともに
自身の弾性で前記歯部材に押圧され、前記操作ペダルの
踏込み操作時にはその歯部材の歯を乗り越える毎に次の
歯を叩いて擬似音を発生するが、その操作ペダルの戻り
回動時には複数の歯に跨がって係合させられることによ
りその歯の先端に滑り接触させられる音発生手段とを有
することを特徴とする。
【0012】第2発明は、第1発明において、前記音発
生手段は、(a) 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの
他方に一体的に固設される固設ブロックに一体的に設け
られているもので、(b) 前記歯部材と略平行な平面内に
おいて前記固設ブロックから延び出している撓み変形可
能なアーム部と、(c) 前記歯部材と共通の平面内に位置
するように前記アーム部の先端に設けられ、そのアーム
部の弾性によってその歯部材に押圧されるとともに、そ
の歯部材の複数の歯に跨がって係合可能な長さ寸法の略
平坦な係合面を有する係合部とを備えており、且つ、
(d) 前記操作ペダルの踏込み操作時には、前記係合部
が、前記アーム部の撓み変形により前記係合面が前記歯
部材の歯の円弧形状の接線方向に対して傾斜する傾斜姿
勢とされ、その係合部の一端の角部がその歯部材の多数
の歯に連続的に係合させられて擬似音を発生する一方、
(e) 前記操作ペダルの戻り回動時には、前記係合部が、
前記アーム部の撓み変形により前記係合面が前記歯部材
の歯の円弧形状の接線方向と略平行となる平行姿勢とさ
れ、前記係合面がその歯部材の複数の歯に跨がって滑り
係合させられるように構成されていることを特徴とす
る。
【0013】第3発明は、第2発明において、(a) 前記
アーム部は、前記係合部に近い先端側に設けられた自然
状態で直線状の直線状部分と、その直線状部分と前記固
設ブロックとの間に設けられた自然状態で曲がり変形し
ている曲成部分とを備えており、その曲成部分の撓み変
形によって前記係合部が前記傾斜姿勢および前記平行姿
勢とされる一方、(b) 前記操作ペダルの踏込み操作時に
は、前記曲成部分の撓み変形により、前記直線状部分が
前記係合部から離間するに従って前記歯部材の歯の円弧
形状の法線方向を基準としてその歯部材に対するその係
合部の相対回動方向へ傾斜する傾斜姿勢となるように構
成されていることを特徴とする。
【0014】第4発明は、第2発明または第3発明にお
いて、前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方、す
なわち前記音発生手段が一体的に取り付けられる側の部
材には、(a) 前記操作ペダルの踏込み操作時に前記係合
部が前記傾斜姿勢となる時に、その係合部と前記歯部材
との係合部位よりもその歯部材に対するその係合部の相
対回動方向へ所定角度だけ離間した位置で前記アーム部
と係合させられ、そのアーム部のそれ以上の変形を制限
する第1ストッパと、(b) 前記操作ペダルの戻り回動時
に前記係合部が前記平行姿勢となる時にその係合部また
は前記アーム部と係合させられ、そのアーム部のそれ以
上の変形を制限する第2ストッパとが設けられているこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】このような擬似音発生装置においては、
自身の弾性で歯部材に押圧されて操作ペダルの踏込み操
作時に擬似音を発生する音発生手段が操作ペダルまたは
ブラケットに一体的に取り付けられているため、車両の
振動などでがたついて異音を発生する恐れがない。
【0016】第3発明では、操作ペダルの踏込み操作時
には、曲成部分の撓み変形により、アーム部の直線状部
分が係合部から離間するに従って歯部材の歯の円弧形状
の法線方向を基準としてその歯部材に対するその係合部
の相対回動方向へ傾斜する傾斜姿勢となるため、前記図
9(a) の場合とは逆向きになって係合部が歯部材から逃
げ易く、直線状部分の撓み変形によって係合部が容易に
歯部材の歯を乗り越えることができる。これにより、擬
似音発生装置に起因する踏込み抵抗の増加が抑制される
とともに、係合部と歯との面圧が小さくなって摩耗が軽
減され、装置寿命が向上する。
【0017】第4発明では、第1ストッパおよび第2ス
トッパが設けられ、操作ペダルの踏込み操作時および戻
り回動時のアーム部の変形、更には係合部の位置が規定
されるため、係合部の歯部材に対する姿勢が傾斜姿勢や
平行姿勢に良好に保持されるようになり、作動が安定す
る。また、第1ストッパは、係合部と歯部材との係合部
位よりもその歯部材に対するその係合部の相対回動方向
へ所定角度だけ離間した位置でアーム部と係合させられ
るため、その第1ストッパの存在に起因して係合部の逃
げ(歯の乗り越え動作)が阻害されることがなく、この
点でも踏込み抵抗の増加が抑制されるとともに、係合部
と歯との面圧が小さくなって摩耗が軽減され、装置寿命
が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】ここで、前記摩擦係合手段として
は、一端が固定されるとともに他端が自由端とされたロ
ックコイルスプリングが好適に用いられるが、カムや楔
などを用いることも可能である。ブレーキ解除手段は、
例えば手動操作によって回動させられることにより、ロ
ックコイルスプリングの自由端を弛み勝手側へ変位させ
るレリースレバーなどを含んで構成されるが、電動モー
タなどを用いて所定の条件下で自動解除するものなど、
種々の手段を採用できる。
【0019】歯部材や音発生手段を操作ペダルに設ける
場合、必ずしも操作ペダルそのものに配設する必要はな
く、操作ペダルと一体的に回転するように設けられれば
良い。歯部材を操作ペダルに設ける場合、例えば前記一
軸心と同心に操作ペダルに一体的に配設されて、その外
周面または内周面に摩擦係合手段としてのロックコイル
スプリングが押圧されて摩擦係合させられる円筒形状の
クラッチドラムに、外周側へ延び出すように一体に設け
られるフランジを利用することが望ましい。その場合
は、部品点数が増えないため製造コストを低減できると
ともに、装置がコンパクトに構成される。
【0020】操作ペダルに設けられる歯部材は、必ずし
も外歯である必要はなく、内歯であっても良い。歯部材
をブラケットに設ける場合も、内歯、外歯の何れを採用
することも可能である。また、歯部材の歯は、ラチェッ
ト(のこぎり歯)であっても良いが、正三角形や四角
形、台形などの他の形状であっても差し支えない。
【0021】音発生手段は、例えば前記固設ブロックと
共に合成樹脂材料にて一体成形することが望ましいが、
ばね鋼などの金属材料を用いて構成することも可能であ
る。この音発生手段は、材質や前記直線状部分の長さ、
肉厚などにより、音圧や音質を自由にチューニング(調
整)できる。これは、必ずしも従来のラチェット式の足
踏み式パーキングブレーキのラチェット音に近似させる
ことを意味するものではなく、例えば耳障りにならない
心地良い音になるようにチューニングしても良い。
【0022】第3発明の係合部は、直線状部分に対して
例えば90°〜110°程度の角度でL字形状(鈍角)
に折れ曲がるように設けられ、踏込み操作時にはそのL
字形状の折れ曲がりの外側の角部が歯部材の歯と係合さ
せられるように構成されるが、鋭角で折り曲げてその先
端部(自由端)を歯部材と係合させるようにしたり、7
0°〜110°程度の角度でT字状に交差するように設
けることも可能である。
【0023】第3発明の曲成部分は、例えば固設ブロッ
クから延び出して略90°曲げられた第1曲成部と、そ
の第1曲成部から略直線状に延び出した後再び同じ曲げ
方向へ略90°曲げられた第2曲成部とを有し、その第
2曲成部に続いて前記直線状部分が設けられるように構
成される。その場合、直線状部分は例えば歯部材の歯の
円弧形状に対して略垂直に突き当たるように延び出し、
係合部は、例えば音発生手段に対する歯部材の相対回動
方向へL字形状に折れ曲がるように設けられる。
【0024】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例である擬似
音発生装置10が設けられた足踏み式パーキングブレー
キ12の一部を切り欠いた正面図で、図2は図1におけ
るII−II断面図である。この足踏み式パーキングブレー
キ12は、車体に固設されるブラケット14と、ボルト
16の軸心である回動軸心Oまわりの回動可能にブラケ
ット14に配設された操作ペダル18と、回動軸心Oと
同心に操作ペダル18に一体的に固設された有底円筒形
状のクラッチドラム20と、クラッチドラム20の円筒
部の外側に配設されたロックコイルスプリング22と、
クラッチドラム20の内部に配設された捩りコイルスプ
リング24とを備えている。
【0025】ボルト16の軸心すなわち回動軸心Oは一
軸心に相当するもので、ボルト16の外周側にはブッシ
ュ26を介してスリーブ28が相対回動可能に配設され
ており、操作ペダル18はそのスリーブ28に溶接等に
よって一体的に固設されている。ブッシュ26はスペー
サとしても機能するもので、ブラケット14から所定寸
法だけ離間した位置にプレート30が一体的に設けられ
ている。図1では、プレート30が省略されている。操
作ペダル18には、ケーブルガイド32を形成する補助
プレート34が一体的に固設され、ケーブルガイド32
に巻き掛けられたブレーキケーブル36の端部36eが
離脱不能に係止されてており、回動軸心Oの左まわりに
操作ペダル18が踏込み操作されることにより、ブレー
キケーブル36が引き締められてパーキングブレーキが
作動させられる。前記捩りコイルスプリング24はリタ
ーンスプリングとして機能するもので、その一端および
他端はそれぞれ操作ペダル18およびブラケット14に
係止されており、操作ペダル18を常には回動軸心Oの
右まわりに付勢して、図1に示すようにストッパゴム3
8に当接する原位置に保持するようになっている。
【0026】ロックコイルスプリング22は摩擦係合手
段として機能するもので、常には自身のばね力でクラッ
チドラム20の外周面に摩擦接触させられているととも
に、一端部22aは金具40によってブラケット14に
一体的に固定され、他端部22bは自由端とされてい
る。また、その巻き方向は、操作ペダル18が原位置か
ら踏込み操作される際に弛み勝手となるように、本実施
例では左巻きで、操作ペダル18の踏込み操作は許容す
るが戻り回動は阻止するようになっており、操作ペダル
18を踏込み位置に保持してパーキングブレーキの作動
状態を維持する。
【0027】ロックコイルスプリング22の他端部22
bは略90°折り曲げられ、操作ペダル18に形成され
た円弧形状の切欠42から図1における紙面の手前側、
すなわちプレート30側へ突き出している。切欠42
は、操作ペダル18の踏込み操作を許容する角度範囲で
形成されている。一方、プレート30には、図1に一点
鎖線で示すように、回動軸心Oと略平行なピン44まわ
りの回動可能にレリースレバー46が取り付けられてお
り、運転席のレリースノブなどが手動操作されることに
よりピン44の左まわりに回動させられ、他端部22b
を回動軸心Oの左まわりに回動させて、ロックコイルス
プリング22の巻回を弛めるようになっている。パーキ
ングブレーキの作動状態でこのようにロックコイルスプ
リング22の巻回が弛められると、操作ペダル18が原
位置へ戻り回動することが許容され、ブレーキケーブル
36の張力や捩りコイルスプリング24の付勢力に従っ
て操作ペダル18は原位置まで戻り回動させられ、パー
キングブレーキが解除される。レリースレバー46を含
んでブレーキ解除手段が構成されている。
【0028】前記擬似音発生装置10は、図3に拡大し
て示されているように、回動軸心Oを中心として多数の
歯(外歯)50が連続して設けられた歯部材52、およ
び合成樹脂材料にて一体成形された樹脂部材54を主体
として構成されている。歯部材52は、前記クラッチド
ラム20の円筒部の開口側、すなわちブラケット14側
の端部に一体に設けられた外向きのフランジ20fに一
体に設けられており、多数の歯50は略対称の三角歯に
て構成されている。なお、図3および図4では、ロック
コイルスプリング22が省略されている。
【0029】樹脂部材54は、上記歯部材52よりも外
側においてブラケット14に一体的に取り付けられるも
ので、図5および図6にも単独で詳しく示されているよ
うに、ブラケット14に一体的に取り付けられる固設部
56と、前記歯部材52と共通の平面内において固設部
56から延び出している薄肉で撓み変形可能なアーム部
58と、そのアーム部58の先端において、同じく歯部
材52と共通の平面内でアーム部58からL字形状に折
れ曲がるように設けられた係合部60とを備えており、
アーム部58および係合部60によって音発生手段62
が構成されている。固設部56は固設ブロックに相当す
るもので、係止突起56aおよび位置決め突起56bに
より、予め定められた所定の取付姿勢でワンタッチでブ
ラケット14に取り付けられるようになっている。な
お、図5の(a) は正面図で、(b) は(a) におけるb−b
断面図、(c) は(a) の右側面図である。また、図6は、
係止突起56aや位置決め突起56bが設けられた裏側
から見た斜視図である。
【0030】アーム部58は、自然状態において、固設
部56から延び出して右まわりに略90°曲げられた第
1曲成部58aと、その第1曲成部58aから略直線状
に延び出した後再び同じ曲げ方向、すなわち右まわりに
略90°曲げられた第2曲成部58bと、その第2曲成
部58bから略直線状に延び出す直線状部分58cとを
備えており、第1曲成部58aおよび第2曲成部58b
を含んで曲成部分が構成されている。直線状部分58c
は、ブラケット14に取り付けられた状態において、図
3に示すように歯部材52の歯50の円弧形状に対して
略垂直に突き当たるように延び出している。
【0031】係合部60は、直線状部分58cに対して
歯部材52の回動方向へ約90°〜110°程度、本実
施例では約104°、L字形状に折れ曲がるように設け
られており、アーム部58の曲成部分58a,58bの
弾性によって歯部材52に押圧されるとともに、歯部材
52の複数の歯50に跨がって係合可能な長さ寸法の略
平坦な係合面60aを備えている。図3は、操作ペダル
18が原位置に保持されている場合で、樹脂部材54の
アーム部58は略自然状態とされている。
【0032】そして、操作ペダル18が原位置から踏込
み操作されると、図4に実線で示すように、係合部60
は歯部材52の歯50との係合によりアーム部58、具
体的には主として曲成部分58a、58bを撓み変形
(曲げ変形)させながら、回動軸心Oの左まわりに所定
角度だけ連れ回りさせられ、固設部56に一体に設けら
れた第1ストッパ56cにアーム部58の直線状部分5
8cが係合させられることにより、それ以上の連れ回
り、言い換えればアーム部58の変形が阻止される。第
1ストッパ56cは、係合部60と歯部材52との係合
部位よりも歯部材52に対する係合部60の相対回動方
向、具体的には図4において回動軸心Oの右まわり方向
へ所定角度だけ離間した位置で、アーム部58と係合さ
せられるようになっており、係合部60までの長さLが
十分に確保されている。したがって、直線状部分58c
は、係合部60から離間するに従って歯部材52の歯5
0の円弧形状の法線方向を基準として歯部材52に対す
る係合部60の相対回動方向、具体的には図4において
回動軸心Oの右まわり方向へ傾斜する傾斜姿勢とされ
る。また、係合部60は、係合面60aが歯部材52の
歯50の円弧形状の接線方向に対して傾斜する傾斜姿勢
とされ、係合部60の一端の角部、すなわちL字形状の
外側の角部60bが歯部材52の歯50と噛み合わされ
る。
【0033】その状態で操作ペダル18が更に踏み込ま
れると、直線状部分58cの第1ストッパ56cとの係
合部より先の部分が二点鎖線で示すように撓み変形させ
られることにより、角部60bが歯50を乗り越えると
ともに、直線状部分58cの弾性により次の歯50に叩
き付けられ、多数の歯50を連続的に乗り越える際にラ
チェット音に似た擬似音を発生する。この擬似音の音圧
や音質は、樹脂部材54の材質や直線状部分58cの肉
厚、第1ストッパ56cより先の部分の長さLなどを適
宜設定することにより、例えば耳障りにならない心地良
い音になるようにするなど自由にチューニング(調整)
できる。なお、係合部60の角部60bには、歯部材5
2すなわちフランジ20fとブラケット14との間の隙
間に挿入されるガイド板60cが設けられ(図5(a) 、
図6参照)、振動などで係合部60が歯部材52から外
れることを防止している。
【0034】一方、操作ペダル18の戻り回動時には、
図4に一点鎖線で示すように、係合部60は歯部材52
の歯50との係合によりアーム部58、具体的には主と
して曲成部分58a,58bを撓み変形させながら回動
軸心Oの右まわりに連れ回りさせられ、ブラケット14
に一体に設けられた第2ストッパ64にアーム部58の
直線状部分58cが係合させられることにより、それ以
上の連れ回りが阻止される。第2ストッパ64は、ブラ
ケット14の一部を切り欠いて曲げ起こしたもので、係
合部60が、アーム部58の曲成部分58a,58bの
撓み変形により係合面60aが歯部材52の歯50の円
弧形状の接線方向と略平行となる平行姿勢となる時に、
アーム部58の直線状部分58cと係合させられ、直線
状部分58cのそれ以上の変形を阻止する。したがっ
て、その状態では係合部60の係合面60aが複数の歯
50に跨がってその頂きに滑り接触させられ、擬似音を
発生させることなく操作ペダル18が原位置まで戻り回
動することを許容する。
【0035】このような本実施例の足踏み式パーキング
ブレーキ12によれば、操作ペダル18が原位置から踏
込み操作される際に、擬似音発生装置10によってチラ
ェット音に似た擬似音が発生させられるとともに、操作
ペダル18の戻り回動時には擬似音が発生しないため、
ラチェット式の足踏み式パーキングブレーキを使い慣れ
ている運転者に違和感を生じさせることがない。
【0036】一方、本実施例の擬似音発生装置10は、
自身の弾性で歯部材52に押圧されて操作ペダル18の
踏込み操作時に擬似音を発生する樹脂部材54がブラケ
ット14に一体的に取り付けられているため、車両の振
動などでがたついて異音を発生する恐れがない。
【0037】また、操作ペダル18の踏込み操作時に
は、アーム部58の直線状部分58cが、係合部60か
ら離間するに従って歯部材52の歯50の円弧形状の法
線方向を基準としてその歯部材52に対する係合部60
の相対回動方向、すなわち回動軸心Oの右まわり方向へ
傾斜する傾斜姿勢となるため、前記図9(a) の場合とは
逆向きになって係合部60が歯部材52から逃げ易く、
直線状部分58cの撓み変形によって係合部60が容易
に歯部材52の歯50を乗り越えることができる。これ
により、擬似音発生装置10に起因する踏込み抵抗の増
加が抑制されるとともに、角部60bと歯50との面圧
が小さくなって摩耗が軽減され、装置寿命が向上する。
【0038】更に、本実施例では、第1ストッパ56c
および第2ストッパ64が設けられ、操作ペダル18の
踏込み操作時および戻り回動時のアーム部58の位置、
更には係合部60の位置が規定されるため、係合部60
の歯部材52に対する姿勢が傾斜姿勢や平行姿勢に良好
に保持されるようになり、作動が安定する。しかも、第
1ストッパ56cは、係合部60と歯部材52との係合
部位よりもその歯部材52に対する係合部60の相対回
動方向、すなわち回動軸心Oの右まわり方向へ所定角度
だけ離間した位置でアーム部58と係合させられるた
め、歯50を乗り越える際に撓み変形させられる直線状
部分58cの長さLが十分に確保されるなど、第1スト
ッパ56cの存在に起因して係合部60の逃げ(歯の乗
り越え動作)が阻害されることがなく、この点でも踏込
み抵抗の増加が抑制されるとともに、係合部60と歯5
0との面圧が小さくなって摩耗が軽減され、装置寿命が
向上する。なお、第1ストッパ56cとの係合部は殆ど
摺動しないため、摩耗しない。
【0039】因みに、図7に示すようにアーム部58の
弾性で係合部60の角部60bを歯50に押圧する力を
P、角部60bを歯50の傾斜面に沿って離脱させるの
に必要な歯部材52の接線方向の力をFP 、角部60b
と歯50との間の摩擦係数をμ1 、歯50の傾斜角をθ
とすると、力の釣り合いから次式(6) が成立し、力F P
は(7) 式で表される。仮に傾斜角θ=45°、μ1
0.1とすると、FP ≒1.56Pで、前記図10の場
合に比較して1/2程度となり、それだけ踏込み抵抗が
軽減される。 FP ・ cosθ・ sinθ=P・ sinθ+μ1 ・P・ cosθ ・・・(6) FP =P( sinθ+μ1 ・ cosθ)/ cosθ・ sinθ ・・・(7)
【0040】また、本実施例ではロックコイルスプリン
グ22が巻回されるクラッチドラム20のフランジ20
fに一体に歯部材52が設けられているため、部品とし
ては樹脂部材54のみを追加して設けるだけで良く、擬
似音発生装置10がコンパクトで安価に構成される。
【0041】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である擬似音発生装置が設け
られている足踏み式パーキングブレーキの一例を示す一
部を切り欠いた正面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1の足踏み式パーキングブレーキの擬似音発
生装置付近を拡大して示す図である。
【図4】図3の擬似音発生装置の作動を説明する図であ
る。
【図5】図3の擬似音発生装置の樹脂部材を単独で示す
図で、(a) は正面図、(b) は(a) におけるb−b断面
図、(c) は(a) の右側面図である。
【図6】図3の擬似音発生装置の斜視図である。
【図7】図3の擬似音発生装置による踏込み抵抗を説明
する図である。
【図8】従来の擬似音発生装置の一例を説明する図であ
る。
【図9】図8の擬似音発生装置の作動を説明する図であ
る。
【図10】図8の擬似音発生装置による踏込み抵抗を説
明する図である。
【符号の説明】
10:擬似音発生装置 12:足踏み式パーキングブレーキ 14:ブラケット 18:操作ペダル 22:ロックコイルスプリング(摩擦係合手段) 46:レリースレバー(ブレーキ解除手段) 50:歯 52:歯部材 54:樹脂部材 56:固設部(固設ブロック) 56c:第1ストッパ 58:アーム部 58a,58b:曲成部分 58c:直線状部分 60:係合部 60a:係合面 60b:角部 62:音発生手段 64:第2ストッパ O:回動軸心(一軸心)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固設されるブラケットに一軸心ま
    わりの回動可能に配設された操作ペダルが原位置から踏
    込み操作されることによりパーキングブレーキを作動さ
    せるとともに、摩擦係合手段によって該操作ペダルを踏
    込み位置に保持して該パーキングブレーキの作動状態を
    維持する一方、ブレーキ解除手段によって該操作ペダル
    が原位置へ戻り回動することが許容される足踏み式パー
    キングブレーキにおいて、前記操作ペダルの戻り回動時
    には音を殆ど発生しないが、該操作ペダルの踏込み操作
    時にはラチェット音に似た擬似音を発生させる装置であ
    って、 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの何れか一方に一
    体的に設けられるとともに、前記一軸心を中心とする円
    弧形状に沿って多数の歯が連続して形成された歯部材
    と、 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方に一体的に
    取り付けられるとともに自身の弾性で前記歯部材に押圧
    され、前記操作ペダルの踏込み操作時には該歯部材の歯
    を乗り越える毎に次の歯を叩いて擬似音を発生するが、
    該操作ペダルの戻り回動時には複数の歯に跨がって係合
    させられることにより該歯の先端に滑り接触させられる
    音発生手段とを有することを特徴とする足踏み式パーキ
    ングブレーキの擬似音発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記音発生手段は、 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方に一体的に
    固設される固設ブロックに一体的に設けられているもの
    で、 前記歯部材と略平行な平面内において前記固設ブロック
    から延び出している撓み変形可能なアーム部と、 前記歯部材と共通の平面内に位置するように前記アーム
    部の先端に設けられ、該アーム部の弾性によって該歯部
    材に押圧されるとともに、該歯部材の複数の歯に跨がっ
    て係合可能な長さ寸法の略平坦な係合面を有する係合部
    とを備えており、且つ、 前記操作ペダルの踏込み操作時には、前記係合部が、前
    記アーム部の撓み変形により前記係合面が前記歯部材の
    歯の円弧形状の接線方向に対して傾斜する傾斜姿勢とさ
    れ、該係合部の一端の角部が該歯部材の多数の歯に連続
    的に係合させられて擬似音を発生する一方、 前記操作ペダルの戻り回動時には、前記係合部が、前記
    アーム部の撓み変形により前記係合面が前記歯部材の歯
    の円弧形状の接線方向と略平行となる平行姿勢とされ、
    前記係合面が該歯部材の複数の歯に跨がって滑り係合さ
    せられるように構成されていることを特徴とする足踏み
    式パーキングブレーキの擬似音発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記アーム部は、前記係合部に近い先端側に設けられた
    自然状態で直線状の直線状部分と、該直線状部分と前記
    固設ブロックとの間に設けられた自然状態で曲がり変形
    している曲成部分とを備えており、該曲成部分の撓み変
    形によって前記係合部が前記傾斜姿勢および前記平行姿
    勢とされる一方、 前記操作ペダルの踏込み操作時には、前記曲成部分の撓
    み変形により、前記直線状部分が前記係合部から離間す
    るに従って前記歯部材の歯の円弧形状の法線方向を基準
    として該歯部材に対する該係合部の相対回動方向へ傾斜
    する傾斜姿勢となるように構成されていることを特徴と
    する足踏み式パーキングブレーキの擬似音発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記操作ペダルおよび前記ブラケットの他方には、 前記操作ペダルの踏込み操作時に前記係合部が前記傾斜
    姿勢となる時に、該係合部と前記歯部材との係合部位よ
    りも該歯部材に対する該係合部の相対回動方向へ所定角
    度だけ離間した位置で前記アーム部と係合させられ、該
    アーム部のそれ以上の変形を制限する第1ストッパと、 前記操作ペダルの戻り回動時に前記係合部が前記平行姿
    勢となる時に該係合部または前記アーム部と係合させら
    れ、該アーム部のそれ以上の変形を制限する第2ストッ
    パとが設けられていることを特徴とする足踏み式パーキ
    ングブレーキの擬似音発生装置。
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