JP3821142B2 - 無線通信端末および内部無線通信制御方法 - Google Patents

無線通信端末および内部無線通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は無線通信端末および内部無線通信制御方法に関し、特に、クラムシェル型携帯電話などに適用して好適なものである。
近年の携帯電話では、文字や図形などの静止画像の他、デジタルカメラで撮像された静止画像や動画像をより精細に表示させることができるようにするため、携帯電話に搭載される液晶表示装置を高解像度化することが行われている。これに伴って、デジタルカメラと液晶表示装置との間でやり取りされるデータ量も増大し、例えば、特許文献1に開示されているようなLVDS(Low Voltage Differential Signaling)という高速転送方式を表示体や撮像素子の接続に用いることが提案されている。
また、近年の携帯電話では、携帯電話の携帯性を損なうことなく、表示体のサイズを大きくするとともに、携帯電話を持ち歩いているときに操作ボタンが誤って操作されることを防止するため、携帯電話の折り畳みが可能なクラムシェル構造を採用することが行われている。このクラムシェル構造では、携帯電話の外部無線通信機能を主として司る制御部が搭載された第1筐体部と、表示体が搭載された第2筐体部とがヒンジを介して連結され、第1筐体部と第2筐体部とはヒンジを介して互いに閉じたり開いたりすることができる。
また、例えば、特許文献2には、移動体通信の送信時においても、微弱なGPS信号を受信できるようにするため、アンテナの前段で送信信号の一部を分岐する分岐ユニットを設け、分岐ユニットから分岐された分岐信号の減衰および位相シフトにより干渉補償信号を引き出し、その干渉補償信号をGPS信号に重畳させる方法が開示されている。
特許第3086456号公報 特表2003−507954号公報
しかしながら、携帯電話に搭載される表示体の高解像度化が進行し、高ビットレートの画像データなどを有線で表示体に送信するためには、表示体に信号を送るためのフレキシブル配線基板を多ピン化する必要がある。このため、クラムシェル構造の携帯電話では、第1筐体部と第2筐体部との間のデータ伝送を有線で行うと、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ内に通す必要があり、ヒンジ構造が複雑化したり、実装工程が煩雑化したりする。この結果、携帯電話の小型薄型化の障害となるだけでなく、コストアップを招くとともに、信頼性の劣化を引き起こすという問題があった。
一方、フレキシブル配線基板の代わりに、内部無線通信用アンテナを第1筐体部と第2筐体部にそれぞれ設け、第1筐体部と第2筐体部との間のデータ伝送を内部無線通信で行うと、携帯電話の外部無線通信との間で干渉が発生する。このため、携帯電話の外部無線通信の状況によって内部無線通信の環境が変化し、データを確実に伝送する上での信頼性が劣化するという問題があった。
特に、UWB(Ultra Wide Band)などの出力が低く制限された無線通信方式を内部無線通信に採用した場合、携帯電話の外部無線通信にて出力される電波との電力レベル差が大きくなり、これらの間の電力レベル差が90dBにも及ぶことがある。このため、目標とする帯域外の信号であっても内部無線通信に及ぶ影響を無視できなくなり、携帯電話の外部無線通信との干渉に起因して無線通信環境が悪化し、ビットエラーレートが劣化したり、パケットエラーレートの劣化による再送の増加を招いたりするという問題があった。
また、微弱な電力しか放射しない無線通信方式を用いた場合においても、厳しい受信感度を要求される携帯電話システムに干渉を与え、携帯電話システムの受信感度を劣化させるという問題があった。
また、特許文献2に開示された方法では、分岐ユニット、減衰器、移相器および重畳ユニットなどが必要となる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を招き、コスト、サイズおよび重量が増大するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、第1筐体部と第2筐体部との間の内部無線通信の品質の劣化を抑制することが可能な無線通信端末および内部無線通信制御方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、
前記内部送受信制御部は、前記外部無線部が外部とデータの送信または受信を行っている外部通信タイミングに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方から送信される電波の送信タイミングを制御することを特徴とする。
これにより、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間でのデータ伝送を無線で行うことが可能となる。このため、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、第1筐体部と第2筐体部との間の内部無線通信の品質の劣化を抑制することが可能となるとともに、第1筐体部と第2筐体部との間でのデータ伝送量が増大した場合においても、連結部の構成を複雑化させることなく、第1筐体部と第2筐体部との間の位置関係を変化させることが可能となる。この結果、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、前記内部送受信制御部は、前記外部無線部が外部とデータの送信を行っている外部通信タイミングにおいては、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、外部無線通信制御部から送信タイミング情報を受け取ることで、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間での内部無線通信を行わせることが可能となり、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、前記内部送受信制御部は、前記外部無線部が外部とデータの受信を行っている外部通信タイミングにおいては、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、前記内部送受信制御部は、前記外部無線部の送受信タイミングに従って決定されたタイムスケジュールに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、外部無線通信の空き時間に内部無線通信を行わせることが可能となり、第1筐体部と第2筐体部との間の内部無線通信の効率の劣化を抑制しつつ、内部無線通信の品質の劣化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記内部送受信制御部は、自端末がマスタで、マスタからスレーブにパケットが送信される場合、または自端末がスレーブで、自分宛のパケットを受信するとともに、スレーブからマスタにパケットが送信される場合、次の送信スロットまでは、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、ピコネット内におけるマスタとスレーブとの間で通信が確立した場合においても、今回受信したパケットヘッダを参照することで、外部無線通信が行われるタイミングを判断することが可能となる。このため、外部無線通信の空き時間に内部無線通信を行わせることが可能となり、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、内部無線通信の品質の劣化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、前記外部無線部の出力レベルを検出するキャリア検出部と、を備え、前記内部送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、無線部の出力レベルをモニタすることで、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間での内部無線通信を行わせることが可能となり、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、前記第1筐体部は、外部無線通信用アンテナと、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信するキャリア検出用アンテナと、前記キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出するキャリア検出部と、を備え、前記内部送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、外部無線通信用アンテナを介して送信される電波の出力レベルを直接モニタすることが可能となり、外部無線通信の送信タイミングを割り出すことが困難な場合においても、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間での内部無線通信を行わせることが可能となり、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、前記第1筐体部は、外部無線通信用アンテナと、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部と有線接続された第1内部送受信制御部と、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信する第1キャリア検出用アンテナと、前記第1キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出する第1キャリア検出部と、を備え、前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、前記第2送受信部と有線接続された第2内部送受信制御部と、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信する第2キャリア検出用アンテナと、前記第2キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出する第2キャリア検出部と、を備え、前記第1内部送受信制御部は、前記第1キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第1送受信部の動作を停止させ、前記第2内部送受信制御部は、前記第2キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第2送受信部の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、外部無線通信用アンテナを介して送信される電波の出力レベルを第1筐体部側および第2筐体部側の双方にて直接モニタすることが可能となる。このため、第1筐体部および第2筐体部を有線で接続することなく、外部無線通信が行われている時に、第1の内部無線通信制御部および第2の内部無線通信制御部の双方の動作を停止させることが可能となり、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、第1筐体部と第2筐体部との間の内部無線通信の品質の劣化を抑制することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記無線通信端末は携帯電話であることを特徴とする。
これにより、携帯電話にクラムシェル構造が採用された場合においても、携帯電話の筐体間のデータ伝送を無線で安定して行うことが可能となる。このため、携帯電話に搭載される表示部の高解像度化に対応して、筐体間でやり取りされるデータ量が増大した場合においても、連結部の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。この結果、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記内部無線通信は、微弱無線またはUWB無線の近距離無線であることを特徴とする。
これにより、内部無線通信における出力レベルを抑制しつつ、内部無線通信を安定して行うことが可能となる。このため、第1筐体部と第2筐体部との間でのデータ伝送量が増大した場合においても、法規制の制約を受けることなく、第1筐体部と第2筐体部との間でのデータ伝送を無線で行うことが可能となり、連結部の構成を複雑化させることなく、第1筐体部と第2筐体部との間の位置関係を変化させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、外部無線通信による送信または受信が行われている時に、前記表示部に表示されるデータの一部を内部有線通信にて前記第1筐体部から前記第2筐体部に送信する内部有線通信部をさらに備えることを特徴とする。
これにより、外部無線通信による送信または受信が行われている場合においても、外部無線通信による干渉を受けることなく、表示部に表示される特定のデータを第1筐体部から第2筐体部に送信することが可能となる。このため、必要なデータを表示部に表示させることを可能としつつ、内部有線通信にて送信されるデータ量を抑制することが可能となり、第1筐体部と第2筐体部との間でやり取りされるデータ伝送量の増大に対応しつつ、連結部の構成の複雑化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記内部有線通信部は、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間に設けられた電源ラインを介して、前記表示部に表示されるデータの一部を送信することを特徴とする。
これにより、第1筐体部と第2筐体部との間の配線数の増大を抑制しつつ、表示部に表示されるデータの一部を内部有線通信にて第1筐体部から第2筐体部に送信することが可能となり、連結部の構成の複雑化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る内部無線通信制御方法によれば、外部無線通信機能が設けられた筐体間のデータ伝送が内部無線通信で行われる内部無線通信制御方法において、前記筐体からの外部無線送信が停止しているタイミングで、前記筐体間の内部無線通信を行うことを特徴とする。
これにより、筐体間の内部無線通信と、筐体からの外部無線通信との間で干渉が発生することを防止することが可能となる。このため、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、筐体間の内部無線通信の品質の劣化を抑制することが可能となり、筐体間の位置関係のフレキシビリティーを確保しつつ、筐体間のデータ伝送量の増大に対応することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る無線通信端末および無線通信制御方法について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図、図2は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図である。
図1および図2において、第1筐体部1の表面には、操作ボタン4が配置されるとともに、第1筐体部1の下端にはマイク5が設けられ、第1筐体部1の上端には外部無線通信用アンテナ6が取り付けられている。また、第2筐体部2の表面には、表示体8が設けられるとともに、第2筐体部2の上端にはスピーカ9が設けられている。また、第2筐体部2の裏面には、表示体11および撮像素子12が設けられている。なお、表示体8、11としては、例えば、液晶表示パネル、有機ELパネルまたはプラズマディスプレイパネルなどを用いることができる。また、撮像素子12としては、CCDまたはCMOSセンサなどを用いることができる。また、第1筐体部1および第2筐体部2には、第1筐体部1と第2筐体部2との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ7、10がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部1および第2筐体部2はヒンジ3を介して連結され、ヒンジ3を支点として第2筐体部2を回転させることにより、第2筐体部2を第1筐体部1上に折り畳むことができる。そして、第2筐体部2を第1筐体部1上に閉じることにより、操作ボタン4を第2筐体部2にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン4が誤って操作されることを防止することができる。また、第2筐体部2を第1筐体部1から開くことにより、表示体8を見ながら操作ボタン4を操作したり、スピーカ9およびマイク5を使いながら通話したり、操作ボタン4を操作しながら撮像を行ったりすることができる。
ここで、クラムシェル構造を用いることにより、第2筐体部2のほぼ一面全体に表示体8を配置することができ、携帯電話の携帯性を損なうことなく、表示体8のサイズを拡大させることを可能として、視認性を向上させることができる。
また、内部無線通信用アンテナ7、10を第1筐体部1および第2筐体部2にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ6を介して第1筐体部1に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2に送り、表示体8に画像を表示させたり、スピーカ9から音声を出力させたりすることができる。また、撮像素子12にて撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2から第1筐体部1に送り、外部無線通信用アンテナ6を介して外部に送出させることができる。
これにより、第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を有線で行う必要がなくなり、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ3に通す必要がなくなる。このため、ヒンジ3の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となり、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
図3は、本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図である。
図3において、第1筐体部21の表面には、操作ボタン24が配置されるとともに、第1筐体部21の下端にはマイク25が設けられ、第1筐体部21の上端には外部無線通信用アンテナ26が取り付けられている。また、第2筐体部22の表面には、表示体28が設けられるとともに、第2筐体部22の上端にはスピーカ29が設けられている。また、第1筐体部21および第2筐体部22には、第1筐体部21と第2筐体部22との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ27、30がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部21および第2筐体部22はヒンジ23を介して連結され、ヒンジ23を支点として第2筐体部22を水平に回転させることにより、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置したり、第2筐体部22を第1筐体部21からずらしたりすることができる。そして、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置することにより、操作ボタン24を第2筐体部22にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン24が誤って操作させることを防止することができる。また、第2筐体部22を水平に回転させて、第2筐体部22を第1筐体部21からずらすことにより、表示体28を見ながら操作ボタン24を操作したり、スピーカ29およびマイク25を使いながら通話したりすることができる。
ここで、内部無線通信用アンテナ27、30を第1筐体部21および第2筐体部22にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第1筐体部21と第2筐体部22との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ26を介して第1筐体部21に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第2筐体部22に送り、表示体28に画像を表示させたり、スピーカ29から音声を出力させたりすることができる。
これにより、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ23に通す必要がなくなり、ヒンジ23の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。このため、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、携帯電話を例にとって説明したが、ビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、ノート型パーソナルコンピュータなどに適用することもできる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。
図4において、第1筐体部K11には、外部無線通信用電波の送受信を行う外部無線通信用アンテナ101、外部無線通信用アンテナ101を介して送受信される信号の変復調処理を行う無線部102、ベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理部103、無線通信端末全体の制御を司る制御部104、制御部104が処理を実行する際のワークエリアを提供したり、その処理結果を記憶したりするRAM105、無線通信端末を動作させるための各種制御プログラムを格納するROM106、内部無線通信用アンテナ108を介して行われる内部無線通信の制御を司る送受信部107、内部無線通信用電波の送受信を第1筐体部K11側で行う内部無線通信用アンテナ108、無線部102の入出力レベルを検出するキャリア検出部109およびキャリア検出部109にて検出された出力レベルに基づいて、送受信部107、121の動作を有線にて停止させる送受信制御部110が設けられている。
また、第2筐体部K12には、内部無線通信用アンテナ122を介して行われる内部無線通信の制御を司る送受信部121、内部無線通信用電波の送受信を第2筐体部K12側で行う内部無線通信用アンテナ122、撮像を行うカメラ123、表示データの表示を行う液晶表示部124および付加装置125が設けられている。なお、外部無線通信における送受信データとしては、例えば、通話時の音声データ、メール時の文字データや画像データなどを挙げることができる。また、内部無線通信における送受信データとしては、例えば、カメラ123で撮像された撮像データ、液晶表示部124に表示される表示データまたは第2筐体部K12を制御する制御信号などを挙げることができる。また、制御部104としてはCPUを用いることができる。また、付加装置125としては、例えば、LED、マイクまたはスピーカなどを挙げることができる。
そして、第1筐体部K11および第2筐体部K12は、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の位置関係を変えられるように連結されている。なお、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の位置関係を変える方法としては、第2筐体部2を第1筐体部1上に折り畳めるようにする方法の他、第2筐体部2を第1筐体部1上で水平に回転できるようにする方法あるいは第2筐体部2を第1筐体部1上で左右または前後にスライドできるようにする方法などを挙げることができる。
そして、外部無線通信用アンテナ101を介してデータを送信する場合、ベースバンド信号処理部103に送られた送信データがベースバンド信号処理される。そして、ベースバンド信号処理部103から出力された送信データの変調処理が無線部102にて行われ、外部無線通信用アンテナ101を介して外部に送出される。一方、外部無線通信用アンテナ101を介してデータを受信する場合、外部無線通信用アンテナ101を介して受信された受信データが無線部102に送られ、無線部102にて復調処理が行われる。そして、無線部102から出力された受信データがベースバンド信号処理部103に送られ、ベースバンド信号処理部103にてベースバンド信号処理が行われた後、制御部104に出力される。
ここで、無線部102から送信される信号または無線部102にて受信された信号はキャリア検出部109に送られ、キャリア検出部109は、無線部102の入出力レベルを検出することができる。
図5は、図4の無線部102およびキャリア検出部109の概略構成を示すブロック図である。
図5において、無線部102には、スイッチ121、パワーアンプ122、132、混合器123、127、133、137、フィルタ124、128、134、138、A/Dコンバータ125、129、D/Aコンバータ135、139、位相シフタ126、136、加算器140およびPLL回路141が設けられている。また、キャリア検出部109には、送信時の出力レベルを検出するキャリア検出部109aおよび受信時の入力レベルを検出するキャリア検出部109bが設けられている。そして、キャリア検出部109aには、パワーディテクタ142およびコンパレータ143が設けられ、キャリア検出部109bには、パワーディテクタ144およびコンパレータ145が設けられている。なお、キャリア検出部109bは省略するようにしてもよい。
そして、受信時にはスイッチ121がパワーアンプ122側に切り替えられる。そして、外部無線通信用アンテナ101を介して受信された信号は、パワーアンプ122を介して混合器123、127に送られる。ここで、混合器123には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が位相シフタ126を介して入力されるとともに、混合器127には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が直接入力される。
そして、パワーアンプ122から出力された信号は、位相シフトされた局部発振信号と混合器123にて混合された後、フィルタ124にて所望の周波数が抽出される。そして、フィルタ124から出力された信号がA/Dコンバータ125にてデジタル化された後、ベースバンド信号処理部103に送られる。また、パワーアンプ122から出力された信号は、局部発振信号と混合器127にて混合された後、フィルタ128にて所望の周波数が抽出される。そして、フィルタ128から出力された信号がA/Dコンバータ129にてデジタル化された後、ベースバンド信号処理部103に送られる。
また、フィルタ124から出力された信号はパワーディテクタ144に送られ、パワーディテクタ144にて入力レベルが検出される。そして、パワーディテクタ144にて検出された入力レベルは、コンパレータ145にて規定値と比較された後、その比較結果が図4の送受信制御部110に送られる。
一方、送信時にはスイッチ121がパワーアンプ132側に切り替えられる。そして、ベースバンド信号処理部103から出力された信号は、D/Aコンバータ135、139にてそれぞれアナログ化された後、各フィルタ134、138にて所望の周波数が抽出される。そして、各フィルタ134、138から出力された信号は、混合器133、137にそれぞれ送られる。ここで、混合器133には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が位相シフタ136を介して入力されるとともに、混合器137には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が直接入力される。そして、フィルタ134から出力された信号は、位相シフトされた局部発振信号と混合器133にて混合された後、加算器140に送られる。また、フィルタ138から出力された信号は、局部発振信号と混合器137にて混合された後、加算器140に送られる。そして、混合器133、137から出力された信号が加算器140にて加算された後、パワーアンプ132を介して外部無線通信用アンテナ101に送られ、外部無線通信用アンテナ101を介して外部に送出される。
また、パワーアンプ132から出力された信号はパワーディテクタ142に送られ、パワーディテクタ142にて入力レベルが検出される。そして、パワーディテクタ142にて検出された出力レベルは、コンパレータ143にて規定値と比較された後、その比較結果が図4の送受信制御部110に送られる。
そして、送受信制御部110は、外部無線通信時の入出力レベルがキャリア検出部109にて検出されると、キャリア検出部109にて検出された入出力レベルに基づいて、送受信部107、121の動作を停止させることができる。
ここで、無線通信端末の外部無線通信における通信方式として、多元接続方式の一種であるTDMA(Time Division Multiple Access)を用いることができる。
図6は、TDMAのスロット構成を示す図である。
図6において、TDMAでは、1つの周波数帯を一定時間ごとに区切り、複数のユーザが所定の時間ずつ1つの周波数帯を共有することができる。すなわち、周波数帯域を時間で分割して各無線通信端末に割り当て、ユーザは、割り当てられた時間内では全帯域幅を使用することができる。各無線通信端末は信号を継続的かつ周期的に送信し、各無線通信端末が通信する間には、各無線通信端末と基地局との間の距離の差や送信タイミングの誤差などにより、各無線通信端末からのバーストが重なることを防止するため、ガードタイムが設けられている。
図7は、図4の無線通信端末の内部通信制御方法を示す図である。
図7(a)において、例えば、スロット1〜4のうちスロット1がユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングであるとすると、他のスロット2〜4では、このユーザの無線通信端末から基地局へのデータの送信が行われない。このため、図4のキャリア検出部109は、無線部102の入出力レベルをモニタすることにより、ユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングを検出することができる。そして、送受信制御部110は、キャリア検出部109にて検出された出力レベルに基づいて、図7(b)に示すように、送信タイミング信号S11、S12を生成し、その送信タイミング信号S11、S12を送受信部107、121に有線にてそれぞれ出力することができる。そして、送受信部107、121は、送信タイミング信号S11、S12を送受信制御部110からそれぞれ受け取ると、図7(c)に示すように、送信タイミング信号がONの間は送受信部107、121の動作をそれぞれ停止させることができる。
一方、送受信制御部110から送信タイミング信号S11が出力されない場合、送受信部107は、制御部104から送られた画像データや音声データなどを、内部無線通信用アンテナ108を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ108を介して画像データや音声データなどが送信されると、これらの画像データや音声データなどが内部無線通信用アンテナ122を介して受信される。そして、送受信部121は、内部無線通信用アンテナ122を介して受信された画像データを液晶表示部124に表示させたり、内部無線通信用アンテナ122を介して受信された音声データをスピーカから送出させたりすることができる。
また、送受信制御部110から送信タイミング信号S12が出力されない場合、送受信部121は、カメラ123で撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ122を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ122を介して撮像データが送信されると、その撮像データが内部無線通信用アンテナ108を介して受信される。そして、送受信部107は、内部無線通信用アンテナ108を介して受信された撮像データを制御部104に送ることができる。そして、制御部104は、第2筐体部K12から送られた撮像データの処理を行ったり、RAM105に記憶させたりすることができる。
これにより、スロット1においては、内部無線通信用アンテナ108、122を用いた内部無線通信を停止させることが可能となるとともに、他のスロット2〜4において、内部無線通信用アンテナ108、122を用いた内部無線通信を行わせることができる。このため、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間での内部無線通信を行わせることが可能となり、外部無線通信との間で干渉が発生することを防止することが可能となる。この結果、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、無線部102の入出力レベルのモニタ結果に基づいて、ユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングを検出することにより、回路構成の複雑化および大規模化を抑制することが可能となるとともに、無駄な再送を防止したり、内部無線通信での送信電力を下げるなどの省電力化を図ることができる。
なお、無線通信端末の具体例としては携帯電話を挙げることできる。これにより、携帯電話にクラムシェル構造が採用された場合においても、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間のデータ伝送を無線で安定して行うことが可能となる。このため、携帯電話に搭載される液晶表示部124の高解像度化および大画面化に対応して、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間でやり取りされるデータ量が増大した場合においても、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の配線数の増大を抑制することができ、ヒンジの構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。
また、内部無線通信用アンテナ108、122を用いた内部無線通信としては、微弱無線またはUWB無線の近距離無線を用いることができる。これにより、内部無線通信における出力レベルを抑制しつつ、内部無線通信を安定して行うことが可能となる。このため、第1筐体部K11と第2筐体部K1との間でのデータ伝送量が増大した場合においても、法規制の制約を受けることなく、第1筐体部K11と第2筐体部K1との間でのデータ伝送を無線で行うことが可能となり、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の配線数の増大を抑制することができる。
また、図4の実施形態では、送受信制御部110は、送信タイミング信号S11、S12を送受信部107、121にそれぞれ出力する方法について説明したが、送受信制御部110は、送信タイミング信号S11を送受信部107に出力し、送信タイミング信号S12は送受信部121に出力しないようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、外部無線通信の通信方式として、TDMAを例にとって説明したが、TDMA以外にも、FDMA(Frequency Division Multiple Access)またはCDMA(Code Division Multiple Access)などの多重方式に適用するようにしてもよい。
また、外部無線通信による送信または受信が行われている時に、液晶表示部124に表示されるデータの一部を内部有線通信にて第1筐体部K11から第2筐体部K12に送信するようにしてもよい。なお、液晶表示部124に表示されるデータの一部としては、例えば、電池の残量、時計または圏外などを表示させるデータを挙げることができる。また、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間に設けられた電源ラインを介して、液晶表示部124に表示されるデータの一部を送信するようにしてもよい。
また、外部無線通信の送信が検出された時に内部無線通信の送信を停止する方法について説明したが、外部無線通信の受信が検出された時に内部無線通信の送信を停止するようにしてもよい。これにより、外部無線通信への与干渉を抑えることができる。
図8は、本発明の第2実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。
図8において、第1筐体部K21には、外部無線通信用アンテナ201、無線部202、ベースバンド信号処理部203、制御部204、RAM205、ROM206、送受信部207、内部無線通信用アンテナ208、キャリア検出部209、送受信制御部210およびキャリア検出用アンテナ211が設けられている。また、第2筐体部K22には、送受信部221、内部無線通信用アンテナ222、カメラ223、液晶表示部224、付加装置225、キャリア検出用アンテナ216、キャリア検出部227および送受信制御部228が設けられている。また、キャリア検出部209および227には、パワーディテクタ242およびコンパレータ243が設けられている。そして、第1筐体部K21および第2筐体部K22は、第1筐体部K21と第2筐体部K22との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ201を介してデータを送信する場合、ベースバンド信号処理部203に送られた送信データがベースバンド信号処理される。そして、ベースバンド信号処理部203から出力された送信データの変調処理が無線部202にて行われ、外部無線通信用アンテナ201を介して外部に送出される。一方、外部無線通信用アンテナ201を介してデータを受信する場合、外部無線通信用アンテナ201を介して受信された受信データが無線部202に送られ、無線部202にて復調処理が行われる。そして、無線部202から出力された受信データがベースバンド信号処理部203に送られ、ベースバンド信号処理部203にてベースバンド信号処理が行われた後、制御部204に出力される。
ここで、外部無線通信用アンテナ201を介して送出された電波はキャリア検出用アンテナ211、226にて受信され、キャリア検出信号がキャリア検出部209、227にそれぞれ送られる。そして、キャリア検出部209、227は、キャリア検出用アンテナ211、226にて受信されたキャリア検出信号をそれぞれ受け取ると、そのキャリア検出信号の出力レベルを判定し、その判定結果を送受信制御部210、228にそれぞれ出力する。
そして、送受信制御部210、228は、キャリア検出部209、227にて検出された出力レベルに基づいて、送信タイミング信号S21、S22をそれぞれ生成し、その送信タイミング信号S21、S22を送受信部207、221にそれぞれ出力する。そして、送受信部207、221は、送信タイミング信号S21、S22を送受信制御部210、228からそれぞれ受け取ると、送受信部207、221の動作をそれぞれ停止させることができる。
一方、送受信制御部210から送信タイミング信号S21が出力されない場合、送受信部207は、制御部204から送られた画像データや音声データなどを、内部無線通信用アンテ208を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ208を介して画像データや音声データなどが送信されると、これらの画像データや音声データなどが内部無線通信用アンテナ222を介して受信される。そして、送受信部221は、内部無線通信用アンテナ222を介して受信された画像データを液晶表示部224に表示させたり、内部無線通信用アンテナ222を介して受信された音声データをスピーカから送出させたりすることができる。
また、送受信制御部228から送信タイミング信号S22が出力されない場合、送受信部221は、カメラ223で撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ222を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ222を介して撮像データが送信されると、その撮像データが内部無線通信用アンテナ208を介して受信される。そして、送受信部207は、内部無線通信用アンテナ208を介して受信された撮像データを制御部204に送ることができる。そして、制御部204は、第2筐体部K22から送られた撮像データの処理を行ったり、RAM205に記憶させたりすることができる。
これにより、外部無線通信用アンテナ201を介して送信される電波の出力レベルを第1筐体部K21側および第2筐体部K22側の双方にて直接モニタすることが可能となる。このため、第1筐体部K21および第2筐体部K22を有線で接続することなく、外部無線通信が行われている時に、送受信部107、121の双方の動作を停止させることが可能となり、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、第1筐体部K21と第2筐体部K22との間の内部無線通信の品質の劣化を抑制することが可能となる。
図9は、本発明の第3実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。
図9において、第1筐体部K31には、外部無線通信用アンテナ301、無線部302、ベースバンド信号処理部303、制御部304、RAM305、ROM306、送受信部307、内部無線通信用アンテナ308、キャリア検出部309、送受信制御部310およびキャリア検出用アンテナ311が設けられている。また、第2筐体部K32には、送受信部321、内部無線通信用アンテナ322、カメラ323、液晶表示部324および付加装置325が設けられている。そして、第1筐体部K31および第2筐体部K32は、第1筐体部K31と第2筐体部K32との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ301を介して送出された電波はキャリア検出用アンテナ311にて受信され、キャリア検出信号がキャリア検出部309に送られる。そして、キャリア検出部309は、キャリア検出用アンテナ311にて受信されたキャリア検出信号を受け取ると、そのキャリア検出信号の出力レベルを判定し、その判定結果を送受信制御部310に出力する。
そして、送受信制御部310は、キャリア検出部309にて検出された出力レベルに基づいて、送信タイミング信号S31、S32を生成し、その送信タイミング信号S31、S32を送受信部307、321にそれぞれ出力する。そして、送受信部307、3212は、送信タイミング信号S31、S32を送受信制御部310から受け取ると、送受信部307、321の動作をそれぞれ停止させることができる。
これにより、外部無線通信用アンテナ301を介して送信される電波の出力レベルを直接モニタすることが可能となり、外部無線通信の送信タイミングを制御部304にて割り出すことが困難な場合においても、外部無線通信用アンテナ301を介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部K31と第2筐体部K32との間での内部無線通信を行わせることが可能となり、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
なお、図9の実施形態では、送受信制御部310は、送信タイミング信号S31、S32を送受信部307、321にそれぞれ出力する方法について説明したが、送受信制御部310は、送信タイミング信号S31を送受信部307に出力し、送信タイミング信号S32は送受信部321に出力しないようにしてもよい。
図10は、本発明の第4実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図である。
図10において、第1筐体部K41には、外部無線通信用アンテナ401、無線部402、ベースバンド信号処理部403、制御部404、RAM405、ROM406、送受信部407、内部無線通信用アンテナ408および送受信制御部410が設けられている。また、第2筐体部K42には、送受信部421、内部無線通信用アンテナ422、カメラ423、液晶表示部424および付加装置425が設けられている。そして、第1筐体部K41および第2筐体部K42は、第1筐体部K41と第2筐体部K42との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ401を介してデータを送信する場合、制御部404は、送信データをベースバンド信号処理部403に送るとともに、そのデータを送信する時の送信タイミングを送受信制御部410に通知する。そして、ベースバンド信号処理部403は、制御部404から送信データが送られると、送信データのベースバンド信号処理を行った後、無線部402に出力する。そして、無線部402は、ベースバンド信号処理された送信データを受け取ると、その送信データの変調処理を行った後、外部無線通信用アンテナ401を介して外部に送出する。
また、送受信制御部410は、送信データの送信タイミングが制御部404から通知されると、送信タイミング信号S41、S42を生成し、その送信タイミング信号S41、S42を送受信部407、421にそれぞれ出力する。そして、送受信部407、421は、送信タイミング信号S41、S42を送受信制御部410から受け取ると、送受信部407、421の動作をそれぞれ停止させることができる。
これにより、制御部404から送信タイミング情報を受け取ることで、外部無線通信用アンテナ401を介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部K41と第2筐体部K42との間での内部無線通信を行わせることが可能となり、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
なお、無線通信端末では、待ち受け、通話またはパケット通信などの動作モードに応じて外部との通信プロトコルを事前に決めておくことができる。従って、制御部404は、例えば、TDMAやパケット通信を行う時には、送受信タイミングを予め知ることができる。このため、送受信制御部410は、外部無線通信の送受信タイミングに基づいて決定されたタイムスケジュールに基づいて、送受信部407、421の動作をそれぞれ停止させるようにしてもよい。
これにより、外部無線通信の空き時間に内部無線通信を行わせることが可能となり、第1筐体部K41と第2筐体部K42との間の内部無線通信の効率の劣化を抑制しつつ、内部無線通信の品質の劣化を抑制することができる。
また、図10の実施形態では、送受信制御部410は、送信タイミング信号S41、S42を送受信部407、421にそれぞれ出力する方法について説明したが、送受信制御部410は、送信タイミング信号S41を送受信部407に出力し、送信タイミング信号S42は送受信部421に出力しないようにしてもよい。
図11は、本発明の第5実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図である。
図11において、第1筐体部K51には、外部無線通信用アンテナ501、Bluetoothモジュール500、制御部504、RAM505、ROM506、送受信部507、内部無線通信用アンテナ508および送受信制御部510が設けられている。また、第2筐体部K52には、送受信部521、内部無線通信用アンテナ522、カメラ523、液晶表示部524および付加装置525が設けられている。また、Bluetoothモジュール500には、無線部502およびベースバンド信号処理部503が設けられている。ここで、ベースバンド信号処理部503には、Bluetoothリンクコントローラが設けられ、無線リンクの接続確立、周波数ホッピングシーケンスの選択、タイミングなどのリンクの制御や出力制御、セキュリティ処理およびパケット処理などを行うことができる。そして、第1筐体部K51および第2筐体部K52は、第1筐体部K51と第2筐体部K52との間の位置関係を変えられるように連結されている。
ここで、Bluetoothでは、いくつかの無線通信端末間で通信リンクを確立することにより、ピコネットと呼ばれるネットワークを形成することができる。このピコネット内には、各無線通信端末の通信制御機能を担うマスタと呼ばれる1つの端末と、マスタに従って通信を行うスレーブと呼ばれる複数の端末が存在することができる。ピコネットには、必ず1つのみのマスタが存在し、マスタは1つ以上7つ以下のスレーブを制御しながら通信を行うことができる。ピコネット内のマスタとスレーブとの間の通信は、時分割スロット多重(TDD:Time Division Duplex)しながら行われる。
図12は、ピコネット内のマスタ/スレーブ間の通信方法を示す図である。
図12において、時分割スロット多重では、時間を1スロット625μsecに区切り、マスタ/スレーブ間でスロットごとに送受信の切り替えが行われる。すなわち、同一のピコネット内に存在するマスタと各スレーブの送受信パケットの方向は、スロット番号が偶数の場合、マスタからスレーブにパケットの送信が行われる。一方、スロット番号が奇数の場合、1つのスレーブからマスタにパケットの送信が行われる。
また、Bluetoothでは、パケットの送受信は基本的にはポーリング方式に基づいている。すなわち、偶数スロットでマスタからパケットを受信したスレーブのみが、奇数スロットにおいてマスタにパケットを送信する権利がある。例えば、自端末がマスタである場合、自端末に制御権があるため、マスタが送信に使うスロットは既知である。一方、自端末がスレーブである場合、受信スロットで自端末が受信するかどうかはパケットヘッダの内容を見て判断することができる。
図13は、Bluetooth通信におけるパケット構成を示す図である。
図13において、Bluetooth通信におけるパケットは、アクセスコード、パケットヘッダおよびペイロードにて構成されている。ここで、パケットヘッダは、ベースバンド層における通信リンクを確立するためのパラメータから構成され、ピコネット内で通信スレーブを特定するAM_ADDR(Active Member Address)が含まれている。そして、AM_ADDRが自分宛以外の端末を示していた場合には、次の送信スロット中も自端末からの送信は行われない。一方、AM_ADDRが自分宛を示していた場合には、次の送信スロットでは自端末からの送信が行われる。このため、ベースバンド信号処理部503は、受信パケットに含まれるパケットヘッダの内容を参照することにより、外部無線通信における送信タイミングを検出し、その送信タイミングを送受信制御部510に通知することができる。そして、送受信制御部510は、外部無線通信における送信タイミングに基づいて、送受信部507、521の動作を停止させることができる。
図14は、図11の無線通信端末の内部通信制御方法を示す図である。
図14(b)において、送受信制御部510は、自端末がマスタで、マスタからスレーブにパケットが送信される場合、送信タイミング信号S51、S52を生成し、その送信タイミング信号S51、S52を送受信部507、521に有線にてそれぞれ出力することができる。そして、送受信部507、521は、送信タイミング信号S51、S52を送受信制御部510からそれぞれ受け取ると、送受信部507、521の動作をそれぞれ停止させることができる。
また、送受信制御部510は、自端末がマスタで、スレーブからマスタにパケットが送信される場合、送信タイミング信号S51、S52の出力を停止し、送受信部507、521を動作させることにより、内部無線通信を行わせることができる。
また、図14(c)において、送受信制御部510は、自端末がスレーブで、自分宛のパケットを受信するとともに、スレーブからマスタにパケットが送信される場合、送信タイミング信号S51、S52を生成し、その送信タイミング信号S51、S52を送受信部507、521に有線にてそれぞれ出力することができる。そして、送受信部507、521は、送信タイミング信号S11、S12を送受信制御部110からそれぞれ受け取ると、送受信部507、521の動作をそれぞれ停止させることができる。
また、送受信制御部510は、自端末がスレーブで、自分宛のパケットを受信するとともに、マスタからスレーブにパケットが送信される場合、送信タイミング信号S51、S52の出力を停止し、送受信部507、521を動作させることにより、内部無線通信を行わせることができる。
また、図14(d)において、送受信制御部510は、自端末がスレーブで、自分宛のパケットでない場合、送信タイミング信号S51、S52の出力を停止し、送受信部507、521を動作させることにより、内部無線通信を行わせることができる。
これにより、ピコネット内におけるマスタとスレーブとの間で通信が確立した場合においても、今回受信したパケットヘッダを参照することで、外部無線通信が行われるタイミングを判断することが可能となる。このため、外部無線通信の空き時間に内部無線通信を行わせることが可能となり、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、内部無線通信の品質の劣化を抑制することができる。
なお、図11の実施形態では、送受信制御部510は、送信タイミング信号S51、S52を送受信部507、521にそれぞれ出力する方法について説明したが、送受信制御部510は、送信タイミング信号S51を送受信部507に出力し、送信タイミング信号S52は送受信部521に出力しないようにしてもよい。
また、図11の実施形態では、外部無線通信としてBluetooth通信を例にとって説明したが、外部無線通信はBluetooth通信に限定されることなく、W−LANなどの外部無線通信機能を有する筐体間における内部無線通信ならば、どのような無線通信端末に適用してもよい。
また、上述した実施形態では、外部無線通信における送信タイミングに基づいて内部無線通信の送信制御を行う方法を例にとって説明したが、外部無線通信における受信タイミングに基づいて内部無線通信の送信制御を行うようにしてもよい。また、内部無線通信の通信品質を監視し、内部無線通信の通信品質に基づいて外部無線通信が行われているかどうかを判断するようにしてもよい。また、外部無線通信が行われているかどうかを判断するために、送信パワーアンプの電源ラインの揺らぎを検出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、外部無線通信用アンテナを第1筐体部に設ける方法について説明したが、外部無線通信用アンテナを第2筐体部に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1筐体部と第2筐体部の位置関係が変えられるように構成された無線通信端末を例にとって説明したが、1対の内部無線通信用アンテナが同一筐体内に設けられた無線通信端末に適用するようにしてもよい。
本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図。 図4の無線部およびキャリア検出部の概略構成を示すブロック図。 TDMAのスロット構成を示す図。 図4の無線通信端末の内部通信制御方法を示す図。 本発明の第2実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図。 本発明の第3実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図。 本発明の第4実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 本発明の第5実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 ピコネット内のマスタ/スレーブ間の通信方法を示す図。 Bluetooth通信におけるパケット構成を示す図。 図11の無線通信端末の内部通信制御方法を示す図。
符号の説明
1、21、K11、K21、K31、K41、K51 第1筐体部、2、22、K12、K22、K32、K42、K52 第2筐体部、3、23 ヒンジ、4、24 操作ボタン、5、25 マイク、6、26、101、201、301、401、501 外部無線通信用アンテナ、7、10、27、30、108、122、208、222、308、322、408、422、508、522 内部無線通信用アンテナ、8、11、28 表示体、9、29 スピーカ、12 撮像素子、102、202、302、402、502 無線部、103、203、303、403,503 ベースバンド信号処理部、104、204、304、404、504 制御部、105、205、305、405、505 RAM、106、206、306、406、506 ROM、107、121、207、221、307、321、407、421、507、521 送受信部、109、109a、109b、209、227、309 キャリア検出部、110、210、228、310、410 送受信制御部、123、223、323、423 カメラ、124、224、324、424、524 液晶表示部、125、225、325、425 付加装置、121 スイッチ、122、132 パワーアンプ、123、127、133、137 混合器、124、128、134、138 フィルタ、125、129 A/Dコンバータ、135、139 D/Aコンバータ、126、136 位相シフタ、140 加算器、141 PLL回路、142、144、242 パワーディテクタ、143、145、243 コンパレータ、211、226、311 キャリア検出用アンテナ、500 Bluetoothモジュール

Claims (13)

  1. 第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、
    前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、
    前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、
    前記内部送受信制御部は、前記外部無線部が外部とデータの送信または受信を行っている外部通信タイミングに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方から送信される電波の送信タイミングを制御することを特徴とする無線通信端末。
  2. 第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、
    前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、
    前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、
    前記内部送受信制御部は、前記外部無線部が外部とデータの送信を行っている外部通信タイミングにおいては、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする無線通信端末。
  3. 第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、
    前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、
    前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、
    前記内部送受信制御部は、前記外部無線部が外部とデータの受信を行っている外部通信タイミングにおいては、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする無線通信端末。
  4. 第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、
    前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、
    前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、を備え、
    前記内部送受信制御部は、前記外部無線部の送受信タイミングに従って決定されたタイムスケジュールに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする無線通信端末。
  5. 前記内部送受信制御部は、自端末がマスタで、マスタからスレーブにパケットが送信される場合、または自端末がスレーブで、自分宛のパケットを受信するとともに、スレーブからマスタにパケットが送信される場合、次の送信スロットまでは、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする請求項4記載の無線通信端末。
  6. 第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、
    前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、
    前記第1筐体部は、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、前記外部無線部の出力レベルを検出するキャリア検出部と、を備え、
    前記内部送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする無線通信端末。
  7. 第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、
    前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、を備え、
    前記第1筐体部は、外部無線通信用アンテナと、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部または前記第2送受信部の少なくともいずれか一方と有線接続された内部送受信制御部と、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信するキャリア検出用アンテナと、前記キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出するキャリア検出部と、を備え、
    前記内部送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部の少なくともいずれか一方の動作を停止させることを特徴とする無線通信端末。
  8. 第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との相対位置を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、を含む無線通信端末であって、
    前記第1筐体部は、外部無線通信用アンテナと、外部とデータの送信または受信を行う外部無線部と、第1の内部無線通信用アンテナと、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して前記第2筐体部との間でデータの送信または受信を行う第1送受信部と、前記第1送受信部と有線接続された第1内部送受信制御部と、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信する第1キャリア検出用アンテナと、前記第1キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出する第1キャリア検出部と、を備え、
    前記第2筐体部は、表示部と、第2の内部無線通信用アンテナと、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して前記第1筐体部との間でデータの送信または受信を行う第2送受信部と、前記第2送受信部と有線接続された第2内部送受信制御部と、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信する第2キャリア検出用アンテナと、前記第2キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出する第2キャリア検出部と、を備え、
    前記第1内部送受信制御部は、前記第1キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第1送受信部の動作を停止させ、
    前記第2内部送受信制御部は、前記第2キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記第2送受信部の動作を停止させることを特徴とする無線通信端末。
  9. 前記無線通信端末は携帯電話であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の無線通信端末。
  10. 前記内部無線通信は、微弱無線またはUWB無線の近距離無線であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の無線通信端末。
  11. 外部無線通信による送信または受信が行われている時に、前記表示部に表示されるデータの一部を内部有線通信にて前記第1筐体部から前記第2筐体部に送信する内部有線通信部をさらに備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の無線通信端末。
  12. 前記内部有線通信部は、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間に設けられた電源ラインを介して、前記表示部に表示されるデータの一部を送信することを特徴とする請求項11記載の無線通信端末。
  13. 外部無線通信機能が設けられた筐体間のデータ伝送が内部無線通信で行われる内部無線通信制御方法において、
    前記筐体からの外部無線送信が停止しているタイミングで、前記筐体間の内部無線通信を行うことを特徴とする内部無線通信制御方法。
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