JP4618374B2 - 無線通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信端末および内部無線通信制御方法に関し、特に、クラムシェル型携帯電話などに適用して好適なものである。
近年の携帯電話では、文字や図形などの静止画像の他、デジタルカメラで撮像された静止画像や動画像をより精細に表示させることができるようにするため、携帯電話に搭載される液晶表示装置の高解像度化が進んでいる。これに伴って、デジタルカメラと液晶表示装置との間でやり取りされるデータ量も増大し、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)という高速転送方式を表示体や撮像素子の接続に用いることが提案されている。
また、近年の携帯電話では、携帯電話の携帯性を損なうことなく、表示体のサイズを大きくするとともに、携帯電話を持ち歩いているときに操作ボタンが誤って操作されることを防止するため、携帯電話の折り畳みが可能なクラムシェル構造を採用することが行われている。このクラムシェル構造では、携帯電話の外部無線通信機能を主として司る制御部が搭載された第1筐体部と表示体が搭載された第2筐体部とがヒンジを介して連結され、第1筐体部と第2筐体部とはヒンジを介して互いに閉じたり開いたりすることができる。
また、特許文献1には、CPUから液晶コントローラへの画像データ信号の入力間隔に基づいて画像データ信号が静止画であるか動画であるかを判別する判別部をCPU内に設け、CPUの判別結果に基づいて、液晶パネルにおける単位時間当たりの画像の書き換え回数を変化させることにより、消費電力を低減させる方法が開示されている。
特開2003−44011号公報
しかしながら、携帯電話に搭載される表示体の高解像度化が進行し、高ビットレートの画像データなどを有線で表示体に送信するためには、表示体に信号を送るためのフレキシブル配線基板を多ピン化する必要がある。このため、クラムシェル構造の携帯電話では、第1筐体部と第2筐体部との間のデータ伝送を有線で行うと、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ内に通す必要があり、ヒンジ構造が複雑化したり、実装工程が煩雑化したりする。この結果、携帯電話の小型薄型化の障害となるだけでなく、コストアップを招くとともに、信頼性の劣化を引き起こすという問題があった。
一方、フレキシブル配線基板の代わりに、内部無線通信用アンテナを第1筐体部と第2筐体部に設け、第1筐体部と第2筐体部との間のデータ伝送を内部無線通信で行うと、携帯電話の外部無線通信との間で干渉が発生する。このため、携帯電話の外部無線通信の状況によって内部無線通信の環境が変化し、データを確実に伝送する上での信頼性が劣化するという問題があった。
特に、UWB(Ultra Wide Band)などの出力が低く制限された無線通信方式を内部無線通信に採用した場合、携帯電話の外部無線通信にて出力される電波との電力レベル差が大きくなり、これらの間の電力レベル差が90dBにも及ぶことがある。このため、目標とする帯域外の信号であっても内部無線通信に及ぶ影響を無視できなくなり、携帯電話の外部無線通信との干渉に起因して無線通信環境が劣化し、ビットエラーレートが劣化したり、パケットエラーレートの劣化による再送の増加を招いたりするという問題があった。
また、特許文献1に開示された方法では、画像データの種類に基づいて、液晶パネルにおける単位時間当たりの画像の書き換え回数を変化させるため、内部無線通信と外部無線通信との間の干渉を低減させることができないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、第1筐体部と第2筐体部との間の内部無線通信の品質の劣化を抑制することが可能な無線通信端末および内部無線通信制御方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通信の制御を主として司る外部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載された表示部と、前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第1の内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第2の内部無線通信制御部と、前記外部無線通信用アンテナを介して送信される電波の送信タイミングに基づいて、前記表示部に表示される表示データの更新タイミングを制御する表示更新タイミング制御部とを備えることを特徴とする。
これにより、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間での表示データのやり取りを無線で行うことが可能となる。このため、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、第1筐体部と第2筐体部との間で伝送される表示データの品質の劣化を抑制することが可能となるとともに、第1筐体部と第2筐体部との間でのデータ伝送量が増大した場合においても、連結部の構成を複雑化させることなく、第1筐体部と第2筐体部との間の位置関係を変化させることが可能となる。この結果、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、前記外部無線通信用アンテナを介して送受信される信号の変復調処理を行う無線部と、前記無線部とやり取りされる信号のベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理部と、前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通信の制御を主として司る外部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載された表示部と、前記第1筐体部に搭載され、前記表示部に表示される表示データの表示タイミングを制御する表示制御部と、前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第1の内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第2の内部無線通信制御部と、前記外部無線通信による送信または受信が行われている場合、前記表示制御部で制御される表示タイミングに従って、前記表示部に表示される表示データの送信を停止させる送受信制御部とを備えることを特徴とする。
これにより、表示制御部における制御状態に基づいて、外部無線通信用アンテナから電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間での表示データの伝送を行わせることが可能となり、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、前記外部無線通信用アンテナを介して送受信される信号の変復調処理を行う無線部と、前記無線部とやり取りされる信号のベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理部と、前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通信の制御を主として司る外部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載された表示部と、前記第2筐体部に搭載され、前記表示部に表示される表示データの表示タイミングを制御する表示制御部と、前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第1の内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第2の内部無線通信制御部と、前記外部無線通信による送信または受信が行われている場合、前記第1の内部無線通信制御部、前記第2の内部無線通信制御部または前記表示制御部のいずれか少なくともひとつの動作を有線にて停止させる送受信制御部とを備えることを特徴とする。
これにより、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間での表示データのやり取りを無線で行うことが可能となるとともに、表示データの表示タイミングを制御する表示制御部を第2筐体部側に配置することができる。このため、第1筐体部と第2筐体部との間での表示データのやり取りが中断された場合においても、表示部に表示されている画像をそのまま維持することが可能となり、表示部に表示されている画像が乱れることを防止することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、第1筐体部と、前記第1筐体部に連結された第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、前記外部無線通信用アンテナを介して送受信される信号の変復調処理を行う無線部と、前記無線部とやり取りされる信号のベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理部と、前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通信の制御を主として司る外部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載された表示部と、前記第2筐体部に搭載され、前記表示部に表示される表示データの表示タイミングを制御する表示制御部と、前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第1の内部無線通信制御部と、前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信の制御を司る第2の内部無線通信制御部と、前記外部無線通信による送信または受信が行われている場合、前記第1の内部無線通信制御部の動作を停止させる送受信制御部と、前記第2の内部無線通信制御部によるデータの受信状態に基づいて、前記第2の内部無線通信制御部の動作を停止させる受信制御部とを備えることを特徴とする。
これにより、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間での表示データのやり取りを無線で行うことが可能となる。また、表示データの表示タイミングを制御する表示制御部を第2筐体部側に配置することが可能となるとともに、有線を利用することなく、外部無線通信用アンテナから電波が送信されているかどうかを第2筐体部側で判断することができる。
このため、第1筐体部と第2筐体部との間でデータのやり取りを有線で行うことなく、外部無線通信用アンテナから電波が送信されている時に、第1および第2の内部無線通信制御部の双方の動作を停止させることが可能となる。この結果、連結部の構成を複雑化させることなく、第1筐体部と第2筐体部との間で伝送される表示データの品質の劣化を抑制することが可能となるとともに、消費電力を低減させることができる。また、第1筐体部と第2筐体部との間での表示データのやり取りが中断された場合においても、表示部に表示されている画像をそのまま維持することが可能となり、表示部に表示されている画像が乱れることを防止することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記送受信制御部は、前記外部無線通信制御部から送られるキャリア検出信号に基づいて、前記外部無線通信による送信または受信状態を判定することを特徴とする。
これにより、外部無線通信制御部からキャリア検出信号を受け取ることで、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間で表示データのやり取りを行わせることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記送受信制御部は、前記外部無線通信の送受信タイミングに基づいて決定されたタイムスケジュールに基づいて、前記外部無線通信による送信または受信状態を判定することを特徴とする。
これにより、外部無線通信の空き時間に内部無線通信を行わせることが可能となり、第1筐体部と第2筐体部との間の内部無線通信の効率の劣化を抑制しつつ、第1筐体部と第2筐体部との間でやり取りされる表示データの品質の劣化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記無線部の出力レベルを検出するキャリア検出部をさらに備え、前記送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記外部無線通信による送信状態を判定することを特徴とする。
これにより、無線部の出力レベルをモニタすることで、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間で表示データのやり取りを行わせることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信するキャリア検出用アンテナと、前記キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出するキャリア検出部とをさらに備え、前記送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記外部無線通信による送信状態を判定することを特徴とする。
これにより、外部無線通信用アンテナを介して送信される電波の出力レベルを直接モニタすることが可能となり、外部無線通信用アンテナを介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部と第2筐体部との間で表示データのやり取りを行わせることが可能となり、表示データの品質の劣化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記無線通信端末は携帯電話であることを特徴とする。
これにより、携帯電話にクラムシェル構造が採用された場合においても、携帯電話の筐体間の表示データの伝送を無線で安定して行うことが可能となる。このため、携帯電話に搭載される表示部の高解像度化に対応して、筐体間でやり取りされるデータ量が増大した場合においても、連結部の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。この結果、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記内部無線通信は、微弱無線またはUWB無線の近距離無線であることを特徴とする。
これにより、内部無線通信における出力レベルを抑制しつつ、内部無線通信を安定して行うことが可能となる。このため、第1筐体部と第2筐体部との間でのデータ伝送量が増大した場合においても、法規制の制約を受けることなく、第1筐体部と第2筐体部との間でのデータ伝送を無線で行うことが可能となり、連結部の構成を複雑化させることなく、第1筐体部と第2筐体部との間の位置関係を変化させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記外部無線通信による送信または受信が行われている時に、前記表示部に表示されるデータの一部を内部有線通信にて前記第1筐体部から前記第2筐体部に送信する内部有線通信部をさらに備えることを特徴とする。
これにより、外部無線通信による送信または受信が行われている場合においても、外部無線通信による干渉を受けることなく、表示部に表示される特定のデータを第1筐体部から第2筐体部に送信することが可能となる。このため、必要なデータを表示部に表示させることを可能としつつ、内部有線通信にて送信されるデータ量を抑制することが可能となり、第1筐体部と第2筐体部との間でやり取りされるデータ伝送量の増大に対応しつつ、連結部の構成の複雑化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記内部有線通信部は、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間に設けられた電源ラインを介して、前記表示部に表示されるデータの一部を送信することを特徴とする。
これにより、第1筐体部と第2筐体部との間の配線数の増大を抑制しつつ、表示部に表示されるデータの一部を内部有線通信にて第1筐体部から第2筐体部に送信することが可能となり、連結部の構成の複雑化を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る無線通信端末によれば、前記第2筐体部に設けられ、前記表示部に表示される表示データを記憶する表示データ記憶部と、前記外部無線通信による送信または受信が行われている時に、前記表示データ記憶部に記憶されている表示データを前記表示部に表示させる表示制御部とをさらに備えることを特徴とする。
これにより、第2筐体部への表示データに送信が停止した場合においても、表示データを表示部に供給することが可能となり、表示部の表示が途切れることを防止することができる。
また、本発明の一態様に係る内部無線通信制御方法によれば、外部無線通信機能が設けられた筐体間における表示データの伝送が内部無線通信で行われる内部無線通信制御方法において、前記筐体からの外部無線送信が停止しているタイミングで、前記筐体間の表示データの転送を行うことを特徴とする。
これにより、筐体間の内部無線通信と、筐体からの外部無線通信との間で干渉が発生することを防止することが可能となる。このため、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、筐体間でやり取りされる表示データの品質の劣化を抑制することが可能となり、筐体間の位置関係のフレキシビリティーを確保しつつ、筐体間のデータ伝送量の増大に対応することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る無線通信端末および無線通信制御方法について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図、図2は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図である。
図1および図2において、第1筐体部1の表面には、操作ボタン4が配置されるとともに、第1筐体部1の下端にはマイク5が設けられ、第1筐体部1の上端には外部無線通信用アンテナ6が取り付けられている。また、第2筐体部2の表面には、表示体8が設けられるとともに、第2筐体部2の上端にはスピーカ9が設けられている。また、第2筐体部2の裏面には、表示体11および撮像素子12が設けられている。なお、表示体8、11としては、例えば、液晶表示パネル、有機ELパネルまたはプラズマディスプレイパネルなどを用いることができる。また、撮像素子12としては、CCDまたはCMOSセンサなどを用いることができる。また、第1筐体部1および第2筐体部2には、第1筐体部1と第2筐体部2との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ7、10がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部1および第2筐体部2はヒンジ3を介して連結され、ヒンジ3を支点として第2筐体部2を回転させることにより、第2筐体部2を第1筐体部1上に折り畳むことができる。そして、第2筐体部2を第1筐体部1上に閉じることにより、操作ボタン4を第2筐体部2にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン4が誤って操作されることを防止することができる。また、第2筐体部2を第1筐体部1から開くことにより、表示体8を見ながら操作ボタン4を操作したり、スピーカ9およびマイク5を使いながら通話したり、操作ボタン4を操作しながら撮像を行ったりすることができる。
ここで、クラムシェル構造を用いることにより、第2筐体部2のほぼ一面全体に表示体8を配置することができ、携帯電話の携帯性を損なうことなく、表示体8のサイズを拡大させることを可能として、視認性を向上させることができる。
また、内部無線通信用アンテナ7、10を第1筐体部1および第2筐体部2にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ6を介して第1筐体部1に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2に送り、表示体8に画像を表示させたり、スピーカ9から音声を出力させたりすることができる。また、撮像素子12にて撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2から第1筐体部1に送り、外部無線通信用アンテナ6を介して外部に送出させることができる。
これにより、第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を有線で行う必要がなくなり、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ3に通す必要がなくなる。このため、ヒンジ3の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となり、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
図3は、本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図である。
図3において、第1筐体部21の表面には、操作ボタン24が配置されるとともに、第1筐体部21の下端にはマイク25が設けられ、第1筐体部21の上端には外部無線通信用アンテナ26が取り付けられている。また、第2筐体部22の表面には、表示体28が設けられるとともに、第2筐体部22の上端にはスピーカ29が設けられている。また、第1筐体部21および第2筐体部22には、第1筐体部21と第2筐体部22との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ27、30がそれぞれ設けられている。
そして、第1筐体部21および第2筐体部22はヒンジ23を介して連結され、ヒンジ23を支点として第2筐体部22を水平に回転させることにより、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置したり、第2筐体部22を第1筐体部21からずらしたりすることができる。そして、第2筐体部22を第1筐体部21上に重ねて配置することにより、操作ボタン24を第2筐体部22にて保護することができ、携帯電話を持ち歩く時に操作ボタン24が誤って操作させることを防止することができる。また、第2筐体部22を水平に回転させて、第2筐体部22を第1筐体部21からずらすことにより、表示体28を見ながら操作ボタン24を操作したり、スピーカ29およびマイク25を使いながら通話したりすることができる。
ここで、内部無線通信用アンテナ27、30を第1筐体部21および第2筐体部22にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第1筐体部21と第2筐体部22との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ26を介して第1筐体部21に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ27、30を用いた内部無線通信にて第2筐体部22に送り、表示体28に画像を表示させたり、スピーカ29から音声を出力させたりすることができる。
これにより、多ピン化されたフレキシブル配線基板をヒンジ23に通す必要がなくなり、ヒンジ23の構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。このため、コストアップを抑制しつつ、携帯電話の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、携帯電話の携帯性を損なうことなく、携帯電話の大画面化および多機能化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、携帯電話を例にとって説明したが、ビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)、ノート型パーソナルコンピュータなどに適用することもできる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。
図4において、第1筐体部K11には、外部無線通信用電波の送受信を行う外部無線通信用アンテナ101、外部無線通信用アンテナ101を介して送受信される信号の変復調処理を行う無線部102、ベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理部103、無線通信端末全体の制御を司る制御部104、制御部104が処理を実行する際のワークエリアを提供したり、その処理結果を記憶したりするRAM105、無線通信端末を動作させるための各種制御プログラムを格納するROM106、内部無線通信用アンテナ108を介して行われる内部無線通信の制御を司る送信部107、内部無線通信用電波の送受信を第1筐体部K11側で行う内部無線通信用アンテナ108、無線部102の出力レベルを検出するキャリア検出部109、キャリア検出部109にて検出された出力レベルに基づいて、送信部107の動作を有線にて停止させる送受信制御部110および液晶表示部124の表示タイミングを制御する液晶コントローラ111が設けられている。
また、第2筐体部K12には、内部無線通信用アンテナ122を介して行われる内部無線通信の制御を司る受信部121、内部無線通信用電波の受信を第2筐体部K12側で行う内部無線通信用アンテナ122および表示データの表示を行う液晶表示部124が設けられている。なお、外部無線通信における送受信データとしては、例えば、通話時の音声データ、メール時の文字データや画像データなどを挙げることができる。また、内部無線通信における送受信データとしては、例えば、液晶表示部124に表示される表示データまたは第2筐体部K12を制御する制御信号などを挙げることができる。また、制御部104としてはCPUを用いることができる。
そして、第1筐体部K11および第2筐体部K12は、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の位置関係を変えられるように連結されている。なお、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の位置関係を変える方法としては、第2筐体部2を第1筐体部1上に折り畳めるようにする方法の他、第2筐体部2を第1筐体部1上で水平に回転できるようにする方法あるいは第2筐体部2を第1筐体部1上で左右または前後にスライドできるようにする方法などを挙げることができる。
そして、外部無線通信用アンテナ101を介してデータを送信する場合、ベースバンド信号処理部103に送られた送信データがベースバンド信号処理される。そして、ベースバンド信号処理部103から出力された送信データの変調処理が無線部102にて行われ、外部無線通信用アンテナ101を介して外部に送出される。一方、外部無線通信用アンテナ101を介してデータを受信する場合、外部無線通信用アンテナ101を介して受信された受信データが無線部102に送られ、無線部102にて復調処理が行われる。そして、無線部102から出力された受信データがベースバンド信号処理部103に送られ、ベースバンド信号処理部103にてベースバンド信号処理が行われた後、制御部104に出力される。ここで、無線部102から送信される信号はキャリア検出部109に送られ、キャリア検出部109は、無線部102の出力レベルを検出することができる。
図5は、図4の無線部102およびキャリア検出部109の概略構成を示すブロック図である。
図5において、無線部102には、スイッチ121、パワーアンプ122、132、混合器123、127、133、137、フィルタ124、128、134、138、A/Dコンバータ125、129、D/Aコンバータ135、139、位相シフタ126、136、加算器140およびPLL回路141が設けられている。また、キャリア検出部109には、パワーディテクタ142およびコンパレータ143が設けられている。
そして、受信時にはスイッチ121がパワーアンプ122側に切り替えられる。そして、外部無線通信用アンテナ101を介して受信された信号は、パワーアンプ122を介して混合器123、127に送られる。ここで、混合器123には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が位相シフタ126を介して入力されるとともに、混合器127には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が直接入力される。
そして、パワーアンプ122から出力された信号は、位相シフトされた局部発振信号と混合器123にて混合された後、フィルタ124にて所望の周波数が抽出される。そして、フィルタ124から出力された信号がA/Dコンバータ125にてデジタル化された後、ベースバンド信号処理部103に送られる。また、パワーアンプ122から出力された信号は、局部発振信号と混合器127にて混合された後、フィルタ128にて所望の周波数が抽出される。そして、フィルタ128から出力された信号がA/Dコンバータ129にてデジタル化された後、ベースバンド信号処理部103に送られる。
一方、送信時にはスイッチ121がパワーアンプ132側に切り替えられる。そして、ベースバンド信号処理部103から出力された信号は、D/Aコンバータ135、139にてそれぞれアナログ化された後、各フィルタ134、138にて所望の周波数が抽出される。そして、各フィルタ134、138から出力された信号は、混合器133、137にそれぞれ送られる。ここで、混合器133には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が位相シフタ136を介して入力されるとともに、混合器137には、PLL回路141にて生成された局部発振信号が直接入力される。そして、フィルタ134から出力された信号は、位相シフトされた局部発振信号と混合器133にて混合された後、加算器140に送られる。また、フィルタ138から出力された信号は、局部発振信号と混合器137にて混合された後、加算器140に送られる。そして、混合器133、137から出力された信号が加算器140にて加算された後、パワーアンプ132を介して外部無線通信用アンテナ101に送られ、外部無線通信用アンテナ101を介して外部に送出される。
また、パワーアンプ132から出力された信号はパワーディテクタ142に送られ、パワーディテクタ142にて出力レベルが検出される。そして、パワーディテクタ142にて検出された出力レベルは、コンパレータ143にて規定値と比較された後、その比較結果が図4の送受信制御部110に送られる。
一方、液晶コントローラ111に画像データが入力されると、液晶コントローラ111は、液晶表示部124を駆動するための表示用信号および表示用信号に同期した画像信号を生成する。そして、液晶コントローラ111は、表示用信号および画像信号を送信部107に送るとともに、表示用信号を送受信制御部110に送る。
図6は、図4の液晶コントローラ111の概略構成を示すブロック図である。
図6において、液晶コントローラ111には、データバス151、表示用メモリ152、信号同期回路153および表示タイミング発生回路154が設けられている。そして、制御部104などの外部装置から液晶コントローラ111に入力された画像データは、データバス151を介して表示用メモリ152に送られ、表示用メモリ152に格納される。そして、表示用メモリ152に格納された画像データは画像信号として読み出され、信号同期回路153に送られる。
一方、表示タイミング発生回路154には、外部からのクロック信号が入力される。そして、表示タイミング発生回路154は、このクロック信号に基づいて、液晶表示部124を駆動するための表示用信号(水平同期信号、垂直同期信号およびXドライバの転送クロック)および画像信号を表示用信号に同期させるための同期クロック信号を生成する。そして、表示タイミング発生回路154は、表示用信号を送信部107に出力するとともに、同期クロック信号を信号同期回路153に出力する。
そして、信号同期回路153は、表示用メモリ152から画像データが送られると、その画像データをバッファリングし、表示タイミング発生回路154から送られた同期クロック信号に従って、画像データを画像信号として送信部107に出力する。
なお、液晶表示部124のリフレッシュレートは、表示用メモリ152から画像データを読み出し、液晶表示部124に画像信号を送る速度、すなわち、単位時間に1フレーム(画面)分の画像信号が表示用メモリ152から液晶表示部124に何回送出されるかを示す値に相当する。一般に、リフレッシュは毎秒15〜30回程度行うことができる。また、クロック信号の周波数を調整することにより、表示タイミング発生回路154から出力される表示用信号および信号同期回路153から出力される画像信号の周波数を調整することができ、液晶表示部124の画像書き換え回数を調整することができる。
一方、送受信制御部110は、外部無線通信時の出力レベルがキャリア検出部109にて検出されると、キャリア検出部109にて検出された出力レベルに基づいて、外部無線通信用アンテナ101から送信が行われているかを判断することができる。そして、外部無線通信用アンテナ101から送信が行われている場合、液晶コントローラ111から送られた表示用信号に従って、送信部107の動作を停止させることができる。
ここで、無線通信端末の外部無線通信における通信方式として、多元接続方式の一種であるTDMA(Time Division Multiple Access)を用いることができる。
図7は、TDMAのスロット構成を示す図である。
図7において、TDMAでは、1つの周波数帯を一定時間ごとに区切り、複数のユーザが所定の時間ずつ1つの周波数帯を共有することができる。すなわち、周波数帯域を時間で分割して各無線通信端末に割り当て、ユーザは、割り当てられた時間内では全帯域幅を使用することができる。各無線通信端末は信号を継続的かつ周期的に送信し、各無線通信端末が通信する間には、各無線通信端末と基地局との間の距離の差や送信タイミングの誤差などにより、各無線通信端末からのバーストが重なることを防止するため、ガードタイムが設けられている。
図8は、図4の無線通信端末の内部通信制御方法を示す図である。
図8(a)において、30フレーム/秒の割合で画像データが液晶コントローラ111に送られるものとすると、1フレーム分の画像データが33msで送られる。一方、図8(b)において、TDMAの基本フレーム(80ms)が4スロットに分割され、例えば、スロット1〜4のうちスロット1がユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングであるとすると、他のスロット2〜4では、このユーザの無線通信端末から基地局へのデータの送信が行われない。このため、図4のキャリア検出部109は、無線部102の入出力レベルをモニタすることにより、ユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングを検出することができる。
そして、送受信制御部110は、スロット1のタイミングにおいて垂直同期信号が液晶コントローラ111から送られると、図8(c)に示すように、1フレーム分に対応した通信制御信号S11を生成し、その通信制御信号S11を送信部107に出力することができる。そして、送信部107は、通信制御信号S11を送受信制御部110から受け取ると、図8(d)に示すように、そのフレームの画像信号の送信を停止することができる。そして、送信部107からの画像信号の送信が停止されると、液晶表示部124を駆動するための表示用信号の送信も停止され、液晶表示部124に表示されている画像データをそのまま保持させることができる。
一方、送受信制御部110は、外部無線通信用アンテナ101から送信が行われていない場合、送信部107への通信制御信号S11の出力を停止する。そして、送信部107は、送受信制御部110から通信制御信号S11が出力されない場合、液晶コントローラ111から送られた画像信号および表示用信号を無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ108を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ108を介して画像信号および表示用信号が送信されると、この画像信号および表示用信号が内部無線通信用アンテナ122を介して受信される。そして、受信部121は、画像信号および表示用信号を受信すると、表示データにタイミングを合わせて水平同期信号、垂直同期信号およびXドライバの転送クロックを復調する。そして、受信部121は、これらの信号を液晶表示部124に送ることにより、画像データを液晶表示部124に表示させることができる。
これにより、外部無線通信用アンテナ101を介して送信される電波の送信タイミングに基づいて、液晶表示部124に表示される表示データの更新タイミングを制御することが可能となり、外部無線通信用アンテナ101を介して電波が送信されていない時に、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間での表示データのやり取りを無線で行うことが可能となる。このため、外部無線通信による通信環境の変化を許容しつつ、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間で伝送される表示データの品質の劣化を抑制することが可能となるとともに、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間でのデータ伝送量が増大した場合においても、連結部の構成を複雑化させることなく、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の位置関係を変化させることが可能となる。この結果、コストアップを抑制しつつ、無線通信端末の小型薄型化および高信頼性化を図ることが可能となるとともに、無線通信端末の携帯性を損なうことなく、無線通信端末の大画面化および多機能化を図ることができる。
また、無線部102の出力レベルのモニタ結果に基づいて、ユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングを検出することにより、回路構成の複雑化および大規模化を抑制することが可能となるとともに、無駄な再送を防止したり、内部無線通信での送信電力を下げるなどの省電力化を図ることができる。
なお、無線通信端末の具体例としては携帯電話を挙げることができる。これにより、携帯電話にクラムシェル構造が採用された場合においても、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間のデータ伝送を無線で安定して行うことが可能となる。このため、携帯電話に搭載される液晶表示部124の高解像度化および大画面化に対応して、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間でやり取りされるデータ量が増大した場合においても、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の配線数の増大を抑制することができ、ヒンジの構造の複雑化を抑制することが可能となるとともに、実装工程の煩雑化を防止することが可能となる。
また、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信としては、微弱無線またはUWB無線の近距離無線を用いることができる。これにより、内部無線通信における出力レベルを抑制しつつ、内部無線通信を安定して行うことが可能となる。このため、第1筐体部K11と第2筐体部K1との間でのデータ伝送量が増大した場合においても、法規制の制約を受けることなく、第1筐体部K11と第2筐体部K1との間でのデータ伝送を無線で行うことが可能となり、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間の配線数の増大を抑制することができる。
また、上述した実施形態では、外部無線通信の通信方式として、TDMAを例にとって説明したが、TDMA以外にも、FDMA(Frequency Division Multiple Access)またはCDMA(Code Division Multiple Access)などの多重方式に適用するようにしてもよい。
また、外部無線通信による送信が行われている時に、液晶表示部124に表示されるデータの一部を内部有線通信にて第1筐体部K11から第2筐体部K12に送信するようにしてもよい。なお、液晶表示部124に表示されるデータの一部としては、例えば、電池の残量、時計または圏外などを表示させるデータを挙げることができる。また、第1筐体部K11と第2筐体部K12との間に設けられた電源ラインを介して、液晶表示部124に表示されるデータの一部を送信するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、外部無線通信用アンテナ101から送信が行われていない時に、表示タイミング発生回路154にて生成された垂直同期信号に従って、送信部107からの画像信号の送信を停止させる方法について説明したが、受信部121にフレームバッファを設け、図9に示すように、外部無線通信用アンテナ101から送信が行われていないスロット1のタイミングで通信制御信号S11を送信部107に出力するとともに、1フレーム分の画像データがフレームバッファに溜まったら、画像データを液晶表示部124に表示させるようにしてもよい。これにより、液晶表示部124に画像データA2、A4、A6、・・・を表示させることが可能となるととともに、送信タイミングが外部無線通信と重複する部分を含む画像データA1、A3、A5、・・・が液晶表示部124に表示されることを防止することができる。
図10、本発明の第2実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。
図10において、第1筐体部K21には、外部無線通信用アンテナ201、無線部202、ベースバンド信号処理部203、制御部204、RAM205、ROM206、送信部207、内部無線通信用アンテナ208、キャリア検出部209および送受信制御部210が設けられている。また、第2筐体部K22には、受信部221、内部無線通信用アンテナ222、液晶コントローラ223および液晶表示部224が設けられている。そして、第1筐体部K21および第2筐体部K22は、第1筐体部K21と第2筐体部K22との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、無線部202から送信される信号はキャリア検出部209に送られ、キャリア検出部209は、無線部202の出力レベルを検出することができる。そして、キャリア検出部209にて検出された出力レベルは、送受信制御部210に送られる。一方、制御部204から出力された画像データは、送受信部207および送受信制御部210に送られる。
そして、送受信制御部210は、外部無線通信時の出力レベルがキャリア検出部209にて検出されると、キャリア検出部209にて検出された出力レベルに基づいて、外部無線通信用アンテナ201から送信が行われているかを判断することができる。そして、送受信制御部210は、外部無線通信用アンテナ201から送信が行われている場合、画像データが送受信部207に送られているタイミングで通信制御信号S21を送信部207に出力し、送信部207の動作を停止させることができる。また、送受信制御部210は、通信制御信号S21を送信部207に出力するとともに、通信制御信号S22を受信部221および液晶コントローラ223に有線にて出力し、受信部221および液晶コントローラ223の動作を停止させることができる。
図11は、図10の無線通信端末の内部通信制御方法を示す図である。
図11において、スロット1〜4のうちスロット1がユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングであるとすると、図10のキャリア検出部209は、無線部202の入出力レベルをモニタすることにより、ユーザの無線通信端末に割り当てられた送信タイミングを検出することができる。
そして、送受信制御部210は、スロット1のタイミングがキャリア検出部209にて検出されると、図11(c)に示すように、そのスロット1のタイミングに合わせて通信制御信号S21を送信部107に出力するとともに、通信制御信号S22を受信部221および液晶コントローラ223に有線にて出力する。そして、送信部207は、通信制御信号S21を受け取ると、送信動作を停止する。また、受信部221は、通信制御信号S22を受け取ると、受信動作を停止し待機状態に移行する。また、液晶コントローラ223は、通信制御信号S22を受け取ると、表示メモリの値の更新を停止し、液晶表示部224に表示されている画像データをそのまま保持する。
これにより、外部無線通信用アンテナ201を介して電波が送信されている時は、送信部207から受信部221への画像データの送信を停止させることができ、その画像データが液晶表示部224に表示さないようにすることができる。このため、第1筐体部K21と第2筐体部K22との間での表示データのやり取りを無線で行うことを可能としつつ、液晶表示部224に乱れた画像が表示されることを防止することが可能となる。
また、液晶コントローラ223を第2筐体部K22側に設けることで、1画面分の表示データを受けてから、液晶表示部224の表示をリフレッシュすることが可能となり、フレームの途中でデータの送信が中断した場合においても、画像の乱れを防止することができる。また、フレーム単位での送信のオン/オフを容易に制御することもできる。さらに、外部無線通信用アンテナ201を介して電波が送信されている時に、送信部207および受信部221の動作を停止させることにより、無駄な電力の消費を抑えることができる。
一方、送受信制御部210は、外部無線通信用アンテナ201から送信が行われていない場合、送信部207への通信制御信号S21の出力を停止する。そして、送信部207は、送受信制御部210から通信制御信号S21が出力されない場合、制御部204から出力された画像データを無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ208を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ208を介して画像データが送信されると、この画像データが内部無線通信用アンテナ222を介して受信され、受信部221に入力される。そして、受信部221は、送信部207から送信された画像データを受け取ると、その画像データを復調し、復調された画像データを液晶コントローラ223に送る。そして、液晶コントローラ223は、画像データを受信部221から受け取ると、表示データ、水平同期信号および垂直同期信号を生成する。そして、液晶コントローラ223は、これらの信号を液晶表示部224に送ることにより、画像データを液晶表示部224に表示させることができる。
なお、上述した実施形態では、外部無線通信用アンテナ201を介して電波が送信されている時には、液晶コントローラ223の表示メモリの更新を停止させることで、画像の乱れを防止する方法について説明したが、液晶コントローラ223や外部に予め保存された画像や文字を液晶表示部224に表示させるようにしてもよい。例えば、通信制御信号S22により、液晶コントローラ223内の表示メモリ152に書き込む画像データを、送られてきた画像と予め用意された画像とで切り替えるように構成することができる。
図12は、本発明の第3実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。
図12において、第1筐体部K31には、外部無線通信用アンテナ301、無線部302、ベースバンド信号処理部303、制御部304、RAM305、ROM306、送信部307、内部無線通信用アンテナ308、キャリア検出部309および送受信制御部310が設けられている。また、第2筐体部K32には、受信部321、内部無線通信用アンテナ322、液晶コントローラ323、液晶表示部324および受信制御部325が設けられている。そして、第1筐体部K31および第2筐体部K32は、第1筐体部K31と第2筐体部K32との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、無線部302から送信される信号はキャリア検出部309に送られ、キャリア検出部309は、無線部302の出力レベルを検出することができる。そして、キャリア検出部309にて検出された出力レベルは、送受信制御部310に送られる。一方、制御部304から出力された画像データは、送受信部307および送受信制御部310に送られる。
そして、送受信制御部310は、外部無線通信時の出力レベルがキャリア検出部309にて検出されると、キャリア検出部309にて検出された出力レベルに基づいて、外部無線通信用アンテナ301から送信が行われているかを判断することができる。そして、送受信制御部310は、外部無線通信用アンテナ301から送信が行われている場合、画像データが送受信部307に送られているタイミングで通信制御信号S31を送信部307に出力する。そして、送信部307は、通信制御信号S31を受け取ると、送信動作を停止する。
一方、受信部321は、内部無線通信用アンテナ322を介して信号を受信すると、その信号を受信制御部325に送る。そして、受信制御部325は、受信部321から送られた信号を受け取ると、その信号の強度に基づいて、その信号が有効なデータを含むかどうかを判定する。そして、受信制御部325は、受信部321から送られた信号に有効なデータが含まれないと判定した場合、受信動作を停止し待機状態に移行するとともに、通信制御信号S32を液晶コントローラ323に送る。そして、液晶コントローラ323は、通信制御信号S32を受け取ると、表示メモリの値の更新を停止し、液晶表示部324に表示されている画像データをそのまま保持する。
一方、送受信制御部310は、外部無線通信用アンテナ301から送信が行われていない場合、送信部307への通信制御信号S31の出力を停止する。そして、送信部307は、送受信制御部310から通信制御信号S31が出力されない場合、制御部304から出力された画像データを無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ308を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ308を介して画像データが送信されると、この画像データが内部無線通信用アンテナ322を介して受信され、受信部321に入力される。
そして、受信部321は、送信部307から送信された画像データを受け取ると、その信号を受信制御部325に送る。そして、受信制御部325は、受信部321から送られた信号を受け取ると、その信号の強度に基づいて、その信号が有効なデータを含むかどうかを判定する。そして、受信部321は、送信部307から送られた信号に有効なデータが含まれると受信制御部325にて判定された場合、その画像データを復調し、復調された画像データを液晶コントローラ323に送る。また、受信制御部325は、送信部307から送られた信号に有効なデータが含まれると判定した場合、液晶コントローラ323への通信制御信号S32の出力を停止する。そして、液晶コントローラ323は、通信制御信号S32の出力がない状態で、画像データを受信部321から受け取ると、表示データ、水平同期信号および垂直同期信号を生成する。そして、液晶コントローラ323は、これらの信号を液晶表示部324に送ることにより、画像データを液晶表示部324に表示させることができる。
これにより、有線を利用することなく、外部無線通信用アンテナ301から電波が送信されているかどうかを第2筐体部K32側で判断することが可能となるとともに、外部無線通信用アンテナ301を介して電波が送信されている時は、送信部307から受信部321への画像データの送信を停止させることができる。このため、第1筐体部K31と第2筐体部K32との間でのデータ転送を無線で行うことを可能としつつ、液晶表示部324に乱れた画像が表示されることを防止することが可能となる。
図13は、本発明の第4実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図である。
図13において、第1筐体部K41には、外部無線通信用アンテナ401、無線部402、ベースバンド信号処理部403、制御部404、RAM405、ROM406、送信部407、内部無線通信用アンテナ408、キャリア検出部409、送受信制御部410、液晶コントローラ411およびキャリア検出用アンテナ412が設けられている。また、第2筐体部K42には、受信部421、内部無線通信用アンテナ422および液晶表示部424が設けられている。また、キャリア検出部409には、パワーディテクタ442およびコンパレータ443が設けられている。そして、第1筐体部K41および第2筐体部K42は、第1筐体部K41と第2筐体部K42との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ401を介して送出された電波はキャリア検出用アンテナ411にて受信され、キャリア検出信号がキャリア検出部409に送られる。そして、キャリア検出部409は、キャリア検出用アンテナ411にて受信されたキャリア検出信号を受け取ると、そのキャリア検出信号の出力レベルを判定し、その判定結果を送受信制御部410に出力する。
そして、送受信制御部410は、外部無線通信時の出力レベルがキャリア検出部409にて検出されると、キャリア検出部409にて検出された出力レベルに基づいて、外部無線通信用アンテナ401から送信が行われているかを判断することができる。そして、外部無線通信用アンテナ401から送信が行われている場合、液晶コントローラ411から送られた表示用信号に従って、通信制御信号S41を送信部407に出力する。そして、送信部407は、通信制御信号S41を送受信制御部410から受け取ると、送信部407の動作を停止させることができる。
そして、送信部407からの画像信号の送信が停止されると、液晶表示部424を駆動するための表示用信号の送信も停止され、液晶表示部424に表示されている画像データをそのまま保持させることができる。
一方、送受信制御部410は、外部無線通信用アンテナ401から送信が行われていない場合、送信部407への通信制御信号S41の出力を停止する。そして、送信部407は、送受信制御部410から通信制御信号S41が出力されない場合、液晶コントローラ411から送られた画像信号および表示用信号を無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ408を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ408を介して画像信号および表示用信号が送信されると、この画像信号および表示用信号が内部無線通信用アンテナ422を介して受信される。そして、受信部421は、画像信号および表示用信号を受信すると、表示データにタイミングを合わせて水平同期信号、垂直同期信号およびXドライバの転送クロックを復調する。そして、受信部421は、これらの信号を液晶表示部424に送ることにより、画像データを液晶表示部424に表示させることができる。
これにより、外部無線通信用アンテナ401を介して送信される電波の出力レベルを直接モニタすることが可能となり、外部無線通信用アンテナ401を介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、外部無線通信が行われていない時に、第1筐体部K41と第2筐体部K42との間で表示データのやり取りを行わせることが可能となり、表示データの品質の劣化を抑制することができる。
図14は、本発明の第5実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図である。
図14において、第1筐体部K51には、外部無線通信用アンテナ501、無線部502、ベースバンド信号処理部503、制御部504、RAM505、ROM506、送信部507、内部無線通信用アンテナ508、キャリア検出部509、送受信制御部510およびキャリア検出用アンテナ511が設けられている。また、第2筐体部K52には、受信部521、内部無線通信用アンテナ522、液晶コントローラ523および液晶表示部524が設けられている。そして、第1筐体部K51および第2筐体部K52は、第1筐体部K51と第2筐体部K52との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ501を介して送出された電波はキャリア検出用アンテナ511にて受信され、キャリア検出信号がキャリア検出部509に送られる。そして、キャリア検出部509は、キャリア検出用アンテナ511にて受信されたキャリア検出信号を受け取ると、そのキャリア検出信号の出力レベルを判定し、その判定結果を送受信制御部510に出力する。一方、制御部504から出力された画像データは、送受信部507および送受信制御部510に送られる。
そして、送受信制御部510は、外部無線通信時の出力レベルがキャリア検出部509にて検出されると、キャリア検出部509にて検出された出力レベルに基づいて、外部無線通信用アンテナ501から送信が行われているかを判断することができる。そして、送受信制御部510は、外部無線通信用アンテナ501から送信が行われている場合、画像データが送受信部507に送られているタイミングで通信制御信号S51を送信部507に出力し、送信部507の動作を停止させることができる。また、送受信制御部510は、通信制御信号S51を送信部507に出力するとともに、通信制御信号S52を受信部521および液晶コントローラ523に有線にて出力し、受信部521および液晶コントローラ523の動作を停止させることができる。
一方、送受信制御部510は、外部無線通信用アンテナ501から送信が行われていない場合、送信部507への通信制御信号S51の出力を停止する。そして、送信部507は、送受信制御部510から通信制御信号S51が出力されない場合、制御部504から出力された画像データを無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ508を介して送信する。そして、内部無線通信用アンテナ508を介して画像データが送信されると、この画像データが内部無線通信用アンテナ522を介して受信され、受信部521に入力される。そして、受信部521は、送信部507から送信された画像データを受け取ると、その画像データを復調し、復調された画像データを液晶コントローラ523に送る。そして、液晶コントローラ523は、画像データを受信部521から受け取ると、表示データ、水平同期信号および垂直同期信号を生成する。そして、液晶コントローラ523は、これらの信号を液晶表示部524に送ることにより、画像データを液晶表示部524に表示させることができる。
これにより、外部無線通信用アンテナ501を介して送信される電波の出力レベルを直接モニタすることが可能となり、外部無線通信用アンテナ501を介して電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、外部無線通信用アンテナ501を介して電波が送信されている時は、送信部507から受信部521への画像データの送信を停止させることができ、液晶表示部524に乱れた画像が表示されることを防止することが可能となる。
図15は、本発明の第6実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図である。
図15において、第1筐体部K61には、外部無線通信用アンテナ601、無線部602、ベースバンド信号処理部603、制御部604、RAM605、ROM606、送信部607、内部無線通信用アンテナ608、送受信制御部610および液晶コントローラ611が設けられている。また、第2筐体部K62には、受信部621、内部無線通信用アンテナ622および液晶表示部624が設けられている。そして、第1筐体部K61および第2筐体部K62は、第1筐体部K61と第2筐体部K62との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ601を介してデータを送信する場合、制御部604は、送信データをベースバンド信号処理部603に送るとともに、そのデータを送信する時の送信タイミングを送受信制御部610に通知する。そして、ベースバンド信号処理部603は、制御部604から送信データが送られると、送信データのベースバンド信号処理を行った後、無線部602に出力する。そして、無線部602は、ベースバンド信号処理された送信データを受け取ると、その送信データの変調処理を行った後、外部無線通信用アンテナ601を介して外部に送出する。
また、送受信制御部610は、送信データの送信タイミングが制御部604から通知されると、送信データの送信タイミングに基づいて、外部無線通信用アンテナ601から送信が行われているかを判断することができる。そして、外部無線通信用アンテナ601から送信が行われている場合、液晶コントローラ611から送られた表示用信号に従って、通信制御信号S61を送信部607に出力する。そして、送信部607は、通信制御信号S61を送受信制御部610から受け取ると、送信部607の動作を停止させることができる。
そして、送信部607からの画像信号の送信が停止されると、液晶表示部624を駆動するための表示用信号の送信も停止され、液晶表示部624に表示されている画像データをそのまま保持させることができる。
一方、送受信制御部610は、外部無線通信用アンテナ601から送信が行われていない場合、送信部607への通信制御信号S61の出力を停止する。そして、送信部607は、送受信制御部610から通信制御信号S61が出力されない場合、液晶コントローラ611から送られた画像信号および表示用信号を無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ608を介して送信することができる。そして、内部無線通信用アンテナ608を介して画像信号および表示用信号が送信されると、この画像信号および表示用信号が内部無線通信用アンテナ622を介して受信される。そして、受信部621は、画像信号および表示用信号を受信すると、表示データにタイミングを合わせて水平同期信号、垂直同期信号およびXドライバの転送クロックを復調する。そして、受信部621は、これらの信号を液晶表示部624に送ることにより、画像データを液晶表示部624に表示させることができる。
これにより、外部無線通信の空き時間に内部無線通信を行わせることが可能となり、第1筐体部K61と第2筐体部K62との間の内部無線通信の効率の劣化を抑制しつつ、第1筐体部K61と第2筐体部K62との間でやり取りされる表示データの品質の劣化を抑制することができる。
なお、無線通信端末では、待ち受け、通話またはパケット通信などの動作モードに応じて外部との通信プロトコルを事前に決めておくことができる。従って、制御部604は、例えば、TDMAやパケット通信を行う時には、送受信タイミングを予め知ることができる。このため、送受信制御部610は、外部無線通信の送受信タイミングに基づいて決定されたタイムスケジュールに基づいて、送信部607の動作を停止させるようにしてもよい。
図16は、本発明の第7実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図である。
図16において、第1筐体部K71には、外部無線通信用アンテナ701、無線部702、ベースバンド信号処理部703、制御部704、RAM705、ROM706、送信部707、内部無線通信用アンテナ708および送受信制御部710が設けられている。また、第2筐体部K72には、受信部721、内部無線通信用アンテナ722、液晶コントローラ723および液晶表示部724が設けられている。そして、第1筐体部K71および第2筐体部K72は、第1筐体部K71と第2筐体部K72との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ701を介してデータを送信する場合、制御部704は、送信データをベースバンド信号処理部703に送るとともに、そのデータを送信する時の送信タイミングを送受信制御部710に通知する。そして、ベースバンド信号処理部703は、制御部704から送信データが送られると、送信データのベースバンド信号処理を行った後、無線部702に出力する。そして、無線部702は、ベースバンド信号処理された送信データを受け取ると、その送信データの変調処理を行った後、外部無線通信用アンテナ701を介して外部に送出する。
また、制御部704から出力された画像データは、送信部707および送受信制御部710に送られる。そして、送受信制御部710は、送信データの送信タイミングが制御部704から通知されると、送信データの送信タイミングに基づいて、外部無線通信用アンテナ701から送信が行われているかを判断することができる。
そして、送受信制御部710は、外部無線通信用アンテナ701から送信が行われている場合、画像データが送受信部707に送られているタイミングで通信制御信号S71を送信部707に出力し、送信部707の動作を停止させることができる。また、送受信制御部710は、通信制御信号S71を送信部707に出力するとともに、通信制御信号S72を受信部721および液晶コントローラ723に有線にて出力し、受信部721および液晶コントローラ723の動作を停止させることができる。
一方、送受信制御部710は、外部無線通信用アンテナ701から送信が行われていない場合、送信部707への通信制御信号S71の出力を停止する。そして、送信部707は、送受信制御部710から通信制御信号S71が出力されない場合、制御部704から出力された画像データを無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ708を介して送信する。そして、内部無線通信用アンテナ708を介して画像データが送信されると、この画像データが内部無線通信用アンテナ722を介して受信され、受信部721に入力される。そして、受信部721は、送信部707から送信された画像データを受け取ると、その画像データを復調し、復調された画像データを液晶コントローラ723に送る。そして、液晶コントローラ723は、画像データを受信部721から受け取ると、表示データ、水平同期信号および垂直同期信号を生成する。そして、液晶コントローラ723は、これらの信号を液晶表示部724に送ることにより、画像データを液晶表示部724に表示させることができる。
これにより、制御部704の制御状態に基づいて、外部無線通信用アンテナ701から電波が送信されているかどうかを判断することが可能となる。このため、外部無線通信用アンテナ701を介して電波が送信されている時は、送信部707から受信部721への画像データの送信を停止させることができ、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、液晶表示部724に乱れた画像が表示されることを防止することが可能となる。
図17は、本発明の第8実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図である。
図17において、第1筐体部K81には、外部無線通信用アンテナ801、無線部802、ベースバンド信号処理部803、制御部804、RAM805、ROM806、送信部807、内部無線通信用アンテナ808および送受信制御部810が設けられている。また、第2筐体部K82には、受信部821、内部無線通信用アンテナ822、液晶コントローラ823、液晶表示部724および受信制御部825が設けられている。そして、第1筐体部K81および第2筐体部K82は、第1筐体部K81と第2筐体部K82との間の位置関係を変えられるように連結されている。
そして、外部無線通信用アンテナ801を介してデータを送信する場合、制御部804は、送信データをベースバンド信号処理部803に送るとともに、そのデータを送信する時の送信タイミングを送受信制御部810に通知する。そして、ベースバンド信号処理部803は、制御部804から送信データが送られると、送信データのベースバンド信号処理を行った後、無線部802に出力する。そして、無線部802は、ベースバンド信号処理された送信データを受け取ると、その送信データの変調処理を行った後、外部無線通信用アンテナ801を介して外部に送出する。
また、制御部804から出力された画像データは、送受部807および送受信制御部810に送られる。そして、送受信制御部810は、送信データの送信タイミングが制御部804から通知されると、送信データの送信タイミングに基づいて、外部無線通信用アンテナ801から送信が行われているかを判断することができる。そして、送受信制御部810は、外部無線通信用アンテナ801から送信が行われている場合、画像データが送受信部807に送られているタイミングで通信制御信号S81を送信部807に出力する。そして、送信部807は、通信制御信号S81を受け取ると、送信動作を停止する。
一方、受信部821は、内部無線通信用アンテナ822を介して信号を受信すると、その信号を受信制御部825に送る。そして、受信制御部825は、受信部821から送られた信号を受け取ると、その信号の強度に基づいて、その信号が有効なデータを含むかどうかを判定する。そして、受信制御部825は、受信部821から送られた信号に有効なデータが含まれないと判定した場合、受信動作を停止し待機状態に移行するとともに、通信制御信号S82を液晶コントローラ823に送る。そして、液晶コントローラ823は、通信制御信号S82を受け取ると、表示メモリの値の更新を停止し、液晶表示部824に表示されている画像データをそのまま保持する。
一方、送受信制御部810は、外部無線通信用アンテナ801から送信が行われていない場合、送信部807への通信制御信号S81の出力を停止する。そして、送信部807は、送受信制御部810から通信制御信号S81が出力されない場合、制御部804から出力された画像データを無線信号に変調し、内部無線通信用アンテナ808を介して送信する。そして、内部無線通信用アンテナ808を介して画像データが送信されると、この画像データが内部無線通信用アンテナ822を介して受信され、受信部821に入力される。
そして、受信部821は、送信部807から送信された画像データを受け取ると、その信号を受信制御部825に送る。そして、受信制御部825は、受信部821から送られた信号を受け取ると、その信号の強度に基づいて、その信号が有効なデータを含むかどうかを判定する。そして、受信部821は、送信部807から送られた信号に有効なデータが含まれると受信制御部825にて判定された場合、その画像データを復調し、復調された画像データを液晶コントローラ823に送る。また、受信制御部825は、送信部807から送られた信号に有効なデータが含まれる判定した場合、液晶コントローラ823への通信制御信号S82の出力を停止する。そして、液晶コントローラ823は、通信制御信号S82の出力がない状態で、画像データを受信部821から受け取ると、表示データ、水平同期信号および垂直同期信号を生成する。そして、液晶コントローラ823は、これらの信号を液晶表示部824に送ることにより、画像データを液晶表示部824に表示させることができる。
これにより、有線を利用することなく、外部無線通信用アンテナ801から電波が送信されているかどうかを第2筐体部K82側で判断することが可能となるとともに、外部無線通信用アンテナ801を介して電波が送信されている時は、送信部807から受信部821への画像データの送信を停止させることができる。このため、回路構成の複雑化および大規模化を抑制しつつ、液晶表示部824に乱れた画像が表示されることを防止することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、外部無線通信機能として携帯電話を例にとって説明したが、外部無線通信は携帯電話に限定されることなく、Bluetooth(登録商標)通信やW−LANなどの外部無線通信機能を有する筐体間における内部無線通信ならば、どのような無線通信端末に適用してもよい。
また、上述した実施形態では、外部無線通信における送信タイミングに基づいて内部無線通信における表示データの送信制御を行う方法を例にとって説明したが、内部無線通信の通信品質を監視し、内部無線通信の通信品質に基づいて外部無線通信が行われているかどうかを判断するようにしてもよい。また、外部無線通信が行われているかどうかを判断するために、送信パワーアンプの電源ラインの揺らぎを検出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、外部無線通信における送信時にリフレッシュレートを変化させる方法を例にとって説明したが、外部無線通信における送信時に画像伝送レートが低下した場合、画像データの表示色数を落としたり、表示サイズを小さくしたりするなどして必要となるデータ帯域を減らし、画像伝送レートに合わせるようにしてもよい。あるいは、画像データのうちの特定の部分のみを内部無線通信にて伝送することにより、その特定の部分が高いフレームレートで更新できるようにするとともに、その他の部分は更新頻度を落としたり、バッファにあるデータを表示させたりするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、外部無線通信用アンテナを第1筐体部に設ける方法について説明したが、外部無線通信用アンテナを第2筐体部に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1筐体部と第2筐体部の位置関係が変えられるように構成された無線通信端末を例にとって説明したが、1対の内部無線通信用アンテナが同一筐体内に設けられた無線通信端末に適用するようにしてもよい。
本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図。 本発明の無線通信制御方法が適用される回転式携帯電話の外観を示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図。 図4の無線部およびキャリア検出部の概略構成を示すブロック図。 図4の液晶コントローラの概略構成を示すブロック図。 TDMAのスロット構成を示す図。 図4の無線通信端末の内部通信制御方法の第1の例を示す図。 図4の無線通信端末の内部通信制御方法の第2の例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る無線通信端末の概略構成を示すブロック図。 図10の無線通信端末の内部通信制御方法を示す図。 本発明の第3実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 本発明の第4実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 本発明の第5実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 本発明の第6実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 本発明の第7実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。 本発明の第8実施形態に係る無線通信端末の構成を示すブロック図。
符号の説明
1,21,K11,K21,K31,K41,K51,K61,K71,K81…第1筐体部、2,22,K12,K22,K32,K42,K52,K62,K72,K82…第2筐体部、3,23…ヒンジ、4,24…操作ボタン、5,25…マイク、6,26,101,201,301,401,501,601,701,801…外部無線通信用アンテナ、7,10,27,30,108,122,208,222,308,322,408,422,508,522,608,622,708,722,808,822…内部無線通信用アンテナ、8,11,28…表示体、9,29…スピーカ、12…撮像素子、102,202,302,402,502,602,702,802…無線部、103,203,303,403,503,603,703,803…ベースバンド信号処理部、104,204,304,404,504,604,704,804…制御部、105,205,305,405,505,605,705,805…RAM、106,206,306,406,506,606,706,806…ROM、107,207,307,407,507,607,707,807…送信部、109,209,309,409,509…キャリア検出部、110,210,310,410,510,610,710,810…送受信制御部、111,223,323,411,523,611,723,823…液晶コントローラ、121,221,321,421,521,621,721,821…受信部、124,224,324,424,524,624,724,824…液晶表示部、121…スイッチ、122,132…パワーアンプ、123,127,133,137…混合器、124,128,134,138…フィルタ、125,129,135,139…A/Dコンバータ、126,136…位相シフタ、140…加算器、141…PLL回路、142,442…パワーディテクタ、143,443…コンパレータ、151…データバス、152…表示用メモリ、153…信号同期回路、154…表示タイミング発生回路、325,825…受信制御部、412,511…キャリア検出用アンテナ。

Claims (11)

  1. 第1筐体部と、
    第2筐体部と、
    前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、
    前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、
    前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通信を制御する外部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載された表示部と、
    前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、
    前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、
    前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信を制御する第1の内部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信を制御する第2の内部無線通信制御部と、
    前記外部無線通信用アンテナを介して送信される電波の送信タイミングに基づいて、前記表示部に表示される表示データの更新タイミングを前記表示データの1フレーム分毎に制御する表示更新タイミング制御部と、を備えることを特徴とする無線通信端末。
  2. 第1筐体部と、
    第2筐体部と、
    前記第1筐体部と前記第2筐体部との間の位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、
    前記第1筐体部または前記第2筐体部に搭載された外部無線通信用アンテナと、
    前記外部無線通信用アンテナを介して送受信される信号の変復調処理を行う無線部と、
    前記無線部とやり取りされる信号のベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理部と、
    前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナを介して行われる外部無線通
    を制御する外部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載された表示部と、
    前記第1筐体部に搭載され、前記表示部に表示される表示データの表示タイミングを制御する表示制御部と、
    前記第1筐体部に搭載された第1の内部無線通信用アンテナと、
    前記第2筐体部に搭載された第2の内部無線通信用アンテナと、
    前記第1筐体部に搭載され、前記第1の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信を制御する第1の内部無線通信制御部と、
    前記第2筐体部に搭載され、前記第2の内部無線通信用アンテナを介して行われる内部無線通信を制御する第2の内部無線通信制御部と、
    前記外部無線通信による送信または受信が行われている場合、前記表示制御部で制御される前記表示データの1フレーム分の表示タイミングに従って、前記表示部に表示される1フレーム分の前記表示データの送信を停止させる送受信制御部と、を備えることを特徴とする無線通信端末。
  3. 前記送受信制御部は、前記外部無線通信制御部から送られるキャリア検出信号に基づいて、前記外部無線通信による送信または受信状態を判定することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記送受信制御部は、前記外部無線通信の送受信タイミングに基づいて決定されたタイムスケジュールに基づいて、前記外部無線通信による送信または受信状態を判定することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  5. 前記無線部の出力レベルを検出するキャリア検出部をさらに備え、
    前記送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記外部無線通信による送信状態を判定することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  6. 前記第1筐体部に搭載され、前記外部無線通信用アンテナから送出される電波を受信するキャリア検出用アンテナと、
    前記キャリア検出用アンテナにて受信された電波の出力レベルを検出するキャリア検出部とをさらに備え、
    前記送受信制御部は、前記キャリア検出部にて検出された出力レベルに基づいて、前記外部無線通信による送信状態を判定することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  7. 前記無線通信端末は携帯電話であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の無線通信端末。
  8. 前記内部無線通信は、微弱無線またはUWB無線の近距離無線であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の無線通信端末。
  9. 前記外部無線通信による送信または受信が行われている時に、前記表示部に表示されるデータの一部を内部有線通信にて前記第1筐体部から前記第2筐体部に送信する内部有線通信部をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の無線通信端末。
  10. 前記内部有線通信部は、前記第1筐体部と前記第2筐体部との間に設けられた電源ラインを介して、前記表示部に表示されるデータの一部を送信することを特徴とする請求項記載の無線通信端末。
  11. 前記第2筐体部に設けられ、前記表示部に表示される表示データを記憶する表示データ記憶部と、
    前記外部無線通信による送信または受信が行われている時に、前記表示データ記憶部に記憶されている表示データを前記表示部に表示させる表示制御部とをさらに備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の無線通信端末。
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