JP2001352377A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001352377A
JP2001352377A JP2000177146A JP2000177146A JP2001352377A JP 2001352377 A JP2001352377 A JP 2001352377A JP 2000177146 A JP2000177146 A JP 2000177146A JP 2000177146 A JP2000177146 A JP 2000177146A JP 2001352377 A JP2001352377 A JP 2001352377A
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bluetooth
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Touzai Nagayama
東材 永山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近傍にある不特定の外部機器との間で短距離
無線通信接続を行なうことができる機器のユーザーが、
接続可能な範囲に接近した他の機器の存在を容易に知る
ことができるようにする。 【解決手段】 近傍にある不特定の外部機器との間で短
距離無線通信接続を行なうことができ、接続された外部
機器との間で通信を実行できる無線通信手段と、使用者
の聴覚又は触覚により感知される態様で報知を行う報知
手段と、上記無線通信手段に、接続可能な外部機器の検
知を実行させるとともに、接続対象と成り得る外部機器
が検知された際に、上記報知手段により接続機器検知の
報知を実行させる制御手段とを備えるようにする。即ち
表示以外の、例えば音声の発生、又は鳴音の発生、又は
バイブレーションによりユーザーに報知を行うことで、
ユーザーが表示部を見ていなくても、接続対象と成り得
る外部機器が検知されたことをユーザーに通知できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近傍にある不特定
の外部機器との間で短距離無線通信を行なうことができ
る通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ブルートゥース(Bluetooth)と
呼ばれる無線通信方式が開発されている。ブルートゥー
スは、2.45ギガヘルツの周波数帯を利用した無線通
信技術であり、特に10m前後の短距離の通信端末間で
データや音声の通信に用いられるものである。そしてこ
のブルートゥース通信技術は、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーション、PDA(Personal Digital A
ssistant)機器、コンピュータ周辺機器、電話装置、携
帯電話装置、オーディオ機器、ビデオ機器、AV(Audi
o Video)周辺機器など、非常に広い範囲での各種電子
機器に搭載されることが想定されており、それぞれ搭載
機器の機能、特徴、動作に応じた所要のデータ通信を実
現することがみこまれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでブルートゥー
ス搭載機器は、一定時間毎に周波数サーチを行い、通信
接続対象機器を探す動作を行うことができる。例えば携
帯電話装置やPDA機器などのユーザーが持ち歩く携帯
機器では、移動する場所に応じて、近辺に位置する各種
の他のブルートゥース搭載機器と通信可能となるもので
あるが、周波数サーチを随時実行していることで、現
在、近くに通信接続可能な機器があるか否かを検知でき
るものとなる。逆に言えば、各ブルートゥース搭載機器
は、逐次、自己の情報を不特定の他のブルートゥース搭
載機器に対して送信していることで、その近くに移動し
てきた或るブルートゥース搭載機器が周波数サーチをお
こなった際に、接続対象機器を見つけることができる。
【0004】周波数サーチにより接続対象機器を見つけ
た場合は、例えばユーザーに接続対象機器が存在するこ
とを表示する。そしてユーザーが何らかの処理を行うた
めに接続が必要と考えて所定の操作を行うことで、その
機器との間で通信を接続し、所要のデータ通信を行うこ
とになる。
【0005】ここで、ブルートゥース搭載機器を所持す
るユーザーサイドからみてみると、ユーザーが自分が所
持する携帯機器と他の特定の機器との間で何らかのデー
タ通信を実行させたいとして、その特定の機器の設置し
てある場所に向かう場合は特に問題ない。即ち、ユーザ
ーは特定の機器に近づいた時点で所持する携帯機器の表
示部をみて、その携帯機器が、当該特定の機器を接続対
象機器として検知している状態が表示されていることを
確認し、通信接続操作を行えばよいからである。従って
例えば、ユーザーが自分の家やオフィスなどにおいてど
の機器がブルートゥース搭載機器であるかを認識してい
ればよい。
【0006】しかしながら、ユーザーが他のブルートゥ
ース搭載機器の所在を正確に知らない場合、例えば街中
や広いオフィスなどにおいて、自分の携帯機器を持ち歩
きながら何らかの通信を行う必要があって他のブルート
ゥース搭載機器や通信アクセスポイントを探すような場
合は、非常に不便なものとなる。つまりこの場合、ユー
ザーは、自分の携帯機器の表示部を見ながら、その携帯
機器が他の通信接続可能なブルートゥース搭載機器やア
クセスポイントを検知するまで各所を歩き回わらなけれ
ばならないといった事態も生ずる。
【0007】また、パーソナルコンピュータなどの据え
置き型のブルートゥース搭載機器においては、逆に、他
のブルートゥース搭載機器が接近してくることにより、
その機器を通信可能な機器として検知することになる
が、その据え置き型機器のユーザーは、常に据え置き型
機器のモニタ画面などを注意していなければ、ブルート
ゥース搭載機器が接近し通信可能となったことを知るこ
とができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、ブルートゥース搭載機器のような、近傍に
ある不特定の外部機器との間で短距離無線通信接続を行
なうことができる機器のユーザーが、接続可能な範囲に
接近した他の機器の存在を容易に知ることができるよう
にすることを目的とする。
【0009】このため本発明の通信端末装置は、近傍に
ある不特定の外部機器との間で短距離無線通信接続を行
なうことができ、接続された外部機器との間で通信を実
行できる無線通信手段と、使用者の聴覚又は触覚により
感知される態様で報知を行う報知手段と、上記無線通信
手段に、接続可能な外部機器の検知を実行させるととも
に、接続対象と成り得る外部機器が検知された際に、上
記報知手段により接続機器検知の報知を実行させる制御
手段とを備えるようにする。ここで上記報知手段は、音
声の発生、又は鳴音の発生、又はバイブレーションによ
り報知を行うように構成する。また、本発明の通信端末
装置は、携帯電話装置内に組み込まれるようにし、上記
報知手段は、携帯電話装置としての着信報知動作も実行
する、つまり着信報知のための装置部と兼用されるよう
にする。
【0010】即ち本発明では、表示以外の、例えば音声
の発生、又は鳴音の発生、又はバイブレーションにより
ユーザーに報知を行うことで、ユーザーが表示部を見て
いなくても、接続対象と成り得る外部機器が検知された
ことをユーザーに伝えることができるようにするもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信端末装置の実
施の形態として、ブルートゥース通信機能を搭載した携
帯電話装置を例に挙げて構成および動作を説明してい
く。図1は実施の形態となる携帯電話装置の構成を示
す。図示するようにCPU1、アンテナ3、RF部4、
ベースバンド処理部5、音声部6、スピーカ7、マイク
ロホン8、表示部9、操作部10、ROM11、RAM
12、通知音発生部13、振動部14、アンテナ15、
RF部16、ベースバンド処理部17が設けられる。
【0012】CPU1は、携帯電話装置の動作、即ち音
声通話動作やパケット通信動作や、ブルートゥース方式
の通信動作、あるいは各種情報の記憶、管理、ユーザー
操作、表示動作等についての全体的な制御を行う部位と
される。ROM11、RAM12はCPU1の用いるメ
モリ部位であり、CPU1の制御に基づいて情報の記憶
/読み出しが行われる。ROM11は例えばCPU1が
各種制御を行うための動作プログラム、処理に用いる係
数や設定値の記憶に用いられる。またRAM12はCP
U1の処理に用いる係数や設定値の記憶や、CPU1の
ワーク領域として用いられる。またRAM12はブルー
トゥース通信により取り込まれた情報の格納や、ユーザ
が登録した電話番号等の記憶も行われる。なおRAM1
2は書込/読出可能なメモリ領域として示しているが、
その具体的な形態はフラッシュメモリやD−RAMとし
て実現される。
【0013】操作部10は、携帯電話装置の筐体上に設
けられてユーザーの操作に供されるキーパッド、ジョグ
ダイヤルなどの操作子に相当する部位であり、CPU1
は、これらの操作子を用いたユーザーの操作に応じて、
所要の制御動作を実行することになる。なお、メッセー
ジ入力やダイヤル登録のために文字情報を入力すること
も可能とされ、CPU1は入力された文字情報につい
て、送信処理やRAM12への記憶処理を行う。表示部
9は例えば液晶パネルなどで形成され、CPU1の制御
に基づいて各種の情報をユーザーに提示する部位とな
る。例えば発呼時や着信時の電話番号、電波受信状況な
ど、携帯電話装置として必要な情報の提示や、ブルート
ゥース通信により受信された情報をユーザーに提示する
部位として用いられる。
【0014】アンテナ3,RF部4,ベースバンド処理
部5,音声部6は携帯電話装置としての音声通話時やパ
ケット通信時の通信処理を実行する。RF部では選択さ
れた所要の周波数での受信/復調処理、或いは送信時の
変調処理や、例えばTDMA方式(Time Division Mult
iplex Access)のエンコード/デコード処理などを行
う。即ち、送信時にはベースバンド処理部5から供給さ
れる信号についてTDMAエンコード及び所要周波数に
よる変調処理を施すとともに、その送信信号について増
幅を行い、アンテナ3から送信出力させる。受信時には
アンテナ3で受信された電波についての増幅を行い、所
要の周波数チャネルでの受信/復調処理、TDMAデコ
ード等を行って、ベースバンド信号として復調し、ベー
スバンド処理部5に供給する。
【0015】ベースバンド処理部5は、受信時にはRF
部4でベースバンド信号まで復調された信号についての
所定の信号処理を行う。音声通話時においてベースバン
ド処理部5でデコードされた信号は、音声部6に供給さ
れスピーカ7から出力される。またマイクロホン8から
入力された信号は音声部6の処理を介してベースバンド
処理部5に供給されて所定の信号処理が施され、さらに
RF部4で上記処理されて送信される。パケット通信時
においては、受信されたパケットデータはベースバンド
処理部5を介してCPU1に供給され、メモリ2に記憶
されたり、表示部9にデータ内容が表示される。
【0016】一方、アンテナ15,RF部16,ベース
バンド処理部17はブルートゥース通信動作を実行する
部位である。ブルートゥース通信方式は、2.4GHz
のISM(Industrial ScientificMedical)帯を搬送波
周波数に使用する無線インターフェースであり、周波数
ホッピング方式のスペクトラム拡散技術を用いる。そし
て1MHz幅のチャネルを79チャネル用い、1秒間に
最大1600回のチャネル切り換え(ホッピング)を行
うことで、他の無線通信に対する干渉を防ぐようにされ
ている。最大データ伝送速度は1Mビット/秒である。
またパケットの多重化方式はTDD(Time Division Du
plex)である。アンテナ15,RF部16,ベースバン
ド処理部17は、CPU1の制御に基づいて、このよう
なブルートゥース通信方式による送信、受信、ベースバ
ンド処理を行う。受信されたデータはRAM12に取り
込まれ、必要に応じて表示部9に表示される。
【0017】通知音発生部13は、CPU1の制御に基
づいて電子音、電子音メロディ、又はメッセージ音声と
しての信号を発生させる部位であり、その音声信号をス
ピーカ部7から出力させる。CPU1は、携帯電話とし
ての着信があった場合に、通知音発生部13から着信音
としての音声信号を出力させ、ユーザーに着信を通知す
る。また詳しくは後述するが、本例ではさらに、ブルー
トゥース通信方式による接続可能な機器が発見された場
合に、CPU1は通知音発生部13から接続機器発見の
通知音又はメッセージ音声を発生させ、スピーカ部7か
ら出力させることで、ユーザーに接続機器発見を通知す
る。なお、携帯電話としての着信通知音と、ブルートゥ
ース通信方式による接続可能な機器の発見の通知の通知
音は、同一の音声としてもよいが、ユーザーがこれらを
区別できるように別の音声とすることが好ましい。例え
ば携帯電話としての着信通知音は、電子音やいわゆる着
信メロディとしての音声信号を発生させ、一方ブルート
ゥース通信方式による接続可能機器の発見時には、音程
の異なる電子音、異なるメロディ、或いはその旨を述べ
るメッセージ音声とすることで、ユーザーは電話着信
か、ブルートゥース通信可能かを区別できる。またこの
例では、携帯電話着信音とブルートゥース通信接続可能
通知音について、通知音発生部13を兼用して発生させ
るようにしているが、個別に通知音発生部を設けてもよ
い。
【0018】振動部14は、この携帯電話装置本体を振
動させる機構を有する部位であり、いわゆるバイブレー
ションをユーザーに触覚により感知させる部位である。
CPU1は、携帯電話としての着信があった場合や、ブ
ルートゥース通信方式による接続可能な機器が発見され
た場合に、振動部14を動作させ、ユーザーに電話着信
又はブルートゥース接続可能を通知する。なお、携帯電
話としての着信通知の場合と、ブルートゥース通信方式
による接続可能な機器の発見の通知の通知の場合は、バ
イブレーションパターンを同一としてもよいが、ユーザ
ーがこれらを区別できるように別の振動パターンとする
ことが好ましい。例えば携帯電話としての着信通知時は
連続的な振動を発生させ、ブルートゥース通信方式によ
る接続可能機器の発見時には、断続的な振動を発生させ
るなどにより、ユーザーは電話着信か、ブルートゥース
通信可能かを区別できる。
【0019】またこの例では、携帯電話着信通知とブル
ートゥース通信接続可能の通知について、振動部14を
兼用して振動を発生させるようにしているが、個別に振
動部14を設けてもよい。さらに、上記のように通知音
発生部13も設けられていることから、例えば電話着信
時の通知は通知音発生部13が実行し、ブルートゥース
接続可能機器発見時の通知は振動部14が実行する(或
いはその逆)というように通知の役割を振り分けてもよ
い。もちろんその振り分けをユーザーが選択できるよう
にしてもよい。
【0020】また、通知の態様として、音声を用いるか
振動を用いるかを、ユーザーがモード選択できるように
してもよい。例えば音声通知が選択されている場合は、
携帯電話着信通知とブルートゥース通信接続可能の通知
の両方を通知音発生部13からの音声信号により通知
し、振動部14を機能させないようにする。一方、振動
通知が選択されている場合は、携帯電話着信通知とブル
ートゥース通信接続可能の通知の両方を振動部14によ
る振動により通知し、通知音発生部13を機能させない
ようにする。これらの場合、上述のように音声パターン
や振動パターンを、携帯電話着信通知時とブルートゥー
ス通信接続可能の通知時とで異なるものとすることが好
ましい。
【0021】このようにブルートゥース通信機能を備え
た携帯電話装置では、CPU1は随時、ブルートゥース
通信可能機器の有無を検出する処理を行う。ブルートゥ
ース通信可能機器とは、相手側となる機器がブルートゥ
ース通信機能を備えていることはもちろんであるが、さ
らに通信する機器同士のプロファイル(サポートするア
プリケーション)の一致がなければならない。つまり有
効なデータ通信が行うことのできる機器同士でなければ
意味がない。例えば或るブルートゥース搭載機器が、音
声データやテキストデータについてのブルートゥース通
信を行うものとされている場合に、相手側のブルートゥ
ース搭載機器が画像データのみについて処理を行う機器
であった場合は、通信を行っても意味がなく、また互い
に通信データに対応できない。このためブルートゥース
搭載機器は、通信可能機器の検知を行うとともに、相手
側機器のプロファイルを判別し、相手側が有効な通信機
器であるか否かを判別した上で、接続可能機器の発見の
判別を行うようにしている。
【0022】各ブルートゥース搭載機器が、他のブルー
トゥース搭載機器の検知のためには、上述した79チャ
ネルのうちの32チャネルを用いてスキャンを行ない、
有効なデータを有するチャネルの検出を行う。なおこの
ため各ブルートゥース搭載機器は、自己の装置のプロフ
ァイルを示すデータを含む送信を、例えば所定間隔で実
行しているものとなり、これによってスキャンしている
側の機器が、有効なデータを含むチャネルの検出を行う
ことができるようにしている。そしてスキャンにより、
或るチャネルにおいて有効なデータを有するチャネルが
見つかった場合は、そのチャネルで送信を行っていた相
手側機器に対してサポートしているアプリケーションの
通知を要求する。そして、その要求に応じて相手側機器
から送信されてきたデータを受信することで、その受信
したデータ内容から相手先のブルートゥース搭載機器の
プロファイルを確認することができる。そして自己の機
器と対応するアプリケーションがサポートされているこ
とが確認されたら、接続可能と判断するものである。
【0023】各ブルートゥース搭載機器がサポートする
アプリケーションを相手側(スキャンしている側)に通
知するために送信するデータとしては、UUID(Univ
ersally Unique Identifier)というフィールドを含む
ものとされている。このUUIDフィールドの長さはサ
ポートするサービスやプロトコル毎に各々16ビットと
されている。
【0024】UUIDにはサポートするプロトコルやプ
ロファイルが示される。プロトコルとしては、FTP、
TCP、IP、RFCOMMなどが、またサービスとし
ては、シリアルポート、ダイヤルアップネットワーキン
グ、ヘッドセットサービス、FAX、LANアクセスな
どが示される。
【0025】各ブルートゥース搭載機器は、通信相手と
なりうる相手先のブルートゥース搭載機器からのこのよ
うなUUIDフィールドのデータを得ることにより、そ
のブルートゥース搭載機器がサポートしているアプリケ
ーションを判別し、自己との意味のある通信接続が可能
であるか否かを判別できる。
【0026】本例の携帯電話装置が、他の通信接続可能
なブルートゥース搭載機器を検知し、接続する際のCP
U1の処理を図2で説明する。CPU1は、所定時間毎
にRF部16,ベースバンド部17を制御して、ステッ
プF101としての接続機器スキャンを実行する。即ち
32個の各チャンネルについて受信をおこなっていき、
有効データが受信されるチャネルを探す。32チャネル
をスキャンしても有効データの存在するチャネルが無か
った場合は、ステップF102からF106に進んで一
定時間待機する。そして一定時間経過後に、再びステッ
プF101で32チャネルのスキャンを行うことにな
る。
【0027】32チャネルのスキャン中に或るチャネル
で有効データの存在が確認されたら、ステップF102
からF103に進み、各チャネルを切り換えていくスキ
ャンモードから、当該チャネルの継続受信に切り換え
る。そしてステップF104で、相手側機器にサポート
しているアプリケーションの通知を要求し、受け取った
受信データをデコードし、そのデータを送信してきた機
器のプロファイルを判別する。即ち上述したUUIDフ
ィールドのデータから、相手機器のアプリケーション
が、自己(携帯電話装置)のアプリケーションとの間
で、有効なデータ通信を行うことのできるものであるか
否かを判別する。ここで相手側が有効なデータ通信の対
応機器でないと判別した場合は、CPU1は処理をステ
ップF105からF106に進め、所定時間待機し、そ
の後再びステップF101からの処理を実行する。
【0028】UUIDフィールドのデータのデコード結
果から、相手側が当該携帯電話装置との有効なデータ通
信を行うことのできる対応機器であると判断した場合
は、ステップF105からF107に進み、ユーザーに
接続機器発見通知を行う。これは上述したように、通知
音発生部13を制御して、接続機器発見の通知音を発生
させるか、又は振動部14を駆動して接続機器発見を提
示する振動を発生させる。もしくはこれらの両方の動作
を実行させる。またステップF108では、UUIDフ
ィールドのデータから得られた相手側機器のプロファイ
ルとして、機器種別やどのような通信が可能であるかな
どを表示する。
【0029】ユーザーは、通知音又は振動により、接続
機器が発見されたことを認識することができ、その場合
は、表示部9の表示により、相手側の機器がどのような
機器であるかを確認できる。そして何らかの通信を行う
ことが必要であれば、操作部10から接続を指示する操
作を行う。接続指示の操作があるとCPU1はステップ
F109からF110に進め、発見された相手側機器と
の間で通信を実行するモードに移行し、ユーザーの操作
や動作プログラムに基づいて所要の通信動作を実行する
ことになる。ユーザーが接続不要としての操作を行った
場合は、ステップF106に進み、所定時間待機し、そ
の後再びステップF101からの処理を実行する。
【0030】なお、この例では、実際の接続はユーザー
が接続指示を行った場合としたが、ユーザーの指示を求
めないで、接続可能機器が検知された場合が自動的に通
信接続を行って何らかの通信を行うようにしてもよい。
【0031】例えば以上のような処理が行われること
で、ユーザーは当該携帯電話装置を鞄やポケットに入れ
たままの状態においても、ブルートゥース通信接続が可
能となった時点(場所)において、それを聴覚又は触覚
で確認できるものとなり、例えば表示部9を見続けなが
ら通信可能な位置を探すといった煩わしいことは不要と
なる。例えば街中などでブルートゥース通信のアクセス
ポイントを探す場合などには非常に有用となる。またこ
の例では携帯電話装置にブルートゥース通信機能を搭載
したものであるが、その場合、接続可能機器発見の通知
のためのハードウエア、即ち通知音発生部13や振動部
14を、携帯電話装置における着信通知のための部位と
共用でき、ハードウエア設計上の負担が少ないという利
点もある。
【0032】以上実施の形態について説明してきたが、
本発明は上記の携帯電話装置以外の各種のブルートゥー
ス搭載機器において適用できる。例えばPDA、ノート
パソコン、携帯用AV機器などの携帯型機器にはもちろ
んのこと、デスクトップパソコン、コンピュータ周辺機
器、据え置き型AV機器、電話機など固定型の機器でも
有用である。設置位置が固定される機器の場合は、通信
相手となるブルートゥース搭載機器として例えば携帯機
器が接近してきて、接続可能となった場合に、接続機器
発見を音又は振動でユーザーに通知できるものとなるた
め、ユーザーにとって特に周囲を注意している必要はな
く、便利なものとなる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明の通
信端末装置は、使用者の聴覚又は触覚により感知される
態様、例えば音声の発生、又は鳴音の発生、又はバイブ
レーションにより接続対象と成り得る外部機器が検知さ
れたことをユーザーに報知するため、ユーザーは接続対
象機器を探すために表示部を見続けなければならないと
いった煩わしさが無くなり、使い勝手が非常によいもの
となるという効果がある。例えば携帯機器の場合、ユー
ザーはその携帯機器を鞄やポケットにいれたままにして
おいても、接続可能な機器の近辺に達した時点で接続可
能となることを知ることができ、所要のデータ通信を行
うことができる。また逆に、報知手段による報知がない
場合は、その事実のみににより、通信接続可能な機器が
近辺にないことを知ることにもなるため、ユーザーは周
囲の機器について注意していなくてもよいものとなる。
また、携帯電話装置内に組み込まれるようにし、報知手
段が接続対象機器発見の通知と電話着信通知を行うこと
で、ハードウエア構造が簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の携帯電話装置のブロック
図である。
【図2】実施の形態のブルートゥース通信接続処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU、3 アンテナ、4 RF部、5 ベースバ
ンド処理部、6 音声部、7 スピーカ、8 マイクロ
ホン、9 表示部、10 キー入力部、11ROM、1
2 RAM、13 通知音発生部、14 振動部、15
アンテナ、16 RF部、17 ベースバンド処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近傍にある不特定の外部機器との間で短
    距離無線通信接続を行なうことができ、接続された外部
    機器との間で通信を実行できる無線通信手段と、 使用者の聴覚又は触覚により感知される態様で報知を行
    う報知手段と、 上記無線通信手段に、接続可能な外部機器の検知を実行
    させるとともに、接続対象と成り得る外部機器が検知さ
    れた際に、上記報知手段により接続機器検知の報知を実
    行させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記報知手段は、音声の発生、又は鳴音
    の発生、又はバイブレーションにより報知を行うように
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の通信
    端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の通信端末装置
    は、携帯電話装置内に組み込まれるとともに、 上記報知手段は、携帯電話装置としての着信報知動作も
    実行するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の通信端末装置。
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