JP2006287432A - 移動通信端末装置 - Google Patents

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陳  強
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Yasufumi Komukai
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Abstract

【課題】多様な使用形態での人体近接時におけるアンテナ素子の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる移動通信端末装置を提供すること。
【解決手段】通信状態検知部205は、移動通信端末装置の待受状態から通信状態への切り替わりを高周波回路部の受信部からディジタル信号処理部9に入力される受信信号から検知するとともに、移動通信端末装置が音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、およびデータ通信状態のいずれに切り替わったか判定する。模擬干渉波制御器203は、音声通信状態やデータ通信状態に基づき特定される筐体1の所定部分へ、干渉波が到来するものと見なして、その場合の複数のアンテナ素子の指向性に関する条件を命令する模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部204へ出力する。模擬干渉波制御信号に従って振幅位相制御部204が可変振幅位相回路201それぞれにおける振幅および位相の変化量を決定し、適応アンテナ制御を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のアンテナ素子の指向性を適応的に制御しながら無線送受信を行なう移動通信端末装置に関する。
様々な形態の無線通信端末装置が存在するが、いずれも、不要な干渉波を抑制しながら所望の方向から到来する電波(即ち、所望波)のみをアンテナ素子により強く受信できるものであることが望ましい。これを実現するために適応アンテナ制御を行なう移動通信端末装置は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
この適応アンテナ制御では、複数のアンテナ素子が用いられ、該アンテナ素子により受信され且つ可変位相回路を通った受信信号それぞれと、それら受信信号が合成回路により合成後に出力された信号と、に基づいて信号対干渉および雑音電力比(SINR)が最大化されるように、例えば最小二乗誤差基準のアルゴリズムに従って可変位相回路により受信信号それぞれの振幅および位相が変化され、これにより複数のアンテナ素子の指向性が制御される。
このようにアンテナ素子の指向性を適応的に制御しながら無線送受信を行なう移動通信端末装置は、所望波が到来する方向に対してはアンテナ利得が大きく、そして干渉波が到来する方向に対してはアンテナ利得が小さくなるように、複数のアンテナ素子の指向性を形成するので、通信に必要な所望波のみを強く受信でき、且つ無駄な方向(即ち、干渉波が到来する方向)に電波を放射せずに所望波の到来方向にビーム形成して電波を放射できる。
また、特許文献1では、ジャイロセンサやGPS(即ち、Global Positioning Systems:全地球測位システム)等の方位センサを用いて、移動通信端末装置の回動、傾き、または所在位置を算出し、この算出情報を基にして基地局の方へビーム形成されるように複数のアンテナ素子の指向性を制御する方法が提案されている。
しかしながら、上記方位センサを用いた方法では、人体の方向に基地局があると、適応アンテナ制御により人体へ向かったビーム形成が行なわれるため、人体への電波の放射が強まり、結果としてアンテナ素子の放射特性が劣化する。更に、人体の方から所望波がアンテナ素子に入射する場合、実際にアンテナ素子に入力される電力は非常に小さいので、人体へ向かったビーム形成を行なってもSINRはあまり改善されない。
複数のアンテナ素子で受信した信号の振幅および位相を調整することにより、人体頭部の方向のヌルステアリングを行なうようにアンテナウエイトを決定し、アンテナ特性を向上させる適応アンテナ制御の方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、近年の移動通信端末装置、例えば、携帯無線電話端末装置(即ち、いわゆる携帯電話機)は音声通信以外にデータ通信にも用いられるが、特許文献2では音声通信状態しか考慮されていないため、音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、あるいはデータ通信状態に通信状態が常時切り替わる移動通信端末装置に適用するのは困難である。
特開2004−64741号公報 特開平11−284424号公報
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、音声通話やデータ通信等といった多様な使用形態での人体近接時におけるアンテナ素子の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明の移動通信端末装置は、適応アンテナ制御を行なう移動通信端末装置であって、
複数のアンテナ素子と、
前記複数のアンテナ素子で受信した無線信号をそれぞれベースバンド信号に変換し、当該ベースバンド信号を受信信号としてそれぞれ出力する複数の高周波回路部と、
前記受信信号の振幅および位相を変化させた信号をそれぞれ出力する複数の可変振幅位相回路と、
前記複数の可変振幅位相回路から入力された信号を合成し且つ出力する合成回路と、
前記複数のアンテナ素子それぞれの指向性を制御するために前記複数の可変振幅位相回路それぞれによる前記受信信号の振幅および位相の変化量を決定する振幅位相制御部と、
前記移動通信端末装置の通信状態が音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、およびデータ通信状態のいずれであるかを判定し、判定した通信状態を示す状態検知信号を出力する通信状態検知部と、
前記状態検知信号に従い、所定の方向から干渉波が到来するものと見なす模擬干渉波制御信号を、前記振幅位相制御部に出力する模擬干渉波制御器と、
を備え、
前記振幅位相制御部が、前記受信信号、前記合成回路の出力信号、および前記模擬干渉波制御信号に基づいて、前記受信信号それぞれの振幅および位相の変化量を決定する。
この構成の移動通信端末装置では、その通信状態に基づき特定の方向から、干渉波が到来したものと見なして、その場合のアンテナ素子の指向性に関する条件を命令する模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部へ出力する模擬干渉波制御器が設けられており、模擬干渉波制御信号に従って振幅位相制御部が可変振幅位相回路それぞれにおける受信信号の振幅および位相の変化量を決定し、適応アンテナ制御を実行する。従って、この構成の移動通信端末装置によれば、その各使用形態におけるアンテナ素子への人体の近接状態に応じて、人体方向のヌルステアリングを行なう(つまり、人体方向にヌル点が形成される)と同時に、実際の所望波および干渉波に対する適応アンテナ制御も行なうので、アンテナ素子の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる。
また、本発明の移動通信端末装置において、
前記通信状態検知部は、前記移動通信端末装置の通信状態が前記複数のアンテナ素子のうち前記所定のアンテナ素子に人体が近接する状態と見なされる音声通信状態であると判定した際に、当該音声通信状態を示す状態検知信号を前記模擬干渉波制御器に出力する。
あるいは、本発明の移動通信端末装置において、
前記通信状態検知部は、前記移動通信端末装置の通信状態が前記複数のアンテナ素子のうち前記所定のアンテナ素子に人体が近接する状態と見なされるデータ通信状態であると判定した際に、当該データ通信状態を示す状態検知信号を前記模擬干渉波制御器に出力する。
上記どちらかの構成により、音声通信状態あるいはデータ通信状態における移動通信端末装置の人体近接を容易に検知することができる。
尚、本発明の移動通信端末装置が、近年世の中で非常に普及している携帯無線電話端末装置(即ち、いわゆる携帯電話機)であると、良好な通話音声品質あるいは良好なデータ伝送品質を備えたものとなるので、好ましい。
本発明の移動通信端末装置が携帯無線電話端末装置である場合、
前記複数のアンテナ素子を収容する筐体を備え、
前記複数のアンテナ素子のうち幾つかが前記筺体の上部内に配置されており、
前記筺体の上部には話し相手の声を含む音を発するためのスピーカ、および情報を表示するためのディスプレイ装置が配置されており、
前記音声通信状態を示す状態検知信号に従い、干渉波が到来するものと前記模擬干渉波制御器により見なされる所定の方向が、前記筺体の上部操作面側であると好ましい。
また、本発明の移動通信端末装置が携帯無線電話端末装置である場合、
前記複数のアンテナ素子を収容する筐体を備え、
前記複数のアンテナ素子のうち幾つかが前記筺体の下部内に配置されており、
前記筺体の下部には音声を集音するためのマイクロホン、および文字を入力する際に操作される操作キー部が配置されており、
前記データ通信状態を示す状態検知信号に従い、干渉波が到来するものと前記模擬干渉波制御器により見なされる所定の方向が、前記筺体の下部下端側であると好ましい。
上記どちらかの構成により、音声通信状態あるいはデータ通信状態において適応アンテナ制御を行なう場合の人体近接時に、人によって移動通信端末装置の持ち方に差異があっても、常に良好なアンテナ特性を得ることができる。
本発明によれば、音声通話やデータ通信等といった多様な使用形態での人体近接時におけるアンテナ素子の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる移動通信端末装置を提供できる。
以下、本発明に係る移動通信端末装置の複数の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態および第2実施形態の概略外観構成を示す正面図、図2は図1の移動通信端末装置の筐体内部の導体基板前面の構成を示す正面図、図3は本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態の導体基板背面の構成を示す図、図4は本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態および第2実施形態の電気的な概略構成例を示すシステムブロック図、図5は本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態のディジタル信号処理部の概略構成例を示すシステムブロック図、図6は本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態の各通信状態におけるヌルステアリングの動作過程を説明するためのフローチャート、図7は本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態による音声通信状態における人体方向のヌルステアリング制御後のアンテナ放射指向特性を示すグラフ、図8は本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態の導体基板背面の構成を示す図、図9は本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態のディジタル信号処理部の概略構成例を示すシステムブロック図、そして図10は本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態の各通信状態におけるヌルステアリングの動作過程を説明するためのフローチャートである。
(第1実施形態)
図1に示されるように、本発明の移動通信端末装置は、筐体1と、文字情報および画像情報を表示するための液晶表示装置等のディスプレイ装置2と、話し相手の声等といった音を発するためのスピーカ3と、音声を集音するためのマイクロホン4と、電話番号、電子メールアドレス、等の数字や記号を含む文字を入力したり或いは各種機能を選択したりする際に操作される複数の操作部(操作キー部)5と、を備えた携帯無線電話端末装置(即ち、いわゆる携帯電話機)である。
図2に示されるように、筐体1内部に配置される導体基板6の前面では、ディスプレイ装置2およびスピーカ3が導体基板6の上部に配置され、マイクロホン4が導体基板6の下部に配置され、そして、それらの間にディジタル信号処理部9が配置されている。
また、図3に示されるように、導体基板6の背面上には、信号を無線送受信(即ち、電波を送受信)するための4個のアンテナ素子7と、アンテナ素子7にそれぞれ電気的に接続され且つ導体基板6の前面上のディジタル信号処理部9に電気的に接続される4つの高周波回路部8と、が配設されている。
本発明の移動通信端末装置においては、1つのアンテナ素子7および該1つのアンテナ素子7に対応して設けられた1つの高周波回路部8からなる1系統の回路が4つ設けられるが、それら4系統は、各々、図4に示されるような構成を備える。ディジタル信号処理部9は、4つの高周波回路部8に共通して設けられ、適応アンテナ制御を行なう。
高周波回路部8は、アンテナ素子7で受信した無線信号をベースバンド信号に変換し且つ該ベースバンド信号を受信信号としてディジタル信号処理部9へ出力する受信部11と、ディジタル信号処理部9からのディジタル送信信号を無線信号に変換してアンテナ素子7から送信する送信部12と、からなり、アンテナスイッチ10によって1つのアンテナ素子7を排他的に共用する構成を備える。
受信部11は、3つの帯域通過フィルタ101、1つの低雑音増幅器102、2つの局部発振器103、3つのミキサ104、2つの低域通過フィルタ105、および2つのアナログ−ディジタル変換器106を図4に示されるように電気的に接続したものを備えている。
また、送信部12は、1つの帯域通過フィルタ101、1つの低雑音増幅器102、1つの電力増幅器107、1つの局部発振器103、2つのミキサ104、2つの低域通過フィルタ105、および2つのディジタル−アナログ変換器108を図4に示されるように電気的に接続したものを備えている。
図5はディジタル信号処理部9において受信部11からの信号の処理を行なう概略構成例を示すシステムブロック図である。図5に示されるように、ディジタル信号処理部9は、4つの可変振幅位相回路201と、1つの合成回路202と、1つの模擬干渉波制御器203と、1つの振幅位相制御部204と、1つの通信状態検知部205と、を有する。
アンテナ素子7に対応した高周波回路部8(より詳細には、受信部11)から入力される受信信号は、それぞれ可変振幅位相回路201で振幅および位相が変化された後、合成回路202により合成されて出力される。
模擬干渉波制御器203は、アンテナ素子7の指向性を補正するための回路であって、移動通信端末装置の使用形態、即ち、音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、あるいはデータ通信状態に応じて、主に人体(即ち、頭部)が接する筐体1の上部に配置されたディスプレイ装置2(またはスピーカ3)へ干渉波が到来するものと見なして、あるいは、人体(即ち、胴体部)が近接する筐体1の下部に配置されたマイクロホン4へ干渉波が到来するものと見なして、指向性を制御する方向からの干渉波レプリカとしての模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部204に出力する。
振幅位相制御部204は、アンテナ素子7の指向性を制御するための回路であって、高周波回路部8の受信部11から可変振幅位相回路201に入力される受信信号と、合成回路202の出力信号と、模擬干渉波制御器203からの模擬干渉波制御信号と、に基づいて、SINRが最大となるように、例えば、最小二乗誤差基準のアルゴリズムに従って、可変振幅位相回路201による高周波回路部8からの受信信号に与える振幅および位相の変化量を決定する。このように、振幅位相制御部204は、所望波および干渉波に対するアンテナ素子7の適応アンテナ制御を行なう。
次に、以上のように構成された本実施形態の移動通信端末装置の音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、あるいはデータ通信状態における人体方向のヌルステアリング動作について図6を参照しながら説明する。
まず、通信状態検知部205は、移動通信端末装置の待受状態から通信状態への切り替わりを高周波回路部8の受信部11からディジタル信号処理部9に入力される受信信号から検知(即ち、ステップS101)するとともに、移動通信端末装置が音声通信状態(換言すれば、音声通話状態)、音声通信およびデータ通信状態(例えば、いわゆるテレビ電話状態)、およびデータ通信状態(例えば、データ通信ネットワーク接続状態)のいずれに切り替わったか判定する(即ち、ステップS102)。
その結果、通信状態検知部205は、音声通信状態(換言すれば、音声通話状態)に切り替わったと判定した場合、その状態を示す状態検知信号を模擬干渉波制御器203に出力する。模擬干渉波制御器203は、通信状態検知部205からの状態検知信号に従い、実際に到来する所望波および干渉波に加え、移動通信端末装置の筐体1の上部に配置されたディスプレイ装置2へ干渉波が到来するものと見なして(即ち、ステップS103)、その方向への干渉波レプリカである模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部204へ出力する。これにより、振幅位相制御部204は、可変振幅位相回路201それぞれにおける振幅および位相の変化量を決定し、適応アンテナ制御を実行する(即ち、ステップS104)。
音声通話状態では、主に人体頭部に接して(つまり、主に人体頭部にアンテナ素子7が近接した形で)移動通信端末装置が使用されるため、前述のようにディスプレイ装置2に干渉波が到来するものと見なした制御を行なうことにより、人体頭部方向のヌルステアリングを行なうことができる。
一方、ステップS102において、通信状態検知部205によりデータ通信状態に切り替わったと判定された場合は、その状態を示す状態検知信号が通信状態検知部205から模擬干渉波制御器203に入力される。模擬干渉波制御器203は、通信状態検知部205からの状態検知信号に従い、実際に到来する所望波および干渉波に加え、移動通信端末装置の筐体1の下部に配置されたマイクロホン4へ干渉波が到来するものと見なして(即ち、ステップS105)、その方向への干渉波レプリカである模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部204へ出力する。これにより、振幅位相制御部204は、可変振幅位相回路201それぞれにおける振幅および位相の変化量を決定し、適応アンテナ制御を実行する(即ち、ステップS106)。
尚、テレビ電話の機能を備えた移動通信端末装置のように、音声通話(即ち、音声通信)と画像データ通信とが同時に行なわれる場合は、データ通信状態の場合と同様の制御を行なうものとする。
データ通信、またはデータ通信および音声通信を同時に行なう場合の移動通信端末装置は、人体手指部に触れられた状態で、主に人体胴体部に近接して(つまり、主に人体胴体部にアンテナ素子7が近接した形で)使用されるため、移動通信端末装置の下部に配置されたマイクロホン4から干渉波が到来ものと見なした制御を行なうことにより、人体胴体部方向のヌルステアリングを行なうことができる。
音声通信状態(即ち、人体Uがアンテナ素子7に近接した状態)における適応アンテナ制御後の本実施形態の移動通信端末装置のアンテナ放射指向特性と、人体Uがない場合の本実施形態の移動通信端末装置のアンテナ放射指向特性とが図7に示されるが、人体頭部方向のヌルステアリングの効果が現れている。
このように、複数のアンテナ素子7の指向性を適応的に制御しながら無線送受信を行なう第1実施形態は、そのディジタル信号処理部9の振幅位相制御部204が、所望波が到来する方向に対してはアンテナ利得が大きく、そして干渉波が到来する方向に対してはアンテナ利得が小さくなるように指向性を形成するので、通信に必要な所望波のみを強く受信でき、その上、アンテナ素子7から人体へ向かう(つまり、干渉波の到来方向の)電波の放射が抑制され且つ所望波の到来方向にビーム形成して電波が放射されるようにディジタル信号処理部9から送信部12に送信信号(ベースバンド信号)が送出されるので、アンテナ素子7の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる。
以上、説明したように、本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態によれば、その通信状態に基づき特定される筐体1の所定部分へ、干渉波が到来したものと見なして、その場合の複数のアンテナ素子7の指向性に関する条件を命令する模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部204へ出力する模擬干渉波制御器203が設けられており、模擬干渉波制御信号に従って振幅位相制御部204が可変振幅位相回路201それぞれにおける受信信号の振幅および位相の変化量を決定し、適応アンテナ制御を実行する。従って、本実施形態の移動通信端末装置は、その各使用形態における人体の近接状態に応じて、人体方向のヌルステアリングを行なう(つまり、人体方向にヌル点が形成される)と同時に、実際の所望波および干渉波に対する適応アンテナ制御も行なうので、アンテナ素子7の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態を説明する。
はじめに、本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態は、アンテナ素子7への人体の近接を検知するための2つのタッチセンサを更に備え、ディジタル信号処理部の通信状態検知部が、それらタッチセンサのうち少なくとも一方からディジタル信号処理部に入力されるセンサ信号に基づいて移動通信端末装置の状態を検出する点で上述の第1実施形態と異なるだけで、その他の構成については第1実施形態と同様である。
よって、以下に説明する本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態において、第1実施形態と同様な構成要素については、同一符号あるいは相当符号を付すことにより、それらの説明を簡略化または省略する。尚、図1、図2、および図4は、第2実施形態も示す、第1実施形態との共用の図でもあり、それぞれの説明は省略する。
図8に示されるように、導体基板6の背面上には、4個のアンテナ素子7、および当該アンテナ素子7にそれぞれ電気的に接続され且つ導体基板6の前面上のディジタル信号処理部9Aに電気的に接続される4つの高周波回路部8に加え、更に、導体基板6の上部に位置する基板上部タッチセンサ13、および導体基板6の下部に位置する基板下部タッチセンサ14が配設されている。
基板上部タッチセンサ13は、ディスプレイ装置2の後背部に配置され、筐体1の主に上部裏面に人体手指部が接触した際に、その接触を検知するためのセンサである。一方、基板下部タッチセンサ14は、筐体1の主に下部裏面に人体手指部が接触した際に、その接触を検知するためのセンサである。
基板上部タッチセンサ13および基板下部タッチセンサ14は、筐体1への人体の接触を契機に、移動通信端末装置の待受状態から通信状態への切り替わりを検出するための(即ち、移動通信端末装置の状態を示す)センサ信号を図9に示されるように通信状態検知部205Aへ出力する。換言すれば、通信状態検知部205Aは、移動通信端末装置の状態を判定できるセンサ信号を基板上部タッチセンサ13および基板下部タッチセンサ14から受けることができる。
つまり、通信状態検知部205Aは、筐体1における人体の接触した箇所に基づいて、移動通信端末装置が音声通信状態(換言すれば、音声通話状態)、音声通信およびデータ通信状態(例えば、いわゆるテレビ電話状態)、およびデータ通信状態(例えば、データ通信ネットワーク接続状態)のいずれに切り替わったか判定する。
尚、通信状態検知部205Aは、基板上部タッチセンサ13のみが筐体1への人体手指部の接触を検知した場合あるいは基板上部タッチセンサ13および基板下部タッチセンサ14が同時期に筐体1への人体手指部の接触を検知した場合、移動通信端末装置が音声通信状態にあるものと判定し、そして基板下部タッチセンサ14のみが筐体1への人体手指部の接触を検知した場合、移動通信端末装置が音声通信およびデータ通信状態、あるいはデータ通信状態にあるものと判定する。
次に、以上のように構成された本実施形態の移動通信端末装置の音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、あるいはデータ通信状態における人体方向のヌルステアリング動作について図10を参照しながら説明する。
まず、通信状態検知部205Aは、移動通信端末装置の待受状態から通信状態への切り替わりを基板上部タッチセンサ13および基板下部タッチセンサ14のいずれか一方または両方による人体手指部の筐体1への接触をディジタル信号処理部9Aに入力されるセンサ信号から検出(即ち、ステップS201)するとともにステップS202で、動作中のタッチセンサがいずれであるかを判定、換言すれば、移動通信端末装置が音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、およびデータ通信状態のいずれに切り替わったか判定する。
その結果、通信状態検知部205Aは、基板上部タッチセンサ13のみが動作、または基板上部タッチセンサ13と基板下部タッチセンサ14の両方が動作していると判定した場合、その状態を示す状態検知信号を模擬干渉波制御器203に出力する。模擬干渉波制御器203は、通信状態検知部205Aからの状態検知信号に従い、実際に到来する所望波および干渉波に加え、移動通信端末装置の筐体1の上部に配置されたディスプレイ装置2へ干渉波が到来するものと見なして(即ち、ステップS203)、その方向への干渉波レプリカである模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部204へ出力する。これにより、振幅位相制御部204は、可変振幅位相回路201それぞれにおける振幅および位相の変化量を決定し、適応アンテナ制御を実行する(即ち、ステップS204)。
音声通話状態では、主に人体頭部に接して(つまり、主に人体頭部にアンテナ素子7が近接した形で)移動通信端末装置が使用されるため、前述のようにディスプレイ装置2に干渉波が到来するものと見なした制御を行なうことにより、人体頭部方向のヌルステアリングを行なうことができる。
一方、ステップS202において、通信状態検知部205Aにより基板下部タッチセンサ14のみが動作していると判定された場合は、その状態を示す状態検知信号が通信状態検知部205Aから模擬干渉波制御器203に入力される。模擬干渉波制御器203は、通信状態検知部205Aからの状態検知信号に従い、実際に到来する所望波および干渉波に加え、移動通信端末装置の筐体1の下部に配置されたマイクロホン4へ干渉波が到来するものと見なして(即ち、ステップS205)、その方向への干渉波レプリカである模擬干渉波制御信号を振幅位相制御部204へ出力する。これにより、振幅位相制御部204は、可変振幅位相回路201それぞれにおける振幅および位相の変化量を決定し、適応アンテナ制御を実行する(即ち、ステップS206)。
データ通信、またはデータ通信および音声通信を同時に行なう場合の移動通信端末装置は、人体手指部に触れられた状態で、主に人体胴体部に近接して(つまり、主に人体胴体部にアンテナ素子7が近接した形で)使用されるため、移動通信端末装置の下部に配置されたマイクロホン4から干渉波が到来ものと見なした制御を行なうことにより、人体胴体部方向のヌルステアリングを行なうことができる。
このように、複数のアンテナ素子7の指向性を適応的に制御しながら無線送受信を行なう第2実施形態は、そのディジタル信号処理部9Aの振幅位相制御部204が、所望波が到来する方向に対してはアンテナ利得が大きく、そして干渉波が到来する方向に対してはアンテナ利得が小さくなるように、複数のアンテナ素子7の指向性を形成するので、通信に必要な所望波のみを強く受信でき、その上、アンテナ素子7から人体へ向かう(つまり、干渉波の到来方向の)電波の放射が抑制され且つ所望波の到来方向にビーム形成して電波が放射されるようにディジタル信号処理部9Aから送信部12に送信信号(ベースバンド信号)が送出されるので、アンテナ素子7の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる。
以上、説明したように、本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態は、第1実施形態と同様に、その各使用形態におけるアンテナ素子7への人体の近接状態に応じて、人体方向のヌルステアリングを行なう(つまり、人体方向にヌル点が形成される)と同時に、実際の所望波および干渉波に対する適応アンテナ制御も行なうので、アンテナ素子7の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる。その上、本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態によれば、第1実施形態の構成に加えて、筐体1における人体の接触した箇所を特定できるように、基板上部タッチセンサ13と基板下部タッチセンサ14が設けられており、ソフトウェア上の処理を行なうことなく、ハードウェアによる制御のみで移動通信端末装置の通信状態を判定することができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、組み合わせ、等が可能である。その他、前述した各実施形態における構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上述した実施形態は、各々、アンテナ素子7を4つ備えているが、これに限定されず、アンテナ素子7を2つ以上備えたものであればよい。
また、上述した各実施形態では、高周波回路部8からの受信信号の振幅および位相を変化させる制御をディジタル信号処理回路9で行なっているが、高周波回路部8で行なうようにすることも可能である。
更に、上述した各実施形態では、説明の便宜上、模擬干渉波が、通信状態に応じて、ディスプレイ装置2もしくはマイクロホン4の方からアンテナ素子7へ入射するものと仮定して説明したが、筐体1の上部もしくは筐体1の下部へ模擬干渉波が到来するものと仮定してもよい。
また、上述した各実施形態では、導体基板6の前面にディジタル信号処理部9が配置され、そして導体基板6の背面にアンテナ素子7および高周波回路部8が配置される構成としたが、ディジタル信号処理部9、アンテナ素子7、そして高周波回路部8は、いずれも、導体基板6の前面と背面のどちらに配置してもよいものとする。
また、第2実施形態では、タッチセンサを用いたが、体温を感知する焦電センサ等の温度センサや、その他のセンサを用いてもよいことは言うまでもない。
音声通話やデータ通信等といった多様な使用形態での人体近接時におけるアンテナ素子の良好な放射特性および高いSINRを両立させることができる移動通信端末装置を提供できる効果を有し、近年世の中で非常に普及している携帯無線電話端末(即ち、いわゆる携帯電話機)等に有用である。
本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態および第2実施形態の概略外観構成を示す正面図 図1の移動通信端末装置の筐体内部の導体基板前面の構成を示す正面図 本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態の導体基板背面の構成を示す図 本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態および第2実施形態の電気的な概略構成例を示すシステムブロック図 本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態のディジタル信号処理部の概略構成例を示すシステムブロック図 本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態の各通信状態におけるヌルステアリングの動作過程を説明するためのフローチャート 本発明に係る移動通信端末装置の第1実施形態による音声通信状態における人体方向のヌルステアリング制御後のアンテナ放射指向特性を示すグラフ 本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態の導体基板背面の構成を示す図 本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態のディジタル信号処理部の概略構成例を示すシステムブロック図 本発明に係る移動通信端末装置の第2実施形態の各通信状態におけるヌルステアリングの動作過程を説明するためのフローチャート
符号の説明
1 筐体
2 ディスプレイ装置
3 スピーカ
4 マイクロホン
6 導体基板
7 アンテナ素子
8 高周波回路部
9,9A ディジタル信号処理部
13 基板上部タッチセンサ
14 基板下部タッチセンサ
201 可変振幅位相回路
202 合成回路
203 模擬干渉波制御器
204 振幅位相制御部
205,205A 通信状態検知部

Claims (5)

  1. 適応アンテナ制御を行なう移動通信端末装置であって、
    複数のアンテナ素子と、
    前記複数のアンテナ素子で受信した無線信号をそれぞれベースバンド信号に変換し、当該ベースバンド信号を受信信号としてそれぞれ出力する複数の高周波回路部と、
    前記受信信号の振幅および位相を変化させた信号をそれぞれ出力する複数の可変振幅位相回路と、
    前記複数の可変振幅位相回路から入力された信号を合成し且つ出力する合成回路と、
    前記複数のアンテナ素子それぞれの指向性を制御するために前記複数の可変振幅位相回路それぞれによる前記受信信号の振幅および位相の変化量を決定する振幅位相制御部と、
    前記移動通信端末装置の通信状態が音声通信状態、音声通信およびデータ通信状態、およびデータ通信状態のいずれであるかを判定し、判定した通信状態を示す状態検知信号を出力する通信状態検知部と、
    前記状態検知信号に従い、所定の方向から干渉波が到来するものと見なす模擬干渉波制御信号を、前記振幅位相制御部に出力する模擬干渉波制御器と、
    を備え、
    前記振幅位相制御部が、前記受信信号、前記合成回路の出力信号、および前記模擬干渉波制御信号に基づいて、前記受信信号それぞれの振幅および位相の変化量を決定する移動通信端末装置。
  2. 請求項1記載の移動通信端末装置であって、
    前記通信状態検知部は、前記移動通信端末装置の通信状態が前記複数のアンテナ素子のうち前記所定のアンテナ素子に人体が近接する状態と見なされる音声通信状態であると判定した際に、当該音声通信状態を示す状態検知信号を前記模擬干渉波制御器に出力する移動通信端末装置。
  3. 請求項2記載の移動通信端末装置である携帯無線電話端末装置であって、
    前記複数のアンテナ素子を収容する筐体を備え、
    前記複数のアンテナ素子のうち幾つかが前記筺体の上部内に配置されており、
    前記筺体の上部には話し相手の声を含む音を発するためのスピーカ、および情報を表示するためのディスプレイ装置が配置されており、
    前記音声通信状態を示す状態検知信号に従い、干渉波が到来するものと前記模擬干渉波制御器により見なされる所定の方向が、前記筺体の上部操作面側である携帯無線電話端末装置。
  4. 請求項1記載の移動通信端末装置であって、
    前記通信状態検知部は、前記移動通信端末装置の通信状態が前記複数のアンテナ素子のうち前記所定のアンテナ素子に人体が近接する状態と見なされるデータ通信状態であると判定した際に、当該データ通信状態を示す状態検知信号を前記模擬干渉波制御器に出力する移動通信端末装置。
  5. 請求項4記載の移動通信端末装置である携帯無線電話端末装置であって、
    前記複数のアンテナ素子を収容する筐体を備え、
    前記複数のアンテナ素子のうち幾つかが前記筺体の下部内に配置されており、
    前記筺体の下部には音声を集音するためのマイクロホン、および文字を入力する際に操作される操作キー部が配置されており、
    前記データ通信状態を示す状態検知信号に従い、干渉波が到来するものと前記模擬干渉波制御器により見なされる所定の方向が、前記筺体の下部下端側である携帯無線電話端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011024175A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Nec Infrontia Corp 省電力な無線端末、その制御方法及びその制御プログラム
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