JP3551122B2 - 携帯電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話装置に関し、特に、アンテナダイバシチ効果を有する携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話装置におけるアンテナは、通常、受話器を設けた側である携帯電話装置の上部側に設けるように構成されている。
【0003】
図9は、従来の折り畳み型携帯電話装置のアンテナの配置構成を示す図である。送話器及びキーボードを備えた下部筐体91と、前記下部筐体91とヒンジにより折り畳み可能に結合され、表示器と受話器とを備える上部筐体92で構成され、上部筐体の上部側にアンテナ93を配置した構成が採用されている。
【0004】
また、次期携帯電話装置システムであるW−CDMAにおいては、送信動作、受信動作ともに、連続受信、連続送信が行われ、現行システムのPDCシステムとは異なる受信システムが採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯電話装置においては、アンテナを受話器側に設ける上部アンテナ配置を採用することから、携帯電話装置を耳にあてて使用する通話状態においては、上部アンテナが人体頭部に近づくためにアンテナ特性を劣化させるという不具合があった。
【0006】
また、W−CDMAの携帯電話装置システムでは、アンテナダイバシチ方式を使用すると、基地局が到達した到達波に時間差があり、これを合成して受信電力を上げ感度を改善するRAKE受信方式を採用することができ、このとき、片方の受信状態が悪いときはもう片方のアンテナで受信する等の対策ができた。しかし、送信動作、受信動作ともに連続受信、連続送信が行われるため、2つのアンテナを切り替えるアンテナダイバシチ方式を採用すると、アンテナを切り替えた瞬間に受信データなどが誤り、正常な受信や送信を行えないという不具合があった。
【0007】
このような問題への対策として、携帯電話装置の送話器の配置側である下部アンテナ配置を採用する方法が考えられるが、この場合もW−CDMA通信方式ではアンテナダイバシチを行うことはできなかった。
【0008】
(発明の目的)
本発明の目的は、基地局との間の受信状態を最良にするアンテナの指向性を実現することができる携帯電話装置を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、人体の影響の少なく、アンテナダイバシチ機能を有する携帯電話装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯電話装置は、アンテナエレメントと前記アンテナエレメントの近傍に配置した2つのアンテナリフレクタとからなるアンテナを筺体のマイクを配設した端部側に設けた携帯電話装置であって、前記アンテナエレメントと前記2つのアンテナリフレクタは筺体内部に配置し、前記2つのアンテナリフレクタはそれぞれ導体板でなり、前記導体板は、それぞれ端部がアンテナエレメントの長手方向と並行に配置され、且つ導体板面が互いに異なる方向に向けられていることを特徴とする。更に、前記2つのアンテナリフレクタは、それぞれの接地インピーダンス回路を有し、何れかのアンテナリフレクタの接地インピーダンスを低下するように切り替えることによりアンテナの指向性を変えることを特徴とする。
【0011】
本発明の携帯電話装置は、アンテナエレメントと前記アンテナエレメントの近傍に配置した2つのアンテナリフレクタ(図2の23、24)とからなるアンテナを筺体のマイクを配設した端部側に設けた携帯電話装置であって、前記アンテナエレメントと前記2つのアンテナリフレクタは筺体内部に配置し、前記2つのアンテナリフレクタはそれぞれ導体板でなり、前記導体板は、それぞれ端部がアンテナエレメントの長手方向と並行に配置され、且つ導体板面が互いに異なる方向に向けられており、前記2つのアンテナリフレクタは、それぞれの接地インピーダンス回路を有し、何れかのアンテナリフレクタの接地インピーダンスを低下するように切り替えることによりアンテナの指向性を変えることができ、受信状態を検出する受信状態判定手段(図6の608、609、910、614)を有し、前記受信状態判定手段は所定の時間間隔をおいて受信状態を判定し、所定の受信状態からの劣化が検出された場合に前記接地インピーダンス回路を制御してアンテナリフレクタを切り替えること、及び前記受信状態検出手段はアンテナリフレクタの切り替え時に、受信状態を判定して、前記所定の受信状態が検出されない場合は再度アンテナリフレクタを切り替えることを特徴とする。更に、前記受信状態検出手段は、受信信号から受信電界強度、Eb/Io及びビットレートエラーを検出し、それぞれを対応する閾値と比較することにより受信状態の劣化を検出することを特徴とする。
【0012】
より具体的には、本発明の携帯電話装置のアンテナは筺体下部(例えば、図2)に実装されている。アンテナ下部の構造は上部側から見ると本体下部にアンテナ(図2の22)があり、その両脇にGNDとの間のインピーダンスで接触/非接触が制御されるリフレクタ部(図2の23、24)が実装され、その上部は筐体又はカバー(図2の25)により覆われる。無線部回路等が搭載されたプリント基板(図3の31)とアンテナ22とは接触又は接近し、アンテナの下部に位置するリフレクタは、接地インピーダンスの可変用のコイルやコンデンサを通して基板のGNDと接続される。
【0013】
アンテナリフレクタは切り替え判定回路(図6の614)からの信号により、インピーダンス可変用のコイルとコンデンサ(例えば図6の620、618、619、617)を通して、切り替えリレー(図6の616)によりGNDと接続される。アンテナリフレクタを切り替えることによって携帯電話装置の下部アンテナの指向性が変化する。この指向性はアンテナリフレクタの機構的な構造が電波を反射させるのではなく、アンテナの下部にあるGNDのインピーダンスが変化したことにより、左右のアンテナ指向性が変化することによる。
【0014】
W−CDMAシステムのような連続送信、連続受信でもアンテナを切り替えずに指向性の偏りを利用してアンテナの指向性を変えることにより、基地局からの最適な到達波を選択、受信することができ、高い受信感度を実現する。
【0015】
【発明の実施の形態】
(構成の説明)
図1は、本発明の携帯電話装置の一実施の形態の外観を示す図である。本実施の形態の携帯電話装置のアンテナ1は、携帯電話装置2の送話器3が配置される側(送話器側)である下部に位置するように配置されている。これは、図9に示す従来の携帯電話装置のホイップ型アンテナ93に比べ、下部にアンテナを位置することで通話時に使用者が携帯電話装置をもった状態での人体頭部等の影響を少なくしている。
【0016】
図2は、携帯電話装置の下部を示す拡大図である。本実施の形態の下部アンテナ1は、アンテナエレメント22と、その左右に位置し、筺体端部の曲面に対応する曲面を有する略三角形の形状の導体板でなるアンテナリフレクタ23、24により構成されている。これらのアンテナリフレクタ23、24は外部から見えないように、アンテナ1をカバーするモールド25で覆っている。
【0017】
図3は、携帯電話装置の下部の長手方向(横方向から見た)の内部の拡大図である。携帯電話装置のキーボード側の無線部分等が搭載されている基板31と、携帯電話装置のマイク(受話器)の位置する下部の筺体内部に設けられ、前記基板31の高周波回路と電気的に接続されたアンテナエレメント22と、アンテナエレメント22の内側(近傍)に配置され互いに絶縁された2つの導体板でなり、それぞれ端部がアンテナエレメントの長手方向と略並行に配置され、且つ導体板面が互いに異なる方向に向けられているアンテナリフレクタ23、24と、アンテナエレメントの上部を覆うモールド25とから構成されている。同図のアンテナリフレクタ23、24は、アンテナエレメント22の下側に位置し、無線部等の基板31上におかれた後述のインピーダンス可変用の接地インピーダンス回路と接続されている。
【0018】
図4、図5は、アンテナリフレクタ23、24を切り替えた場合におけるアンテナの特性の変化を示す特性図である。アンテナリフレクタ23と24との切り替えは、その何れかを接地することにより行い、アンテナエレメントから放射された電波をインピーダンスを介して接地されたアンテナリフレクタにより指向性を切り替え、ダイバシチ機能を実現する。
【0019】
アンテナリフレクタ23と24とを切り替え、接地側としてアンテナリフレクタ24を選択した場合には、アンテナエレメント22の指向性はアンテナリフレクタ24と干渉して右よりの指向性を持つ。逆にアンテナリフレクタ23を選択した場合には、アンテナエレメント22の指向性はアンテナリフレクタ23と干渉して左よりの指向性を持つ。
【0020】
図6は、本実施の形態として好適なW−CDMAシステムの携帯電話装置の回路ブロックを示す図である。W−CDMAシステムの場合には、連続受信、連続送信のため送受共用器615が用いられ、受信側は、無線受信部602、A/D変換部603及び逆拡散部604を有し、送信側は、音声データ変換部605、拡散部611、D/A変換部612及び送信部613を有し、更に音声データ変換部605と、スピーカ606及びマイクを有する。
【0021】
また、アンテナとしては、アンテナ22とアンテナリフレクタ23、24を備え、前記アンテナリフレクタは接地インピーダンス回路を構成するところの、コイル618、620を介してそれぞれ基板31のGND(接地導体)と接続されるとともに、インピーダンス可変用のコンデンサ617、619を介して何れかを基板31のGNDと接続する切り替えリレー616とから構成されている。また、制御回路は、電界検出部608、Eb/Io検出部609、BER検出部610と、その検出出力に基づき切り替えリレー616を制御する切り替え判定回路614から構成されている。
【0022】
切り替えリレー616を切り替えることにより接地インピーダンスを変え、アンテナリフレクタ23とアンテナリフレクタ24とを切り替えることによって、携帯電話装置の下部アンテナ22の指向性を変化させる。この変化は、アンテナリフレクタ24を選択した場合は右に偏った指向性となり、アンテナリフレクタ23を選択すると反対に左に偏った特性となる。この指向性の変化は、アンテナリフレクタの機構的な構造が電波を反射させるのではなく、アンテナ22の下部に存在するGNDの接地インピーダンスが変化したことにより、左右のアンテナ指向性が変化するためである。
【0023】
(動作の説明)
本実施の形態の動作について、図面を参照して以下詳細に説明する。まず、図6を参照して、送受信動作について説明する。
【0024】
受信動作においては、受信信号は共用器615を介して受信部602に入力され、A/D変換部にてデジタル変換され、W−CDMAシステムの特徴である逆拡散部604にて復調され音声データ変換部605で音声としてスピーカ606から出力される。
【0025】
送信動作においては、マイク607からの音声は音声データ変換部605にてデジタル化され、拡散部611にてW−CDMAの符号拡散化される。その後、D/A変換部612にてD/A変換され、送信部613から共用器615を介してアンテナ601から送信される。
【0026】
この送受信装置において、送受信特性を改善させるアンテナダイバシチ動作を実現させるために、受信部の逆拡散部604の出力データから、電界検出部608にて受信電界強度を検出し、同時に、Eb/Io検出部609にて受信Eb/Io値を検出し、BER検出部610にて受信電界のBERを測定する。
【0027】
これら検出及び測定値はアンテナのリフレクタを切り替える制御を行う切り替え判定回路614に入力され、電界検出部608、Eb/Io検出部609及びBER検出部610からの信号により、受信状態の劣化を判定し、切り替えリレー616の切り替えを行う。
【0028】
この動作により本実施の形態の携帯受信機では、受信電界強度の劣化や受信Eb/Io値の劣化、受信電界のBERの劣化が発生した場合に、アンテナの指向性を変え最良な受信状態を選択することが可能である。
【0029】
次に、切り替え判定回路614からの信号により切り替えリレー616を切り替え、アンテナリフレクタ23と24を切り替え携帯電話装置のアンテナ指向性を変化させる制御動作を説明する。
【0030】
図7は、本実施の形態におけるアンテナリフレクタの切り替え制御動作を示す処理フロー図である。
【0031】
携帯電話装置の電源が入れられ受信動作が開始すると、受信電界RSSI、Eb/Io値、エラーレートBERが測定され、▲1▼の判定処理において、それぞれ基準判定値X、Y、Zと比較される。まず、受信電界RSSIが基準判定値Xより大きいか否か(s1)、次に、Eb/Io値が基準判定値Yより大きいか否か(s2)、更に、エラーレートBERが基準判定値Zより大きいか否か(s3)の比較判断が順次なされる。
【0032】
何れもそれぞれの基準判定値(X、Y、Z)以上の測定値であった場合には、受信状態は良好であると判断され現状保持、つまりアンテナリフレクタの切り替えを行わずに送受信を行うところの現状維持がなされる(s4)。しかし、この現状維持の場合でも受信状態は絶えず変化するので、現状保持後、ある一定のタイマー値以上となった場合(s5)には、再度、▲1▼の判定処理を行う。
【0033】
また、上記の受信電界RSSI、Eb/Io値、エラーレートBERのうちどれかがその基準判定値以下の場合(s1、2、3のN)には、一旦アンテナエレメントの指向性を右にふり(s6)、▲1▼の判定処理を行う(s7)。このとき良好な受信状態となった場合には、タイマーで設定された一定時間保持を行い(s8)、一定時間後に、再度、▲1▼部の判定処理を行う。
【0034】
ステップs7での▲1▼の判定で受信状態が良好でなかった場合(s7のN)には、左側へ指向性を変え(s9)、タイマーで設定された一定時間保持を行い(s10)、一定時間後に、再度、▲1▼部の判定処理を行う。
【0035】
以上の動作により、常に受信状態が最良となるアンテナ指向性を得るようにアンテナリフレクタ23、24の接地動作を切り替える。
【0036】
以上の実施の形態では、アンテナリフレクタとして2つの導体板を使用した場合を説明したが、これは3つ以上で構成することができる。この場合のアンテナリフレクタの切り替え制御の処理フロー図としては図8に示すように構成することができる。受信状態の判定(s1〜3)において、所定の受信状態が得られないことが検出された場合に、ステップs11で別のアンテナエレメントの接地インピーダンスを低下させることによりアンテナリフレクタを順次切り替える。
【0037】
【効果の説明】
本発明によれば、アンテナを携帯電話装置の送話器が配置される下部側に配置することにより、アンテナと人体との距離が大きくなることから、人体の影響を受けにくく受信電波が効率的に受信することができる。また、アンテナの放射電力が人体に及ぼす影響を少なくすることができる。
【0038】
また、受信状態に応じてアンテナリフレクタの接地インピーダンスを制御することができるから、アンテナ指向性を最良にすることができ、基地局からの電波の直接波だけでなく、ビルや山などから反射する反射波が混在する場合にも最適な受信波を受信するようにアンテナ指向性を変化させることが可能である。
【0039】
更に、W−CDMAなどの連続送信、連続受信のシステムでは、アンテナダイバシチ方式を利用することは困難であるが、本発明によれば、アンテナの切り替えによるノイズの発生がないので、アンテナダイバシチ効果を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の携帯電話装置の外観を示す図である。
【図2】本実施の形態の携帯電話装置の下部の構成を示す拡大図である。
【図3】本実施の形態の携帯電話装置の下部の構成の内部を示す側面図である。
【図4】アンテナリフレクタを一方に切り替えた場合の特性図である。
【図5】アンテナリフレクタを他方に切り替えた場合の特性図である。
【図6】本実施の形態の回路ブロックを示す図である。
【図7】アンテナリフレクタの切り替え動作を示す図である。
【図8】複数のアンテナリフレクタの切り替え動作を示す図である。
【図9】従来の携帯電話装置の外観を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 携帯電話装置
3 送話器
22、601 アンテナエレメント
23、24 アンテナリフレクタ
25 モールド
31 基板
615 共用器(送受共用器)
608 電界検出部
609 Eb/Io検出部
610 BER検出部
614 切り替え判定回路
616 切り替えリレー
618、620 コイル
617、619 コンデンサ
Claims (3)
- アンテナエレメントと前記アンテナエレメントの近傍に配置した2つのアンテナリフレクタとからなるアンテナを筺体のマイクを配設した端部側に設けた携帯電話装置であって、
前記アンテナエレメントと前記2つのアンテナリフレクタは筺体内部に配置し、前記2つのアンテナリフレクタはそれぞれ導体板でなり、前記導体板は、それぞれ端部がアンテナエレメントの長手方向と並行に配置され、且つ導体板面が互いに異なる方向に向けられており、前記2つのアンテナリフレクタは、それぞれの接地インピーダンス回路を有し、
何れかのアンテナリフレクタの接地インピーダンスを低下するように切り替えることによりアンテナの指向性を変えることができ、受信状態を検出する受信状態判定手段を有し、
前記受信状態判定手段は所定の時間間隔をおいて受信状態を判定し、所定の受信状態からの劣化が検出された場合に前記接地インピーダンス回路を制御してアンテナリフレクタを切り替えることを特徴とする携帯電話装置。 - 前記受信状態検出手段はアンテナリフレクタの切り替え時に、受信状態を判定して、前記所定の受信状態が検出されない場合は再度アンテナリフレクタを切り替えることを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置。
- 前記受信状態検出手段は、受信信号から受信電界強度、Eb/Io及びビットレートエラーを検出し、それぞれを対応する閾値と比較することにより受信状態の劣化を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話装置。
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