JP2000013276A - 無線通信機及び携帯電話機 - Google Patents
無線通信機及び携帯電話機Info
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- JP2000013276A JP2000013276A JP10173703A JP17370398A JP2000013276A JP 2000013276 A JP2000013276 A JP 2000013276A JP 10173703 A JP10173703 A JP 10173703A JP 17370398 A JP17370398 A JP 17370398A JP 2000013276 A JP2000013276 A JP 2000013276A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホイップアンテナに金属物体、人体等が接近
してホイップアンテナの負荷インピーダンスが大幅に変
動した場合においも、送信回路の内部最終段の増幅器の
負荷インピーダンスを最適状態に保つことができ、ホイ
ップアンテナの負荷インピーダンスの変動による送信回
路の最終段の増幅器の出力特性劣化を防止することので
きる無線通信機を得る。 【解決手段】 送受信用ホイップアンテナ1及び受信用
ダイバシティアンテナ2と、送信回路7、8及び受信回
路9と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバシ
ティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けられ
たアンテナ切換えスイッチ10とを有する無線通信機に
おいて、送信回路の最終段電力増幅器7及びアンテナ切
換えスイッチ間に、負荷整合回路5を設ける。
してホイップアンテナの負荷インピーダンスが大幅に変
動した場合においも、送信回路の内部最終段の増幅器の
負荷インピーダンスを最適状態に保つことができ、ホイ
ップアンテナの負荷インピーダンスの変動による送信回
路の最終段の増幅器の出力特性劣化を防止することので
きる無線通信機を得る。 【解決手段】 送受信用ホイップアンテナ1及び受信用
ダイバシティアンテナ2と、送信回路7、8及び受信回
路9と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバシ
ティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けられ
たアンテナ切換えスイッチ10とを有する無線通信機に
おいて、送信回路の最終段電力増幅器7及びアンテナ切
換えスイッチ間に、負荷整合回路5を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信機及び携帯
電話機に関する。
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、図10を参照して、従来例の無
線通信機(携帯無線機)(携帯電話機)の回路を説明す
る。1は送受信用ホイップアンテナ、2はダイバシティ
受信用内蔵アンテナで、それぞれ携帯無線機匣体(携帯
電話機匣体)(無線通信機匣体)14に取付けられてい
る。
線通信機(携帯無線機)(携帯電話機)の回路を説明す
る。1は送受信用ホイップアンテナ、2はダイバシティ
受信用内蔵アンテナで、それぞれ携帯無線機匣体(携帯
電話機匣体)(無線通信機匣体)14に取付けられてい
る。
【0003】次に、携帯無線機匣体14内の回路を説明
する。10はアンテナ切換えスイッチで、順次直列接続
されたオンオフスイッチ11、12、13から構成され
る。ホイップアンテナ1と、オンオフスイッチ11及び
12の接続中点との間に、整合回路3が接続される。内
蔵アンテナ2及びオンオフスイッチ13の一端との間
に、整合回路4を接続する。オンオフスイッチ12及び
13の接続中点に、受信回路(復調回路等を備える)9
を接続する。受信回路9の復調回路の出力側には、図示
を省略するも、受話器が接続される。
する。10はアンテナ切換えスイッチで、順次直列接続
されたオンオフスイッチ11、12、13から構成され
る。ホイップアンテナ1と、オンオフスイッチ11及び
12の接続中点との間に、整合回路3が接続される。内
蔵アンテナ2及びオンオフスイッチ13の一端との間
に、整合回路4を接続する。オンオフスイッチ12及び
13の接続中点に、受信回路(復調回路等を備える)9
を接続する。受信回路9の復調回路の出力側には、図示
を省略するも、受話器が接続される。
【0004】次に、送信回路を説明する。8は高周波信
号発生回路で、図示を省略した送話器からの音声信号に
よって、搬送波信号を変調して、被変調音声信号(高周
波信号)を発生し、その被変調音声信号が電力増幅器7
に供給されて増幅される。電力増幅器7の最終段の増幅
器よりの高周波信号は、アイソレータ6を通じて、更に
オンとなっているときのオンオフスイッチ11を通じ、
更に、整合回路3を通じてホイップアンテナ1に供給さ
れて送信される。
号発生回路で、図示を省略した送話器からの音声信号に
よって、搬送波信号を変調して、被変調音声信号(高周
波信号)を発生し、その被変調音声信号が電力増幅器7
に供給されて増幅される。電力増幅器7の最終段の増幅
器よりの高周波信号は、アイソレータ6を通じて、更に
オンとなっているときのオンオフスイッチ11を通じ、
更に、整合回路3を通じてホイップアンテナ1に供給さ
れて送信される。
【0005】次に、図10の携帯無線機の送信時の動作
を説明する。送信時は、スイッチ11がオン、スイッチ
12及び13がオフになる。このときは、高周波信号発
生回路8、電力増幅器7、アイソレータ6、スイッチ1
1、整合回路3及びホイップアンテナ1が縦続接続され
る。
を説明する。送信時は、スイッチ11がオン、スイッチ
12及び13がオフになる。このときは、高周波信号発
生回路8、電力増幅器7、アイソレータ6、スイッチ1
1、整合回路3及びホイップアンテナ1が縦続接続され
る。
【0006】次に、図10の携帯無線機の受信時の動作
を説明する。受信時で、ホイップアンテナ1からの受信
信号より、内蔵アンテナ2からの受信信号の方がレベル
が高いときは、は、スイッチ11及び12オフ、スイッ
チ13がオンになる。このときは、内蔵アンテナ2、整
合回路4、スイッチ13及び受信回路9が縦続接続され
る。
を説明する。受信時で、ホイップアンテナ1からの受信
信号より、内蔵アンテナ2からの受信信号の方がレベル
が高いときは、は、スイッチ11及び12オフ、スイッ
チ13がオンになる。このときは、内蔵アンテナ2、整
合回路4、スイッチ13及び受信回路9が縦続接続され
る。
【0007】尚、図10の携帯無線機において、受信時
で、内蔵アンテナ2からの受信信号より、ホイップアン
テナ1からの受信信号のレベルが高いときは、スイッチ
11はオフ、スイッチ12はオン、スイッチ13はオフ
となって、ホイップアンテナ1、整合回路3、スイッチ
12及び受信回路9が縦続接続される。
で、内蔵アンテナ2からの受信信号より、ホイップアン
テナ1からの受信信号のレベルが高いときは、スイッチ
11はオフ、スイッチ12はオン、スイッチ13はオフ
となって、ホイップアンテナ1、整合回路3、スイッチ
12及び受信回路9が縦続接続される。
【0008】整合回路4、3は、受信時に、内蔵アンテ
ナ2、ホイップアンテナ1の特性が最適になるように調
整されている。
ナ2、ホイップアンテナ1の特性が最適になるように調
整されている。
【0009】次に、図10の携帯無線機の一部の回路を
示す図11を参照して、携帯無線機の送信時に、ホイッ
プアンテナ1に金属物体が近接したときの動作を説明す
る。ホイップアンテナ1に金属物体15(人体も可)が
相対的に接近すると、ホイップアンテナ1の負荷インピ
ーダンスが大幅に変動する。この負荷インピーダンスの
変動は、整合回路3、スイッチ11及びアイソレータ6
を通じて、電力増幅器7に影響を及ぼす。
示す図11を参照して、携帯無線機の送信時に、ホイッ
プアンテナ1に金属物体が近接したときの動作を説明す
る。ホイップアンテナ1に金属物体15(人体も可)が
相対的に接近すると、ホイップアンテナ1の負荷インピ
ーダンスが大幅に変動する。この負荷インピーダンスの
変動は、整合回路3、スイッチ11及びアイソレータ6
を通じて、電力増幅器7に影響を及ぼす。
【0010】図12、図13及び図14に、ホイップア
ンテナ1及び整合回路3間の測定点P1、整合回路3及
びアイソレータ6間の測定点P2並びにアイソレータ6
及び電力増幅器7間の測定点P4におけるホイップアン
テナ1側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <f2 )間の負
荷インピーダンス周波数特性を、スミスチャート上に太
い実線にて示す。尚、f1 は940MHz、f2 は96
0MHzである。そして、測定点P4におけるホイップ
アンテナ1側の負荷インピーダンス周波数特性(図1
4)は、同時に電力増幅器7の出力負荷インピーダンス
周波数特性となり、電力増幅器7の出力特性はこのこの
出力負荷インピーダンス周波数特性によって決まる。
ンテナ1及び整合回路3間の測定点P1、整合回路3及
びアイソレータ6間の測定点P2並びにアイソレータ6
及び電力増幅器7間の測定点P4におけるホイップアン
テナ1側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <f2 )間の負
荷インピーダンス周波数特性を、スミスチャート上に太
い実線にて示す。尚、f1 は940MHz、f2 は96
0MHzである。そして、測定点P4におけるホイップ
アンテナ1側の負荷インピーダンス周波数特性(図1
4)は、同時に電力増幅器7の出力負荷インピーダンス
周波数特性となり、電力増幅器7の出力特性はこのこの
出力負荷インピーダンス周波数特性によって決まる。
【0011】図14に示す太い破線は、電力増幅器7の
出力歪み特性のスミスチャート上の等歪み線を示し、開
放負荷側が良好な歪み特性となる。図14の場合は、測
定点P4におけるホイップアンテナ1側の負荷インピー
ダンス周波数特性の曲線(太い実線)が短絡負荷側にあ
るため、電力増幅器7の出力歪み特性の歪みが悪い部分
で送信動作が行われる。
出力歪み特性のスミスチャート上の等歪み線を示し、開
放負荷側が良好な歪み特性となる。図14の場合は、測
定点P4におけるホイップアンテナ1側の負荷インピー
ダンス周波数特性の曲線(太い実線)が短絡負荷側にあ
るため、電力増幅器7の出力歪み特性の歪みが悪い部分
で送信動作が行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図10の従来の携帯無
線機の場合は、ホイップアンテナ1の入力負荷インピー
ダンスが、大幅に変動した場合には、その変動がアイソ
レータ6を通じて、電力増幅器7の最終段の増幅器に影
響を及して、電力増幅器7の最終段の増幅器の出力負荷
インピーダンスも変動する。その影響はアイソレータ6
によって一応弱められるが、アイソレータ6の使用帯域
の最低及び最高周波数f1 、f2 においては、アイソレ
ーション特性が低下するので、アイソレータ6はあまり
効果的ではない。
線機の場合は、ホイップアンテナ1の入力負荷インピー
ダンスが、大幅に変動した場合には、その変動がアイソ
レータ6を通じて、電力増幅器7の最終段の増幅器に影
響を及して、電力増幅器7の最終段の増幅器の出力負荷
インピーダンスも変動する。その影響はアイソレータ6
によって一応弱められるが、アイソレータ6の使用帯域
の最低及び最高周波数f1 、f2 においては、アイソレ
ーション特性が低下するので、アイソレータ6はあまり
効果的ではない。
【0013】図10の携帯無線機の場合は、ホイップア
ンテナ1と、内蔵アンテナ2との間の干渉を抑制するた
めに最適化された整合回路3が設けられているが、ホイ
ップアンテナ1に図11に示す如く金属物体15(人体
も可)が接近した場合は、ホイップアンテナ1の入力負
荷インピーダンスが大幅に変動し、電力増幅器7の最終
段の増幅器の出力負荷インピーダンスが最適になるとは
必ずしも言えない。ホイップアンテナ1と内蔵アンテナ
2との間の干渉抑制最適化と、電力増幅器7の最終段の
増幅器の出力負荷インピーダンスの最適化とが、整合回
路3のみで行われているため、両方特性を独立に最適化
することは困難である。
ンテナ1と、内蔵アンテナ2との間の干渉を抑制するた
めに最適化された整合回路3が設けられているが、ホイ
ップアンテナ1に図11に示す如く金属物体15(人体
も可)が接近した場合は、ホイップアンテナ1の入力負
荷インピーダンスが大幅に変動し、電力増幅器7の最終
段の増幅器の出力負荷インピーダンスが最適になるとは
必ずしも言えない。ホイップアンテナ1と内蔵アンテナ
2との間の干渉抑制最適化と、電力増幅器7の最終段の
増幅器の出力負荷インピーダンスの最適化とが、整合回
路3のみで行われているため、両方特性を独立に最適化
することは困難である。
【0014】上述の点に鑑み、本発明は、送受信用ホイ
ップアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信
回路及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受
信用ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路
間に設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する無線
通信機(携帯電話機)において、ホイップアンテナに金
属物体、人体等が接近してホイップアンテナの負荷イン
ピーダンスが大幅に変動した場合においも、送信回路の
内部最終段の増幅器の負荷インピーダンスを最適状態に
保つことができ、ホイップアンテナの負荷インピーダン
スの変動による送信回路の最終段の増幅器の出力特性劣
化を防止することのできるものを提案しようとするもの
である。
ップアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信
回路及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受
信用ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路
間に設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する無線
通信機(携帯電話機)において、ホイップアンテナに金
属物体、人体等が接近してホイップアンテナの負荷イン
ピーダンスが大幅に変動した場合においも、送信回路の
内部最終段の増幅器の負荷インピーダンスを最適状態に
保つことができ、ホイップアンテナの負荷インピーダン
スの変動による送信回路の最終段の増幅器の出力特性劣
化を防止することのできるものを提案しようとするもの
である。
【0015】又、本発明は、送受信用ホイップアンテナ
及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受信
回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバシ
ティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けられ
たアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイップアンテ
ナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を抑制する
ために最適化された、アンテナ切換えスイッチ及び送受
信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを有する無
線通信機(携帯電話機)において、送受信用ホイップア
ンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉抑制最
適化と、ホイップアンテナに金属物体や人体等が接近し
て、ホイップアンテナの入力負荷インピーダンスが大幅
に変動した場合における送信回路の最終段増幅器の出力
負荷インピーダンスの最適化とを独立して行うことので
きるものを提案しようとするものである。
及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受信
回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバシ
ティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けられ
たアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイップアンテ
ナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を抑制する
ために最適化された、アンテナ切換えスイッチ及び送受
信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを有する無
線通信機(携帯電話機)において、送受信用ホイップア
ンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉抑制最
適化と、ホイップアンテナに金属物体や人体等が接近し
て、ホイップアンテナの入力負荷インピーダンスが大幅
に変動した場合における送信回路の最終段増幅器の出力
負荷インピーダンスの最適化とを独立して行うことので
きるものを提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による無線通信機
は、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバシティ
アンテナと、送信回路及び受信回路と、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ並びに送信
回路及び受信回路間に設けられたアンテナ切換えスイッ
チとを有する無線通信機において、送信回路の最終段電
力増幅器及びアンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回
路を設けたものである。
は、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバシティ
アンテナと、送信回路及び受信回路と、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ並びに送信
回路及び受信回路間に設けられたアンテナ切換えスイッ
チとを有する無線通信機において、送信回路の最終段電
力増幅器及びアンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回
路を設けたものである。
【0017】かかる本発明によれば、送信回路の最終段
電力増幅器及びアンテナ切換えスイッチ間に設けた負荷
整合回路によって、ホイップアンテナに金属物体、人体
等が接近してホイップアンテナの負荷インピーダンスが
大幅に変動した場合においも、送信回路の内部最終段の
増幅器の負荷インピーダンスを最適状態に保つことがで
き、ホイップアンテナの負荷インピーダンスの変動によ
る送信回路の最終段の増幅器の出力特性劣化が防止され
る。
電力増幅器及びアンテナ切換えスイッチ間に設けた負荷
整合回路によって、ホイップアンテナに金属物体、人体
等が接近してホイップアンテナの負荷インピーダンスが
大幅に変動した場合においも、送信回路の内部最終段の
増幅器の負荷インピーダンスを最適状態に保つことがで
き、ホイップアンテナの負荷インピーダンスの変動によ
る送信回路の最終段の増幅器の出力特性劣化が防止され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】第1の本発明は、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回
路及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信
用ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間
に設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する無線通
信機において、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテ
ナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けてなる無線
通信機である。
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回
路及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信
用ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間
に設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する無線通
信機において、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテ
ナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けてなる無線
通信機である。
【0019】第2の本発明は、送受信用ホイップアンテ
ナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受
信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けら
れたアンテナ切換えスイッチとを有する携帯電話機にお
いて、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテナ切換え
スイッチ間に、負荷整合回路を設けてなる携帯電話機で
ある。
ナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受
信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けら
れたアンテナ切換えスイッチとを有する携帯電話機にお
いて、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテナ切換え
スイッチ間に、負荷整合回路を設けてなる携帯電話機で
ある。
【0020】第3の本発明は、送受信用ホイップアンテ
ナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受
信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けら
れたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイップアン
テナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を抑制す
るために最適化された、アンテナ切換えスイッチ及び送
受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを有する
無線通信機において、送信回路の最終段電力増幅器及び
アンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けてな
る無線通信機である。
ナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受
信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けら
れたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイップアン
テナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を抑制す
るために最適化された、アンテナ切換えスイッチ及び送
受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを有する
無線通信機において、送信回路の最終段電力増幅器及び
アンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けてな
る無線通信機である。
【0021】第4の本発明は、送受信用ホイップアンテ
ナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受
信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けら
れたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイップアン
テナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を抑制す
るために最適化された、アンテナ切換えスイッチ及び送
受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを有する
携帯電話機において、送信回路の最終段電力増幅器及び
アンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けてな
る携帯電話機である。
ナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路及び受
信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に設けら
れたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイップアン
テナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を抑制す
るために最適化された、アンテナ切換えスイッチ及び送
受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを有する
携帯電話機において、送信回路の最終段電力増幅器及び
アンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けてな
る携帯電話機である。
【0022】〔発明の実施の形態の具体例〕以下に、図
1を参照して、本発明の実施の形態の具体例の無線通信
機(携帯無線機)(携帯電話機)の回路を説明する。1
は送受信用ホイップアンテナ、2はダイバシティ受信用
内蔵アンテナで、それぞれ携帯無線機匣体(携帯電話機
匣体)(無線通信機匣体)14に取付けられている。
1を参照して、本発明の実施の形態の具体例の無線通信
機(携帯無線機)(携帯電話機)の回路を説明する。1
は送受信用ホイップアンテナ、2はダイバシティ受信用
内蔵アンテナで、それぞれ携帯無線機匣体(携帯電話機
匣体)(無線通信機匣体)14に取付けられている。
【0023】次に、携帯無線機匣体14内の回路を説明
する。10はアンテナ切換えスイッチで、順次直列接続
されたオンオフスイッチ11、12、13から構成され
る。ホイップアンテナ1と、オンオフスイッチ11及び
12の接続中点との間に、整合回路3が接続される。内
蔵アンテナ2及びオンオフスイッチ13の一端との間
に、整合回路4を接続する。オンオフスイッチ12及び
13の接続中点に、受信回路(復調回路等を備える)9
を接続する。受信回路9の復調回路の出力側には、図示
を省略するも、受話器が接続される。
する。10はアンテナ切換えスイッチで、順次直列接続
されたオンオフスイッチ11、12、13から構成され
る。ホイップアンテナ1と、オンオフスイッチ11及び
12の接続中点との間に、整合回路3が接続される。内
蔵アンテナ2及びオンオフスイッチ13の一端との間
に、整合回路4を接続する。オンオフスイッチ12及び
13の接続中点に、受信回路(復調回路等を備える)9
を接続する。受信回路9の復調回路の出力側には、図示
を省略するも、受話器が接続される。
【0024】次に、送信回路を説明する。8は高周波信
号発生回路で、図示を省略した送話器からの音声信号に
よって、搬送波信号を変調して、被変調音声信号(高周
波信号)を発生し、その被変調音声信号が電力増幅器7
に供給されて増幅される。電力増幅器7の最終段の増幅
器よりの高周波信号は、アイソレータ6を通じて、負荷
整合回路5に供給され、その負荷整合回路5から被変調
音声信号が、オンとなっているときのオンオフスイッチ
11を通じ、更に、整合回路3を通じてホイップアンテ
ナ1に供給されて送信される。
号発生回路で、図示を省略した送話器からの音声信号に
よって、搬送波信号を変調して、被変調音声信号(高周
波信号)を発生し、その被変調音声信号が電力増幅器7
に供給されて増幅される。電力増幅器7の最終段の増幅
器よりの高周波信号は、アイソレータ6を通じて、負荷
整合回路5に供給され、その負荷整合回路5から被変調
音声信号が、オンとなっているときのオンオフスイッチ
11を通じ、更に、整合回路3を通じてホイップアンテ
ナ1に供給されて送信される。
【0025】負荷整合回路5は、送受信用ホイップアン
テナ1に金属物体や人体が接近したときに、そのホイッ
プアンテナ1の負荷インピーダンスが大幅に変化する場
合に、内部最終段増幅器としての電力増幅器7の最終段
の増幅器の出力負荷インピーダンスを最適な状態に調整
して、内部最終段増幅器としての電力増幅器7の最終段
の増幅器の出力特性劣化を防止するために設けられたも
のである。
テナ1に金属物体や人体が接近したときに、そのホイッ
プアンテナ1の負荷インピーダンスが大幅に変化する場
合に、内部最終段増幅器としての電力増幅器7の最終段
の増幅器の出力負荷インピーダンスを最適な状態に調整
して、内部最終段増幅器としての電力増幅器7の最終段
の増幅器の出力特性劣化を防止するために設けられたも
のである。
【0026】この負荷整合回路5は、図2に示す如き、
各種移相器にて構成することができる。図2(a)は、
コイル(誘導リアクタンス素子)Lの両側に一対コンデ
ンサ(容量リアクタンス素子)C、Cが並列接続された
π型移相器である。
各種移相器にて構成することができる。図2(a)は、
コイル(誘導リアクタンス素子)Lの両側に一対コンデ
ンサ(容量リアクタンス素子)C、Cが並列接続された
π型移相器である。
【0027】図2(b)は、直列接続された一対おコン
デンサC、Cの接続中点に対しコイルLを並列接続した
T型移相器である。
デンサC、Cの接続中点に対しコイルLを並列接続した
T型移相器である。
【0028】図2(c)は、同軸型移相器である。
【0029】図2(d)は、ストリップライン型移相器
である。
である。
【0030】図2(e)は、コンデンサC及びコイルL
が並列接続された並列共振型移相器である。
が並列接続された並列共振型移相器である。
【0031】図2(f)は、コイルL及びコンデンサC
が直列接続された直列共振型移相器である。
が直列接続された直列共振型移相器である。
【0032】図3を参照して、図1の携帯無線機の送信
時の動作を説明する。送信時は、スイッチ11がオン、
スイッチ12及び13がオフになる。このときは、高周
波信号発生回路8、電力増幅器7、アイソレータ6、負
荷整合回路5、スイッチ11、整合回路3及びホイップ
アンテナ1が縦続接続される。
時の動作を説明する。送信時は、スイッチ11がオン、
スイッチ12及び13がオフになる。このときは、高周
波信号発生回路8、電力増幅器7、アイソレータ6、負
荷整合回路5、スイッチ11、整合回路3及びホイップ
アンテナ1が縦続接続される。
【0033】図4を参照して、図1の携帯無線機の受信
時の動作を説明する。受信時で、ホイップアンテナ1か
らの受信信号より、内蔵アンテナ2からの受信信号の方
がレベルが高いときは、は、スイッチ11及び12オ
フ、スイッチ13がオンになる。このときは、内蔵アン
テナ2、整合回路4、スイッチ13及び受信回路9が縦
続接続される。
時の動作を説明する。受信時で、ホイップアンテナ1か
らの受信信号より、内蔵アンテナ2からの受信信号の方
がレベルが高いときは、は、スイッチ11及び12オ
フ、スイッチ13がオンになる。このときは、内蔵アン
テナ2、整合回路4、スイッチ13及び受信回路9が縦
続接続される。
【0034】尚、図4において、受信時で、内蔵アンテ
ナ2からの受信信号より、ホイップアンテナ1からの受
信信号のレベルが高いときは、スイッチ11はオフ、ス
イッチ12はオン、スイッチ13はオフとなって、ホイ
ップアンテナ1、整合回路3、スイッチ12及び受信回
路9が縦続接続される。
ナ2からの受信信号より、ホイップアンテナ1からの受
信信号のレベルが高いときは、スイッチ11はオフ、ス
イッチ12はオン、スイッチ13はオフとなって、ホイ
ップアンテナ1、整合回路3、スイッチ12及び受信回
路9が縦続接続される。
【0035】整合回路4、3は、受信時に、内蔵アンテ
ナ2、ホイップアンテナ1の特性が最適になるように調
整されている。
ナ2、ホイップアンテナ1の特性が最適になるように調
整されている。
【0036】次に、図1の携帯無線機の一部の回路を示
す図5を参照して、携帯無線機の送信時に、ホイップア
ンテナ1に金属物体が近接したときの動作を説明する。
ホイップアンテナ1に金属物体15(人体も可)が相対
的に接近すると、ホイップアンテナ1の負荷インピーダ
ンスが大幅に変動する。この負荷インピーダンスの変動
は、整合回路3、スイッチ11、負荷整合回路5及びア
イソレータ6を通じて、電力増幅器7に影響を及ぼす。
す図5を参照して、携帯無線機の送信時に、ホイップア
ンテナ1に金属物体が近接したときの動作を説明する。
ホイップアンテナ1に金属物体15(人体も可)が相対
的に接近すると、ホイップアンテナ1の負荷インピーダ
ンスが大幅に変動する。この負荷インピーダンスの変動
は、整合回路3、スイッチ11、負荷整合回路5及びア
イソレータ6を通じて、電力増幅器7に影響を及ぼす。
【0037】図5、図6、図7及び図8に、ホイップア
ンテナ1及び整合回路3間の測定点P1、整合回路3及
び負荷整合回路5間の測定点P2、負荷整合回路5及び
アイソレータ6間の測定点P3並びにアイソレータ6及
び電力増幅器7間の測定点P4におけるホイップアンテ
ナ1側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <f2 )間の負荷
インピーダンス周波数特性を、スミスチャート上に太い
実線にて示す。尚、f1 は940MHz、f2 は960
MHzである。そして、測定点P4におけるホイップア
ンテナ1側の負荷インピーダンス周波数特性(図9)
は、同時に電力増幅器7の出力負荷インピーダンス周波
数特性となり、電力増幅器7の出力特性はこのこの出力
負荷インピーダンス周波数特性によって決まる。
ンテナ1及び整合回路3間の測定点P1、整合回路3及
び負荷整合回路5間の測定点P2、負荷整合回路5及び
アイソレータ6間の測定点P3並びにアイソレータ6及
び電力増幅器7間の測定点P4におけるホイップアンテ
ナ1側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <f2 )間の負荷
インピーダンス周波数特性を、スミスチャート上に太い
実線にて示す。尚、f1 は940MHz、f2 は960
MHzである。そして、測定点P4におけるホイップア
ンテナ1側の負荷インピーダンス周波数特性(図9)
は、同時に電力増幅器7の出力負荷インピーダンス周波
数特性となり、電力増幅器7の出力特性はこのこの出力
負荷インピーダンス周波数特性によって決まる。
【0038】図9に示す太い破線は、電力増幅器7の出
力歪み特性のスミスチャート上の等歪み線を示し、開放
負荷側が良好な歪み特性となる。図9の場合は、図14
に較べて、測定点P4におけるホイップアンテナ1側の
負荷インピーダンス周波数特性の曲線(太い実線)が開
放負荷側にあるため、電力増幅器7の出力歪み特性の歪
みが良好な部分で送信動作が行われる。
力歪み特性のスミスチャート上の等歪み線を示し、開放
負荷側が良好な歪み特性となる。図9の場合は、図14
に較べて、測定点P4におけるホイップアンテナ1側の
負荷インピーダンス周波数特性の曲線(太い実線)が開
放負荷側にあるため、電力増幅器7の出力歪み特性の歪
みが良好な部分で送信動作が行われる。
【0039】負荷整合回路(図2に示すような各種移相
器にて構成される)5は、ホイップアンテナ1の入力負
荷インピーダンスが変動していない場合、即ち、整合状
態においては、負荷整合回路5の入出力は整合してお
り、通過損失は最小となり、ホイップアンテナ1の入力
負荷インピーダンスが変動した場合には、移相器として
動作することになる。
器にて構成される)5は、ホイップアンテナ1の入力負
荷インピーダンスが変動していない場合、即ち、整合状
態においては、負荷整合回路5の入出力は整合してお
り、通過損失は最小となり、ホイップアンテナ1の入力
負荷インピーダンスが変動した場合には、移相器として
動作することになる。
【0040】尚、図2(e)の並列共振型移相器にて負
荷整合回路5を構成した場合は、通過帯域において共振
状態となって高インピーダンスを呈し、通過損失が最小
に抑えられる。ホイップアンテナ1の入力負荷インピー
ダンス変動した場合には、並列コイルLと並列コンデン
サCのバランスによって移相が行われる。
荷整合回路5を構成した場合は、通過帯域において共振
状態となって高インピーダンスを呈し、通過損失が最小
に抑えられる。ホイップアンテナ1の入力負荷インピー
ダンス変動した場合には、並列コイルLと並列コンデン
サCのバランスによって移相が行われる。
【0041】又、図2(f)の直列共振型移相器にて負
荷整合回路5を構成した場合は、通過帯域において共振
状態となって低インピーダンスを呈し、通過損失が最小
に抑えられる。ホイップアンテナ1の入力負荷インピー
ダンス変動した場合には、直列コイルLと直列コンデン
サCのバランスによって移相が行われる。
荷整合回路5を構成した場合は、通過帯域において共振
状態となって低インピーダンスを呈し、通過損失が最小
に抑えられる。ホイップアンテナ1の入力負荷インピー
ダンス変動した場合には、直列コイルLと直列コンデン
サCのバランスによって移相が行われる。
【0042】
【発明の効果】第1の本発明によれば、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回
路及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信
用ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間
に設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する無線通
信機において、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテ
ナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたので、ホ
イップアンテナに金属物体、人体等が接近してホイップ
アンテナの負荷インピーダンスが大幅に変動した場合に
おいも、送信回路の内部最終段の増幅器の負荷インピー
ダンスを最適状態に保つことができ、ホイップアンテナ
の負荷インピーダンスの変動による送信回路の最終段の
増幅器の出力特性劣化を防止することのできる無線通信
機を得ることができる。
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回
路及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信
用ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間
に設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する無線通
信機において、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテ
ナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたので、ホ
イップアンテナに金属物体、人体等が接近してホイップ
アンテナの負荷インピーダンスが大幅に変動した場合に
おいも、送信回路の内部最終段の増幅器の負荷インピー
ダンスを最適状態に保つことができ、ホイップアンテナ
の負荷インピーダンスの変動による送信回路の最終段の
増幅器の出力特性劣化を防止することのできる無線通信
機を得ることができる。
【0043】第2の本発明によれば、送受信用ホイップ
アンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路
及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用
ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に
設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する携帯電話
機において、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテナ
切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたので、ホイ
ップアンテナに金属物体、人体等が接近してホイップア
ンテナの負荷インピーダンスが大幅に変動した場合にお
いも、送信回路の内部最終段の増幅器の負荷インピーダ
ンスを最適状態に保つことができ、ホイップアンテナの
負荷インピーダンスの変動による送信回路の最終段の増
幅器の出力特性劣化を防止することのできる携帯電話機
を得ることができる。
アンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路
及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用
ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に
設けられたアンテナ切換えスイッチとを有する携帯電話
機において、送信回路の最終段電力増幅器及びアンテナ
切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたので、ホイ
ップアンテナに金属物体、人体等が接近してホイップア
ンテナの負荷インピーダンスが大幅に変動した場合にお
いも、送信回路の内部最終段の増幅器の負荷インピーダ
ンスを最適状態に保つことができ、ホイップアンテナの
負荷インピーダンスの変動による送信回路の最終段の増
幅器の出力特性劣化を防止することのできる携帯電話機
を得ることができる。
【0044】第3の本発明によれば、送受信用ホイップ
アンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路
及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用
ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に
設けられたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を
抑制するために最適化された、アンテナ切換えスイッチ
及び送受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを
有する無線通信機において、送信回路の最終段電力増幅
器及びアンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設
けたので、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ間の干渉抑制最適化と、ホイップアンテ
ナに金属物体や人体等が接近して、ホイップアンテナの
入力負荷インピーダンスが大幅に変動した場合における
送信回路の最終段増幅器の出力負荷インピーダンスの最
適化とを独立して行うことのできる無線通信機を得るこ
とができる。
アンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路
及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用
ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に
設けられたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を
抑制するために最適化された、アンテナ切換えスイッチ
及び送受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを
有する無線通信機において、送信回路の最終段電力増幅
器及びアンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設
けたので、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ間の干渉抑制最適化と、ホイップアンテ
ナに金属物体や人体等が接近して、ホイップアンテナの
入力負荷インピーダンスが大幅に変動した場合における
送信回路の最終段増幅器の出力負荷インピーダンスの最
適化とを独立して行うことのできる無線通信機を得るこ
とができる。
【0045】第4の本発明によれば、送受信用ホイップ
アンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路
及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用
ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に
設けられたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を
抑制するために最適化された、アンテナ切換えスイッチ
及び送受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを
有する携帯電話機において、送信回路の最終段電力増幅
器及びアンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設
けたので、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ間の干渉抑制最適化と、ホイップアンテ
ナに金属物体や人体等が接近して、ホイップアンテナの
入力負荷インピーダンスが大幅に変動した場合における
送信回路の最終段増幅器の出力負荷インピーダンスの最
適化とを独立して行うことのできる携帯電話機を得るこ
とができる。
アンテナ及び受信用ダイバシティアンテナと、送信回路
及び受信回路と、送受信用ホイップアンテナ及び受信用
ダイバシティアンテナ並びに送信回路及び受信回路間に
設けられたアンテナ切換えスイッチと、送受信用ホイッ
プアンテナ及び受信用ダイバシティアンテナ間の干渉を
抑制するために最適化された、アンテナ切換えスイッチ
及び送受信用ホイップアンテナ間に設けた整合回路とを
有する携帯電話機において、送信回路の最終段電力増幅
器及びアンテナ切換えスイッチ間に、負荷整合回路を設
けたので、送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダイバ
シティアンテナ間の干渉抑制最適化と、ホイップアンテ
ナに金属物体や人体等が接近して、ホイップアンテナの
入力負荷インピーダンスが大幅に変動した場合における
送信回路の最終段増幅器の出力負荷インピーダンスの最
適化とを独立して行うことのできる携帯電話機を得るこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態の具体例の無線通信機(携
帯無線機)(携帯電話機)の一例を示すブロック線図で
ある。
帯無線機)(携帯電話機)の一例を示すブロック線図で
ある。
【図2】図1の負荷整合回路に適用して好適は各種移相
器の例を示す回路図である。
器の例を示す回路図である。
【図3】図1の具体例の送信時の動作を示すブロック線
図である。
図である。
【図4】図1の具体例の受信時の動作を示すブロック線
図である。
図である。
【図5】動作説明に供する図1の具体例の一部の回路を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
【図6】図5の具体例の一部の回路の測定点P1におけ
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すスミス
チャート特性図である。
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すスミス
チャート特性図である。
【図7】図5の具体例の一部の回路の測定点P2におけ
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すスミス
チャート特性図である。
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すスミス
チャート特性図である。
【図8】図5の具体例の一部の回路の測定点P3におけ
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すスミス
チャート特性図である。
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すスミス
チャート特性図である。
【図9】図5の具体例の一部の回路の測定点P4におけ
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性及び電力増幅
器の出力歪み特性の等歪み線を示すスミスチャート特性
図である。
るホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f1 <
f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性及び電力増幅
器の出力歪み特性の等歪み線を示すスミスチャート特性
図である。
【図10】従来例の無線通信機(携帯無線機)(携帯電
話機)を示すブロック線図である。
話機)を示すブロック線図である。
【図11】動作説明に供する図10の具体例の一部の回
路を示すブロック線図である。
路を示すブロック線図である。
【図12】図11の従来例の一部の回路の測定点P1に
おけるホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f
1 <f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すス
ミスチャート特性図である。
おけるホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f
1 <f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すス
ミスチャート特性図である。
【図13】図11の従来例の一部の回路の測定点P2に
おけるホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f
1 <f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すス
ミスチャート特性図である。
おけるホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f
1 <f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性を示すス
ミスチャート特性図である。
【図14】図11の従来例の一部の回路の測定点P4に
おけるホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f
1 <f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性及び電力
増幅器の出力歪み特性の等歪み線を示すスミスチャート
特性図である。
おけるホイップアンテナ側の送信周波数f1 〜f2 (f
1 <f2 )間の負荷インピーダンス周波数特性及び電力
増幅器の出力歪み特性の等歪み線を示すスミスチャート
特性図である。
1 ホイップアンテナ、2 ダイバシティ受信用内蔵ア
ンテナ、3 整合回路、4 整合回路、5 負荷整合回
路、、6 アイソレータ、7 電力増幅器、8高周波信
号発生回路、9 受信回路、10 アンテナ切換えスイ
ッチ、111、12、13 オンオフスイッチ、14
携帯無線機匣体。
ンテナ、3 整合回路、4 整合回路、5 負荷整合回
路、、6 アイソレータ、7 電力増幅器、8高周波信
号発生回路、9 受信回路、10 アンテナ切換えスイ
ッチ、111、12、13 オンオフスイッチ、14
携帯無線機匣体。
Claims (4)
- 【請求項1】 送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダ
イバシティアンテナと、送信回路及び受信回路と、上記
送受信用ホイップアンテナ及び上記受信用ダイバシティ
アンテナ並びに上記送信回路及び上記受信回路間に設け
られたアンテナ切換えスイッチとを有する無線通信機に
おいて、 上記送信回路の最終段電力増幅器及び上記アンテナ切換
えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたことを特徴とす
る無線通信機。 - 【請求項2】 送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダ
イバシティアンテナと、送信回路及び受信回路と、上記
送受信用ホイップアンテナ及び上記受信用ダイバシティ
アンテナ並びに上記送信回路及び上記受信回路間に設け
られたアンテナ切換えスイッチとを有する携帯電話機に
おいて、 上記送信回路の最終段電力増幅器及び上記アンテナ切換
えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたことを特徴とす
る携帯電話機。 - 【請求項3】 送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダ
イバシティアンテナと、送信回路及び受信回路と、上記
送受信用ホイップアンテナ及び上記受信用ダイバシティ
アンテナ並びに上記送信回路及び上記受信回路間に設け
られたアンテナ切換えスイッチと、上記送受信用ホイッ
プアンテナ及び上記受信用ダイバシティアンテナ間の干
渉を抑制するために最適化された、上記アンテナ切換え
スイッチ及び上記送受信用ホイップアンテナ間に設けた
整合回路とを有する無線通信機において、 上記送信回路の最終段電力増幅器及び上記アンテナ切換
えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたことを特徴とす
る無線通信機。 - 【請求項4】 送受信用ホイップアンテナ及び受信用ダ
イバシティアンテナと、送信回路及び受信回路と、上記
送受信用ホイップアンテナ及び上記受信用ダイバシティ
アンテナ並びに上記送信回路及び上記受信回路間に設け
られたアンテナ切換えスイッチと、上記送受信用ホイッ
プアンテナ及び上記受信用ダイバシティアンテナ間の干
渉を抑制するために最適化された、上記アンテナ切換え
スイッチ及び上記送受信用ホイップアンテナ間に設けた
整合回路とを有する携帯電話機において、 上記送信回路の最終段電力増幅器及び上記アンテナ切換
えスイッチ間に、負荷整合回路を設けたことを特徴とす
る携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10173703A JP2000013276A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 無線通信機及び携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10173703A JP2000013276A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 無線通信機及び携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000013276A true JP2000013276A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=15965570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10173703A Pending JP2000013276A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 無線通信機及び携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000013276A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001345636A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-14 | Ngk Insulators Ltd | アンテナ装置 |
US6944433B2 (en) | 2000-04-07 | 2005-09-13 | Nec Corporation | Portable telephone apparatus that can attain directivity of antenna which optimizes reception state from base station |
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JP2008516515A (ja) * | 2004-10-11 | 2008-05-15 | アバゴ・テクノロジーズ・ワイヤレス・アイピー(シンガポール)プライベート・リミテッド | 能動分相器を用いたドハティ増幅器 |
JP2015084469A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 株式会社村田製作所 | 高周波回路モジュール |
JP5832702B1 (ja) * | 2014-09-12 | 2015-12-16 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 共振型電力伝送装置 |
WO2019187744A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 株式会社村田製作所 | 高周波モジュール |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP10173703A patent/JP2000013276A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11290134B2 (en) | 2018-03-30 | 2022-03-29 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Radio frequency module |
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