JP2008516515A - 能動分相器を用いたドハティ増幅器 - Google Patents

能動分相器を用いたドハティ増幅器 Download PDF

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Abstract

キャリア増幅器とピーク増幅器とが4分の1波長変成器(λ/4線路)を用いて並列に接続される能動分相器を用いたドハティ増幅器が提供される。該ドハティ増幅器は、能動分相器を備える。該能動分相器は、入力信号を第1のルートと第2のルートとに分割し且つ位相差を補償するための第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを備え、入力信号端子が該第1のトランジスタのエミッタ端子に接続されるベースコモン増幅器と、該入力信号端子が該第2のトランジスタのベース端子に接続されるエミッタコモン増幅器とからなる構造を有する。前記第1のトランジスタのコレクタ端子の出力は、前記第1のルートを形成し、前記第2のトランジスタのコレクタ端子の出力は、前記第2のルートを形成する。前記第1のルートからの信号出力は、前記キャリア増幅器に入力され、前記第2のルートからの信号出力は、バッファ増幅器に入力される。

Description

本発明は、ドハティ増幅器(Doherty amplifier)に関し、特に、ドハティ増幅器の位相を補償するための装置に関する。
ドハティ増幅器は、高電力送信器のための高効率変調法において使用される増幅器のうちの1つであり、B級増幅器とC級増幅器とインピーダンス反転回路との組み合わせによって、効率を主として改善する。
図1は、従来のドハティ増幅器のブロック図である。図1を参照すると、従来のドハティ増幅器は、90°分相器110、キャリア増幅器120、ピーク(又はピーキング)増幅器130、及び4分の1波長変成器140を備える。
ドハティ増幅器は、キャリア増幅器120とピーク増幅器130とを4分の1波長変成器140(λ/4線路)を用いて並列に接続する方法を採用する。負荷としてのピーク増幅器130から出力される電流量は、電力レベルに従って変動する。従って、キャリア増幅器120の負荷インピーダンスを調整することによって、効率が改善される。
90°分相器110において、分相器は、入力信号を2つの信号に分割する。その結果、一方の信号が、キャリア増幅器120に入力され、他方の信号が、ピーク増幅器130に入力される。ピーク増幅器130に入力された信号は、90°だけ遅延させられるため、キャリア増幅器120に入力された信号との遅延時間の差分が補償される。
90°位相補償は理論的には可能であるが、実際の回路においては、回路内に存在する様々な構成要素に起因して、遅延時間が必ずしも正確に90°というわけでないため、実際の差分と等価な位相が、補償されることとなる。
90°分相器110は、主に受動デバイスと共に実装され、3dBのハイブリッドカプラを用いる。
キャリア増幅器120及びピーク増幅器130は、入力整合、駆動端トランジスタ(drive end transistor)、中間段整合、出力端トランジスタ、及び出力整合ネットワークを含む。
しかしながら、受動デバイスからなる90°分相器110は、より低い周波数において実施される大きなサイズの受動デバイスを必要とし、その統合化(集積化)は容易ではない。
[発明の開示]
上記の問題及び/又は他の問題を解決するため、本発明は、能動分相器を用いたドハティ増幅器を提供する。該能動分相器は、能動デバイスによってのみ位相を補償することができ、更には、インダクタL及び/又はコンデンサCを追加することによって位相を細かく補償することができる。
本発明の一態様によれば、キャリア増幅器とピーク増幅器とが4分の1波長変成器(λ/4線路)を用いて並列に接続される能動分相器を用いたドハティ増幅器であって、該ドハティ増幅器は、能動分相器を備え、該能動分相器は、入力信号を第1のルートと第2のルートとに分割し且つ位相差を補償するバッファ増幅器を備え、該バッファ増幅器のベース端子は、入力信号端子に接続され、その結果、該バッファ増幅器のコレクタ端子の出力が該第1のルートを形成し、該バッファ増幅器のエミッタ端子の出力が該第2のルートを形成し、該第1のルートからの信号出力は、前記キャリア増幅器に入力され、該第2のルートからの信号出力は、該バッファ増幅器に入力されることからなる、ドハティ増幅器である。
本発明の別の態様によれば、キャリア増幅器とピーク増幅器とが4分の1波長変成器(λ/4線路)を用いて並列に接続される能動分相器を用いたドハティ増幅器であって、該ドハティ増幅器は、能動分相器を備え、該能動分相器は、入力信号を第1のルートと第2のルートとに分割し且つ位相差を補償するための第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを備え、該第1のトランジスタと該第2のトランジスタとは、差動対構造を有し、該第1のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第1のルートを形成し、該第2のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第2のルートを形成し、該第1のルートからの信号出力は、前記キャリア増幅器に入力され、該第2のルートからの信号出力は、バッファ増幅器に入力されることからなる、ドハティ増幅器である。
本発明の別の態様によれば、キャリア増幅器とピーク増幅器とが4分の1波長変成器(λ/4線路)を用いて並列に接続される能動分相器を用いたドハティ増幅器であって、該ドハティ増幅器は、能動分相器を備え、該能動分相器は、入力信号を第1のルートと第2のルートとに分割し且つ位相差を補償するための第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを備え、入力信号端子が該第1のトランジスタのエミッタ端子に接続されたベースコモン増幅器と、入力信号端子が該第2のトランジスタのベース端子に接続されたエミッタコモン増幅器とによって形成された構造を有し、該第1のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第1のルートを形成し、該第2のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第2のルートを形成し、該第1のルートからの信号出力は、前記キャリア増幅器に入力され、該第2のルートからの信号出力は、該バッファ増幅器に入力されることからなる、ドハティ増幅器である。
[本発明を実施する最良モード]
図2は、本発明の一実施形態による能動分相器を用いたドハティ増幅器のブロック図である。図2を参照すると、能動分相器を用いたドハティ増幅器は、能動分相器210、キャリア増幅器220、ピーク増幅器230、及び4分の1波長変成器240を備える。
能動分相器210は、バッファ増幅器に基づいて形成され、位相補償を実施するためにか所望程度の位相差を生成するために、インダクタL及び/又はコンデンサCを追加することができる。慣例的に、第1段のキャリア増幅器220と、2つか又は3つ以上の増幅段からなるピーク増幅器230との代りに、バッファ増幅器を使用することができる。
バッファ増幅器のみを使用する構成か、又はバッファ増幅器とL及び/又はCとを使用する構成とが、高周波数モノリシックマイクロ波回路(MMIC)が実現可能な構造であり、増幅器のサイズを低減することができる。
能動分相器210は、入力信号を2つの出力信号へと分割し、その結果、第1のルート上の出力信号が、キャリア増幅器220に入力され、第2のルート上のその他の出力信号が、ピーク増幅器230に入力される。ピーク増幅器230に入力される信号が、90°だけ遅延されるため、キャリア増幅器220に対する入力信号との遅延時間の差分が補償される。
代替として(交互に)、能動分相器210によって分割された2つの信号間において、第1のルート上の出力信号をピーク増幅器230に入力することができ、第2のルート上の出力信号をキャリア増幅器230に入力することができる。ここで、能動分相器210は、ピーク増幅器230に入力された信号と、キャリア増幅器220に入力された信号とが、約90°の位相差を有するように設計される。
図3a〜3dは、本発明の一実施形態による能動位相器の回路図である。図3aは、能動デバイスであるトランジスタQ30のみを用いて位相を補償するための単一のデバイス構造を有する回路を示す。トランジスタQ30のコレクタ端子(すなわち第1のルート)及びエミッタ端子(すなわち第2のルート)に対する2つの信号出力間において、第1のルート上の該出力信号は、図2の接点35に接続されて、キャリア増幅器220に入力される一方で、第2のルート上の該出力信号は、図2の接点45に接続されて、ピーク増幅器230に入力される。
代替として(交互に)、第1のルート上の出力信号を接点45に接続してピーク増幅器230に入力することができる一方で、第2のルート上の出力信号を接点35に接続してキャリア増幅器220に入力することができる。
図3bは、能動デバイスであるトランジスタQ30とインダクタL1とコンデンサC1とを用いて位相を補償する回路を示す。回路内において、L1とC1とが、トランジスタQ30のコレクタ端子に接続されているため、より精細な位相補償が可能であるか、又は所望の程度の位相差を生成することができる。必要であれば、L1とC1とのうちの一方だけを使用することができる。
図3cは、精細な位相補償を実施するか又は所望の程度の位相差を生成するために、能動デバイスであるトランジスタQ30のエミッタ端子にインダクタL2とコンデンサC2とが追加されている回路を示す。必要であれば、位相差を補償するために、L1とC1とのうちの一方だけが追加される。
図3dは、能動デバイスであるトランジスタQ30と、L1及びC1と、L2及びC2とを用いて位相を補償するための回路を示す。L1及びC1は、トランジスタQ30のコレクタ端子に接続され、L2及びC2は、トランジスタQ30のエミッタ端子に接続されているため、より精細な位相補償が可能であるか又は、所望の程度の位相差が生成される。
すなわち、トランジスタQ30のコレクタ端子に接続されたL1及びC1は、直列に接点35に接続される一方で、トランジスタQ30のエミッタ端子に接続されたL2及びC2は、直列に接点45に接続される。L1及びC1と、L2及びC2との値を調整することによって、キャリア増幅器220とピーク増幅器230とに入力される信号間の90°の位相差が生成される。
図3b〜3dにおいて、各回路は、能動デバイスであるトランジスタQ30にインダクタ及びコンデンサを接続することによって構成されている。本実施形態において、インダクタとコンデンサとのうちの1つが、基本的に使用される。しかしながら、インダクタとコンデンサとの両方を使用することができるか、或いはインダクタとコンデンサとを更に追加することもできる。
図4a〜4dは、本発明の別の実施形態による能動分相器の回路図である。図4aは、第1のトランジスタQ41と第2のトランジスタQ42とを用いて位相を補償するための差動増幅構造を有する回路を示す。第1のトランジスタQ41のコレクタ端子(すなわち、第1のルート)と、第2のトランジスタQ42のコレクタ端子(すなわち、第2のルート)とに対する2つの信号入力間において、第1のルート上の出力信号は、接点35に接続されて、キャリア増幅器220に入力される一方で、第2のルート上の出力信号は、接点45に接続されて、ピーク増幅器230に入力される。
代替として(交互に)、第1のルート上の出力信号を接点45に接続して、ピーク増幅器230に入力することができる一方で、第2のルート上の出力信号を接点35に接続して、キャリア増幅器220に入力することができる。
図4bは、より精細な位相補償が実施されるか又は所望の程度の位相差が生成されるように、インダクタL1とコンデンサC1とが、第1のトランジスタQ41のコレクタ端子のみに接続されている回路を示す。
図4cは、より精細な位相補償が実施されるか又は所望の程度の位相差が生成されるように、インダクタL2とコンデンサC2とが、第2のトランジスタQ42のコレクタ端子のみに接続されている回路を示す。
図4dは、より精細な位相補償が実施されるか又は所望の程度の位相差が生成されるように、L1とC1とが、第1のトランジスタQ41のコレクタ端子に接続され、L2とC2とが、第2のトランジスタQ42のコレクタ端子に接続されている回路を示す。
すなわち、第1のトランジスタQ41のコレクタ端子に接続されたL1とC1とが、直列に接点35に接続される一方で、第2のトランジスタQ42のエミッタ端子に接続されたL2とC2とが、直列に接点45に接続される。L1及びC1と、L2及びC2との値を調整することによって、キャリア増幅器220とピーク増幅器230とに入力される信号間において90°の位相差が生成される。
図4b〜4dにおいて、各回路は、能動デバイスであるトランジスタQ41及び/又はQ42にインダクタ及びコンデンサを接続することによって構成されている。本実施形態において、インダクタとコンデンサとのうちの1つが、基本的に使用される。しかしながら、インダクタとコンデンサとの両方を使用することができるか、或いはインダクタとコンデンサとを更に追加することもできる。
図5a〜5dは、本発明の更に別の実施形態による能動分相器の回路図である。図5aは、コモンベースCB/コモンエミッタCE構造を有する回路を示す。該回路内において、入力信号端子10と第1のトランジスタQ51のエミッタ端子とが接続されているベースコモン増幅器の第1のルート上の出力信号は、接点35に接続されて、キャリア増幅器220に入力される。入力信号端子10と第2のトランジスタQ52のベース端子とが接続されているエミッタコモン増幅器の第2のルート上の出力信号は、接点45に接続されて、ピーク増幅器220に入力される。
第1のルート上の出力信号が接点45に接続されてピーク増幅器230に入力され、且つ、第2のルート上の出力信号が接点35に接続されてキャリア増幅器220に入力されるように回路を設計することもできる。
能動デバイスのみによって位相差が十分に生成されない時か、又はより正確に位相差を補償するために、図5bにおいて示されるように、インダクタL1及び/又はコンデンサC1を、入力信号端子10と第1のトランジスタQ51のエミッタ端子との間のみに接続することができる。
更にまた、能動デバイスのみによって位相差が十分に生成されない時か、又はより正確に位相差を補償するために、図5cにおいて示されるように、インダクタL2及び/又はコンデンサC2を、入力信号端子10と第2のトランジスタQ52のベース端子との間のみに接続することができる。
図5dは、L1及び/又はC1が、入力信号端子10と第1のトランジスタQ51のエミッタ端子との間に接続され、L2及び/又はC2が、入力信号端子10と第2のトランジスタQ52のベース端子との間に接続されている回路を示す。この結果、より精細な位相差が生成されるか、又は回路設計者が望むほどに多くの位相差が生成されることとなる。
L1及び/又はC1は、入力信号端子10と第1のトランジスタQ51のエミッタ端子との間に直列に接続され、そして接点35へと接続され、L2及び/又はC2は、入力信号端子10と第2のトランジスタQ52のベース端子との間に直列に接続され、そして接点45へと接続される。
L1及びC1と、L2及びC2との値を調整することによって、キャリア増幅器220とピーク増幅器230とに入力された信号間において90°の位相差が生成される。
図5b〜図5dにおいて、各回路は、能動デバイスであるトランジスタQ51及び/又はQ52にインダクタ及びコンデンサを接続することによって構成されている。本実施形態において、インダクタとコンデンサとのうちの1つが、基本的に使用される。しかしながら、インダクタとコンデンサとの両方を使用することができるか、或いはインダクタとコンデンサとを更に追加することもできる。
本発明が、その好適実施形態に関して具体的に図示され且つ説明されてきたが、添付の特許請求によって画定された本発明の原理と範囲とを逸脱すること無く、形態及び詳細部における様々な改変を行うことができることが、当業者であれば理解されよう。
[工業適用可能性]
上述のように、本発明に従って、能動デバイスを用いて位相補償回路が作られるため、該位相補償回路によってとられるサイズが、著しく低減されることから、該位相補償回路を、高周波数モノリシックマイクロ波回路(MMIC)内に統合(集積)することができる。更にまた、位相補償回路を構成する能動デバイスは、第1段のキャリア増幅器とピーク増幅器とを置き換えることもでき、該キャリア増幅器と該ピーク増幅器とは、容易に設計されることが可能である。
従来のドハティ増幅器のブロック図である。 本発明の一実施形態による能動分相器を用いたドハティ増幅器のブロック図である。 本発明の一実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の一実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の一実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の一実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の別の実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の別の実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の別の実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の別の実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の更に別の実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の更に別の実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の更に別の実施形態による能動分相器の回路図である。 本発明の更に別の実施形態による能動分相器の回路図である。

Claims (12)

  1. キャリア増幅器とピーク増幅器とが4分の1波長変成器(λ/4線路)を用いて並列に接続される能動分相器を用いたドハティ増幅器であって、能動分相器を備え、
    前記能動分相器は、入力信号を第1のルートと第2のルートとに分割し且つ位相差を補償するバッファ増幅器を備え、該バッファ増幅器のベース端子は、入力信号端子に接続され、その結果、該バッファ増幅器のコレクタ端子の出力が該第1のルートを形成し、該バッファ増幅器のエミッタ端子の出力が該第2のルートを形成し、該第1のルートからの信号出力は、前記キャリア増幅器に入力され、該第2のルートからの信号出力は、該バッファ増幅器に入力されることからなる、ドハティ増幅器。
  2. 前記バッファ増幅器が利得を有するため、前記能動分相器は、第1段の各々の前記キャリア増幅器と前記ピーク増幅器とを置き換える、請求項1に記載のドハティ増幅器。
  3. インダクタL及び/又はコンデンサCとが、前記バッファ増幅器の前記コレクタ端子と前記エミッタ端子とのうちの少なくとも1つに接続され、位相差が、該インダクタL及び/又は該コンデンサCを調整することによって補償されることからなる、請求項1に記載のドハティ増幅器。
  4. 前記能動分相器において、前記第1のルートの出力信号と、前記第2のルートの出力信号とが、前記キャリア増幅器及び前記ピーク増幅器の入力として使用されるために切り換えられる、請求項1に記載のドハティ増幅器。
  5. キャリア増幅器とピーク増幅器とが4分の1波長変成器(λ/4線路)を用いて並列に接続される能動分相器を用いたドハティ増幅器であって、能動分相器を備え、
    前記能動分相器は、入力信号を第1のルートと第2のルートとに分割し且つ位相差を補償するための第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを備え、該第1のトランジスタと該第2のトランジスタとは、差動対構造を有し、該第1のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第1のルートを形成し、該第2のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第2のルートを形成し、該第1のルートからの信号出力は、前記キャリア増幅器に入力され、該第2のルートからの信号出力は、バッファ増幅器に入力されることからなる、ドハティ増幅器。
  6. 差動対構造を有する前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタが利得を有するため、前記能動分相器は、第1段の各々の前記キャリア増幅器と前記ピーク増幅器とを置き換える、請求項5に記載のドハティ増幅器。
  7. インダクタL及び/又はコンデンサCとが、前記第1のトランジスタの前記コレクタ端子と前記第2のトランジスタの前記エミッタ端子とのうちの少なくとも1つに接続され、位相差が、前記インダクタL及び/又は前記コンデンサCを調整することによって補償されることからなる、請求項5に記載のドハティ増幅器。
  8. 前記能動分相器において、前記第1のルートの出力信号と、前記第2のルートの出力信号とが、前記キャリア増幅器及び前記ピーク増幅器の入力として使用されるために切り換えられる、請求項5に記載のドハティ増幅器。
  9. キャリア増幅器とピーク増幅器とが4分の1波長変成器(λ/4線路)を用いて並列に接続される能動分相器を用いたドハティ増幅器であって、能動分相器を備え、
    前記能動分相器は、入力信号を第1のルートと第2のルートとに分割し且つ位相差を補償するための第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを備え、入力信号端子が該第1のトランジスタのエミッタ端子に接続されるベースコモン増幅器と、該入力信号端子が該第2のトランジスタのベース端子に接続されるエミッタコモン増幅器とからなる構造を有し、該第1のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第1のルートを形成し、該第2のトランジスタのコレクタ端子の出力は、該第2のルートを形成し、該第1のルートからの信号出力は、前記キャリア増幅器に入力され、該第2のルートからの信号出力は、バッファ増幅器に入力されることからなる、ドハティ増幅器。
  10. ベースコモン及びエミッタコモン増幅器構造を有する前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタが利得を有するため、前記能動分相器は、第1段の各々の前記キャリア増幅器と前記ピーク増幅器とを置き換える、請求項9に記載のドハティ増幅器。
  11. インダクタL及び/又はコンデンサCとが、前記入力信号端子と前記第1のトランジスタの前記エミッタ端子との間の部分と、前記入力信号端子と前記第2のトランジスタの前記ベース端子との間の部分とのうちの少なくとも1つに接続され、位相差が、前記インダクタL及び/又は前記コンデンサCを調整することによって補償されることからなる、請求項9に記載のドハティ増幅器。
  12. 前記能動分相器において、前記第1のルートの出力信号と、前記第2のルートの出力信号とが、前記キャリア増幅器及び前記ピーク増幅器の入力として使用されるために切り換えられる、請求項9に記載のドハティ増幅器。
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